JP2012232731A - 車両用シート - Google Patents

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幹宏 鬼頭
Atsuki Sasaki
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Abstract

【課題】部品点数を減らすことができる共に重量低減を図ることができる車両用シートを提供する。
【解決手段】シートバック20の骨格部をなすアッパフレーム部31と左右の両サイドフレーム部33とを一体に有するシートバックフレーム30が合成樹脂材によって一体に形成される。シートバックフレーム30の左右の両サイドフレーム部33の間には、着座者の背部を弾性的に支承するコンタマット部35が一体に形成されている。さらに、左右の両サイドフレーム部33の間には、空調用のファンユニット60が装着される装着凹部51を有するプレート50が一体に形成される。
【選択図】図3

Description

この発明は車両用シートに関する。
従来、車両用シートのシートバックの骨格部をなすシートバックフレームは、金属パイプ材が逆U字状に曲げ加工されたアッパフレーム部と、このアッパフレーム部の左右の両下端部に接続される金属板の折り曲げ加工によって形成された左右の両サイドフレーム部とを主体として構成されているのが一般的である。
また、着座者の背部を弾性的に支承するコンタマット部は、金属ばね線材によって所要とする形状に曲げ加工されることで形成された後、左右の両サイドフレーム部の間に跨って固定される。
また、車両用シートのシートバックに空調用のファンユニットを装着するために、左右の両サイドフレーム部に跨って、ファンユニット専用のブラケットを装着し、このブラケットにビス等によって空調用のファンユニットを装着することが知られている。
このような空調用のファンユニットを装着した車両用シートとしては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2009−291310号公報
ところで、前記した従来の車両用シートのシートバックにおいては、先ず、アッパフレーム部と、左右の両サイドフレーム部とを個別に形成した後、一体状に組み付ける。次に、左右の両サイドフレーム部の間に跨ってコンタマット部を固定する。
さらに、ファンユニット専用のブラケットを製作して準備し、左右の両サイドフレーム部に跨って、ファンユニット専用のブラケットを装着する。
このため、構成部品の点数や組付工数が多くなり、コスト高となる。
また、シートバックフレーム、コンタマット部及びファンユニット専用のブラケットはそれぞれ金属製であるため、軽量化を図ることが困難である。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、部品点数を減らすことができる共に重量低減を図ることができる車両用シートを提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る車両用シートは、シートバックの骨格部をなすアッパフレーム部と左右の両サイドフレーム部とを一体に有するシートバックフレームが合成樹脂材によって一体に形成され、
前記シートバックフレームの左右の両サイドフレーム部の間には、着座者の背部を弾性的に支承するコンタマット部が一体に形成され、
さらに、前記左右の両サイドフレーム部の間には、空調用のファンユニットが装着される装着凹部を有するプレートが一体に形成されいることを特徴とする。
前記構成によると、アッパフレーム部と左右の両サイドフレーム部とを一体に有するシートバックフレームが合成樹脂材によって一体に形成されると共に、左右の両サイドフレーム部の間にコンタマット部が一体に形成される。
さらに、左右の両サイドフレーム部の間の一体に形成されたプレートの装着凹部に空調用のファンユニットを容易に装着することができる。
このため、構成部品の点数や組付工数を削減して、コスト低減を図ることができると共に、従来の金属製のものと比べ重量軽減を図ることができる。
さらに、ファンユニット専用のブラケットを製作し、この専用のブラケットをシートバックフレームに組み付ける手間を省くことができる。
請求項2に係る車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートであって、
左右の両サイドフレーム部には、表皮材を取り付けるための取付部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、左右の両サイドフレーム部の取付部に表皮材を取り付けることで、両サイドフレーム部の間に跨って表皮材を良好に張設することができる。
請求項3に係る車両用シートは、請求項1又は2に記載の車両用シートであって、
左右の両サイドフレーム部には、上下方向に延びる強化繊維テープが配設されていることを特徴とする。
前記構成によると、上下方向に延びる強化繊維テープによって左右の両サイドフレーム部を補強することができ、シートバックフレームの強度を良好に確保することができる。
この発明の実施例1に係る車両用シートを簡略化して示す斜視図である。 同じく図1のII−II線に沿う平断面図である。 同じくシートバックフレームを示す斜視図である。 同じく図3のIV−IV線に沿う平断面図である。 同じく図3のV−V線に沿う平断面図である。 この発明の実施例2に係る車両用シートのシートバックフレームの左右の両サイドフレーム部の間に表皮材が張設された状態を示す斜視図である。 同じく図6のVII−VII線に沿う平断面図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1に係る車両用シートを図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、車両用シートは、シートクッション10と、このシートクッション10の後部にリクライニング機構によって前後方向へ傾き調整可能に支持されたシートバック20とを備えている。
図2に示すように、シートバック20は、その骨格部をなすシートバックフレーム30と、このシートバックフレーム30の前側から左右両側部にわたって配設された発泡ウレタン等よりなるパッド21と、このパッド21の表面を被覆する表皮22とを備えている。
図3と図4に示すように、シートバックフレーム30は、合成樹脂材(強化繊維が混合された合成樹脂材も含む)が成形型内に充填されることによって形成されている。そして、シートバックフレーム30は、アッパフレーム部31と、このアッパフレーム部31の左右両縁部から下方へ一体連続状に延出された左右の両サイドフレーム部33と、左右の両サイドフレーム部33の下部に両端部が一体状に結合されたロアフレーム部34とを備えている。
また、アッパフレーム部31には、ヘッドレストのステーが嵌挿される上下方向に筒状をなすヘッドレストサポート部32が必要に応じて一体に形成される。
図3と図4に示すように、左右の両サイドフレーム部33には、横方向に開口する複数の凹部33aが上下方向に所定間隔を隔てて形成される。これによって、軽量化や材料節減を図りながら強度を確保することができる。
また、アッパフレーム部31においても、例えば後方に開口する凹部を適宜に形成することによって軽量化や材料節減を図りながら強度を確保することが望ましい。
図3と図4に示すように、左右の両サイドフレーム部33の間には、着座者の背部を弾性的に支承するコンタマット部(ばね部)35が、シートバックフレーム30を成形型内で形成すると同時に、合成樹脂材によって一体に形成される。
この実施例1において、コンタマット部35は、両端部が左右の両サイドフレーム部33に一体状に結合された平板部の上下方向に、複数の横方向スリット37が所定間隔を隔てて配列されることによって前後方向に撓み変形可能に形成された複数の弾性帯板部36によって構成されている。
また、この実施例1において、図3と図4に示すように、左右の両サイドフレーム部33の前後両面(少なくとも片側面)の上端部から下端部にわたって上下方向に延びる強化繊維テープ40、41がインサート成形によって表面側が露出された状態で埋設されている。これによって、シートバックフレーム30の強度を高めることが望ましい。
図3と図5に示すように、シートバック20に空調機能をもたせるために、シートバックフレーム30の左右の両サイドフレーム部33の間には、ファン65を有する空調用のファンユニット60が装着される装着凹部51を有するプレート50がシートバックフレーム30を成形型内で形成すると同時に、合成樹脂材によって一体に形成される。そして、プレート50の左右両端部が左右の両サイドフレーム部33に一体に結合されている。
また、プレート50の装着凹部51の底面には空気取入用の貫通孔52が形成され、装着凹部51の周囲にはファンユニット60のケース61を取り付けるための所要数の取付孔53が形成されている。
そして、ファンユニット60は、そのケース61が装着凹部51の周囲の取付孔53にボルトによって固定されることで、シートバックフレーム30にファンユニット60が装着される。
また、図3に示すように、ファンユニット60のケース61には、シートバック20の前方へ向けて空調エアーを吹き出すための吹出口62が形成されている。
この実施例1に係る車両用シートは上述したように構成される。
したがって、合成樹脂製のシートバックフレーム30と一体に、このシートバックフレーム30の左右の両サイドフレーム部33の間にコンタマット部35が一体に形成される。このため、シートバックフレームとコンタマット部とをそれぞれ個別に製作して組み付ける従来のものと比べ、構成部品の点数や組付工数を削減して、コスト低減を図ることができると共に、従来の金属製のものと比べ重量軽減を図ることができる。
また、左右の両サイドフレーム部33は、上下方向に延びる強化繊維テープ40、41によって補強されるため、シートバックフレーム30の強度を良好に確保することができる。
また、シートバックフレーム30の左右の両サイドフレーム部33の間に一体に形成されたプレート50の装着凹部51の周囲に配設した取付孔53に、空調用のファンユニット60のケース61をボルトによって容易に装着することができる。
このため、ファンユニット専用のブラケットを製作し、この専用のブラケットをシートバックフレームに組み付ける手間を省くことができる。
次に、この発明の実施例1に係る車両用シートを図6と図7にしたがって説明する。
図6と図7に示すように、左右の両サイドフレーム部33の対向面の奥側寄りには、表皮22のうち、シートバック20前面の幅方向中央部を構成する表皮材22aの左右両側部を取り付けるための取付面70aを有する左右の取付部70が段差状に形成されている。
そして、左右の両サイドフレーム部33の取付部70の取付面70aに表皮材22aの左右両縁部が、タッカ止め、接着、クリップ止め等によって取り付けられ、表皮材22aが張設される。
その後、シートバックフレーム30の取付面70aからシートバックフレーム30の前面、左右両側部及び後部にわたって発泡ウレタン等よりなるパッド21が配設される。そして、パッド21の表面が表皮22によって被覆されることでシートバック20が構成される。
この実施例2のその他の構成は、実施例1と同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
この実施例2に係る車両用シートは上述したように構成される。
したがって、この実施例2においても実施例1と同様の作用効果を奏する。
特に、左右の両サイドフレーム部33の取付部70の取付面70aに表皮材22aを係止することで、両サイドフレーム部33の間に跨って表皮材22aを良好に張設することができる。
また、アッパフレーム部31と、ロアフレーム部34においても左右の両取付部70の取付面70aと同一面をなす取付面を有する取付部がそれぞれ形成されることが望ましい。この場合には、表皮材22aの四周縁を、タッカ止め、接着、クリップ止め等によってより一層良好に取り付けることができる。
なお、この発明は前記実施例1及び2に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
20 シートバック
22 表皮
22a 表皮材
30 シートバックフレーム
31 アッパフレーム部
32 ヘッドレストサポート部
33 サイドフレーム部
35 コンタマット部
40、41 強化繊維テープ
50 プレート
51 装着凹部
52 貫通孔
70 取付部

Claims (3)

  1. シートバックの骨格部をなすアッパフレーム部と左右の両サイドフレーム部とを一体に有するシートバックフレームが合成樹脂材によって一体に形成され、
    前記シートバックフレームの左右の両サイドフレーム部の間には、着座者の背部を弾性的に支承するコンタマット部が一体に形成され、
    さらに、前記左右の両サイドフレーム部の間には、空調用のファンユニットが装着される装着凹部を有するプレートが一体に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    左右の両サイドフレーム部には、表皮材を取り付けるための取付部がそれぞれ形成されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シートであって、
    左右の両サイドフレーム部には、上下方向に延びる強化繊維テープが配設されていることを特徴とする車両用シート。
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