JP2016164574A - ケース構造および時計ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐衝撃性を確保して、ケース全体の小型化を図ることができるケース構造およびそれを備えた時計ケースを提供する。
【解決手段】 本体ケース5と、この本体ケース5の上部外周に配置される金属製の外装部材6と、この外装部材6を係止した状態で、本体ケース5の外周にその円周方向と直交する方向に変位可能に設けられた緩衝取付部材16と、本体ケース5の外周に外装部材6の外周縁を覆って取り付けられた軟質の合成樹脂からなる外装ケース7と、を備えている。従って、外装ケース7が衝撃を受けた際に、その衝撃を外装ケース7によって緩和することができると共に、外装ケース7が受けた衝撃が外装部材6に伝わると、外装部材6が押し下げられて緩衝取付部材16を本体ケース5に対して変位させることができるので、外装ケース7の弾力と緩衝取付部材16の変位とによって衝撃を緩衝できる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、時計や携帯電話機などの電子機器に用いられるケース構造およびそれを備えた時計ケースに関する。
例えば、腕時計のケース構造においては、特許文献1に記載されているように、本体ケースと外装ケースとを備え、外装ケースが第1ベゼルと第2ベゼルとを有し、これら第1ベゼルと第2ベゼルとで本体ケースを覆って保護するように構成されたものが知られている。
特開2010−32424号公報
この場合、外装ケースの第1ベゼルは、軟質の合成樹脂からなり、装飾が施されて本体ケースの上部外周に配置されるように構成されている。第2ベゼルは、軟質の合成樹脂からなる弾性カバーであり、本体ケースの外周および第1ベゼルの下部外周に配置されるように構成されている。また、この第2ベゼルは、3時側と9時側とに位置する個所と本体ケースとの間に空間部を形成し、この空間部によって第2ベゼルの一部が弾性変形し易くなるように構成されている。
しかしながら、このような腕時計のケース構造では、第1ベゼルが軟質の合成樹脂で形成されていることにより、第1ベゼルの厚みを薄くすると、上方からの衝撃を十分に吸収できなくなるため、第1ベゼルの肉厚を、ある程度、厚く形成する必要がある。また、腕時計の外周側からの衝撃を吸収するためには、軟質の合成樹脂からなる第2ベゼルと本体ケースとの間に空間部を設ける必要があるほか、第2ベゼルの肉厚を厚くする必要があり、これらによって第2ベゼルの外形が大きくなる。このため、第1ベゼルおよび第2ベゼルの各肉厚が厚くなることにより、外装ケースの外形が大きくなり、腕時計ケース全体が大型化するという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、耐衝撃性を確保して、ケース全体の小型化を図ることができるケース構造およびそれを備えた時計ケースを提供することである。
この発明は、本体ケースと、前記本体ケースの上部外周にその上下方向に変位可能に設けられた硬質の外部部材と、上部を前記外装部材の外周下部に係止された状態で、前記本体ケースの外周にその上下方向に変位可能に設けられた緩衝取付部材と、前記外装部材の外周縁を覆う状態で、前記本体ケースの外周にその上下方向に変位可能に設けられた軟質の外装ケースと、を備えていることを特徴とするケース構造である。
この発明によれば、外装ケースが衝撃を受けた際に、その衝撃を軟質の合成樹脂からなる外装ケースによって緩和することができると共に、外装ケースが受けた衝撃が外装部材に伝わると、外装部材が押し下げられて緩衝取付部材を本体ケースに対して変位させることができる。これにより、外装ケースの弾力と緩衝取付部材の変位とによって衝撃を緩衝することができるので、耐衝撃性を確保することができると共に、ケース全体の小型化を図ることができる。
この発明を腕時計に適用した一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計を下側から見た拡大斜視図である。 図1に示された腕時計のA−A矢視における拡大断面図である。 図1に示された腕時計を分解して示した拡大斜視図である。 図1に示された腕時計ケースを示した拡大斜視図である。 図5に示された腕時計ケースから外装ケースを取り外した状態を示した拡大斜視図である。 図6に示された腕時計ケースにおける緩衝取付部材の一部を破断して示した拡大側面図である。 図4に示された腕時計ケースにおいて、本体ケースと緩衝取付部材とを分解して示した拡大斜視図である。
以下、図1〜図8を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側および6時側には、ウレタン樹脂などの合成樹脂製の時計バンド2がそれぞれ取り付けられている。また、この腕時計ケース1の9時側には、竜頭などのスイッチ部3が設けられており、この腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側、および10時側に位置する各個所には、それぞれ押釦スイッチ4が設けられている。
この腕時計ケース1は、図3および図4に示すように、本体ケース5と、この本体ケース5の上部に配置される外装部材6と、本体ケース5の外周に配置されて外装部材6の外周縁を覆う外装ケース7と、を備えている。本体ケース5は、ABS樹脂などの硬質の合成樹脂からなり、全体がほぼ筒形状に形成されている。この本体ケース5の上部に位置する内部には、図3に示すように、金属製の補強部材5aが埋め込まれている。この本体ケース5の上部開口部には、時計ガラス8がパッキン8aを介して取り付けられている。
また、この本体ケース5の下部には、図2および図3に示すように、裏蓋9が防水リング9aを介してビス9bによって取り付けられている。さらに、この本体ケース5の内部には、図3に示すように、時計モジュール10が設けられている。この時計モジュール10は、指針10aを運針させて時刻を指示させる時計ムーブメントや、時刻などの情報を電気光学的に表示する表示部など、時計機能に必要な各種の部品(いずれも図示せず)を備えている。
外装部材6は、図1、図3および図4に示すように、ステンレスやチタン合金などの金属によって、全体がリング状に形成されている。すなわち、この外装部材6は、装飾部材であり、本体ケース5の上面に両面接着テープ11によって接着される装飾リング部6aと、本体ケース5の上部外周に配置される外周リング部6bと、を有している。
この場合、装飾リング部6aは、図3に示すように、板状のリングであり、その内径が本体ケース5の上部に位置する内径よりも小さく形成されている。この装飾リング部6aは、時計ガラス8の外周に位置する縁部を覆うように構成されている。また、外周リング部6bは、円筒状に形成され、その内径が本体ケース5の上部に位置する外径とほぼ同じ大きさに形成されている。これにより外装部材6は、本体ケース5の上面およびその上部外周を覆うように構成されている。
また、両面接着テープ11は、クッション性を有するベースシートの上下面に接着層を設けたものであり、図3および図4に示すように、腕時計ケース1の12時側と6時側とに位置する装飾リング部6aの箇所を本体ケース5の上面に接着して、外装部材6を仮固定するように構成されている。すなわち、この両面接着テープ11は、ベースシートがクッション性を有していることにより、装飾リング部6aを本体ケース5の上面に弾力性をもって接着し、本体ケース5の円周方向に対する外装部材6の回転を規制するように構成されている。
外装ケース7は、図1〜図5に示すように、ウレタン樹脂などの弾力性を有する軟質の合成樹脂からなり、装飾リング部6aの外周に位置する縁部および外周リング部6bの外周を覆った状態で、本体ケース1の外周に取り付けられるように構成されている。すなわち、この外装ケース7は、全体がほぼリング状に形成に形成されている。
この場合、外装ケース7は、図3および図4に示すように、その内周面における上部の内径が外装部材6の外周リング部6bの内径とほぼ同じで、内周面における中間部の内径が外周リング部6bの外径とほぼ同じで、内周面の下部の内径が本体ケース5の外径とほぼ同じ大きさで形成されている。これにより、外装ケース7は、外装部材6の装飾リング部6aの外周縁を除いて、装飾リング部6aのほぼ全域を上方に露出させた状態で、本体ケース5の外周に装着するように構成されている。
この外装ケース7の外周部には、図4および図5に示すように、外装ケース7を本体ケース5に取り付けるための複数の取付ビス12がそれぞれ挿入する複数のビス挿入孔12aが設けられている。また、この外装ケース7の外周部には、スイッチ部3および複数の押釦スイッチ4が挿入する複数のスイッチ取付孔13が設けられている。さらに、この外装ケース7の外周部における12時側と6時側とには、時計バンド2の一端部2aが挿入して配置される切欠き部14がそれぞれ設けられている。
ところで、本体ケース5の12時側と6時側とに位置する外周部には、図3〜図8に示すように、時計バンド2の一端部2aが取り付けられるバンド取付部15がそれぞれ設けられている。このバンド取付部15には、外装部材6を係止する緩衝取付部材16が、本体ケース5の外周の円周方向と直交する方向(図6では上下方向)に変位可能に設けられている。
この場合、バンド取付部15は、図4および図8に示すように、本体ケース5の外周部に突出して設けられた一対の取付突起部15aと、これら一対の取付突起部15a間における下部に設けられた保持突起部15bと、を有している。一対の取付突起部15aには、ねじ部材17が螺着するねじ穴18がそれぞれ設けられている。これら一対の取付突起部15aの各上面は、その上方に位置する緩衝取付部材16の後述する一対の緩衝部22の上端部が対応する上側当接部15cに形成されている。
保持突起部15bは、図8に示すように、一対の取付突起部15aよりも本体ケース5の外部側に突出して設けられており、この保持突起部15bの下面は、図3に示すように、ねじ部材19が螺着するねじ穴20が、内側から外側に向けて傾斜した状態で設けられている。また、この保持突起部15bの両側下部には、図4および図8に示すように、下側当接部15dが一対の取付突起部15aの各下部から外部に向けて突出して設けられている。
このバンド取付部15に配置される緩衝取付部材16は、ポリアミド系樹脂などの剛性の高い合成樹脂からなり、図4および図8に示すように、本体ケース5の外周面に配置されて外装部材6を係止する係止部21と、この係止部21の両側下部に設けられて一対の取付突起部15aに対応する一対の緩衝部22と、これら一対の緩衝部22間に位置する係止部21の下部に設けられて保持突起部15bの上側に配置される連結部23と、を有している。
係止部21は、図4および図8に示すように、本体ケース5の外周に配置される係止本体21aと、この係止本体21aの上部外周に設けられた係止突起部21bと、を備えている。この係止突起部21bは、本体ケース5の外部に向けて突出して設けられていることにより、図3に示すように、外装部材6に設けられたフック部6cを係止するように構成されている。
この場合、外装部材6のフック部6cは、図3に示すように、外周リング部6bにおける内周面の下部に、その内部側に向けて突出して設けられている。これにより、係止部21は、その係止突起部21bが外装部材6のフック部6cの上側に配置され、フック部6cが係止突起部21bの下側に当接して係止されることにより、外装部材6が上方に抜け出さないように、緩衝取付部材16に対する外装部材6の上限位置を規制するように構成されている。
また、一対の緩衝部22それぞれは、図8に示すように、バンド取付部15の取付突起部15aの外面にスライド可能に配置されて下端部が下側当接部15dに接離可能に対応するスライド部22aと、取付突起部15aの上面に位置する上側当接部15cに接離可能に対応し、かつ上側から外装部材6の外周リング部6bの下端部が当接する緩衝当接部22bと、を有している。また、連結部23の外面におけるほぼ中央部には、ガイド係止突起25が本体ケース5の外部に向けて突出して設けられている。
ところで、緩衝取付部材16の一対の緩衝部22における各スライド部22aには、図4および図8に示すように、ねじ部材17が挿入するガイド孔24が、一対の取付突起部15aの各ねじ穴18にそれぞれ対応して設けられている。これらガイド孔24は、本体ケース5の円周方向に対して直交する方向(図8では上下方向)に沿ってねじ部材17を相対的に移動可能にガイドする長孔に形成されている。
これにより、緩衝取付部材16は、図4、図6および図8に示すように、ねじ部材17が時計バンド2の一端部2aに設けられたねじ挿入孔26に挿入され、この挿入されたねじ部材17が一対の緩衝部22の各ガイド孔24を通して一対の取付突起部15aの各ねじ穴18に螺着した際に、一対の緩衝部22の各緩衝当接部22b上に外装部材6の外周リング部6bの下端部が当接した状態で、バンド取付部15に取り付けられるように構成されている。
また、この緩衝取付部材16は、図3〜図6に示すように、ねじ部材17によってバンド取付部15に取り付けられた際に、ねじ部材17が一対の緩衝部22の各ガイド孔24内を本体ケース5の円周方向に対して直交する方向(図6では上下方向)に相対的に移動するように構成されている。
このため、この緩衝取付部材16における一対の緩衝部22の各緩衝当接部22bと、これに対応する取付突起部15aの上面に位置する上側当接部15cとの間には、図7に示すように、第1の隙間S1が設けられている。また、一対の緩衝部22の各下端部と、これに対応する下側当接部15dとの間には、図3および図7に示すように、第2の隙間S2が設けられている。
さらに、この緩衝取付部材16の一対の緩衝部22間に位置する係止部21の下部に設けられた連結部23の下端部と、これに対応する保持突起部15bの上面との間には、図7に示すように、第3の隙間S3が設けられている。この場合、これら第1〜第3の各隙間S1〜S3それぞれは、ほぼ同じ長さ(S1=S2=S3)に形成されている。
一方、外装ケース7の12時側と6時側とに設けられた各切欠き部14内には、図3〜図5に示すように、バンド取付部15にそれぞれ配置された各緩衝取付部材16の各連結部23に対面して配置される連結取付部27がそれぞれ設けられている。この連結取付部27には、緩衝取付部材16の連結部23に設けられたガイド係止突起25が挿入するガイド係合孔28が設けられている。このガイド係合孔28は、本体ケース5の円周方向に対して直交する方向(図4では上下方向)に沿ってガイド係止突起25をガイドする長孔に形成されている。
これにより、外装ケース7は、図3〜図5に示すように、本体ケース5の外周に配置された緩衝取付部材16が本体ケース5の円周方向に対して直交する方向(図5では上下方向)に変位する際に、緩衝取付部材16の連結部23に設けられたガイド係止突起25が、連結取付部27のガイド係合孔28内を本体ケース5の円周方向に対して直交する方向に移動するように構成されている。
また、この外装ケース7は、図4および図5に示すように、緩衝取付部材16の連結部23に設けられたガイド係止突起25が連結取付部27のガイド係合孔28に挿入した状態で、時計バンド2の一端部2aによって押えられることにより、切欠き部14の縁部が本体ケース5の外周からめくれないように構成されている。
また、時計バンド2の一端部2aの内面には、図3および図4に示すように、バンド取付部15の保持突起部15bが嵌合する嵌合凹部30と、バンド取付部15の一対の取付突起部15aに配置された緩衝取付部材16の一対の緩衝部22を押える押え凹部31と、が設けられている。また、この時計バンド2の一端部2aには、ねじ部材17が挿入する一対のねじ挿入孔26が、バンド取付部15の一対の取付突起部15aに設けられた各ねじ穴18に対応して設けられている。
これら一対のねじ挿入孔26それぞれは、図4に示すように、その内部に装飾ワッシャ17aが配置され、この装飾ワッシャ17aを通してねじ部材17が挿入するように構成されている。また、この時計バンド2の一端部2aの下部には、図2および図3に示すように、ねじ部材19が挿入するねじ挿入孔32が本体ケース5の外部側に向けて斜めに傾斜して設けられている。
これにより、時計バンド2の一端部2aの下部は、図2および図3に示すように、その下側からねじ部材19がねじ挿入孔32に挿入され、この挿入されたねじ部材19がねじ挿入孔32を通して本体ケース5のバンド取付部15の保持突起部15bに設けられたねじ穴20に螺合することにより、本体ケース5のバンド取付部15に取り付けられるように構成されている。
次に、この腕時計の腕時計ケース1の作用について説明する。
この腕時計ケース1を組み立てる場合には、まず、本体ケース5に外装部材6を緩衝取付部材16と共に取り付ける。このときには、外装部材6の装飾リング部6aの下面に両面接着テープ11を貼り付け、この外装部材6の外周リング部6bにおける内周面の下部に設けられたフック部6cに、緩衝取付部材16の係止部21の係止突起部21bを係止させる。
この状態で、緩衝取付部材16を本体ケース5のバンド取付部15に配置すると共に、外装部材6を本体ケース5の上部に配置する。これにより、外装部材6の装飾リング部6aが両面接着テープ11によって本体ケース5の上端面に接着されて仮固定される。このときには、外装部材6のフック部6cが緩衝取付部材16の係止部21の係止突起部21bに下側から当接して係止され、この状態で外装部材6が緩衝取付部材16と共に本体ケース5上に配置される。
この状態では、外装部材6の装飾リング部6aが、本体ケース5の上部開口部に取り付けられた時計ガラス8の外周に位置する縁部を覆い、外装部材6の外周リング部6bが本体ケース5の上部に位置する外周部に配置される。また、緩衝取付部材16は、その一対の緩衝部22がバンド取付部15の一対の取付突起部15aに配置されて、各ガイド孔24が一対の取付突起部15aの各ねじ穴18に対応すると共に、連結部23がバンド取付部15の保持突起部15bの上側に配置される。
この状態で、本体ケース5に外装ケース7を取り付ける。このときには、本体ケース5のバンド取付部15に外装ケース7の切欠き部14を対応させ、この状態で外装ケース7の連結取付部27に設けられたガイド係合孔28に、緩衝取付部材16の連結部23に設けられたガイド係止突起25を挿入させて、本体ケース5の上方から外装ケース7を本体ケース5の外周に装着する。これにより、外装部材6の装飾リング部6aの外周縁と外周リング部6bとが外装ケース7で覆われて押えられ、この状態で装飾リング部6aの内周側が外装ケース7から上方に露出する。
また、このときには、外装ケース7に設けられた複数のスイッチ取付孔13が本体ケース5のスイッチ部3および複数の押釦スイッチ4に対応するので、これら複数のスイッチ取付孔13を通してスイッチ部3および複数の押釦スイッチ4を本体ケース5の外周部に取り付ける。この状態で、複数の取付ビス12を外装ケース7の外周に設けられた複数のビス挿入孔12aに挿入させて本体ケース5の外周部に取り付ける。
これにより、外装ケース7が本体ケース5に取り付けられる。このときには、緩衝取付部材16の係止部21の係止突起部21bが外装部材6のフック部6cを係止し、かつ外装部材6の外周リング部6bの下端部が緩衝取付部材16の一対の緩衝部22における各緩衝当接部22bに当接された状態で、外装部材6の装飾リング部6aが両面接着テープ11によって本体ケース5上に接着されている。このため、緩衝取付部材16が本体ケース5のバンド取付部15に対して少し押し上げられた状態で配置される。
これにより、緩衝取付部材16における一対の緩衝部22の各緩衝当接部22bと、これに対応する取付突起部15aの上面に位置する上側当接部15cとの間に、第1の隙間S1が設けられる。また、一対の緩衝部22の各下端部とこれに対応する下側当接部15dとの間に、第2の隙間S2が設けられる。さらに、連結部23の下端部とこれに対応する保持突起部15bの上面との間に、第3の隙間S3が設けられる。
この状態で、時計バンド2の一端部2aを本体ケース5のバンド取付部15に取り付ける。このときには、外装ケース7の切欠き部14に時計バンド2の一端部2aを挿入させて、バンド取付部15の保持突起部15bを時計バンド2の一端部2aの嵌合凹部30に嵌合させると共に、バンド取付部15の一対の取付突起部15aに配置された緩衝取付部材16の一対の緩衝部22を時計バンド2の一端部2aの押え凹部31に嵌め込んで押し付ける。
これにより、時計バンド2の一端部2aに設けられた一対のねじ挿入孔26が、緩衝取付部材16の一対の緩衝部22に設けられたガイド孔24を通して、本体ケース5のバンド取付部15に設けられた一対の取付突起部15aの各ねじ穴18に対応する。また、時計バンド2の一端部2aの下部に設けられたねじ挿入孔32が、本体ケース5のバンド取付部15の保持突起部15bに設けられたねじ穴20に対応する。
この状態で、時計バンド2の一端部2aに設けられた一対のねじ挿入孔26内に装飾ワッシャ17aをそれぞれ配置し、これら装飾ワッシャ17aに各ねじ部材17をそれぞれ挿入させて各ねじ挿入孔26から緩衝取付部材16の各ガイド孔24内にそれぞれ挿入させ、この挿入された各ねじ部材17をバンド取付部15の一対の取付突起部15aに設けられた各ねじ穴18にそれぞれ螺着させる。
また、時計バンド2の一端部2aの下部に設けられたねじ挿入孔32にねじ部材19を下側から挿入させ、この挿入されたねじ部材19をバンド取付部15の保持突起部15bに設けられたねじ穴20に螺着させる。これにより、時計バンド2の一端部2aが本体ケース5のバンド取付部15に取り付けられる。この状態では、緩衝取付部材16が時計バンド2の一端部2aによって覆われて隠される。
このときには、緩衝取付部材16の連結部23に設けられたガイド係止突起25が、外装ケース7の連結取付部27のガイド係合孔28に挿入した状態で、時計バンド2の一端部2aによって押えられることにより、外装ケース7の切欠き部14の縁部が本体ケース5の外周に対してめくれることがない。このため、外装ケース7が本体ケース5に対して確実にかつ良好に取り付けられる。
このように時計バンド2が取り付けられた腕時計ケース1を腕に取り付けて使用しているときに外装ケース7を物にぶつけたり、あるいは腕時計ケース1を落下させたりして、外装ケース7が衝撃を受けた際には、その衝撃が外装ケース7の弾力によって緩和される。このとき、外装ケース7が受けた衝撃が外装部材6に伝わると、外装部材6が両面接着テープ11を弾性変形させる。
このときには、外装部材6が押し下げられ、この押し下げられた外装部材6の外周リング部6bの下端部が、緩衝取付部材16における一対の緩衝部22の各緩衝当接部22bに当接して押し下げる。このため、緩衝取付部材16が本体ケース5の円周方向と直交する方向に押し下げられることにより、緩衝取付部材16がバンド取付部15に沿って下側に変位する。
この場合には、緩衝取付部材16における一対の緩衝部22の各緩衝当接部22bと、これに対応する取付突起部15aの上面に位置する上側当接部15cとの間に、第1の隙間S1が設けられており、また一対の緩衝部22の各下端部とこれに対応する下側当接部15dとの間に、第2の隙間S2が設けられている。さらに、連結部23の下端部とこれに対応する保持突起部15bの上面との間に、第3の隙間S3が設けられている。これにより、緩衝取付部材16がバンド取付部15に沿って下側に変位する。
このときには、時計バンド2の一対のねじ挿入孔26を通してバンド取付部15の一対の取付突起部15aに設けられた各ねじ穴18にそれぞれ螺着した各ねじ部材17が、緩衝取付部材16の一対の緩衝部22における各スライド部22aに設けられた各ガイド孔24内を相対的に移動する。また、このときには、緩衝取付部材16の連結部23に設けられたガイド係止突起25が、外装ケース7の連結取付部27に設けられたガイド係合孔28内を移動する。
これにより、緩衝取付部材16がバンド取付部15に沿って本体ケース5の円周方向と直交する方向における下側に変位することにより、外装ケース7が受けた衝撃が外装部材6に伝わっても、その衝撃が良好に緩衝される。このため、外装ケース7に加わった衝撃が外装ケース7の弾力と、両面接着テープ11の弾力と、緩衝取付部材16の変位とによって、確実にかつ良好に緩衝される。この後、緩衝取付部材16と外装部材6とは、外装ケース7の弾力と両面接着テープ11の弾力とによって元の位置に戻る。
このように、この腕時計ケース1によれば、本体ケース5と、この本体ケース5の上部外周に配置される金属製の外装部材6と、この外装部材6を係止した状態で、本体ケース5の外周にその円周方向と直交する方向である上下方向に変位可能に設けられた緩衝取付部材16と、本体ケース5の外周に外装部材6の外周縁を覆って取り付けられた軟質の合成樹脂からなる外装ケース7と、を備えていることにより、耐衝撃性を確保して、腕時計ケース1全体の小型化を図ることができる。
すなわち、この腕時計ケース1では、外装ケース7が衝撃を受けた際に、その衝撃を軟質の合成樹脂からなる外装ケース7の弾力によって緩和することができると共に、この外装ケース7が受けた衝撃が外装部材6に伝わると、この外装部材6が押し下げられて緩衝取付部材16を本体ケース5に対してその円周方向と直交する方向である上下方向に変位させることができる。これにより、外装ケース7の弾力と緩衝取付部材16の変位とによって衝撃を緩衝することができるので、耐衝撃性を確保することができると共に、腕時計ケース1全体の小型化を図ることができる。
この場合、外装部材6は、金属製であることにより、外装部材6の肉厚を薄く形成することができ、また外装ケース7は、軟質の合成樹脂で形成されていることにより、この外装ケース7によって衝撃を緩和することができるが、この外装ケース7で衝撃を吸収しきれないときは、緩衝取付部材16を押し下げて変位させることにより、衝撃を緩衝することができる。このため、外装ケース7の肉厚を薄く形成することができるので、腕時計ケース1全体の薄型化を図ることができると共に小型化を図ることができる。
また、この腕時計ケース1では、外装部材6がフック部6cを有し、緩衝取付部材16が外装部材6のフック部6cを係止する係止部21と、外装部材6の下端部が上方から当接した状態で、本体ケース5の外周にその円周方向と直交する方向に変位可能に配置された一対の緩衝部22と、を有していることにより、緩衝取付部材16をその一対の緩衝部22によって本体ケース5の外周部に配置させた状態で、緩衝取付部材16の係止部21に外装部材6のフック部6cを係止させることができるので、外装部材6を本体ケース5の上面に確実にかつ良好に配置することができる。
この場合、本体ケース5の外周部には、ねじ部材17が螺着するねじ穴18が設けられており、緩衝取付部材16には、ねじ部材17が本体ケース5の外周の円周方向と直交する方向である上下方向に相対的に移動可能に挿入するガイド孔24が、本体ケース5のねじ穴18に対応して設けられていることにより、本体ケース5に対して緩衝取付部材16を円滑にかつ良好に変位させることができる。
すなわち、外装ケース7が上方から衝撃を受け、その衝撃が外装部材6に伝わって外装部材6が押し下げられ、この押し下げられた外装部材6によって緩衝取付部材16が押し下げられる際に、本体ケース5のねじ穴18に螺着したねじ部材17を緩衝取付部材16のガイド孔24が相対的にガイドして移動させることができるので、本体ケース5に対して緩衝取付部材16を円滑にかつ良好に変位させることができると共に、衝撃を確実にかつ良好に緩衝することができる。
また、この腕時計ケース1では、本体ケース5の外周に時計バンド2の一端部2aが取り付けられるバンド取付部15が設けられており、このバンド取付部15に緩衝取付部材16が設けられていることにより、バンド取付部15に取り付けられた時計バンド2の一端部2aによって緩衝取付部材16を覆い隠することができるので、外観的にもデザイン的にも好ましいものを提供することができる。
この場合、バンド取付部15は、緩衝取付部材16の一対の緩衝部22が対応する一対の取付突起部15aと、一対の緩衝部22間に位置する係止部21の下部に設けられた連結部23の下側に位置する保持突起部15bと、一対の取付突起部15aの下側に位置しかつ外部に向けて突出して設けられ下側当接部15dと、を有し、一対の取付突起部15aにねじ穴18が設けられていることにより、バンド取付部15に対して緩衝取付部材16を本体ケース5の円周方向と直交する方向である上下方向に変位可能な状態で確実にかつ良好に配置することができる。
すなわち、緩衝取付部材16の一対の緩衝部22それぞれは、バンド取付部15の一対の取付突起部15aの外面にスライド可能に配置されるスライド部22aと、外装部材6が上方から当接すると共に、一対の取付突起部15aの上面に接離可能に対応する緩衝当接部22bと、を有し、スライド部22aにガイド孔24がねじ穴18に対応して設けられているので、スライド部22aのスライド孔24を通してねじ部材17を取付突起部15aのねじ穴18に螺着することにより、スライド孔24に沿ってねじ部材17を相対的にガイドして移動させることができ、これによりバンド取付部15に対して緩衝取付部材16を円滑にかつ良好に変位させることができるので、衝撃を確実にかつ良好に緩衝することができる。
この場合、外装部材6は、本体ケース5の上面にクッション性を有する両面接着テープ11によって接着されていることにより、外装部材6を本体ケース5に対してその円周方向に回転させないように仮固定させることができるほか、外装ケース7が上方から衝撃を受けた際に、その衝撃を両面接着テープ11によっても緩衝することができると共に、この両面接着テープ11の弾力によって外装部材6が押し上げられるので、これに伴って緩衝取付部材16を本体ケース5に対して押し上げることができ、これにより本体ケース5に対して緩衝取付部材16を浮き上がらせることができる。
このため、緩衝取付部材16の一対の緩衝部22の上端部に位置する緩衝当接部22bと、これに対応するバンド取付部15の一対の取付突起部15aの上端部に位置する上側当接部15cとの間、および一対の緩衝部22の下端部とこれに対応するバンド取付部15の下側当接部15dとの間、並びに緩衝取付部材16の連結部23とこれに対応するバンド取付部15の保持突起部15bとの間に、それぞれ第1〜第3の各隙間S1〜S3を設けることができ、これによりバンド取付部15に対して緩衝取付部材16を確実にかつ良好に変位させることができるので、衝撃を確実にかつ良好に緩衝することができる。
また、この腕時計ケース1では、緩衝取付部材16に設けられたガイド係止突起25と、外装ケース7に設けられて緩衝取付部材16のガイド係止突起25が本体ケース5の外周の円周方向と直交する方向に変位可能に挿入するガイド係合孔27と、を備えていることにより、外装ケース7に切欠き部14が設けられていても、本体ケース5に対する外装ケース7の切欠き部14におけるめくれを確実に防ぐことができる。
この場合、バンド取付部15に対して緩衝取付部材16が変位する際には、ガイド係合孔27に沿ってガイド係止突起25を変位させることができるので、緩衝取付部材16が変位しても、この緩衝取付部材16の変位による影響を外装ケース7が受けないようにすることができる。
なお、上述した実施形態では、外装部材6を両面接着テープ11によって本体ケース5の上面に接着して仮固定するように構成した場合について述べたが、必ずしも両面接着テープ11を用いる必要はない。この場合には、外装ケース7の弾力によって外装部材6を本体ケース5に対して少し浮き上がらせた状態で配置するように構成すれば良い。
また、上述した実施形態では、緩衝取付部材16を本体ケース5のバンド取付部15に配置した場合について述べたが、必ずしもバンド取付部15に配置する必要はなく、本体ケース5の外周であれば、何処に配置しても良い。
また、上述した実施形態では、時計バンド2がウレタン樹脂などの合成樹脂で形成されている場合について述べたが、必ずしも合成樹脂である必要はなく、金属駒を連結した構成の金属製のバンドであっても良い。
さらに、上述した実施形態では、腕時計ケース1に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計ケース1である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計ケースに適用することができる。また、時計ケースに限らず、腕に装着して使用する腕装着型の電子機器、あるいは携帯電話機や携帯情報端末機などの各種の電子機器の機器ケースにも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、本体ケースと、前記本体ケースの上部外周に配置される硬質の外装部材と、前記外装部材を係止した状態で、前記本体ケースの外周にその円周方向と直交する方向に変位可能に設けられた緩衝取付部材と、前記本体ケースの外周に前記外装部材の外周縁を覆って取り付けられ、前記緩衝取付部材を保持する軟質の外装ケースと、を備えていることを特徴とするケース構造である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のケース構造において、前記外装部材はフック部を有し、前記緩衝取付部材は、前記外装部材の前記フック部を係止する係止部と、前記外装部材が当接すると共に、前記本体ケースの外周にその円周方向と直交する方向に変位可能に配置された一対の緩衝部と、を有していることを特徴とするケース構造である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のケース構造において、前記本体ケースの外周部には、ねじ部材が螺着するねじ穴が前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部にそれぞれ対応して設けられており、前記一対の緩衝部には、前記ねじ部材が前記本体ケースの外周の円周方向と直交する方向に相対的に移動可能に挿入するガイド孔が、前記本体ケースの前記ねじ穴にそれぞれ対応して設けられていることを特徴とするケース構造である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のケース構造において、前記本体ケースの外周には、バンドが取り付けられるバンド取付部が設けられており、前記緩衝取付部材は、前記本体ケースの前記バンド取付部に設けられていることを特徴とするケース構造である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のケース構造において、前記バンド取付部は、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部が対応する一対の取付突起部と、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部の間に位置する前記係止部の下側に位置する保持突起部と、前記一対の取付突起部の下側に位置しかつ外部に向けて突出して設けられた下側当接部と、を有し、前記一対の取付突起部に前記ねじ穴がそれぞれ設けられていることを特徴とするケース構造である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のケース構造において、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部それぞれは、前記バンド取付部の前記一対の取付突起部の外面にスライド可能に配置されるスライド部と、前記外装部材が上方から当接すると共に、前記一対の取付突起部の上面に接離可能に対応する緩衝当接部と、を有し、前記スライド部に前記ガイド孔が前記ねじ穴に対応して設けられていることを特徴とするケース構造である。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜請求項6のいずれかに記載のケース構造において、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部の上端部とこれに対応する一対の取付突起部の上端部との間、および前記一対の緩衝部の下端部とこれに対応する前記バンド取付部の下側当接部との間、並びに前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部の間に位置する前記係止部の下端部とこれに対応する前記バンド取付部の前記保持突起部との間には、それぞれ隙間が設けられていることを特徴とするケース構造である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載のケース構造において、前記緩衝取付部材に設けられたガイド係止突起と、前記外装ケースに設けられて前記緩衝取付部材の前記ガイド係止突起が前記本体ケースの外周の円周方向と直交する方向に変位可能に挿入するガイド係合孔と、を備えていることを特徴とするケース構造である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載されたケース構造を備えていることを特徴とする時計ケースである。
1 腕時計ケース
2 時計バンド
2a 一端部
5 本体ケース
6 外装部材
6c フック部
6a 装飾リング部
6b 取付リング部
7 外装ケース
11 両面接着テープ
14 切欠き部
15 バンド取付部
15a 取付突起部
15b 保持突起部
15c 上側当接部
15d 下側当接部
16 緩衝取付部材
17 ねじ部材
18 ねじ穴
21 係止部
22 緩衝部
22a スライド部
22b 緩衝当接部
23 連結部
24 ガイド孔
25 ガイド係止突起
28 ガイド係合孔
S1〜S3 第1〜第3の各隙間

Claims (9)

  1. 本体ケースと、
    前記本体ケースの上部外周にその上下方向に変位可能に設けられた硬質の外部部材と、上部を前記外装部材の外周下部に係止された状態で、前記本体ケースの外周にその上下方向に変位可能に設けられた緩衝取付部材と、前記外装部材の外周縁を覆う状態で、前記本体ケースの外周にその上下方向に変位可能に設けられた軟質の外装ケースと、
    を備えていることを特徴とするケース構造
  2. 請求項1に記載のケース構造において、前記外装部材はその外周下部にフック部を有し、前記緩衝取付部材は、前記外装部材の前記フック部を係止される係止部と、前記外装部材が当接すると共に、前記本体ケースの外周にその上下方向に変位可能に配置された一対の緩衝部と、を有していることを特徴とするケース構造。
  3. 請求項2に記載のケース構造において、前記本体ケースの外周部には、ねじ部材が螺着するねじ穴が前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部にそれぞれ対応して設けられており、前記一対の緩衝部には、前記ねじ部材が前記本体ケースの上下方向に相対的に移動可能に挿入するガイド孔が、前記本体ケースの前記ねじ穴にそれぞれ対応して設けられていることを特徴とするケース構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のケース構造において、前記本体ケースの外周には、バンドが取り付けられるバンド取付部が設けられており、前記緩衝取付部材は、前記本体ケースの前記バンド取付部に設けられていることを特徴とするケース構造。
  5. 請求項4に記載のケース構造において、前記バンド取付部は、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部が対応する一対の取付突起部と、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部の間に位置する前記係止部の下側に位置する保持突起部と、前記一対の取付突起部の下側に位置しかつ外部に向けて突出して設けられた下側当接部と、を有し、前記一対の取付突起部に前記ねじ穴がそれぞれ設けられていることを特徴とするケース構造。
  6. 請求項5に記載のケース構造において、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部それぞれは、前記バンド取付部の前記一対の取付突起部の外面に前記本体ケースの上下方向にスライド可能に配置されるスライド部と、前記外装部材が上方から当接すると共に、前記一対の取付突起部の上面に接離可能に対応する緩衝当接部と、を有し、前記スライド部に前記ガイド孔が前記ねじ穴に対応して設けられていることを特徴とするケース構造。
  7. 請求項4〜請求項6のいずれかに記載のケース構造において、前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部の上端部とこれに対応する一対の取付突起部の上端部との間、および前記一対の緩衝部の下端部とこれに対応する前記バンド取付部の下側当接部との間、並びに前記緩衝取付部材の前記一対の緩衝部の間に位置する前記係止部の下端部とこれに対応する前記バンド取付部の前記保持突起部との間には、それぞれ隙間が設けられていることを特徴とするケース構造。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のケース構造において、前記緩衝取付部材に設けられたガイド係止突起と、前記外装ケースに設けられて前記緩衝取付部材の前記ガイド係止突起が前記本体ケースの上下方向に変位可能に挿入するガイド係合孔と、を備えていることを特徴とするケース構造。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載されたケース構造を備えていることを特徴とする時計ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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