JP7233888B2 - 車両用制御装置、車両および車両用制御装置の制御方法 - Google Patents

車両用制御装置、車両および車両用制御装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用制御装置、車両および車両用制御装置の制御方法に関する。
従来から、車両のバッテリから車両の負荷に供給される電力を制御することで負荷の駆動を制御する車両用制御装置が採用されていた(例えば、特許文献1参照)。車両用制御装置は、負荷の駆動を制御するCPUと、CPUを起動する電源回路とを備え、CPUは、イグニッションスイッチがオンすることで電源回路から供給された起動電力で起動して負荷の駆動を制御する。
特開2009‐43160号公報
しかしながら、従来は、イグニッションスイッチがオフした場合に、CPUへの電源供給が遮断されることでCPUによる負荷の駆動制御が停止してしまうため、イグニッションスイッチがオフした場合における負荷の必要な駆動制御を行うことができなくなってしまうといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、車両の負荷を駆動制御するためのスイッチがオフした場合においても負荷の必要な駆動制御を行うことができる車両用制御装置、車両および車両用制御装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車両用制御装置は、
車両に搭載され、前記車両のバッテリから前記車両の負荷に供給される電力を制御することで前記負荷の駆動を制御する車両用制御装置であって、
前記バッテリから前記負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、
前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、
前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備え、
前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わない。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記スイッチの他端と前記電源回路との間の検出ノードの電圧を検出し、前記検出ノードの検出電圧に基づいて前記スイッチがオフした状態であるか否かを判断してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記車両を制御する第2制御部から前記車両の走行速度を示す車速情報を取得し、前記車速情報に基づいて前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えているか否かを判断してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記第2制御部から前記車両のブレーキの操作状態を示すブレーキ情報を更に取得し、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合であって、前記ブレーキ情報に基づいて前記ブレーキが操作されていないと判断した場合に、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記ブレーキ情報に基づいて前記スイッチがオフした状態で前記ブレーキが操作されたと判断した場合に、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わなくてもよい。
前記車両用制御装置において、
前記電源回路は、前記電源供給回路と前記負荷の一端との間の供給ノードに接続され、前記供給ノードを介して前記電源供給回路から前記第2バッテリ電力の供給を受けてもよい。
前記車両用制御装置において、
前記電源供給回路は、
一端が前記入力ノードに接続され、他端が前記供給ノードに接続された第1スイッチと、
一端が前記第1スイッチの制御端に接続され、他端が固定電位に接続され、制御端が前記第1制御部に接続された第2スイッチと、を有してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記第2スイッチをオンさせる制御信号を前記第2スイッチの制御端に入力して前記第2スイッチをオンさせ、前記第2スイッチのオンにともなって前記第1スイッチをオンさせることで、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行ってもよい。
前記車両用制御装置において、
前記供給ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記第2バッテリ電力を前記負荷に供給することで前記負荷を駆動する負荷駆動回路を更に備えてもよい。
前記車両用制御装置において、
前記負荷駆動回路は、オンすることで前記負荷に前記第2バッテリ電力を供給し、オフすることで前記負荷への前記第2バッテリ電力の供給を停止するスイッチ回路を有してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記負荷は、発光装置であり、
前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したと判断した場合に、前記スイッチ回路をオンさせる制御信号を前記スイッチ回路に出力してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記車両を制御する第2制御部から前記車両の走行速度を示す車速情報を取得し、前記車速情報に基づいて前記車両の走行速度が前記基準時間以内に前記基準速度以上低下したか否かを判断してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記第2制御部から前記車両のブレーキの操作状態を示すブレーキ情報を更に取得し、前記車速情報および前記ブレーキ情報の双方に基づいて前記車両の走行速度が前記基準時間以内に前記基準速度以上低下したか否かを判断してもよい。
前記車両用制御装置において、
前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両が下り坂を走行しているときに、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断してもよい。
本発明の一態様に係る車両は、
前記車両用制御装置と、
前記バッテリと、
前記負荷と、
前記スイッチと、を備える。
本発明の一態様に係る車両用制御装置の制御方法は、バッテリから負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備える車両用制御装置の制御方法であって、
前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わない。
本発明の一態様に係る車両用制御装置は、車両に搭載され、車両のバッテリから車両の負荷に供給される電力を制御することで負荷の駆動を制御する車両用制御装置であって、バッテリから負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、バッテリの正極と負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、第1制御部との間に接続された電源回路であって、スイッチがオンしたときに、バッテリから供給された第1バッテリ電力を第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、変換した第1起動電力を第1制御部に供給し、一方、スイッチがオフしたときに、バッテリから第1バッテリ電力が供給されず、第1制御部に第1起動電力を供給しない電源回路と、入力ノードと負荷の一端との間に接続され、バッテリから供給された第2バッテリ電力を電源回路に供給する電源供給回路と、を備え、電源回路は、電源供給回路から供給された第2バッテリ電力を、スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度を超えているときに第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、変換した第2起動電力を第1制御部に供給し、第1制御部は、スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合に、電源供給回路から電源回路に第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度以下であると判断した場合に、電源供給回路から電源回路に第2バッテリ電力を供給する制御を行わない。
このように、スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合に電源供給回路から電源回路に第2バッテリ電力を供給する制御を行うことで、スイッチがオフした場合においても、車両が走行している場合には、第2バッテリ電力に基づく第2起動電力によって、負荷の駆動を制御する第1制御部を起動し続けることができる。
したがって、本発明によれば、車両の負荷を駆動制御するためのスイッチがオフした場合においても負荷の必要な駆動制御を行うことができる。
第1の実施形態に係る車両用制御装置の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る車両用制御装置の電源供給回路の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る車両用制御装置のLED駆動回路の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る車両用制御装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る車両用制御装置の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る車両用制御装置の動作例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る車両用制御装置の動作例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る車両用制御装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1に示される第1の実施形態に係る車両用制御装置1は、車両10に搭載され、車両10のバッテリ2から負荷および発光装置の一例であるLED素子3に供給される電力を制御することでLED素子3の駆動を制御する装置である。LED素子3は、例えば、車両10のブレーキランプの光源である。車両10は、例えば、二輪車である。車両は、四輪車などの二輪車以外の車両であってもよい。
なお、図1において、車両用制御装置1は、バッテリ2の正極と負極との間で直列接続された2つのLED素子3を有しているが、LED素子3の個数および接続状態の具体的な態様は、図1の態様に限定されない。また、LED素子3のアノードに保護用のダイオードを接続してもよい。
図1に示すように、車両10は、車両用制御装置1と、バッテリ2と、LED素子3と、スイッチの一例であるイグニッションスイッチ(IGN SW)6と、第2制御部の一例であるECU(Electronic Control Unit)5とを備える。
車両用制御装置1は、第1制御部の一例であるCPU4と、電源回路7と、電源供給回路の一例であるLED電源供給回路8と、負荷駆動回路の一例であるLED駆動回路11とを備える。
(電源回路7)
電源回路7は、バッテリ2の正極とLED素子3のアノード(一端)との間の入力ノードN1に一端が接続されたイグニッションスイッチ6の他端と、CPU4との間に接続されている。電源回路7は、イグニッションスイッチ6がオンしたときに、イグニッションスイッチ6を経由してバッテリ2から供給された第1バッテリ電力の一例であるバッテリ電圧Vbを、CPU4の起動のための第1起動電力の一例であるCPU起動電圧Vcpuに変換し、変換したCPU起動電圧VcpuをCPU4に供給する。なお、CPU起動電圧Vcpuは、バッテリ電圧Vbよりも低い電圧である。
一方、電源回路7は、イグニッションスイッチ6がオフしたときに、イグニッションスイッチ6を経由したバッテリ電圧Vbが供給されず、イグニッションスイッチ6を経由したバッテリ電圧Vbに基づくCPU起動電圧VcpuをCPU4に供給しない。
また、電源回路7は、LED電源供給回路8からバッテリ電圧Vbの供給を受ける。より詳しくは、電源回路7は、LED電源供給回路8とLED素子3のアノードとの間の供給ノードN3に接続され、供給ノードN3を介してLED電源供給回路8からバッテリ電圧Vbの供給を受ける。
電源回路7は、LED電源供給回路8から供給されたバッテリ電圧Vbを、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えているときにCPU4を起動し続けるための第2起動電力の一例であるCPU起動電圧Vcpuに変換し、変換したCPU起動電圧VcpuをCPU4に供給する。
(LED電源供給回路8)
LED電源供給回路8は、入力ノードN1とLED素子3のアノードとの間に接続されている。LED電源供給回路8は、バッテリ2から供給された第2バッテリ電力の一例であるバッテリ電圧Vbを、LED駆動回路11および電源回路7に供給する。
図2に示すように、LED電源供給回路8は、第1スイッチの一例であるpMOSトランジスタ81と、第2スイッチの一例であるNPNトランジスタ82とを有する。pMOSトランジスタ81は、ソース(一端)が入力ノードN1に接続され、ドレイン(他端)が供給ノードN3に接続されている。NPNトランジスタ82は、コレクタ(一端)がpMOSトランジスタ81のゲート(制御端)に接続され、エミッタ(他端)が固定電位の一例である接地電位に接続され、ベース(制御端)がCPU4に接続されている。
なお、LED電源供給回路8の具体的な態様は図2の態様に限定されない。例えば、第1スイッチおよび第2スイッチのそれぞれを構成するトランジスタの導電型を図2と異ならせてもよい。
(LED駆動回路11)
図1に示すように、LED駆動回路11は、供給ノードN3とLED素子3のアノードとの間に接続されている。LED駆動回路11は、LED電源供給回路8から供給されたバッテリ電圧VbをLED素子3に供給することで、LED素子3を駆動する。
LED駆動回路11は、オンすることでLED素子3にバッテリ電圧Vbを供給し、オフすることでLED素子3へのバッテリ電圧Vbの供給を停止するスイッチ回路で構成されている。
図3の例において、LED駆動回路11は、PNPトランジスタ111と、NPNトランジスタ112とを有する。
PNPトランジスタ111は、エミッタ(一端)が供給ノードN3に接続され、コレクタ(他端)がLED素子3のアノードに接続されている。NPNトランジスタ112は、コレクタ(一端)がPNPトランジスタ111のベースに接続され、エミッタが接地電位に接続され、ベースがCPU4に接続されている。
なお、LED駆動回路11の具体的な態様は図3の態様に限定されない。例えば、LED駆動回路11をMOSトランジスタで構成してもよい。
(CPU4)
CPU4は、バッテリ2からLED素子3へのバッテリ電圧Vb(すなわち、電力)の供給を制御する。
例えば、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオンした状態における車両10の制動(すなわち、減速や停止)を後続車に通知するLED素子3の点灯を行うために、バッテリ2からLED素子3へのバッテリ電圧Vbの供給を制御する。車両10の制動には、通常のブレーキ操作にともなう通常制動と、急ブレーキ操作にともなう緊急制動との双方が含まれる。
具体的には、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオンした状態で車両10の走行速度が所定時間以内に所定速度以上低下したと判断した場合に、LED電源供給回路8のNPNトランジスタ82をオンさせる制御信号の一例であるハイレベルの電源供給指示信号(すなわち、ベース電流)をNPNトランジスタ82のベースに出力して、NPNトランジスタ82をオンさせる。そして、NPNトランジスタ82のオンにともなってpMOSトランジスタ81をオンさせることで、バッテリ2からLED駆動回路11にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行う。このとき、回路構成上、電源回路7にもLED電源供給回路8からバッテリ電圧Vbが供給されるが、このLED電源供給回路8からのバッテリ電圧Vbが供給されなくても、CPU4は、イグニッションスイッチ6を経由して供給されるバッテリ電圧Vbに基づくCPU起動電圧Vcpuによって起動し続けることができる。
さらに、CPU4は、LED駆動回路11のNPNトランジスタ112のベースにLED駆動制御信号を出力することで、NPNトランジスタ112をオンさせる。NPNトランジスタ112をオンさせることで、PNPトランジスタ111のベースを接地電位に接続させて、PNPトランジスタ111をオンさせる。PNPトランジスタ111をオンさせることで、LED駆動回路11からLED素子3にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行う。
なお、CPU4は、所定時間以内における車両10の走行速度の低下量に基づいて通常制動および緊急制動のいずれが行われたかを判断し、通常制動の場合と緊急制動の場合とでLED駆動制御信号を異ならせてもよい。例えば、通常制動通知用のLED駆動制御信号がLED素子3の点灯を指示する信号であるのに対して、緊急制動通知用のLED駆動制御信号は、LED素子3の点滅を指示する信号であってもよい。
このように、イグニッションスイッチ6がオンした状態で車両10の走行速度が所定時間以内に所定速度以上低下したと判断された場合にバッテリ2からLED素子3にバッテリ電圧Vbを供給することで、イグニッションスイッチ6がオンした状態における車両10の制動を後続車に通知するLED素子3の点灯を行うことができる。
上記構成に加えて、更に、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態におけるLED素子3の必要な駆動制御を可能とするため、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合に、LED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行う。閾値速度は、例えば、0km/hまたはこれに近い速度である。なお、イグニッションスイッチ6がオフした状態におけるLED素子3の必要な駆動制御の具体例については、第3の実施形態以降で説明する。
より詳しくは、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合に、既述したハイレベルの電源供給指示信号をNPNトランジスタ82のベースに出力してNPNトランジスタ82をオンさせる。そして、NPNトランジスタ82のオンにともなってpMOSトランジスタ81をオンさせることで、電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行う。
一方、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度以下であると判断した場合に、LED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行わない。
より詳しくは、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度以下であると判断した場合に、ローレベルの電源供給指示信号をNPNトランジスタ82のベースに出力してNPNトランジスタ82をオフさせ、NPNトランジスタ82のオフにともなってpMOSトランジスタ81をオフさせることで、電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行わない。
また、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かを判断するため、CPU4は、イグニッションスイッチ6の他端と電源回路7との間の検出ノードN2の電圧を検出する。そして、CPU4は、検出ノードN2の検出電圧に基づいて、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かを判断する。例えば、CPU4は、検出ノードN2の検出電圧が閾値電圧未満である場合には、イグニッションスイッチ6がオフした状態であると判断し、一方、検出ノードN2の検出電圧が閾値電圧以上である場合には、イグニッションスイッチ6がオンした状態であると判断する。閾値電圧は、例えば、バッテリ電圧Vbまたはこれに近い電圧である。
また、車両10の走行速度が閾値速度を超えているか否かを判断するため、CPU4は、車両10を制御するECU5から車両10の走行速度を示す車速情報を取得する。そして、CPU4は、取得された車速情報に基づいて車両10の走行速度が閾値速度を超えているか否かを判断する。なお、CPU4は、ECU5に替えて、図示しない車両10のABS(Antilock Brake System)から車速情報を取得してもよい。
以下、図4のフローチャートを参照して第1の実施形態に係る車両用制御装置1の主要な動作例を説明する。
先ず、CPU4は、ECU5から車速情報を取得する(ステップS1)。以降、車速情報の取得は所定の周期で繰り返し行われる。
車速情報を取得した後、CPU4は、検出ノードN2の検出電圧に基づいて、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かを判定する(ステップS2)。
イグニッションスイッチ6がオフした状態である場合(ステップS2:Yes)、CPU4は、最新の車速情報に基づいて、車両10の走行速度が閾値速度を超えているか否かを判定する(ステップS3)。一方、イグニッションスイッチ6がオフした状態でない場合(ステップS2:No)、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かの判定を繰り返す(ステップS2)。なお、図示はしないが、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態でない場合(ステップS2:No)において、既述した車両10の制動が行われた場合に、車両10の制動を通知するLED素子3の点灯を行う。
車両10の走行速度が閾値速度を超えている場合(ステップS3:Yes)、CPU4は、ハイレベルの電源供給指示信号をLED電源供給回路8に出力する(ステップS6)。ハイレベルの電源供給指示信号に応じて、LED電源供給回路8は電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給し、電源回路7は、バッテリ電圧VbをCPU起動電圧Vcpuに変換し、変換したCPU起動電圧VcpuをCPU4に供給する。CPU起動電圧Vcpuが供給されることで、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態においても、車両10の走行速度が閾値速度を超えている場合には起動し続けることができる。
一方、車両10の走行速度が閾値速度を超えていない場合(ステップS3:No)、CPU4は、ローレベルの電源供給指示信号をLED電源供給回路8に出力する(ステップS4)。ローレベルの電源供給指示信号に応じて、LED電源供給回路8は電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給せず、電源回路7は、CPU起動電圧VcpuをCPU4に供給しない。CPU起動電圧Vcpuが供給されないことで、CPU4は停止する(ステップS5)。
以下、第1の実施形態によってもたらされる作用について説明する。
既述したように、第1の実施形態に係る車両用制御装置1は、バッテリ2からLED素子3への電力の供給を制御するCPU4と、バッテリ2の正極とLED素子3のアノードとの間の入力ノードN1に一端が接続されたイグニッションスイッチ6の他端と、CPU4との間に接続された電源回路7であって、イグニッションスイッチ6がオンしたときに、バッテリ2から供給されたバッテリ電圧VbをCPU4の起動のためのCPU起動電圧Vcpuに変換し、変換したCPU起動電圧VcpuをCPU4に供給し、一方、イグニッションスイッチ6がオフしたときに、バッテリ2からバッテリ電圧Vbが供給されず、CPU4にCPU起動電圧Vcpuを供給しない電源回路7と、入力ノードN1とLED素子3のアノードとの間に接続され、バッテリ2から供給されたバッテリ電圧Vbを電源回路7に供給するLED電源供給回路8と、を備える。電源回路7は、LED電源供給回路8から供給されたバッテリ電圧Vbを、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えているときにCPU4を起動し続けるためのCPU起動電圧Vcpuに変換し、変換したCPU起動電圧VcpuをCPU4に供給する。CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合に、LED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行い、一方、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度以下であると判断した場合に、LED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行わない。
このような構成によれば、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合にLED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行うことで、イグニッションスイッチ6がオフした場合においても、車両10が走行している場合には、バッテリ電圧Vbに基づくCPU起動電圧Vcpuによって、LED素子3の駆動を制御するCPU4を起動し続けることができる。したがって、本発明によれば、車両の負荷を駆動制御するためのスイッチがオフした場合においても負荷の必要な駆動制御を行うことができる。
また、第1の実施形態に係る車両用制御装置1において、CPU4は、イグニッションスイッチ6の他端と電源回路7との間の検出ノードN2の電圧を検出し、検出ノードN2の検出電圧に基づいてイグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かを判断する。
このような構成によれば、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かを簡便かつ適切に判断することができる。
また、第1の実施形態に係る車両用制御装置1において、CPU4は、車両10を制御するECU5から車両10の走行速度を示す車速情報を取得し、車速情報に基づいて車両10の走行速度が閾値速度を超えているか否かを判断する。
このような構成によれば、車両10の走行速度が閾値速度を超えているか否かを簡便かつ適切に判断することができる。
また、第1の実施形態に係る車両用制御装置1において、電源回路7は、LED電源供給回路8とLED素子3のアノードとの間の供給ノードN3に接続され、供給ノードN3を介してLED電源供給回路8からバッテリ電圧Vbの供給を受ける。
このような構成によれば、LED素子3に電源を供給するラインを利用してイグニッションスイッチ6がオフした状態において電源回路7に電源を供給することができるので、回路構成を簡素化することができる。
また、第1の実施形態に係る車両用制御装置1において、LED電源供給回路8は、ソースが入力ノードN1に接続され、ドレインが供給ノードN3に接続されたpMOSトランジスタ81と、コレクタがpMOSトランジスタ81のゲートに接続され、エミッタが接地電位に接続され、ベースがCPU4に接続されたNPNトランジスタ82とを有する。そして、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合に、NPNトランジスタ82をオンさせる電源供給指示信号をNPNトランジスタ82のベースに入力してNPNトランジスタ82をオンさせ、NPNトランジスタ82のオンにともなってpMOSトランジスタ81をオンさせることで、電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行う。
このような構成によれば、シンプルな構成により、電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給することができる。
また、第1の実施形態に係る車両用制御装置1は、供給ノードN3とLED素子3のアノードとの間に接続され、バッテリ電圧VbをLED素子3に供給することでLED素子3を駆動するLED駆動回路11を更に備える。LED駆動回路11は、オンすることでLED素子3にバッテリ電圧Vbを供給し、オフすることでLED素子3へのバッテリ電圧Vbの供給を停止するスイッチ回路で構成されている。
このような構成によれば、シンプルな構成により、LED素子3の駆動を適切に制御することができる。
(第2の実施形態)
次に、車速情報およびブレーキ情報の双方に基づいてLED電源供給回路8から電源回路7へのバッテリ電圧Vbの供給を制御する第2の実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5に示すように、第2の実施形態に係る車両用制御装置1において、CPU4は、ECU5から、車速情報に加えて車両10のブレーキの操作状態を示すブレーキ情報を更に取得する。
CPU4は、車速情報に基づいてイグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が閾値速度を超えていると判断した場合であって、ブレーキ情報に基づいてブレーキが操作されていないと判断した場合に、LED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行う。
一方、CPU4は、ブレーキ情報に基づいてイグニッションスイッチ6がオフした状態でブレーキが操作されたと判断した場合に、LED電源供給回路8から電源回路7にバッテリ電圧Vbを供給する制御を行わない。
例えば、第2の実施形態に係る車両用制御装置1は、図6のフローチャートにしたがって動作する。図6のフローチャートにおいて、ステップS1~ステップS6は図4と同様であり、ステップS7およびステップS8が新たに追加されている。
具体的には、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かの判定(ステップS2)の前に、ブレーキ情報を取得する(ステップS7)。以降、ブレーキ情報の取得は所定の周期で繰り返し行われる。
また、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態である場合(ステップS2:Yes)、最新のブレーキ情報に基づいてブレーキが操作されたか否かを判定する(ステップS8)。
ブレーキが操作された場合(ステップS8:Yes)、CPU4は、ローレベルの電源供給指示信号をLED電源供給回路8に出力する(ステップS4)。
一方、ブレーキが操作されていない場合(ステップS8:No)、CPU4は、最新の車速情報に基づいて、車両10の走行速度が閾値速度を超えているか否かを判定する(ステップS3)。
第2の実施形態によれば、イグニッションスイッチ6がオフした状態でブレーキが操作された場合には、LED電源供給回路8から電源回路7へのバッテリ電圧Vbの供給の制御を行わないことで、運転者の意思を反映したCPU4の停止が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態として、イグニッションスイッチ6がオフした状態でのLED素子3の必要な駆動制御の具体例について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第3の実施形態において、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態で車両10の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したと判断した場合に、LED駆動回路11をオンさせるLED駆動制御信号をLED駆動回路11に出力する。
また、車両10の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したか否かを判断するため、CPU4は、ECU5から車両10の走行速度を示す車速情報を取得する。そして、CPU4は、車速情報に基づいて車両10の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したか否かを判断する。
例えば、第3の実施形態に係る車両用制御装置1は、図7のフローチャートにしたがって動作する。図7のフローチャートにおいて、ステップS1~ステップS6は図4と同様であり、ステップS10およびステップS11が新たに追加されている。
具体的には、CPU4は、LED電源供給回路8へのハイレベルの電源供給指示信号の出力(ステップS6)の後、ECU5から取得した車速情報に基づいて、車両10の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したか否かを判定する(ステップS10)。この判定は、車両10の緊急制動が行われたか否かの判定に相当する。
車両10の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下した場合(ステップS10:Yes)、CPU4は、LED駆動回路11に緊急制動通知用のLED駆動制御信号を出力する(ステップS11)。
一方、車両10の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下していない場合(ステップS10:No)、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かの判定を繰り返す(ステップS2)。
第3の実施形態によれば、イグニッションスイッチ6がオフした場合においても、車両10の緊急制動(すなわち、急減速や急停止)を後続車に通知するためのLED素子3の必要な駆動制御(例えば、点滅)を行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態として、第3の実施形態と異なるイグニッションスイッチ6がオフした状態でのLED素子3の必要な駆動制御の具体例について、第3の実施形態との相違点を中心に説明する。
第4の実施形態に係る車両用制御装置1は、図8のフローチャートにしたがって動作する。図8のフローチャートにおいて、ステップS1~ステップS6およびステップS11は図7と同様であり、ステップS12およびステップS10aが図7と異なる。
具体的には、CPU4は、LED電源供給回路8へのハイレベルの電源供給指示信号の出力(ステップS6)の後、ECU5からブレーキ情報を取得する(ステップS12)。
ブレーキ情報を取得した後、CPU4は、取得された車速情報およびブレーキ情報に基づいて、ブレーキ操作開始時から走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したか否かを判定する(ステップS10a)。
ブレーキ操作開始時から走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下した場合(ステップS10a:Yes)、CPU4は、LED駆動回路11に緊急制動通知用のLED駆動制御信号を出力する(ステップS11)。
一方、ブレーキ操作開始時から走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下しなかった場合(ステップS10a:No)、CPU4は、イグニッションスイッチ6がオフした状態であるか否かの判定を繰り返す(ステップS2)。
第4の実施形態によれば、ブレーキ操作開始時からの走行速度の低下量に基づいて緊急制動通知用のLED素子3の駆動制御を必要時に迅速に行うことができる。
なお、LED素子以外の負荷を備えた車両用制御装置1において、車両10の負荷を駆動制御するためのスイッチがオフした場合においても負荷の必要な駆動制御を行うために本発明を適用することもできる。
上述した実施形態は、あくまで一例であって、発明の範囲を限定するものではない。発明の要旨を逸脱しない限度において、上述した実施形態に対して種々の変更を行うことができる。変更された実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 車両用制御装置
2 バッテリ
3 LED素子
4 CPU
6 イグニッションスイッチ
7 電源回路
8 LED電源供給回路
10 車両

Claims (15)

  1. 車両に搭載され、前記車両のバッテリから前記車両の負荷に供給される電力を制御することで前記負荷の駆動を制御する車両用制御装置であって、
    前記バッテリから前記負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、
    前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、
    前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備え、
    前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わず、
    前記第1制御部は、前記スイッチの他端と前記電源回路との間の検出ノードの電圧を検出し、前記検出ノードの検出電圧に基づいて前記スイッチがオフした状態であるか否かを判断することを特徴とする、車両用制御装置。
  2. 車両に搭載され、前記車両のバッテリから前記車両の負荷に供給される電力を制御することで前記負荷の駆動を制御する車両用制御装置であって、
    前記バッテリから前記負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、
    前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、
    前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備え、
    前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わず、
    前記第1制御部は、前記車両を制御する第2制御部から前記車両の走行速度を示す車速情報を取得し、前記車速情報に基づいて前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えているか否かを判断し、
    前記第1制御部は、前記第2制御部から前記車両のブレーキの操作状態を示すブレーキ情報を更に取得し、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合であって、前記ブレーキ情報に基づいて前記ブレーキが操作されていないと判断した場合に、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記ブレーキ情報に基づいて前記スイッチがオフした状態で前記ブレーキが操作されたと判断した場合に、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わないことを特徴とする車両用制御装置。
  3. 前記電源回路は、前記電源供給回路と前記負荷の一端との間の供給ノードに接続され、前記供給ノードを介して前記電源供給回路から前記第2バッテリ電力の供給を受けることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用制御装置。
  4. 前記電源供給回路は、
    一端が前記入力ノードに接続され、他端が前記供給ノードに接続された第1スイッチと、
    一端が前記第1スイッチの制御端に接続され、他端が固定電位に接続され、制御端が前記第1制御部に接続された第2スイッチと、を有することを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  5. 前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記第2スイッチをオンさせる制御信号を前記第2スイッチの制御端に入力して前記第2スイッチをオンさせ、前記第2スイッチのオンにともなって前記第1スイッチをオンさせることで、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  6. 前記供給ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記第2バッテリ電力を前記負荷に供給することで前記負荷を駆動する負荷駆動回路を更に備えることを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  7. 前記負荷駆動回路は、オンすることで前記負荷に前記第2バッテリ電力を供給し、オフすることで前記負荷への前記第2バッテリ電力の供給を停止するスイッチ回路を有することを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  8. 車両に搭載され、前記車両のバッテリから前記車両の負荷に供給される電力を制御することで前記負荷の駆動を制御する車両用制御装置であって、
    前記バッテリから前記負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、
    前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、
    前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備え、
    前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わず、
    前記電源回路は、前記電源供給回路と前記負荷の一端との間の供給ノードに接続され、前記供給ノードを介して前記電源供給回路から前記第2バッテリ電力の供給を受け、
    前記車両用制御装置は、前記供給ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記第2バッテリ電力を前記負荷に供給することで前記負荷を駆動する負荷駆動回路を更に備え、
    前記負荷駆動回路は、オンすることで前記負荷に前記第2バッテリ電力を供給し、オフすることで前記負荷への前記第2バッテリ電力の供給を停止するスイッチ回路を有し、
    前記負荷は、発光装置であり、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したと判断した場合に、前記スイッチ回路をオンさせる制御信号を前記スイッチ回路に出力することを特徴とする車両用制御装置。
  9. 前記第1制御部は、前記車両を制御する第2制御部から前記車両の走行速度を示す車速情報を取得し、前記車速情報に基づいて前記車両の走行速度が前記基準時間以内に前記基準速度以上低下したか否かを判断することを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  10. 前記第1制御部は、前記第2制御部から前記車両のブレーキの操作状態を示すブレーキ情報を更に取得し、前記車速情報および前記ブレーキ情報の双方に基づいて前記車両の走行速度が前記基準時間以内に前記基準速度以上低下したか否かを判断することを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  11. 前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両が下り坂を走行しているときに、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断することを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の車両用制御装置。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の車両用制御装置と、
    前記バッテリと、
    前記負荷と、
    前記スイッチと、を備えることを特徴とする車両。
  13. バッテリから負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備える車両用制御装置の制御方法であって、
    前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わず、
    前記第1制御部は、前記スイッチの他端と前記電源回路との間の検出ノードの電圧を検出し、前記検出ノードの検出電圧に基づいて前記スイッチがオフした状態であるか否かを判断することを特徴とする車両用制御装置の制御方法。
  14. バッテリから負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備える車両用制御装置の制御方法であって、
    前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わず、
    前記第1制御部は、前記車両を制御する第2制御部から前記車両の走行速度を示す車速情報を取得し、前記車速情報に基づいて前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えているか否かを判断し、
    前記第1制御部は、前記第2制御部から前記車両のブレーキの操作状態を示すブレーキ情報を更に取得し、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合であって、前記ブレーキ情報に基づいて前記ブレーキが操作されていないと判断した場合に、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記ブレーキ情報に基づいて前記スイッチがオフした状態で前記ブレーキが操作されたと判断した場合に、前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わないことを特徴とする車両用制御装置の制御方法。
  15. バッテリから負荷への電力の供給を制御する第1制御部と、前記バッテリの正極と前記負荷の一端との間の入力ノードに一端が接続されたスイッチの他端と、前記第1制御部との間に接続された電源回路であって、前記スイッチがオンしたときに、前記バッテリから供給された第1バッテリ電力を前記第1制御部の起動のための第1起動電力に変換し、前記変換した第1起動電力を前記第1制御部に供給し、一方、前記スイッチがオフしたときに、前記バッテリから前記第1バッテリ電力が供給されず、前記第1制御部に前記第1起動電力を供給しない電源回路と、前記入力ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記バッテリから供給された第2バッテリ電力を前記電源回路に供給する電源供給回路と、を備える車両用制御装置の制御方法であって、
    前記電源回路は、前記電源供給回路から供給された前記第2バッテリ電力を、前記スイッチがオフした状態で車両の走行速度が閾値速度を超えているときに前記第1制御部を起動し続けるための第2起動電力に変換し、前記変換した第2起動電力を前記第1制御部に供給し、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度を超えていると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行い、一方、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が前記閾値速度以下であると判断した場合に、前記電源供給回路から前記電源回路に前記第2バッテリ電力を供給する制御を行わず、
    前記電源回路は、前記電源供給回路と前記負荷の一端との間の供給ノードに接続され、前記供給ノードを介して前記電源供給回路から前記第2バッテリ電力の供給を受け、
    前記車両用制御装置は、前記供給ノードと前記負荷の一端との間に接続され、前記第2バッテリ電力を前記負荷に供給することで前記負荷を駆動する負荷駆動回路を更に備え、
    前記負荷駆動回路は、オンすることで前記負荷に前記第2バッテリ電力を供給し、オフすることで前記負荷への前記第2バッテリ電力の供給を停止するスイッチ回路を有し、
    前記負荷は、発光装置であり、
    前記第1制御部は、前記スイッチがオフした状態で前記車両の走行速度が基準時間以内に基準速度以上低下したと判断した場合に、前記スイッチ回路をオンさせる制御信号を前記スイッチ回路に出力することを特徴とする車両用制御装置の制御方法。
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