JP7260404B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、ドラム式洗濯機に関するもので、特にドラム式洗濯機の脱水時の低振動化に関する。
ドラム式洗濯機は、水を溜める外槽と、外槽の内部に回転可能に支持されたドラムと、外郭をなす筺体と、外槽を筺体に支持する防振支持機構などによって構成される。衣類の脱水は、ドラムを高速で回転させて行う。この時、ドラム内の衣類分布に偏りが生じていると、ドラムが回転する際に外槽に振動が発生する。この振動は、外槽から防振支持機構を介して筺体、床へと伝達する。外槽を防振支持機構の減衰力が大きい程、外槽の振動を低減することができるが、筺体や床への伝達力が増加する。
本技術分野の背景技術として特許文献1がある。この公報には、制振装置は、制振対象物に接続されるリニアモータと、リニアモータを駆動するインバータと、リニアモータに通電される電流を検出する電流検出器と、電流検出器によって検出される電流に基づき、インバータを駆動することによってリニアモータの推力を調整する推力調整部と、を備える。これによって、制振対象物の振動を適切に抑制できる、と記載されている。
特開2018-46624号公報
しかしながら、特許文献1には、減衰力の切り替えを行う手法が記載されており、外槽共振時には減衰力(粘性係数)を大きく設定し、高速時には減衰力を小さくして床への伝達力を低減するとされているが、外槽から筐体への伝達は減衰要素だけではなく、ばね要素からも伝達するため、ばね要素に関しても制御することが望ましい。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、ばね要素からの伝達を考慮して、筺体の振動や床への伝達力を低減することが可能であるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
前記目的を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、衣類を収容するドラムと、該ドラムを内包する外槽と、該外槽を収容する筺体と、ドラムを回転駆動する駆動機構と、外槽の下部を支持するリニアアクチュエータと、該リニアアクチュエータを制御する制御装置を有し、リニアアクチュエータを少なくとも左右に1本ずつ有し、制御装置は、ドラムの回転方向に対して衣類が下りる側と持ち上がる側に設けたリニアアクチュエータの制御方法を異ならせ、前記制御方法とは、変位に比例ゲインを乗じた力を出力し、前記外槽を支持するバネを少なくとも左右に1本ずつ有し、前記制御装置は、前記比例ゲインが正のときに実際のバネと同様に前記リニアアクチュエータを含む弾性支持機構が縮んだ時に反発するものとし、所定の回転速度領域おいて前記ドラムの回転方向に対して衣類が下がる側に設けられた前記リニアアクチュエータの比例ゲインは、衣類が持ち上がる側に設けられた前記リニアアクチュエータの比例ゲインよりも大きくすることを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、ばね要素からの伝達を考慮して、筺体の振動や床への伝達力を低減することが可能である。
本実施形態に係るドラム式洗濯機を示す外観斜視図である。 本実施形態に係るドラム式洗濯機の内部構造を示すために筺体の一部を切断して示した右側面断面図である。 本実施形態に係るリニアアクチュエータの内部構造を示す縦断面図である。 図3のII-II 線矢視端面図である。 本実施形態に係る弾性支持機構の構造を示す模式図である。 図5とは異なる弾性支持機構の構造例を示す模式図である。 振動変位に対する減衰係数の影響を示す説明図である。 伝達力に対する減衰係数の影響を示す説明図である。 振動変位に対するばね定数の影響を示す説明図である。 伝達力に対するばね定数の影響を示す説明図である。 回転速度と外槽振動、筺体振動の関係を示す模式図である。 ドラム式洗濯機の筐体の左右振動に関わる力の伝達の一例を示す模式図である。 ドラム式洗濯機の筐体の上下振動に関わる力の伝達の一例を示す模式図である。 本発明のドラム式洗濯機の床伝達力低減効果を示す模式図である。 本発明のドラム式洗濯機に係るアクチュエータのばね定数の制御方法を示す模式図である。
本発明を実施するための実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るドラム式洗濯機を示す外観斜視図である。図2は、本実施形態に係るドラム式洗濯機の内部構造を示すために筺体の一部を切断して示した右側面断面図である。
外郭を構成する筐体1は、ベース1aの上に取り付けられており、左右の側板1b、前面カバー1c、背面カバー1d、上面カバー1e、下部前面カバー1fで構成されている。左右の側板1bは、コの字型の上補強材、前補強材、後補強材に結合されており、ベース1aを含めて箱状の筐体1を形成し、十分な強度を有している。ドア2は前面カバー1cの略中央に設けた衣類を出し入れするための投入口1gを塞ぐためのもので、前補強材に設けたヒンジで開閉可能に支持されている。筐体1の上部中央に設けた操作・表示パネル3は、電源スイッチ4、操作スイッチ5、表示器6を備える。操作・表示パネル3は筐体1の下部に設けた制御装置7に電気的に接続している。制御装置7には冷却ファン7aが取り付けられている。
図2に示すドラム8は外槽9に回転可能に支持されており、その外周壁及び底壁に通水及び通風のための多数の貫通孔を有し、前側端面に衣類を出し入れするための開口部8aを設けている。開口部8aの外側にはドラム8と一体の流体バランサ8bを備えている。外周壁の内側には軸方向に延びるリフタ8cが複数個設けてあり、洗濯、乾燥時にドラム8を回転すると、衣類はリフタ8cと遠心力で外周壁に沿って持ち上がり、重力で落下する動きを繰り返す。ドラム8の回転軸は、水平または開口部8a側が高くなるように傾斜している。
円筒状の外槽9はドラム8を同軸上に内包し、後側端面の外側中央に駆動機構10を設けている。駆動機構10のシャフトは外槽9を貫通し、ドラム8と結合している。なお、外槽9は前側中央に衣類を出し入れするための開口部9cを有している。また、駆動機構10には回転速度を検出する回転速度検知部10aが設けられている。
外槽9の開口部9cと前補強材に設けた開口部は、ゴム製のベローズ11で接続しており、ドア2を閉じることで外槽9を水封する。排水口9dは外槽9の底面最下部に設けられており、排水ホース12と接続している。排水ホース12には排水弁が設けてあり、排水弁を閉じて給水することで外槽9に水を溜め、排水弁を開いて外槽9内の水を機外へ排出する。外槽9の下部には外槽振動検出装置9eを設けており、外槽9の振幅を測定している。前記振幅とあらかじめ設定しているしきい値を比較し、振幅が大きい場合にはドラム8の回転を停止させて、振動がしきい値以下となった場合のみ回転速度を上昇させることで、過大な振動の発生を抑制している。また、外槽9の前方にはカウンタウェイト9fが設置されており、外槽9の重量や慣性モーメントを増加させることで、衣類の偏りが発生した時の振動を低減している。外槽9は、下側をベース1aに固定された左右一対の弾性支持機構15によって防振支持されている。弾性支持機構15はバネ16とリニアアクチュエータ30で構成されている。
乾燥ダクト13は筐体1の背面内側に縦方向に設置され、前記乾燥ダクト13の下部は外槽9の背面下方に設けた吸気口(図示せず)にゴム製の蛇腹13aで接続される。乾燥ダクト13の上部は送風ユニット14に接続されている。送風ユニット14は筐体1の上部に前後方向に設置されており、送風用の乾燥ファン14aや乾燥ヒータ14bが組み込まれている。送風ユニット14の前方はゴム製の蛇腹14cで外槽9の温風吹き出し口9gに接続されている。乾燥ファン14aにより乾燥ヒータ14bに風を送り、温風吹き出し口9gからドラム8内に温風を吹き付けることで衣類の乾燥を行う。
次に、図3から図5を用いて、リニアアクチュエータ30の構造について説明する。
図3は本実施形態に係るリニアアクチュエータ30の構造を示す縦断面図である。なお、図3に示すように、xyz軸を定める。また、図3では、z方向においてリニアアクチュエータ30の半分を図示しているが、リニアアクチュエータ30の構成は、xy平面を基準として対称になっている。
リニアアクチュエータ30は、固定子31と可動子32とを備えており、固定子31と、y方向に延びる板状の可動子32との間のy軸方向への磁気的な吸引力・反発力によって、固定子31と可動子32との相対位置をy方向で直線的に変化させるモータである。固定子31は、電磁鋼板が積層して構成されるコア31aとこのコア31aの磁極歯Tに巻回される巻線31bを備えている。また、可動子32はy方向に延びる複数の金属板32aと、y方向で所定の間隔を設けて金属板32aに設置される永久磁石32b1、32b2、32b3とを備えている。
図4は、図3のII-II線矢視端面図である。なお、図4ではz方向におけるリニアアクチュエータ30の半分(図3参照)ではなく、リニアアクチュエータ30の全体(全断面)を図示している。図4に示すように、固定子31のコア31aは、環状部Sと磁極歯T(T1、T2)とを備えており、この環状部Sによって磁気回路が構成されている。一対の磁極歯T1、T2は、環状部Sからx方向内側に延びており、互いに対向している。なお、磁極歯T1、T2の間の距離は、板状の可動子32の厚さよりも若干大きくなっている。磁極歯T1、T2には、それぞれ、巻線31b(31b1、31b2)が巻回されている。この巻線31bに通電することによって、固定子31が電磁石として機能するようになっている。
図3では、y方向(可動子32の移動方向)において、2対の磁極歯Tが設けられている。また、2対の磁極歯Tのそれぞれに巻回されている巻線31bは、一本の巻線をなしており、その両端が制御装置7に接続されている。
図3に示す永久磁石32b1、32b2、32b3は、y方向に磁化されている。より詳しく説明すると、y方向正側の向きに磁化された永久磁石(例えば、永久磁石32b1、32b3)と、y方向負側の向きに磁化された永久磁石(例えば、永久磁石32b2)とがy方向において交互に配置されている。そして、可動子32と、電磁石として機能する固定子31との吸引力・反発力によって、可動子32にy方向の推力が作用するようになっている。なお、「推力」とは、可動子32と固定子31との相対位置を変化させる力である。
図5は、本実施形態に係る弾性支持機構15の構造を示す模式図である。前述のように弾性支持機構15は、バネ16とリニアアクチュエータ30を含んでなる。可動子32の上端は外槽側サスペンションベース33、ゴム製のブッシュ35a、35b及び金属板37a、37bを貫通し、ナット38aで固定されている。一方、固定子31は筐体側サスペンションベース34、ゴム製のブッシュ36a、36b及び金属板37c、37dを貫通し、ナット38bで固定されている。外槽側サスペンションベース33は外槽9に接続されており、筐体側サスペンションベース34は筐体1に固定されている。バネ16は固定子31と金属板37aの間に配置されている。また、固定子31には変位センサ17が設けられており、固定子31と可動子32のy軸方向の距離を測定可能としている。
図3に示すように、固定子31は巻線31bを有しており、巻線31bの両端を制御装置7に接続する必要があるため、固定子31を筐体1側に接続することで、巻線31bの両端と制御装置7を接続するハーネスが外槽9が振動することによる断線のリスクを低減することができる。ただし、必ずしも図5の構成とする必要はなく、図6に示すように、固定子31を外槽9、可動子32を筐体1に接続しても構わない。
リニアアクチュエータ30の出力を制御する制御装置7(図2参照)は、変位センサ17で測定した固定子31と可動子32の相対変位y及び相対変位yから算出した相対速度dy/dtを算出し、それらに変位比例ゲインk(以下、ばね定数)、速度比例ゲインc(以下、減衰係数)を乗じた出力となるように、リニアアクチュエータ30に入力する。リニアアクチュエータ30が出力する力は(1)式で表すことができる。ここで、相対変位yは弾性支持機構15が伸びる向きを正とする。
Figure 0007260404000001
なお、本実施形態では、固定子31と可動子32の相対変位を把握するために、変位センサ17を設けているが、必ずしも変位センサ17を設けて直接変位を測定する必要はなく、リニアアクチュエータ30の誘起電圧などを用いて推定した値を用いてもよい。また、固定子31に加速度センサを設け、加速度センサの測定値から相対変位や相対速度を算出しても構わない。
さらに、弾性支持機構15が生じる力は、バネ16のばね定数kを用いて、(2)式で表すことができる。
Figure 0007260404000002
ここで、弾性支持機構15のばね定数kは、リニアアクチュエータ30のばね定数kとバネ16のばね定数kの和となる。
次に、ドラム式洗濯機における脱水時の振動について説明する。
ドラムの回転速度を上昇させる際に、100~300min-1程度において外槽9が左右や上下、前後方向に共振する。さらに回転速度を上昇させると400~600min-1程度で筐体1が左右や前後方向に共振し、1000~1400min-1程度で筐体1が上下方向に共振する。最終的に上昇させる回転速度は運転コースなどによって異なるが、900~1400min-1程度で行われることが多い。
次に、遠心力で加振される一自由度系の振動について、図7A、図7B及び図8A、図8Bを用いて述べる。図7Aは、振動変位に対する減衰係数の影響を示す説明図である。図7Bは、伝達力に対する減衰係数の影響を示す説明図である。図8Aは、振動変位に対するばね定数の影響を示す説明図である。図8Bは、伝達力に対するばね定数の影響を示す説明図である。
図7、図8の横軸はともに回転速度を示している。図7Aに示すように、振動変位は220min-1付近でピークを持ち、速度比例ゲインcである減衰係数が大きい方がピーク時の振動を抑制していることが分かる。すなわち、図7Aにおいて、破線で示されたライン(減衰係数大)の方がピーク時の振動をよりよく制している。
また、図7Bに示す伝達力に関しては、振動変位と同様に220min-1付近にピークを持ち、速度比例ゲインcである減衰係数が大きい方がピーク時の伝達力が小さくなる。ただし、300min-1付近(共振回転速度の√2倍)を超えると減衰係数が大きい方が伝達力が大きくなる。そこで、一般的に伝達力を低減するためには、回転速度が小さいときには減衰係数を大きくし(破線)、回転速度が大きいときには減衰係数を小さくする(実線)。
次に、図8A、図8Bを用いて、変位比例ゲインkであるばね定数の影響について説明する。図8Aに示すように、共振回転速度はばね定数が大きいほど大きくなり、共振時の振動変位も大きくなる。また、図8Bに示す伝達力に関しても同様で、ばね定数が大きいほど共振時の伝達力が大きくなり、回転速度が大きくなってもその傾向は変わらない。
従って、振動や伝達力を低減する場合、ばね定数に関しては小さい方が望ましい。ただし、ばね定数を切り替えることができる場合、図8Aに示す220min-1付近まではばね定数を大きくし、220min-1でばね定数を低下させることで、共振回転速度より低い回転速度領域での振動変位や伝達力を低減することもできる。
次に、ドラム式洗濯機の防振構造における振動モードとばね定数や減衰係数の影響について図9から図11を用いて説明する。
図9は、回転速度と外槽振動、筺体振動の関係を示す模式図である。ドラムの回転速度を上昇させると100~300min-1に外槽9の共振が複数現れる。さらに回転速度を上昇させると400~600min-1に筐体1が左右方向に振動する共振が現れ、1000~1400min-1に筐体1が上下方向に振動する共振が現れる。一般的に、このような振動が増大する共振回転速度付近での運転時間が長くならないように、その領域の加速率を高く設定している。
また、図7A、図7B及び図8A、図8Bに示すように、外槽9の共振回転速度付近では弾性支持機構15の減衰係数を大きく、ばね定数を小さくすることで、外槽9の振動を低減し、伝達力も小さくすることができる。すなわち、筐体振動及び床への伝達力も小さくすることができる。
一方、筐体1の共振回転速度では外槽9の振動への弾性支持機構15のばね定数や減衰係数の影響が小さいため、外槽9から筐体1への伝達力を低減することで筐体1の振動を低減することができる。すなわち、弾性支持機構15のばね定数や減衰係数を低下させることで、筐体振動が低減する。
図10は、筐体1の左右振動に関わる力の伝達の一例を示す模式図であり、図11は、筐体1の上下振動に関わる力の伝達の一例を示す模式図である。図10及び図11を用いて本実施形態のリニアアクチュエータ30の制御方法について述べる。
本実施形態では、ドラム8の回転方向を反時計回りとして左側のリニアアクチュエータ30、右側のリニアアクチュエータ30の制御方法を述べているが、回転方向が時計回りの場合は左右のリニアアクチュエータ30の制御方法を逆にする必要がある。
図10は、外槽9が反時計回りに円の軌跡を描きながら振動した際に、上側の位置に外槽9が移動した時に各因子から筐体1が受ける力を筐体1の左右振動に着目して示している。筐体1の左右振動は、水平方向ではなく筐体1が左右に倒れるように回転振動し、その回転振動の中心は、図10に示すように左右方向は本体の中心、上下方向は床面付近となる。ここで、外槽9が上に移動した時、変位は上向きとなるためベローズ11のばね成分からの伝達力(ばね力)F1kは上向き、速度は左向きとなるため減衰成分からの伝達力(減衰力)F1cは左向きとなる。これは、ベローズ11の支持位置が回転振動の中心より高いため、減衰力による伝達力は反時計回りのモーメントとなる。一方、ばね力は上向きのため筐体1を左右方向に倒す力は小さい。また、左右の弾性支持機構15のバネ16に関しては筐体1に上向きの力を加える。
ここで、筐体1の回転振動の中心が筐体1の下部付近(床面付近)にあることを考慮すると、図10に示すように左側のバネ16は筐体1の回転振動の中心よりも左側に接続しているため、時計回りのモーメントとなる。一方、右側のバネ16は筐体1の回転振動の中心よりも右側に接続しているため、反時計回りのモーメントとなる。
図10において、ベローズ11によるモーメントをM、左側のバネ16によるモーメントをM、右側のバネ16によるモーメントをMとし、筐体1に働くモーメントの合計であるMは(3)式で表すことができる。
M=M+M+M (3)
さらに、時計回りを正とし、回転中心からベローズ11、左側のバネ16、右側のバネ16それぞれの接続位置までの距離をl、l、l、それぞれの伝達力をF、F、Fとすると、筐体1に働くモーメントMは(4)式で表すことができる。
M=-F+F-F (4)
このように、左側のバネ16のみ正となるため、ベローズ11と右側のバネ16によるモーメントを打ち消す効果がある。従って、ベローズ11と右側のバネ16の加振モーメントと、左側のバネ16の加振モーメントを釣り合わせることで、筐体1の左右振動を抑制することができる。しかし、左右のバネ16のばね定数が異なっていると、ドラム内に負荷が入った時に左右方向に傾いて沈み込んでしまうため、左右のばね定数は等しくすることが一般的である。
そこで、他の力を相殺することができる左側に関しては、リニアアクチュエータ30のばね定数を正の値として弾性支持機構15のばね定数を増加させる。これにより相殺する量が増加するため、筐体振動を低減することができる。
一方、右側については、筐体1に伝える力を低下させることが望ましいため、弾性支持機構15のばね定数を低下させる。すなわち、リニアアクチュエータ30のばね定数kを小さくする。ここで、リニアアクチュエータ30のばね定数kを0とすることでも低減することは可能だが、ばね定数kを負の値としその絶対値をバネ16のばね定数kに近づけることで、弾性支持機構15のばね定数を0に近づけることができ、より振動を低減することが可能となる。これらの制御により、筐体1の左右振動に対する加振力を低下させることにより、筐体1の左右振動を低減することができる。
図11は、ドラム式洗濯機の筐体の上下振動に関わる力の伝達の一例を示す模式図である。図11は、外槽9が反時計回りに円の軌跡を描きながら振動した際に、上側の位置に外槽9が移動した時に各因子から筐体1が受ける力を筐体1の上下振動に着目して示す。筐体1に上下方向に加えられる力は、ベローズ11のばね力、減衰力及び弾性支持機構15のばね力、減衰力などがある。図11のように外槽9が上側に振動した場合、変位は上方向、速度は0となるため、ベローズ11や弾性支持機構15の減衰成分からの伝達力は0となり、ベローズ11や弾性支持機構15のばね成分からの伝達力は全て上向きとなる。従って、各接続部からの力の向きが同じであるため、打ち消しあうことがない。また、外槽9が左側に振動した場合、上下方向の変位は0、速度は下向きとなるため、ベローズ11や弾性支持機構15のばね成分からの伝達力は下向きとなる。
このように、上下振動に関する力の伝達は、全ての要素が同じ向きに作用するため、減衰力に関しても同様である。このため、上下方向の振動を低減するためには、各々の接続部のばね定数、減衰係数を小さくすることが望ましい。従って、リニアアクチュエータ30の減衰力は小さい程望ましく、弾性支持機構15のばね定数は小さい方が望ましい。すなわち、リニアアクチュエータ30のばね定数kはバネ16のばね定数kの負の値となることが望ましい。
一般的にドラム式洗濯機では、筐体1の上下方向の共振回転速度に比べ、左右方向の共振回転速度の方が低いため、左右共振回転速度付近では左側のリニアアクチュエータ30のばね定数を大きくし、左右共振回転速度よりも高い回転速度でばね定数を小さくすることで筐体1左右共振時の左右振動低減と筐体1上下共振時の上下振動低減を両立することができる。
さらに、筐体1から床に伝わる力(床伝達力)は、筐体1左右共振時は左右振動が、筐体1上下共振時は上下振動の影響が支配的になるため、前記のように制御することで、床伝達力も低減することができる。
また、ドラム式洗濯機のように遠心力で加振される振動系の場合、外槽9の共振時における外槽9の振動はばね定数が小さい程小さくなる。さらに、ばね定数が小さい程伝達力も小さくなるため、筐体1の振動も低減する。従って、外槽9の共振時においては、左右のリニアアクチュエータ30ともにばね定数を小さくすることが望ましい。
図12Aは、本発明のドラム式洗濯機の床伝達力低減効果を示す模式図である。図12Bは、本発明のドラム式洗濯機に係るアクチュエータのばね定数の制御方法を示す模式図である。図12Aに回転速度と床伝達力の関係を示し、図12Bに比較例の制御方法として左右のリニアアクチュエータ30の制御を同じにした場合と本発明の制御方法におけるリニアアクチュエータ30のばね定数の切り替え方法を示す。
ここで、図12Bにおける、「大」は弾性支持機構15のばね定数を大きくするように制御し、「小」は弾性支持機構15のばね定数を小さくするように制御することを示している。例えば、「小」に関しては、必ずしもリニアアクチュエータ30のばね定数を負の値とする必要はなく、「大」の状態に対して弾性支持機構15のばね定数が小さくなればよい。
外槽9が大きく振動する領域Aでは、比較例の制御及び本実施の形態例ともにリニアアクチュエータ30のばね定数を小さい状態(負の値を含む)とし、外槽9の振動を低減する。筐体1が上下に大きく振動する領域Cでは、リニアアクチュエータ30のばね定数を小さい状態とし、伝達力を低減する。
筐体1が左右に大きく振動する領域Bおいて、比較例の制御では、領域Cと同様に弾性支持機構15から筐体1に伝達する力を低減するために左右のリニアアクチュエータ30ともにばね定数を小さい状態とする。しかし、本実施形態では、左側の弾性支持機構15のばね定数は他の因子の加振力を相殺するため、左側のリニアアクチュエータ30のばね定数を大きい状態とする。これにより、図12Aに示すように領域Bでの床伝達力を左右に同時に切り替える制御に比べ低減することが可能である。
また、本実施形態では、筐体1の共振回転速度が上下方向に比べ左右方向の方が低い場合について述べたが、筐体1の共振回転速度が上下方向に比べ左右方向の方が高い場合は、領域Bと領域Cを入れ替えて制御すればよい。
本実施形態のドラム式洗濯機は、変位に比例した力を出力することができるリニアアクチュエータ30を左右1組有し、制御装置7は、振動の形態に応じて左右のリニアアクチュエータ30のゲインを異ならせる。具体的には、ドラム式洗濯機は、衣類を収容するドラム8と、該ドラム8を内包する外槽9と、該外槽9を収容する筐体1と、該ドラム8を回転駆動する駆動機構10と、外槽9の下部を支持するリニアアクチュエータ30と、該リニアアクチュエータ30を制御する制御装置7有し、リニアアクチュエータ30を少なくとも左右に1本ずつ有し、制御装置7は、ドラム8の回転方向に対して衣類が下りる側と持ち上がる側に設けたリニアアクチュエータ30の制御方法を異ならせる。制御方法は、変位yに比例ゲイン(例えば、ばね定数k)を乗じた力を出力する。これにより、筐体1の振動や床への伝達力を低減することが可能である。
本実施形態のドラム式洗濯機は、外槽9の振動モード(図12A参照)に応じて変位に比例した力を発生させることで(図12B参照)、外槽9の振動を低下させ、筺体1の振動や床への伝達力を低減することが可能である。
制御装置7は、比例ゲインが正のときに実際のバネと同様にリニアアクチュエータ30を含む弾性支持機構15が縮んだ時に反発するものとし、所定の回転速度領域(例えば、図12AにおけるB)おいてドラム8の回転方向に対して衣類が下がる側に設けられたリニアアクチュエータ30の比例ゲインは、衣類が持ち上がる側に設けられたリニアアクチュエータ30の比例ゲインよりも大きくするとよい。これにより、外槽9の振動を低下させ、筐体1の振動や床への伝達力を低減することが可能である。
ドラム式洗濯機は、外槽9を支持するバネ16を少なくとも左右に1本ずつ有し、制御装置7は、比例ゲインが正のときに実際のバネと同様にリニアアクチュエータ30を含む弾性支持機構15が縮んだ時に反発するものとし、ドラム8が回転した時に衣類が持ち上がる方向に設けられたリニアアクチュエータ30の比例ゲインを負の値とするとよい。これにより、外槽9の振動を低下させ、筐体1の振動や床への伝達力を低減することが可能である。
本実施形態では、弾性支持機構15はバネ16とリニアアクチュエータ30を有する構造としているが、必ずしもその構成である必要はなく、バネ16とリニアアクチュエータ30が異なる位置に配置されていても構わない。例えば、バネ16が外槽9を上部から吊り上げる構造とし、外槽9の下部をリニアアクチュエータ30で支持する構成としてもよい。また、ドラム8の回転方向が逆になれば、前記説明とは逆になる。
1 筐体
2 ドア
7 制御装置
8 ドラム
9 外槽
9e 外槽振動検出装置
10 駆動機構
10a 回転速度検知部
15 弾性支持機構
16 バネ
17 変位センサ
30 リニアアクチュエータ

Claims (4)

  1. 衣類を収容するドラムと、該ドラムを内包する外槽と、該外槽を収容する筺体と、前記ドラムを回転駆動する駆動機構と、前記外槽の下部を支持するリニアアクチュエータと、該リニアアクチュエータを制御する制御装置を有し、
    前記リニアアクチュエータを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記ドラムの回転方向に対して衣類が下りる側と持ち上がる側に設けたリニアアクチュエータの制御方法を異ならせ、
    前記制御方法とは、変位に比例ゲインを乗じた力を出力し、
    前記外槽を支持するバネを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記比例ゲインが正のときに実際のバネと同様に前記リニアアクチュエータを含む弾性支持機構が縮んだ時に反発するものとし、所定の回転速度領域おいて前記ドラムの回転方向に対して衣類が下がる側に設けられた前記リニアアクチュエータの比例ゲインは、衣類が持ち上がる側に設けられた前記リニアアクチュエータの比例ゲインよりも大きくする
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 衣類を収容するドラムと、該ドラムを内包する外槽と、該外槽を収容する筺体と、前記ドラムを回転駆動する駆動機構と、前記外槽の下部を支持するリニアアクチュエータと、該リニアアクチュエータを制御する制御装置を有し、
    前記リニアアクチュエータを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記ドラムの回転方向に対して衣類が下りる側と持ち上がる側に設けたリニアアクチュエータの制御方法を異ならせ、
    前記制御方法とは、変位に比例ゲインを乗じた力を出力し、
    前記外槽を支持するバネを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記比例ゲインが正のときに実際のバネと同様に前記リニアアクチュエータを含む弾性支持機構が縮んだ時に反発するものとし、前記ドラムが回転した時に衣類が持ち上がる方向に設けられた前記リニアアクチュエータの前記比例ゲインを負の値とする
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 衣類を収容するドラムと、該ドラムを内包する外槽と、該外槽を収容する筺体と、前記ドラムを回転駆動する駆動機構と、前記外槽の下部を支持するリニアアクチュエータと、前記ドラムの回転速度を測定する回転速度検知部と、該リニアアクチュエータを制御する制御装置と、を有し、
    前記リニアアクチュエータを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記ドラムの回転方向に対して衣類が下りる側と持ち上がる側に設けたリニアアクチュエータの制御方法を異ならせ、
    前記制御方法とは、変位に比例ゲインを乗じた力を出力し、
    前記制御装置は、前記ドラムの回転速度に応じて前記比例ゲインの値を変更し、
    前記外槽を支持するバネを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記比例ゲインが正のときに実際のバネと同様に前記リニアアクチュエータを含む弾性支持機構が縮んだ時に反発するものとし、所定の回転速度領域おいて前記ドラムの回転方向に対して衣類が下がる側に設けられた前記リニアアクチュエータの比例ゲインは、衣類が持ち上がる側に設けられた前記リニアアクチュエータの比例ゲインよりも大きくする
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 衣類を収容するドラムと、該ドラムを内包する外槽と、該外槽を収容する筺体と、前記ドラムを回転駆動する駆動機構と、前記外槽の下部を支持するリニアアクチュエータと、前記ドラムの回転速度を測定する回転速度検知部と、該リニアアクチュエータを制御する制御装置と、を有し、
    前記リニアアクチュエータを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記ドラムの回転方向に対して衣類が下りる側と持ち上がる側に設けたリニアアクチュエータの制御方法を異ならせ、
    前記制御方法とは、変位に比例ゲインを乗じた力を出力し、
    前記制御装置は、前記ドラムの回転速度に応じて前記比例ゲインの値を変更し、
    前記外槽を支持するバネを少なくとも左右に1本ずつ有し、
    前記制御装置は、前記比例ゲインが正のときに実際のバネと同様に前記リニアアクチュエータを含む弾性支持機構が縮んだ時に反発するものとし、前記ドラムが回転した時に衣類が持ち上がる方向に設けられた前記リニアアクチュエータの前記比例ゲインを負の値とする
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
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