JP2001290968A - 入札システムとその入札制御方法、及び入札管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 商品やサービスの購入希望者や販売者が、価
格のみに限られない様々な条件を自由に指定して入札が
できる入札システムを提供する。 【解決手段】 商品の入札を管理する入札管理サーバ１
０を備え、購入希望者２による購入を希望する商品の登
録を端末２０からのその購入条件の入力により受け付け
てこれを登録し通信回線４０上に公開する商品登録部１
２と、登録された商品に対する入札を端末２０からのそ
の販売条件の入力により受け付けてこれを登録し通信回
線４０上に公開する入札受付部１３と、各商品に対して
入札をした各販売者３毎の販売条件の一覧を表示し、一
覧内に表示する各販売者３による販売条件を当該販売者
３からの同一商品に対する新規の販売条件の入力に対応
して当該新規の販売条件に更新し、購入希望者２が当該
商品の購入先を選択するための入札を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信回線上で
の取引を行うシステムに関し、特に、各種商品の購入希
望者と販売者に対してその取引の場を提供し仲介する入
札システムとその入札制御方法、及び入札管理プログラ
ムを記録した記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】電気通信回線上で各種商品を取引するシ
ステムには、商品の販売側と購入側との間の取引の場を
提供し仲介する入札（オークション）システムがある。

【０００３】こうした入札システムでは、入札を管理す
るサーバ装置に対し、購入者や販売者等の各利用者の元
にある端末装置から通信回線を介して接続して操作する
ことにより、通信回線のネットワーク上での入札を行っ
ている。また従来では、販売者の側が消費者に販売する
商品やサービス等を登録し、入札システムがこれをイン
ターネットのウェブページ等を用いて通信回線上に公開
し、これに対し当該商品等の購入を希望する側が入札を
行うものであった。また、当該商品の落札は、最も高い
入札価格を入札した入札者を落札者と決定し、この落札
の判定は入札期間の終了時等において行われる。

【０００４】入札システムでは、各利用者からの操作に
対応して、入札対象の商品の登録処理、入札処理、落札
者の判定等の入札開始から落札までの一連の処理を、サ
ーバ装置が自動的に処理することができる。また、この
ように自動処理ができるため、極めて多くの入札の案件
が登録でき、その入札を同時に並行して処理することが
できる。

【０００５】また、最近では、上記の通常の入札システ
ムとは逆の入札を行う“逆オークション” （リバース
オークション）のシステムもある。

【０００６】逆オークションは、商品の購入希望者の側
が購入したい商品を入札システムに登録し、登録された
商品に対して販売者の側が入札を行うことにより、落札
者となる最安の販売価格を入札した販売者から、購入希
望者が当該商品を購入するものである。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
入札システムでは、以下に述べるような問題点があっ
た。

【０００８】従来の入札システムでは、入札時に指定で
きるのは入札価格のみであり、かつまたこの入札価格の
みにおいて落札者を判定するシステムであった。

【０００９】このように価格のみを用いる単純なシステ
ムであったため、入札価格以外の商品の個数、単価、納
期等の他の条件で指定したり、詳細に入札内容を設定し
たり、各商品毎に個別の入札方法を設定することができ
なかった。

【００１０】これは、このように詳細な設定に対応させ
るためにはその構成が複雑になるため、サーバ装置によ
る自動処理の実現や、一般の利用者が容易に入札操作を
行うことのできる仕様（操作方法、端末画面の表示形態
等）の実現が、従来では困難であったためである。

【００１１】しかし、商品の販売者が異なる場合には、
各販売者が販売する商品がそれぞれに異なるため、その
商品の価格以外の様々な条件もが異なることもある。特
に、逆オークションにおいては、従来のオークションと
は異なり、各入札者のそれぞれが入札対象の商品の販売
者である。このため、単に入札価格のみではなく、購入
希望者がより詳しく各販売者が販売する商品の比較がで
きる逆入札システムが求められていた。

【００１２】従来では、一般の消費者が各販売者により
販売される商品を詳しく比較するためには、各販売者の
小売店等まで出かける必要があった。販売者の側も、自
らが販売する商品の購入希望者を探すためには、購入の
見込みのある利用者に当たりをつけたダイレクトメール
や電子メールの送信が行われており、又、他の販売者が
販売する商品との違い等の詳細な情報を消費者に伝える
ためには、テレビのコマーシャルや新聞の折込チラシや
インターネットのウェブページ等を用いる広告を行うこ
とが必要であった。

【００１３】以上のように従来では、消費者は自らの希
望条件に合う最適の販売者を探すために膨大な時間を掛
けており、小売店は購入を予定する消費者と連絡をとる
ために多くの労力を必要としていた。

【００１４】本発明の第１の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、商品の購入希望者が、当該商品を自らの希
望する条件により販売する最適な販売者を容易に見つけ
て購入することができ、かつ商品の販売者が、当該商品
の購入希望者に対し自らが販売する価格等の条件を伝え
て販売することができる入札システムを提供することで
ある。

【００１５】本発明の第２の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、価格のみに限らない商品の個数、単価、納
期等の様々な条件を、利用者が自由に指定して入札を行
うことのできる入札システムを提供することである。

【００１６】本発明の第３の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、詳細な様々な入札条件の指定ができ、かつ
利用者が商品の登録や入札を容易に操作でき、かつこれ
ら入札における一連の処理を利用者からの操作に対応し
て自動的に処理する入札システムを提供することであ
る。

【００１７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の入札システムは、商品の購入希望者の端末及び
前記商品の販売者の端末と、通信回線を介して通信を行
い前記商品の入札を仲介する入札システムにおいて、前
記購入希望者の端末から、購入を希望する商品の登録を
受け付けるステップと、前記登録した商品の情報を、入
札対象の商品として前記通信回線上に公開するステップ
と、前記販売者の端末から、前記公開された入札対象の
商品に対する入札を受け付けるステップと、各前記商品
に対し行われた入札の情報を編集し、その一覧を前記通
信回線上に公開するステップと、前記一覧に表示する各
販売者による入札の情報を比較し、最良の条件を提示す
る販売者を選択して、落札者を決定するステップを備え
ることを特徴とする。

【００１８】請求項２の本発明の入札システムは、入札
対象の商品を、前記購入希望者が当該商品を購入する条
件である購入条件を詳細に指定して登録し、前記販売者
は、前記商品に対し当該商品を販売する条件である販売
条件を詳細に指定して入札し、前記購入条件と、各前記
販売者により入札された前記販売条件の一覧を公開する
ことを特徴とする。

【００１９】請求項３の本発明の入札システムは、前記
購入条件及び前記販売条件の条件として、商品の価格、
数量、単価、納期、傷や汚れの程度、保障期間の内少な
くとも一つ以上の条件を指定するステップを備えること
を特徴とする。

【００２０】請求項４の本発明の入札システムは、予め
設定された判定条件に基づき、落札者を自動判定するス
テップを備えることを特徴とする。

【００２１】請求項５の本発明の入札システムは、前記
通信回線をインターネット回線とすることを特徴とす
る。

【００２２】請求項６の本発明の入札サーバは、商品の
購入希望者の端末及び販売者の端末と、通信回線を介し
て通信を行う通信手段と、前記購入希望者が購入を希望
する商品を、その購入条件を前記端末から受け付けて、
当該商品を登録し前記通信回線上に公開する商品登録手
段と、登録された前記商品を販売するための前記販売者
による入札を、その販売条件の前記端末からの入力によ
り受け付けて、これを登録し前記通信回線上に公開する
入札受付手段を備え、前記購入希望者が当該商品の購入
先を選択するための入札を管理することを特徴とする。

【００２３】請求項７の本発明の入札サーバは、前記購
入希望者及び前記販売者からの操作に従い、前記購入条
件及び前記販売条件として使用する条件の項目とその種
類を設定し、各前記項目毎にその条件の値の入力を受け
付けることを特徴とする。

【００２４】請求項８の本発明の入札サーバは、入札に
関する情報を記録し参照する商品情報記憶手段と、前記
通信回線上に入札に関する情報を公開し、その更新を制
御する表示制御手段と、予め利用者を登録しその登録さ
れた前記利用者を認証する認証手段を備えることを特徴
とする。

【００２５】請求項９の本発明の入札サーバは、前記表
示制御手段は、各前記商品に対して、入札した各前記販
売者毎の販売条件の一覧を表示し、前記一覧内に表示す
る各前記販売者による販売条件を、当該販売者からの同
一商品に対する新規の販売条件の入力に対応して、当該
新規の販売条件に更新することを特徴とする。

【００２６】請求項１０の本発明の入札サーバは、前記
通信回線をインターネット回線とすることを特徴とす
る。

【００２７】請求項１１の本発明の入札制御方法は、購
入希望者が購入を希望する商品を、その購入条件を前記
購入希望者の端末から受け付けることにより、当該商品
を登録し前記通信回線上に公開する商品登録ステップ
と、登録された前記商品を販売するための販売者による
入札を、その販売条件を前記販売者の端末から受け付け
ることにより、前記入札を登録し前記通信回線上に公開
する入札受付ステップを備え、前記購入希望者が当該商
品の購入先を選択するための入札を管理することを特徴
とする。

【００２８】請求項１２の本発明の入札制御方法は、前
記購入希望者及び前記販売者からの操作に従い、前記購
入条件及び前記販売条件として使用する条件の項目とそ
の種類を設定し、各前記項目毎にその条件の値の入力を
受け付けることを特徴とする。

【００２９】請求項１３の本発明の入札制御方法は、入
札に関する情報を記録し参照する商品情報記憶ステップ
と、前記通信回線上に入札に関する情報を公開し、その
更新を制御する表示制御ステップと、予め利用者を登録
しその登録された前記利用者を認証する認証ステップを
備えることを特徴とする。

【００３０】請求項１４の本発明の入札制御方法は、前
記表示制御ステップは、各前記商品に対して、入札した
各前記販売者毎の販売条件の一覧を表示し、前記一覧内
に表示する各前記販売者による販売条件を、当該販売者
からの同一商品に対する新規の販売条件の入力に対応し
て、当該新規の販売条件に更新することを特徴とする。

【００３１】請求項１５の本発明の入札制御方法は、前
記通信回線をインターネット回線とすることを特徴とす
る。

【００３２】請求項１６の本発明の入札管理プログラム
を記録した記録媒体は、購入希望者が購入を希望する商
品を、その購入条件を前記購入希望者の端末から受け付
けることにより、当該商品を登録し前記通信回線上に公
開する商品登録ステップと、登録された前記商品を販売
するための販売者による入札を、その販売条件を前記販
売者の端末から受け付けることにより、前記入札を登録
し前記通信回線上に公開する入札受付ステップを備え、
前記購入希望者が当該商品の購入先を選択するための入
札を管理することを特徴とする。

【００３３】請求項１７の本発明の入札管理プログラム
を記録した記録媒体は、前記購入希望者及び前記販売者
からの操作に従い、前記購入条件及び前記販売条件とし
て使用する条件の項目とその種類を設定し、各前記項目
毎にその条件の値の入力を受け付けることを特徴とす
る。

【００３４】請求項１８の本発明の入札管理プログラム
を記録した記録媒体は、入札に関する情報を記録し参照
する商品情報記憶ステップと、前記通信回線上に入札に
関する情報を公開し、その更新を制御する表示制御ステ
ップと、予め利用者を登録しその登録された前記利用者
を認証する認証ステップを備えることを特徴とする。

【００３５】請求項１９の本発明の入札管理プログラム
を記録した記録媒体は、前記表示制御ステップは、各前
記商品に対して、入札した各前記販売者毎の販売条件の
一覧を表示し、前記一覧内に表示する各前記販売者によ
る販売条件を、当該販売者からの同一商品に対する新規
の販売条件の入力に対応して、当該新規の販売条件に更
新することを特徴とする。

【００３６】請求項２０の本発明の入札管理プログラム
を記録した記録媒体は、前記通信回線をインターネット
回線とすることを特徴とする。

【００３７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。

【００３８】図１は、本発明の第１の実施の形態の入札
システム１００の構成を示すブロック図である。

【００３９】図１を参照すると、本実施の形態の入札シ
ステム１００は、商品の入札を管理する入札管理サーバ
１０、商品の購入希望者や販売者の端末２０、３０を備
え、入札管理サーバ１０は通信回線４０を介して各端末
２０、３０と通信を行う。

【００４０】図２は、本実施の形態の入札システム１０
０を利用する入札を説明するための図である。

【００４１】図２に示されるように、本実施の形態の入
札システム１００は、商品の購入を希望する者である購
入希望者２が登録した商品に対し、その商品を販売する
販売者３が入札を行い、最安の販売価格又は最良の販売
条件を入札した販売者３がこれを落札し、落札した販売
者３から購入希望者２が当該商品を購入する。

【００４２】本実施の形態の入札システム１００は公開
入札を行うものであり、利用者である購入希望者２や販
売者３は、それぞれ個人であるか企業や団体等であるか
を問わず、通信回線４０を介して入札サーバ１０に接続
し自由に入札に参加することができる。販売者３は入札
された商品の販売やサービスの提供が可能であればよ
く、購入希望者２はその対価である代金等の支払いが可
能であればよい。

【００４３】図３は、本実施の形態による入札システム
１００の、入札処理を説明するためのフローチャートで
ある。

【００４４】図３を参照すると、まず購入希望者２が、
入札サーバ１０に対し、購入を希望する商品（又提供を
希望するサービス）をその代金の額等を指定してこれを
登録する（ステップ３０１）。入札サーバ１０は、この
登録を受けて、登録した商品のデータをインターネット
等の通信回線４０上に公開する（ステップ３０２）。こ
れにより、購入希望者２が購入を希望する商品に対し、
販売者３からの入札を受けることができるようになる。

【００４５】販売者３は、入札対象として公開された商
品に対し、その商品を販売する金額等を指定して入札サ
ーバ１０に対し送信し、入札を行う（ステップ３０
４）。入札サーバ１０は、各販売者３によるの入札のデ
ータ（金額等）の一覧を、同様に通信回線４０を介して
公開する。

【００４６】そして、入札期間の終了等の理由により、
入札を終了した場合では（ステップ３０３）、落札者を
決定し（ステップ３０６）、商品の購入希望者２が落札
者である販売者３から当該商品を購入し取引を行い（ス
テップ３０７）、入札の一連の手続きが終了する。

【００４７】また、本実施の形態の入札システム１００
では、入札において、入札を販売価格のみで行うのでは
なく、他の様々な販売の条件（サーポート、納期、商品
の数量、単価、傷や汚れの程度、保障期間等）や又これ
ら複数の条件を複合的に用いて示される販売条件を指定
して行うことができる。

【００４８】これは、ステップ３０４の入札時において
販売者が、販売予定の金額のみではなく、こうした他の
様々な販売の条件により示される販売条件を提示して入
札を行い、ステップ３０５では入札システム１０が、入
札されたこの販売条件を登録し、各販売者の販売条件の
一覧を通信回線４０上に公開することにより行う。

【００４９】この一覧の表示では（単に、入札時間順に
並べて表示するのみではなく）、各販売者の最新の（つ
まり現在有効な）入札の販売条件を、各販売者毎に並べ
た形態での表示をも行う。入札をした各販売者は、自ら
の入札によりこの一覧に表示される販売条件を、新しい
ものに更新することができる。これにより、（入札時間
順の表示ではなく）この販売者毎の一覧内に、同じ販売
者の古い入札記録が残らないようにするのである。

【００５０】ステップ３０６の落札者の決定において
は、最安の販売価格を入札した販売者を自動的に落札者
と決定するのみではなく、当該商品の購入希望者が各販
売者の提示した販売条件を参照し、販売者の中から最良
の条件を提示する販売者を自由に選択して落札者を決定
する。

【００５１】また、購入希望者２の側も、ステップ３０
１の商品の登録時に、購入を希望する商品をこうした様
々な条件（代金、サーポート、納期、商品の数量、単
価、傷や汚れの程度、保障期間等）を用いて示される購
入条件を指定できる。入札サーバ１０は、この登録した
購入条件を通信回線４０上に公開し、各販売者３がこの
購入条件を参照することで、この購入条件を満たす入札
を受けることができる。

【００５２】図４は、本実施の形態の入札に関する情報
を表示する画面の一例を示す図である。図４の例では、
利用者の端末に備えるウェブブラウザを用いて、ウェブ
ページの形式で示される入札の情報を表示している。

【００５３】この例においては、ある月刊誌の昨年１年
分のバックナンバーを、購入を希望する商品として登録
しており、この月刊誌に対する入札を行うものである。

【００５４】この商品に対し、業者である“Ａ古本店”
“ブックズＢ”と個人である“Ｃ氏”の３名の販売者が
入札を行っている。購入希望者は、これら販売者が提示
する条件を比較して、落札者を自由に選択する。

【００５５】“ブックスＢ”の入札金額は他の入札者よ
りもかなり高いが、購入希望者はもし特に新品が入手し
たい場合には、この“ブックスＢ”を落札者として指定
することができる。

【００５６】“Ｃ氏”の入札金額は、“Ａ古本店”と同
額である。“Ｃ氏”は、落札した場合には更に今年のバ
ックナンバーを無料で譲る旨のコメントを記載している
ので、購入希望者がこれも入手したい場合には“Ａ古本
店”より条件は有利である。しかし、購入希望者が今年
分を既に入手済みである場合等のこれを不要とする場合
においては、入札で提示された条件は“Ａ古本店”と同
じである。

【００５７】また、図面の例のように、販売者が業者で
あるか個人であるかが判る場合においては、これも落札
者を選択する判断対象に用いることができる。

【００５８】以上のように、購入希望者は、入札者が提
示する販売条件等を比較して落札者を選択する。また、
入札者は他の入札者よりも有利な条件を成すように販売
条件を提示して、入札し又各自の入札の記録を更新す
る。

【００５９】入札等の処理は、このＨＰの画面からリン
クするページにおいて、又はこのＨＰ上において行う。

【００６０】次に、本実施の形態の入札システム１００
の各部の機能を説明する。

【００６１】購入端末２０及び販売端末３０は、通信回
線４０を介して入札サーバ１０と通信の可能な端末装置
であり、例えばパソコンやノートパソコン等の情報処理
装置や、ｉモード等の情報通信機能を備えるＰＨＳや携
帯電話等の携帯通信端末を用いることができる。

【００６２】また、購入端末２０と販売端末３０とは、
必ずしも異なる装置とする必要はなく、同じ一台の端末
装置により販売者による入札と、購入者による購入希望
の商品の提示との双方を行うものとしてもよい。

【００６３】通信回線４０は、入札における各種操作の
命令や金額等のデータの送受信を行う通信回線であり、
例えばインターネットの回線や、電話回線、無線電話回
線、その他各種の情報通信回線を用いることができる。

【００６４】図１を参照すると、入札サーバ１０は、通
信回線４０を介して購入端末２０及び販売端末３０と通
信を行う通信部１１と、購入希望者からの商品の登録を
受け付ける商品登録部１２と、販売者からの入札を受け
付ける入札受付部１３と、入札に関する情報を記録する
商品情報記憶部１４と、通信回線４０上に公開する入札
に関する情報の表示を制御する表示制御部１４と、利用
者の本人確認を行う認証部１６を備える。

【００６５】通信部１１は、通信回線４０を介して、利
用者の端末である購入端末２０や販売端末３０に対し入
札の対象の商品やその入札の状況を通知し、又これら各
端末による購入を希望する商品の登録や、登録された商
品に対する入札の操作を受け付ける。

【００６６】通信部１１は、例えば、インターネットの
ウェブサーバの機能を備えること等により実現すること
ができる。この場合においては、ウェブページ上に上述
の入札に関する情報を表示することにより、入札の情報
を各利用者に提供することができ、又各利用者からの各
種の操作をＣＧＩや、各種のスクリプトや、電子メール
等を用いて受け付けることができる。

【００６７】商品登録部１２と入札受付部１３は、通信
部１１が受信した利用者の端末からの商品の登録や入札
の操作を受けて、これを商品情報記憶部１４に登録し、
新たな情報を表示するためのウェブページ等を生成し又
これを更新し、通信回線４０上にこの情報を公開する。

【００６８】利用者からの操作を受け付る方法は、例え
ばインターネットによる通信を行う場合においては、登
録する商品の説明や入札する金額等の必要な情報を入力
して入札サーバ１０に送信するためのフォームを表示す
ることにより行うことができる。

【００６９】このフォームは、ＨＴＭＬ文のタグや各種
スクリプト等を用いて、文字を入力するためのテキスト
エリアや、データをサーバ側に送信するｓｕｂｍｉｔボ
タン等のオブジェクトをウェブページ内に表示すること
で実現できる。

【００７０】商品登録のフォームには、商品の種類や名
前や説明や、入札の期間や、入札価格の上限等のデータ
の入力を行い、入札のフォームには、商品代金や販売す
る商品の説明等を入力する。又その他の必要とする情報
を入力する（又選択、指定する）ためのオブジェクトを
フォームに表示する。

【００７１】利用者がフォームに必要な情報を入力し入
札サーバ１０に送信すると、商品登録部１２及び入札受
付部１３はこれを登録してウェブページ等の表示を更新
することにより、商品の登録及び入札の操作が受け付け
る。

【００７２】商品情報記憶部１４が記録し登録する入札
に関する情報は、例えば入札対象の商品の情報として、
商品の種類や名前、商品の入札時の上限価格等の入札の
条件や、その各商品の入札期限等の情報を記録し、又各
商品に対する入札の記録として、入札者（である販売
者）の名前（又は当該入札者を識別するための識別子や
番号等）や、各入札者が入札した金額等の情報を記録す
る。また、各入札者が出品する商品の画像データ等も記
録してもよい。

【００７３】商品情報記憶部１４には、例えばハードデ
ィスクや半導体メモリ等の記録装置を用いることができ
る。

【００７４】表示制御部１５は、商品情報記憶部１４か
ら上記の入札に関する情報の内で利用者に公開する情報
を取り出して、予め設定された適切な表示形態に編集
し、通信部１１から通信回線４０を介して各利用者にこ
れを公開する。

【００７５】例えば、インターネットのウェブページを
用いて情報を公開する場合においては、上記の入札に関
する情報をＨＴＭＬ文等に変換してウェブページの作成
を実行し、又利用者からの操作（購入希望者からの新た
な入札対象の商品の登録や、販売者からの入札の操作
等）を受けた場合には、関連するウェブページのデータ
を最新のものに更新する。

【００７６】認証部１６は、パスワード等を用いること
により、利用者の本人確認を行う。本人確認を行うこと
で、商品を登録した購入希望者や入札を行った販売者
が、正規に登録された購入希望者や販売者であることが
証明され、これにより入札取引の信用性を高めることが
できる。

【００７７】例えば、図３の商品の登録（ステップ３０
１）や入札（ステップ３０４）の場合に、本人の名前
（又本人を識別するための識別番号等）とパスワードと
を入力するページを設けて、正しく登録された利用者の
パスワードが入力された場合に限り、利用者からの操作
を受け付ける等の方式により行うことができる。

【００７８】以上説明した本実施の形態の入札システム
１００により、商品の購入希望者がその商品を購入する
販売者を選択するための公開入札を、これら購入希望者
や販売者に対し対し提供することができる。また、販売
する価格のみでの入札ではなく、他の様々な販売の条件
をも指定して入札ができるため、より柔軟で詳細な入札
サービスが実現できる。

【００７９】次に、本発明の第２の実施の形態を説明す
る。

【００８０】上記、第１の実施の形態にでは、入札にお
いて、その金額以外の商品の個数、単価、納期等の各種
条件を指定することができるものの、図４の例において
は、入札の記録の一覧においてこうした各条件をコメン
トや商品の説明として登録し表示している。

【００８１】本実施の形態では、購入希望者や販売者に
よる操作に対応して、この一覧内に個別に表示する項目
の種類を設定する。

【００８２】例えば、利用者の指示に対応して、表示制
御部１５が指定された各条件のデータを表示するための
列を一覧内に新たに設けて表示し、また商品登録部１２
や入札受付部１３が、入札等を行うフォームにおいてこ
れら指定された種類の条件を個別に入力できるように、
データを入力するためのテキストエリア等のオブジェク
トを追加する等の処理を行う。

【００８３】図５は、本発明の第２の実施の形態の入札
に関する情報を表示する画面の一例を示す図である。図
５の例では、図４の例と同様に利用者の端末に備えるウ
ェブブラウザを用いて、ウェブページの形式で示される
入札の情報を表示している。

【００８４】この例においては、あるコンサートのチケ
ットを、購入を希望する商品として登録しており、この
月刊誌に対する入札を行うものであり、また多くの枚数
の購入を希望している。

【００８５】この商品に対し、これまでに“Ｄ氏”
“Ｅさん” “Ｆ氏”の３名の販売者が入札を行ってい
る。購入希望者は、これら販売者が提示する条件を比較
して、落札者を自由に選択する。また、この例における
購入希望者は、多くの枚数を購入したいのであるから、
複数の入札者を落札者として選んでもよい。

【００８６】ここで、図５の表示画面においては、一人
の販売者が複数枚のチケットを入札することに対応し
て、入札する枚数とその一枚当たりの単価を、一覧内の
各列に別けて表示している。

【００８７】このように一覧に表示する項目の設定は、
購入希望者が商品の登録時に、商品登録のページの所定
のフォーム等を操作することにより行う。また、販売者
により、同様にして入札時に設定できるものとすること
もできる。

【００８８】また、表示制御部１５は、利用者からの操
作に従い、こうした各条件のデータを用いて一覧内に表
示する各販売者による販売条件を並べ替えるものとして
もよい。

【００８９】これは、一覧内に表示する順番を、入札順
や入札価格の順番以外にも、利用者のその端末からの操
作に従い商品の数量、単価、納期等の順番にも並べ替え
るものであり、これにより各入札者による販売条件の優
劣の比較ができるため、現在の入札の状況をより分かり
易く表示でき、また購入希望者が落札者を選択するため
に便利である。

【００９０】この並べ替えに用いることのできる項目
は、商品の数量や単価等の数値データを用いるものや、
納期の日付や時刻等の並べ替えの可能なデータを用いる
ものや、（バラ売り等の）“可” “不可”の二者択一
や選択肢の中から条件を指定する方式の項目等が考えら
れる。

【００９１】またその他に、直接には上記の形態では表
されない、商品に傷や汚れのない度合い等の条件に対し
ても、例えばこの度合いをＡ，Ｂ，Ｃ等のいくつかの段
階に分けてその各段階の客観的な判定基準を示し、販売
者がこの判定基準に基づいて判定した結果を用いる等の
方式により、同様に並べ替えに使用することができる。

【００９２】また、第１の実施の形態では、落札者の判
定は、入札価格以外の条件をも参照して判定する場合に
おいては、購入希望者が個々の販売者の販売条件を比較
して判定していたが、本実施の形態においては、こうし
た場合においても落札者を自動判定することが可能にな
る。これは、販売条件をその各項目毎に優劣の比較の可
能な形で指定することができるためである。

【００９３】この、自動判定は、販売希望者により設定
された条件に基づき入札サーバ１０が実行するものであ
って、例えば指定した個数を商品の単価が安い順番に購
入する旨の設定や、商品が新品と中古の場合にそれぞれ
の希望落札価格を設定する等の方式が可能である。

【００９４】例えば、図５の例で、購入希望者が、４枚
のチケットを単価の安い順に購入すると設定した場合に
は、入札サーバ１０は各入札者の販売条件を参照するこ
とにより、“Ｄ氏”と “Ｅさん”の２人を落札者とし
て自動判定することができる。

【００９５】以上説明した本実施の形態の入札システム
により、第１の実施の形態の効果に加えて、利用者が商
品の登録や入札において指定する条件の項目を自由に指
定することができ、入札の情報が明確に示され、また容
易に商品の登録や入札において自由な条件を指定するこ
とができる。また、自由に各種の条件を指定して行う入
札において、落札者を自動判定することができる。

【００９６】なお、上記各実施の形態の入札システムに
おける入札制御方法は、入札サーバ１０の通信部１１、
商品情報記憶部１４、表示制御部１５、認証部１６、そ
の他の機能をハードウェア的に実現することは勿論とし
て、各機能を備えるコンピュータプログラムを、コンピ
ュータ処理装置のメモリにロードされることで実現する
ことができる。このコンピュータプログラムは、磁気デ
ィスク、半導体メモリその他の記録媒体５０に格納され
る。そして、その記録媒体５０からコンピュータ処理装
置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御す
ることにより、上述した各機能を実現する。

【００９７】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。

【００９８】

【発明の効果】以上説明したように本発明の入札システ
ムによれば、以下のような効果が達成される。

【００９９】第１に、利用者は、自分の足で複数の小売
店を歩いて回ったり、個々の小売店のＨＰをくまなく見
る必要もなく、自分の希望条件に最も合う小売店から商
品を購入することができる。小売店の側でも、無駄なＤ
Ｍやメールを打つことなく、商品の購入希望者とコンタ
クトすることができる。

【０１００】第２に、販売価格のみでの入札ではなく、
他の様々な販売の条件（サーポート、納期等）をも指定
して入札ができるため、より柔軟で詳細な入札サービス
が実現できる。

【０１０１】第３に、各入札者毎が提示する現在の販売
条件の一覧を表示することにより、入札価格のみに限ら
ない複合的に条件を提示して行う入札に対応し、当該商
品の購入希望者が落札者を適切に選択することができ
る。入札者は、入札対象の商品に対する入札の状況や傾
向を詳細に把握することができるため、以前に入札した
販売条件の更新や又新規の入札において、自らが提示す
る販売条件を他の入札者よりも良い条件を成すように適
切に作成することができる。

【０１０２】第４に、これにより、一人の入札者が一つ
の商品に対し、同時に異なる複数の種類の販売条件によ
り入札することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施の形態による入札システ
ムの構成を示すブロック図である。

【図２】 本発明の第１の実施の形態の入札システムを
利用する入札を説明するための図である。

【図３】 本発明の第１の実施の形態による入札システ
ムの、入札処理を説明するためのフローチャートであ
る。

【図４】 本発明の第１の実施の形態の入札に関する情
報を表示する画面の一例を示す図である。

【図５】 本発明の第２の実施の形態の入札に関する情
報を表示する画面の一例を示す図である。

【符号の説明】

１００ 入札システム １０ 入札サーバ １１ 通信部 １２ 商品登録部 １３ 入札受付部 １４ 商品情報記憶部 １５ 表示制御部 １６ 認証部 ２０ （購入希望者の）端末 ３０ （販売者の）端末 ４０ 通信回線 ５０ 記録媒体

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品の購入希望者の端末及び前記商品の
   販売者の端末と、通信回線を介して通信を行い前記商品
   の入札を仲介する入札システムにおいて、 前記購入希望者の端末から、購入を希望する商品の登録
   を受け付けるステップと、 前記登録した商品の情報を、入札対象の商品として前記
   通信回線上に公開するステップと、 前記販売者の端末から、前記公開された入札対象の商品
   に対する入札を受け付けるステップと、 各前記商品に対し行われた入札の情報を編集し、その一
   覧を前記通信回線上に公開するステップと、 前記一覧に表示する各販売者による入札の情報を比較
   し、最良の条件を提示する販売者を選択して、落札者を
   決定するステップを備えることを特徴とする入札システ
   ム。
2. 【請求項２】 入札対象の商品を、前記購入希望者が当
   該商品を購入する条件である購入条件を詳細に指定して
   登録し、 前記販売者は、前記商品に対し当該商品を販売する条件
   である販売条件を詳細に指定して入札し、 前記購入条件と、各前記販売者により入札された前記販
   売条件の一覧を公開することを特徴とする請求項１に記
   載の入札システム。
3. 【請求項３】 前記購入条件及び前記販売条件の条件と
   して、商品の価格、数量、単価、納期、傷や汚れの程
   度、保障期間の内少なくとも一つ以上の条件を指定する
   ステップを備えることを特徴とする請求項２に記載の入
   札システム。
4. 【請求項４】 予め設定された判定条件に基づき、落札
   者を自動判定するステップを備えることを特徴とする請
   求項１から請求項３のいずれか一つに記載の入札システ
   ム。
5. 【請求項５】 前記通信回線をインターネット回線とす
   ることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか一
   つに記載の入札システム。
6. 【請求項６】 商品の購入希望者の端末及び販売者の端
   末と、通信回線を介して通信を行う通信手段と、 前記購入希望者が購入を希望する商品を、その購入条件
   を前記端末から受け付けて、当該商品を登録し前記通信
   回線上に公開する商品登録手段と、 登録された前記商品を販売するための前記販売者による
   入札を、その販売条件の前記端末からの入力により受け
   付けて、これを登録し前記通信回線上に公開する入札受
   付手段を備え、 前記購入希望者が当該商品の購入先を選択するための入
   札を管理することを特徴とする入札サーバ。
7. 【請求項７】 前記購入希望者及び前記販売者からの操
   作に従い、前記購入条件及び前記販売条件として使用す
   る条件の項目とその種類を設定し、各前記項目毎にその
   条件の値の入力を受け付けることを特徴とする請求項６
   に記載の入札サーバ。
8. 【請求項８】 入札に関する情報を記録し参照する商品
   情報記憶手段と、 前記通信回線上に入札に関する情報を公開し、その更新
   を制御する表示制御手段と、 予め利用者を登録しその登録された前記利用者を認証す
   る認証手段を備えることを特徴とする請求項６又は請求
   項７に記載の入札サーバ。
9. 【請求項９】 前記表示制御手段は、 各前記商品に対して、入札した各前記販売者毎の販売条
   件の一覧を表示し、 前記一覧内に表示する各前記販売者による販売条件を、
   当該販売者からの同一商品に対する新規の販売条件の入
   力に対応して、当該新規の販売条件に更新することを特
   徴とする請求項６から請求項８のいずれか一つに記載の
   入札サーバ。
10. 【請求項１０】 前記通信回線をインターネット回線と
    することを特徴とする請求項６から請求項９のいずれか
    一つに記載の入札サーバ。
11. 【請求項１１】 購入希望者が購入を希望する商品を、
    その購入条件を前記購入希望者の端末から受け付けるこ
    とにより、当該商品を登録し前記通信回線上に公開する
    商品登録ステップと、 登録された前記商品を販売するための販売者による入札
    を、その販売条件を前記販売者の端末から受け付けるこ
    とにより、前記入札を登録し前記通信回線上に公開する
    入札受付ステップを備え、 前記購入希望者が当該商品の購入先を選択するための入
    札を管理することを特徴とする入札制御方法。
12. 【請求項１２】 前記購入希望者及び前記販売者からの
    操作に従い、前記購入条件及び前記販売条件として使用
    する条件の項目とその種類を設定し、各前記項目毎にそ
    の条件の値の入力を受け付けることを特徴とする請求項
    １１に記載の入札制御方法。
13. 【請求項１３】 入札に関する情報を記録し参照する商
    品情報記憶ステップと、 前記通信回線上に入札に関する情報を公開し、その更新
    を制御する表示制御ステップと、 予め利用者を登録しその登録された前記利用者を認証す
    る認証ステップを備えることを特徴とする請求項１１又
    は請求項１２に記載の入札制御方法。
14. 【請求項１４】 前記表示制御ステップは、 各前記商品に対して、入札した各前記販売者毎の販売条
    件の一覧を表示し、 前記一覧内に表示する各前記販売者による販売条件を、
    当該販売者からの同一商品に対する新規の販売条件の入
    力に対応して、当該新規の販売条件に更新することを特
    徴とする請求項１１から請求項１３のいずれか一つに記
    載の入札制御方法。
15. 【請求項１５】 前記通信回線をインターネット回線と
    することを特徴とする請求項１１から請求項１４のいず
    れか一つに記載の入札制御方法。
16. 【請求項１６】 購入希望者が購入を希望する商品を、
    その購入条件を前記購入希望者の端末から受け付けるこ
    とにより、当該商品を登録し前記通信回線上に公開する
    商品登録ステップと、 登録された前記商品を販売するための販売者による入札
    を、その販売条件を前記販売者の端末から受け付けるこ
    とにより、前記入札を登録し前記通信回線上に公開する
    入札受付ステップを備え、 前記購入希望者が当該商品の購入先を選択するための入
    札を管理することを特徴とする入札管理プログラムを記
    録した記録媒体。
17. 【請求項１７】 前記購入希望者及び前記販売者からの
    操作に従い、前記購入条件及び前記販売条件として使用
    する条件の項目とその種類を設定し、各前記項目毎にそ
    の条件の値の入力を受け付けることを特徴とする請求項
    １６に記載の入札管理プログラムを記録した記録媒体。
18. 【請求項１８】 入札に関する情報を記録し参照する商
    品情報記憶ステップと、 前記通信回線上に入札に関する情報を公開し、その更新
    を制御する表示制御ステップと、 予め利用者を登録しその登録された前記利用者を認証す
    る認証ステップを備えることを特徴とする請求項１６又
    は請求項１７に記載の入札管理プログラムを記録した記
    録媒体。
19. 【請求項１９】 前記表示制御ステップは、 各前記商品に対して、入札した各前記販売者毎の販売条
    件の一覧を表示し、 前記一覧内に表示する各前記販売者による販売条件を、
    当該販売者からの同一商品に対する新規の販売条件の入
    力に対応して、当該新規の販売条件に更新することを特
    徴とする請求項１６から請求項１８のいずれか一つに記
    載の入札管理プログラムを記録した記録媒体。
20. 【請求項２０】 前記通信回線をインターネット回線と
    することを特徴とする請求項１６から請求項１９のいず
    れか一つに記載の入札管理プログラムを記録した記録媒
    体。