JP7259627B2 - 乗物用のスピーカー構造 - Google Patents
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Description
また第1発明の乗物用のスピーカー構造の支持部は、シートパッドを補強する補強部材と、補強部材に固定されたブラケットとを有し、スピーカーグリルは、貫通部内に設置された状態で、ブラケットに取付けられている。本発明では、スピーカーグリルを、補強部材のブラケットに取付けておくことで、貫通部の適所に安定的に設置することができる。
そして第1発明の乗物用のスピーカー構造のスピーカーグリルは、ブラケットに係合構造を介して取付けられているとともに、係合構造は、スピーカーグリルとブラケットのいずれか一方に設けた凸部が、一方と異なる他方に設けられた孔部に挿入係合されることで構成されている。本発明では、スピーカーグリルを、比較的シンプルな係合構造によって、ブラケットにより安定的に取付けておくことができる。
そして図1に示す乗物室内VRには、快適性向上等の観点からスピーカー構造7が設けられ、このスピーカー構造7は、後述するシートバック6とスピーカー装置SMで構成されている。ここでスピーカー装置SMは、図1~図3を参照して、後述するスピーカー本体2s及びスピーカーグリル20sを有し、スピーカー本体2sから発せられた音が、シートバック6の後側から着座側の前側に向けて伝達される。この種のスピーカー構造7では、メンテナンスや部品交換時などにスピーカー装置SMを取外すことが想定されるため、このスピーカー装置SMの取外し性を確保することが望ましいといえる。またシートバック6は、図7に示すように乗員を弾性的に支持するシートパッド6P(詳細後述)を有しているが、このような場合においても、スピーカー本体2sの性能を引き出しつつシートバック6の着座側に音を伝達できることが望ましい。そこで本実施例では、後述する構成によって、スピーカー装置SMを取外し性に配慮しつつ設置し、さらにスピーカー本体2sの音をシートバック6の着座側に性能良く伝達することとした。以下、各構成について詳述する。
図2及び図3に示すスピーカー本体2sは、スピーカーユニット3sと、スピーカーユニット3sを保持可能な保持ブラケット7sとを有し、図5及び図6に示すように後述の設置用部材8に設置される。このスピーカーユニット3sは、図3に示すように円筒状の部材であり、その前端面には、音を発する発信部4sが設けられている。またスピーカーユニット3sの外縁の右上と左下には、一対の板状の締結座5s,6sが径方向外側に張り出している。そして各締結座5s,6sには、前後方向を向いたボルト材BM1が挿設されており、各ボルト材BM1によって、スピーカーユニット3sが後述の保持ブラケット7sに締結されて保持される。
また図1~図3に示すスピーカーグリル20sは、適度な強度を備えた樹脂製の板状部材であり、後述のシートバック6の貫通部20内に設置することができる。このスピーカーグリル20sは、正面視において左右に長尺な矩形に形成されており、その上縁の左右端側は外方に向かうにつれて次第に下方に傾斜している。そしてスピーカーグリル20sの外形寸法は後述する貫通部20内に設置可能である限り特に限定しないが、本実施例では貫通部20の開口寸法よりも若干大きくなるように設定されている。またスピーカーグリル20sには、図2及び図3に示すように、音の通過を許容する複数の貫通孔Hが形成されており、本実施例では左端と右端を除く概ね全面に貫通孔Hが均一に形成されている(なお各図では、便宜上、一つの貫通孔にのみ符号を付している)。そしてスピーカーグリル20sの右端と左端には取付座21s,22sが左右対称に設けられている。各取付座21s,(22s)は、スピーカーグリル20sの右端(左端)から後方に突出する概ね柱状部位(外方が解放状)であり、これらの後面には係合クリップCLが挿設されて後方に突出している。そして各取付座21s,22sの係合クリップCLは、図9に示すようにスピーカーグリル20sを後述のシートバック6に取付けるために使用される。
図1及び図5に示す設置用部材8は、左右方向に長尺な立壁状の部位であり、乗物ボディの後部構造となるリアシェルフをなしている。なお図1等では、設置用部材8が露出した状態で図示されているが、実際の設置用部材8は、その前方に乗物用シート2及びその他の乗物用シート(図示省略)が設置され且つ上側に内装部材(図示省略)が設置されることで隠されている。この設置用部材8は、図5及び図6に示すように、組付部9aと、左右一対の設置部10,11を有している。ここで組付部9aは、後述するシートバック6を組付けるための部位であり、設置用部材8の右縁から前方に突出する板状部材で構成されている。この組付部9aの先端には、丸孔状又は長孔状の孔9Hが複数又は単数設けられており、シートバック6を組付けて固定するためのボルト材(図示省略)を挿設することができる。
図3~図5を参照して、スピーカーユニット3sを、保持ブラケット7sの嵌挿孔8sに嵌挿し、さらに各締結座5s(6s)のボルト材BM1を、保持ブラケット7sの対応する締結孔9s(10s)に締結固定しておく。こうしてスピーカー本体2sを形成したのち、図5に示すように設置用部材8に設置する。このときスピーカー本体2sを設置用部材8にあてがいつつ、保持ブラケット7sの左右の係止爪17s(18s)を、対応する設置部10(11)の上側設置孔10a(11a)に上方から差し込んで位置決めしておく。そして図6に示すように、保持ブラケット7sの右側の固定孔15sと、右側の設置部10の前側設置孔10bとにボルト材BM2を挿通して締結する。また同様に保持ブラケット7sの左側の固定孔16sと、左側の設置部11の別の前側設置孔11bとにボルト材BM2を挿通して締結する。こうしてスピーカー本体2sは、その左右端側が各設置部10,11にバランス良く締結されて、設置用部材8に設置されることとなる。
図1及び図7に示すシートバック6は、正面視で概ね矩形の部材であって、適度な厚み寸法(前後の寸法)を有している。このシートバック6は、本発明の乗物用シートの支持部に相当し、乗員上半身(乗員背部や乗員頭部など)を支持することができる。すなわち図11及び図12を参照して、乗物用シート2に乗員100が着座した場合、シートバック6が背凭れとなり、さらにシートバック6の上部にて乗員頭部を支持することができる。そしてシートバック6は、図7に示すシートパッド6Pをシートカバー6Sで被覆することで形成され、さらにスピーカー構造7用の構成として、後述する貫通部20及びスピーカーグリル20sを有している。ここでシートカバー6Sは、シートの意正面を構成する面材であり、布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で形成されている。このシートカバー6Sは、複数の表皮ピースを袋状に縫合することで形成されており、後述するシートパッド6Pの外面とともに貫通部20の内側を被覆している。
また図7に示すシートパッド6Pは、シート外形をなす正面視で概ね矩形の部材である。このシートパッド6Pは、乗員を弾性的に支持可能な素材で形成されており、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3~60kg/m3)などの発泡樹脂で形成することができる。このシートパッド6Pは適度な厚み(前後の寸法)を有しているとともに、上部側が概ね上に凸の湾曲形状をなして乗員頭部を支持することが可能となっている。そしてシートパッド6Pの上部には、シート幅方向の中央に貫通部20が形成されている。この貫通部20は、シートパッド6Pを厚み方向に貫通する貫通孔であって、図11及び図12に示すように、シートパッド6Pの着座側の前側開口21と、後面側の後側開口22とを有している。そして図7を参照して、各開口21,22は、後述するスピーカーグリル20sの外形に倣って正面視で左右に長尺な概ね矩形状をなしており、その上縁の左右端は、外方に向かうにつれて次第に下方に傾斜している。
またシートパッド6Pは、図8に示す複数のワイヤ状の補強部材31~36が埋設されることで補強されており、各補強部材31~36は、剛性に優れる金属で形成されている(図8では、便宜上、特定の補強部材に特定の符号31~35を付し、その他の補強部材には共通の符号36を付す)。これら各補強部材31~36は、インサート成形などの手法で、シートパッド6Pの適宜の位置に埋設されて一体化されている。例えばシートパッド6Pの上部には、その右縁に沿うように右補強部材31が配設され、左縁に沿うように左補強部材32が配設され、上縁に沿うように上補強部材33が配設されている。また貫通部20の下方には、左右に延びる下補強部材34が配設され、さらに貫通部20を囲むように一繋ぎの中補強部材35が配設されている。なおシートパッド6Pの下部にも、複数の補強部材36が縦横に配設されて補強されている。
そして図8及び図9を参照して、特定の補強部材31~34には、左右一対のブラケット(右ブラケット41,左ブラケット42)が固定されている。これら右ブラケット41と左ブラケット42は、左右対称となっている以外は概ね同一の基本構成を有しているため、以下に、右ブラケット41を一例にその詳細を説明する。この右ブラケット41は、貫通部20の右側を上下に横断する矩形で金属製の板状部材であり、その上端と下端とが対応する補強部材31,33,34に固定されている。そして右ブラケット41の左右方向中央は後方に凹状とされており、この凹み部分41xには、設置用部材8用の位置決め孔部41aと、スピーカーグリル20s用の係合孔部41bとが設けられている。位置決め孔部41aは、右ブラケット41の上下方向中央に設けられて貫通部20内に配置された貫通孔であり、後述するように位置決め軸13sを挿通することができる。また係合孔部41bは、位置決め孔部41aの上方に設けられて貫通部20内に配置された貫通孔であり、後述するように係合クリップCLを挿入係合することができる。また左ブラケット42も、貫通部20の左側を上下に横断する矩形で金属製の板材であり、その上端と下端とが対応する補強部材32,33,34に固定されている。そして左ブラケット42にも、別の凹み部分42xに別の位置決め孔部42aと別の係合孔部42bが設けられている。そして本実施例では、右ブラケット41と左ブラケット42が、図12に示すようにシートパッド6P内において貫通部20の前側開口21よりも後側に配置されており、本実施例では後側開口22付近に配置されている。
図9を参照して、スピーカーグリル20sを貫通部20内に前側から挿入しつつ、左右の各ブラケット41,42に取付けておく。このとき本実施例では、スピーカーグリル20sを、各係合クリップCLと各係合孔部41b,42bの係合(係合構造)によって、各ブラケット41,42に安定的に取付けておくことができる。この係合構造では、スピーカーグリル20sの各係合クリップCLが本発明の凸部に相当し、各ブラケット41,42の係合孔部41b,42bが本発明の孔部に相当する。そして図9を参照して、スピーカーグリル20sの設置に際しては、スピーカーグリル20sの右端側を右ブラケット41にあてがいつつ、右側の取付座21sに挿設された係合クリップCLを、右ブラケット41の係合孔部41bに前方から挿入して係合しておく。また同様にスピーカーグリル20sの左端側を左ブラケット42にあてがいつつ、左側の取付座22sに挿設された係合クリップCLを、左ブラケット42の別の係合孔部42bに前方から挿入して係合しておく。このように本実施例では、スピーカーグリル20sを、各係合クリップCLと各係合孔部41b,42bの係合(比較的シンプルな係合構造)によって、各ブラケット41,42に安定的に取付けておくことができる。
図6及び図9を参照して、シートバック6を設置用部材8に着脱可能に組付けて、スピーカーグリル20sをスピーカー本体2sに対面状に配置しておく。そしてシートバック6の設置用部材8に対する組付けに際しては、図9に示すように、保持ブラケット7sの右端と左端から前方に突出する位置決め軸13s,(14s)をシートバック6の位置決めに利用する。すなわち各位置決め軸13s,(14s)を、対応するブラケット41(42)の位置決め孔部41a(42a)に挿通することにより、シートバック6を位置決めすることができる。こうして本実施例では、各ブラケット41,42が、スピーカーグリル20sの取付けと、シートバック6と設置用部材8の位置決めとに使用される(兼用される)ため、シート構成の簡略化に資する構成となる。
図1、図11及び図12に示す乗物用シート2に乗員100が着座した場合、乗員100の下半身をシートバックで支持しつつ、乗員100の上半身をシートバック6で支持する。すなわちシートバック6が乗員100の背凭れとなり、さらにシートバック6の上部にて乗員頭部を支持することができる。そしてスピーカー装置SMを作動させることで、設置用部材8側のスピーカー本体2sから発せられた音が、シートバック6の後側から着座側の前側に向けて伝達される。この種の構成では、スピーカー装置SMを取外し性に配慮して設置し、さらにスピーカー本体2sの性能を引き出しつつシートバック6の着座側に音を伝達できることが望ましい。例えばシートバック6は、乗員を弾性的に支持するシートパッド6Pを有しているが、このシートパッド6Pが原因となって、スピーカー本体2sの音の音質や音圧の低下を招くことは極力回避すべきである。
またシートバック6では、図11及び図12に示す着座状態の乗員100に、スピーカー装置SMが原因となる異物感を生じさせないよう配慮すべきである。そこで本実施例では、スピーカー本体2sをシートパッド6Pの後方に配置し、さらにスピーカーグリル20sを、貫通部20内の前側開口21よりも後側に設置している。このためシートパッド6Pの着座側には、図11に示すように撓み変形領域A1が形成され、この撓み変形領域A1は、スピーカーグリル20sからの影響を極力受けることなく撓み変形可能である。そしてシートパッド6Pの撓み変形領域A1が、乗員頭部を弾性的に支持しつつ後方にスムーズに撓み変形することで、乗員100に対して異物感を生じさせるといった事態を極力回避することができる。このため本実施例の構成によれば、乗員100に対して、スピーカー装置SMが原因となる異物感の発生をより確実に回避することができ、シートの優れた着座性の確保に資する構成となっている。
そして図1、図11及び図12に示すスピーカー構造7では、メンテナンスや部品交換時などにスピーカー装置SMを取外すことが想定される。このためこの種のスピーカー構造7では、スピーカー装置SMの取外しが容易であることが望ましく、とりわけスピーカー本体2sの取外し性を確保することが望まれる。そこで本実施例では、スピーカー本体2sを、取外し性を考慮して設置用部材8に設置して、シートパッド6Pの後方に配置している。このためスピーカー本体2sは、シートパッド6Pにて周囲が覆われている場合に比して取外し作業が容易な構成となっている。さらに本実施例では、図9を参照して、シートバック6及びスピーカーグリル20sを設置用部材8に着脱可能に組付けているため、スピーカー本体2sの取外し作業が一層容易となっている。すなわちシートバック6(スピーカーグリル20s)を設置用部材8から取外すことにより、図6に示すように設置用部材8に設置されたスピーカー本体2sを外部に露出させることができる。このように本実施例では、シートバック6を設置用部材8から取外すことで、シートバック6の分解を要することなくスピーカー本体2sを露出させることができ、スピーカー装置SMの取外し性の確保に資する構成となっている。
図13に示す実施例2の乗物用のスピーカー構造7Aでは、実施例1の乗物用のスピーカー構造とほぼ同一の基本構成を備える構成については、対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。実施例2のスピーカー構造7Aは、シートバック6Aとスピーカー装置SMで構成されているが、スピーカー本体2sが、シートバック6Aの一部をなす設置用部材8Aに設置されている点が実施例1と異なっている。ここで本実施例の乗物用シート2Aは、シートクッション4Aとシートバック6Aとを有し、これらの基本構成は実施例1の対応する部材と概ね同一である。また支持部としてのシートバック6Aでは、図示しない貫通部の形成されたシートパッド6Pが、図示しないシートフレームで支持されてシートカバー6Sにて被覆されている。さらにシートバック6Aには、バックボードとして機能する板状の設置用部材8Aが設けられており、この設置用部材8Aによってシートパッド6Pの後面が覆われている。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック(本発明の乗物用シートの支持部)
6S シートカバー
6P シートパッド
A1 撓み変形領域
7 スピーカー構造
SM スピーカー装置
2s スピーカー本体
3s スピーカーユニット
4s 発信部
5s,6s 締結座
7s 保持ブラケット
8s 嵌挿孔
9s,10s 締結孔
11s,12s 位置決め孔
13s,14s 位置決め軸
15s,16s 固定孔
17s,18s 係止爪
20s スピーカーグリル
21s,22s 取付座
H 貫通孔
CL 係合クリップ(本発明の凸部)
8 設置用部材
9a 組付部
9H (組付部の)孔
10,11 設置部
10a,11a 上側設置孔
10b,11b 前側設置孔
20 貫通部
21 前側開口
22 後側開口
31 右補強部材
32 左補強部材
33 上補強部材
34 下補強部材
35 中補強部材
36 その他の補強部材
41 右ブラケット(本発明のブラケット)
42 左ブラケット(本発明のブラケット)
41a,42a 位置決め孔部
41b,42b 係合孔部(本発明の孔部)
41x,42x 凹み部分
100 乗員
BM1,BM2 ボルト材
2A 実施例2の乗物用シート
4A 実施例2のシートクッション
6A 実施例2のシートバック
7A 実施例2のスピーカー構造
8A 実施例2の設置用部材
Claims (7)
- スピーカーグリル及びスピーカー本体を有するスピーカー装置と、乗員上半身を支持可能な乗物用シートの支持部とから構成され、
前記支持部が、シート外形をなして乗員を弾性的に支持可能なシートパッドを有し、前記スピーカー本体から発せられた音が、前記支持部の後側から着座側の前側に向けて伝達される乗物用のスピーカー構造において、
前記スピーカー本体は、前記シートパッドの後方に設置されているとともに、前記スピーカーグリルは、前記シートパッドをその後面から着座側に貫通する貫通部内に設置されて前記スピーカー本体に対面状に配置され、
前記スピーカー本体から発せられた音が、前記スピーカーグリルを通して前記貫通部の後側から前側に伝達される構成とし、
前記支持部は、前記シートパッドを補強する補強部材と、前記補強部材に固定されたブラケットとを有し、
前記スピーカーグリルは、前記貫通部内に設置された状態で、前記ブラケットに取付けられており、
前記スピーカーグリルは、前記ブラケットに係合構造を介して取付けられているとともに、前記係合構造は、前記スピーカーグリルと前記ブラケットのいずれか一方に設けた凸部が、前記一方と異なる他方に設けられた孔部に挿入係合されることで構成されている乗物用のスピーカー構造。 - 前記スピーカーグリルは、前記貫通部の着座側の開口よりも後側に配置されている請求項1に記載の乗物用のスピーカー構造。
- 前記スピーカー本体が設置された設置用部材と前記支持部とは着脱可能な状態で組付けられている請求項1又は2に記載の乗物用のスピーカー構造。
- 前記スピーカーグリルのシート幅方向における両端は、それぞれ対応するブラケットに取付けられている請求項1~3のいずれか一項に記載の乗物用のスピーカー構造。
- 前記支持部は、前記ブラケットを介して、前記スピーカー本体が設置された設置用部材に位置決めされて組付けられている請求項1~4のいずれか一項に記載の乗物用のスピーカー構造。
- 前記スピーカーグリルの周縁は、前記貫通部の内壁をなすシートパッド部分に押し当てられている請求項1~5のいずれか一項に記載の乗物用のスピーカー構造。
- 前記スピーカー本体が設置された設置用部材は、前記支持部の後側に位置する乗物ボディと、前記シートパッドの後面側に取付けられた部材とのいずれか一方である請求項1~6のいずれか一項に記載の乗物用のスピーカー構造。
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