JP7247609B2 - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置、撮像方法およびプログラムに関する。
従来、全天球カメラなどの複数の撮像部を備える撮像装置においては、複数の撮像部それぞれで光学系を通して撮像素子により取得された複数の画像をつなぎ合わせることにより、全天球画像などの1つの画像が生成される。
また、撮影画像における白飛びなどの階調性の悪化を低減することを目的としたハイライト補正などのダイナミックレンジ補正技術が知られている。ハイライト補正技術では、典型的には、所定のハイライト補正量を得るために、適正露出よりも露出をハイライト補正量の分だけアンダー補正して撮影し、その分だけ撮影画像の中間調を明るく持ち上げるような画像補正を実施する。これにより、通常撮影と比較して、全体の明るさがおおむね同一ながら、ハイライト部分の白飛びが低減された出力画像を得ることが可能となる。さらに、ハイライト補正技術の拡張として、撮像前に撮影画面を分割して測光することによって得られた測光値情報を用いて、撮影シーンに応じた最適なハイライト補正量を算出するという、自動ハイライト補正の技術も知られている。
例えば、特許第4999871号明細書(特許文献1)は、撮影画像の高輝度部分の白飛びを抑制することを目的とした技術を開示する。特許文献1の従来技術では、静止画撮像の前に撮像される動画像データからシーンが判定されて、白飛び低減が必要と判定されたシーンに対しては、撮像感度を低減させて静止画撮像した上で撮像感度の低減量を補償するための階調補正が適用される。
しかしながら、複数の撮像部を備える撮像装置においては、複数の画像間のつなぎ目の部分で不自然さが生じやすい傾向にある。そのため、ハイライト補正や自動ハイライト補正を実施しようすると、画像同士のつなぎ目部分で明るさの差が生じやすく、充分な品質の画像を得ることが難しかった。
本開示は、上記点に鑑みてなされたものであり、複数の撮像部を備える撮像装置であって、階調性の劣化を低減するとともに、複数の画像間で画像間にまたがる被写体の部分での明るさの差が低減された画像を得ることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本開示では、上記課題を解決するべく、下記特徴を有する複数の撮像部を含む撮像装置が提供される。本撮像装置は、複数の撮像部それぞれからの撮像信号に基づいて、複数の撮像部で共通した、ダイナミックレンジ補正に関する共通補正値を算出する算出部を含み、当該算出部は、本番撮像前の前記複数の撮像部各々からの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部各々に対し、前記ダイナミックレンジ補正に関する個別補正値を算出する個別値算出部と、前記複数の撮像部に対して算出された複数の前記個別補正値に基づいて、前記共通補正値を算出する共通値算出部と、を含む。本撮像装置は、また、複数の撮像部それぞれに対し、上記共通補正値に基づく露出条件を設定する設定部を含む。本撮像装置は、さらに、複数の撮像部により、露出条件下で、合成対象となる複数の画像を取得するよう制御する制御部を含む。
上記構成により、複数の撮像部を備える撮像装置において、階調性の劣化を低減するとともに、複数の画像間で画像間にまたがる被写体の部分での明るさの差が低減された画像を得ることが可能となる。
本実施形態による全天球撮像装置の断面図。 本実施形態による全天球撮像装置のハードウェア構成図。 本実施形態による全天球撮像装置上に実現される全天球撮像機能に関連する主要な機能ブロック図。 ハイライト補正を行う場合およびハイライト補正を行わない場合の両方における入力信号と輝度変換後の出力信号との関係を表すグラフ。 (A)全天球画像の生成における画像データフロー図、および、全天球画像のデータ構造を(B)平面で表した場合および(C)球面で表した場合について説明する図。 本実施形態による全天球撮像装置が実行する全天球撮像処理の一部を構成する、測光処理を示すフローチャート。 本実施形態による全天球撮像装置が実行する全天球撮像処理の一部を構成する、本番の撮像処理を示すフローチャート。
以下、本実施形態について説明するが、実施形態は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。なお、以下の実施形態では、撮像装置の一例として、全天球撮像装置110を用いて説明するが、これに限定されるものではない。
以下、図1および図2を参照しながら、本実施形態による全天球撮像装置110の基本構成について説明する。
図1は、本実施形態による全天球撮像装置110の断面図である。図1に示す全天球撮像装置110は、撮像体12と、上記撮像体12およびコントローラやバッテリなどの部品を保持する筐体14と、上記筐体14に設けられたシャッター・ボタン18とを備える。
図1に示す撮像体12は、それぞれが結像光学系20と撮像素子22とを含む2つの鏡胴ユニットを含んで構成される。撮像素子22は、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどであり、後述するCPUからの制御指令によって制御される。結像光学系20各々は、例えば6群7枚の魚眼レンズとして構成されている。上記魚眼レンズは、図1に示す実施形態では、180度(=360度/n;光学系数n=2)より大きい全画角を有し、好適には、185度以上の画角を有し、より好適には、190度以上の画角を有する。このような広角な結像光学系20と撮像素子22とを1個ずつ組み合わせたものが、本実施形態における撮像部を構成する。なお、説明する実施形態では、光学系(撮像部)の数が2である場合を一例として説明するが、光学系(撮像部)の数は、3以上であってもよい。
2つの結像光学系20A,20Bの光学素子(レンズ、プリズム、フィルタおよび開口絞り)は、撮像素子22A,22Bに対して位置関係が定められる。より具体的には、結像光学系20A,20Bの光学素子の光軸が、対応する撮像素子22の受光領域の中心部に直交して位置するように、かつ、受光領域が、対応する魚眼レンズの結像面となるように位置決めが行われる。
図1に示す実施形態では、結像光学系20A,20Bは、同一仕様のものであり、それぞれの光軸が合致するようにして、互いに逆向きに組み合わせられる。撮像素子22A,22Bは、受光した光分布を画像信号に変換し、コントローラ上の画像処理手段に順次、画像フレームを出力する。詳細は後述するが、撮像素子22A,22Bでそれぞれ撮像された画像は、合成処理されて、これにより、立体角4πステラジアンの画像(以下「全天球画像」と参照する。)が生成される。全天球画像は、撮影地点から見渡すことのできる全ての方向を撮影したものとなる。ここで、説明する実施形態では、全天球画像を生成するものとして説明するが、全天周画像、並びに水平面のみ360度を撮影した、いわゆるパノラマ画像であってもよい。
図2は、本実施形態による全天球撮像装置110のハードウェア構成を示す。全天球撮像装置110は、説明する実施形態における撮像装置に対応する。
全天球撮像装置110は、CPU(Central Processing Unit)112と、ROM(Read Only Memory)114と、画像処理ブロック116と、静止画圧縮ブロック117と、動画圧縮ブロック118と、リサイズブロック119と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)インタフェース120を介して接続されるDRAM132と、外部センサインタフェース124を介して接続されるモーションセンサ136とを含み構成される。
CPU112は、全天球撮像装置110の各部の動作および全体動作を制御する。ROM114は、CPU112が解読可能なコードで記述された制御プログラムや各種パラメータを格納する。ROM114として、書き換え可能なフラッシュROMを用いる場合、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、ひいては機能のバージョンアップが容易となる。ROM114に加えて、またはROM114とともに、制御プログラムを格納するためのSSDなどのストレージが備えられてもよい。画像処理ブロック116は、2つの撮像素子130A,130B(図1における撮像素子22A,22Bである。)と接続され、それぞれで撮像された画像の画像信号が入力される。画像処理ブロック116は、ISP(Image Signal Processor)などを含み構成され、撮像素子130から入力された画像信号に対し、シェーディング補正、ベイヤー補間、ホワイトバランス補正、ガンマ補正などを行う。
静止画圧縮ブロック117は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの静止画圧縮および伸張を行うコーデック・ブロックである。動画圧縮ブロック118は、MPEG(Moving Picture Experts Group)-4 AVC(Advanced Video Coding)/H.264などの動画圧縮および伸張を行うコーデック・ブロックである。なお、ここではJPEGおよびH.264をそれぞれ静止画および動画のコーデックの一例として説明しているが、静止画および動画のコーデックは特に限定されるものではない。コーデックには、他にも様々なバリエーションがあるので、他のコーデックを使用してもよいし、複数搭載しても良い。リサイズブロック119は、画像データのサイズを補間処理により拡大または縮小するブロックである。
DRAM132は、各種信号処理および画像処理を施す際にデータを一時的に保存する記憶領域を提供する。保存される画像データとしては、例えば、信号処理でホワイトバランス設定およびガンマ設定が行われた状態のRAW-RGB画像データ、信号処理で輝度データおよび色差データ変換が行われた状態のYUV画像データ、および静止画圧縮ブロック117で例えばJPEG圧縮されたJPEG画像データなどがある。
モーションセンサ136は、例えば、3軸の加速度成分および3軸の角速度成分を検出するセンサである。検出された加速度成分および角速度成分は、重力方向(基準方向)への全天球画像の天頂補正や重力方向周りの回転補正を施すために用いられる。モーションセンサ136は、さらに、方位角などを求めるための地磁気センサなど他のセンサを備えてもよい。モーションセンサ136は、ここでは3軸センサを用いているが、例えば6軸の加速度センサや角速度センサであってもよい。
全天球撮像装置110は、さらに、外部ストレージインタフェース122と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース126と、シリアルブロック128とを含み構成される。外部ストレージインタフェース122には、外部ストレージ134が接続される。外部ストレージインタフェース122は、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードなどの外部ストレージ134に対する読み書きを制御する。USBインタフェース126には、USBコネクタ138が接続される。USBインタフェース126は、USBコネクタ138を介して接続されるスマートフォンなどの外部装置とのUSB通信を制御する。シリアルブロック128は、スマートフォンなどの外部装置とのシリアル通信を制御し、無線NIC(Network Interface Card)140が接続される。
図2に示す全天球撮像装置110は、さらに、顔検出ブロック144を含み構成される。顔検出ブロック144は、例えば魚眼画像や天頂補正等された画像を用いて顔検出を行い、人の顔の位置を特定する。
図2に示す全天球撮像装置110は、さらに、音声ユニット146を含み構成される。音声ユニット146には、音声信号を入力するマイクロフォン148および音声信号を出力するスピーカ150が接続される。音声ユニット146は、一般的には、マイクロフォン148を介して入力された音声信号を増幅するマイクロフォンアンプと、増幅された音声信号を記録する音声記録回路と、記録された音声信号をスピーカ150から出力できる信号に変換する音声再生回路と、変換された音声信号を増幅し、スピーカ150を駆動するためのオーディオアンプとが含まれ得る。音声ユニット146は、CPU112の制御下で動作する。
図2に示す全天球撮像装置110は、さらに、LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ152を含み構成され、LCDドライバ152にはLCDモニタ154が接続される。LCDドライバ152は、LCDモニタ154を駆動するドライブ回路であり、各種状態をLCDモニタ154に表示するための信号に変換する機能を有する。LCDモニタ154に代えて、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイが搭載されてもよい。
上述したコンポーネント112~128,144,146,152は、バス160を介して相互に接続されている。電源スイッチの操作によって電源がオン状態になると、制御プログラムがメインメモリ(DRAM132や他のRAM)にロードされる。CPU112は、メインメモリに読み込まれたプログラムに従って、装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータをメモリ上に一時的に保存する。これにより、全天球撮像装置110の後述する各機能部および処理が実現される。制御プログラムには、ファームウェア、オペレーティング・システム(OS)、プラグイン・アプリケーションなどが含まれ得る。
以下、図3~図7を参照しながら、本実施形態による全天球撮像装置110が備える、ダイナミックレンジ補正の一態様としてハイライト補正を実装した全天球撮像機能について説明する。
図3は、本実施形態による全天球撮像装置110上で実現される全天球撮像機能に関連する主要な機能ブロック200を示す。全天球撮像装置110の機能ブロック200は、図3に示すように、制御部202と、複数の撮像部と、複数の測光処理部と、露出設定部230と、複数の輝度変換部と、歪曲補正・画像合成部240とを含み構成される。図3に示す実施形態では、図1を参照して説明したように、光学系(撮像部)の数が2であり、これに応じて、第1撮像部210および第2撮像部220と、第1測光処理部212および第2測光処理部222と、第1輝度変換部216および第2輝度変換部226とが、設けられている。光学系(撮像部)の数が3以上の場合も、光学系の数に応じた撮像部、測光処理部および輝度変換部を備えればよい。
制御部202は、図2に示すCPU112などを含み構成される。制御部202は、撮像部210,220を制御し、全天球画像の撮像動作の全体制御を行う。制御部202は、第1撮像部210および第2撮像部220により、撮像前の待機中は、一定間隔で測光用の画像を取得させ、本番撮像では、合成するための複数の画像を取得させるように制御する。
第1撮像部210および第2撮像部220は、それぞれが図1や図2に示した結像光学系20および撮像素子22(130)を含み構成される。撮像部210,220の撮像素子22(130)は、CPU112を含む制御部202からの制御指令により制御される。2つの撮像部210,220の撮像素子22A,22B(130A,130B)は、制御部202の制御の下、略同時に露光を開始し、データ取り込みを行う。
第1測光処理部212は、本番の撮像前に第1撮像部210により一定間隔で取得される測光用の画像の輝度と、画像取得に用いた露出値とをアルゴリズムに入力することにより、被写体の輝度を測定する。第1測光処理部212は、また、露出プログラムによって次回の測光画像取得のための露出値(絞り、シャッタースピードおよび感度)を算出し、第1撮像部210に設定する。また、本実施形態の第1測光処理部212は、より詳細には、第1要求ハイライト補正量算出部214を含み構成される。第1要求ハイライト補正量算出部214は、測光用画像に基づいて、第1撮像部210での撮影シーンに応じた最適なハイライト補正量(以下、第1要求ハイライト補正量と参照する。)を算出する。
第2測光処理部222は、第1測光処理部212と同様に、本番の撮像前に第2撮像部220により一定間隔で取得される測光用の画像の輝度と、画像取得に用いた露出とをアルゴリズムに入力することにより、被写体の輝度を測定する。第2測光処理部222は、また、露出プログラムによって次回の測光画像取得のための露出値(絞り、シャッタースピードおよび感度)を算出し、第2撮像部220に設定する。また、本実施形態の第2測光処理部222は、第1測光処理部212と同様に、第2要求ハイライト補正量算出部224を含み構成される。第2要求ハイライト補正量算出部224は、撮像前の測光用画像に基づいて、第2撮像部220での撮影シーンに応じた最適なハイライト補正量(以下、第2要求ハイライト補正量と参照する。)を算出する。
多くの場合、複数の撮像部210,220の結像光学系20は互いに異なる方向を向けて設置されており、複数の撮像部210,220は、周囲の風景における異なる領域を撮像している。このため、算出された第1要求ハイライト補正量および第2要求ハイライト補正量は、同一となっていることを排除するものではないが、互いに異なる値になることが多い。第1および第2要求ハイライト補正量は、適切な値(補正量を示す値(1Evなど)、補正の程度を表す値(弱、中、強など))で表され、本実施形態におけるハイライト補正に関する個別補正値を構成する。算出された要求ハイライト補正量は、後述する露出設定部230に渡される。要求ハイライト補正量算出部214,224は、それぞれ、本番撮像前の対応する撮像部210,220からの撮像信号に基づいて、該対応する撮像部210,220に対し、要求ハイライト補正量を算出する個別値算出部を構成する。
制御部202は、また、シャッター・ボタン18の押下や有線または無線でのリモートコントローラまたは端末からの撮影指示の受信に応答して、露出設定部230に適切な露出設定を行わせて、第1撮像部210および第2撮像部220により、設定された露出条件下で、合成対象となる複数の画像を取得するよう制御する。制御部202は、本実施形態における制御部を構成する。
露出設定部230は、制御部202の制御の下、複数の撮像部210,220それぞれに対し、適切な露出条件を設定する。本実施形態による露出設定部230は、より具体的には、確定ハイライト補正量算出部232を含み構成される。確定ハイライト補正量算出部232は、第1および第2撮像部210,220に対して算出された第1および第2要求ハイライト補正量に基づいて、複数の撮像部210,220に対し共通のハイライト補正量(以下、確定ハイライト補正量と参照する。)を算出する。
確定ハイライト補正量の算出方法は、特に限定されるものではない。好ましい実施形態においては、確定ハイライト補正量算出部232は、算出された第1および第2要求ハイライト補正量を比較し、第1および第2要求ハイライト補正量のうちの最大のものを確定ハイライト補正量として決定することができる。確定ハイライト補正量とは、第1撮像部210および第2撮像部220に実際に適用されるハイライト補正量となる。露出設定部230は、確定ハイライト補正量に基づいて、露出をアンダーなものに設定して、本撮像用の露出プログラムにより露出値を算出する。算出された確定ハイライト補正量は、後段の輝度変換部216,226に渡される。なお、第1撮像部210および第2撮像部220では、各種撮像条件が異なる場合がある。このため、ここでは、特に限定されるものではないが、それぞれの撮像部210,220に対して別々に露出プログラムとすることとしている。
ここで、露出設定部230は、本実施形態における設定部を構成する。確定ハイライト補正量は、適切な値(補正量を示す値(1Evなど)、補正の程度を表す値(弱、中、強など))で表され、本実施形態における共通補正値を構成し、確定ハイライト補正量算出部232は、本実施形態における共通値算出部を構成する。また、第1要求ハイライト補正量算出部214、第2要求ハイライト補正量算出部224および確定ハイライト補正量算出部232を統合したものが、撮像部210,220からの撮像信号に基づいて、共通補正値を算出する、本実施形態における算出部260を構成する。
露出設定部230により露出値が設定されると、制御部202は、第1撮像部210および第2撮像部220により、この設定した露出条件下で、合成対象となる複数の本番魚眼画像252A,252Bを取得させるとともに、その他の画像信号処理を実行させる。
第1輝度変換部216は、第1撮像部210側の第1本番魚眼画像252Aの入力を受けて、確定ハイライト補正量に応じて、入力された第1本番魚眼画像252Aに対し輝度変換を施す。第2輝度変換部226も同様に、第2撮像部220側の第2本番魚眼画像252Bの入力を受けて、確定ハイライト補正量に応じて、入力された第2本番魚眼画像252Bに対し輝度変換を施す。第1輝度変換部216および第2輝度変換部226は、それぞれ、本実施形態における輝度変換部を構成する。
ここで、図4を参照しながら、ハイライト補正について、より詳細に説明する。図4は、ハイライト補正を行う場合およびハイライト補正を行わない場合の両方における入力信号と輝度変換後の出力信号との関係を表すグラフである。まず、ハイライト補正は、撮像画像の白飛びなどの階調性の劣化を低減することを目的として、撮像露出と、撮像画像に対する輝度変換処理とを変更する、ダイナミックレンジ補正の一種をいう。簡潔に説明すると、ハイライト補正は、適正露出よりもあえて露出アンダーに撮像するとともに後段で中間調の明るさを持ち上げるような輝度補正をかけることによって、最終的な画像における全体的な明るさを適正露出と同等に保ちながら、露出アンダーに撮影した分だけ高輝度部分の階調性の劣化(白飛び)を抑えるものである。
まず、ハイライト補正を実施しない通常の静止画撮影について説明する。ここで、静止画撮影によって、所定ビット数(図4に示す例では12ビット)表現の画素値を有するRAWデータが得られるとする。また、18%灰色の被写体を撮影した場合に画素値が例えば、所定値(例えば、階調値「512」)となるように自動露出(AE,Automatic Exposure)アルゴリズムが制御を行うものとする。この所定値(上記階調値「512」)という狙いとなる値をAEターゲットと参照する。
このとき、第1のビット表現(例えば12ビット表現)のRAWデータを一般的な画像フォーマットで用いられる第2のビット表現(例えば8ビット表現)のデータに変換する際には、所定の輝度変換カーブを用いて第1のビット表現(例えば12ビット表現)の画素値を、第2ビット表現(例えば8ビット表現)の値に変換することになる。所定の輝度変換カーブにより、図4に示す例では、12ビット表現のAEターゲットである階調値「512」の画素値が、8ビット表現の階調値「118」という目標輝度の画素値に変換される。
ここで、AEターゲットが、階調値「512」である場合に用いる輝度変換カーブを、図4中では「通常(ハイライト補正0Ev時)の輝度変換カーブ」として表記している。なお、説明する例では12ビット表現のデータを8ビット表現のデータに変換する際に輝度変換を実施しているが、効果として同等の輝度補正が実施できるのであれば、必ずしもビット変換と同時に実施する必要はない。
続いてハイライト補正を実施する場合について説明する。ここで、ハイライト補正量の単位は、一般的な露出補正量と同様に、Evで表記することとする。ハイライト補正量が1Evであると仮定すると、ハイライト補正量の分だけ露出をアンダーにする必要があるため、AEターゲットは、元の値(例えば階調値「512」)から所定ハイライ補正量分落とした値(例えば1Ev落として階調値「256」)となる。輝度変換の際には、12ビット表現で階調値「256」の画素値を、8ビット表現で階調値「118」となるように輝度変換カーブを用いる。AEターゲットが階調値「256」である場合に用いる輝度変換カーブを、図4中では「ハイライト補正1Ev時の輝度変換カーブ」と表記している。
1Evのハイライト補正を実施した撮像では、ハイライト補正を実施しない撮像と比べて、12ビット表現での画素値は1/2になる。「ハイライト補正1Ev時の輝度変換カーブ」を適用することによって、1/2になっていた画素値が8ビット表現では通常撮像時とおおむね同一の値となるように変換されるため、全体的な画像の明るさはハイライト補正の有無によって変化しない。また、通常撮像時には飽和して4095(12ビット表現の最大階調値)となっていた画素の中には、ハイライト補正1Ev時には2048~4095の間に収まっていたものが存在するところ、このような場合、通常(ハイライト補正無し)撮像時には8ビット表現で最大値255にあてついていた画素が、ハイライト補正時には、最大値255よりも小さい値になるといえる。この場合、この画素は、ハイライト補正によって白飛びしなくなったということができる。
このように、ハイライト補正によって、全体的な画像の明るさを保ったまま高輝度部分の階調性の劣化(白飛び)が低減されることになる。
ここで、再び図3を参照する。上述した輝度変換部216,226のはたらきにより、本番魚眼画像252A,252Bから、輝度変換済み第1魚眼画像254Aおよび第2魚眼画像254Bが生成され、歪曲補正・画像合成部240に入力される。なお、第1本番魚眼画像および第2本番魚眼画像については、輝度変換と前後して、ホワイトバランス設定およびガンマ設定など通常の画像信号処理が適宜施される。さらに、フィルタリング処理によって輝度データおよび色差データへの変換が行われてもよい。なお、これらの各種形式の魚眼画像のデータは、DRAM132などの適切な記憶領域に書き出されてる。
歪曲補正・画像合成部240は、複数の撮像部210,220から得られた、輝度変換済み魚眼画像254A,254Bを合成するために用いられ、より具体的には、歪曲補正処理および画像合成処理を実行する。
以下、図5を参照しながら、全天球画像の生成および生成される全天球画像について説明する。図5(A)は、全天球画像生成における各画像のデータ構造および画像のデータフローを説明する。まず、撮像素子130各々で直接撮像される画像は、概ね全天球のうちの半球を視野に収めた画像である。結像光学系に入射した光は、所定の射影方式に従って撮像素子130の受光領域に結像される。ここで撮像される画像は、受光領域が平面エリアを成す2次元の撮像素子で撮像されたものであり、平面座標系で表現された画像データとなる。また、典型的には、得られる画像は、図5(A)において「魚眼画像A」および「魚眼画像B」で示されるように、各撮影範囲が投影されたイメージサークル全体を含む魚眼画像として構成される。なお、説明する実施形態では、魚眼レンズを用いて撮像された魚眼画像により説明するが、この魚眼画像には、魚眼レンズ以外の広角レンズを用いて撮像された広角画像も含まれるものとする。
この複数の撮像素子130で撮像された複数の魚眼画像が、歪み補正処理および画像合成処理されて、1つの全天球画像が構成される。画像合成処理では、平面画像として構成される各魚眼画像から、まず、相補的な各半球部分を含む各全天球画像が生成される。そして、各半球部分を含む2つの全天球画像が、重複領域のマッチングに基づいて位置合わせされ、画像合成され、全天球全体を含む全天球画像が生成される。
図5(B)は、本実施形態で用いられる全天球画像の画像データのデータ構造を平面で表して説明する図である。図5(C)は、全天球画像の画像データのデータ構造を球面で表して説明する図である。図5(B)に示すように、全天球画像の画像データは、所定の軸に対してなされる垂直角度φと、所定の軸周りの回転角に対応する水平角度θとを座標とした画素値の配列として表現される。垂直角度φは、0度~180度(あるいは-90度~+90度)の範囲となり、水平角度θは、0度~360度(あるいは-180度~+180度)の範囲となる。
全天球フォーマットの各座標値(θ,φ)は、図5(C)に示すように、撮影地点を中心とした全方位を表す球面上の各点と対応付けられており、全方位が全天球画像上に対応付けられる。魚眼レンズで撮像された魚眼画像の平面座標と、全天球画像の球面上の座標とは、所定の変換テーブルにて対応付けされる。変換テーブルは、それぞれのレンズ光学系の設計データ等に基づいて、所定の投影モデルに従い製造元等で予め作成されたデータであり、歪みを考慮して魚眼画像を全天球画像へ座標変換するデータである。歪曲補正および画像合成の処理を施す際には、DRAM132にデータが一時的に保存されてもよい。
なお、歪曲補正・画像合成部240による歪曲補正処理および画像合成処理は、モーションセンサ136からの情報を利用して、歪曲補正と同時に天地補正を行い、天地補正した合成画像を生成することができる。一般に天地補正と歪曲補正はそれぞれ非可逆変換処理となるので、ここでは同時に処理を行うように記載しているが、これらは別々に処理してもよい。また、天地補正とは、実際には基準方向(例えば重力方向)に対して全天球撮像装置110の中心軸(図1に示す。)が傾いている状態で撮像された画像を、あたかも中心軸が重力方向Zに一致した状態で撮影されたかのような画像に補正する処理をいう。特定の実施形態では、天頂補正に加えて、上記基準方向まわり角度変化を打ち消すような回転補正が行われてもよい。
歪曲補正・画像合成部240による歪曲補正処理および画像合成処理により、全天球画像(エクイレクタンギュラー形式)258が生成される。歪曲補正・画像合成部240は、本実施形態における、複数の撮像部210,220によって撮像され、輝度変換された複数の魚眼画像に基づき、合成画像を生成する合成処理部を構成する。
ここで、歪曲補正・画像合成部240が、合成画像として、座標変換して得られた全天球画像258を生成するものとして説明する。しかしながら、合成画像は、必ずしも図5に示すような合成後の全天球画像として生成されることを要するものではない。閲覧時に全天球画像が構成可能であれば、いかなる形態で生成されていてもよい。例えば、閲覧時に魚眼画像から歪み補正および合成を行って全天球画像を生成することを前提として、撮像素子130A,130Bで直接撮像される2つの魚眼画像の静止画データ(図5(A)に示す魚眼画像Aおよび魚眼画像Bそれぞれに対応する静止画)を並べて接合して1つの画像とした場合の静止画(接合画像(デュアルフィッシュアイ形式)256)が生成されていてもよい。また、合成画像は、1つファイルに合成される必要はなく、撮像素子130A,130Bで直接撮像される2つの魚眼画像を関連付けて、別々のファイルとしてもよい。
全天球撮像装置110の機能ブロック200は、図3に示すように、さらに保存部242を含んでいてもよい。保存部242は、生成した全天球画像258または接合画像256を出力し、所定の記憶装置ないし媒体に保存する。保存部242は、本実施形態における出力部を構成する。
また、出力される画像(全天球画像または接合画像)の形式としても、特に限定されるものではない。全天球撮像装置110は、さらに、適切なコーデック処理部を含み構成されてもよい。このようなコーデック処理部としては、図2に示した静止画圧縮ブロック117を挙げることができる。歪曲補正・画像合成部240から出力された例えばYUV形式の全天球画像258または接合画像256は、コーデック処理部により、所定の静止画フォーマットに変換されて、所定静止画フォーマット(例えばJPEG)の全天球静止画または接合静止画として保存されてもよい。保存先は、外部ストレージ134であってもよいし、USBコネクタ138や無線NIC140を介して接続される外部の情報端末のストレージ内であってもよい。なお、静止画は、静止画が再生可能であればいなかる形式で記録されてよい。静止画の形式としては、JPEGのほか、PNG(Portable Network Graphics)、BMP(Bitmap)形式などを挙げることができる。
上述した全天球撮像装置110によれば、2つの撮像部210,220それぞれの撮影範囲を合算することで、撮影地点を中心とした全方位を一度に撮像することができる。
また、説明する実施形態では、全天球撮像装置110側で輝度変換が施された後の複数の画像を合成して得られた合成画像を出力するものとして説明した。しかしながら、輝度変換をUSBコネクタ138や無線NIC140を介して全天球撮像装置110と接続される外部の情報端末上で行うことが妨げられるものではない。その場合、例えば、複数の撮像部210,220それぞれで本番撮像時に取得された複数の魚眼画像252A,252Bを接合して合成画像を生成し、これを(例えばRAW)出力するとともに、合成画像内の複数の魚眼画像に輝度変換を施すための情報(確定ハイライト補正量)を付加することができる。この場合、閲覧時は、再生装置側で、確定ハイライト補正量を読み出して上述した輝度変換部216での処理を行い、さらに歪曲補正・画像合成部240での処理を実行することになる。
なお、上述した測光処理部212,222、露出設定部230、輝度変換部216,226および歪曲補正・画像合成部240の各機能部は、適宜、CPU112および画像処理ブロック116のいずれか一方または両方を用いて実装することができる。
以下、図6および図7を参照しながら、本実施形態による全天球撮像処理について、より詳細に説明する。図6は、本実施形態による全天球撮像装置110が実行する全天球撮像処理の一部を構成する、測光処理を示すフローチャートである。
全天球撮像装置110は、シャッター・ボタン18の押下や有線または無線でのリモートコントローラまたは端末からの撮影指示の受信に応答して静止画の撮影処理を実行するところ、静止画撮影に備えた撮影待機状態中では測光処理が行われる。図6に示す処理は、一定時間間隔で行われる1回の処理に相当し、図6に示す処理が一定時間間隔毎にステップS100から開始される。なお、静止画撮影に備えた撮影待機状態への移行は、特に限定されるものではないが、全天球撮像装置110のシャッター・スイッチの半押し状態が検知可能な場合は、半押し状態となったことに応答して行われてもよいし、有線または無線でのリモートコントローラまたは端末からの撮影待機指示を受信したことに応答して行われてもよい。なお、ステップS100から処理が開始されると、第1撮像部210および第2撮像部220のそれぞれの系統で、ステップS101(A/B)~ステップS105(A/B)の処理が行われる。
ステップS101では、撮像部210,220は、それぞれ、測光用画像を取得する。ステップS102では、測光処理部212,222は、それぞれ、取得した測光用画像に対して測光アルゴリズムを適用して被写体輝度を算出する。ステップS103では、測光処理部212,222は、それぞれ、露出プログラムによって、次回の測光画像取得用の露出値(絞り、シャッタースピードおよび感度)を算出する。
ステップS104では、測光処理部212,222は、それぞれ、要求ハイライト補正量算出部214,224により、測光用画像の輝度分布やシーン解析の結果に基づいて、シーンとして必要なハイライト補正量を算出する。ステップS105では、露出設定部230は、露出プログラムによって算出された露出値を、次回の測光用画像取得のために撮像部210,220にそれぞれ設定し、ステップS106で、1回分の測光処理が終了する。図6に示す処理は、撮影待機状態中、シャッター・ボタン18が押下されるまで、あるいは、撮影待機状態が解除されるまで、所定時間間隔毎に繰り返される。
図7は、本実施形態による全天球撮像装置110が実行する全天球撮像処理の一部を構成する、本番の撮像処理を示すフローチャートである。図7に示す処理は、シャッター・ボタン18の押下等に応答して、ステップS200から開始される。なお、シャッター・ボタン18の押下等がなされるまで、少なくとも1回以上、図6に示す速光処理が行われており、既に第1および第2要求ハイライト補正量が求められているものとする。
ステップS201では、確定ハイライト補正量算出部232は、前回の図6に示した測光処理によって得られた最新の第1要求ハイライト補正量と第2要求ハイライト補正量とを比較し、どちらが大きいかを判定する。ステップS201で、第1要求ハイライト補正量が第2要求ハイライト補正量よりも大きいと判定された場合(YES)は、ステップS202で、第1要求ハイライト補正量を確定ハイライト補正量として決定し、ステップS204へ処理を進める。一方、ステップS201で、第1要求ハイライト補正量が第2要求ハイライト補正量以下であると判定された場合(NO)は、ステップS203で、第2要求ハイライト補正量を確定ハイライト補正量として決定し、ステップS204へ処理を進める。
ステップS204では、露出設定部230は、図4を参照して説明したように、確定ハイライト補正量に応じてAEターゲットをアンダーなもの(例えば、確定ハイライト補正量が1Evアンダーにするということであれば、AEターゲットを、元の値(例えば階調値「512」)から1Ev落とした階調値「256」となる)に設定する。
ステップS205では、露出設定部230は、このAEターゲットを狙うように本撮像用の露出プログラムを計算し、それぞれの撮像部210、220に対する本番用の露出値(絞り、シャッタースピードおよび感度)を算出する。ここで、複数の撮像部210間では各種撮像条件が異なる場合があるため、それぞれの撮像部210,220に対して別々に露出プログラムを計算することができる。ステップS206では、露出設定部230は、計算された本撮像用の露出値を、それぞれ、第1撮像部210および第2撮像部220に設定する。ステップS207では、制御部202は、第1撮像部210および第2撮像部220により、それぞれ、設定した露出条件の下、本番魚眼画像252A,252Bを取得させる。
ステップS208では、第1輝度変換部216および第2輝度変換部226は、それぞれ、確定ハイライト補正量に基づいた輝度変換カーブによって、取得された本番魚眼画像252A,252Bに対し輝度変換を実施する。ステップS209では、歪曲補正・画像合成部240は、第1撮像部210および第2撮像部220それぞれで撮像して得られた画像をスティッチ処理により変形して貼り合わせることで1枚の全天球画像を生成する。ステップS210では、保存部242は、得られた全天球画像を出力し、例えばストレージに保存する。
なお、上記の処理において、異なる2つの要求ハイライト補正量のうちの1つを共通のものとして選択する理由は、複数の撮像部210,220の撮像画像に対して同一の輝度変換カーブを適用することによって、全天球画像にスティッチした際のつなぎ目に輝度差が生じないようにするためである。2つの撮像部で得られた画像に異なったハイライト補正量を適用すると、ハイライト補正の仕組み上、被写体のハイライトにおいて白飛びの量が異なってしまう。特につなぎ目の部分においては、白飛びした領域と、白飛びが比較的に少ない領域とがあると、つなぎ目で明確な輝度差が生じるため、境界が目立ち、合成結果が不自然で見栄えが悪いものになる。説明する実施形態では、このような輝度差を防ぐ目的で、共通するハイライト補正量を複数の撮像部210,220に対し適用している。複数の撮像部に個別に自動ハイライト補正が実施されると、それぞれの撮像部によってハイライト補正量が異なってしまうところ、このような別に自動ハイライト補正を行う場合と比較して有利であるといえる。
また、第1撮像部210および第2撮像部220について算出された要求ハイライト補正量のうち、より大きいものを採用する理由は、複数の撮像部210,220のうち、より多くの白飛びの補正が必要な方を救うためである。2つの要求ハイライト補正量に差がある場合、一方の撮像部では必要な要求ハイライト補正量に対してより大きなハイライト補正量が適用される結果となるが、白飛びによる情報欠落が好適に防止される。これにより、最終的な全天球画像の品質を向上させることができる。なお、光学系(撮像部)の数が3以上ある場合は、算出された3以上の要求ハイライト補正量のうち最大のものを確定ハイライト補正量として採用すればよい。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、複数の撮像部を備える撮像装置であって、階調性の劣化を低減するとともに、複数の画像間で画像間にまたがる被写体の部分での明るさの差が低減された画像を得ることが可能な撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供することができる。
なお、上述までの実施形態では、高輝度側の階調性の劣化(白飛び)を改善するハイライト補正について説明してきたが、ハイライト補正に併せて、低輝度側の階調性の劣化(黒つぶれ)を改善するためのシャドー補正が適用されてもよいことは言うまでもない。
また、上述までの実施形態では、ダイナミックレンジ補正の一例として、高輝度側の階調性の劣化(白飛び)を改善することを目的として、適正露出よりもあえて露出アンダーに撮像し、後段で中間調の明るさを持ち上げるような輝度補正をかけるハイライト補正について説明してきた。デジタルカメラが露出アンダー側に強いという特性を有することからは、上述した複数の撮像部それぞれに対し共通補正値に基づく露出条件を設定する構成を、ハイライト補正に対し適用すること好ましい。しかしながら、ハイライト補正は、ダイナミックレンジ補正の一例であり、上記構成をハイライト補正に適用した実施形態に限定されるものではない。他の実施形態では、上記構成をシャドー補正に対して適用することもできる。この場合は、ハイライト補正の場合とは反対に、低輝度側の階調性の劣化(黒つぶれ)を改善することを目的として、適正露出よりもあえて露出オーバーに撮像し、後段で中間調を暗く押し下げるような輝度補正をかけることになる。これにより、ハイライト補正と同様に、最終的な画像における全体的な明るさを適正露出と同等に保ちながら、露出オーバーに撮像した分だけ低輝度部分の階調性の劣化(黒つぶれ)を抑えることができる。
また、上述までの実施形態では、静止画の撮影について説明してきたが、通常のビデオ動画撮影、タイムラプス動画撮影、インターバル撮影などに対して適用してもよいことは言うまでもない。
なお、上記機能部は、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD-ROM、CD-RW、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD-RW、ブルーレイディスク、SDカード、MOなど装置可読な記録媒体に格納して、あるいは電気通信回線を通じて頒布することができる。また、上記機能部の一部または全部は、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのプログラマブル・デバイス(PD)上に実装することができ、あるいはASIC(特定用途向集積)として実装することができ、上記機能部をPD上に実現するためにPDにダウンロードする回路構成データ(ビットストリームデータ)、回路構成データを生成するためのHDL(Hardware Description Language)、VHDL(Very High Speed Integrated Circuits Hardware Description Language)、Verilog-HDLなどにより記述されたデータとして記録媒体により配布することができる。
これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
12…撮像体、14…筐体、18…シャッター・ボタン、20…結像光学系、22,130…撮像素子、110…全天球撮像装置、112…CPU、114…ROM、116…画像処理ブロック、117…静止画圧縮ブロック、118…動画圧縮ブロック、119…リサイズブロック、120,126…インタフェース、122…外部ストレージインタフェース、124…外部センサインタフェース、126…USBインタフェース、128…シリアルブロック、132…DRAM、134…外部ストレージ、136…モーションセンサ、138…USBコネクタ、144…顔検出ブロック、146…音声ユニット、148…マイクロフォン、150…スピーカ、152…LCDドライバ、154…LCDモニタ、200…機能ブロック、202…制御部、210…第1撮像部、212…第1測光処理部、214…第1要求ハイライト補正量算出部、216…第1輝度変換部、220…第2撮像部、222…第2測光処理部、224…第2要求ハイライト補正量算出部、226…第2輝度変換部、240…歪曲補正・画像合成部、242…保存部、260…算出部
特許第4999871号明細書

Claims (9)

  1. 複数の撮像部と、
    前記複数の撮像部それぞれからの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部で共通した、ダイナミックレンジ補正に関する共通補正値を算出する算出部と、
    当該算出部は、
    本番撮像前の前記複数の撮像部各々からの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部各々に対し、前記ダイナミックレンジ補正に関する個別補正値を算出する個別値算出部と、
    前記複数の撮像部に対して算出された複数の前記個別補正値に基づいて、前記共通補正値を算出する共通値算出部と、を含み、
    前記複数の撮像部それぞれに対し、前記共通補正値に基づく露出条件を設定する設定部と、
    前記複数の撮像部により、前記露出条件下で、合成対象となる複数の画像を取得するよう制御する制御部と
    を含む、撮像装置。
  2. 前記共通値算出部は、前記複数の撮像部に対し算出された前記複数の個別補正値のうちの最大のものを前記共通補正値として決定することを特徴とする、請求項に記載の撮像装置。
  3. 本番撮像時に前記複数の撮像部それぞれで取得された前記複数の画像に対し輝度変換を施す輝度変換部と、
    前記複数の撮像部それぞれで取得され、前記輝度変換が施された複数の画像を合成する合成処理部と
    をさらに含む、請求項1または2のいずれか1項に記載の撮像装置。
  4. 前記合成処理部は、前記複数の撮像部それぞれで本番撮像時に取得された前記複数の画像をつなぎ合わせて合成画像を生成することを特徴とし、前記撮像装置は、さらに、前記輝度変換が施された後の複数の画像を合成して得られた合成画像を出力する出力部をさらに含む、請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記合成処理部は、前記複数の撮像部それぞれで本番撮像時に取得された前記複数の画像を接合して合成画像を生成することを特徴とし、前記撮像装置は、さらに、前記合成画像を出力するとともに前記合成画像内の前記複数の画像に輝度変換を施すための情報を前記合成画像に付加する出力部をさらに含む、請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記ダイナミックレンジ補正は、前記共通補正値に応じて適正露出よりもアンダーに前記露出条件を設定した上で撮像するハイライト補正である、請求項1~のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置は、全天球撮像装置であり、前記複数の画像は、複数の魚眼画像であり、前記合成対象となる複数の画像を合成して得られる合成画像は、全天球画像または複数の魚眼画像を接合した接合画像である、請求項1~のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 画像を撮像する撮像方法であって、複数の撮像部を備えた撮像装置が、
    (1)前記複数の撮像部それぞれからの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部で共通した、ダイナミックレンジ補正に関する共通補正値を算出するステップと、
    当該共通補正値を算出するステップは、
    本番撮像前の前記複数の撮像部各々からの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部各々に対し、前記ダイナミックレンジ補正に関する個別補正値を算出するステップならびに前記複数の撮像部に対して算出された複数の前記個別補正値に基づいて、前記共通補正値を算出するステップを含み、
    (2)前記複数の撮像部それぞれに対し、前記共通補正値に基づく露出条件を設定するステップと、
    (3)前記複数の撮像部により、前記露出条件下で、合成対象となる複数の画像を取得するステップと
    を実行する、撮像方法。
  9. 複数の撮像部を備える撮像装置を実現するためのプログラムであって、コンピュータを、
    前記複数の撮像部それぞれからの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部で共通した、ダイナミックレンジ補正に関する共通補正値を算出する算出部、
    当該算出部を、
    本番撮像前の前記複数の撮像部各々からの撮像信号に基づいて、前記複数の撮像部各々に対し、前記ダイナミックレンジ補正に関する個別補正値を算出する個別値算出部ならびに前記複数の撮像部に対して算出された複数の前記個別補正値に基づいて、前記共通補正値を算出する共通値算出部として機能させ、
    前記複数の撮像部それぞれに対し、前記共通補正値に基づく露出条件を設定する設定部、および
    前記複数の撮像部により、前記露出条件下で、合成対象となる複数の画像を取得するよう制御する制御部
    として機能させるためのプログラム。
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