JP7228327B2 - 定量分注システム - Google Patents

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Description

本開示は、定量分注システムに関し、より詳細には、供給装置と計量装置を備え、流体や粉粒体を定量ずつ量り取る、定量分注システムに関する。
従来、被計量物を供給する供給部としてのポンプと、被計量物を保持する保持部としての容器と、被計量物の重量を計量する計量部と、計量結果に基づいて供給部の動作を制御する制御部を備え、予め定められた供給目標重量値になった時に、供給部を停止させるように制御して、一定量の被計量物を量りとる、定量分注装置が知られている。
このような定量分注装置では、計量値が、供給目標重量値となった時に停止信号を生成し、供給部を停止すると、停止信号を生成してから実際に被計量物の供給が停止するまでの応答遅れ等により、供給量偏差が生じる。
例えば、特許文献1の定量分注システムでは、被計量物の供給が停止するまでの応答遅れにより生じる供給量の偏差を、流量および応答遅れ時間に基づいて算出し、これを補正重量として目標重量値から減算した値を、供給停止重量値とし、計量値が停止信号を生成してから、実際に被計量物の供給が停止するまでの応答遅れにより生じる供給誤差を補正している。
特開2007-003343号公報
しかし、さらなる検討により、供給量偏差は、停止制御から供給部の実際の停止までの応答遅れのみに起因するのではなく、供給部の停止位置から保持部までの間に存在する落差、計量装置の信号処理におけるフィルタ設定、および供給部から保持部に供給される際の供給圧力などにも起因することがわかった。なお、本明細書において、フィルタ設定とは、いわゆる応答特性の設定を意味するものである。
特許文献1に記載の定量分注システムでは、過量となる供給量偏差には対応できるが、不足となる供給量偏差には対応しておらず、これらの供給量偏差を考慮して、より精密に一定量を分注することができる定量分注システムが求められていた。
本発明は、係る事情を鑑みてなされたものであり、計量装置のフィルタ設定と被計量物の供給圧力を考慮して、正確に供給目標重量の被計量物を量り取ることができる定量分注システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様に係る定量分注システムは、被計量物を供給する供給装置と、前記供給装置から供給される被計量物を保持する保持部、前記保持部に供給された被計量物の荷重を検出する荷重センサ部、および前記荷重の検出結果から、被計量物の計量値を逐次算出し、前記供給装置の動作を制御する演算処理部を有する計量装置と、を備え前記演算処理部は、現在の計量値が、供給目標重量値から、前記供給装置を停止したときの計量値と最終計量値との偏差である停止計量値偏差を減じて算出する供給停止重量値以上となった時に、前記供給装置を停止するように制御し、前記停止計量値偏差は、前記供給装置が前記被計量物を供給する流量および供給圧力、並びに前記計量装置のフィルタ設定を考慮して算出されている。
上記態様において、前記計量装置が、記憶部を備え、前記演算処理部が、流量とフィルタ設定とをそれぞれ複数段階に変化させて、各段階の停止計量値偏差を測定し、流量および計量装置のフィルタ設定と停止計量値偏差との関係を算出して、前記記憶部に記憶するテストモードを実行するテストモード実行部を備え、前記演算処理部は、定量分注の実行時に、前記テストモード実行部において算出した流量および前記フィルタ設定と停止計量値偏差との前記関係に基づいて、供給停止重量値を算出してもよい。
また、上記態様において、前記流量および前記計量装置のフィルタ設定と前記停止計量値偏差との関係は、関数として記憶部に記憶されていてもよい。
また、上記態様において、前記流量および前記計量装置のフィルタ設定と前記停止計量値偏差との関係は、前記停止計量値偏差をδ、流量をQ、フィルタ設定に関する係数をb,吐出圧力に関する係数をaと表した時に、式
δ(Q)=a・Q+b・Q
で表されてもよい。
また、上記態様において、前記計量装置は、アナログ制御部を備え、前記演算処理部はアナログ制御部を制御することにより、前記計量装置がアナログ制御により前記供給装置を制御してもよい。
上記態様にかかる定量分注システムによれば、計量装置のフィルタ設定と被計量物の供給圧力を考慮して、正確に供給目標重量の被計量物を量り取ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る定量分注システムの全体構成を示す図である。 同システムに係る計量装置の構成ブロック図である。 同システムに係る計量装置の演算処理部の機能ブロック図である。 同システムにおける、供給装置停止時の計量値の挙動を説明する図である。 同システムにおける、停止計量値偏差と、流量との関係を示す図である。 同システムにおける、近似後の停止計量値偏差と、流量との関係を示す図である。 同システムによる、流量関数演算の処理のフローチャートである。 同システムによる、テストモードの処理のフローチャートである。 同システムによる、定量分注の処理のフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施の形態)
(システムの全体構成)
図1は本発明の実施の形態に係る定量分注システム(以下、単に「システム」ともいう。)1の全体構成を示す図である。システム1は、本発明を、液体を被計量物として定量ずつ分注するシステムとして構成したものである。
システム1は、計量装置と、被計量物を供給する供給装置とを備える。本形態において、計量装置は、電子天びん10である。また、供給装置は、所定の流量で、液体を供給するポンプ50である。
電子天びん10は、外観上、ポンプ50から供給される液体を保持する保持部10aと、電子天びん本体10bとを備える。電子天びん10とポンプ50とは、アナログ信号や接点信号を送信可能なケーブル70で接続されている。保持部10aは、被計量物を受容する容器12と、容器を載置する計量皿14で構成されている。
ポンプ50は、例えば弾力のあるチューブを外部からローラでつぶし、チューブ内の液体を絞り出すように作動する、ペリスタルティックポンプ等のチューブ式のポンプである。ポンプ50の供給チューブ52の一端52aは、タンク60に貯留された液体の内部に配置され、他端52bは、保持部10aの上方に配置されて、ポンプ50の動作により、タンク60内の液体が、保持部10aを構成する容器12内に、設定された流量で供給されるようになっている。ポンプ50は、電流値を制御量とするアナログ信号による流量の外部制御が可能に構成されている。
図2は、電子天びん10の内部構造を示すブロック図である。電子天びん10は、荷重センサ部21、クロック部22、A/D変換部23、演算処理部24、記憶部25、表示部26、入力部27、およびアナログ制御部28を備える。
荷重センサ部21は、被計量物を注入する容器12を載置する計量皿14を備え、被計量物の荷重を検出する、例えば電磁平衡式センサや、ロードセルを備える荷重検出機構である。荷重センサ部21は、検出した荷重に対応するアナログ信号を出力する。
クロック部22は、例えば水晶発振子を備えるクロック発生回路である。クロック部22は、A/D変換部23および演算処理部24に対して、一定間隔で基準時間信号を出力する。なお、A/D変換部23や演算処理部24がクロック部22に相当するものを内蔵している構成の場合は、クロック部22を独立して設ける必要はない。
A/D変換部23は、A/D変換回路を備えるA/D変換装置である。A/D変換部23は、クロック部22からの基準時間信号に基づく一定間隔毎に、前記荷重センサ部21から出力されたアナログの荷重信号を、デジタル変換して荷重データとする。
演算処理部24は、例えばMPU(マイクロプロセッサ)である。演算処理部24は、基本の動作として、A/D変換部23から出力された荷重データを、基準時間信号に基づく一定間隔毎に計量値W(n)に換算して最新の計量値W(n)を更新し、順次記憶部25に記憶させる。記憶部25は、n個の記憶領域を備え、最新の計量値からW(n),(n-1),・・・W(2),(1)が記憶されており、計量値W(n)が更新されると、最も古い計量値W(1)が破棄されて、新たにW(n),(n-1),・・・W(2),(1)が記憶される。
また、演算処理部24は、ポンプ50を制御するための制御信号をアナログ制御部28に出力する。演算処理部24の詳細な機能については後述する
記憶部25は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の書き換え可能なメモリであり、演算処理部24で用いられる種々のデータおよび計量値等の計算結果を記憶する。なお、記憶部が、MPUに内蔵されている構成の場合は、記憶部25を独立して設ける必要はない。
表示部26は、例えば液晶ディスプレイである。表示部26は、計量結果などのデータおよびその他設定に必要な表示等を表示する。
入力部27は、例えば押しボタン、キーボード、接点入力スイッチ等である。測定者は、入力部27を介して、定量分注時のフィルタ設定および流量設定等の種々の設定や、定量分注の動作指示を入力することができる。
なお、表示部26と、入力部27とを一体的に構成して、タッチパネル式の入力部27として設けてもよい。
アナログ制御部28は、D/A変換回路と、接点機構および出力機構を備える。アナログ制御部28は、演算処理部24からの制御信号をアナログ量である電流値の制御量に変換して、ケーブル70を介してポンプ50に出力する。具体的には、演算処理部24から、分注開始の信号が入力されると、アナログ制御部28は、接点をONとしてポンプ50の動作を開始させる。その後、設定された制御量で出力する。演算処理部24から、ポンプ50の動作停止の指示が入力されると、出力を0とし、ポンプ50の動作を停止する。
ここで、演算処理部24の詳細な機能について説明する。図3は、演算処理部24の機能ブロック図である。演算処理部24は、流量関数演算部41、テストモード実行部42および定量分注実行部43を備える。各機能部は、プログラムにより実現されていてもよく、回路により実現されていてもよい。
流量関数演算部41は、アナログ制御部28から出力される制御量と、ポンプ50により供給される被計量物の流量との関数を演算し、記憶部25に記憶する。
テストモード実行部42は、流量設定とフィルタ設定とをそれぞれ複数段階に変化させて、各段階において、ポンプ50を停止した時の、計量値と、最終計量値との偏差(以下において、「停止計量値偏差」という。)を測定し、流量設定およびフィルタ設定と停止計量値偏差との関係を算出して、記憶部25に記憶する、テストモードを実行する。
定量分注実行部43は、設定された流量でポンプ50の動作を制御し、荷重センサ部21の荷重の検出結果から、被計量物の計量値を逐次算出し、現在の計量値が、供給目標計量値から停止計量値偏差を減じて算出する供給停止重量値以上となった時に、前記供給装置を停止するように制御して、被計量物の一定量の量り取りを実行する。
停止計量値偏差について)
ここで、定量分注システム1の動作を説明する前に、停止計量値偏差について説明する。停止計量値偏差の原因としては、上述の通り、供給装置の停止制御から実際の停止までの供給装置の応答遅れ、供給装置の排出部から保持部までの落差、計量装置のフィルタ設定および供給装置から保持部への被計量物の供給圧力が関与している。
そこで、発明者らは、電子天びん10のフィルタ設定および供給圧力の影響について詳細に検討した。
電子天びん10は、測定環境に応じて表示の安定度を変更する、フィルタ設定を有する。表1に示すように、フィルタ設定が強いと(SLOWの場合)、安定状態の最終計量値に到達する時間が長くなる。この結果、測定値表示までの時間が長くなるが、振動などの外乱の影響をうけても計量値がばらつきにくく安定する。一方フィルタ設定が弱いと(FASTの場合)、計量値が最終値に到達する時間は短くなる。この結果、早い読み取りが可能となるが、外乱の影響を受けやすく計量値は不安定になりやすい。
(実験1)
図4は、システム1を用いて、表1の2段階のフィルタ設定に関して、それぞれ、供給チューブ52の排出口径を、表2に示すように2段階に変化させて、ポンプ50を停止した際の計量値の挙動を測定した結果である。具体的には、供給装置の流量を100g/minと設定し、計量値が20gに達した時に、供給装置を停止させた時の、供給装置停止後の計量値の挙動を測定した。
Figure 0007228327000001
Figure 0007228327000002
なお、流量が一定の場合、排出内径すなわち排出口の断面積を変化させることは、容器12に液体を供給する際の供給圧力が変化することを意味する。
図4では、排出先端が同じであれば、フィルタ設定が強い方が、最終値が、過量となる量が多い。また、排出先端が細く、供給圧力が大きいと、一旦過量となった後に減少する。特に、フィルタ設定が弱く供給圧力が大きいと、過量にならずに不足になる。このことから、フィルタ設定は、過量となる方向の停止計量値偏差に関与し、供給圧力は、不足となる方向の停止計量値偏差に関与していることがわかる。
(実験2)
実験1と同様に、システム1を用いて、表1および表2に示すそれぞれ2段階のフィルタ設定および排出先端について、目標計量値で供給装置を停止させた後の最終計量値を、流量を40g/min~100g/minに変化させて測定した。
図5は、実験2の結果を示す。図5においては、理論上の極点として、流量が0g/minの場合には、停止計量値偏差が0であるものとして示す。
この結果、〇で示す排出先端が標準のもの、すなわち供給圧力が標準であるものは流量に比例して最終計量値が増大するが、△で示す排出先端が細いもの、すなわち供給圧力が高いものは、最終計量値は、流量が増大するにしたがって、2次曲線で減少する傾向が見られることがわかった。
したがって、停止計量値偏差δ(δ(Q))は、供給圧力に関する係数aと、フィルタ設定に関する係数bを用いて、下記式1のように流量Qの2次式で近似することができる。
δ(Q)=a・Q+b・Q ・・・(式1)
ここで、図5の結果から、係数a,bを求めると、それぞれ表3、表4の通りとなる。
Figure 0007228327000003
Figure 0007228327000004
式(1)に上記係数を当てはめると、図4の実験における停止計量値偏差δは、図6の通りとなり、良好に近似できていることがわかる
このようにして得られる、停止計量値偏差δ(Q)と、最終計量値Weから、最終計量値Weの被計量物を量り取るために、ポンプ50の動作を停止する、供給停止重量値Wsは、以下の式2により求めることができる。
Ws=We-δ(Q) ・・・(式2)
(システム1の動作)
1.流量関数の演算
システム1において、ポンプ50の流量は電流値を制御量Cとして、アナログ制御されるように構成されている。制御量Cとポンプ50の流量Qとの関係は、ポンプ50の装置またはチューブの太さ等により変わるため、流量Qと制御量Cとの相関関数(以下において、「流量関数」という。)を予め求めておく必要がある。図7は、流量関数演算部41による、流量関数演算処理のフローチャートである。天びんによるポンプの制御量と、流量との関係を求め、そのポンプについての制御量Cと流量Qの関係を記憶する。
具体例として、制御量Cを、アナログ出力の電流値として、表5に示すC~C3の3段階で変化させた時のそれぞれの流量Q~Qを求め、関数として記憶する場合を説明する。
Figure 0007228327000005
処理を開始すると、ステップS101で、流量関数演算部41が、i=1として、ステップS102で、ポンプ50の動作を開始し、制御量をCとする。
次に、ステップS103で、計量値が更新されたか否かを判断し、更新されるまで、処理を繰り返す。そして計量値が更新されたら(Yes)、ステップS104で、最新の計量値W(n)を記憶部25に記憶する。
次に、ステップS105で、流量関数演算部41が、以下の式3により、流量値Q(n)を計算する。
(n)=[W(n)-W(n-X)]/ΔT ・・・(式3)
(ここで、W(n)は最新の計量値であり、W(n-X)は、最新の計量値よりX個前の計量値であり、ΔTは最新の計量値とX個前の計量値との時間間隔である。)
次に、ステップS106で、流量関数演算部41が、最新の流量値Q(n)を記憶部25に記憶する。
次に、ステップS107で、流量関数演算部41は、ポンプ50を制御量C で動作開始してから流量を正しく計算できるようになる一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過していない場合(No)、ステップS103に戻り、一定時間経過するまでステップS103~S107を繰り返す。このようにして、W(n),(n-1),(n-2)・・・およびQ(n),Q(n-1),Q(n-2)・・・が、順次記憶部25に記憶されていく。
一方、ステップS107で、一定時間経過した場合(Yes)、ステップS108に移行して、流量関数演算部41が、流量値Q(n),Q(n-1),Q(n-2)・・・が安定したかどうかを判断する。流量値が安定したか否かの判断は、流量値Q(n)と1つ前のQ(n-1)との差が、所定の値以下になっているかどうかなどにより判断してもよい。
ステップS108において、流量値が安定していない場合(No)、処理はステップS103に戻る。一方、流量値が安定した場合(Yes)、ステップS109で、流量関数演算部41は、Q(n)を、制御量Cの時の流量Qとして、記憶部25に記憶させる。
次にステップS110で、流量関数演算部41は、ポンプ50の動作を停止する。
次にステップS111で、流量関数演算部41は、i=i+1にインクリメントし、ステップS112で、i=imax+1であるかどうかを判断する。ここでは、i=4であるかどうかを判断する。i=imax+1でない場合(No)、処理はステップS102に戻る。
一方、ステップS112で、i=imax+1である場合(Yes)、ステップS113で、流量関数演算部41が、制御量Cとその時の流量Qから、制御量Cと流量Qの関係式(関数)を以下の通り求め、式5を記憶部25に記憶させる。
任意の制御量Cと対応する流量Qxとの関係は、原理的には1次式で求められる。しかし、実際には、制御量Cを大きし、ポンプの回転数が大きくなると、チューブを押しつぶす/開放する時の応答が悪化することから、以下の式4のように、2次式で近似することとした。
Qx=α・Cx+β・Cx ・・・(式4)
このようにすれば、2点以上の制御量Cについて、対応する流量Qを求め、その値からα、βを求めれば、所望の流量Qにしたい時の制御量Cは、以下の式5により算出することができる。
Figure 0007228327000006
2.テストモード
次にテストモードについて説明する。上述した通り、停止計量値偏差δは、流量Qの関数として表される。テストモードでは、実際の定量分注に先立って、複数のフィルタ設定Fおよび複数の流量Qについて、停止計量値偏差δと流量Qとの関係を測定し、その関係を記憶する。図は、テストモードにおける処理のフローチャートである。
具体例として、表6の3段階のフィルタ設定に対して、それぞれ表7の3段階の流量について測定を行い、フィルタ設定Fp、停止計量値偏差δ py と流量Qyとの関係を求める場合を説明する。
Figure 0007228327000007
Figure 0007228327000008
テストモードを開始すると、テストモード実行部42が、ステップS201で、フィルタ設定パラメータpをp=1とし、ステップS202で、流量設定パラメータyをy=1とする。
次に、ステップS203で、テストモード実行部42が、設定されたフィルタ設定パラメータpに従って、フィルタ設定Fを設定する。また、ステップS204で、流量関数演算部41で算出した流量関数を用いて、設定された流量設定パラメータyに従う流量Qと対応する制御量Cを算出し、制御量Cでポンプ50の動作を開始する。
次に、ステップS205で、テストモード実行部42は、計量値が更新されたか否かを判断し、更新されるまで、処理を繰り返す。そして計量値が更新されたら(Yes)、ステップS206で、最新の計量値W(n)を記憶部25に記憶する。
次に、ステップS207で、テストモード実行部42は、式3により、流量値Q(n)を計算する。
(n)=[W(n)-W(n-X)]/ΔT ・・・(式3)
(ここで、W(n)は最新の計量値であり、W(n-X)は、最新の計量値よりX個前の計量値であり、ΔTは最新の計量値とX個前の計量値との時間間隔である。)
次に、ステップS208で、テストモード実行部42が、最新の流量値Q(n)を記憶部25に記憶する。
次に、ステップS209で、テストモード実行部42は、制御量Cでポンプ50を動作開始してから流量を正しく計算できるようになる一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過していない場合(No)、処理は、ステップS205に戻る。このようにして、W(n),(n-1),(n-2)・・・およびQ(n),Q(n-1),Q(n-2)・・・が、順次記憶部25に記憶されていく。
一方、ステップS209で、一定時間経過した場合(Yes)、ステップS210に移行して、テストモード実行部42が、流量値Q(n),Q(n-1),Q(n-2)・・・が安定したかどうかを判断する。流量値が安定したか否かの判断は、例えば、流量値Q(n)と一つ前のQ(n-1)との差が、所定の値以下になっているかどうかなどにより判断してもよい。
ステップS210において、流量値が安定しない場合(No)、処理はステップS205に戻る。一方、流量値が安定した場合(Yes)、ステップS211に移行して、テストモード実行部42は、最新の計量値W(n)を、供給停止重量値Wsとして記憶部25に記憶させると同時に、ステップS212で、制御量を0として、ポンプ50の動作を停止する。
次に、ステップS213で、テストモード実行部42は、計量値が更新されたか否かを判断し、更新されるまで、処理を繰り返す。そして計量値が更新されたら(Yes)、ステップS214で、最新の計量値W(n)を記憶部25に記憶する。
次に、ステップS215で、テストモード実行部42は、ポンプ50を動作開始してから一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過していない場合(No)、処理はステップS213に戻る。このようにして、計量値W(n),(n-1),(n-2)・・・が、順次記憶部25に記憶されていく。
一方、ステップS215で、一定時間経過した場合(Yes)、ステップS216で、テストモード実行部42は、計量値W(n),W(n-1),W(n-2)・・・が安定したかどうかを判断する。計量値が安定したか否かの判断は、例えば、計量値W(n)と一つ前のW(n-1)との差が、所定の値以下になっているかどうかなどにより判断してもよい。
ステップS216で、計量値が安定していない場合(No)、処理はステップS213に戻る。一方、ステップS216で計量値が安定した場合(Yes)、ステップS217で、テストモード実行部42は、最新の計量値W(n)を、最終の計量値Weとして記憶部25に記憶させる。
次に、ステップS218で、テストモード実行部42は、式6を用いて停止計量値偏差δpyを計算する。
δpy=We-Ws ・・・(式6)
したがって、最終計量値Weは、すなわち、供給目標重量値Waを意味するため、供給目標重量値Waの被計量物を量り取るための供給停止重量値Wsは、以下の式7を用いて計算することができることになる。
Ws=Wa-δpy ・・・(式7)
次に、ステップS219で、テストモード実行部42は、フィルタ設定F,流量Qおよび停止計量値偏差δpyを、関連付けて記憶部25に記憶する。
次にステップS220で、テストモード実行部42は、流量設定パラメータyをy=y+1にインクリメントし、ステップS221で、y=ymax+1であるかどうか、本具体例においてはy=4であるかどうかを判断する。
流量設定パラメータyが、y=ymax+1でない場合(No)、処理は、ステップS203に戻る。一方、流量設定パラメータyがy=ymax+1である場合(Yes)、ステップS222に移行する。ステップS222で、テストモード実行部42は、フィルタ設定パラメータpをp=p+1にインクリメントして、ステップS223で、p=pmax+1であるかどうか、即ち、具体例では、p=4であるかどうかを判断する。
フィルタ設定パラメータpが、p=pmax+1でない場合(No)、処理は、ステップS202に戻る。一方、フィルタ設定パラメータpが、p=pmax+1である場合(Yes)、ステップS224で、テストモード実行部42は、流量Qに対する計量値偏差δの測定結果から、各フィルタ設定における、流量Qから計量値偏差δを算出する近似式を式1の通り算出し、記憶部25に記憶して、処理を終了する。このようにして、各フィルタ設定における、流量Qと停止計量値偏差δとの関係が記憶部25に記憶される。
3.定量分注
次に、図9を参照しながら、システム1を用いた定量分注の処理について説明する。定量分注に先立って、上述した流量関数の演算とテストモードは実行されているものとする。
システム1は、定量分注を開始する際、ユーザは、供給目標重量値Waと、所望の流量設定Qを入力する。ここでは、流量設定パラメータyをy=lとする。指示の入力は、ドロップダウンリストからの選択、任意の値を入力する等により行うことができる。また、フィルタ設定Fpは、天びんの設置環境(振動や風による影響)に応じて、例えば、p=mに、予め設定されている。
定量分注を開始すると、ステップS301で、定量分注実行部43は、ユーザの指示に基づいて、流量設定パラメータyをy=lとする。
次にステップS302で、定量分注実行部43は、予め設定されているフィルタ設定Fを読み出す。
次に、ステップS303では、定量分注実行部43は、ステップS301で設定された流量パラメータpに従って流量Qを設定し、流量関数演算部41により得られた流量関数を用いて、流量Qを制御量Cに変換し、制御量Cで、ポンプ50の動作を開始させる。
次に、ステップS304で、定量分注実行部43は、計量値が更新されたかどうかを判断する。更新されていない場合(No)再度ステップS304を繰り返す。更新された場合(Yes)、ステップS305で、定量分注実行部43は、最新の計量値W(n)を記憶部25に記憶する。
次に、ステップS306で、定量分注実行部43は、テストモード実行部42により取得した、流量Qと停止計量値偏差δpyとの関係式より、p=m,y=lの時の停止計量値偏差δpyを算出し、最新の計量値W(n)と、供給目標重量値Waから停止計量値偏差δmlを減算した値、すなわち、供給停止重量値Wとを比較する。
最新の計量値W(n)が、供給停止重量値Wよりも小さい場合(No)、処理はステップS304に戻る。一方、ステップS306で、最新の計量値W(n)が、供給停止重量値W以上となった場合、ステップS307で、定量分注実行部43が、ポンプ50の動作を停止して、処理を終了する。このようにして、供給目標重量値Waの被計量物を精密に分注することができる。
従来の定量分注装置においては、供給装置の停止制御から、実際に停止するまでの応答遅れおよび供給チューブの落差に基づく計量値の誤差を考慮して、供給停止重量値を設定していたが、天びんのフィルタ設定に応じて生じる測定系の応答遅れ、および供給圧力による停止計量値偏差は考慮されていなかった。特に、本実施の形態に係る定量分注システム1では、停止計量値偏差δを測定系の応答遅れおよび供給圧力を考慮して求めているので、より正確な一定量の量り取りが可能となる。
流量およびフィルタ設定に応じた停止計量値偏差δを用いる場合、同一ポンプであっても、流量およびフィルタ設定が変化すると、その度毎に停止計量値偏差δを求める必要がある。本実施の形態に係る定量分注システムによれば、複数のフィルタ設定Fおよび複数の流量Qについて、停止計量値偏差δと流量Qとの関係を測定し、その関係を記憶するテストモードを備え、そのテストモードにより得られた関係式を用いて、流量とフィルタ設定から停止計量値偏差δを算出しうるように構成したので、流量設定およびフィルタ設定を行うごとに、使用者が再度停止計量値偏差の算出および設定を行う必要がなく、使用者による設定の手間を省くことができる。
特に、本テストモードでは、停止計量値偏差δと流量Qの関係を、関数として記憶しているので、流量Qを連続して変化させる等の制御にも対応することができ、有利である。
また、本実施の形態に係る定量分注システム1は、計量装置である電子天びんに、接点出力・アナログ出力可能なアナログ制御部を備える構成としたので、供給装置であるポンプの動作始動・停止および流量を、外部制御部を介さずにアナログ制御することができる。電子天びんの制御部から直接デジタル制御する場合、別途、デジタル/アナログ変換が可能な外部制御機器を設けることが多い。チューブ式ポンプの比較的小型の供給装置では、アナログ制御によるものが多数であり、別途外部制御機器を設けると比較的高価のものとなる。したがって、システム1によれば、外部制御部は不要となり、あるいは安価なアナログ制御の供給装置を利用することができるので、システム全体としてのコストを低減することができる。
(変形例)
なお、上記実施の形態においては、電流値を制御量とするアナログ出力により、計量装置が供給装置を制御する例を示したが、供給装置は、アナログ出力により制御するものに限らず、デジタル信号により制御されるものであってもよい。
また、アナログ出力で制御する場合は、上記実施の形態のように、電流値を制御量として制御するものに限らず、電圧値を制御量としてもよい。
また、上記実施形態においては、最新の計量値W(n)が供給停止計量値Ws以上となった時に、供給装置を停止する構成としているが、最新の計量値W(n)と供給停止計量値Wsとの差に、流量を変更するためのしきい値を設け、最新の計量値W(n)が供給停止計量値Wsとの差が、十分に大きい場合には、出力する制御量を増大させ、流量を増加させるように制御し、最新の計量値W(n)と供給停止計量値Wsとの差が、停止計量値偏差δにある程度近づいた場合に、出力する制御量を低減し、流量を低減させて、最新の計量値W(n)と供給停止計量値Wsとの差が、停止計量値偏差δ以下となった時(最新の計量値W(n)が供給停止計量値Ws以上となった時)に供給装置の動作を停止するように構成してもよい。このように、最新の計量値W(n)と供給停止計量値Wsとの差に基づいて、流量即ち制御量を変化させることで、定量分注に要する時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態においては、本発明を、液体を被計量物として定量ずつ分注するシステムとして構成した例を述べたが、被計量物は液体に限らず、粉粒体であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について述べたが、上記の実施の形態は本発明の一例であり、これらを当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
1 定量分注システム
10 電子天びん(計量装置)
10a 保持部
21 荷重センサ部
24 演算処理部
28 アナログ制御部
41 流量関数演算部
42 テストモード実行部
43 定量分注実行部
50 ポンプ(供給装置)

Claims (5)

  1. 被計量物を供給する供給装置と、
    前記供給装置から供給される被計量物を保持する保持部、
    前記保持部に供給された被計量物の荷重を検出する荷重センサ部、および
    前記荷重の検出結果から、被計量物の計量値を逐次算出し、前記供給装置の動作を制御する演算処理部を有する計量装置と、を備え
    前記演算処理部は、現在の計量値が、供給目標重量値から、前記供給装置を停止したときの計量値と最終計量値との偏差である停止計量値偏差を減じて算出する供給停止重量値以上となった時に、前記供給装置を停止するように制御し、
    前記停止計量値偏差は、前記供給装置が前記被計量物を供給する流量および供給圧力、並びに前記計量装置のフィルタ設定を考慮して算出されていることを特徴とする定量分注システム。
  2. 前記計量装置が、記憶部を備え、
    前記演算処理部が、流量とフィルタ設定とをそれぞれ複数段階に変化させて、各段階の停止計量値偏差を測定し、流量および計量装置のフィルタ設定と停止計量値偏差との関係を算出して、前記記憶部に記憶するテストモードを実行するテストモード実行部を備え、
    前記演算処理部は、定量分注の実行時に、前記テストモード実行部において算出した流量および前記フィルタ設定と停止計量値偏差との前記関係に基づいて、供給停止重量値を算出することを特徴とする請求項1に記載の定量分注システム。
  3. 前記流量および前記計量装置のフィルタ設定と前記停止計量値偏差との関係は、関数として記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項2に記載の定量分注システム。
  4. 前記流量および前記計量装置のフィルタ設定と前記停止計量値偏差との関係は、前記停止計量値偏差をδ、流量をQ、フィルタ設定に関する係数をb,吐出圧力に関する係数をaと表した時に、式
    δ(Q)=a・Q+b・Q
    で表されることを特徴とする請求項2または3に記載の定量分注システム。
  5. 前記計量装置は、アナログ制御部を備え、前記演算処理部はアナログ制御部を制御することにより、前記計量装置がアナログ制御により前記供給装置を制御することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の定量分注システム。
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