JP7141023B2 - スイッチ装置および時計 - Google Patents

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Description

この発明は、腕時計などの電子機器に用いられるスイッチ装置およびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計のスイッチ装置においては、特許文献1に記載されているように、ケース本体の貫通孔にパイプを嵌め込み、このパイプに操作部材の操作軸をスライド可能に挿入させて、操作部材の操作頭部をケース本体の外部に突出させ、この突出した操作頭部を外装部材で保護するように構成されたものが知られている。
特開2000-329869号公報
この種のスイッチ装置は、外装部材が、硬質の合成樹脂によって形成された内装部と、軟質の合成樹脂によって形成されて内装部を覆う外装部と、を備え、これら内装部と外装部とに貫通して設けられた保護孔に操作部材の操作頭部が配置された状態で、複数のビスによってケース本体に取り付けられるように構成されている。
このような腕時計のスイッチ装置では、外装部材の保護孔が貫通して設けられているため、保護孔に配置された操作部材の操作頭部が外部から衝撃を受けた際に、その衝撃によって操作頭部がケース本体に突き当たる。このため、このようなスイッチ装置では、外部からの衝撃によって操作部材が破損したり、あるいはケース本体内の部品が破損したりするという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、外部からの衝撃を緩衝して、耐衝撃性を向上させることができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、貫通孔が設けられたケースと、前記ケースの前記貫通孔に挿入される操作軸、および前記操作軸の外端部に設けられた操作頭部を有する操作部材と、弾力性を有して前記ケースの外面に取り付けられた保護緩衝部材と、を備え、前記保護緩衝部材は、前記操作頭部の内端面が対向する底部を有すると共に前記操作頭部の周囲を収納する収納部を備え、前記保護緩衝部材の前記収納部は、外周端の一方側が、前記操作頭部の外端面とほぼ同じ高さであり、前記外周端の他方側は、切欠き部が設けられることで、前記操作頭部の外端面よりも低く形成されている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
この発明によれば、外部からの衝撃を緩衝することができ、これにより耐衝撃性を向上させることができる。
この発明を適用した腕時計の一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示しされた腕時計の拡大斜視図である。 図1に示された腕時計のA-A矢視における要部を示した拡大断面図である。 図2に示された腕時計において、一部の操作部材を取り外した状態を示した拡大側面図である。 図2に示された腕時計において、ケース本体に保護緩衝部材を取り付ける状態を拡大して示した要部の分解斜視図である。 図5に示されたケース本体を示した拡大斜視図である。 図5に示された保護緩衝部材を示し、(a)はその外観を示した拡大斜視図、(b)はその内面側を示した拡大斜視図である。 図1に示された腕時計のB-B矢視における要部を示した拡大断面図である。 図8に示されたねじ部材を示した拡大正面図である。
以下、図1~図9を参照して、この発明を適用した腕時計の一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、時計バンド2が取り付けられる後述するバンド取付部3がそれぞれ設けられている。
この腕時計ケース1の2時側~4時側には、図1および図2に示すように、スイッチ装置4が設けられており、この腕時計ケース1の8時側および10時側には、それぞれ押釦スイッチ5が設けられている。また、この腕時計ケース1の6時側には、上面スイッチ6が設けられている。この腕時計ケース1の上部開口部には、図3に示すように、時計ガラス7がガラスパッキン7aを介して設けられている。この腕時計ケース1の下部には、裏蓋8が防水パッキン8aを介して取り付けられている。
この腕時計ケース1の内部には、図3に示すように、時計モジュール9が設けられている。この時計モジュール9は、図示しないが、指針を運針させて時刻を指示する時計ムーブメント、時刻などの情報を電気光学的に表示する表示部、これらを電気的に制御して駆動する回路部など、時計機能に必要な各種の部品を備えている。この場合、時計モジュール9の上面には、図3に示すように、文字板9aが配置されており、この文字板9aの上面における外周部には、見切り部材9bが設けられている。
ところで、腕時計ケース1は、図1~図3に示すように、ケース本体10と外装部材11とを備えている。ケース本体10は、剛性の高いポリアミド樹脂にカーボン繊維またはガラス繊維を含有させたもので、重量が軽く強度の高いものである。このケース本体10は、内部に金属製の補強部材10aが埋め込まれている。
このケース本体10の12時側と6時側とには、図6に示すように、バンド取付部3がそれぞれ設けられている。外装部材11は、図1および図2に示すように、ケース本体10の上部にこれを覆って配置される第1カバー12と、ケース本体10の12時側と6時側とのバンド取付部3にこれを覆って配置される2つの第2カバー13と、を備えている。
第1カバー12は、図1および図2に示すように、ステンレスやチタンなどの金属によってほぼリング状に形成されている。2つの第2カバー13は、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂によって形成されている。この場合、6時側の第2カバー13には、上面スイッチ6を露出させるためのスイッチ開口部13aが設けられている。これら第1カバー12と第2カバー13とは、12時側と6時側とが複数の第1ねじ部材14によってケース本体10のバンド取付部3に取り付けられている。
一方、スイッチ装置4は、図1~図3に示すように、3つの押釦スイッチを備えたものであり、2時側から4時側に亘って設けられている。すなわち、このスイッチ装置4は、ケース本体10の2時側、3時側、4時側にそれぞれ設けられた3つの操作部材15と、ケース本体10の2時側から4時側に亘る外面に設けられて3つの操作部材15を保護するための1つの保護緩衝部材16と、を備えている。
3つの操作部材15それぞれは、図3および図6に示すように、ケース本体10における2時側、3時側、および4時側に設けられた3つの貫通孔10bにそれぞれ挿入する操作軸17と、この操作軸17の外端部に設けられてケース本体10の外部に配置される操作頭部18と、この操作頭部18をケース本体10の外部に向けて押し出す方向に付勢するばね部材19と、を備えている。
この場合、2時側と4時側との各操作部材15それぞれに対応するケース本体10の外周面には、図3、図5および図6に示すように、外部に向けて突出する筒状のガイド突起10cがケース本体10の2時側と4時側との各貫通孔10bにそれぞれ同一軸上で対応して設けられている。また、操作部材15の操作軸17は、その外径がケース本体10の貫通孔10bの内径とほぼ同じ大きさで形成されている。この操作軸17は、その軸方向の長さがケース本体10の貫通孔10bの長さよりも長く形成されている。
これにより、操作軸17は、図3に示すように、内端部がケース本体10の内部に突出し、外端部がケース本体10の外部に突出するように構成されている。この場合、操作軸17は、ケース本体10の内部に突出した内端部にEリングなどの抜止め部材17aが取り付けられ、この抜止め部材17aによってケース本体10の外部に抜け出さないように構成されている。
また、この操作軸17の外周には、図3に示すように、複数の防水リング17bが設けられている。これら複数の防水リング17bは、その外周がケース本体10の貫通孔10bの内周面に弾接した状態で摺動するように構成されている。これにより、複数の防水リング17bは、操作軸17の外周面とケース本体10の貫通孔10bの内周面との間の防水を図るように構成されている。
操作頭部18は、図2および図3に示すように、ほぼ円板状に形成されている。この操作頭部18は、ケース本体10側の内端面に凹部18aが設けられ、この凹部18aの内面に操作軸17の外端部が一体に設けられた構造になっている。この操作頭部18は、その外径が操作軸17の外径よりも十分に大きく、且つケース本体10の表裏面方向(厚み方向)の大きさよりも小さい大きさで形成されている。
ばね部材19は、図3に示すように、例えばコイルばねであり、内径が操作軸17の外径よりも大きく、且つ外径がケース本体10のガイド突起10cの外径と同じか、それよりも少し小さい大きさで形成されている。これにより、ばね部材19は、操作軸17の外周に配置された状態で、一端部がケース本体10のガイド突起部8bに弾接し、他端部が操作頭部18の凹部18a内の内面に弾接して、操作頭部18をケース本体10の外部に向けて押し出す方向に付勢するように構成されている。
一方、保護緩衝部材16は、図1~図5に示すように、弾力性を有する合成樹脂、例えば硬度の高いウレタン樹脂で形成されている。すなわち、ウレタン樹脂は、硬度の低いAランクから硬度の高いEランクまであり、これらのうち、CランクからEランクの硬度のウレタン樹脂が好ましく、この実施形態では、緩衝性を有する硬度の高いDランクのウレタン樹脂を採用している。
この保護緩衝部材16は、図1~図5に示すように、全体の肉厚が厚く形成され、ケース本体10の外周面に2時側から4時側に亘って配置されている。この保護緩衝部材16には、4時側の操作部材15の操作頭部18を収納する第1収納部20と、3時側の操作部材15の操作頭部18を収納する第2収納部21と、2時側の操作部材15の操作頭部18を収納する第3収納部22と、が設けられている。
これら第1~第3収納部20~22のうち、4時側と2時側との第1、第3収納部20、22は、図2~図5および図7に示すように、ケース本体10側に位置する操作頭部18の内端面が対面する底部20a、22aを有するほぼ円筒状の凹部形状に形成されている。第1、第3収納部20、22と底部20a、22aは一体に形成されている。これら第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aそれぞれは、操作頭部18の内端面が弾力的に当接して、操作頭部18の衝撃を緩衝するように構成されている。
すなわち、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aそれぞれは、図3に示すように、操作頭部18の衝撃を緩衝して、操作頭部18の衝撃がケース本体10に伝わらないように構成されている。この場合、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aそれぞれは、肉厚が第1、第3収納部20、22の各外周壁の肉厚と同じか、それよりも厚く形成されている。
また、これら第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aには、図3~図7に示すように、操作部材15の操作軸17が挿入する軸挿入孔20b、22bがそれぞれケース本体10の各貫通孔10bと同一軸上で対応して設けられている。これら第1、第3収納部20、22の各軸挿入孔20b、22bそれぞれは、内径がケース本体10のガイド突起10cの外径とほぼ同じ大きさで、貫通孔10bの内径よりも大きく形成され、軸方向の長さがガイド突起10cの長さよりも2倍程度長く形成されている。
これにより、第1、第3収納部20、22の各軸挿入孔20b、22bそれぞれは、図3に示すように、その内部にケース本体10のガイド突起10cが挿入されることにより、ケース本体10に対する保護緩衝部材16の位置を規制して位置決めするように構成されている。また、これら各軸挿入孔20b、22bは、その内部にばね部材19の一端部が挿入してケース本体10のガイド突起10cの先端に弾接することにより、ばね部材19の一端部を位置規制して保持するように構成されている。
一方、第1~第3収納部20~22のうち、3時側の第2収納部21は、図2、図4~図7に示すように、第1、第3収納部20、22よりも小径のほぼ円筒状に形成されている。すなわち、この第2収納部21は、4時側と2時側との各操作頭部18の外径よりも小さい大きさの操作頭部18を収納するように構成されている。この場合、3時側の第2収納部21は、底部を有しないほぼ円筒状に形成され、ケース本体10の3時側の貫通孔10bが外部に露出するように構成されている。
ところで、2時側と3時側と4時側との各操作部材15それぞれは、図1および図2に示すように、ケース本体10の内部の中心から放射方向に向けて設けられている。この場合、4時側の操作部材15は、図3に示すように、操作頭部18の凹部18a内の内面における中心部に操作軸17が一体に設けられている。これにより、第1収納部20は、図4および図7に示すように、底部20aの中心部に軸挿入孔20bが設けられている。
また、この4時側の操作部材15は、図3に示すように、操作軸17がケース本体10の内部側から外部側に向けてケース本体10の表裏面方向である上下方向に高くなるように傾斜している。すなわち、この操作部材15の操作軸17は、上下方向に所定の傾き角度、例えば15°の傾き角度で傾いた状態で、ケース本体10の4時側の貫通孔10bに挿入されている。この場合、ケース本体10の4時側の貫通孔10bは、操作軸17と同様、上下方向に傾いて設けられている。
2時側の操作部材15は、図示しないが、操作頭部18の凹部18a内の内面における中心部から下側に偏った位置に操作軸17が一体に設けられている。これにより、第3収納部22は、図4および図7に示すように、底部22aの中心部から下側に偏った位置に軸挿入孔22bが設けられている。また、この2時側の操作部材15は、4時側の操作軸17と同様、操作軸17が上下方向に所定の傾き角度、例えば15°の傾き角度で傾いている。この場合にも、ケース本体10の2時側の貫通孔10bも、2時側の操作軸17と同様、上下方向に傾いて設けられている。
また、3時側の操作部材15は、図示しないが、操作頭部18の凹部18a内の内面における中心部から下側に偏った位置に操作軸17が一体に設けられている。この3時側の操作部材15は、4時側と2時側との各操作軸17と異なり、操作軸17がケース本体10の表裏面とほぼ平行な状態で、ケース本体10の3時側の貫通孔10bに挿入されている。
これにより、ケース本体10の3時側の外面には、図4に示すように、3時側の貫通孔10bが第2収納部21の中心部に対応する箇所から下側に偏った位置に設けられている。この3時側の貫通孔10bは、3時側の操作軸と同様、ケース本体10の表裏面とほぼ平行に設けられている。
これら第1~第3収納部20~22それぞれは、図1~図5および図7に示すように、外周端の上側の半円部に切欠き部20c~22cが設けられた構造になっている。このため、第1~第3収納部20~22は、外周端の下側の半円部が、収納された操作頭部18の外端面とほぼ同じ高さで、上側の半円部が切欠き部20c~22cによって操作頭部18の外端面よりも一段低く形成されている。これにより、第1~第3収納部20~22は、収納された操作頭部18が押圧操作しやすくなるように構成されている。
また、この保護緩衝部材16は、図4~図7に示すように、両側に位置する4時側の第1収納部20と2時側の第3収納部22との各底部20a、22aがそれぞれ締結部材である第2ねじ部材23によってケース本体10の外面に締結されるように構成されている。すなわち、第1収納部20と第3収納部22との各底部20a、22aには、ねじ取付孔24がそれぞれ設けられている。また、ケース本体10には、第2ねじ部材23が螺合する第2ねじ孔25が各ねじ取付孔24と同一軸上に対応してそれぞれ設けられている。
この場合、第1収納部20と第3収納部22との各ねじ取付孔24それぞれは、図4および図7(a)に示すように、第2ねじ部材23の頭部が配置される大径孔部24aと、第2ねじ部材23のねじ部が挿入する小径孔部24bと、を有している。これら各ねじ取付孔24のうち、第1収納部20のねじ取付孔24は、操作頭部18の凹部18aに対応する箇所において、底部20aの軸挿入孔20bから5時側に向けて斜め下側に位置して設けられている。第3収納部22のねじ取付孔24は、操作頭部18の凹部18aに対応する箇所において、底部22aの軸挿入孔22bから1時側に向けて斜め上側に位置して設けられている。
これに伴って、ケース本体10の各第2ねじ孔25のうち、第1収納部20に対応する第2ねじ孔25は、図4~図7に示すように、ケース本体10の貫通孔10bから5時側に向けて斜め下側に位置して、第1収納部20のねじ取付孔24と同一軸上に対応するように設けられている。第3収納部22に対応する第2ねじ孔25は、ケース本体10の貫通孔10bから1時側に向けて斜め上側に位置して、第3収納部22のねじ取付孔24と同一軸上に対応するように設けられている。
これにより、保護緩衝部材16は、図4および図5に示すように、4時側の第1収納部20と2時側の第3収納部22との各底部20a、22aがそれぞれ第2ねじ部材23によってケース本体10の外面に取り付けられていることにより、4時側の第1収納部20における5時側の端部と、2時側の第3収納部22における1時側の端部と、がケース本体10に対してめくれないように構成されている。
また、この保護緩衝部材16は、図5~図8に示すように、ケース本体10の外面とこの外面に対面する保護緩衝部材16の内面との両方に設けられた嵌合取付部26が締結部材である第3ねじ部材27によってケース本体10の表裏面方向(上下面方向)に締結されて、ケース本体10の外面に取り付けられるように構成されている。また、第3ねじ部材27と2時側と3時側と4時側との各操作部材15は、図1、図2、図5~図8に示すようにケース本体10の外面(外周方向)において重ならないように配置されている。
この場合、嵌合取付部26は、図5~図7に示すように、保護緩衝部材16の第1~第3収納部20~22における中間部の第2収納部21の両側、つまり第1、第2収納部20、21間と第2、第3収納部21、22間との2か所にそれぞれ設けられている。これら2つの嵌合取付部26は、それぞれ第3ねじ部材27によってケース本体10の表裏面方向である上下面方向に締結されて、ケース本体10の外面に保護緩衝部材16を押し付けて取り付けるように構成されている。
すなわち、嵌合取付部26は、図5~図8に示すように、ケース本体10の外面に突出して設けられた固定突起部28と、保護緩衝部材16の内面における上下方向のほぼ中間部に設けられて固定突起部28が嵌合する嵌合凹部29と、この嵌合凹部29の上下に位置する保護緩衝部材16の内面にそれぞれ突出して設けられて固定突起部28の上下面に対向する2つの取付突起部30、31と、を備えている。
これにより、嵌合取付部26は、図5~図8に示すように、ケース本体10の固定突起部28が保護緩衝部材16の嵌合凹部29に嵌合した際に、固定突起部28の上部側に保護緩衝部材16の上部側の取付突起部30が対向して配置され、固定突起部28の下部側に保護緩衝部材16の下部側の取付突起部31が対向して配置されるように構成されている。
この場合、ケース本体10の固定突起部28には、図6~図8に示すように、第3ねじ孔28aがケース本体10の表裏面方向である上下方向に貫通して設けられている。保護緩衝部材16の嵌合凹部29の上側に位置する取付突起部30には、第1ねじ挿入孔32が固定突起部28の第3ねじ孔28aと同一軸上に対応して上下方向に貫通して設けられている。また、保護緩衝部材16の嵌合凹部29の下側に位置する取付突起部31には、第2ねじ挿入孔31aが固定突起部28の第3ねじ孔28aと同一軸上に対応して上下方向に貫通することなく設けられている。
第3ねじ部材27は、図8および図9に示すように、頭部27aと首部27bとねじ部27cと非ねじ部27dとを備えている。この第3ねじ部材27は、頭部27aと首部27bとが上側の取付突起部30の第1ねじ挿入孔32に挿入され、ねじ部27cが固定突起部28の第3ねじ孔28aに螺合し、非ねじ部27dが下側の取付突起部31の第2ねじ挿入孔31aに挿入された状態で、上下の取付突起部30、31を固定突起部28に締結させて、保護緩衝部材16をケース本体10の外面に押し付けて取り付けるように構成されている。
この場合、頭部27aは、図8および図9に示すように、その外径が首部27bの外径よりも大きく、軸方向の長さが首部27bの長さよりも短く形成されている。首部27bは、その外径がねじ部27cの外径よりも大きく、軸方向の長さがねじ部27cの長さとほぼ同じ長さに形成されている。非ねじ部27dは、単純な棒状に形成され、その外径がねじ部27cの外径つまりねじ溝の谷径よりも小さく形成され、軸方向の長さが首部27bとねじ部27cとの長さとほぼ同じ長さに形成されている。
また、上側の取付突起部30の第1ねじ挿入孔32は、図8に示すように、第3ねじ部材27の頭部27aが挿入して配置される大径孔部32aと、第3ねじ部材27の首部27bが挿入する小径孔部32bと、を備えている。この場合、大径孔部32aは、軸方向の長さが頭部27aの軸方向の長さとほぼ同じ長さに形成されている。小径孔部32bは、軸方向の長さが首部27bの軸方向の長さよりも少し長く形成され、第3ねじ部材27が締め付けられた際に、首部27bが固定突起部28に当接しないように形成されている。
下側の取付突起部31の第2ねじ挿入孔31aは、図8に示すように、内径が固定突起部28の第3ねじ孔28aの内径つまりねじ溝の山部の内径よりも小さく、且つ第3ねじ部材27の非ねじ部27dの外径と同じ大きさに形成されている。この第2ねじ挿入孔31aは、下側の取付突起部31の下側に貫通しない孔であり、軸方向の長さが非ねじ部27dの軸方向の長さよりも長く形成され、第3ねじ部材27が締め付けられた際に、非ねじ部27dの先端が第2ねじ挿入孔31aの奥部に当接しないように形成されている。
これにより、保護緩衝部材16は、図8に示すように、2本の第3ねじ部材27の締め付けによって第2収納部21の両側に位置する上下の取付突起部30、31のうち、上側の取付突起部30が固定突起部28に固定され、下側の取付突起部31が固定突起部28に締結されて、第2収納部21の両側に位置する2つの嵌合取付部26が上下方向に締結された際に、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に押し付けられることにより、保護緩衝部材16の上下の各縁部がケース本体10に対してめくれないように構成されている。
すなわち、この保護緩衝部材16は、図8に示すように、ケース本体10の固定突起部28にねじ止めされた第3ねじ部材27の頭部27aと首部27bとが上側の取付突起部30の第1ねじ挿入孔32に挿入されて、上側の取付突起部30がケース本体10の固定突起部28に固定され、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に押し付けられることにより、保護緩衝部材16の上部側における縁部のめくれが第3ねじ部材27の頭部27aと首部27bとによって阻止されるように構成されている。
また、この保護緩衝部材16は、図8に示すように、ケース本体10の固定突起部28にねじ止めされた第3ねじ部材27の非ねじ部27dが下側の取付突起部31の第2ねじ挿入孔31aに挿入されて、下側の取付突起部31がケース本体10の固定突起部28に締結されて、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に押し付けられることにより、保護緩衝部材16の下部側における縁部のめくれが第3ねじ部材27の非ねじ部27dによって阻止されるように構成されている。
次に、このような腕時計を組み立てる場合について説明する。
この場合には、まず、ケース本体10の上部開口部に時計ガラス7をガラスパッキン7aと共に装着させて取り付ける。この状態で、ケース本体10の外周面に保護緩衝部材16を2時側から4時側に亘って取り付ける。
このときには、保護緩衝部材16の第1~第3収納部20~22のうち、中間部に位置する第2収納部21の両側、つまり第1、第2収納部20、21間と第2、第3収納部21、22間とに位置する2つの嵌合取付部26をそれぞれ嵌合させる。すなわち、ケース本体10の2つの固定突起部28を保護緩衝部材16の2つの嵌合凹部29にそれぞれ嵌合させる。すると、2つの固定突起部28の上下に2つの嵌合取付部26の各取付突起部30、31がそれぞれ対応して配置される。
そして、2つの固定突起部28の各第3ねじ孔28aに上側の2つの取付突起部30の各第1ねじ挿入孔32と下側の2つの取付突起部31の各第2ねじ挿入孔31aとをそれぞれ同一軸上に対応させる。これにより、保護緩衝部材16はケース本体10の外面に位置決めされて配置される。このときには、4時側の第1収納部20における底部20aの軸挿入孔20bがケース本体10の4時側の貫通孔10bに対応して、ケース本体10の4時側のガイド突起10cが第1収納部20の軸挿入孔20bに挿入される。
同様に、2時側の第3収納部22における底部22aの軸挿入孔22bがケース本体10の2時側の貫通孔10bに対応して、ケース本体10の2時側のガイド突起10cが第3収納部22における底部22aの軸挿入孔22bに挿入される。これにより、保護緩衝部材16は、第1収納部20の軸挿入孔20bと第3収納部22の軸挿入孔22bとにケース本体10の4時側と2時側との各ガイド突起10cがそれぞれ挿入されることによって、保護緩衝部材16の上下方向および左右方向の位置が規制されてケース本体10の外面に正確に位置決めされる。
また、このときには、4時側の第1収納部20の底部20aと2時側の第3収納部22の底部22aとにそれぞれ設けられた各ねじ取付孔24がケース本体10の4時側と2時側との各第2ねじ孔25にそれぞれ同一軸上で対応する。また、3時側の第2収納部21に対応するケース本体10の貫通孔10bは、第2収納部21を通して保護緩衝部材16の外部に露出する。
この状態で、第1収納部20の底部20aと第3収納部22の底部22aとをそれぞれ第2ねじ部材23によってケース本体10に取り付けると共に、2つの嵌合取付部26をそれぞれ第3ねじ部材27によってケース本体10の表裏面方向(上下方向)に締結させて、保護緩衝部材16をケース本体10の外面に取り付ける。
この場合、第1収納部20の底部20aと第3収納部22の底部22aとをケース本体10に取り付ける際には、第1収納部20の底部20aと第3収納部22の底部22aとに設けられた各ねじ取付孔24に第2ねじ部材23をそれぞれ挿入させてケース本体10の各第2ねじ孔25にそれぞれ螺合させて締め付ける。
すると、各第2ねじ部材23の頭部が各ねじ取付孔24の大径孔部24a内にそれぞれ配置されて各ねじ取付孔24の小径孔部24bをそれぞれ押え付ける。これにより、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に取り付けられて、保護緩衝部材16の第1、第3収納部20、22の各端部側つまり5時側と1時側とに位置する保護緩衝部材16の両端部側の各縁部のめくれが防げる。
すなわち、第1収納部20に対する4時側の第2ねじ孔25は、操作頭部18の凹部18aに対応する箇所において、ケース本体10の4時側の貫通孔10bから5時側に向けて斜め下側に位置している。また、第3収納部22に対応する2時側の第2ねじ孔25は、操作頭部18の凹部18aに対応する箇所において、ケース本体10の2時側の貫通孔10bから1時側に向けて斜め上側に位置している。
これにより、保護緩衝部材16は、第2ねじ部材23によってケース本体10の外面に取り付けられた際に、第1収納部20の底部20aにおける5時側の端部と、第3収納部22の底部22aにおける1時側の端部とが、ケース本体10に固定される。このため、保護緩衝部材16は、4時側の第1収納部20における5時側の端部と、2時側の第3収納部22における1時側の端部と、がケース本体10に対してめくれることがない。
また、2つの嵌合取付部26をそれぞれ第3ねじ部材27によってケース本体10の上下方向に締結させる際には、2本の第3ねじ部材27の各ねじ部27cを上側の2つの取付突起部30の各第1ねじ挿入孔32に挿入させて、ケース本体10の2つの固定突起部28の各第3ねじ孔28aにそれぞれ螺入させる。
このときには、2つの第3ねじ部材27の各ねじ部27cの螺入に伴って、各ねじ部27cが各第3ねじ孔28aに徐々に螺入しながら、各非ねじ部27dが下側の2つの取付突起部31の各第2ねじ挿入孔31aに徐々に挿入すると共に、各首部27bが上側の取付突起部30の各第1ねじ挿入孔32の小径孔部32bに徐々に挿入する。
そして、2つの第3ねじ部材27がそれぞれ締め付けられて、各ねじ部27cが各第3ねじ孔28aにそれぞれ螺着した際には、各非ねじ部27dが下側の2つの取付突起部31の各第2ねじ挿入孔31aにそれぞれ挿入されて配置され、各首部27bが各第1ねじ挿入孔32の小径孔部32bにそれぞれ挿入されて配置されると共に、各頭部27aが各第1ねじ挿入孔32の大径孔部32aにそれぞれ挿入されて配置される。
このため、2本の第3ねじ部材27の締め付けによって第2収納部21の両側に位置する2つの上下の各取付突起部30、31が各固定突起部28にそれぞれ取り付けられて、第2収納部21の両側に位置する2つの嵌合取付部26がそれぞれ上下方向に締結される。これにより、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に押し付けられて取り付けられる。この状態では、2本の第3ねじ部材27によってケース本体10に対する保護緩衝部材16の上下に位置する各縁部のめくれが阻止される。
すなわち、保護緩衝部材16は、上側の取付突起部30がケース本体10の固定突起部28に第3ねじ部材27の頭部27aと首部27bとによって固定されて、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に押し付けられているので、保護緩衝部材16の上部側における縁部のめくれが第3ねじ部材27の頭部27aと首部27bとによって確実に阻止される。
また、この保護緩衝部材16は、下側の取付突起部31がケース本体10の固定突起部28に第3ねじ部材27の非ねじ部27dによって取り付けられて、保護緩衝部材16がケース本体10の外面に押し付けられているので、保護緩衝部材16の下部側における縁部のめくれが第3ねじ部材27の非ねじ部27dによって確実に阻止される。
そして、スイッチ装置4の3つの操作部材15、8時側と10時側との各押釦スイッチ5の操作部材(図示せず)、および上面スイッチ6の操作部材(図示せず)をそれぞれケース本体10に取り付ける。この場合、スイッチ装置4の3つの操作部材15を取り付ける際には、4時側と2時側との各操作部材15の各操作軸17を保護緩衝部材16の第1、第3収納部20、22の各軸挿入孔20b、22bからケース本体10の各貫通孔10bに挿入させると共に、3時側の操作軸17を保護緩衝部材16の第2収納部21からケース本体10の貫通孔10bに挿入させる。
すなわち、3つの操作部材15のうち、4時側の操作部材15をケース本体10に取り付ける際には、予め、操作軸17の外周面に複数の防水リング17bを取り付けて、操作軸17の外周にばね部材19を配置する。この状態で、4時側の操作軸17を保護緩衝部材16の4時側の第1収納部20の外部から第1収納部20の底部20aの軸挿入孔20bに挿入させてケース本体10の4時側の貫通孔10bに挿入させる。
そして、この4時側の操作軸17の外周面に設けられた複数の防水リング17bをケース本体10の貫通孔10b内に挿入させると共に、ばね部材19の一端部を第1収納部20の軸挿入孔20bに挿入させてケース本体10のガイド突起10cに弾接させる。すると、ばね部材19の他端部が操作頭部18の内面に弾接する。このときには、ばね部材19の一端部が第1収納部20の軸挿入孔20bに挿入されていることにより、ばね部材19が位置規制されて保持される。
この状態で、4時側の操作頭部18を第1収納部20内に押し込むと、操作軸17の内端部がケース本体10の内部に突出する。この突出した操作軸17の内端部にEリングなどの抜止め部材17aを取り付ける。これにより、4時側の操作部材15の操作頭部18がばね部材19のばね力によってケース本体10の外部に向けて押し出されても、抜止め部材17aがケース本体10の内面に当接するので、4時側の操作部材15がケース本体10の外部に抜け出すことなくケース本体10に取り付けられる。
同様に、2時側の操作部材15をケース本体10に取り付ける。このときにも、予め、操作軸17の外周面に複数の防水リング17bを取り付けて、操作軸17の外周にばね部材19を配置する。この状態で、2時側の操作軸17を保護緩衝部材16の2時側の第3収納部22の外部から第3収納部22の底部22aの軸挿入孔22bに挿入させて、ケース本体10の2時側の貫通孔10bに挿入させる。
そして、この2時側の操作軸17の外周面に設けられた複数の防水リング17bをケース本体10の2時側の貫通孔10b内に挿入させると共に、ばね部材19の一端部を第3収納部22の軸挿入孔22bに挿入させてケース本体10のガイド突起10cに弾接させる。すると、ばね部材19の他端部が操作頭部18の内面に弾接する。このときにも、ばね部材19の一端部が第3収納部22の軸挿入孔22bに挿入されているので、ばね部材19が位置規制されて保持される。
この状態で、2時側の操作頭部18を第3収納部22内に押し込むと、4時側の操作部材15と同様、2時側の操作軸17の内端部がケース本体10の内部に突出する。この突出した操作軸17の内端部にEリングなどの抜止め部材17aを取り付ける。これにより、2時側の操作部材15の操作頭部18がばね部材19のばね力によってケース本体10の外部に向けて押し出されても、抜止め部材17aがケース本体10の内面に当接するので、2時側の操作部材15がケース本体10の外部に抜け出すことがなくケース本体10に取り付けられる。
また、3時側の操作部材15をケース本体10に取り付ける際には、4時側と2時側との各操作部材15と同様、予め、3時側の操作軸17の外周面に複数の防水リング17bを取り付けて、操作軸17の外周にばね部材19を配置する。この状態で、3時側の操作軸17を保護緩衝部材16の3時側の第2収納部21の外部から内部に挿入させて、ケース本体10の3時側の貫通孔10bに挿入させる。
そして、この3時側の操作軸17の外周面に設けられた複数の防水リング17bをケース本体10の貫通孔10b内に挿入させると共に、ばね部材19の一端部をケース本体10の外面に弾接させて、ばね部材19の他端部を操作頭部18の内面に弾接させる。この状態で、3時側の操作頭部18を第2収納部21内に押し込むと、操作軸17の内端部がケース本体10の内部に突出する。
この突出した3時側の操作軸17の内端部にEリングなどの抜止め部材17aを取り付ける。これにより、4時側と2時側との各操作部材15と同様、3時側の操作部材15の操作頭部18がばね部材19のばね力によってケース本体10の外部に向けて押し出されても、抜止め部材17aがケース本体10の内面に当接するので、3時側の操作部材15がケース本体10の外部に抜け出すことがなくケース本体10に取り付けられる。
そして、ケース本体10の8時側と10時側とに各押釦スイッチ5の操作部材(図示せず)を取り付けると共に、ケース本体10の6時側に上面スイッチ6の操作部材(図示せず)を取り付ける。この状態で、ケース本体10の外周面に外装部材11を取り付ける。このときには、外装部材11の第1カバー12をケース本体10の上面にこれを覆って配置すると共に、外装部材11の2つの第2カバー13をケース本体10の12時側と6時側との各バンド取付部3にこれを覆ってそれぞれ配置する。
この場合、6時側の第2カバー13を6時側のバンド取付部3に配置する際には、第2カバー13に設けられたスイッチ開口部13aをケース本体10の6時側に取り付けられた上面スイッチ6に対応させて配置し、上面スイッチ6を第2カバー13のスイッチ開口部13aからスイッチ操作可能に露出させる。
この状態で、第1カバー12と2つの第2カバー13とをケース本体10の12時側と6時側との各バンド取付部3に複数の第1ねじ部材14によって取り付ける。これにより、腕時計ケース1が組み立てられる。そして、ケース本体10の内部にその下側から時計モジュール9を挿入させて配置し、このケース本体10の下部に裏蓋8を防水パッキン8aと共に取り付ける。これにより、腕時計が組み立てられる。
次に、このような腕時計のスイッチ装置4の作用について説明する。
このスイッチ装置4は、通常、2時側から4時側の3つの操作部材15の各操作頭部18がそれぞればね部材19のばね力によってケース本体10の外部に向けて押し出されて、各操作頭部18が第1~第3収納部20~22内にそれぞれ収納されている。
この場合には、3つの操作部材15の各操作軸17の内端部に設けられた抜止め部材17aがケース本体10の内面に当接して、各操作軸17がケース本体10の外部に抜け出すことがない。このため、このスイッチ装置4は、2時側から4時側の3つの操作頭部18は、保護緩衝部材16の第1~第3収納部20~22によってケース本体10の上下方向から衝撃を受けることがないように保護されている。
この状態で、3つの操作部材15の各操作頭部18がそれぞればね部材19のばね力に抗して押圧操作されると、各操作軸17の内端部がケース本体10の内部に押し込まれて、ケース本体10内の時計モジュール9の各接点部(図示せず)をそれぞれ押圧する。これにより、各接点部がスイッチ動作してオン状態になる。また、各操作頭部18の押圧操作が解除されると、3つの操作部材15は、ばね部材19のばね力によって押し出されて初期位置に戻り、各接点部がオフ状態になる。
また、これら2時側から4時側の3つの操作頭部18のうち、4時側と2時側との各操作頭部18がケース本体10の側方から衝撃を受けた際には、各操作部材15のばね部材19のばね力に抗して各操作頭部18が第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに押し当てられるので、これら各底部20a、22aによって衝撃が緩衝される。
このため、4時側と2時側との各操作頭部18がケース本体10の側方から衝撃を受けても、4時側と2時側との各操作部材15の破損が防げると共に、各操作頭部18の衝撃がケース本体10に伝わることがないので、ケース本体10内の時計モジュール9およびこれに搭載されている部品の破損が防げる。
すなわち、保護緩衝部材16は、弾力性を有するウレタン樹脂によって形成されているので、4時側と2時側との各操作頭部18が衝撃を受けて第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに押し当てられた際に、各底部20a、22aの弾力によって各操作頭部18が受けた衝撃が緩衝される。
この場合、保護緩衝部材16は、硬度がAランクからEランクまでのウレタン樹脂のうち、硬度の高いCランクからEランクのウレタン樹脂で、且つ緩衝性を有する硬度の高いDランクのウレタン樹脂で形成されていることにより、各操作頭部18が第1、第2収納部20、22の各底部20a、22aに当接した際の衝撃を良好に緩衝することができる。
また、第1、第2収納部20、22の各底部20a、22aは、肉厚が第1、第2収納部20、22の各外周壁の肉厚と同じか、それよりも厚く形成されていることにより、各操作頭部18が第1、第2収納部20、22の各底部20a、22aに当接した際の衝撃を、より一層、確実に且つ良好に緩衝することができる。
また、保護緩衝部材16は、第1~第3収納部20~22のうち、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aを締結部材である第2ねじ部材23によってケース本体10の外面に取り付けた際に、各操作頭部18の凹部18aに対応する箇所において、各底部20a、22aの各ねじ取付孔24の大径孔部24aに第2ねじ部材23の頭部がそれぞれ配置され、各底部20a、22aの各ねじ取付孔24の小径孔部24bに第2ねじ部材23のねじ部がそれぞれ挿入されてケース本体10の各第2ねじ孔25に螺合される。
このため、各第2ねじ部材23は、各頭部が第1、第3収納部20、22内に突出することがない。これにより、各操作頭部18が外部からの衝撃によって第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに押し当てられる際に、各第2ねじ部材23の頭部が各操作頭部18の凹部18aに対応する箇所に設けられて、各ねじ取付孔24の大径孔部24a内に配置されているので、各操作頭部18の内端面が各第2ねじ部材23の頭部に押し当てられることがない。このため、各操作頭部18が受けた衝撃が第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aによって良好に緩衝される。
一方、保護緩衝部材16は、第1収納部20の底部20aと第3収納部22の底部22aとが2本の第2ねじ部材23によってケース本体10に取り付けられているので、保護緩衝部材16の2時側と4時側との両端部にケース本体10の外周方向から衝撃などの外力が加わっても、その外力によって保護緩衝部材16の第1、第3収納部20、22の各端部側つまり5時側と1時側とに位置する保護緩衝部材16の両端部側の各縁部がケース本体10に対してめくれることがない。
すなわち、保護緩衝部材16は、第1収納部20の底部20における5時側の端部と、第3収納部22の底部22aにおける1時側の端部とが、第2ねじ部材23によってケース本体10に固定されている。このため、保護緩衝部材16は、4時側の第1収納部20における5時側の端部と、2時側の第3収納部22における1時側の端部と、がケース本体10の外周方向から衝撃などの外力を受けても、その外力によって保護緩衝部材16の5時側の端部と1時側の端部とがケース本体10に対してめくれることがない。
また、この保護緩衝部材16は、第2収納部21の両側に位置する2つの嵌合取付部26が2本の第3ねじ部材27によってそれぞれ上下方向に締結されて、ケース本体10の外面に押し付けられて取り付けられることにより、ケース本体10の上下方向から衝撃などの外力が加わっても、その外力によって保護緩衝部材16の上下に位置する各縁部がケース本体10に対してめくれることがない。
すなわち、保護緩衝部材16は、上側の2つの取付突起部30がケース本体10の2つの固定突起部28に2つの第3ねじ部材27の各頭部27aと各首部27bとによって固定されてケース本体10の外面に押し付けられているので、保護緩衝部材16の上部側から衝撃などの外力が加わっても、その外力によって保護緩衝部材16の上部側の縁部がケース本体10に対してめくれることがない。
また、この保護緩衝部材16は、下側の2つの取付突起部31がケース本体10の2つの固定突起部28に2本の第3ねじ部材27の各非ねじ部27dによって締結されて、ケース本体10の外面に押し付けられているので、保護緩衝部材16の下部側から衝撃などの外力が加わっても、その外力によって保護緩衝部材16の下部側における縁部がケース本体10に対してめくれることがない。
このように、この腕時計のスイッチ装置4によれば、複数の貫通孔10bが設けられたケース本体10と、このケース本体10の各貫通孔10bに挿入する操作軸17、およびこの操作軸17の外端部に設けられた操作頭部18を有する複数の操作部材15と、弾力性を有する合成樹脂によって形成されてケース本体10の外面に取り付けられた保護緩衝部材16と、を備え、この保護緩衝部材16は、複数の操作頭部18の各内端面が対面する底部20a、22aを有して各操作頭部18をそれぞれ収納する第1、第3収納部20、22を備えていることにより、外部からの衝撃を緩衝して耐衝撃性を向上させることができる。
すなわち、このスイッチ装置4では、複数の操作部材15の各操作頭部18がケース本体10の外部から衝撃を受けた際に、各操作頭部18を第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに当接させることができるので、これら各底部20a、22aの弾力性によって外部からの衝撃を緩衝することができ、これにより各操作頭部18が外部から受けた衝撃がケース本体10に伝わらないようにすることができる。
このため、このスイッチ装置4では、外部からの衝撃による各操作部材15の破損を防ぐことができると共に、各操作頭部18が第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに当接した際の衝撃がケース本体10に伝わることがないので、ケース本体10内の時計モジュール9およびこれに搭載されている部品の破損を防ぐことができ、これにより耐衝撃を向上させることができる。
また、このスイッチ装置4では、保護緩衝部材16が弾力性を有する硬度の高いウレタン樹脂によって形成されているので、第1、第3収納部20、22内に収納された各操作頭部18が衝撃を受けて第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに当接した際に、弾力性を有する硬度の高いウレタン樹脂によって形成された第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aの弾力によって、外部からの衝撃を確実に且つ良好に緩衝することができる。
この場合、保護緩衝部材16は、硬度がAランクからEランクまでのウレタン樹脂のうち、硬度の高いCランクからEランクのウレタン樹脂で、且つ緩衝性を有する硬度の高いDランクのウレタン樹脂で形成されていることにより、外部からの衝撃を受けた各操作頭部18が第1、第2収納部20、22の各底部20a、22aに当接した際に、その衝撃を確実に且つ良好に緩衝することができる。
また、このスイッチ装置4では、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aの肉厚が第1、第3収納部20、22の各外周壁の肉厚と同じか、それよりも厚く形成されていることにより、各操作頭部18が第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに当接した際の衝撃を第1、第3収納部20、22の肉厚の厚い各底部20a、22aによって、より一層、確実に且つ良好に緩衝することができる。
また、このスイッチ装置4では、保護緩衝部材16の第1~第3収納部20~22のうち、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aがケース本体10の外面に締結部材である第2ねじ部材23によって取り付けられていることにより、保護緩衝部材16をケース本体10に簡単に且つ確実に取り付けることができる。
すなわち、このスイッチ装置4では、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに第2ねじ部材23が挿入するねじ取付孔24をそれぞれ設け、これらねじ取付孔24が同一軸上で対応する第2ねじ孔25をケース本体10に設けた構造であるから、第2ねじ部材23を第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aの各ねじ取付孔24に挿入させてケース本体10の各第2ねじ孔25にそれぞれ螺合させるだけで、簡単に且つ確実に保護緩衝部材16をケース本体10に取り付けることができる。
この場合、第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aに設けられた各ねじ取付孔24それぞれは、第2ねじ部材23の頭部が配置される大径孔部24aと、第2ねじ部材23のねじ部が挿入する小径孔部24bと、を備えているので、各第2ねじ部材23を各ねじ取付孔24に挿入させてケース本体10の各第2ねじ孔25にそれぞれ螺合させた際に、各第2ねじ部材23の頭部を第1、第2収納部20、22内に突出させることなく配置させることができる。
このため、このスイッチ装置4では、各操作頭部18が外部からの衝撃によって第1、第2収納部20、22の各底部20a、22aに当接する際に、各操作頭部18の内端面が各第2ねじ部材23の頭部に当接することがないので、各操作頭部18が受けた衝撃を第1、第2収納部20、22の各底部20a、22aによって良好に緩衝することができる。
また、このスイッチ装置4では、ケース本体10の外周に沿って2時側から4時側に亘って3つの操作部材15が設けられており、保護緩衝部材16は3つの操作部材15の各操作頭部18をそれぞれ収納する第1~第3収納部20~22を備えていることにより、1つの保護緩衝部材16に設けられた第1~第3収納部20~22によって3つの操作部材15の各操作頭部18を良好に保護することができ、これにより第1~第3収納部20~22ごとに個別に保護緩衝部材16を製作して個別に取り付ける必要がないので、部品点数の削減および組立作業性の向上を図ることができる。
さらに、このスイッチ装置4では、保護緩衝部材16の第1~第3収納部20~22のうち、4時側と2時側との両側に位置する第1、第3収納部20、22が第2ねじ部材23によってケース本体10に取り付けられていることにより、保護緩衝部材16が第1~第3収納部20~22を備えていても、第1~第3収納部20~22を第2ねじ部材23によって個別に取り付ける必要がなく、2本の第2ねじ部材23によって保護緩衝部材16をケース本体10の外面に確実に且つ良好に取り付けることができる。
この場合、保護緩衝部材16は、4時側と2時側との両側に位置する第1、第3収納部20、22の各底部20a、22aが第2ねじ部材23によってケース本体10の外面に取り付けられていることにより、ケース本体10の外周に沿う方向における保護緩衝部材16の4時側と2時側との両側部に衝撃などの外力が加わっても、その外力による保護緩衝部材16の4時側と2時側との両側部のめくれを防ぐことができる。
なお、上述した実施形態では、保護緩衝部材16をウレタン樹脂で形成した場合について述べたが、この発明は、これに限らず、弾力性を有して所定硬度の合成樹脂であれば、エラストマーなど、どの様な合成樹脂であっても良い。
また、上述した実施形態では、保護緩衝部材16が第1~第3収納部20~22を備えている場合について述べたが、この発明は、これに限らず、4つ以上の収納部を備えていても良く、また2つの収納部、あるいは1つの収納部を備えた構造であっても良い。
また、上述した実施形態では、第2収納部21が底部を有しない場合について述べたが、第1収納部20および第3収納部22と同様に底部を有しても良い。
また、上述した実施形態では、ケース本体10の外面と保護緩衝部材16の内面とに設けられた嵌合取付部26を第3ねじ部材27によって締結する際に、ケース本体10の上方から第3ねじ部材27を挿入させて取り付けた場合について述べたが、この発明は、これに限らず、ケース本体10の下方から第3ねじ部材27を挿入させて取り付けるようにしても良い。
この場合には、保護緩衝部材16における上側の取付突起部30に第3ねじ部材27の非ねじ部27dが挿入する第2ねじ挿入孔31aを設け、下側の取付突起部31に第3ねじ部材27の頭部27aと首部27bとが挿入する第1ねじ挿入孔32を設けた構造にすれば良い。
さらに、上述した実施形態では、保護緩衝部材16の第1~第3収納部20~22のうち、第2収納部21の両側部つまり第1、第2収納部20、21間と第2、第3収納部21、22間とに2つの嵌合取付部26を設けた場合について述べたが、この発明は、これに限らず、収納部が2つ設けられている場合には、2つの収納部の間に1つの嵌合取付部26を設ければ良い。
また、この発明は、これに限らず、収納部が4つ以上設けられている場合、各収納部の間に嵌合取付部26をそれぞれ設けた構造であっても良く、また両側部に位置する収納部とこれらに隣接する収納部との間のみに設けた構造であっても良い。
なおまた、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。また、この発明は、必ずしも時計である必要はなく、携帯電話や携帯情報端末などの電子機器にも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、貫通孔が設けられたケースと、前記ケースの前記貫通孔に挿入する操作軸、および前記操作軸の外端部に設けられた操作頭部を有する操作部材と、弾力性を有して前記ケースの外面に取り付けられた保護緩衝部材と、を備え、前記保護緩衝部材は、前記操作頭部の内端面が対向する底部を有すると共に前記操作頭部の周囲を収納する収納部を備えている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、前記収納部と前記底部は一体に形成されている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記保護緩衝部材は、硬度の高いウレタン樹脂によって形成されている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1~請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記保護緩衝部材は、前記底部の肉厚が前記収納部の側壁部の肉厚と同じか、それよりも厚く形成されている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1~請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記保護緩衝部材は、前記底部が前記ケースの前記外面に締結部材によって取り付けられている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1~請求項5のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記操作部材は、前記ケースの外周に沿って複数設けられており、前記保護緩衝部材は、前記複数の操作部材の前記操作頭部をそれぞれ収納する前記収納部が複数設けられている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のスイッチ装置において、前記保護緩衝部材は、前記複数の収納部のうち、両端部に位置する収納部が締結部材によって前記ケースに取り付けられている、ことを特徴とするスイッチ装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1~請求項7のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
4 スイッチ装置
9 時計モジュール
10 ケース本体
10a 補強部材
10b 貫通孔
10c ガイド突起
11 外装部材
15 操作部材
16 保護緩衝部材
17 操作軸
18 操作頭部
19 ばね部材
20~22 第1~第3収納部
20a、22a 底部
20b、22b 軸挿入孔
20c~22c 切欠き部
23 第2ねじ部材
24 ねじ取付孔
24a 大径孔部
24b 小径孔部
25 第2ねじ孔
26 嵌合取付部
27 第3ねじ部材
27a 頭部
27b 首部
27c ねじ部
27d 非ねじ部
28 固定突起部
28a 第3ねじ孔
29 嵌合凹部
30、31 取付突起部
31a 第2ねじ挿入孔
32 第1ねじ挿入孔
32a 大径孔部
32b 小径孔部

Claims (8)

  1. 貫通孔が設けられたケースと、
    前記ケースの前記貫通孔に挿入される操作軸、および前記操作軸の外端部に設けられた操作頭部を有する操作部材と、
    弾力性を有して前記ケースの外面に取り付けられた保護緩衝部材と、
    を備え、
    前記保護緩衝部材は、前記操作頭部の内端面が対向する底部を有すると共に前記操作頭部の周囲を収納する収納部を備え
    前記保護緩衝部材の前記収納部は、外周端の一方側が、前記操作頭部の外端面とほぼ同じ高さであり、前記外周端の他方側は、切欠き部が設けられることで、前記操作頭部の外端面よりも低く形成され ている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置において、
    前記収納部と前記底部は一体に形成されている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、
    前記保護緩衝部材は、ウレタン樹脂によって形成されている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1~請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、
    前記保護緩衝部材は、前記底部の肉厚が前記収納部の側壁部の肉厚と同じか、それよりも厚く形成されている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1~請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、
    前記保護緩衝部材は、前記底部が前記ケースの前記外面に締結部材によって取り付けられている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  6. 請求項1~請求項5のいずれかに記載のスイッチ装置において、
    前記操作部材は、前記ケースの外周に沿って複数設けられており、
    前記保護緩衝部材は、前記複数の操作部材の前記操作頭部をそれぞれ収納する前記収納部が複数設けられている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  7. 請求項6に記載のスイッチ装置において、
    前記保護緩衝部材は、前記複数の収納部のうち、両端部に位置する収納部が締結部材によって前記ケースに取り付けられている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  8. 請求項1~請求項7のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計。
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