JP2002071152A - 床暖房パネル - Google Patents

床暖房パネル

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JP2002071152A
JP2002071152A JP2000260062A JP2000260062A JP2002071152A JP 2002071152 A JP2002071152 A JP 2002071152A JP 2000260062 A JP2000260062 A JP 2000260062A JP 2000260062 A JP2000260062 A JP 2000260062A JP 2002071152 A JP2002071152 A JP 2002071152A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
thickness
foam
resin
resin foam
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Pending
Application number
JP2000260062A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yamamoto
哲 山本
Hidekazu Kobayashi
英一 小林
Yasuhiro Asai
泰博 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Octec Inc
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Octec Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd, Sekisui Chemical Co Ltd, Octec Inc filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防音性能および歩行感に優れ、リフォームに適
した安価な床暖房パネルを提供する。 【解決手段】表面側から、板状体2、面状発熱体3、硬
質樹脂発泡体4、軟質樹脂発泡体5が順次積層されて構
成され、全体の厚みが7mm以上25mm以下であり、
かつ、板状体2の厚みを1としたとき、面状発熱体3の
厚みが0.02以上0.25以下、硬質樹脂発泡体4の
厚みが1以上5以下、軟質樹脂発泡体5の厚みが0.2
以上2.5以下に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅に用いられる床暖房とし
ては、床スラブ上に温水マットなどを敷設し、その上に
防音床材を敷設して防音性能を確保するようにしてい
る。
【0003】このような床暖房では、温水マットなどの
上に防音床材を施工しなければならないことから、床ス
ラブからの床の総厚みが大きくなり、集合住宅のリフォ
ームに際して、扉などとの取り合いができず、扉などの
下部を削るなどの手間が必要であった。また、防音床材
の下面には、不陸吸収層や緩衝層などの軟質樹脂発泡体
や不織布が貼付されているが、これらは断熱性を有する
ため、熱効率が低いという問題があった。
【0004】このため、表面材の裏面側に暖房手段を配
置して形成された暖房パネルの裏面側に防音材を貼着
し、さらに、防音材の裏面にクッション材を貼着してな
る床暖房パネルが提案されている(例えば、特開平2−
61435号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た床暖房パネルにおいては、表面材の裏面に形成された
凹部に暖房手段である均熱板とフィルムヒーターが配置
されているため、表面材の裏面側に暖房手段を嵌め込む
ための凹部を設ける工程と、暖房手段を表面材の凹部に
嵌め込む工程が必要となり、工数がかさむという欠点が
ある。また、表面材に暖房手段を嵌め込むために必要な
凸部の区画が必要となり、その分だけ曲げ剛性が増大
し、防音性能が低下することになる。
【0006】さらに、表面材の裏面に防音材を貼着する
とともに、防音材の裏面にクッション材を貼着している
ため、防音性は優れているが、表面材および防音材の剛
性が大きいため、高い防音性を確保するためにはクッシ
ョン材を厚くする必要がある。したがって、防音性の高
い床材は荷重に対する沈み込みが大きくなり、床材上の
歩行時に「船酔い現象」と称される違和感を覚えるとい
う新しい問題が発生している。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、防音性能を満足しつつ歩行感に優れるとと
もに、施工が容易で、熱効率が高く、安価な床暖房パネ
ルを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の床暖房パネル
は、表面側から板状体、面状発熱体、硬質樹脂発泡体、
軟質樹脂発泡体が順次積層された積層体であって、該積
層体の全体の厚みが7mm以上25mm以下であり、か
つ、板状体の厚みを1としたとき、面状発熱体の厚みが
0.02以上0.25以下、硬質樹脂発泡体の厚みが1
以上5以下、軟質樹脂発泡体の厚みが0.2以上2.5
以下であることを特徴とするものである。
【0009】本発明において、前記硬質樹脂発泡体の、
JIS K 7203に準拠して測定された曲げ弾性率
が294MPa以下であることが好ましい。
【0010】本発明において、前記積層体の、JIS
A 1418に準拠して測定された軽量床衝撃音推定値
がLL−45以下であることが好ましい。
【0011】本発明において用いられる板状体として
は、床材に通常負荷される荷重で容易に破損、損傷を起
こさない材料であれば特に限定されず、例えば、木単
板、合板、パーティクルボード、高密度繊維板(以下、
「HDF」という。)、中密度繊維板(以下、「MD
F」という。)などの木質系材料;ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂;ポリ
エステル、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂;クッショ
ンフロア、リノリウムフロア、カーペットなどのフロア
材;およびこれらの積層体が挙げられる。これらのなか
でも、防音性、加工性および質感などの観点から、HD
F、MDFや合板などの単体またはこれらの積層体が好
ましい。また、クッションフロアやリノリウムフロア、
カーペットなどの柔軟性のある材料を用いる場合は、歩
行感などの点で、HDF、MDFや合板の単体またはこ
れらの積層体の上に積層させるのが好ましい。
【0012】上記板状体の厚みは、薄すぎると歩行時や
重量物載置時に破壊しやすく、厚すぎると防音性が低下
するばかりでなく、床暖房パネル全体の厚みが増加し、
リフォームに不適となるため、3〜5mmが好ましい。
【0013】上記板状体には、必要に応じて、突板、合
成樹脂または合成樹脂発泡シート、化粧紙、合成樹脂含
浸シートなどの表面化粧材を接着、積層し、例えば、木
目調や大理石調に加装してもよい。この場合、反りが発
生しないように、板状体の両面に接着、積層するのが好
ましい。さらに、意匠性、木質感、耐傷性などを付与す
るために、印刷、塗装、着色、コーティングなどを行っ
てもよい。
【0014】上記板状体には、硬質樹脂発泡体との積層
面に任意方向に延長する凹溝が設けられてもよく、これ
により板状体の曲げ剛性をさらに低下させ、防音性をよ
り向上させることが可能である。凹溝の形状は通常U字
状、V字状、コの字状などに形成され、その溝幅は、
1.5〜2.5mm程度であり、溝深さは0.5〜1.
3mmである。
【0015】上記板状体には、その周縁の全部または一
部に、実矧ぎ、相欠きなど従来公知の接合法のための加
工が施されていてもよい。
【0016】本発明において用いられる面状発熱体とし
ては、特に限定されるものではなく、例えば、ニクロム
や鉄、ステンレス、アルミなどの金属系材料を平板状に
配した発熱体、パターニングされたステンレス板などの
金属板を発熱部とする発熱体、カーボン樹脂複合体など
の公知の発熱体を挙げることができる。特に、コスト、
均熱性の点から、ステンレスのフープ材を樹脂フィルム
上に配した発熱体が好適に用いられる。
【0017】上記面状発熱体の厚みは、厚すぎると防音
性能が低下する可能性があるため、前記板状体の厚みを
1としたとき、0.02以上0.25以下とされる。具
体的には、0.1mm以上1.0mm以下が好ましく、
0.1mm以上0.5mm以下が特に好ましい。
【0018】上記面状発熱体の、板状体との積層面側に
は、発熱部の均熱性の付与と、万が一のためのアースを
かねて、金属薄板または金属箔を設けることが好まし
い。その金属素材としては、銅、アルミ、鉄などの金属
やその合金などを採用することができる。そのうち、柔
軟性の点から、銅、アルミやその合金が好ましい。
【0019】本発明において用いられる硬質樹脂発泡体
としては、特に限定されるものではないが、圧縮弾性率
が小さすぎると歩行感に支障をきたすので、JIS K
7220に準拠して測定された圧縮弾性率が0.39
2MPa以上であることが好ましく、さらに好ましくは
0.49MPa以上である。また、曲げ弾性率が大きす
ぎると防音性能が低下するので、JIS K 7203
に準拠して測定された曲げ弾性率が294MPa以下で
あることが好ましく、さらに好ましくは216MPa以
下であり、通常は49MPa以上である。
【0020】このような硬質樹脂発泡体としては、例え
ば、発泡倍率が5〜25倍の硬質ポリウレタン発泡体、
発泡倍率が10〜30倍のポリスチレン発泡体、発泡倍
率が2〜30倍のポリオレフィン発泡体、あるいは、本
出願人が先に出願した特開平10−238091号公報
に記載される熱可塑性樹脂発泡体を挙げることができ
る。
【0021】上記硬質樹脂発泡体の厚みは、厚すぎると
防音性能を低下させる可能性があるばかりでなく、床暖
房パネル全体の厚みが増加し、リフォームに不適にな
る。逆に、薄すぎると、断熱性能が低下する。これらの
ことから、硬質樹脂発泡体の厚みは、前記板状体の厚み
を1としたとき、1以上5以下、好ましくは1以上4以
下である。具体的には、4mm以上10mm以下、好ま
しくは4mm以上8mm以下である。
【0022】前記特開平10−238091号公報に記
載の熱可塑性樹脂発泡体は、熱可塑性樹脂よりなる連続
発泡層と、連続発泡層の少なくとも片面上に複数配置さ
れた熱可塑性樹脂よりなる高発泡体と、高発泡体の外表
面を被覆する熱可塑性樹脂よりなる低発泡薄膜とを備
え、複数の高発泡体が互いに低発泡薄膜を介して熱融着
されているものである。
【0023】このような熱可塑性樹脂発泡体を構成する
連続発泡層、高発泡体および低発泡薄膜に用いられる樹
脂としては、発泡可能な熱可塑性樹脂であれば、特に限
定されるものではないが、得られる熱可塑性樹脂発泡体
の平滑性を高め得るので、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどのオレフィン系樹脂またはこれらの混合物が好ま
しい。さらに、表面平滑性と、歩行時の沈み込みの防止
を両立するためには、高密度ポリエチレン、ホモポリプ
ロピレンまたはこれらの少なくとも一方を含む混合物を
用いることが好ましい。
【0024】上記熱可塑性樹脂発泡体を構成する連続発
泡層、高発泡体および低発泡薄膜に用いられる樹脂は、
同一の樹脂である必要性はないが、歩行時および重量物
を載置したときに破壊しにくい点から、同種の樹脂を用
いることが好ましい。この際、特に高発泡体および低発
泡薄膜に用いられる樹脂は、同一の樹脂で形成されるの
が接着性の点で好ましい。
【0025】上記熱可塑性樹脂発泡体の発泡倍率は、低
すぎると、暖房床材の軽量化が図れず、高すぎると、暖
房床材の沈み込み量が増加するので、2〜30倍が好ま
しく、より好ましくは3〜20倍、さらに好ましくは7
〜20倍である。
【0026】なお、便宜上、JIS K 6767に準
じて測定された密度の逆数をもって発泡倍率と見做す。
【0027】上記熱可塑性樹脂発泡体を製造する方法と
しては、例えば、発泡剤を含有した発泡性熱可塑性樹脂
組成物を所定の容器中で発泡させ、一面を除いた外表面
が熱可塑性樹脂製の低発泡薄膜で被覆されている高発泡
体を製造し、これら高発泡体と低発泡薄膜を熱融着した
後、別途製造した熱可塑性樹脂製の連続発泡シート層を
熱融着などにより積層する方法が挙げられる。
【0028】また、より好ましくは、平面的に配置され
た、後述する複数の発泡性熱可塑性樹脂粒状体が発泡性
熱可塑性樹脂薄膜を介して一体的に連結されている発泡
性熱可塑性樹脂シート状体を製造し、この発泡性熱可塑
性樹脂シート状体を発泡剤の分解温度以上に加熱して発
泡させることにより、前記熱可塑性樹脂発泡体を得る方
法を挙げることができる。
【0029】上記発泡性熱可塑性樹脂シート状体の製造
方法としては、発泡性熱可塑性樹脂シート状体を構成す
る熱可塑性樹脂および発泡剤などを押出機に供給し、熱
分解型発泡剤の分解温度より低い温度で溶融混練してシ
ート状に押し出した後、軟化状態のシート状発泡性熱可
塑性樹脂を、シート状発泡性熱可塑性樹脂の厚みより狭
いクリアランスを有し、少なくとも一方の外周面に発泡
性熱可塑性樹脂粒状体に対応した形状の多数の凹部が均
一に配設された一対の賦形ロールに導入し、賦形ロール
の凹部に軟化状態のシート状発泡性熱可塑性樹脂の一部
を圧入して賦形した後、冷却、離型する方法が挙げられ
る。
【0030】上記発泡性熱可塑性樹脂粒状体の形状は、
特に限定されず、例えば、六方体、円柱状、球状体など
が挙げられるが、発泡性熱可塑性樹脂粒状体を均一に発
泡させるには、円柱状が最も好ましい。
【0031】発泡性熱可塑性樹脂粒状体が円柱状の場
合、その直径は、目的とする発泡体の発泡倍率や厚さな
どによっても異なるため、特に限定されるものではない
が、直径が大きすぎると発泡速度が低下し、小さすぎる
と発泡時の加熱で円柱が溶融し、変形しやすくなって一
次元発泡性を発現できなくなる。また、厚み精度、重量
精度のばらつきが大きくなり、さらに表面平滑性も低下
する。したがって、発泡性熱可塑性樹脂粒状体が円柱状
の場合、直径は1〜30mmが好ましく、2〜20mm
が特に好ましい。
【0032】発泡性熱可塑性樹脂粒状体が円柱状の場
合、その高さは、目的とする発泡体の発泡倍率や厚さな
どによっても異なるため、特に限定されるものではない
が、高さが高すぎると発泡速度が低下し、低すぎると発
泡性熱可塑性樹脂薄膜と同時に発泡するため、幅方向お
よび長手方向において大きく膨張することになる。した
がって、発泡性熱可塑性樹脂粒状体が円柱状の場合、高
さは1〜30mmが好ましく、2〜20mmが特に好ま
しい。
【0033】発泡性熱可塑性樹脂粒状体間の距離は、目
的とする発泡体の発泡倍率や厚さなどによっても異なる
ため、特に限定されるものではないが、粒状体間の距離
が長すぎると発泡性熱可塑性樹脂粒状体が発泡した時に
充填不足が発生する可能性があり、短すぎると発泡時に
膨張できる面積が不足し、幅方向および長手方向におい
て大きく膨張しがちとなる。したがって、発泡性熱可塑
性樹脂粒状体の中心間距離は2〜50mmが好ましく、
3〜30mmが特に好ましい。
【0034】最終的に得られる熱可塑性樹脂発泡体の厚
み精度、重量精度を向上させ、高い表面平滑性を付与
し、発泡倍率を均一化するには、発泡性熱可塑性樹脂粒
状体は、発泡性熱可塑性樹脂シート状体において平面的
に略均一に配置されることが必要である。
【0035】発泡性熱可塑性樹脂粒状体を平面的に略均
一に配置する態様としては、特に限定されるものではな
く、例えば、格子状に配置してもよいが、千鳥状に配置
されていると、個々の発泡性熱可塑性樹脂粒状体が発泡
して得られる高発泡体が六角柱の形状となるため、擬似
的なハニカム構造を構成することになる。このため、得
られる発泡体の表面平滑性が高められ、圧縮強度が向上
する。したがって、発泡性熱可塑性樹脂粒状体は、千鳥
状に配置されることが好ましい。
【0036】発泡性熱可塑性樹脂シート状体を構成する
発泡性熱可塑性樹脂粒状体および発泡性熱可塑性樹脂薄
膜に用いられる熱可塑性樹脂としては、熱可塑性樹脂発
泡体に使用される樹脂と同種のものが使用される。
【0037】発泡性熱可塑性樹脂粒状体に用いられる熱
可塑性樹脂と、発泡性熱可塑性樹脂薄膜に用いられる熱
可塑性樹脂とは、同一の樹脂である必要性はないが、発
泡性および接着性などの観点から、同種の樹脂を用いる
ことが好ましい。
【0038】発泡性熱可塑性樹脂シート状体に用いられ
る熱可塑性樹脂は、必要に応じて架橋されていてもよ
い。架橋されることによって、発泡時の破泡が防止で
き、発泡倍率が増加し、暖房床材の軽量化につながるか
らである。
【0039】架橋方法としては、特に限定されず、例え
ば、シラングラフト重合体を熱可塑性樹脂に溶融混練
した後、水処理を行って架橋する方法、熱可塑性樹脂
に過酸化物を、該過酸化物の分解温度より低い温度で溶
融混練した後、過酸化物の分解温度以上に加熱して架橋
する方法、放射線を照射して架橋する方法などが挙げ
られる。ただし、後述する高架橋樹脂と、低(無)架橋
樹脂を得るためには、のシラングラフト重合体を用い
た架橋方法が好ましい。
【0040】上記シラングラフト重合体としては、特に
限定されず、例えば、シラングラフトポリエチレンやシ
ラングラフトポリプロピレンなどを挙げることができ
る。
【0041】前述のの架橋方法における水処理方法
は、水中に浸漬する方法のほか、水蒸気にさらす方法も
含まれる。これらの方法において、100℃よりも高い
温度で処理する場合には、加圧下において行えばよい。
【0042】上記水処理の際、水および水蒸気の温度が
低いと、架橋反応速度が低下し、また、高すぎると発泡
性熱可塑性樹脂が熱でくっついてしまうので、水および
水蒸気の温度は、50〜130℃が好ましく、90〜1
20℃が特に好ましい。
【0043】また、水処理する際の時間が短いと、架橋
反応が完全に進行しない場合があるので、水処理時間は
0.5〜12時間の範囲とすることが好ましい。
【0044】シラングラフト重合体を混合する方法は、
均一に混合し得る方法であれば、特に限定されない。例
えば、熱可塑性樹脂およびシラングラフト重合体を1軸
または2軸押出機に供給して溶融混練する方法、ロール
を用いて溶融混練する方法、ニーダーを用いて溶融混練
する方法などが挙げられる。
【0045】シラングラフト重合体は、添加量が多すぎ
ると、架橋がかかりすぎて得られる熱可塑性樹脂発泡体
の発泡倍率が低下し、また、少なすぎると、セルが破泡
して均一な発泡セルが得られなくなるので、シラングラ
フト重合体の添加量は、全熱可塑性樹脂中5〜50重量
%が好ましく、10〜35重量%が特に好ましい。
【0046】また、シラングラフト重合体を用いてシラ
ン架橋する場合には、必要に応じてシラン架橋触媒を用
いてもよい。シラン架橋触媒は、シラングラフト重合体
同士の架橋反応を促進するものであれば、特に限定され
ず、例えば、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラ
ウレート、ジオクチル錫ジラウレート、オクタン酸錫、
オレイン酸錫、オクタン錫鉛、2−エチルヘキサン酸亜
鉛、オクタン酸コバルト、ナフテン酸鉛、カブリル酸亜
鉛、ステアリン酸亜鉛などが挙げられる。
【0047】上記シラン架橋触媒は、添加量が多くなる
と、得られる熱可塑性樹脂発泡体の発泡倍率が低下し、
また、少なくなると、架橋反応速度が低下し、水処理に
多くの時間を要するので、シラン架橋触媒の添加量は、
上記熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.001〜
10重量部が好ましく、0.01〜0.1重量部がより
好ましい。
【0048】上記発泡性熱可塑性樹脂粒状体に用いられ
る熱可塑性樹脂は、上述したように特に限定されない
が、発泡剤とほとんど相溶性を有しない高架橋熱可塑性
樹脂と、低架橋熱可塑性樹脂または無架橋熱可塑性樹脂
との混合物であることが好ましい。この場合、発泡時に
は低架橋熱可塑性樹脂または無架橋熱可塑性樹脂が流動
し易くなるので、得られる熱可塑性樹脂発泡体の表面平
滑性が高められる。
【0049】発泡剤とほとんど相溶性を有さない熱可塑
性樹脂(架橋前)としては、前述した熱可塑性樹脂のう
ちの2種類の樹脂(以下、樹脂そのものの架橋性能には
拘泥されず、高架橋熱可塑性樹脂を形成する樹脂を「高
架橋性樹脂」といい、また、低架橋熱可塑性樹脂または
無架橋熱可塑性樹脂を形成する樹脂を「低(無)架橋性
樹脂」という。)を適宜選択して用いることができる。
【0050】上記高架橋性樹脂と、低(無)架橋性樹脂
のメルトインデックス(M1)の差が大きくなると、架
橋して得られる高架橋熱可塑性樹脂と、低架橋熱可塑性
樹脂または無架橋熱可塑性樹脂とが非常に粗く分散する
ため、得られる発泡体の発泡倍率が低下する。また、両
者のメルトインデックス(M1)の差が小さくなると、
架橋して得られる高架橋熱可塑性樹脂と、低架橋熱可塑
性樹脂または無架橋熱可塑性樹脂との相溶性が高くな
り、得られる熱可塑性樹脂発泡体の表面平滑性が低下す
ることがある。このため、高架橋熱可塑性樹脂と、低架
橋熱可塑性樹脂または無架橋熱可塑性樹脂とが互いに相
溶せずに均一微細に分散し、かつ高発泡倍率の熱可塑性
樹脂発泡体を得るには、両者のM1の差を5〜13g/
10分とすることが好ましく、7〜11g/10分とす
ることがより好ましい。
【0051】なお、メルトインデックス(M1)は、J
IS K 7210にしたがって測定された値である。
【0052】高架橋熱可塑性樹脂の架橋度は、高すぎる
と、架橋がかかりすぎて得られる熱可塑性樹脂発泡体の
発泡倍率が低下し、逆に、低すぎると、発泡時にセルが
破泡して均一なセルが得られないことがある。このた
め、架橋度の指標となるゲル分率で熱可塑性樹脂全体の
5〜40重量%とするのが好ましく、10〜35重量%
とすることがより好ましい。
【0053】低架橋熱可塑性樹脂または無架橋熱可塑性
樹脂の架橋度が高いと、架橋がかかりすぎて得られる熱
可塑性樹脂発泡体の流動性が低下し、熱可塑性樹脂発泡
体の表面平滑性が低くなることがあるので、架橋度の指
標となるゲル分率で5重量%以下が好ましく、3重量%
以下がより好ましい。
【0054】なお、ゲル分率とは、架橋樹脂成分を12
0℃のキシレン中に24時間浸漬した後の残澄重量の、
キシレン浸漬前における架橋樹脂成分の重量に対する重
量百分率をいう。
【0055】上記発泡性熱可塑性樹脂粒状体および発泡
性熱可塑性樹脂薄膜に添加する発泡剤としては、熱分解
型発泡剤が挙げられる。
【0056】熱分解型発泡剤は、添加量が多すぎると、
破泡して均一なセルが形成されず、逆に、少なすぎると
十分に発泡しなくなることがあるため、熱分解型発泡剤
は、熱可塑性樹脂100重量部に対し、1〜25重量部
の割合で添加することが好ましい。
【0057】熱分解型発泡剤としては、用いられる熱可
塑性樹脂の溶融温度よりも高い分解温度を有するもので
あれば、特に限定されず、例えば、重炭酸ナトリウム、
炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、アジド化合
物、ほう水素化ナトリウムなどの無機系熱分解型発泡
剤;アゾジカルボンアミド、アゾビスホルムアミド、ア
ゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸バリウ
ム、ジアゾアミノベンゼン、N,N´−ジニトロソペン
タメチレンテトラミン、P−トルエンスルホニルヒドラ
ジド、P,P´−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、トリヒドラジノトリアジンなどが挙げられ、熱可
塑性樹脂としてポリオレフィン系エチレン樹脂を用いる
場合は、分解温度や分解速度の調整が容易でガス発生量
が多く、衛生上優れているアゾジカルボンアミドが好ま
しい。
【0058】本発明において用いられる軟質樹脂発泡体
は、上記硬質樹脂発泡体と比較して相対的に圧縮弾性率
の小さいものであれば特に限定されず、例えば、発泡倍
率が10〜30倍の架橋ポリエチレン発泡体、発泡倍率
が20〜40倍のポリウレタン発泡体などが挙げられ
る。
【0059】上記軟質樹脂発泡体の圧縮弾性率は特に限
定されないが、小さすぎると歩行感が低下する可能性が
あり、大きすぎると防音性能が低下するので、0.01
96〜0.02942MPaが好ましい。
【0060】上記軟質樹脂発泡体の厚みは、厚すぎると
歩行感が低下し、薄すぎると防音性能が低下するので、
前記板状体の厚みを1としたとき、0.1以上2.5以
下、好ましくは0.7以上1.5以下である。具体的に
は、2mm以上9mm以下、好ましくは2.5mm以上
5mm以下、さらに好ましくは2.5mm以上3.5m
m以下である。
【0061】上記軟質樹脂発泡体には、必要に応じてさ
らに防音性能をあげ、または床下地(一般にはコンクリ
ート)の不陸に対処するために、溝加工や凹凸加工を施
してもよい。 (作用)本発明の床暖房パネルによれば、板状体の厚み
に対して面状発熱体、硬質樹脂発泡体、軟質樹脂発泡体
の各厚みが防音性および歩行感を考慮して設定されてい
るため、防音性能および歩行感が非常に優れるととも
に、全体の厚みが非常に薄くなり、リフォームに適した
ものとなる。また、板状体に面状発熱体を嵌め込むため
の凹部を形成する必要がないので、製造コストを低減す
ることができる。さらに、面状発熱体の上に板状体が積
層される一方、板状体の厚みよりも硬質樹脂発泡体の厚
みが大きいため、熱効率に優れたものとなる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0063】図1には、本発明の床暖房パネル1の一実
施形態が示されている。
【0064】この床暖房パネル1は、表面側から、板状
体2、面状発熱体3、硬質樹脂発泡体4および軟質樹脂
発泡体5がこの順に積層されたものである。
【0065】ここで、面状発熱体3は、図2に示すよう
に、ステンレス製のフープ材31を、絶縁フィルム32
で挟み込んで構成されている。
【0066】
【実施例】以下、本発明の床暖房パネルの実施例1〜9
および比較例1〜5について説明する。
【0067】これらの床暖房パネルの実施例1〜9およ
び比較例1〜5は、下記の表1に示す厚みおよび厚み比
を有するものである。
【0068】
【表1】
【0069】(板状体)表1の厚みに調整した合板を長
さ900mm×幅145mmに切断し、その短辺方向に
ピッチ10mm、幅1mmの溝加工を施したものを用い
た。この場合、溝の深さは、溝加工部の合板の厚みが2
mmとなるように調整した。
【0070】(面状発熱体)ステンレス製のフープ材
(厚み0.05mm×幅5mm)を、絶縁フィルム(P
ET製、厚み0.1mm)で挟み込み、前述した板状体
と同一の大きさに形成したものを用いた。ここで、面状
発熱体の厚みは、その全面に厚み0.5mmのアルミテ
ープを貼付することによって調整した。なお、出力は、
180W/m2となるようにフープ材の設置本数を調整
した。
【0071】(硬質樹脂発泡体)硬質樹脂発泡体1乃至
3は、下記の表2に示す組成を表2に示す配合で作成し
たものである。
【0072】
【表2】
【0073】ここで、低密度ポリエチレンとしては、三
菱化学社製、品番「MF−90」、メルトインデックス
(MI)=1.5g/10分を、高密度ポリエチレンと
しては、日本ポリケム社製、品番「HY340」、メル
トインデックス(MI)=1.5g/10分を、ポリプ
ロピレンとしては、日本ポリケム社製、品番「MA
3」、メルトインデックス(MI)=10g/10分
を、シラングラフトポリプロピレンとしては、三菱化学
社製、商品名「リンクロンXPM800MH]、メルト
インデックス(MI)=11g/10分、架橋後のゲル
分率80重量%を、シラングラフト高密度ポリエチレン
としては、三菱化学社製、商品名「リンクロンHM60
0A」、メルトインデックス(MI)=11g/10
分、架橋後のゲル分率80重量%を、それぞれ用いた。
【0074】発泡剤としては、アゾジカルボン酸アミド
(大塚化学社製、品番「SO−20」、分解温度210
℃)を用いた。
【0075】硬質樹脂発泡体1乃至3の製造方法は、次
の通りである。
【0076】前述した表2に示した組成および配合から
なる組成物を2軸同方向押出機(スクリュー径65m
m)に供給して180℃で溶融混練し、面長1200m
m、リップ間隔0.7mmのTダイより軟化状態の発泡
性樹脂シートを押し出した。そして、押し出された樹脂
シートを、一方の外周面に深さ20mm、直径4.0m
mの円筒状凹部が10mm間隔で千鳥状に配置され、他
方が平滑な外周面を有する、直径500mm、面長15
00mmの一対の賦形ロール間(クリアランス1mm)
に供給して冷却固化した後、115℃の蒸気中で4時間
浸漬し、シラングラフトポリプロピレンを架橋させた。
【0077】このようにして得られた発泡性熱可塑性樹
脂シート体を、ポリフッ化エチレンシート上に配置し、
さらに、ポリフッ化エチレンシートをその上面に配置し
て、230℃の熱風乾燥機内に供給して発泡させた後、
25℃に設定された12対のロール間を通過させること
により、硬質樹脂発泡体1乃至3を得た。ここで、ロー
ル間隔を調整して表1に示す厚みに調整した後、前述し
た板状体と同一の大きさに形成したものを用いた。
【0078】硬質樹脂発泡体4は、表1に示す厚みに調
整するとともに、板状体と同一の大きさに形成した発泡
スチロールの7倍発泡品を用いた。
【0079】なお、表2において、発泡倍率は、JIS
K 6767に準拠して密度を測定し、その逆数をも
って発泡倍率とした。
【0080】また、曲げ弾性率は、JIS K 720
3に準拠して測定した。
【0081】(軟質樹脂発泡体)表1に示す厚みに調整
するとともに、板状体と同一の大きさに形成した発泡倍
率50倍の軟質ウレタン系樹脂発泡体を用いた。
【0082】(床暖房パネルの作成)上記板状体の片面
に、変性シリコン系接着剤を介して上記面状発熱体を貼
着した後、その裏面に変性シリコン系接着剤を介して、
上記硬質樹脂発泡体1乃至4を貼着し、0.0981M
Paの圧力で30分間圧締めした後、除圧して24時間
放置し、接着剤を硬化させた。その後、硬質樹脂発泡体
1乃至4の裏面に、酢酸ビニル系エマルジョンを主成分
とする接着剤を塗布し、上記軟質樹脂発泡体を貼着した
後、0.0098MPaの圧力で30分間圧締めした
後、除圧して24時間放置し、接着剤を硬化させた。
【0083】このようにして得られた床暖房パネルの実
施例1〜9および比較例1〜5について、防音性および
沈み込み量の評価を行った。
【0084】防音性は、JIS A 1418に準拠し
て軽量床衝撃音レベル(LL値)を測定した。また、沈
み込み量は、床暖房パネルの中心部に、直径50mmの
鋼製円盤状圧子を784Nの力で押し付けたときの沈み
込み量を測定した。
【0085】この結果を前述した表1に合わせて示す。
【0086】表1の実施例1と比較例1から明らかなよ
うに、面状発熱体の厚みが増加すると、防音性能は悪化
する。
【0087】また、実施例1,2,5,6と比較例2,
3から明らかなように、硬質樹脂発泡体の厚みが板状体
の厚みに比較して薄くなると、防音性能が悪化する傾向
がある。
【0088】さらに、比較例2のような構成、すなわ
ち、硬質樹脂発泡体の厚みが板状体の厚みと比較して薄
くなりすぎると、硬質樹脂発泡体の断熱性能が悪化する
ため、硬質樹脂発泡体および軟質樹脂発泡体を経て床下
地へ逃げてゆく熱が多くなり、効率的な床暖房を行うこ
とができなくなる。
【0089】また、実施例1,3,4と比較例4,5か
ら明らかなように、軟質樹脂発泡体の厚みが板状体の厚
みに比較して大きくなると、防音性能はよくなる傾向に
ある。しかし、実施例3のように厚くなりすぎると、歩
行感が極端に悪化し、さらに大きくなった比較例5は、
板状体表面にひびが入ってしまった。
【0090】さらに、実施例1,7,8,9を比較する
と、硬質樹脂発泡体の曲げ弾性率が大きくなると、防音
性能が悪化する傾向がある。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明の床暖房パネルによ
れば、板状体の厚みに対して面状発熱体、硬質樹脂発泡
体、軟質樹脂発泡体の各厚みが防音性および歩行感を考
慮して設定されているため、防音性能および歩行感が非
常に優れるとともに、全体の厚みが非常に薄くなり、リ
フォームに適したものとなる。また、板状体に面状発熱
体を嵌め込むための凹部を形成する必要がないので、製
造コストを低減することができる。さらに、面状発熱体
の上に板状体が積層される一方、板状体の厚みよりも硬
質樹脂発泡体の厚みが大きいため、熱効率に優れたもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房パネルの一実施形態を模式的に
示す断面図である。
【図2】図1の床暖房パネルを構成する面状発熱体の一
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 床暖房パネル 2 板状体 3 面状発熱体 4 硬質樹脂発泡体 5 軟質樹脂発泡体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 哲 京都市南区上鳥羽上調子町2−2 積水化 学工業株式会社内 (72)発明者 小林 英一 奈良県奈良市西千代ケ丘3−21−23 (72)発明者 浅井 泰博 神奈川県横浜市緑区いぶき野1−8 長津 田パークハイツ308 Fターム(参考) 3L072 AA01 AB03 AC02 AD01 AD02 AD17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側から板状体、面状発熱体、硬質樹
    脂発泡体、軟質樹脂発泡体が順次積層された積層体であ
    って、該積層体の全体の厚みが7mm以上25mm以下
    であり、かつ、板状体の厚みを1としたとき、面状発熱
    体の厚みが0.02以上0.25以下、硬質樹脂発泡体
    の厚みが1以上5以下、軟質樹脂発泡体の厚みが0.2
    以上2.5以下であることを特徴とする床暖房パネル。
  2. 【請求項2】 前記硬質樹脂発泡体の、JIS K 7
    203に準拠して測定された曲げ弾性率が294MPa
    以下であることを特徴とする請求項1記載の床暖房パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記積層体の、JIS A 1418に
    準拠して測定された軽量床衝撃音推定値がLL−45以
    下であることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の床暖房パネル。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249377A (ja) * 2004-02-04 2005-09-15 Sk Kaken Co Ltd 床暖房構造体
KR101122781B1 (ko) * 2011-05-23 2012-03-23 강주형 열확산 성능이 개선된 바닥재
JP2015205472A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 株式会社トッパン・コスモ 発泡積層シート及びその製造方法
JP2016047617A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 株式会社トッパン・コスモ ラミネート積層体の製造方法
JP2016221778A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 凸版印刷株式会社 発泡積層シートの製造方法

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