JP7219166B2 - コネクタ及びコネクタ付き電線 - Google Patents

コネクタ及びコネクタ付き電線 Download PDF

Info

Publication number
JP7219166B2
JP7219166B2 JP2019106333A JP2019106333A JP7219166B2 JP 7219166 B2 JP7219166 B2 JP 7219166B2 JP 2019106333 A JP2019106333 A JP 2019106333A JP 2019106333 A JP2019106333 A JP 2019106333A JP 7219166 B2 JP7219166 B2 JP 7219166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
housing
connector
chamber
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019106333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020202031A (ja
Inventor
真史 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019106333A priority Critical patent/JP7219166B2/ja
Publication of JP2020202031A publication Critical patent/JP2020202031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7219166B2 publication Critical patent/JP7219166B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、コネクタ及びコネクタ付き電線に関する。
従来、コネクタ及びコネクタ付き電線においては、電線の端末に対して端子金具が物理的且つ電気的に接続された後、その端子金具がハウジングの端子収容口から端子収容室に収容される。そのハウジングにおいては、端子金具毎の複数の端子収容室が形成されており、それぞれの端子収容室に対して、コネクタ挿抜方向における一端の端子収容口から接続状態の端子金具及び電線の端末が挿入されていく(下記の特許文献1)。このコネクタ及びコネクタ付き電線においては、端子収容室からの端子金具の抜け止めを図るべく、端子係止部で端子金具の被係止部を係止させる端子係止部品(所謂リテーナ)が設けられている。その端子係止部品は、ハウジングに組み付ける別部品であり、押し動かされながらハウジングに対して相対移動させ、これに伴い端子収容室に差し入れられた端子係止部で端子金具の被係止部を係止させる。また、コネクタ及びコネクタ付き電線においては、ハウジングの外方に引き出された2本の電線を撚り対線として撚ったものが知られている(下記の特許文献2)。
特開平11-354185号公報 特開2003-217358号公報
ところで、従来のコネクタにおいては、その小型化を図るための手法の1つとして、複数の端子収容室を密集させることがある。しかしながら、このコネクタにおいては、それぞれの端子収容室を互いに近づけるほど、小型化が図れる反面、接続状態の端子金具及び電線の端末の端子収容室への挿入作業が難しくなる。このように、従来のコネクタは、組付け作業性という観点で改善の余地がある。
そこで、本発明は、組付け作業性の向上を図り得るコネクタ及びコネクタ付き電線を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るコネクタは、相手方コネクタの相手方端子金具に対して物理的且つ電気的に接続される端子金具と、電線の端末に対して物理的且つ電気的に接続された前記端子金具を収容させるハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記相手方コネクタとの間のコネクタ挿抜方向に対する直交方向に沿って互いに組み付けられる第1ハウジングと第2ハウジングとを備え、かつ、前記端子金具を収容完了位置に収容させる端子収容室を前記端子金具毎に有し、前記ハウジングは、前記端子収容室として、前記第1ハウジングに設けられ、前記コネクタ挿抜方向と前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第1端子収容室と、前記組付け方向における前記第1端子収容室よりも前記第2ハウジング側で組付け完了状態の前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとによって形成され、前記コネクタ挿抜方向と前記組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第2端子収容室と、を有し、前記第1端子収容室は、前記コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第1端子収容口を有し、前記第2端子収容室は、前記第1ハウジングに設けられた収容室本体を有し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが組付け完了状態のときに、前記収容室本体における前記第2ハウジング側の開口を前記第2ハウジングの閉塞体で塞いで形成され、前記収容室本体は、前記第2ハウジング側の前記開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第2端子収容口を有することを特徴としている。
ここで、前記第1端子収容室は、前記コネクタ挿抜方向における他端の開口であり、前記相手方端子金具を室内に挿入させる際に用いる第1端子挿入口と、室内の前記収容完了位置で前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記第1端子収容口側への相対移動を係止させる第1係止部と、を有し、前記収容室本体は、前記コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、前記電線を室内から室外に引き出させる電線引出口と、前記コネクタ挿抜方向における他端の開口であり、前記相手方端子金具を室内に挿入させる際に用いる第2端子挿入口と、室内の前記収容完了位置で前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記第2端子収容口側への相対移動を係止させる第2係止部と、を有し、前記閉塞体には、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが組付け完了状態のときに、前記収容室本体の室内の前記収容完了位置で前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記電線引出口側への相対移動を係止させる第3係止部を設けることが望ましい。
また、前記第1ハウジングに対して相対移動自在に組み付けられる別部品であり、前記第1端子収容室の前記収容完了位置での前記端子金具の係止が不能な非係止位置と前記第1端子収容室の前記収容完了位置での前記端子金具の係止が可能な係止位置との間での前記第1ハウジングに対する前記組付け方向に沿った相対移動が可能な端子係止部品を備え、前記端子係止部品は、前記係止位置のときに、前記第1端子収容室における前記収容完了位置の前記端子金具の前記第1端子収容口側に配置され、前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記第1端子収容口側への相対移動を係止させる第1端子係止部を有し、前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングに対する組付け完了状態のときに、前記第2端子収容室における前記収容完了位置の前記端子金具の前記電線引出口側に配置され、前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記電線引出口側への相対移動を係止させる第2端子係止部を有することが望ましい。
また、前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングへの組付け動作に連動して前記端子係止部品を前記非係止位置から前記係止位置へと押し動かす押動部を有することが望ましい。
また、前記第1ハウジングと前記端子係止部品との間には、前記端子係止部品を前記非係止位置で前記第1ハウジングに仮保持させる仮保持機構を設けることが望ましい。
また、上記目的を達成する為、本発明に係るコネクタ付き電線は、電線と、相手方コネクタの相手方端子金具に対して物理的且つ電気的に接続される端子金具と、前記電線の端末に対して物理的且つ電気的に接続された前記端子金具を収容させるハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記相手方コネクタとの間のコネクタ挿抜方向に対する直交方向に沿って互いに組み付けられる第1ハウジングと第2ハウジングとを備え、かつ、前記端子金具を収容完了位置に収容させる端子収容室を前記端子金具毎に有し、前記ハウジングは、前記端子収容室として、前記第1ハウジングに設けられ、前記コネクタ挿抜方向と前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第1端子収容室と、前記組付け方向における前記第1端子収容室よりも前記第2ハウジング側で組付け完了状態の前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとによって形成され、前記コネクタ挿抜方向と前記組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第2端子収容室と、を有し、前記第1端子収容室は、前記コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第1端子収容口を有し、前記第2端子収容室は、前記第1ハウジングに設けられた収容室本体を有し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが組付け完了状態のときに、前記収容室本体における前記第2ハウジング側の開口を前記第2ハウジングの閉塞体で塞いで形成され、前記収容室本体は、前記第2ハウジング側の前記開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第2端子収容口を有することを特徴としている。
本発明に係るコネクタ及びコネクタ付き電線においては、第1端子収容口から第1端子収容室に端子金具を収容させた後、その端子金具の挿入方向に対する交差方向に沿って、残りの端子金具を第2端子収容口から第2端子収容室に収容させる。よって、このコネクタ及びコネクタ付き電線は、それぞれの第1端子収容室とそれぞれの第2端子収容室とを密集させたとしても、端子金具及び電線の端末の挿入作業性に優れたものとなっている。従って、このコネクタ及びコネクタ付き電線は、コネクタの小型化を図りつつ、組付け作業性を向上させることができる。
図1は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を示す分解斜視図である。 図2は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を示す図であり、第1ハウジングと第2ハウジングの組付け前の状態を示す分解斜視図である。 図3は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を示す図であり、第1ハウジングと第2ハウジングの組付け前の状態を別角度から見た分解斜視図である。 図4は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を示す図であり、第1ハウジングと第2ハウジングの組付け前の状態を別角度から見た分解斜視図である。 図5は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を示す図であり、第1ハウジングと第2ハウジングの組付け前の状態を別角度から見た分解斜視図である。 図6は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を示す斜視図である。 図7は、実施形態のコネクタ及びコネクタ付き電線を別角度から見た斜視図である。 図8は、第1ハウジングと端子係止部品とを示す分解斜視図である。 図9は、第1ハウジングと端子係止部品とを別角度から見た分解斜視図である。 図10は、第1ハウジングと端子係止部品とを別角度から見た分解斜視図である。 図11は、第1ハウジングと端子係止部品とを別角度から見た分解斜視図である。 図12は、第1ハウジングに対する端子係止部品の仮保持状態を示す斜視図である。 図13は、図12のX-X線断面図であり、第1端子収容室と第2端子収容室に対する端子金具の挿入前の状態を説明する図である。 図14は、図12のX-X線断面図であり、第1端子収容室に対する端子金具の収容完了後の状態を説明する図である。 図15は、図2のX-X線断面図であり、第1端子収容室と第2端子収容室に対する端子金具の収容完了後の状態を説明する図である。 図16は、図6のX-X線断面図である。 図17は、第2係止部について説明する第1ハウジング及び端子係止部品の下面図である。
以下に、本発明に係るコネクタ及びコネクタ付き電線の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るコネクタ及びコネクタ付き電線の実施形態の1つを図1から図17に基づいて説明する。
図1から図7の符号1は、本実施形態のコネクタを示す。また、図1から図7の符号2は、電線Weの端末にコネクタ1が取り付けられた本実施形態のコネクタ付き電線を示す。
コネクタ1は、端子金具10とハウジング20を備える(図1、図3及び図5)。コネクタ付き電線2は、そのコネクタ1を成す端子金具10とハウジング20の他に電線Weを備えるものであり、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続された端子金具10がハウジング20に収容され且つ保持されている。
端子金具10は、金属等の導電性材料で成形される。この端子金具10は、相手方コネクタの相手方端子金具(図示略)に対して物理的且つ電気的に接続される端子接続部11と、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続される電線接続部12と、を有する(図1)。
端子接続部11と相手方端子金具の相手方端子接続部(図示略)は、その内の一方が雌端子形状に形成され、その内の他方が雄端子形状に形成される。この例示では、端子接続部11が角筒状の雌端子形状に形成され、相手方端子接続部が端子接続部11の内方に嵌入される雄端子形状に形成されている。端子接続部11においては、その筒軸方向における一端の開口から筒軸方向に沿って相手方端子接続部が挿入される。よって、ここでは、その端子接続部11の筒軸方向が、端子接続部11と相手方端子接続部との間の端子挿抜方向となり、かつ、コネクタ1と相手方コネクタとの間のコネクタ挿抜方向となる。
電線接続部12は、端子接続部11における筒軸方向の他端側に配置され、物理的且つ電気的に接続している電線Weを筒軸方向に沿って引き出させる。例えば、この電線接続部12は、電線Weの端末の芯線We1(図1)に対して加締め圧着させることによって、この電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続される。
ハウジング20は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。このハウジング20は、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続された端子金具10を収容させるものである。このハウジング20は、相手方コネクタとの間のコネクタ挿抜方向に対する直交方向に沿って互いに組み付けられる第1ハウジング30と第2ハウジング40とを備える(図1から図7)。そして、このハウジング20は、端子金具10を収容完了位置に収容させる端子収容室を端子金具10毎に有する。このハウジング20は、その端子収容室として、第1ハウジング30に設けられ、コネクタ挿抜方向と第1ハウジング30及び第2ハウジング40の組付け方向(以下、「ハウジング間の組付け方向」という。)とに対する直交方向に沿って配列された複数の第1端子収容室21と、ハウジング間の組付け方向における第1端子収容室21よりも第2ハウジング40側で組付け完了状態の第1ハウジング30と第2ハウジング40とによって形成され、コネクタ挿抜方向とハウジング間の組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第2端子収容室22と、を有している(図1から図16)。この例示のハウジング20においては、ハウジング間の組付け方向に沿って一対の第1端子収容室21と第2端子収容室22とが配列され、かつ、その第1端子収容室21と第2端子収容室22の組み合わせがコネクタ挿抜方向とハウジング間の組付け方向とに対する直交方向に沿って4組並べられている。
第1端子収容室21は、コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、接続状態の端子金具10及び電線Weの端末を室内の収容完了位置まで収容させる際に用いる第1端子収容口21aを有する(図1から図3、図6から図9及び図12から図16)。接続状態の端子金具10及び電線Weの端末は、その第1端子収容口21aから挿入して、第1端子収容室21の収容完了位置に収容させる。その第1端子収容口21aは、端末が端子金具10の電線接続部12に物理的且つ電気的に接続された電線Weを第1端子収容室21の外に引き出させる電線引出口としても利用される。
更に、第1端子収容室21は、コネクタ挿抜方向における他端の開口であり、室内の端子金具10の接続対象となる相手方端子金具を室内に挿入させる際に用いる第1端子挿入口21bを有する(図4、図5、図10、図11及び図13から図16)。この第1端子収容室21においては、その第1端子挿入口21bから相手方端子金具の相手方端子接続部が挿入され、その相手方端子接続部が収容完了位置の端子金具10の端子接続部11に嵌合接続される。
また更に、第1端子収容室21は、室内の収容完了位置で第1ハウジング30に対する端子金具10の第1端子収容口21a側への相対移動を係止させる第1係止部21cを有する(図13から図16)。例えば、この第1ハウジング30においては、第1端子収容室21の室内に自由端側を突出させた可撓性を持つ片持ちの可撓部21dと、この可撓部21dの自由端側から突出させた第1係止部21cと、を有する所謂ランスが設けられている(図13から図16)。一方、端子金具10には、その第1係止部21cに係止させる第1被係止部13が設けられている(図13から図16)。その第1被係止部13は、端子接続部11から外方に突出させた片部である。第1端子収容室21においては、端子金具10が第1端子収容口21aから挿入されてきた際に、第1被係止部13によって可撓部21dが弾性変形させられ、端子金具10が収容完了位置まで挿入させられたときに、第1被係止部13が第1係止部21cを乗り越えて、可撓部21dの弾性変形が解消される。これにより、この第1端子収容室21においては、第1被係止部13よりも第1端子収容口21a側で、かつ、室内の収容完了位置で第1ハウジング30に対する端子金具10の第1端子収容口21a側への相対移動を係止させる位置に、第1係止部21cが対向配置される。
第2端子収容室22は、第1ハウジング30に設けられた収容室本体22Aを有する(図1から図16)。その収容室本体22Aは、第2端子収容室22の主体となる空間であり、端子金具10が挿入され且つ収容される。
この収容室本体22Aは、ハウジング間の組付け方向における第2ハウジング40側に開口22aを有する(図1から図3、図5、図8、図9及び図11から図16)。その第2ハウジング40側の開口22aは、接続状態の端子金具10及び電線Weの端末を収容室本体22Aの室内の収容完了位置まで収容させる際に用いる第2端子収容口22aとして利用される。
更に、収容室本体22Aは、コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、電線Weを室内から室外に引き出させる電線引出口22bを有する(図3、図6から図9及び図11から図16)。その電線引出口22bは、第2端子収容口22aに連接させる。
また更に、収容室本体22Aは、コネクタ挿抜方向における他端の開口であり、室内の端子金具10の接続対象となる相手方端子金具を室内に挿入させる際に用いる第2端子挿入口22cを有する(図4、図5、図10、図11及び図13から図16)。
また更に、収容室本体22Aは、室内の収容完了位置で第1ハウジング30に対する端子金具10の第2端子収容口22a側への相対移動を係止させる第2係止部22dを有する(図9、図11、図13から図15及び図17)。例えば、この第1ハウジング30においては、端子金具10における端子接続部11の側面(収容室本体22Aの配列方向に対する直交平面)を挟み込む2つの可撓片部22eが設けられている(図9、図11、図13及び図14)。それぞれの可撓片部22eは、可撓性を持つ片持ちの片体状に形成されている。それぞれの可撓片部22eの自由端側は、収容室本体22Aの収容完了位置に収容されている端子金具10の端子接続部11よりも第2端子収容口22a側に配置させる。第2係止部22dは、それぞれの可撓片部22eの自由端側に、互いに向かい合わせた突出状態の爪部として設ける。端子金具10の端子接続部11においては、第2端子収容口22a側の2つの隅部を各々第2被係止部14(図1、図13から図15及び図17)とし、それぞれの第2被係止部14がそれぞれの第2係止部22dによって第2端子収容口22a側から係止される。
第1ハウジング30は、複数の第1端子収容室21と複数の収容室本体22Aとが形成されたハウジング主体31を有する(図1から図12)。そのハウジング主体31は、方体状に形成されている。このハウジング主体31には、第2ハウジング40側に、それぞれの収容室本体22Aの第2端子収容口22aが形成されている。それぞれの第2端子収容口22aは、第1ハウジング30に組み付けられた第2ハウジング40によって塞ぐ。そこで、第2ハウジング40には、第1ハウジング30に組み付けられた状態で、それぞれの第2端子収容口22aを塞ぐ閉塞体41を設けている(図1から図7、図15及び図16)。この例示の閉塞体41は、矩形の平板状に形成されている。第2端子収容室22は、第1ハウジング30と第2ハウジング40とが組付け完了状態のときに、収容室本体22Aにおける第2ハウジング40側の開口(第2端子収容口)22aを第2ハウジング40の閉塞体41で塞いで形成される。
その閉塞体41には、第1ハウジング30と第2ハウジング40とが組付け完了状態のときに、収容室本体22Aの室内の収容完了位置で第1ハウジング30に対する端子金具10の電線引出口22b側への相対移動を係止させる第3係止部42aを設ける(図1、2、図4、図15及び図16)。その第3係止部42aは、端子金具10の第1被係止部13を係止させるものとして第2端子収容室22(収容室本体22A)毎に設けている。例えば、第2ハウジング40においては、閉塞体41側を固定端とし、かつ、収容室本体22Aの室内に自由端側を突出させた可撓性を持つ片持ちの可撓部42bと、この可撓部42bの自由端側から突出させた第3係止部42aと、を有する所謂ランスが設けられている(図1、2、図4、図15及び図16)。このハウジング20においては、第1ハウジング30と第2ハウジング40とが組付け完了状態となったときに、第1被係止部13よりも電線引出口22b側で、かつ、室内の収容完了位置で第1ハウジング30に対する端子金具10の電線引出口22b側への相対移動を係止させる位置に、第3係止部42aが対向配置される。
第1ハウジング30と第2ハウジング40との間には、互いの組付け完了状態を保たせるための保持機構23が設けられている(図1から図5)。その保持機構23は、第1ハウジング30に設けた第1係合部23aと、第2ハウジング40に設けた第2係合部23bと、を備える(図1から図5)。この保持機構23は、第1ハウジング30と第2ハウジング40の脱離方向で第1係合部23aと第2係合部23bとを互いに係止させることによって、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け完了状態を保持させる。この例示の保持機構23は、爪部としての第1係合部23aを第2係合部23bに引っ掛けることによって、その第1係合部23aと第2係合部23bとを互いに係止させる。この例示の第1ハウジング30と第2ハウジング40との間には、その保持機構23が4箇所に設けられている。
ところで、本実施形態のコネクタ1は、第1ハウジング30に対して相対移動自在に組み付けられる別部品であり、非係止位置と係止位置との間での第1ハウジング30に対するハウジング間の組付け方向に沿った相対移動が可能な端子係止部品50を備える(図1から図16)。その端子係止部品50は、第1ハウジング30に対する第1端子収容室21の収容完了位置の端子金具10の相対移動を係止して、その端子金具10を第1端子収容室21の収容完了位置で保持させる所謂リテーナである。非係止位置とは、第1ハウジング30に対する端子係止部品50の相対的な位置の内、その端子係止部品50による第1端子収容室21の収容完了位置での端子金具10の係止が不能になっている位置のことである。一方、係止位置とは、第1ハウジング30に対する端子係止部品50の相対的な位置の内、その端子係止部品50による第1端子収容室21の収容完了位置での端子金具10の係止が可能になっている位置のことである。
端子係止部品50は、係止位置のときに、第1端子収容室21における収容完了位置の端子金具10の第1端子収容口21a側に配置され、第1ハウジング30に対する端子金具10の第1端子収容口21a側への相対移動を係止させる第1端子係止部51を有する。この端子係止部品50には、第1端子収容室21毎の第1端子係止部51を有する端子係止体52が設けられている(図8から図11)。端子金具10は、その第1端子係止部51に係止させる第3被係止部15を有している(図1及び図13から図16)。第1端子収容室21においては、端子係止部品50が非係止位置のときに、室内に第1端子係止部51を入り込ませないので、端子金具10を第1端子収容口21aから室内の収容完了位置まで挿入させることができ、かつ、その収容完了位置の端子金具10を第1端子収容口21aから引き抜くことができる。また、この第1端子収容室21においては、端子係止部品50が係止位置のときに、室内に第1端子係止部51を入り込ませ、この第1端子係止部51を第3被係止部15の第1端子収容口21a側に対向配置させるので、収容完了位置の端子金具10を第1端子収容口21aから引き抜くことができない。
この端子係止部品50は、非係止位置であるのか係止位置であるのかに拘わらず、端子金具10を第2端子収容口22aから第2端子収容室22の収容完了位置まで挿入させることができ、かつ、その収容完了位置の端子金具10を第2端子収容口22aから引き抜くことができるものとして形成する。
一方、第2端子収容室22においては、第2ハウジング40を利用して、第1ハウジング30に対する収容完了位置の端子金具10の相対移動を係止し、その端子金具10を収容完了位置で保持させる。そこで、第2ハウジング40は、第1ハウジング30に対する組付け完了状態のときに、第2端子収容室22における収容完了位置の端子金具10の電線引出口22b側に配置され、第1ハウジング30に対する端子金具10の電線引出口22b側への相対移動を係止させる第2端子係止部43aを有している(図15及び図16)。この第2ハウジング40には、第2端子収容室22毎の第2端子係止部43aを有する方体状の端子係止体43が設けられている。その端子係止体43は、閉塞体41に突出状態で設けられている。第2端子収容室22においては、第1ハウジング30と第2ハウジング40とが組付け完了状態のときに、第2端子収容室22の収容完了位置の端子金具10を電線引出口22bから引き抜くことができない。
ここで、第1ハウジング30は、端子係止部品50を相対移動方向に沿って案内するガイド体32を有する(図1から図12)。そして、端子係止部品50は、第1ハウジング30に対する相対移動方向に沿ってガイド体32に案内される被ガイド体53を有する((図1から図12)。ガイド体32は、コネクタ挿抜方向と端子係止部品50の相対移動方向とに対する直交方向で、ハウジング主体31の両端に設ける。被ガイド体53は、コネクタ挿抜方向と端子係止部品50の相対移動方向とに対する直交方向で、端子係止体52の両端に設ける。
この例示のガイド体32と被ガイド体53は、各々がコネクタ挿抜方向と端子係止部品50の相対移動方向とに沿う平面を有する平板状で、かつ、被ガイド体53がガイド体32の溝部32aに嵌め込まれるものとして形成されている(図8から図12)。ガイド体32においては、その溝部32aの周壁に、端子係止部品50の相対移動方向に沿うガイド部32bが設けられている(図8から図12)。そのガイド部32bは、コネクタ挿抜方向で2箇所に設けられている。一方、被ガイド体53においては、外周壁に、端子係止部品50の相対移動方向に沿う被ガイド部53aが設けられている(図8から図12)。その被ガイド部53aとしては、一方のガイド部32bに対向配置され且つ案内されるものと、他方のガイド部32bに対向配置され且つ案内されるものと、が設けられている。
第1ハウジング30と端子係止部品50との間には、その端子係止部品50を非係止位置で第1ハウジング30に仮保持させる仮保持機構24を設けている(図8から図12)。その仮保持機構24は、第1ハウジング30に設けた第1係合部24aと、端子係止部品50に設けた第2係合部24bと、を備える(図8から図11)。この仮保持機構24は、端子係止部品50が非係止位置のときに、第2係合部24bを第1係合部24aよりも係止位置側に配置させ、その第1係合部24aと第2係合部24bとを互いに係止させることによって、端子係止部品50を非係止位置で第1ハウジング30に仮保持させる。
この例示の第1係合部24aは、コネクタ挿抜方向と端子係止部品50の相対移動方向とに対する直交方向で、ハウジング主体31の両端に設ける。また、この例示の第2係合部24bは、コネクタ挿抜方向と端子係止部品50の相対移動方向とに対する直交方向で、端子係止体52の両端に設ける。ここで示す第1係合部24aは、それぞれのガイド体32の溝部32aにて、ハウジング主体31から突出させた爪部として形成されている。また、ここで示す第2係合部24bは、被ガイド体53から突出させた爪部として形成されている。
更に、この仮保持機構24は、非係止位置の端子係止部品50を係止位置側へと第1ハウジング30に対して相対移動させぬ係止部24cを備える(図8から図12)。その係止部24cは、端子係止部品50が非係止位置のときに、第2係合部24bよりも係止位置側に配置させる。この係止部24cは、非係止位置の端子係止部品50が係止位置側へと相対移動しようとしたときに、第2係合部24bを引っ掛けることによって、その端子係止部品50の係止位置側への相対移動を抑制する。一方、この係止部24cは、非係止位置の端子係止部品50を係止位置側へと相対移動させるときに邪魔になる。そこで、ここでは、被ガイド体53に可撓性を持たせる。そして、ここでは、非係止位置側から係止位置側への所定以上の力で第2係合部24bが係止部24cを乗り越えることができるように、第2係合部24bと係止部24cを形成する。例えば、その第2係合部24bと係止部24cは、互いに傾斜面同士を当接させ、係止部24cの傾斜面からの押圧力で第2係合部24bを介して被ガイド体53を弾性変形させながら、第2係合部24bが係止部24cを乗り越えることができるように形成される。
本実施形態のコネクタ1は、その所定以上の力を発生させる押動部44を備えている(図1から図6)。その押動部44は、第2ハウジング40に設ける。この押動部44は、第2ハウジング40の第1ハウジング30への組付け動作に連動して、端子係止部品50を非係止位置から係止位置へと押し動かすものである。この例示の押動部44は、非係止位置の被ガイド体53を係止位置側へと押し動かすことが可能なものとして形成している。この押動部44は、被ガイド体53毎に設けている。
本実施形態のコネクタ1及びコネクタ付き電線2は、撚り対線(所謂ツイストペアケーブル)と撚り対線のそれぞれの一端に接続された端子金具10の組み合わせが複数組設けられたものであってもよい。このコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、撚り対線を成す一方の電線Weの端末の端子金具10を第1端子収容室21に収容させ、その撚り対線を成す他方の電線Weの端末の端子金具10を第2端子収容室22に収容させる(図13から図16)。
例えば、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、撚り対線を成す一方の電線Weの端末の端子金具10を第1端子収容口21aから第1端子収容室21に収容させる(図14)。そして、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、撚り対線を成す他方の電線Weの端末の端子金具10を第2端子収容口22aから第2端子収容室22に収容させる(図15)。このコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、収容対象となる全ての端子金具10を第1端子収容室21に収容させた後、残りの端子金具10を第2端子収容室22に収容させる。しかる後、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、第1ハウジング30に第2ハウジング40を組み付ける(図15)。このコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、その第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け動作に連動して、第2ハウジング40の押動部44で非係止位置の端子係止部品50を係止位置まで押し動かされる。
以上示したように、本実施形態のコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、第1端子収容口21aから第1端子収容室21に端子金具10を収容させた後、その端子金具10の挿入方向に対する交差方向に沿って、電線引出口22b側と第2端子挿入口22c側との間に亘って口を開けている第2端子収容口22aから残りの端子金具10を第2端子収容室22に収容させる。よって、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2は、それぞれの第1端子収容室21とそれぞれの第2端子収容室22とを密集させたとしても、端子金具10及び電線Weの端末の挿入作業性に優れたものとなっている。従って、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2は、コネクタの小型化を図りつつ、組付け作業性を向上させることができる。
更に、本実施形態のコネクタ1及びコネクタ付き電線2においては、第1ハウジング30と第2ハウジング40の組付け動作に連動して、端子係止部品50を非係止位置から係止位置まで押し動かすことができる。従って、従来であれば、コネクタの小型化に伴って端子係止部品の押動作業が難しくなるが、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2は、端子係止部品50の押動作業性に優れたものとなっている。従って、このコネクタ1及びコネクタ付き電線2は、この点からも、コネクタの小型化を図りつつ、組付け作業性を向上させることができる。
1 コネクタ
2 コネクタ付き電線
10 端子金具
20 ハウジング
21 第1端子収容室
21a 第1端子収容口
21b 第1端子挿入口
21c 第1係止部
22 第2端子収容室
22A 収容室本体
22a 第2端子収容口(第2ハウジング側の開口)
22b 電線引出口
22c 第2端子挿入口
22d 第2係止部
24 仮保持機構
30 第1ハウジング
40 第2ハウジング
41 …閉塞体
42a 第3係止部
43a 第2端子係止部
44 押動部
50 端子係止部品
51 第1端子係止部
We 電線

Claims (6)

  1. 相手方コネクタの相手方端子金具に対して物理的且つ電気的に接続される端子金具と、
    電線の端末に対して物理的且つ電気的に接続された前記端子金具を収容させるハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記相手方コネクタとの間のコネクタ挿抜方向に対する直交方向に沿って互いに組み付けられる第1ハウジングと第2ハウジングとを備え、かつ、前記端子金具を収容完了位置に収容させる端子収容室を前記端子金具毎に有し、
    前記ハウジングは、前記端子収容室として、前記第1ハウジングに設けられ、前記コネクタ挿抜方向と前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第1端子収容室と、前記組付け方向における前記第1端子収容室よりも前記第2ハウジング側で組付け完了状態の前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとによって形成され、前記コネクタ挿抜方向と前記組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第2端子収容室と、を有し、
    前記第1端子収容室は、前記コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第1端子収容口を有し、
    前記第2端子収容室は、前記第1ハウジングに設けられた収容室本体を有し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが組付け完了状態のときに、前記収容室本体における前記第2ハウジング側の開口を前記第2ハウジングの閉塞体で塞いで形成され、
    前記収容室本体は、前記第2ハウジング側の前記開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第2端子収容口を有することを特徴としたコネクタ。
  2. 前記第1端子収容室は、前記コネクタ挿抜方向における他端の開口であり、前記相手方端子金具を室内に挿入させる際に用いる第1端子挿入口と、室内の前記収容完了位置で前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記第1端子収容口側への相対移動を係止させる第1係止部と、を有し、
    前記収容室本体は、前記コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、前記電線を室内から室外に引き出させる電線引出口と、前記コネクタ挿抜方向における他端の開口であり、前記相手方端子金具を室内に挿入させる際に用いる第2端子挿入口と、室内の前記収容完了位置で前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記第2端子収容口側への相対移動を係止させる第2係止部と、を有し、
    前記閉塞体には、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが組付け完了状態のときに、前記収容室本体の室内の前記収容完了位置で前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記電線引出口側への相対移動を係止させる第3係止部を設けることを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1ハウジングに対して相対移動自在に組み付けられる別部品であり、前記第1端子収容室の前記収容完了位置での前記端子金具の係止が不能な非係止位置と前記第1端子収容室の前記収容完了位置での前記端子金具の係止が可能な係止位置との間での前記第1ハウジングに対する前記組付け方向に沿った相対移動が可能な端子係止部品を備え、
    前記端子係止部品は、前記係止位置のときに、前記第1端子収容室における前記収容完了位置の前記端子金具の前記第1端子収容口側に配置され、前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記第1端子収容口側への相対移動を係止させる第1端子係止部を有し、
    前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングに対する組付け完了状態のときに、前記第2端子収容室における前記収容完了位置の前記端子金具の前記電線引出口側に配置され、前記第1ハウジングに対する前記端子金具の前記電線引出口側への相対移動を係止させる第2端子係止部を有することを特徴とした請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングへの組付け動作に連動して前記端子係止部品を前記非係止位置から前記係止位置へと押し動かす押動部を有することを特徴とした請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記第1ハウジングと前記端子係止部品との間には、前記端子係止部品を前記非係止位置で前記第1ハウジングに仮保持させる仮保持機構を設けることを特徴とした請求項3又は4に記載のコネクタ。
  6. 電線と、
    相手方コネクタの相手方端子金具に対して物理的且つ電気的に接続される端子金具と、
    前記電線の端末に対して物理的且つ電気的に接続された前記端子金具を収容させるハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記相手方コネクタとの間のコネクタ挿抜方向に対する直交方向に沿って互いに組み付けられる第1ハウジングと第2ハウジングとを備え、かつ、前記端子金具を収容完了位置に収容させる端子収容室を前記端子金具毎に有し、
    前記ハウジングは、前記端子収容室として、前記第1ハウジングに設けられ、前記コネクタ挿抜方向と前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングの組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第1端子収容室と、前記組付け方向における前記第1端子収容室よりも前記第2ハウジング側で組付け完了状態の前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとによって形成され、前記コネクタ挿抜方向と前記組付け方向とに対する直交方向に沿って配列された複数の第2端子収容室と、を有し、
    前記第1端子収容室は、前記コネクタ挿抜方向における一端の開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第1端子収容口を有し、
    前記第2端子収容室は、前記第1ハウジングに設けられた収容室本体を有し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが組付け完了状態のときに、前記収容室本体における前記第2ハウジング側の開口を前記第2ハウジングの閉塞体で塞いで形成され、
    前記収容室本体は、前記第2ハウジング側の前記開口であり、接続状態の前記端子金具及び前記電線の端末を室内の前記収容完了位置まで収容させる際に用いる第2端子収容口を有することを特徴としたコネクタ付き電線。
JP2019106333A 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ及びコネクタ付き電線 Active JP7219166B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019106333A JP7219166B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ及びコネクタ付き電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019106333A JP7219166B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ及びコネクタ付き電線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020202031A JP2020202031A (ja) 2020-12-17
JP7219166B2 true JP7219166B2 (ja) 2023-02-07

Family

ID=73742782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019106333A Active JP7219166B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ及びコネクタ付き電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7219166B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324049A (ja) 2006-06-02 2007-12-13 Tyco Electronics Amp Kk 電気コネクタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3235509B2 (ja) * 1997-04-07 2001-12-04 住友電装株式会社 コネクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324049A (ja) 2006-06-02 2007-12-13 Tyco Electronics Amp Kk 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020202031A (ja) 2020-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109390784B (zh) 连接器
US9666972B2 (en) Electrical connector
US10312632B2 (en) Connector
CN108832427B (zh) 用于安全***的连接器组件
CN111435773B (zh) 连接器
JP2002305052A (ja) コネクタ
US6129574A (en) Connector having a construction for preventing an erroneous assembling of a connector housing and a cover
JP2016207627A (ja) 電気コネクタ
JP2003017174A (ja) ホルダ付コネクタ
JP2002008764A (ja) コネクタ
JP7292981B2 (ja) コネクタ及びコネクタ付き電線
CN112600038A (zh) 连接器
JP3112237B2 (ja) 端子抜止め手段付きコネクタ
JP4544065B2 (ja) コネクタ
JP7219166B2 (ja) コネクタ及びコネクタ付き電線
KR20210001980A (ko) 피드백을 갖는 정합 보조를 구비한 전기 커넥터
JP7174028B2 (ja) コネクタ
JP7307886B2 (ja) コネクタ
JPH1050379A (ja) 電気コネクタ
JP7144293B2 (ja) コネクタ
JP2020126826A (ja) ハウジング及びコネクタ
JP2019050126A (ja) コネクタ
JP6933559B2 (ja) コネクタ
CN114503373A (zh) 接头连接器
EP2362974A1 (en) Mate-assist with an off-centre lever

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7219166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350