JP7261384B2 - 断熱ボード用積層シート、断熱ボード、構造物及び機械器具 - Google Patents

断熱ボード用積層シート、断熱ボード、構造物及び機械器具 Download PDF

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Description

本実施の形態は、断熱ボード用積層シート、断熱ボード、構造物及び機械器具に関する。
従来より、例えば住宅等の建築物には、断熱性を高めるために発泡断熱材を含む断熱ボードが用いられている。このような断熱ボードは可燃性を有するため、例えば発泡断熱材に難燃剤を添加することにより、断熱ボードの難燃性を高めている(例えば、特許文献1参照)。また、熱線反射を促進するために、発泡断熱材の表面及び裏面にそれぞれアルミニウム箔等の面材を貼り合わせた断熱ボードも存在する。
特開2018-9120号公報
ところで、断熱ボードは、燃焼試験の一つであるISO5660に準拠したコーンカロリーメーター試験を用いた発熱性評価試験にて、不燃認定取得可能要件を満たすことが要求されている。しかしながら、発泡断熱材の表面及び裏面に面材を貼り合わせた断熱ボードの場合、発泡断熱材の燃焼時に発生するガスが、面材と発泡断熱材との間に滞留し、断熱ボードが膨らむ場合がある。とりわけ、近年、断熱性をより高めるために断熱ボードの厚みを増やすことが検討されている。この場合、発泡断熱材の体積が増加することに伴って、燃焼試験時に発泡断熱材から発生するガスも増加し、上述した断熱ボードの膨張がより顕著になるおそれがある。
本開示は、燃焼試験時に発泡断熱材から発生するガスを断熱ボードから逃がしやすくすることが可能な、断熱ボード用積層シート、断熱ボード、構造物及び機械器具を提供する。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートは、断熱ボード用積層シートであって、金属層と、前記金属層に設けられたシーラント層と、を備え、前記シーラント層は、平面視で複数の線状部又は複数のドット状部を含む。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記シーラント層は、平面視で互いに平行に配置された複数の直線部を含んでもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記シーラント層は、平面視で格子点状に配置された複数のドット状部を含んでもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記シーラント層は、平面視で千鳥状に配置された複数のドット状部を含んでもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記シーラント層は、平面視で複数の波線部を含んでもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記シーラント層は、前記金属層側に位置する基部を含み、前記複数の線状部又は複数のドット状部は、前記基部から突出してもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記金属層と前記シーラント層との間に、プライマー層又はフィルム層が設けられていてもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記複数の線状部又は複数のドット状部は、断面視で、それぞれ前記金属層側の部分の幅よりも前記金属層の反対側の部分の幅の方が狭くてもよい。
本実施の形態による断熱ボード用積層シートにおいて、前記金属層のうち、平面視で少なくとも前記線状部又は前記ドット状部と重ならない位置に、開口が形成されていてもよい。
本実施の形態による断熱ボードは、発泡断熱材と、前記発泡断熱材に設けられた前記断熱ボード用積層シートと、を備え、前記シーラント層が前記発泡断熱材に接着されている。
本実施の形態による構造物は、前記断熱ボードを備えている。
本実施の形態による機械器具は、前記断熱ボードを備えている。
本実施の形態によれば、燃焼試験時に発泡断熱材から発生するガスを断熱ボードから逃がしやすくすることができる。
図1は、一実施の形態による断熱ボード用積層シートを示す斜視図である。 図2は、一実施の形態による断熱ボード用積層シートを示す平面図である。 図3は、一実施の形態による断熱ボード用積層シートを示す断面図(図2のIII-III線断面図)である。 図4は、一実施の形態による断熱ボードを示す斜視図である。 図5は、一実施の形態による断熱ボードを示す断面図である。 図6は、一実施の形態による構造物を示す斜視図である。 図7は、断熱ボード用積層シートの製造工程の一部を示す斜視図である。 図8は、断熱ボードの製造方法を示す正面図である。 図9(a)(b)は、第1の変形例による断熱ボード用積層シートを示す平面図である。 図10(a)(b)は、第2の変形例による断熱ボード用積層シートを示す平面図である。 図11は、第3の変形例による断熱ボード用積層シートを示す平面図である。 図12は、第4の変形例による断熱ボード用積層シートを示す断面図である。 図13は、第5の変形例による断熱ボード用積層シートを示す断面図である。 図14は、第6の変形例による断熱ボード用積層シートを示す断面図である。 図15は、第7の変形例による断熱ボード用積層シートを示す断面図である。 図16(a)(b)は、第8の変形例による断熱ボード用積層シートを示す平面図である。 図17は、第9の変形例による断熱ボードを示す断面図である。
以下、図面を参照しながら一実施の形態について説明する。以下に示す各図は、模式的に示したものである。そのため、各部の大きさ、形状は理解を容易にするために、適宜誇張している。また、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、以下に示す各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名は、実施の形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含むものとする。また、本明細書において、「平面視」とは、対象となる板状の部材の主たる面に直交する法線方向から見た状態を指す。
(断熱ボード用積層シートの構成)
本実施の形態による断熱ボード用積層シートの構成について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態による断熱ボード用積層シートを示す斜視図であり、図2は、本実施の形態による断熱ボード用積層シートを示す平面図であり、図3は、断熱ボード用積層シートを示す断面図である。
本実施の形態による断熱ボード用積層シート(面材)10は、後述するように、発泡断熱材51に設けられ、断熱ボード50を作製するために用いられる。図1乃至図3に示すように、本実施の形態による断熱ボード用積層シート10は、金属層11と、金属層11に設けられたシーラント層20と、を備えている。このうちシーラント層20は、それぞれ平面視で線状に延びる複数の線状部21を含んでいる。断熱ボード用積層シート10は、全体として平面視で略長方形形状を有しているが、これに限らず、平面視多角形形状、平面視円形形状等としても良い。
金属層11は、後述する断熱ボード50の一対の主面にそれぞれ設けられるものであり、断熱ボード50に対して熱線反射機能を付与する層である。金属層11は、平面視で断熱ボード用積層シート10の全体にわたって形成されている。金属層11は、近赤外又は赤外領域の光を反射する熱線反射性をもつ金属材料であれば特に限定されない。具体的には、金属層11として、アルミニウム、マグネシウム、銀、銅又はチタンを含む材料を用いることができる。とりわけ、金属層11として、アルミニウム箔が用いられることが好ましい。金属層11の平面形状は、後述する発泡断熱材51の平面形状と同一としても良い。また、金属層11の厚みT1(図3)は、1μm以上200μm以下の範囲としても良い。
シーラント層20は、金属層11を後述する発泡断熱材51に接着するための層であり、断熱ボード用積層シート10のうち発泡断熱材51側を向く面に形成される。金属層11と発泡断熱材51とのシール性を確保するため、シーラント層20は、金属層11の略全域にわたって設けられていることが好ましい。シーラント層20としては、加熱によって溶融し相互に融着し得るヒートシール性を有し、押出機等により溶融押出して形成する熱可塑性樹脂を用いることができる。このような熱可塑性樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、メタロセン触媒を利用して重合したエチレン・αオレフィンとの共重合体樹脂、エチレン・ポリプロピレン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸エチル共重合体樹脂、エチレン・メタクリル酸共重合体樹脂、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体樹脂、エチレン・マレイン酸共重合体樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン樹脂に不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物、エステル単量体をグラフト重合、または、共重合した樹脂、無水マレイン酸をポリオレフィン樹脂にグラフト変性した樹脂等を一種ないしそれ以上を組合せて使用することができる。またシーラント層20としては、パターン加工適正のあるホットメルト系樹脂を用いることができる。例えば、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレンのオレフィン系樹脂、ゴム系樹脂、ポリアミド系(ナイロン)樹脂、ポリウレタン系樹脂などが挙げられる。
本実施の形態において、シーラント層20は、平面視でストライプ状に形成されている。すなわちシーラント層20は、平面視で互いに平行に配置された複数の線状部21を含んでいる。この場合、複数の線状部21は、互いに平行に配置された複数の直線部22から構成されている。図3に示すように、直線部22の幅W1(直線部22の長手方向に垂直な方向の距離)は、0.1mm以上10mm以下の範囲としても良い。直線部22の幅W1を0.1mm以上とすることにより、直線部22と金属層11との密着性を確保することができる。また直線部22の幅W1を10mm以下とすることにより、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がすための溝部23の幅を確保することができる。また、直線部22の高さH1(金属層11からの高さ)は、1μm以上100μm以下の範囲としても良い。直線部22の高さH1を1μm以上とすることにより、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がすための溝部23の高さを確保することができる。また直線部22の高さH1を100μm以下とすることにより、シーラント層20の体積を減らし、断熱ボード50の燃焼時にシーラント層20から発生するガスの量を減らすことや不燃特性の低下を抑制することができる。直線部22の幅W1及び高さH1は、直線部22の長手方向に均一となっている。この場合、直線部22の天面(金属層11の反対側の面)は平坦面からなっているが、これに限らず、直線部22の天面を粗面加工又はエンボス加工することにより、シーラント層20と発泡断熱材51との密着性を高めても良い。
互いに隣接する直線部22と直線部22との間には、平面視で直線状の溝部(ガス流路)23が形成されている。溝部23にはシーラント層20を構成する樹脂が存在せず、金属層11が露出している。この溝部23は、後述するように、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がす役割を果たす。このため、溝部23は、断熱ボード用積層シート10の周縁部まで延びていることが好ましい。図3に示すように、溝部23の幅W2(溝部23の長手方向に垂直な方向の距離)は、1mm以上50mm以下の範囲としても良い。溝部23の幅W2を1mm以上とすることにより、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がしやすくすることができる。また溝部23の幅W2を50mm以下とすることにより、直線部22と金属層11との密着性を確保することができる。溝部23の幅W2は、溝部23の長手方向に均一となっている。
(断熱ボードの構成)
次に、本実施の形態による断熱ボードの構成について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施の形態による断熱ボードを示す斜視図であり、図5は、本実施の形態による断熱ボードを示す平面図である。
図4及び図5に示すように、本実施の形態による断熱ボード50は、発泡断熱材51と、発泡断熱材51に設けられた断熱ボード用積層シート10とを備えている。断熱ボード50は、平面視で略長方形形状を有しているが、これに限らず、平面視多角形形状、平面視円形形状等としても良い。また、断熱ボード50の全体の厚みT2(図5)は、10mm以上500mm以下の範囲としても良い。
発泡断熱材51は、断熱性をもつ剛性材料からなり、断熱ボード50の厚み方向中央部分に位置している。発泡断熱材51は、平面視で略長方形形状を有しているが、これに限らず、平面視多角形形状、平面視円形形状等としても良い。発泡断熱材51は、例えば、硬質発泡ポリウレタン樹脂から構成されても良い。硬質発泡ポリウレタン樹脂は、少なくともポリオール化合物を含む第1原料とイソシアネートを含む第2原料とから作製される。ポリオール化合物としては、特に限定されるものではなく、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルエステルポリオールを一種ないしそれ以上を組合せて使用することができる。イソシアネートとしては、イソシアネート基を2以上有する脂肪族系または芳香族系ポリイソシアネート、それらの混合物、及びそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネートを使用することができる。このほか、発泡断熱材51を作製するための原料には、発泡剤、触媒、添加剤及び難燃剤を含んでも良い。この発泡断熱材51の厚みT3(図5)は、5mm以上495mm以下の範囲としても良い。
断熱ボード用積層シート10としては、例えば図1乃至図3に示すものが用いられる。断熱ボード用積層シート10は、発泡断熱材51の一対の主たる面の両方に設けられており、一対の断熱ボード用積層シート10によって発泡断熱材51が挟まれている。各断熱ボード用積層シート10において、それぞれシーラント層20が内側(発泡断熱材51側)を向き、金属層11が外側(発泡断熱材51の反対側)を向いている。また、各断熱ボード用積層シート10のシーラント層20の一部が溶融することにより、各断熱ボード用積層シート10が発泡断熱材51に接着されている。なお、断熱ボード用積層シート10は、発泡断熱材51の一対の主たる面の片面のみに設けられていても良い。この場合、発泡断熱材51の他方の面は、発泡断熱材51が剥き出しとなっていても良く、発泡断熱材51にガラス、プラスチック、紙、樹脂含侵紙、コート紙等の他の層またはフィルムが設けられていても良い。
上述した断熱ボード50は、例えば断熱性を必要とする構造物又は機械器具の壁面や天井等に取り付けられて使用される。このような構造物又は機械器具としては、例えば住宅、ビル又は倉庫等の建築物、乗用車・保冷車等の自動車又は冷蔵船等の船舶等の輸送用機械器具、又は自動販売機等の固定構造物が挙げられる。図6において、一例として、断熱ボード50が住宅からなる建築物80に取り付けられている場合を示している。本実施の形態において、このような断熱ボード50を備えた構造物又は機械器具も提供する。なお、構造物又は機械器具に取り付けられた状態において、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20の溝部23は、鉛直方向に平行に配置されることが好ましい。
(断熱ボード用積層シートの製造方法)
次に、図7を参照して、本実施の形態による断熱ボード用積層シート10の製造方法について説明する。図7は、本実施の形態による断熱ボード用積層シート10の製造工程の一部を示す概略斜視図である。
まず、例えばロール状に巻き取られたアルミニウム箔等の金属層11を準備し、この金属層11をロールから巻き出して供給する。続いて、図7に示すように、金属層11の主たる面のうちの一方に、シーラント層20を構成する熱可塑性合成樹脂を溶融押出する。これにより、金属層11上に、平面視で互いに平行に配置されたストライプ状の複数の線状部21を形成する。この場合、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、押出機としてのTダイ61の先端に位置する複数のノズルから溶融押出しされることによって形成される。Tダイ61の複数のノズルは、金属層11の供給方向(図7の矢印方向)に直交する方向に一列に多数設けられている。また、線状部21(直線部22)間に形成される複数の溝部23からは、金属層11が露出している。その後、断熱ボード用積層シート10は、図示しない巻取機により巻き取られる。このようにして、金属層11と、金属層11上に設けられたシーラント層20とを有する断熱ボード用積層シート10が製造される。
(断熱ボードの製造方法)
次に、図8を参照して、本実施の形態による断熱ボード50の製造方法について説明する。図8は、本実施の形態による断熱ボード50の製造工程の一部を示す概略正面図である。
まず、図8に示すように、表面側の断熱ボード用積層シート10を巻き取った第1ロール62と、裏面側の断熱ボード用積層シート10を巻き取った第2ロール63とを準備する。次に、第2ロール63から裏面側の断熱ボード用積層シート10を巻き出す。このとき、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20が上方を向くように巻き出される。このように裏面側の断熱ボード用積層シート10を連続的に搬送しながら、裏面側の断熱ボード用積層シート10上に発泡断熱材51を形成する。この間、例えば少なくともポリオール化合物を含む第1原料とイソシアネートを含む第2原料とを発泡機64で混合し、この混合された液を発泡機64から裏面側の断熱ボード用積層シート10上に吐出する。この発泡機64からの液は、裏面側の断熱ボード用積層シート10上で発泡及び硬化し、これにより発泡断熱材51が形成される。
また、第2ロール63から表面側の断熱ボード用積層シート10を巻き出す。このとき、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20が下方を向いている。この表面側の断熱ボード用積層シート10は、連続的に搬送されながら、発泡断熱材51上に配置される。続いて、表面側の断熱ボード用積層シート10と裏面側の断熱ボード用積層シート10とは、ダブルコンベア65により、それぞれ発泡断熱材51に接触した状態で加熱される。これにより、各断熱ボード用積層シート10のシーラント層20が部分的に溶融し、それぞれ発泡断熱材51に接着される。
その後、断熱ボード用積層シート10及び発泡断熱材51は、裁断機66によって所定の大きさに裁断され、断熱ボード50が得られる。
なお、上記においては、発泡断熱材51用の原料を発泡及び硬化させて発泡断熱材51を作製する工程と、発泡断熱材51に断熱ボード用積層シート10を接着する工程とが連続して行われる場合を例にとって説明した。しかしながら、これに限られるものではない。まず、発泡断熱材51用の原料を発泡及び硬化させて所定の厚みを有するブロック状の発泡断熱材51を作製し、その後、発泡断熱材51の表裏にそれぞれ断熱ボード用積層シート10を接着しても良い。
(本実施の形態の作用)
次に、本実施の形態による断熱ボード50の作用について述べる。
本実施の形態による断熱ボード50に対して、燃焼試験の一つであるISO5660に準拠したコーンカロリーメーター試験を用いた発熱性評価試験が実施される。コーンカロリーメーターは、10cm×10cmの試験体をコーン型ヒーターで加熱し、発生ガス中の酸素濃度を測定する機械である。このコーンカロリーメーター試験によれば、燃焼性の評価として、総発熱量、最高発熱速度、着火から消炎までの燃焼時間、重量保持率(試験前の重量を基準とした試験終了後の重量割合%)等を測定することができる。断熱ボード50を用いてこのような燃焼試験を行った場合、発泡断熱材51の燃焼時に発生するガスが、断熱ボード用積層シート10と発泡断熱材51との間に生じ、このガスの量が大量であると、断熱ボード50が膨らむことが考えられる。
これに対して本実施の形態によれば、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、平面視で複数の線状部21(直線部22)を有しており、線状部21と線状部21との間には、直線状の溝部23が形成されている。これにより、燃焼試験時に発泡断熱材51の燃焼によって発生するガスが、溝部23の長手方向に沿って誘導され、断熱ボード50から外方に逃がされる。この結果、発泡断熱材51と断熱ボード用積層シート10との間に発泡断熱材51の燃焼によるガスが滞留することを抑え、断熱ボード50の膨張を抑制することができる。とりわけ、断熱性をより高めるために発泡断熱材51の厚みを増加させ、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスが増加した場合であっても、断熱ボード50の膨張を抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、シーラント層20が平面視で複数の線状部21を含むため、シーラント層20を構成する樹脂が発泡断熱材51の全面に形成されている場合よりもシーラント層20の体積を減らすことができる。これにより、断熱ボード50の燃焼時にシーラント層20から発生するガスの量を減らすことができる。
また、本実施の形態によれば、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、平面視で互いに平行に配置された複数の直線部22を含む。これにより、断熱ボード50の燃焼時にシーラント層20から発生するガスを1つの方向(直線部22の長手方向)に誘導し、効率良くガスを逃がすことができる。また、例えばTダイ61(図7)を用いて、金属層11上にシーラント層20を効率良く作製することができる。
(変形例)
次に、図9乃至図17を参照して、断熱ボード用積層シート及び断熱ボードの各変形例について説明する。図9乃至図17は、各変形例による断熱ボード用積層シート又は断熱ボードを示す図である。図9乃至図17において、図1乃至図8に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
(第1の変形例)
図9(a)(b)に示すように、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、平面視で格子点状に配置された複数のドット状部24を有していても良い。この場合、断熱ボード用積層シート10は、金属層11と、金属層11上に突設された複数のドット状部24を含むシーラント層20とを有する。各ドット状部24は、金属層11上に島状に点在しており、他のドット状部24から水平方向に互いに離間して配置されている。各ドット状部24は平面視四角形状であっても良く(図9(a))、平面視円形状であっても良い(図9(b))。また、互いに隣接するドット状部24とドット状部24との間には、格子状の溝部(ガス流路)23が形成されている。溝部23にはシーラント層20を構成する樹脂が存在せず、金属層11が露出している。この溝部23は、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がす役割を果たす。本変形例によれば、燃焼試験時に、発泡断熱材51から発生するガスを格子状の溝部23を通じて縦横両方向に逃がすことができるので、ガスをより効率良く逃がすことができ、断熱ボード50の膨張を抑制することができる。
(第2の変形例)
図10(a)(b)に示すように、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、平面視で千鳥状に配置された複数のドット状部24を有していても良い。この場合、断熱ボード用積層シート10は、金属層11と、金属層11上に突設された複数のドット状部24を含むシーラント層20とを有する。各ドット状部24は、金属層11上に島状に点在しており、他のドット状部24から水平方向に互いに離間して配置されている。各ドット状部24は平面視四角形状であっても良く(図10(a))、平面視円形状であっても良い(図10(b))。互いに隣接するドット状部24とドット状部24との間には、溝部(ガス流路)23が形成されている。溝部23にはシーラント層20を構成する樹脂が存在せず、金属層11が露出している。この溝部23は、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がす役割を果たす。本変形例によれば、燃焼試験時に、発泡断熱材51から発生するガスを格子状の溝部23を通じて縦横両方向に逃がすことができるので、ガスをより効率良く逃がすことができ、断熱ボード50の膨張を抑制することができる。また、本変形例によれば、断熱ボード用積層シート10をロール状に巻き取った際(図10)、シーラント層20が存在する部分がロールの幅方向に分散されるので、ロールの取り扱いを容易にすることができる。
(第3の変形例)
図11に示すように、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、平面視で複数の波線部25(線状部21)を有していても良い。すなわち、断熱ボード用積層シート10は、金属層11と、金属層11上に突設された複数の波線部25を含むシーラント層20とを有する。複数の波線部25は、互いに平行かつ離間して配置されている。また、互いに隣接する波線部25と波線部25との間には、平面視で波線状の溝部(ガス流路)23が形成されている。溝部23にはシーラント層20を構成する樹脂が存在せず、金属層11が露出している。この溝部23は、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスを逃がす役割を果たす。本変形例によれば、燃焼試験時に、発泡断熱材51から発生するガスを、溝部23を通じて逃がすことができるので、ガスをより効率良く逃がすことができ、断熱ボード50の膨張を抑制することができる。また、本変形例によれば、断熱ボード用積層シート10をロール状に巻き取った際(図11)、シーラント層20が存在する部分がロールの幅方向に分散されるので、ロールの取り扱いを容易にすることができる。
(第4の変形例)
図12に示すように、断熱ボード用積層シート10のシーラント層20は、金属層11側に位置する基部26を含んでいても良い。基部26は、金属層11の略全面にわたって設けられている。また、複数の線状部21は、基部26から金属層11の反対側に向けて突出している。基部26と線状部21とは、同一の材料により一体に形成されている。互いに隣接する線状部21と線状部21との間には、溝部(ガス流路)23が形成されている。溝部23の底面には基部26が存在しており、基部26によって金属層11の全面が覆われている。本変形例によれば、シーラント層20の基部26により、シーラント層20と金属層11との密着性や、シーラント層20と発泡断熱材51との密着性を高めることができる。なお、線状部21に代えて、ドット状部24(図9及び図10)を用いても良い。また、金属層11とシーラント層20の密着性を確保するために、これらの間にプライマー層を挿入してもよい。
(第5の変形例)
図13に示すように、断熱ボード用積層シート10の金属層11とシーラント層20との間に、フィルム層31が設けられていても良い。この断熱ボード用積層シート10は、まずフィルム層31上に複数の線状部21を含むシーラント層20を形成し、その後、接着剤32を用いてフィルム層31を金属層11に貼り合わせることにより、作製することができる。フィルム層31としては、ポリエチレンテレフタレート、又はナイロン等を用いることができる。また、フィルム層31の厚みは、5μm以上150μm以下の範囲としても良い。フィルム層31の厚みを5μm以上とすることにより、断熱ボード用積層シート10の強度を確保することができる。またフィルム層31の厚みが150μm以上になると、断熱ボード用積層シート10の不燃特性が低下する恐れがある。本変形例によれば、予めフィルム層31とシーラント層20との積層体を準備しておくことにより、積層体を適宜金属層11に貼着し、断熱ボード用積層シート10を作製することができる。なお、線状部21に代えて、ドット状部24(図9及び図10)を用いても良い。また、フィルム層31とシーラント層20の密着性を確保するために、これらの間にプライマー層を挿入してもよい。
(第6の変形例)
図14に示すように、断熱ボード用積層シート10の金属層11とシーラント層20との間に、プライマー層33が設けられていても良い。プライマー層33は、金属層11上にアンカーコーティング剤を使用して、例えば、グラビアコート、ロールコート等の通常のコーティング法でコーティングすることにより形成することができる。アンカーコーティング剤としては、例えば、有機チタン系アンカーコーティング剤、イソシアネート系アンカーコーティング剤、ポリエチレンイミン系アンカーコーティング剤、ポリブタジェン系アンカーコーティング剤等を使用することができる。プライマー層33の厚みは、1μm以上50μm以下の範囲としても良い。本変形例によれば、プライマー層33により金属層11とシーラント層20との接着強度を増加することができる。
(第7の変形例)
図15に示すように、断熱ボード用積層シート10の複数の線状部21は、断面視で、それぞれ金属層11側の部分の幅よりも金属層11の反対側の部分の幅の方が狭くなっていても良い。この場合、線状部21の断面は略台形形状となっている。互いに隣接する線状部21と線状部21との間には、溝部(ガス流路)23が形成されている。溝部23は、断面視で、それぞれ金属層11側の部分の幅よりも金属層11の反対側の部分の幅が広くなっている。本変形例によれば、溝部23のうち発泡断熱材51側の領域を広くすることにより、シーラント層20と発泡断熱材51とを接着する際、溶解したシーラント層20によって溝部23のうち発泡断熱材51側を被覆しないようにし、燃焼試験時に発泡断熱材51から発生するガスの通路を確保することができる。なお、線状部21に代えて、ドット状部24(図9及び図10)を用いても良い。また、金属層11とシーラント層20の密着性を確保するために、これらの間にプライマー層を挿入してもよい。
(第8の変形例)
図16(a)(b)に示すように、断熱ボード用積層シート10の金属層11のうち、平面視で少なくとも線状部21と重ならない位置に、開口16が形成されていても良い。この場合、金属層11には複数の開口16が形成され、これら複数の開口16は、金属層11の面内に均一な間隔を空けて配置されている。あるいは、複数の開口16は不均一に配置されていても良い。例えば複数の開口16は、燃焼試験時にガスが抜けにくい場所である金属層11の中心がより密となるように配置しても良い。また、各開口16は、平面視四角形状であり、金属層11を厚み方向に貫通している。なお、複数の開口16が格子点状に配置され、各開口16が平面視で溝部(ガス流路)23と線状部21とに跨がって形成されていても良い(図16(a))。あるいは、複数の開口16が千鳥状に配置され、各開口16が平面視で互いに隣接する線状部21間に跨がって形成されていても良い(図16(b))。本変形例によれば、燃焼試験時に、発泡断熱材51から発生するガスを溝部23だけでなく各開口16を通じて逃がすことができるので、ガスをより効率良く逃がすことができ、断熱ボード50の膨張を抑制することができる。なお、線状部21に代えて、ドット状部24(図9及び図10)を用いても良い。
(第9の変形例)
図17に示すように、断熱ボード50の発泡断熱材51のうち、断熱ボード用積層シート10側に、複数の凹み部52が形成されても良い。この場合、各凹み部52は、平面視で線状に形成されていても良い。なお、凹み部52は、断熱ボード用積層シート10の溝部23に対応する位置に形成されているが、これに限らず、線状部21に部分的に重なる位置に形成されていても良い。本変形例によれば、燃焼試験時に、発泡断熱材51から発生するガスを、断熱ボード用積層シート10の溝部23だけでなく、発泡断熱材51の各凹み部52を通じて逃がすことができるので、ガスの逃げ道を広げ、ガスをより効率良く逃がすことができ、断熱ボード50の膨張を抑制することができる。また、発泡断熱材51の一対の主たる面の少なくとも片面を粗面化することにより、断熱ボード用積層シート10との接着性を高め、燃焼試験時のガス抜け性を良好にすることができる。なお、凹み部52の平面形状は、上述したシーラント層20の平面形状と同様に、例えば(1)直線形状、(2)波線形状、(3)格子点状に配置されたドット形状、(4)千鳥状に配置されたドット形状等としても良い。さらに、燃焼試験時のガス抜け性をより高めるために、凹み部52の平面形状を断熱ボード用積層シート10の溝部23の平面形状に対応させ、凹み部52と溝部23とをガス流路として併用するようにしても良い。
上記実施の形態及び変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態及び変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 断熱ボード用積層シート
11 金属層
20 シーラント層
21 線状部
22 直線部
23 溝部
24 ドット状部
50 断熱ボード
51 発泡断熱材

Claims (11)

  1. 断熱ボード用積層シートであって、
    金属層と、
    前記金属層に設けられたシーラント層と、を備え、
    前記シーラント層は、平面視で複数の線状部又は複数のドット状部を含み、
    前記シーラント層は、前記金属層側に位置する基部を含み、前記複数の線状部又は複数のドット状部は、前記基部から突出する、断熱ボード用積層シート。
  2. 前記シーラント層は、平面視で互いに平行に配置された複数の直線部を含む、請求項1記載の断熱ボード用積層シート。
  3. 前記シーラント層は、平面視で格子点状に配置された複数のドット状部を含む、請求項1記載の断熱ボード用積層シート。
  4. 前記シーラント層は、平面視で千鳥状に配置された複数のドット状部を含む、請求項1記載の断熱ボード用積層シート。
  5. 前記シーラント層は、平面視で複数の波線部を含む、請求項1記載の断熱ボード用積層シート。
  6. 前記金属層と前記シーラント層との間に、プライマー層又はフィルム層が設けられている、請求項1乃至のいずれか一項記載の断熱ボード用積層シート。
  7. 前記複数の線状部又は複数のドット状部は、断面視で、それぞれ前記金属層側の部分の幅よりも前記金属層の反対側の部分の幅の方が狭い、請求項1乃至のいずれか一項記載の断熱ボード用積層シート。
  8. 断熱ボード用積層シートであって、
    金属層と、
    前記金属層に設けられたシーラント層と、を備え、
    前記シーラント層は、平面視で複数の線状部又は複数のドット状部を含み、
    前記金属層のうち、平面視で少なくとも前記線状部又は前記ドット状部と重ならない位置に、開口が形成されている、断熱ボード用積層シート。
  9. 発泡断熱材と、
    前記発泡断熱材に設けられた請求項1乃至のいずれか一項記載の断熱ボード用積層シートと、を備え、
    前記シーラント層が前記発泡断熱材に接着されている、断熱ボード。
  10. 請求項記載の断熱ボードを備えた、構造物。
  11. 請求項記載の断熱ボードを備えた、機械器具。
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