JP7240618B2 - スイッチ装置の製造方法および時計の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、腕時計などの電子機器に用いられるスイッチ装置の製造方法およびそれを備えた時計の製造方法に関する。
例えば、腕時計のスイッチ装置においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースの貫通孔にパイプを嵌め込み、このパイプの外周に筒状の保護部材を螺合させて取り付け、この保護部材が取り付けられたパイプの内部に操作部材をスライド可能に挿入させて、操作部材の頭部を保護部材に収納させて保護するように構成されたものが知られている。
特開2000-329867号公報
この種のスイッチ装置は、腕時計ケースの貫通孔に嵌め込まれたパイプの外周面に雄ねじ部を設け、保護部材の小径筒部の内周面に雌ねじ部を設け、この保護部材の雌ねじ部をパイプの雄ねじ部に螺合させて保護部材をパイプの外周に取り付け、この状態で操作部材の軸部をパイプ内に挿入させて、操作部材の頭部を保護部材の大径筒部内に収納させて保護するように構成されている。
しかしながら、このような腕時計のスイッチ装置では、腕時計ケースの貫通孔にパイプを嵌め込み、このパイプに操作部材の軸部を挿入させる構造であるから、パイプによって腕時計ケースの貫通孔の孔径が大きくなり、これに伴って腕時計ケースにおける上下方向の厚みが厚くなるため、腕時計ケースの薄型化を図ることができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、薄型化を図り、耐衝撃性を確保してデザイン性を向上させることができるスイッチ装置の製造方法およびそれを備えた時計の製造方法を提供することである。
この発明は、貫通孔が設けられたケースの外面に、前記貫通孔に対応して中心部に設けられた第1挿入孔、及び第2挿入孔を内部に有する収納部が前記ケースの外部側に開放するように配置した保護部材を、前記第2挿入孔にねじ部材を挿入することで取り付ける第1工程と、操作軸、および前記操作軸の外端部に設けられた操作頭部を備えた操作部材における前記操作軸を、ばね部材内、前記保護部材の前記収納部内、及び前記ケースの前記貫通孔に挿入させ、且つ前記操作頭部を、前記保護部材の前記収納部内に挿入する第2工程と、前記ケースの内部に突出した前記操作軸の内端部に抜止め部材を取り付ける第3工程と、を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法である。
この発明によれば、薄型化を図ることができ、且つ耐衝撃性を確保することができると共に、デザイン性を向上させることができる。
この発明を適用した腕時計の一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計の3時側を示した拡大側面図である。 図1に示された腕時計における3時側のスイッチ装置を分解して示した拡大斜視図である。 図3に示されたスイッチ装置を腕時計ケース側から見た分解斜視図である。 図1に示された腕時計のA-A矢視における要部を示した拡大断面図である。 図2に示された腕時計のB-B矢視における要部を示した拡大断面図である。 図6に示されたスイッチ装置のC-C矢視において緩衝部材および保護部材を示した拡大図である。
以下、図1~図7を参照して、この発明を適用した腕時計の一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、時計バンド(図示せず)が取り付けられるバンド取付部2がそれぞれ設けられている。
この腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側、および10時側には、図1および図2に示すように、押釦スイッチ3がそれぞれ設けられており、この腕時計ケース1の3時側には、スイッチ装置4が設けられている。また、この腕時計ケース1の上部開口部には、図5に示すように、時計ガラス5がパッキン5aを介して設けられている。この腕時計ケース1の下部には、裏蓋6が防水リング6aを介して取り付けられている。
この腕時計ケース1の内部には、図5に示すように、時計モジュール7が設けられている。この時計モジュール7は、図示しないが、指針を運針させて時刻を指示する時計ムーブメント、時刻などの情報を電気光学的に表示する表示部、後述するスイッチ素子25、これらを電気的に制御して駆動する回路部など、時計機能に必要な各種の部品を備えている。
ところで、腕時計ケース1は、図2、図3および図5に示すように、ケース本体8と外装部材9とを備えている。ケース本体8は、剛性の高いポリアミド樹脂にカーボン繊維またはガラス繊維を含有させたもので、重量が軽く強度の高いものである。外装部材9は、ステンレスやチタンなどの金属で形成されている。この外装部材9は、ケース本体8の上部外周に防水パッキン9aを介して複数の取付ねじ9b(図1参照)によって取り付けられている。
一方、スイッチ装置4は、図3~図6に示すように、貫通孔10が設けられたケース本体8の3時側の外面に複数のねじ部材11によって取り付けられた保護部材12と、この保護部材12の中心部に設けられた軸挿入孔12aとケース本体8の貫通孔10とにスライドおよび回転可能に挿入される操作部材13と、この操作部材13をケース本体8の外部に向けて付勢するばね部材14と、を備えている。
この場合、ケース本体8の3時側には、図3~図6に示すように、貫通孔10がケース本体8の内部から外部に貫通して設けられている。このケース本体8の3時側の外面は、ほぼ円形状の平坦面8aに形成されている。すなわち、この平坦面8aは、円形状の上部が切り欠かれた形状に形成されている。また、この平坦面8aにおける貫通孔10の縁部には、リング状の第1突起部8bが設けられている。
また、この平坦面8aにおけるリング状の第1突起部8bの上部側には、図3~図6に示すように、矩形状の第2突起部8cが設けられている。さらに、この平坦面8aにおけるリング状の第1突起部8bの両側、つまりケース本体8の円周方向における第1突起部8bの両側には、ねじ穴15がそれぞれケース本体8の内部に貫通しない非貫通状態で設けられている。
保護部材12は、図3~図6に示すように、操作部材13の後述する操作頭部23を収納して保護するためのものであり、ステンレスなどの金属またはケース本体8よりも強度の高い合成樹脂で形成されている。この保護部材12は、円筒状の本体部16におけるケース本体8側の端部に底部17が設けられた構造で、外径がケース本体8の上下方向の長さ(厚み)よりも大きく形成されている。
すなわち、この保護部材12は、図2、図3および図5に示すように、その外径の上部がケース本体8の上部よりも上方に突出し、外径の下部がケース本体8の下部よりも下側に突出し、且つ裏蓋6の下面よりも下側に突出しない大きさで形成されている。このため、保護部材12は、ケース本体8の上下方向の厚みが薄く形成されていても、保護部材12の外径が大きく形成されて、保護部材12の大きさが大きく確保されている。
この保護部材12の内部には、図3~図6に示すように、円形状の収納凹部18がケース本体8の外部側に開放されて設けられている。また、この保護部材12の底部17の中心部には、ケース本体8の貫通孔10と同一軸上に対応する軸挿入孔12aが設けられている。
この軸挿入孔12aは、図3~図6に示すように、内径がケース本体8の貫通孔10の内径よりも少し大きく形成されている。また、保護部材12の底部17における軸挿入孔12aの両側には、複数のねじ部材11がそれぞれ挿入する複数のねじ挿入孔20がケース本体8の各ねじ穴15にそれぞれ対応して設けられている。
これにより、この保護部材12は、図3および図6に示すように、複数のねじ部材11が収納凹部18内から各ねじ挿入孔20にそれぞれ挿入されてケース本体8の各ねじ穴15に螺合することにより、ケース本体8の外面の平坦面8aに取り付けられている。この場合、複数のねじ部材11それぞれは、ねじ部11aとねじ頭部11bとを備え、ねじ部11aがケース本体8の各ねじ穴15に螺合し、ねじ頭部11bが保護部材12のねじ挿入孔20内に配置される構造になっている。
すなわち、保護部材12のねじ挿入孔20には、図6および図7に示すように、ねじ頭部11bが配置される大径の座ぐり部20aが設けられている。これにより、ねじ頭部11bは、ねじ挿入孔20の座ぐり部20a内に配置されて、保護部材12の底部17から収納凹部18内に突出しないように構成されている。このため、底部17は、軸方向の厚みがねじ頭部11bの軸方向の長さとほぼ同じか、それよりも少し厚く形成されている。また、収納凹部18の外周壁は、その肉厚が底部17の厚みよりも薄く形成されている。
操作部材13は、図3~図6に示すように、保護部材12の軸挿入孔12aからケース本体8の貫通孔10にスライドおよび回転可能に挿入される操作軸22と、この操作軸22の外端部に設けられて保護部材12の収納凹部18内にスライドおよび回転可能に配置される操作頭部23と、を備えている。
操作軸22は、図3~図6に示すように、外径がケース本体8の貫通孔10の内径とほぼ同じ大きさの丸棒状に形成されている。このため、ケース本体8は、貫通孔10の内径が操作軸22の挿入可能な最小限の大きさで形成されていることにより、ケース本体8の上下方向の長さ(厚み)が短く(薄く)形成されている。この場合、保護部材12は、ケース本体8の上下方向の厚みが薄くても、保護部材12の外径がケース本体8の上下方向の厚みよりも大きく形成されていることにより、保護部材12の大きさが確保されている。
また、この操作軸22は、図3~図6に示すように、その軸方向の長さが、ケース本体8の貫通孔10と保護部材12の軸挿入孔12aとの軸方向の長さよりも長く、且つケース本体8と保護部材12との軸方向の長さよりも短く形成されている。これにより、操作軸22は、ケース本体8の貫通孔10と保護部材12の軸挿入孔12aとに挿入された際に、内端部がケース本体8の内部に突出し、外端部が保護部材12の収納凹部18内に突出するように構成されている。
この場合、操作軸22は、図5および図6に示すように、内端部がケース本体8内に突出し、この突出した内端部にEリングなどの抜止め部材24が取り付けられ、この抜止め部材24によって操作軸22がケース本体8の外部に抜け出さないように構成されている。また、この操作軸22は、内端部がケース本体8内に押し込まれた際に、時計モジュール7のスイッチ素子25をスイッチ動作させるように構成されている。
また、この操作軸22の外周面には、図5および図6に示すように、複数の防水リング22aが設けられている。これら複数の防水リング22aは、ケース本体8の貫通孔10の内周面に圧接した状態で摺動するように構成されている。これにより、操作部材13は、複数の防水リング22aによって操作軸22の外周面と貫通孔10の内周面との間の防水が図られている。
操作頭部23は、図3~図6に示すように、外径が保護部材12の収納凹部18の内径よりも少し小さい円板状に形成され、その中心部が操作軸22の外端部に一体に設けられている。これにより、操作頭部23は、保護部材12の収納凹部18内において回転可能な状態で軸方向にスライドするように構成されている。
ばね部材14は、図4~図6に示すように、コイルばねであり、保護部材12の収納凹部18内において底部17と操作頭部23との間に配置されている。すなわち、このばね部材14は、一端部が底部17に押し当てられ、他端部が操作頭部23に押し当てられ、この状態で操作頭部23をケース本体8の外部に向けて押し出す方向に付勢するように構成されている。
ところで、保護部材12とケース本体8の外面である平坦面8aとの間には、図3~図7に示すように、保護部材12が外部から受けた衝撃を緩衝するための緩衝部材26が配置されている。この緩衝部材26は、外径が保護部材12の外径と同じか、それよりも少し小さい大きさの一部を切り欠いた環状、つまりC字形状に形成されている。
すなわち、この緩衝部材26は、図3~図7に示すように、ケース本体8の平坦面8aに配置された際に、平坦面8aからケース本体8の上方に突出する部分が切欠かれた形状で、平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cに対応する箇所に第1切欠き部26aが設けられた構造になっている。この場合、第1切欠き部26aの縁部は、図7に点線で示すように、平坦面8aに接触する接触面積が広くなるように、外周側が大きく形成され、保護部材12が外部から衝撃を受けた際の緩衝効果を向上させることが望ましい。
また、保護部材12の底部17には、図3~図7に示すように、ケース本体8の平坦面8aに設けられたリング状の第1突起部8bが挿入する円形状の第1凹部27が設けられている。この保護部材12の底部17における第1凹部27の外周には、外径が緩衝部材26の内径と同じ大きさの第3突起部28が一部を切り欠いた環状、つまりC字形状に形成されている。
すなわち、この第3突起部28は、図3~図7に示すように、保護部材12の底部17がケース本体8の平坦面8aに配置された際に、緩衝部材26と同様、平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cと対応する箇所に第2切欠き部28aが設けられた構造になっている。
この場合、第3突起部28には、図3~図7に示すように、ケース本体8の複数のねじ穴15に対応する複数のねじ挿入孔20がそれぞれ貫通して設けられている。このため、保護部材12の底部17は、その軸方向の厚みがねじ部材11のねじ頭部11bの軸方向の長さとほぼ同じ長さに形成されていても良い。また、これら複数のねじ挿入孔20は、各座ぐり部20aの一部が底部17に設けられた第1凹部27内に開放されている。
一方、保護部材12は、図3~図7に示すように、第1位置決め部30によってケース本体8の平坦面8aに位置決めされるように構成されている。この第1位置決め部30は、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の軸中心を位置決めする軸位置決め部と、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の回転方向の位置を決める回転位置決め部と、を備えている。
すなわち、この第1位置決め部30の軸位置決め部は、図3~図7に示すように、ケース本体8の平坦面8aに設けられたリング状の第1突起部8bが保護部材12の底部17に設けられた円形状の第1凹部27に挿入することにより、ケース本体8の貫通孔10と保護部材12の軸挿入孔12aとを同一軸上に対応させて一致させるように構成されている。
また、この第1位置決め部30の回転位置決め部は、図3~図7に示すように、ケース本体8の平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cが保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28の第2切欠き部28aに挿入することにより、ケース本体8の貫通孔10を中心とする保護部材12の回転方向の位置を決めるように構成されている。
また、緩衝部材26は、図3~図7に示すように、第2位置決め部31によってケース本体8の平坦面8aに位置決めされるように構成されている。すなわち、この第2位置決め部31は、緩衝部材26に設けられた一対のピン突起31aと、ケース本体8の平坦面8aに設けられて一対のピン突起31aが挿入する一対のピン穴31bと、を備えている。
これにより、第2位置決め部31は、図3~図7に示すように、緩衝部材26の一対のピン突起31aがケース本体8の平坦面8aの一対のピン穴31bに挿入することにより、緩衝部材26をケース本体8の平坦面8aに位置決めするように構成されている。この場合、緩衝部材26は、その上部に設けられた第1切欠き部26aに矩形状の第2突起部8cが配置されることによっても、緩衝部材26をケース本体8の平坦面8aに対して位置決めするように構成されている。
また、この保護部材12は、図4~図7に示すように、第3位置決め部32によって緩衝部材26に対して位置決めされるように構成されている。この第3位置決め部32は、保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28が緩衝部材26の内周面に嵌め込まれることにより、保護部材12の底部17を緩衝部材26に対して位置決めする構造になっている。
すなわち、この第3位置決め部32は、図4~図7に示すように、保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28の外周が緩衝部材26の内周に対応して、第3突起部28の外周が緩衝部材26に嵌め込まれることにより、保護部材12の底部17を緩衝部材26に対して位置決めするように構成されている。
次に、このような腕時計のスイッチ装置4の作用について説明する。
このスイッチ装置4を腕時計ケース1に組み付ける場合には、まず、ケース本体8の3時側の平坦面8aに緩衝部材26を第2位置決め部31によって位置決めする。このときには、まず、緩衝部材26の第1切欠き部26aをケース本体8の平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cに対応させる。
この状態で、緩衝部材26の一対のピン突起31aをケース本体8の平坦面8aに設けられた一対のピン穴31bに差し込む。これにより、緩衝部材26は、ケース本体8の上方に突出することなく、第1切欠き部26aの間に平坦面8aの矩形状の第2突起部8cが配置された状態で、平坦面8aに位置決めされて取り付けられる。この状態では、平坦面8aに設けられたリング状の第1突起部8bおよび複数のねじ穴15が緩衝部材26の内側に配置される。
そして、ケース本体8の平坦面8aに保護部材12を複数のねじ部材11によって取り付ける。このときには、まず、第1位置決め部30および第3位置決め部32によって保護部材12をケース本体8の平坦面8aおよび緩衝部材26に対して位置決めする。すなわち、第1位置決め部30は、軸位置決め部によってケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の軸中心を位置決めると共に、回転位置決め部によってケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の回転方向の位置を決める。
この場合、第1位置決め部30の軸位置決め部は、ケース本体8の平坦面8aに設けられたリング状の第1突起部8bが保護部材12の底部17に設けられた円形状の第1凹部27に対応して挿入する。これにより、第1位置決め部30の軸位置決め部は、ケース本体8の貫通孔10と保護部材12の軸挿入孔12aとを同一軸上に対応させて一致させる。
また、この第1位置決め部30の回転位置決め部は、図7に示すように、ケース本体8の平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cが保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28の第2切欠き部28aに対応して挿入される。これにより、第1位置決め部30の回転位置決め部は、ケース本体8の貫通孔10を中心とする保護部材12の回転方向の位置を決める。
また、第3位置決め部32は、保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28によって保護部材12の底部17を緩衝部材26に対して位置決めする。すなわち、この第3位置決め部32は、保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28の外周が緩衝部材26の内周に対応して、第3突起部28の外周が緩衝部材26の内周に嵌め込まれる。これにより、第3位置決め部32は、保護部材12の底部17を緩衝部材26に対して位置決めする。
このように保護部材12がケース本体8の平坦面8aに位置決めされた際には、ケース本体8の貫通孔10と保護部材12の軸挿入孔12aとが同一軸上に対応して一致した状態で、保護部材12の底部17に設けられた複数のねじ挿入孔20がケース本体8の平坦面8aに設けられた複数のねじ穴15に対応する。これにより、複数のねじ部材11によって保護部材12をケース本体8の平坦面8aに取り付けることが可能な状態になる。
この状態で、複数のねじ部材11の各ねじ部11aを保護部材12の収納凹部18内から保護部材12の底部17に設けられた複数のねじ挿入孔20に挿入させて、ケース本体8の平坦面8aに設けられた複数のねじ穴15に螺合させる。この状態で、複数のねじ部材11の各ねじ頭部11bを締め付けると、各ねじ頭部11bが各ねじ挿入孔20の各座ぐり部20a内に配置されて、各ねじ頭部11bが保護部材12の収納凹部18内に突出することがない。
これにより、保護部材12とケース本体8の平坦面8aとの間に緩衝部材26が挟まれた状態で、保護部材12がケース本体8の平坦面8aに緩衝部材26を介して取り付けられる。この状態で、保護部材12の収納凹部18内にばね部材14を配置させる。そして、操作部材13の操作軸22を保護部材12の外部側からばね部材14内に挿入させ、この挿入した操作軸22を保護部材12の軸挿入孔12aに挿入させる。この挿入した操作軸22を更にケース本体8の貫通孔10に挿入させて、操作頭部23を保護部材12の収納凹部18内に押し込む。
このときには、保護部材12の収納凹部18内に配置されたばね部材14が操作頭部23と保護部材12の底部17との間に弾力的に挟まれる。この状態で、操作頭部23をばね部材14のばね力に抗して押し込み、操作軸22の内端部をケース本体8の内部に突出させる。この状態で、ケース本体8の内部に突出した操作軸22の内端部に抜止め部材24を取り付ける。
これにより、操作頭部23がばね部材14のばね力によってケース本体8の外部に押し出されても、抜止め部材24がケース本体8の内周面に当接することにより、操作部材13がケース本体8の外部に抜け出すことがない。また、このときには、操作頭部23が収納凹部18内に配置されて、保護部材12の収納凹部18から外部に突出することがない。
そして、ケース本体8内に時計モジュール7を組み込み、この時計モジュール7に設けられたスイッチ素子25を操作部材13の操作軸22の内端部に接離可能に対応させる。これにより、スイッチ装置4がケース本体8に組み付けられ、このスイッチ装置4のスイッチ操作が可能な状態になる。
この場合には、操作軸22の外径がケース本体8の貫通孔10の内径とほぼ同じ大きさの丸棒状に形成されている。このため、ケース本体8は、貫通孔10の内径を操作軸22が挿入可能な最小限の大きさで形成することが可能になり、ケース本体8の上下方向の長さ(厚み)を短く(薄く)形成することができる。この場合、保護部材12は、その外径がケース本体8の上下方向の長さよりも大きく形成されていることにより、ケース本体8の上下方向の厚みが薄くても、保護部材12の大きさが大きく確保されている。
次に、このようなスイッチ装置4を操作する場合について説明する。
このスイッチ装置4は、通常状態のときに、操作部材13の操作頭部23がばね部材14のばね力によってケース本体8の外部に押し出されて、抜止め部材24がケース本体8の内周面に当接している。
この状態では、操作部材13の操作軸22の内端部が時計モジュール7のスイッチ素子25から離れて、スイッチ素子25がオフ状態になっている。また、このときには、操作頭部23が保護部材12の収納凹部18内に配置されて、収納凹部18内から外部に突出することがない。
この状態で、スイッチ装置4を操作する際には、保護部材12の収納凹部18内に配置された操作頭部23をばね部材14のばね力に抗して押し込む。すると、操作軸22が保護部材12の軸挿入孔12aおよびケース本体8の貫通孔10内をスライドして、操作軸22の内端部がケース本体8内に押し出される。この押し出された操作軸22の内端部が時計モジュール7のスイッチ素子25を押圧するので、スイッチ素子25がスイッチ動作する。
ところで、スイッチ装置4が通常状態のときに、腕時計ケース1が外部から衝撃を受けた際には、その衝撃を保護部材12で受け止めることができる。すなわち、保護部材12が衝撃を受けても、操作頭部23が保護部材12の収納凹部18内に配置されているので、操作頭部23が衝撃を受けないように確実にかつ良好に保護される。このため、操作頭部23が衝撃によって押し込まれることがないので、操作部材13の操作軸22によって時計モジュール7のスイッチ素子25が破壊されることがない。
また、保護部材12が衝撃を受けた際には、その衝撃がケース本体8と保護部材12との間に設けられた緩衝部材26によって緩衝されるので、保護部材12が受けた衝撃がそそのまま腕時計ケース1のケース本体8に伝わることがない。このため、ケース本体8が衝撃によって破損することがないので、耐衝撃性が確保される。
この場合、操作頭部23が保護部材12の収納凹部18内に配置されて保護されていることにより、腕時計ケース1に操作頭部23を保護するための保護突起を設ける必要がない。このため、腕時計ケース1の外形を小さくすることができ、これにより腕時計ケース1の小型化を図ることができる。また、腕時計ケース1の外観が保護突起によって制約を受けないため、腕時計ケース1のデザインの自由度が高められ、デザイン性を向上させることができる。
また、緩衝部材26は、外径が保護部材12の外径と同じか、それよりも少し小さい大きさの一部を第1切欠き部26aによって切り欠いた環状、つまりC字形状に形成されていることにより、保護部材12が受けた衝撃を良好に緩衝することができる。
すなわち、この緩衝部材26は、ケース本体8の平坦面8aに配置された際に、平坦面8aからケース本体8の上方に突出する部分が切欠かれていることにより、ケース本体8の上下方向の厚みを薄く形成しても、ケース本体8の平坦面8aに緩衝部材26を確実に対応させて配置させることができるので、保護部材12が受けた衝撃を確実にかつ良好に緩衝することができる。
この場合、緩衝部材26は、図7に点線で示すように、第1切欠き部26aの縁部がケース本体8の平坦面8aに対する接触面積を広くするように、大きく形成されていれば、平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cに対応する箇所に第1切欠き部26aが設けられていても、保護部材12が受けた衝撃を確実にかつ良好に緩衝することができる。
このように、この腕時計のスイッチ装置4によれば、貫通孔10が設けられたケース本体8と、このケース本体8の外面に取り付けられ、中心部に軸挿入孔12aが貫通孔10と同一軸上に対応して設けられ、且つ収納凹部18がケース本体8の外部側に開放されて設けられた保護部材12と、貫通孔10と軸挿入孔12aとにスライド可能に挿入される操作軸22、およびこの操作軸22の外端部に設けられて保護部材12の収納凹部18内にスライド可能に収納される操作頭部23を備えた操作部材13と、を備えていることにより、薄型化を図ることができ、且つ耐衝撃性を確保してデザイン性を向上させることができる。
すなわち、この腕時計のスイッチ装置4では、ケース本体8の貫通孔10の内径を操作部材13の操作軸22が挿入可能な最小限の大きさで小さく形成することができるので、ケース本体8の上下方向の厚みを薄く形成することができ、これによりケース本体8の薄型化を図ることができると共に、腕時計全体の薄型化を図ることができる。
また、このスイッチ装置4では、保護部材12の収納凹部18内に操作頭部23が収納されて保護されているので、腕時計ケース1に操作頭部23を保護するための保護突起を設ける必要がない。このため、腕時計ケース1の外形を小さくすることができるので、腕時計ケース1の小型化を図ることができると共に、腕時計ケース1の保護突起によって腕時計ケース1がデザインの制約を受けないので、デザインの自由度が高められ、デザイン性を向上させることができる。
この場合、この実施形態では、スイッチ装置4の保護部材12の外形が円形状に形成されていても、デザイン性を向上させることができるが、保護部材12の外形を四角形、五角形などの多角形または楕円形などの形状に形成することにより、より一層、デザイン性を向上させることができる。
さらに、この腕時計のスイッチ装置4では、ケース本体8の外面に取り付けられた保護部材12の収納凹部18内に操作部材13の操作頭部23がスライド可能に収納されているので、腕時計ケース1が外部から衝撃を受けても、その衝撃を保護部材12で確実に受け止めることができ、これにより保護部材12の収納凹部18内に配置された操作頭部23が衝撃を受けないように、操作頭部23を確実にかつ良好に保護することができる。
このため、このスイッチ装置4では、腕時計ケース1の外部からの衝撃を操作頭部23が受けないため、操作軸22が衝撃によってケース本体8の内部に押し込まれることがなく、ケース本体8内に設けられた時計モジュール7やそのスイッチ素子25などが操作軸22によって破損するのを確実に防ぐことができ、これにより耐衝撃性を確保することができる。
また、このスイッチ装置4では、保護部材12が複数のねじ部材11によってケース本体8に取り付けられていることにより、保護部材12をケース本体8の外面に強固に取り付けることができる。すなわち、複数のねじ部材11は、保護部材12に設けられた複数のねじ挿入孔20を通してケース本体8に設けられた複数のねじ穴15にそれぞれ螺合することにより、保護部材12をケース本体8の外面に確実にかつ強固に固定することができる。
この場合、ねじ部材11は、ねじ部11aとねじ頭部11bとを備え、ねじ部11aがケース本体8のねじ穴15に螺合して、ねじ頭部11bが保護部材12の底部17に設けられたねじ挿入孔20の座ぐり部20a内に配置されることにより、ねじ頭部11bが保護部材12の収納凹部18に突出することがないので、ねじ頭部11bが収納凹部18内に配置された操作頭部23のスライド動作および回転動作を妨げないようにすることができる。
また、このスイッチ装置4では、ケース本体8と保護部材12との間に緩衝部材26が配置されていることにより、保護部材12が衝撃を受けた際に、その衝撃を緩衝部材26によって緩衝することができる。これにより、保護部材12が受けた衝撃をそのまま腕時計ケース1のケース本体8に伝えないようにすることができるので、ケース本体8が衝撃によって破損するのを確実にかつ良好に防ぐことができ、これにより耐衝撃性を更に高めることができる。
この場合、緩衝部材26は、外径が保護部材12の外径と同じか、それよりも少し小さい大きさの一部を第1切欠き部26aによって切り欠いた環状、つまりC字形状に形成されていることにより、緩衝部材26の外径を保護部材12の外径とほぼ同じ大きさに形成して、保護部材12が受けた衝撃を良好に緩衝することができる。
すなわち、この緩衝部材26は、平坦面8aからケース本体8の上方に突出する部分が切欠かれているので、ケース本体8の平坦面8aに配置された際に、緩衝部材26がケース本体8の上方に突出しないようにすることができ、これによっても薄型化を図ることができると共に、保護部材12が受けた衝撃を良好に緩衝することができる。
この場合、緩衝部材26は、平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cに対応する箇所に第1切欠き部26aが設けられ、この第1切欠き部26aの縁部が平坦面8aに対する接触面積を広くさせるように大きく形成されていれば、緩衝部材26に第1切欠き部26aを設けても、保護部材12が受けた衝撃を確実にかつ良好に緩衝することができ、これによっても耐衝撃性を高めることができる。
また、このスイッチ装置4では、ケース本体8と保護部材12とを位置決めする第1位置決め部30を備えていることにより、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の軸中心を位置決めすることができると共に、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の回転方向の位置を決めることができる。
すなわち、このスイッチ装置4では、第1位置決め部30が、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の軸中心を位置決めする軸位置決め部と、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の回転方向の位置を決める回転位置決め部と、を備えていることにより、ケース本体8の平坦面8aに対する保護部材12の軸中心および回転方向の位置を確実にかつ良好に位置決めすることができる。
この場合、第1位置決め部30の軸位置決め部は、ケース本体8の平坦面8aに設けられたリング状の第1突起部8bが保護部材12の底部17に設けられた円形状の第1凹部27に挿入されることにより、ケース本体8の貫通孔10と保護部材12の軸挿入孔12aとを同一軸上に対応させて正確に一致させることができる。
また、第1位置決め部30の回転位置決め部は、ケース本体8の平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cが保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28の第2切欠き部28aの間に挿入されることにより、ケース本体8の貫通孔10を中心とする保護部材12の回転方向の位置を確実にかつ正確に決めることができる。
また、このスイッチ装置4では、ケース本体8と緩衝部材26とを位置決めする第2位置決め部31を備えていることにより、ケース本体8の平坦面8aに緩衝部材26を正確に位置決めすることができる。すなわち、この第2位置決め部31は、緩衝部材26の第1切欠き部26aをケース本体8の平坦面8aに設けられた矩形状の第2突起部8cに対応させた状態で、緩衝部材26の一対のピン突起31aをケース本体8の平坦面8aに設けられた一対のピン穴31bに差し込むことにより、緩衝部材26をケース本体8の平坦面8aに正確に位置決めして取り付けることができる。
さらに、このスイッチ装置4では、保護部材12と緩衝部材26とを位置決めする第3位置決め部32を備えていることにより、緩衝部材26に対して保護部材12の底部17を正確に位置決めすることができる。すなわち、この第3位置決め部32は、保護部材12の底部17を緩衝部材26に対して位置決めする際に、保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28の外周を緩衝部材26の内周に対応させて、第3突起部28の外周を緩衝部材26の内周に嵌め込むことにより、保護部材12の底部17を緩衝部材26に対して正確に位置決めすることができる。
この場合、このスイッチ装置4では、保護部材12の底部17に設けられた第3突起部28にねじ部材11のねじ部11aが挿入するねじ挿入孔20が設けられていることにより、底部17にねじ部材11のねじ頭部11bが配置される座ぐり部20aを設けても、底部17の軸方向の厚みをねじ頭部11bの軸方向の長さとほぼ同じ大きさに形成することができる。
このため、このスイッチ装置4では、保護部材12の底部17の軸方向の厚みを薄くすることができるので、ケース本体8の外部に突出する保護部材12の突出長さを小さくすることができ、これにより腕時計全体の径方向の大きさを小さくすることができるので、腕時計の小型化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、腕時計ケース1の3時側に設けられたスイッチ装置4について述べたが、この発明は、これに限らず、腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側、および10時側の押釦スイッチ3にも適用することができる。
また、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は、必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。また、この発明は、必ずしも時計である必要はなく、携帯電話や携帯端末などの電子機器にも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、貫通孔が設けられたケースと、前記ケースの外面に取り付けられ、中心部に挿入孔が前記貫通孔に対応して設けられ、且つ収納部が前記ケースの外部側に開放されて設けられた保護部材と、前記ケースの前記貫通孔と前記保護部材の前記挿入孔とにスライド可能に挿入される操作軸、および前記操作軸の外端部に設けられて前記保護部材の前記収納部内にスライド可能に収納される操作頭部を備えた操作部材と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、前記保護部材は、複数のねじ部材によって前記ケースの前記外面に取り付けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記ケースと前記保護部材との間に緩衝部材が配置されていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のスイッチ装置において、前記緩衝部材は、一部が切り欠かれた環状に形成されていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1~請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記ケースと前記保護部材とを位置決めする第1位置決め部を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載のスイッチ装置において、前記ケースと前記緩衝部材とを位置決めする第2位置決め部を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項3、請求項4、請求項6のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記保護部材と前記緩衝部材とを位置決めする第3位置決め部を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1~請求項7のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
4 スイッチ装置
7 時計モジュール
8 ケース本体
8a 平坦面
8b 第1突起部
8c 第2突起部
9 外装部材
10 貫通孔
11 ねじ部材
12 保護部材
12a 軸挿入孔
13 操作部材
14 ばね部材
15 ねじ穴
16 本体部
17 底部
18 収納凹部
20 ねじ挿入孔
20a 座ぐり部
22 操作軸
23 操作頭部
25 スイッチ素子
26 緩衝部材
26a 第1切欠き部
27 第1凹部
28 第3突起部
30 第1位置決め部
31 第2位置決め部
31a ピン突起
31b ピン穴
32 第3位置決め部

Claims (8)

  1. 貫通孔が設けられたケースの外面に、前記貫通孔に対応して中心部に設けられた第1挿入孔、及び第2挿入孔を内部に有する収納部が前記ケースの外部側に開放するように配置した保護部材を、前記第2挿入孔にねじ部材を挿入することで取り付ける第1工程と、
    操作軸、および前記操作軸の外端部に設けられた操作頭部を備えた操作部材における前記操作軸を、ばね部材内、前記保護部材の前記収納部内、及び前記ケースの前記貫通孔に挿入させ、且つ前記操作頭部を、前記保護部材の前記収納部内に挿入する第2工程と、
    前記ケースの内部に突出した前記操作軸の内端部に抜止め部材を取り付ける第3工程と、
    を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置の製造方法において、前記第1工程は、前記保護部材を複数のねじ部材によって取り付ける工程を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置の製造方法において、前記第1工程は、前記ケースと前記保護部材との間に緩衝部材を配置する工程を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載のスイッチ装置の製造方法において、前記第1工程で配置する前記緩衝部材は、一部が切り欠かれた環状に形成されていることを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  5. 請求項1~請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置の製造方法において、前記第1工程は、前記ケースと前記保護部材とを第1位置決め部により位置決めする工程を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  6. 請求項3または請求項4に記載のスイッチ装置の製造方法において、前記第1工程は、前記ケースと前記緩衝部材とを第2位置決め部により位置決めする工程を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  7. 請求項3、請求項4、請求項6のいずれかに記載のスイッチ装置の製造方法において、前記第1工程は、前記保護部材と前記緩衝部材とを第3位置決め部により位置決めする工程を含むことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  8. 請求項1~請求項7のいずれかに記載されたスイッチ装置の製造方法を備えていることを特徴とする時計の製造方法。
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