JP4712735B2 - 車両用昇圧装置 - Google Patents

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本発明は、バッテリの電源電圧を昇圧して出力する車両用昇圧装置に関する。
従来、バッテリの電源電圧を昇圧して出力する昇圧部とこれを制御する制御部(マイコン)とを備えた車両用昇圧装置として、例えば特許文献1に記載された技術がある。これに記載された車両用昇圧装置(昇圧回路)は、直流電源VBから電源電圧を入力し、電源電圧を昇圧して出力端子に出力する昇圧部と、直流電源VBの電源電圧を監視し、この電源電圧が所定の昇圧開始電圧値より低くなると、昇圧部に昇圧を行なわせるための昇圧信号としてのPWM信号を出力するマイコンとを備えている。この昇圧回路は、IG電源オン時に直流電源VBの電源電圧が所定の昇圧回路電圧値より低くなると、マイコンが昇圧部にPWM信号を出力することにより、昇圧部は、直流電源VBの電源電圧を昇圧した電圧を出力端子に出力するようになっている。
特開2005−176509号公報
ところで、上記従来技術では、直流電源VBの電源電圧を監視し、この電源電圧が所定の昇圧開始電圧値より低くなることを昇圧開始のトリガーとしており、バッテリ(直流電源VB)の急激な電圧低下時に昇圧回路(昇圧部)による昇圧動作が間に合わない可能性があった。つまり、バッテリの急激な電圧低下時に必要な電圧を供給できなくなる虞があった。そのため、バッテリの急激な電圧低下時に、昇圧回路が駆動するまでにマイコンのリセットがかからないようにしなければならず、昇圧回路内部のコンデンサ容量を大きくすることで対応していた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて為されたもので、その目的は、昇圧回路に特別な変更を加えることなく、バッテリの急激な電圧低下時にも必要な電圧を出力できるようにした車両用昇圧装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る車両用昇圧装置は、バッテリの電源電圧を昇圧して出力する車両用昇圧装置において、前記バッテリの電源電圧を昇圧して出力する昇圧回路と、前記昇圧回路を駆動制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、エンジンの始動条件が成立したとき、前記昇圧回路を駆動させて昇圧を開始させるものであって、エンジンの始動条件の一つとして、スタートスイッチが押し下げられたことが含まれており、前記制御部は、前記スタートスイッチが押し下げられた時点から一定期間、前記昇圧回路による昇圧状態を保持すると共に、前記スタートスイッチが最初に押し下げられた後、前記一定期間中に前記スタートスイッチが再度押し下げられたとき、その時点から一定期間、前記昇圧回路による昇圧状態を保持するように前記昇圧回路を駆動制御することを特徴とする。
この態様によれば、エンジンの始動条件が成立したとき、昇圧回路を駆動させて昇圧を開始させるので、昇圧回路に特別な変更を加えることなく、バッテリの急激な電圧低下時にも必要な電圧を出力することができる。
また、制御部は、スタートスイッチの押下とその他の条件も満たされることでエンジンの始動条件が成立すると、スタートスイッチが押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路による昇圧状態を保持する。そして、スタートスイッチが最初に押し下げられた後、一定期間中にスタートスイッチが再度押し下げられたとき、その時点から一定期間、昇圧回路による昇圧状態を保持する。これにより、スタートスイッチが最初に押し下げられた後、一定期間中にスタートスイッチが連続して押し下げられても、最後にスタートスイッチが押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路による昇圧状態を保持する。つまり、昇圧回路による昇圧を開始(オン)させた後は、スタートスイッチが連続して押し下げられても、その都度昇圧回路による昇圧を停止(オフ)させて再び昇圧開始(オン)させることなく、最後にスタートスイッチが押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路による昇圧状態を保持するようにしている。このため、昇圧回路のオン/オフ繰り返しによるノイズの発生を防止することができる。
本発明の他の態様に係る車両用昇圧装置は、前記昇圧回路は、前記電源電圧を昇圧した電圧を、前記電源電圧から前記制御部を動作させるのに必要な電圧を生成して前記制御部へ出力する定電圧電源回路と、エンジンの始動或いは車両の走行維持に必要な電気部品への、前記バッテリからの電力供給を切り替える切替手段を作動させる電源切替手段とに出力することを特徴とする。
この態様によれば、バッテリの電源電圧が低下しても、制御部を動作させるのに必要な電圧を制御部に供給できると共に、エンジンの始動或いは車両の走行維持に必要な電気部品への、前記バッテリからの電力供給を切り替える切替手段を作動させる電源切替手段が動作するのに必要な電圧を電源切替手段に供給できる。これに対して、上記従来技術では、定電圧回路へ供給する電源電圧の昇圧は行なっているが、リレー駆動回路へ供給する電源電圧の昇圧は行なっていない。制御部(マイコン)がリセットする電圧は高温時のリレー開閉に必要な電圧よりも低い。そのため、エンジン始動時などバッテリの電源電圧が著しく低下する場合に、マイコンをリセットさせないようにはなっているが、リレーをオンさせる電圧は保証されていないという問題があった。
本発明の他の態様に係る車両用昇圧装置は、前記電源切替手段は、エンジン始動装置への前記バッテリからの電力供給を切り替えるリレーを作動させるリレー駆動回路であることを特徴とする。
この態様によれば、バッテリの電源電圧が低下しても、制御部を動作させるのに必要な電圧を制御部に供給できると共に、リレーを駆動させるのに必要な電圧をリレー駆動回路に供給できる。
本発明の他の態様に係る車両用昇圧装置は、プッシュスタートシステム用電源切替ECUに搭載されていることを特徴とする。
本発明によれば、昇圧回路に特別な変更を加えることなく、バッテリの急激な電圧低下時にも必要な電圧を出力することができる車両用昇圧装置を得ることができる。
次に、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る車両用昇圧装置を、図1〜図4に基づいて説明する。図1は一実施形態に係る車両用昇圧装置が搭載されたECUの概略構成を示している。図2は図1に示すマイコンの概略構成を示している。図3および図4は、車両用昇圧装置の動作を示すフローチャートである。
本実施形態に係る車両用昇圧装置は、スタートスイッチ(押しボタン式の始動・停止スイッチ)の押下によりエンジンを始動させるプッシュスタートシステムに用いるプッシュスタートシステム用電源切替ECUに搭載されている。
このプッシュスタートシステム用電源切替ECU10(以下、「電源切替ECU」という。)は、図1に示すように、マイコン(マイクロコンピュータ)11と、昇圧回路12と、定電圧電源回路13と、入力インタフェース14と、出力インタフェース15と、を備えている。
この電源切替ECU10に搭載された車両用昇圧装置は、バッテリ16の電源電圧を昇圧して出力する昇圧回路12と、昇圧回路12を駆動制御する制御手段としてのマイコン11と、入力インタフェース14と、出力インタフェース15と、を備えている。この車両用昇圧装置の特徴は、エンジンの始動条件が成立したとき、昇圧回路12を駆動させて昇圧を開始させる昇圧制御処理を行なう構成にある。
マイコン11は、昇圧制御処理を行なうと共に、プッシュスタートシステムに用いる複数の電源切替部に供給する電力の切替制御を行なう。図1に示す電源切替ECU10には、3つの電源切替部17、18、19が接続されている。

電源切替部17は、エンジンの始動に必要な電気部品への、バッテリ16からの電力供給を切り替える切替手段を作動させる電源切替手段としてのリレー駆動回路である。このリレー駆動回路は、エンジン始動装置のスタータモータ(図示省略)へのバッテリ16からの電力供給を切り替える切替手段としてのリレー(STリレー)を駆動する。電源切替部18は、車両の走行維持に必要な電気部品への、バッテリ16からの電力供給を切り替える切替手段を作動させる電源切替手段としてのリレー駆動回路である。このリレー駆動回路は、車両の走行維持に必要な電気部品へバッテリ16からの電力供給を切り替える切替手段としてのリレー(IGリレー)を駆動する。また、電源切替部19は、各種のオーディオ機器等の電気部品へのバッテリ16からの電力供給を切り替える切替手段としてのリレー(ACCリレー)を駆動するリレー駆動回路である。
昇圧回路12は、バッテリ16の電源電圧を昇圧して出力する。定電圧電源回路13は、バッテリ17の電源電圧からマイコン11を動作させるのに必要な電圧を生成してマイコン11へ出力する。
入力インタフェース14は、上記昇圧制御処理と電源の切替制御を行なうのに必要な各種スイッチやセンサからの入力信号をコンピュータ部が扱える値に変換する回路であり、A/Dコンバータおよびディジタル入力バッファを備えている。
出力インタフェース15は、マイコン11からの信号をパワートランジスタで電力増幅して電源切替部17〜19に供給する回路構成になっている。
図1において、符号「20」は、エンジンを始動させるためのスタートスイッチ(スタートSW)であり、スタートスイッチ20を押し下げると、オン信号を出力する。符号「21」は、パーキングブレーキをかけたときにオン信号を出力するブレーキスイッチ(ブレーキSW)である。スタートスイッチ20およびブレーキスイッチ21からの出力信号は、入力インタフェース14を介してマイコン11にそれぞれ入力されるようになっている。
この入力インタフェース14には、マイコン11が上記昇圧制御処理を行なうために、スタートスイッチ20およびブレーキスイッチ21の他に、シフトレバーがPレンジの位置にあるときにオン信号を出力するPレンジスイッチ(図示省略)と、シフトレバーがNレンジの位置にあるときにオン信号を出力するNレンジスイッチ(図示省略)の各出力信号が入力されるようになっている。
昇圧回路12は電源ライン22を介して電源入力端子23に接続されており、この電源入力端子23に供給されるバッテリ16の電源電圧が電源ライン22を介して昇圧回路12に供給されるようになっている。また、昇圧回路12は、バッテリ16の電源電圧を昇圧した電圧を、電源ライン24を介して定電圧電源回路13に出力すると共に、電源ライン25を介して電源出力端子26から電源切替部17に出力するようになっている。
マイコン11は、図2に示すように、CPU30、ROM31,RAM32、入力ポート33、および出力ポート34を備える。CPU30は、予めROM31に書き込んであるプログラムに従って上記昇圧制御処理と電源の切替制御を行なう。また、CPU30は、プログラムの順序に従ってROM31から実行命令を読み出してデコード(CPU内部で処理に必要な制御信号に変換)し、オペランド(命令の実行の対象となるデータ)を入力ポート33やROM31,RAM32から読み出す。また、CPU30は、読み出したデータの算術演算や論理演算を行い、その結果をRAM32に格納したり、出力ポート34を通して出力して電源切替部17〜19を作動させる。入力ポート33および出力ポート34は、CPU30からの指令によって特定されるスイッチやセンサ等からのデータを取り込んだり、CPU30からの指令によって特定される電源切替部等へデータを出力するインタフェースの役割をもつ。
次に、マイコン11のCPU30が実行する昇圧制御処理を図3および図4に基づいて説明する。
この昇圧制御処理では、まずエンジン停止状態でスタートスイッチ20が押し下げられたか否かが判定される(ステップS21)。スタートスイッチ20の押下があるとステップS21の判定結果がYESとなり、ステップS22に進む。ステップS21の判定結果がNOの場合にはステップS21に戻る。
スタートスイッチ20が押し下げられてステップS22に進むと、ブレーキスイッチ21が押し下げられたか否かが判定される。ブレーキスイッチ21の押下があるとステップS22の判定結果がYESとなり、ステップS23に進む。ステップS22の判定結果がNOの場合にはステップS22に戻る。
ブレーキスイッチ21が押し下げられてステップS23に進むと、シフトレバーがPレンジの位置又はNレンジの位置のいずれかの位置にあるか否かが判定される。シフトレバーがPレンジの位置にあってPレンジスイッチからオン信号が出力されている場合には、シフトレバーがPレンジの位置にあると判定されてステップS24に進む。又は、シフトレバーがNレンジの位置にあってNレンジスイッチからオン信号が出力されている場合には、シフトレバーがNレンジの位置にあると判定されてステップS24に進む。PレンジスイッチとNレンジスイッチのいずれからもオン信号が出力されていない場合には、ステップS23の判定結果はNOとなり、ステップS23に戻る。
以上のステップS21〜ステップS23により、エンジンの始動条件が成立したか否かが判定される。
エンジンの始動条件が成立して、ステップS24に進むと、昇圧回路12による昇圧を開始させる。
このように、図3に示す上記ステップS21〜ステップS24により、エンジンの始動条件が成立したか否かを判定し、その条件が成立した場合に昇圧回路12による昇圧を開始させる。
次に、図4に示すフローチャートは、エンジンの始動条件が成立したか否かの判定から、昇圧回路12による昇圧を停止させるまでの処理手順を示している。
まず、図4のステップS31では、エンジンの始動条件が成立したか否かを判定する。この判定は、図3に示す上記ステップS21〜ステップS23の処理に相当する。ステップS31の判定結果がNOの場合にはステップS31に戻る。
ステップS31の判定結果がYESになると、ステップS32に進み、昇圧回路12による昇圧を開始させる。
この後、ステップS33に進み、昇圧回路12による昇圧状態を一定期間(X秒)保持する。このステップS33では、スタートスイッチ20の押下とその他の条件も満たされることでエンジンの始動条件が成立すると、スタートスイッチ20が押し下げられた時点から一定期間のタイマーカウントを開始し、昇圧回路12による昇圧状態を保持する。なお、X秒は、例えば3〜5秒程度である。
この後、ステップS34に進み、スタートスイッチ20の押下があったか否かが判定される。このステップS34では、スタートスイッチ20が最初に押し下げられた後、一定期間中にスタートスイッチ20が再度押し下げられたか否かが判定される。つまり、一定期間のタイマーカウント中に、スタートスイッチ20が再度押し下げられたか否かが判定される。スタートスイッチ20の再度の押し下げがあると、ステップS34の判定結果がYESとなり、ステップS35に進む。
ステップS35では、昇圧回路12による昇圧状態を保持したまま、一定期間(X秒)のタイマーカウントを再度開始する(X秒の再カウント)。
この後、ステップS36に進み、昇圧回路12による昇圧状態を保持したまま、一定期間(X秒)のタイマーカウントが終了したか否か(X秒経過)が判定される。その判定結果がNOの場合にはステップS36に戻り、一定期間(X秒)のタイマーカウントが終了すると、ステップS36の判定結果がYESとなり、ステップS37に進む。
このステップS37では、昇圧回路12による昇圧を停止させる。
以上のように構成された一実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○エンジンの始動条件が成立したとき(図3のステップS23と図4のステップS31の判定結果がYESになる場合)、昇圧回路12を駆動させて昇圧を開始させる(図3のステップS24、図4のステップS32)ので、昇圧回路12に特別な変更を加えることなく、バッテリ16の急激な電圧低下時にも必要な電圧を出力することができる。
○昇圧回路12は、バッテリ16の電源電圧を昇圧した電圧を、定電圧電源回路13と、リレー駆動回路である電源切替部17とに出力するので、バッテリ16の電源電圧が低下しても、マイコン11を動作させるのに必要な電圧をマイコン11に供給できると共に、電源切替部17が動作するのに必要な電圧を電源切替部17に供給できる。
○マイコン11のCPU30は、スタートスイッチ20が押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路12による昇圧状態を保持する。つまり、スタートスイッチ20の押下とその他の条件も満たされることでエンジンの始動条件が成立すると(ステップS31の判定結果がYESの場合)、スタートスイッチ20が押し下げられた時点から一定期間(X秒)のタイマーカウントを開始し(ステップS32)、昇圧回路12による昇圧状態を一定期間保持する(ステップS33)。
そして、スタートスイッチ20が最初に押し下げられた後、一定期間中にスタートスイッチ20が再度押し下げられたとき、その時点から一定期間、昇圧回路12による昇圧状態を保持するように昇圧回路12を駆動制御する。つまり、図4のステップS35で、昇圧回路12による昇圧状態を保持したまま、一定期間(X秒)のタイマーカウントを再度開始し、そのタイマーカウントが終了すると(ステップS36の判定結果がYESの場合)、昇圧回路12による昇圧を停止させる。
このように、スタートスイッチ20が最初に押し下げられた後、一定期間中にスタートスイッチ20が連続して押し下げられても、最後にスタートスイッチ20が押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路12による昇圧状態を保持する。つまり、昇圧回路12による昇圧を開始(オン)させた後は、スタートスイッチ20が連続して押し下げられても、その都度昇圧回路12による昇圧を停止(オフ)させて再び昇圧開始(オン)させることなく、最後にスタートスイッチ20が押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路12による昇圧状態を保持するようにしている。このため、昇圧回路12のオン/オフ繰り返しによるノイズの発生を防止することができる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記一実施形態では、ステップS21〜ステップS23により、エンジンの始動条件が成立したか否かが判定されるようにしているが、ステップS21〜ステップS23の判定に加えて、他の条件の判定を行なってエンジンの始動条件が成立したか否かが判定をするようにした構成にも本発明は適用される。
・上記一実施形態では、スタートスイッチ20が最初に押し下げられた後、一定期間中にスタートスイッチ20が連続して押し下げられても、最後にスタートスイッチ20が押し下げられた時点から一定期間、昇圧回路12による昇圧状態を保持するようにしているが、本発明はこのような構成に限定されない。具体的には、図3のステップS24および図4のステップS32で昇圧を開始した後、一定期間のタイマーカウントが終了したときに、昇圧回路12による昇圧を終了させる構成の車両用昇圧制御装置にも本発明は適用可能である。
・上記一実施形態では、車両用昇圧制御装置がプッシュスタートシステム用電源切替ECUに搭載される場合について一例として説明したが、プッシュスタートシステム用電源切替ECU以外の電源切替ECUに搭載される車両用昇圧制御装置にも本発明は適用可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用昇圧制御装置が搭載されたプッシュスタートシステム用電源切替ECUの概略構成を示すブロック図。 図1に示すマイコンの概略構成を示すブロック図。 マイコンのCPUが実行する昇圧制御処理を示すフローチャート。 マイコンのCPUが実行する昇圧制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
10…プッシュスタートシステム用電源切替ECU
11…マイコン
12…昇圧回路
13…定電圧電源回路
16…バッテリ
17…電源切替部
20…スタートスイッチ
21…ブレーキスイッチ

Claims (4)

  1. バッテリの電源電圧を昇圧して出力する車両用昇圧装置において、
    前記バッテリの電源電圧を昇圧して出力する昇圧回路と、
    前記昇圧回路を駆動制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、エンジンの始動条件が成立したとき、前記昇圧回路を駆動させて昇圧を開始させるものであって、
    エンジンの始動条件の一つとして、スタートスイッチが押し下げられたことが含まれており、
    前記制御部は、前記スタートスイッチが押し下げられた時点から一定期間、前記昇圧回路による昇圧状態を保持すると共に、前記スタートスイッチが最初に押し下げられた後、前記一定期間中に前記スタートスイッチが再度押し下げられたとき、その時点から一定期間、前記昇圧回路による昇圧状態を保持するように前記昇圧回路を駆動制御することを特徴とする車両用昇圧装置。
  2. 前記昇圧回路は、前記電源電圧を昇圧した電圧を、前記電源電圧から前記制御部を動作させるのに必要な電圧を生成して前記制御部へ出力する定電圧電源回路と、エンジンの始動或いは車両の走行維持に必要な電気部品への、前記バッテリからの電力供給を切り替える切替手段を作動させる電源切替手段とに出力することを特徴とする請求項1に記載の車両用昇圧装置。
  3. 前記電源切替手段は、エンジン始動装置への前記バッテリからの電力供給を切り替えるリレーを作動させるリレー駆動回路であることを特徴とする請求項2に記載の車両用昇圧装置。
  4. プッシュスタートシステム用電源切替ECUに搭載されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の車両用昇圧装置。
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