JP7218540B2 - 売買支援装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

売買支援装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、販売元と購入希望者との間での商品の売買を支援する、売買支援装置、システム、方法およびプログラムに関する。
生鮮食品などのような販売期限が決まっている商品を販売するスーパーマーケット等の店舗では、弁当や総菜などのように、販売期限を過ぎると廃棄するほかない商品を多く扱っている。このような店舗では、閉店時間が近づいてくると、特に翌日に持ち越せない商品について値引きを行い、できるだけ商品を売り切るようにする。値引き販売を行うことで、廃棄によって全額損失となるよりは売上額を増やすことができるため、損失額を減少させることが可能になる。
しかし、何時にどの商品をどの程度値引きするのが適切かは、その日の売れ行き状況、顧客の数、天候、その店舗の周辺地域における催し物(花火大会、運動会等)の存在などによって動的に変化する。したがって、何時にどの商品をどの程度値引きするかを決定することは、経験や過去の実績の分析が必要となるため、容易ではない。
また、経験や過去の実績の分析に基づいて商品の値引きを行ったとしても、確実にかつ適切に売り切ることができるとは限らないため、売れ残りが発生すると損失となってしまう。また、値引き後の価格についても、高く設定しすぎると、売れ残る可能性があり、低く設定しすぎると、より高値で売却できる機会を失ってしまう。
また、近年食品が大量に廃棄されていることに対する社会的な批判が高まっている。このため、廃棄対象が食品の場合は、単に店舗の売上額の観点だけでなく、社会的な観点においても、廃棄されないことが望ましい。
一方、店舗を利用する顧客の立場では、より安く希望の商品を入手したいという要望がある。しかし、前述のように、何時にどの商品をどの程度値引きするかは店舗の都合で決定される。このため、顧客が、値引き商品の存在を期待して店舗に行ったとしても、希望する商品がない、あるいは、値引きされていないなどの場合には、無駄足になってしまうことが考えられる。
これに対し、特許文献1に記載の方法では、顧客と店舗との間で商品の売買の仲介を行う仲介装置を用意する。この方法では、購入希望商品と購入価格を顧客が仲介装置に登録し、その後、売却したい商品を店舗が仲介装置に登録する。そして、仲介装置が、顧客の登録と店舗の登録を照合して、最も条件の良い顧客に商品を売却し、決済を実行している。
また、特許文献2に記載の方法では、顧客が、取引予約受付装置を介して、店舗で実施されているサービスに対する予約を行う。この方法では、店舗の従業員が、取引予約受付装置に対して、各店舗で実施されているサービスの内容を登録する。顧客は、取引予約受付装置を介して、各店舗で実施されているサービス内容を確認し、各サービスに対する予約を行う。そして、店舗の従業員は、取引予約受付装置を介して、予約内容の確認を行う。
また、特許文献3に記載の方法では、購入希望者と仕入れ先の間の取引を商品取引装置が仲介する。この方法では、購入希望者が、仕入予測結果を参照して、ユーザ情報、商品に対する希望数量、希望価格および希望サービスを含む予約条件を商品取引装置へ送信する。そして、商品取引装置が、購入予約情報と仕入予測結果に基づいて落札者決定を行う。
特許第6042361号公報 特開2007-184003号公報 特開2004-062693号公報
しかし、特許文献1から特許文献3の方法のいずれも、顧客が商品を必要とする時刻を過ぎてからその商品のその顧客への売却が決定されてしまう可能性がある。たとえば、19時までなら30%引きで弁当を購入したいが、19時を過ぎた場合には、他の店で食事を済ませるので、50%引きでもその弁当は必要ない、といった要望に対応することができない。また、たとえば、帰宅途中に値引き品を受け取れるなら買いたいが、値引きされても、帰宅後に店舗に取りに行くなら必要ない、といった要望にも対応することができない。
本発明の目的は、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することを可能にする、売買支援装置、システム、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の一実施形態において、売買支援装置は、販売する商品に関する商品情報を受け付ける商品情報受付部と、購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する購入条件受信部と、前記商品の各々に対し、前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を選択し、前記販売先候補の情報を出力する販売先候補選択部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態において、売買支援方法は、販売する商品に関する商品情報を受け付け、購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信し、前記商品の各々に対し、前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を選択し、前記販売先候補の情報を出力することを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態において、売買支援プログラムは、コンピュータに、販売する商品に関する商品情報を受け付ける商品情報受付機能と、購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する購入条件受信機能と、前記商品の各々に対し、前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を選択し、前記販売先候補の情報を出力する販売先候補選択機能と、を実現させることを特徴とする。
本発明の売買支援装置、システム、方法およびプログラムにより、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
本発明の第一の実施形態の売買支援装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の売買支援装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の売買支援システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の売買支援システムの他の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の売買支援装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の購入条件の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の購入者情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の従業員情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の売買支援装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の購入条件の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の購入条件の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の購入条件の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の購入条件の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の商品情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の売買支援装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の売買支援装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の売買支援装置の動作例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の売買支援装置10の構成例を示す。本実施形態の売買支援装置10は、商品情報受付部11、購入条件受信部13および販売先候補選択部14により構成される。
商品情報受付部11は、販売する商品に関する商品情報を受け付ける。購入条件受信部13は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。販売先候補選択部14は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。
このように売買支援装置10を構成することによって、売買支援装置10は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置10は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置10は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の売買支援装置10の動作の例を示す。
商品情報受付部11は、販売する商品に関する商品情報を受け付ける(ステップS101)。購入条件受信部13は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する(ステップS102)。販売先候補選択部14は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し(ステップS103)、販売先候補の情報を出力する(ステップS104)。
このように動作することによって、売買支援装置10は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置10は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置10は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、売買支援装置10は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置10は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置10は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、売買支援装置20についてより具体的に説明する。
まず、図3に本実施形態の売買支援システムの構成例を示す。本実施形態の売買支援システムは、売買支援装置20、販売元端末50および購入希望者端末60により構成される。
売買支援装置20は、販売元と購入希望者との間の商品の売買を支援する装置である。販売元端末50は、商品を販売する販売元が利用する端末である。売買支援装置20と販売元端末50とは、店舗内ネットワーク経由で、あるいは、直接接続する。一台の売買支援装置20に対し、一台以上の販売元端末50が接続することが可能である。売買支援装置20が販売元端末50の機能を備えることも可能である。
購入希望者端末60は、商品の購入を希望する購入希望者が使用する端末である。購入希望者端末60と売買支援装置20とは、店舗外ネットワーク経由で接続する。一台の売買支援装置20に対して、一台以上の購入希望者端末60が接続することが可能である。
また、図4に本実施形態の売買支援システムの他の構成例を示す。この構成例では、売買支援装置20と販売元端末50についても店舗外ネットワーク経由で接続する。
次に、図5を用いて、本実施形態の売買支援装置20の構成例について説明する。この構成例は、第一の実施形態の売買支援装置10の構成例(図1)に、商品情報出力部22、アクセス制御部25、販売元情報記憶部26、購入者情報記憶部27、商品情報記憶部28、購入条件記憶部29および売却処理部21を追加した構成である。
商品情報受付部11は、販売元が販売する商品に関する商品情報を受け付ける。本実施形態では、商品情報受付部11は、販売元端末50から商品情報を受け付けるものとする。また、本実施形態では、商品情報受付部11は、受け付けた商品情報を商品情報記憶部28に記憶させる。商品情報は、販売する商品の識別情報を含む。
図6および図7に、商品情報記憶部28が記憶する商品情報の例を示す。この例は、商品を値引き販売する場合の商品情報の例である。この例では、商品情報は商品管理テーブルと値引き商品テーブルを含む。
図6は、商品管理テーブルであり、販売元が販売する商品の情報である。商品情報記憶部28は、商品管理テーブルとして、販売する商品の各々について、商品ID(identification)、商品名、通常販売価格、および、商品の状態を記憶する。商品IDは、商品を一意に特定する識別情報である。商品の状態は、その商品の販売に関する状態を示す情報である。商品の状態が「販売中」の場合、その商品は、売却前で、販売中である。商品の状態が「売却済」の場合、その商品はすでに売却されている。図6の例では、商品ID「G0004」の商品は売却済である。本実施形態の場合、「商品ID」、「商品名」、「通常販売価格」は販売元端末50などからあらかじめ商品情報記憶部28に登録されており、商品が売却されると、売買支援装置20は、当該商品に関する商品管理テーブルの「状態」を更新する。
図7は、値引き商品テーブルであり、販売元が値引き対象とした商品の情報である。商品情報記憶部28は、値引き商品テーブルとして、値引き商品ID、商品ID、商品の状態、売却価格および販売先の情報を記憶する。値引き商品IDは、値引き対象となった商品を一意に特定する識別情報である。商品IDは、商品を一意に特定する識別情報であり、商品管理テーブル(図6)の商品IDに対応する。商品の状態は、その商品の販売先が決定されているかどうかの状態を示す。商品の状態が「未定」の場合、当該商品は販売先が未定の状態である。商品の状態が「入金待ち」の場合、商品の販売先は決まっているが、入金待ちの状態である。商品の状態が「売却済」の場合、当該商品は売却済である。「販売先」は、商品の販売先の情報である。商品情報受付部11は、販売元端末50から値下げ販売する商品の商品情報(商品ID)を受信すると、値引き商品IDを付与して、商品情報記憶部28に記憶させる。
なお、商品情報記憶部28が記憶する商品情報は、値引き販売を行う商品の商品情報に限られない。商品の販売価格は、購入希望者が提示した希望価格によって決められるものであっても良いし、あらかじめ決められた価格であっても良い。商品情報受付部11は、図8のような商品情報を販売元端末50から受信し、商品情報記憶部28に記憶させても良い。
商品情報出力部22は、販売元が販売する商品に関する商品情報を出力する。商品情報出力部22は、たとえば、購入希望者端末60から商品情報の出力要求を受信した際などに、商品情報記憶部28が記憶している商品情報(商品管理テーブルの情報や値引き販売される商品の情報)を購入希望者端末60へ出力する。あるいは、商品情報出力部22は、購入者情報記憶部27に購入者情報が記憶されている購入希望者宛に電子メール等で、値引き販売される商品の情報を送信しても良い。また、商品情報出力部22は、各商品が販売される店舗の情報、商品の詳細情報などを合わせて購入希望者端末60へ出力しても良い。また、商品情報出力部22は、販売元端末50から商品情報の出力情報を受信したときに、販売元端末50に対して商品情報記憶部28が記憶している商品情報を出力しても良い。
購入条件受信部13は、購入希望者の購入希望者端末60から、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。また、本実施形態では、購入条件受信部13は、受信した購入条件を購入条件記憶部29に記憶させる。なお、購入条件は、さらに、購入希望者が希望する希望価格の情報を含んでいても良い。
図9に、購入条件記憶部29が記憶する購入条件の例を示す。この例では、購入条件記憶部29は、購入希望者の識別情報、購入を希望する商品の値引き商品ID、希望価格、購入期限時刻、登録時刻および購入条件の状態を記憶している。
購入希望者の識別情報は、購入希望者を一意に特定する識別情報である。本実施形態では、購入希望者の識別情報として、後述の購入者情報記憶部27に記憶されている購入者IDを使用する。
値引き商品IDは、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報であり、図7の値引き商品テーブルの値引き商品IDに対応する。
希望価格は、購入希望者の、当該商品に対する希望価格である。なお、購入条件として希望割引率が指定された場合には、購入条件受信部13は、商品情報記憶部28の通常販売価格を参照し、希望割引率を希望価格に変換して、購入条件記憶部29に記憶させる。
登録時刻は、購入条件受信部13が購入希望者端末60から当該購入条件を受信した時刻である。
購入条件の状態は、当該購入条件についての状態である。購入条件の状態が「未定」の場合は、当該購入条件の対象商品が売却されておらず、当該購入条件が販売先候補や販売先として選択されていない状態である。購入条件の状態が「販売先候補」の場合、当該購入条件は、販売先候補選択部14が販売先候補として選択した購入条件である。購入条件の状態が「無効」の場合、当該購入条件は、購入希望が無効となった購入条件である。購入条件の状態は、希望する商品が他の購入希望者へ売却された場合、販売先の決定前に購入期限時刻が過ぎた場合などに、無効になる。購入条件の状態が「入金待ち」の場合、当該購入条件に対応する購入希望者が販売先として決定されているが、商品代金の入金待ちの状態である。購入条件の状態が「売却済」の場合、当該購入条件に対応する購入希望者に商品を売却済の状態である。
販売先候補選択部14は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。販売先候補選択部14は、所定のタイミングで販売先の選択を行う。たとえば、販売元の従業員が販売元端末50に対して販売先候補選択の要求を入力し、売買支援装置20が販売元端末50から販売先候補選択要求を受信した際などに、販売先候補選択部14が販売先候補の選択を行う。あるいは、販売先候補選択部14は、値引き予定商品の登録から所定時間後や、対象商品の販売期限の所定時間前など、あらかじめ決められていたタイミングで販売先候補の選択を行っても良い。
販売先候補選択部14は、各商品について、購入条件記憶部29に記憶されている購入条件の中から最も条件の良い購入条件を選択し、その購入条件の購入希望者を販売先候補として選択する。なお、販売先候補の選択方法については、後述する。
売却処理部21は、商品の売却に関する処理を行う部分である。本実施形態では、売却処理部21は、販売元端末50から、販売元が決定した販売先に関する販売先情報など、商品の売却に関する情報を受信し、商品情報記憶部28および購入条件記憶部29の情報を更新する。
アクセス制御部25は、販売元端末50や購入希望者端末60から売買支援装置20へのアクセスについての、アクセス制御を行う。たとえば、アクセス制御部25は、販売元端末50からユーザIDとパスワードを受信した際、販売元情報記憶部26に登録されている情報とそれらを照合し、販売元端末50からのアクセスの可否を決定する。また、アクセス制御部25は、購入希望者端末60からのアクセスについても同様に、購入者情報記憶部27に登録されている情報とユーザIDおよびパスワードとを照合し、アクセスの可否を決定する。
図10に、購入者情報記憶部27に記憶されている購入者情報の例を示す。この例では、購入者情報記憶部27は、購入者情報として、購入者ID、氏名、住所、メールアドレス、パスワードを記憶している。購入者IDは、購入希望者を一意に特定する識別情報である。この例では、顧客に対しては「U」で始まる文字列を設定するものとする。
また、図11に、販売元情報記憶部26に記憶されている販売元情報の例を示す。この例では、販売元情報記憶部26は、販売元情報として、従業員ID、氏名、メールアドレスおよびパスワードを記憶している。従業員IDは、従業員を一意に特定する識別情報である。この例では、従業員に対しては「E」で始まる文字列を設定するものとする。
なお、図10および図11の例は、アクセス制御部25が、購入者ID/従業員IDをユーザIDとして使用し、ユーザIDとパスワードでアクセス制御を行う場合の購入者情報/販売元情報の例である。しかし、アクセス制御部25は、これ以外の方法でアクセス制御を行っても良い。
次に、販売先候補の選択方法の例について説明する。販売先候補選択部14は、各商品について、購入条件記憶部29に記憶されている購入条件の中から、販売先候補の購入条件を選択する。
販売先候補選択部14は、まず、購入期限時刻に基づいて、販売先候補を絞り込む。より具体的には、販売先候補選択部14は、購入期限時刻が所定の時刻より前の購入条件を、販売先候補から外す。所定の時刻は、たとえば、販売先候補の選択を開始した時刻や、販売先候補の選択の開始時刻から所定時間後の時刻である。あるいは、所定の時刻は、商品ごとにあらかじめ販売元が設定した時刻、たとえば、販売期限の所定時間前の時刻などであっても良い。購入期限時刻に基づいて絞り込まれた購入条件が単数の場合には、販売先候補選択部14は、その購入条件に対応する購入希望者を販売先候補として選択する。
販売先候補選択部14は、購入期限時刻に基づいて絞り込まれた購入条件が複数の場合、希望価格が最も高い購入条件に対応する購入希望者を販売先候補として選択する。希望価格が最も高い購入条件が複数ある場合の販売先候補の選択方法は任意である。販売先候補選択部14は、複数の購入希望者を販売先候補としても良いし、購入条件の登録時刻(受信時刻)などによってさらに候補を絞り込んでも良い。
このように売買支援装置20を構成することによって、売買支援装置20は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置20は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置20は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
また、本実施形態では、販売元が販売する商品の商品情報を売買支援装置20へ登録し、売買支援装置20が商品情報を出力するため、購入希望者が無駄に購入条件を登録することを防ぐことができる。
また、本実施形態の売買支援装置20は、販売先候補の情報として、購入条件を出力する。そのため、販売元が、購入希望者の数、購入期限時刻の指定状況、店頭での売れ行き、天候などを考慮して、販売先を決定することができる。
次に、図12に、本実施形態の売買支援装置20、販売元端末50および購入希望者端末60の動作例を示す。
なお、売買支援装置20の購入条件記憶部29は、図13の商品管理テーブルを記憶しているものとする。また、売買支援装置20の販売元情報記憶部26は、図11の販売元情報を、購入者情報記憶部27は、図10の購入者情報を記憶しているものとする。
まず、販売元の従業員は、販売元端末50を使用して売買支援装置20へアクセスする(ステップS201)。販売元端末50からのアクセスを受けた売買支援装置20のアクセス制御部25は、販売元情報記憶部26を参照し、販売元端末50からのアクセス可否を決定する(ステップS202)。
アクセスが許可された場合、販売元の従業員は、販売元端末50を使用して、販売商品、たとえば、値引き販売を行う予定の商品に関する商品情報を売買支援装置20へ登録する(ステップS203)。売買支援装置20の商品情報受付部11は、販売元端末50からの商品情報を受け付け、商品情報を商品情報記憶部28に記憶させる(ステップS204)。
図14に、商品情報記憶部28が記憶する値引き商品テーブルの例を示す。値引き商品ID「N0002」の商品の情報が追加されている。
なお、ステップS203に先立ち、売買支援装置20の商品情報出力部22は、販売元端末50からの要求に応じて、商品情報記憶部28が記憶している商品管理テーブルの情報を販売元端末50へ出力しても良い。
次に、売買支援装置20の商品情報出力部22は、商品情報が登録された旨の通知を、購入者情報記憶部27に購入者情報が記憶されている顧客の購入希望者端末60に宛てて出力する(ステップS205)。たとえば、商品情報出力部22は、電子メール等で通知を送信する。
次に、購入希望者は、購入希望者端末60を使用して売買支援装置20へアクセスする(ステップS206)。購入希望者端末60からのアクセスを受けた売買支援装置20のアクセス制御部25は、購入者情報記憶部27を参照し、購入希望者端末60のアクセス可否を決定する(ステップS207)。
アクセスが許可された場合、購入希望者は、購入希望者端末60を使用して、商品情報の出力を要求し、売買支援装置20の商品情報出力部22から値引き商品の商品情報を受信する(ステップS208)。そして、購入希望者は、商品情報を参照し、購入を希望する商品の購入条件を売買支援装置20へ登録する(ステップS209)。
購入希望者端末60から購入条件を受信した売買支援装置20の購入条件受信部13は、受信した購入条件を購入条件記憶部29に記憶させる(ステップS210)。図15に、このときの購入条件記憶部29が記憶している購入条件の例を示す。この例では、値引き商品ID「N0002」の商品に対して、二つの購入条件が登録されている。
次に、販売元端末50から購入希望者情報の出力要求があったときや、あらかじめ決められた時刻などの所定のタイミングで、売買支援装置20の販売先候補選択部14は、商品の購入希望者の中から販売先候補の選択を行う(ステップS211)。販売先候補選択部14は、販売先候補の選択後、購入条件記憶部29に記憶されている、販売先候補に関する購入条件の「状態」を、図16のように、「販売先候補」へ更新する。そして、販売先候補選択部14は販売先候補の情報を販売元端末50へ出力する(ステップS212)。販売先候補選択部14は、たとえば、購入条件記憶部29が記憶している購入条件(図16)を販売元端末50へ出力する。
販売元の従業員は、売買支援装置20から販売元端末50へ出力された、販売先候補の情報を確認する。そして、販売元の従業員は、店頭の集客状況、天候などを考慮して、当該商品を売却するかどうか、また、売却する場合には、商品の販売先の購入希望者を決定する。
販売元の従業員が販売先の情報を販売元端末50に入力すると(ステップS213)、売買支援装置20の売却処理部21は、販売元端末50から販売先の情報を受信する。そして、売却処理部21は、販売先の情報を購入条件記憶部29および商品情報記憶部28に記憶させる(ステップS214)。
図17に、このとき、購入条件記憶部29が記憶している購入条件の例を示す。販売先として決定された購入希望者に対応する購入条件の状態が「入金待ち」へ更新されている。また、図18に、このとき、商品情報記憶部28が記憶している値引き商品テーブルの例を示す。当該商品に関する状態、売却価格、販売先の情報が更新されている。
また、売買支援装置20の売却処理部21は、販売先決定の通知を、販売先の購入希望者の購入希望者端末60および販売元端末50へ送信する(ステップS215)。売買支援装置20は、当該商品の購入を希望していて、販売先として決定されなかった購入希望者にも、その購入希望者が販売先として選ばれなかった旨を通知しても良い。
なお、ステップS213において、販売元は、売買支援装置20が選択した販売先候補を販売先として決定しても良いし、他の購入希望者を販売先として決定しても良い。また、販売元は、購入条件のどの希望価格よりも高値で店頭で販売したい場合などに、購入希望者のいずれにもその商品を売却しない、と決定しても良い。
そして、販売先として決定された旨の通知を受信した購入希望者は、販売元の店舗へ商品を受け取りに行く。販売元の従業員は、会員証の確認などにより、受け取りに来た人物が正当な販売先かどうか確認し、商品の代金を受領した上で、商品を販売先へ引き渡す。販売元端末50で売却処理が行われると、売買支援装置20の売却処理部21は、商品情報記憶部28および購入条件記憶部29の情報を更新する。
図19に、値引き商品ID「N0002」の商品の売却後に購入条件記憶部29が記憶している購入条件の例を示す。販売先の購入希望者(「U0002」)に関する購入条件の「状態」が「売却済」へ更新され、また、当該商品に対する他の購入希望者(「U0003」)の購入条件の「状態」が「無効」へ更新されている。
また、図20に、売却後に商品情報記憶部28が記憶している商品情報の例を示す。値引き商品テーブルの「状態」および商品管理テーブルの「状態」が、「売却済」へ更新されている。このとき、売買支援装置20は、販売先へ売却完了を電子メール等で通知しても良い。
次に、図21に、ステップS211における販売先の選択方法の例を示す。販売先候補選択部14は、購入条件記憶部29に記憶されている購入条件に基づいて、値引き商品IDごとに、図21の動作を行う。
まず、販売先候補選択部14は、購入期限時刻が所定の時刻以降の購入条件があるかどうか確認する(ステップS301)。購入期限時刻が所定の時刻以降の購入条件がなければ、販売先候補なしとする(ステップS302)。
購入期限時刻が所定の時刻以降の購入条件があれば、販売先候補選択部14は、その数が単数か複数かを確認する。購入期限時刻が所定の時刻以降の購入条件の数が単数の場合(ステップS303でNO)、当該購入条件に対応する購入希望者を販売先候補として選択する(ステップS304)。
購入期限時刻が所定の時刻以降の購入条件の数が複数の場合(ステップS303でYES)、販売先候補選択部14は、購入期限時刻が所定の時刻以降の購入条件の中から、希望価格が最も高い購入条件を抽出する(ステップS305)。そして、抽出された購入条件が単数か複数かを確認する。抽出された購入条件が単数の場合(ステップS306でNO)、当該購入条件に対応する購入希望者を販売先候補として選択する(ステップS304)。
抽出された購入条件が複数の場合(ステップS306でYES)、販売先候補選択部14は、登録時刻が最も早い購入条件に対応する購入希望者を販売先候補として選択する(ステップS307)。登録時刻が最も早い購入条件が複数ある場合には、販売先候補の選択方法は任意である。たとえば、登録時刻が最も早い購入条件の購入希望者の中からランダムに販売先候補を選択しても良いし、複数を販売先候補としても良い。
このように動作することによって、売買支援装置20は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置20は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置20は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、売買支援装置20は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置20は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置20は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
また、本実施形態では、販売元が販売する商品の商品情報を売買支援装置20へ登録し、売買支援装置20が商品情報を出力するため、購入希望者が無駄に購入条件を登録することを防ぐことができる。
また、本実施形態の売買支援装置20は、販売先候補の情報として、購入条件を出力する。そのため、販売元が、購入希望者の数、購入期限時刻の指定状況、店頭での売れ行き、天候などを考慮して、販売先を決定することができる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態では、販売先の決定後に商品代金の決済処理を売買支援装置30で行う場合について説明する。
まず、図22に、本実施形態の売買支援装置30の構成例を示す。本実施形態の売買支援装置30の構成例は、第二の実施形態の売買支援装置20の構成例(図5)に決済部32を追加した構成である。
決済部32は、販売先決定済の商品の代金の決済処理を行う部分である。決済部32は、販売先が決定し、購入条件記憶部29に記憶されている購入条件の「状態」が「入金待ち」となった商品について、決済処理を行う。また、決済部32は、決済処理完了後に、販売元端末50や購入希望者端末60へ決済処理の完了を通知する。また、決済部32は、決済処理を所定時間以内に完了できなかった場合に、他の購入希望者を販売先候補として再選択するよう、販売先候補選択部14へ指示したり、決済処理を完了できなかった旨を販売元端末50や購入希望者端末60へ通知したりしても良い。
決済処理の方法には、たとえば、あらかじめ購入者情報記憶部27に、図10の購入者情報に加えて記憶させておいた、各購入希望者についての決済方法の情報、たとえば、クレジットカード番号等に従って決済処理を行う方法がある。あるいは、入金待ちとなった時点で、販売先の購入希望者に対して入金を促し、購入希望者が選択した決済方法で決済処理を行っても良い。
他の部分に関しては第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。
このように売買支援装置30を構成することによって、売買支援装置30は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置30は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置30は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
また、本実施形態の売買支援装置30は、販売先決定後に商品代金の決済処理を行う。そのため、販売先として決定された購入希望者が代金を支払わずに損失となる可能性を低減することが可能になる。
次に、図23に、本実施形態の売買支援装置30の動作例について説明する。
本実施形態の売買支援装置30の動作例は、第二の実施形態の売買支援装置20の動作例(図12)とほぼ同様である。本実施形態では、売買支援装置30は、図12のステップS214とステップS215の間に、図23の動作を行う。
売買支援装置30の決済部32は、売却処理部21が商品の販売先の情報を商品情報記憶部28および購入条件記憶部29に記憶させると(ステップS214)、当該商品について、決済処理を行う(ステップS401)。
たとえば、商品情報記憶部28が図18の値引き商品テーブルを記憶し、購入条件記憶部29が図17の購入条件を記憶しているとする。このとき、決済部32は、値引き商品ID「N0002」の商品について、購入者ID「U0002」の購入希望者の決済方法を購入者情報記憶部27から取得し、取得した決済方法に従って、希望価格「¥800」での決済処理を行う。
そして、決済処理が完了すると、決済部32は、商品情報記憶部28および購入条件記憶部29の情報を更新する。また、販売先決定通知を販売元端末50および購入希望者端末60へ送信する(ステップS215)。
決済処理を完了できなかった場合、決済部32は、決済処理を完了できなかった旨を販売元端末50および購入希望者端末60へ通知する。販売元は、決済処理を完了できなかった旨の通知を受け取ることによって、他の購入希望者を販売先として再決定し、新たな販売先情報を販売元端末50から売買支援装置30へ送信することができる。あるいは、決済部32は、決済処理を完了できなかった購入希望者の購入条件を除いた購入条件に基づいて販売先候補の再選択を行うよう販売先候補選択部14へ指示しても良い。
その他の動作については第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。
このように動作することによって、売買支援装置30は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置30は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置30は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、売買支援装置30は、購入希望者が購入を希望する商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する。そして、売買支援装置30は、商品の各々に対し、購入条件に基づいて、商品の購入希望者の中から商品の販売先候補を選択し、販売先候補の情報を出力する。これにより、売買支援装置30は、購入期限時刻に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。そのため、商品の購入期限時刻に対する購入希望者の希望に基づいて商品の販売先候補を選択することが可能になる。
また、本実施形態の売買支援装置30は、販売先決定後に商品代金の決済処理を行う。そのため、販売先として決定された購入希望者が代金を支払わずに損失となる可能性を低減することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における売買支援装置(10、20、30)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、売買支援装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、売買支援装置は、専用の装置として実現してもよい。また、売買支援装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図24は、本発明の各実施形態の売買支援装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の売買支援装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、売買支援装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図24に例示した情報処理装置90により売買支援装置を構成し、この売買支援装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、売買支援装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、売買支援装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、売買支援装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して売買支援装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
販売する商品に関する商品情報を受け付ける商品情報受付部と、
購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する購入条件受信部と、
前記商品の各々に対し、前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を選択し、前記販売先候補の情報を出力する販売先候補選択部と、
を備えることを特徴とする売買支援装置。
(付記2)
前記販売先候補選択部は、前記購入期限時刻が所定の時刻以降の前記購入条件の前記購入希望者の中から、前記販売先候補の前記選択を行う
ことを特徴とする付記1に記載の売買支援装置。
(付記3)
前記購入条件は、前記購入希望者が前記商品に対して希望する希望価格を含む
ことを特徴とする付記1あるいは付記2に記載の売買支援装置。
(付記4)
前記販売先候補選択部は、前記希望価格が最も高い前記購入条件に対応する前記購入希望者を、前記販売先候補とする
ことを特徴とする付記3に記載の売買支援装置。
(付記5)
前記販売先候補選択部は、前記購入条件の受信時刻が最も早い前記購入条件の前記購入希望者を、前記販売先候補とする
ことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の売買支援装置。
(付記6)
前記商品情報を出力する商品情報出力部
を備えることを特徴とする付記1から付記5のいずれかに記載の売買支援装置。
(付記7)
前記商品の販売先の前記購入希望者に関する販売先情報を受信する売却処理部
を備えることを特徴とする付記1から付記6のいずれかに記載の売買支援装置。
(付記8)
前記販売先の前記購入希望者へ前記商品を販売する際の前記商品の代金の決済処理を行う決済部
を備えることを特徴とする付記7に記載の売買支援装置。
(付記9)
前記購入希望者の各々に対する決済方法の情報を記憶する購入者情報記憶部
を備え、
前記決済部は、前記販売先の前記購入希望者に対応する前記決済方法に応じて前記決済処理を行う
ことを特徴とする付記8に記載の売買支援装置。
(付記10)
付記1から付記9のいずれかに記載の売買支援装置と、
前記販売先候補の情報を前記売買支援装置から受信する販売元端末と
を備えることを特徴とする売買支援システム。
(付記11)
販売する商品に関する商品情報を受け付け、
購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信し、
前記商品の各々に対し、前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を選択し、前記販売先候補の情報を出力する
ことを特徴とする売買支援方法。
(付記12)
前記購入期限時刻が所定の時刻以降の前記購入条件の前記購入希望者の中から、前記販売先候補の前記選択を行う
ことを特徴とする付記11に記載の売買支援方法。
(付記13)
前記購入条件は、前記購入希望者が前記商品に対して希望する希望価格を含む
ことを特徴とする付記11あるいは付記12に記載の売買支援方法。
(付記14)
前記希望価格が最も高い前記購入条件に対応する前記購入希望者を、前記販売先候補とする
ことを特徴とする付記13に記載の売買支援方法。
(付記15)
前記購入条件の受信時刻が最も早い前記購入条件の前記購入希望者を、前記販売先候補とする
ことを特徴とする付記11から付記14のいずれかに記載の売買支援方法。
(付記16)
前記商品情報を出力する
ことを特徴とする付記11から付記15のいずれかに記載の売買支援方法。
(付記17)
前記商品の販売先の前記購入希望者に関する販売先情報を受信する
ことを特徴とする付記11から付記16のいずれかに記載の売買支援方法。
(付記18)
前記販売先の前記購入希望者へ前記商品を販売する際の前記商品の代金の決済処理を行う
ことを特徴とする付記17に記載の売買支援方法。
(付記19)
前記購入希望者の各々に対する決済方法の情報を記憶し、
前記販売先の前記購入希望者に対応する前記決済方法に応じて前記決済処理を行う
ことを特徴とする付記18に記載の売買支援方法。
(付記20)
コンピュータに、
販売する商品に関する商品情報を受け付ける商品情報受付機能と、
購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する購入条件受信機能と、
前記商品の各々に対し、前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を選択し、前記販売先候補の情報を出力する販売先候補選択機能と、
を実現させることを特徴とする売買支援プログラム。
(付記21)
前記販売先候補選択機能は、前記購入期限時刻が所定の時刻以降の前記購入条件の前記購入希望者の中から、前記販売先候補の前記選択を行う
ことを特徴とする付記20に記載の売買支援プログラム。
(付記22)
前記購入条件は、前記購入希望者が前記商品に対して希望する希望価格を含む
ことを特徴とする付記20あるいは付記21に記載の売買支援プログラム。
(付記23)
前記販売先候補選択機能は、前記希望価格が最も高い前記購入条件に対応する前記購入希望者を、前記販売先候補とする
ことを特徴とする付記22に記載の売買支援プログラム。
(付記24)
前記販売先候補選択機能は、前記購入条件の受信時刻が最も早い前記購入条件の前記購入希望者を、前記販売先候補とする
ことを特徴とする付記20から付記23のいずれかに記載の売買支援プログラム。
(付記25)
前記商品情報を出力する商品情報出力機能
をコンピュータに実現させることを特徴とする付記20から付記24のいずれかに記載の売買支援プログラム。
(付記26)
前記商品の販売先の前記購入希望者に関する販売先情報を受信する売却処理機能
をコンピュータに実現させることを特徴とする付記20から付記25のいずれかに記載の売買支援プログラム。
(付記27)
前記販売先の前記購入希望者へ前記商品を販売する際の前記商品の代金の決済処理を行う決済機能
をコンピュータに実現させることを特徴とする付記26に記載の売買支援プログラム。
(付記28)
前記決済機能は、前記購入希望者の各々に対する決済方法の情報を記憶する購入者情報記憶部に記憶された、前記販売先の前記購入希望者に対応する前記決済方法に応じて前記決済処理を行う
ことを特徴とする付記27に記載の売買支援プログラム。
10、20、30 売買支援装置
11 商品情報受付部
13 購入条件受信部
14 販売先候補選択部
21 売却処理部
22 商品情報出力部
25 アクセス制御部
26 販売元情報記憶部
27 購入者情報記憶部
28 商品情報記憶部
29 購入条件記憶部
32 決済部
50 販売元端末
60 購入希望者端末
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (10)

  1. 値引き販売を行う予定の商品に関する商品情報を受け付ける商品情報受付部と、
    購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する購入条件受信部と、
    前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を前記各商品について選択し、前記販売先候補の情報として前記購入条件販売元端末へ出力する販売先候補選択部と、
    を備えることを特徴とする売買支援装置。
  2. 前記販売先候補選択部は、前記購入期限時刻が所定の時刻以降の前記購入条件の前記購入希望者の中から、前記販売先候補の前記選択を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の売買支援装置。
  3. 前記購入条件は、前記購入希望者が前記商品に対して希望する希望価格を含む
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の売買支援装置。
  4. 前記販売先候補選択部は、前記商品の販売期限の所定時間前の時刻以降の前記購入期限時刻を希望した前記購入希望者を販売先候補として絞り込み、前記購入期限時刻に基づいて絞り込まれた前記販売先候補が複数の場合、前記希望価格が最も高い前記購入条件に対応する前記購入希望者を、前記商品の前記販売先候補とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の売買支援装置。
  5. 前記販売先候補選択部は、前記購入条件の受信時刻が最も早い前記購入条件の前記購入希望者を、前記販売先候補とする
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の売買支援装置。
  6. 前記商品の販売先の前記購入希望者に関する販売先情報を受信する売却処理部
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の売買支援装置。
  7. 前記販売先の前記購入希望者へ前記商品を販売する際の前記商品の代金の決済処理を行う決済部
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の売買支援装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の売買支援装置と、
    前記販売先候補の情報を前記売買支援装置から受信する販売元端末と
    を備えることを特徴とする売買支援システム。
  9. 情報処理装置が、
    販売する商品に関する商品情報を受け付け、
    購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信し、
    前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を前記各商品について選択し、前記販売先候補の情報として前記購入条件販売元端末へ出力する
    ことを特徴とする売買支援方法。
  10. コンピュータに、
    販売する商品に関する商品情報を受け付ける商品情報受付機能と、
    購入希望者が購入を希望する前記商品の識別情報および購入期限時刻を含む購入条件を受信する購入条件受信機能と、
    前記購入条件に基づいて、前記商品の前記購入希望者の中から前記商品の販売先候補を前記各商品について選択し、前記販売先候補の情報として前記購入条件販売元端末へ出力する販売先候補選択機能と、
    を実現させることを特徴とする売買支援プログラム。
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