JP7255509B2 - 車両用シートベルト装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用シートベルト装置10は、ウェビング12と、バックル14と、タングプレート16と、アンカブラケット18と、リフトアップ機構部20と、プリテンショナ機構部22と、制御部24とを有している。また、車両用シートベルト装置10は、車両用シート32に設けられていると共に、車両用シート32は、シートクッション32Aと、シートバック32Bとを有している。シートクッション32Aは、乗員Pが着座すると共に、図示しない車両フロアにシートレール34を介して取り付けられている。このシートクッション32Aは、骨格部材である図示しないシートクッションフレームを内蔵している。
ウェビング12は、車両用シート32に着座した乗員Pを拘束するための非伸張性の帯状部材である。このウェビング12は、乗員Pによる装着状態において、乗員Pの大腿部Fにおける腰部L側の部位を拘束するラップベルト12Aと、乗員Pの胸部Cを拘束するショルダベルト12Bとを有している。ウェビング12には、タングプレート16が取り付けられている。乗員装着時のウェビング12において、ショルダベルト12Bとラップベルト12Aとは、タングプレート16を境にして区分されている。
バックル14は、車両用シート32における乗員Pが着座するシートクッション32Aのシート幅方向外側(シート側方かつ車両幅方向内側)に配置されており、図2に示されるように、例えばバックル本体部14Aが樹脂カバー14Bで覆われかつバックル本体部14Aの内部にウェビング12に取り付けられたタングプレート16が係合する構造を有している。タングプレート16は、ウェビング12の装着時にバックル14に挿入されて、バックル14と係合するようになっている。また、ウェビング12を外す際には、バックル14の解除ボタン(図示せず)によってタングプレート16の係合を解除できるようになっている。なお、バックル14には、タングプレート装着センサ15(図4参照)が設けられており、タングプレート16が係合された際に信号を制御部24へ出力可能な構成とされている。
リフトアップ機構部20は、第1ネジ部材40と、第2ネジ部材42と、駆動機構部44と、ガイド部材46と、を含んで構成されている。第1ネジ部材40は、後述する回動部48を介してバックル14のシート下方側に連結されている。この第1ネジ部材40は、バックル14からアンカブラケット18(図1参照)側へ向けて延設された長尺円筒部材により構成されており、この延設方向を軸線方向として円筒内部にネジ部としての雌ネジ50が形成されている。なお、第1ネジ部材40の円筒内部は、軸線方向におけるシート下方側の端部が外部と連通可能に開放されている。
図1に示されるように、プリテンショナ機構部22は、作動することによりバックル14を引き込むための装置である。このプリテンショナ機構部22は、車両用シート32のシートレール34に設けられている。具体的には、プリテンショナ機構部22は、プリテンショナ本体部22Aと、引込案内部材22Bとを有しており、プリテンショナ本体部22Aは、円筒状に形成されている。そして、車両用シート32のシート下方側に、シート前後方向がプリテンショナ本体部22Aの長手方向となるように配置されている。プリテンショナ本体部22Aの内側には、可動部(図示せず)が設けられている。この可動部は、可撓性を有する荷重伝達部材74のシート前方側の端部(図示せず)が係合されている。
図4に示されるように、制御部24には、上述したリフトアップ機構部20及びプリテンショナ機構部22以外に、衝突予知センサ26、衝突検知センサ28、タングプレート装着センサ15、着座センサ33及びリクライニング角度検知センサ38が通信可能に接続されている。衝突予知センサ26は、例えばミリ波レーダ、レーザレーダ、ステレオカメラ等とされており、車両の前方移動衝突が予知された際に制御部24へ信号を出力可能な構成とされている。なお、前方移動衝突を予知して制御部24へ信号を出力するのは、ブレーキセンサによってブレーキペダルの操作が検知された際や、アクセルセンサによってアクセルペダルの急なオフ操作が検知された際でもよい。その場合、上記のブレーキセンサ又はアクセルセンサが衝突予知センサとなる。
衝突検知センサ28は、前方移動衝突によって車両に生じる加速度を検出する。衝突検知センサ28は、車両の前方移動衝突が検知された際に制御部24へ信号を出力可能な構成とされている。
制御部24は、CPU(Central Processing Unit)80、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)84及びストレージ86を含んで構成されている。各構成は、バス88を介して相互に通信可能に接続されている。
上記の乗員拘束制御プログラムを実行する際に、車両用シートベルト装置10は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。車両用シートベルト装置10が実現する機能構成について説明する。
次に、車両用シートベルト装置10の作用について説明する。図6は、車両用シートベルト装置10の動作の流れを示すフローチャートである。CPU80がROM82又はストレージ86から乗員拘束制御プログラムを読み出して、RAM84に展開して実行することにより、バックル14の移動及びプリテンショナ機構部22の作動が行われる。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
12 ウェビング
12A ラップベルト
14 バックル
16 タングプレート
20 リフトアップ機構部
22 プリテンショナ機構部
24 制御部
32 車両用シート
32A シートクッション
32B シートバック
F 大腿部
L 腰部
P 乗員
Claims (1)
- シートバックとシートクッションとを有する車両用シートに着座した乗員の腰部又は大腿部を拘束するラップベルトを有するウェビングと、
前記シートクッションの側方に位置しかつ前記ウェビングの前記ラップベルトと他の部位との境界に取り付けられたタングプレートが係合するバックルと、
前記バックルを格納位置と前記格納位置に対して車両上方側に位置する上昇位置とのいずれか一方に移動させるリフトアップ機構部と、
前記バックルに連結されかつ作動することにより前記バックルを前記シートクッションのシート前方側かつシート下方側に引き込むプリテンショナ機構部と、
前記シートバックのリクライニング角度を検知すると共に、当該リクライニング角度が所定角度以上の状態で危険が予知された際に前記リフトアップ機構部により前記バックルを前記上昇位置へ移動させ、その後車両衝突が検知された際に前記プリテンショナ機構部を作動させる制御部と、
を有する車両用シートベルト装置。
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JP2020018920A JP7255509B2 (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 車両用シートベルト装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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- 2020-02-06 JP JP2020018920A patent/JP7255509B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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