JP7206636B2 - 自動搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、自動搬送装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において、画像を読み取る読取部等へ原稿を搬送するときには、搬送経路内を自動で読取部まで搬送する自動搬送装置が用いられている。
このような自動搬送装置では、原稿の表裏の調整や、小型化のために、搬送経路を湾曲させて、ニップ方向に延びる末端までの距離を小さくする構成が知られている。
しかしながら、小型化のためには曲率を大きくせざるを得ず、特に剛性の強い用紙等の搬送においては、搬送経路の形状に沿わず、搬送方向下流のニップに向けてガイドされ難くなってニップ進入時に搬送抵抗が生じるという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、湾曲した搬送経路であっても安定して原稿を搬送する自動搬送装置の提供を目的とする。
本発明の自動搬送装置は、記録媒体を搬送する自動搬送装置であって、読取部よりも搬送方向上流側に配置された駆動ローラと、前記駆動ローラと対向して一対に配置された従動コロと、前記駆動ローラと前記従動コロとが形成するニップ部と、前記ニップ部へと前記記録媒体をガイド搬送するための湾曲した搬送経路を形成するガイド面と、を有し、湾曲した前記ガイド面の外側面の端部に前記記録媒体の先端が搬送され接触するときに、前記端部より上流の前記外側面と前記記録媒体との間に隙間がある自動原稿搬送装置であって、前記隙間が減少するように前記記録媒体を押圧するとともに、回転体である押圧部材を設け、前記回転体の回転軸を下方から支持する凹字形状の軸受けを有し、前記軸受けは当該回転軸と前記軸受けとの間の水平方向において間隙を有し、当該間隙を前記回転軸が水平方向に移動可能であることを特徴とする。
本発明の自動搬送装置によれば、湾曲した搬送経路であっても安定して原稿を搬送することができる。
本発明が用いられる画像形成装置の概略構成である。 図1に示した画像形成部の機能構成を示す図である。 本発明の自動搬送装置の構成の一例を示す図である。 図3に示された自動搬送装置の搬送経路の一例を示す図である。 図3に示された自動搬送装置の構成の一例を示す図である。 図3に示された押圧部材の構成の一例を示す図である。 自動搬送装置の押圧部材の第1の変形例を示す図である。 自動搬送装置の押圧部材の第2の変形例を示す図である。 自動搬送装置の比較例を示す図である。
以下、本発明に係る自動搬送装置及び当該自動搬送装置を用いた画像形成装置の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
画像形成装置100は、図1に示すように、使用者が操作を行うための操作部5と、記録媒体たる原稿Qをデータ化された画像として読み取るための読取部としての画像読取部3と、載置トレイ101から画像読取部3に向けて原稿Qを搬送するための搬送部(ADF)4と、画像読取部3において読み取った原稿Qの画像データを電子写真方式で複写するための画像形成部2と、を有している。
本実施形態では、画像読取部3と搬送部4とを記録媒体を搬送する自動搬送装置たる自動原稿搬送装置として説明する。
図2は図1に示した画像形成装置100のうち、画像形成部2を抜き出した模式図である。
画像形成部2の下方には、読み取る原稿Qのサイズに応じて、自動的にまたは操作部5を用いたユーザの手動設定によって用紙サイズ(シートサイズ)を択一的に選択可能にした給紙装置7が設けられている。すなわち、給紙装置7は、シート収容手段としての複数の給紙トレイ71を給紙装置7内に多段に収納・配置されているとともに、各給紙トレイ71を個別に給紙装置7外に引き出し可能に構成されていて、それぞれの給紙トレイ71にそのトレイ用の用紙Sをセットおよび適宜の枚数、補充可能にされている。各給紙トレイ71には、互いに異なる紙種(シート種類)としてそれぞれ各種用紙サイズおよび用紙搬送方向(シート搬送方向)に対して縦横の向きにした用紙Sが、多数枚積載・収納されている。
画像形成部2は、例えば複数の円柱状の感光体を有するプロセスカートリッジを有している。
画像形成部2は、図2に示すように、感光体ユニット20と定着装置21とを有している。
画像形成部2は、略上下方向に所定に離間させて対向配置された2つの支持ローラ25、26と、これら支持ローラ25,26間に張架されB方向に回転する中間転写体たる転写ベルト27とを有している。
搬送路R1上を上流側から下流側に向けて搬送されてくる用紙Sに対して、感光体ユニット20がその生成したトナー像を転写ベルト27へ転写した後、更に転写ベルト27から用紙Sへと転写され、定着装置21がその転写されたトナー像を用紙Sに定着する。
トナー像を定着された用紙Sは、搬送路R1の末端に配置された排紙部9から排出されるようになっている。
感光体ユニット20は、像担持体としてのドラム状の感光体20Aを有し、略水平に配置された回転軸を中心にして、画像形成装置本体内の側板に回転可能に支持されている。
感光体20Aは、所定の径で円筒形状に形成され、モータなどの駆動源から回転駆動力が伝達されて、図中A方向で示す回転方向に安定した一定速度で回転駆動されるようになっている。
感光体ユニット20は、感光体20Aの周囲にA方向に沿った回転方向に順に、現像装置29と、転写装置23と、クリーニング装置28と、除電装置と、帯電装置24とを有し、感光体20Aの反時計回りの回転方向における1回転の範囲内に、これらの各装置22~24それぞれによって、その上流から下流に渡って順次、現像位置、転写位置、クリーニング位置、除電位置、帯電位置が設定されている。
さらに、帯電位置と現像位置との間には、潜像形成位置が設定され、潜像形成位置に所定のレーザ光を照射して、画像情報に応じた不可視の潜像を書き込むための露光装置47が、感光体ユニット20から離れた位置に配置されている。
感光体20Aが所定の反時計回りに回転駆動されるとともに、この感光体20Aの回転に同期して、下記に示すように画像形成が行われる。
すなわち、現像装置29は、表面からトナー粒子を放射状に起立させたトナーブラシを生成する現像ローラなどの構成を有し、感光体20A表面上の所定箇所に生成され該感光体20Aの回転に伴い周上を移動して、現像位置を通過する潜像に対して、トナーブラシ先端のトナー粒子を付着させ、不可視の潜像をモノクロトナー像で可視像化する。
感光体クリーニング装置28は、転写後の感光体20A表面に残留したトナーや異物などを除去するために感光体20A上のクリーニング位置に配置されている。
除電装置は、所定強度の発光が可能なランプを主体に構成されており、ランプから除電位置に除電用の光を照射して、当該光の照射された位置における感光体20A表面の帯電状態を解除し、転写位置を通過した後の感光体20Aの表面電位を、初期状態に復帰させるようにしている。
感光体20Aの外周表面上に形成されたトナー像は、転写ベルト27を介して用紙Sにさらに転写される。このように表面にトナー像が転写された用紙Sは、搬送路R1の下流側に搬送され、後述の定着装置21によって定着される。
定着装置21は、熱源としての電熱ヒータなどを内蔵した加熱ローラ31と、加熱ローラ31に対向配置され加熱ローラ31側に押圧付勢された加圧ローラ32とを有する。
駆動源により加熱ローラ31が回転駆動されると、これに接した加圧ローラ32が従動回転されるとともに、加熱ローラ31と加圧ローラ32とが当接した箇所には、所定の加熱温度と加圧力とが確保されて、トナー像を用紙S上に定着させるためのニップ部が形成される。
図1の自動原稿搬送装置は、図1、図3に示すように、画像読取部3と搬送部たるADF4とからなる画像形成装置100の上部構造である。
画像読取部3は、原稿Qが搬送されてきたときに原稿Qのオモテ面側を読み取る表面読取部16と、表面読取部16の上方に取り付けられたコンタクトガラス6と、を有している。
ADF4は、図3に示すように、画像読取部3の上部に開閉可能に取り付けられた自動搬送装置である。
ADF4は原稿Qのウラ面側を読み取る裏面読取部18と、裏面読取部18と原稿Qの通過する経路との間に配置されたコンタクトガラス17とを有している。 ADF4は、載置トレイ101から所定間隔をあけた位置9aに配置されるピックアップローラ41と、ピックアップローラ41によって取得された原稿Qを最上位の一枚から順次分離するフィードローラ411と分離パッド412と、を有している。なお、ここでは分離パッド412を用いて原稿Qを一枚ずつ分離するとしたが、リバースローラを用いても良い。かかる構成において、フィードローラ411と分離パッド412とは分離部としての機能を有している。
ピックアップローラ41は、フィードローラ411を軸中心に回転動するように支持され、ピックアップローラ41とフィードローラ411とには無端状のベルトが張架されている。
ADF4はまた、フィードローラ411よりも原稿搬送方向下流側であって画像読取部3の表面読取部16及びADF4の裏面読取部18よりも搬送方向上流側にあるプルアウトローラ413と、読取前ローラ414と、を有している。
ADF4はまた、搬送中の原稿Qの先端を検知することで移動を検知して読取開始のタイミングを合わせるためのレジストセンサ15と、読取が終了した原稿Qを排紙トレイ421へと排出するためのそれぞれ一対のローラである読取後ローラ419と、排紙ローラ420と、これらローラを駆動するための駆動源としてADF4内のモータと、を有している。
かかるADF4の構成において、ローラはモータを駆動源として駆動されているが、かかる構成に限定されるものではなく、複数の駆動源を有していても良いし、対となるローラによって従動するものでも良い。
読取前ローラ414、従動コロ426、裏面読取部18、読取後ローラ419と、排紙ローラ420とはADF4側に取り付けられ、コンタクトガラス6と、表面読取部16と、は画像読取部3側に取り付けられており、ADF4と画像読取部3とは図示しない回転可能なヒンジを介して連結されている。かかる構成により、ADF4と画像読取部3とは分離して開閉可能な構成となっている。
ADF4はまた、原稿Qを載置する載置トレイ101から、画像読取部3まで原稿Qを搬送し、C方向に沿って原稿Qを搬送するための搬送経路42と、搬送経路42に設けられて原稿Qを搬送経路42の外壁側に向かって突出し自重で押圧するコロの押圧部材22(図4参照)と、を有している。
搬送経路42は、所定の曲率で湾曲した湾曲部43を有し、原稿Qの表側と当接する面すなわち湾曲部43の外周側を形成する外側ガイド面たる外側壁面43aと、湾曲部43の内周側を形成する内側ガイド面たる内側壁面43bと、を有している。
押圧部材22は、本実施形態では例えば図4に示すように、D方向に回転可能に支持された回転体たるローラコロである。なお、かかる構成に限定されるものではなく、外側壁面43aに対する接触摩擦力の増大を防ぐ矩形部材や球状部材等であっても良いが、原稿Qの押圧部材22接触による紙詰まりを防ぐことを目的とすれば、従動回転体であることが最も望ましい。
このような画像形成装置100を用いて原稿Qを複写するときには、まず原稿Qを載置トレイ101に表面を上にした状態でページ順に載置する。
ADF4は、ピックアップローラ41を待機位置9aから、原稿Qの上面に当接する当接位置9bへと移動させて、最も上面に載置された原稿Qを1枚ずつ分離しながら搬送する。
フィードローラ411と分離パッド412とで分離され搬送された原稿Qは、続いてプルアウトローラ413と読取前ローラ414とによって画像読取部3へと搬送される。
読取前ローラ414と画像読取部3との間にはレジストセンサ15が配置されており、搬送中の原稿Qの先端を検知して読取開始タイミングを合わせる。
なお、かかるレジストセンサ15は原稿Qの後端を検知することで原稿長や原稿どうしの間隔を検知する目的でも使用される。
既に述べたように画像読取部3側に取り付けられた表面読取部16の上面にはコンタクトガラス6が設けられており、ADF4側に取り付けられた裏面読取部18の下面にはコンタクトガラス17が設けられているから、画像読取部3は、ADF4によってコンタクトガラス6とコンタクトガラス17の間に形成される経路上に原稿Qを通過させて原稿Qの両面を光学的に読み取ることで原稿Qを画像データとして記憶する。なお何れか1方だけを用いて片面読取を行うとしても良い。
すべての原稿Qを読み込むと、ピックアップローラ41が当接位置9bから待機位置9aへと上昇して待機状態へと戻る。
画像形成部2は、画像読取部3において読み込まれた画像データに基づいて、感光体20Aに潜像を書き込み、トナー像として現像され、転写ベルト27を介して給紙装置7から供給された用紙Sへと転写される。
用紙Sに転写されたトナー像は、定着装置21によって画像として定着され、排紙部9から排出される。
さて、このような画像形成装置100において、ADF4は、原稿Qを紙詰まり等なく確実に搬送するとともに、小型化することが求められている。
ADF4の載置トレイ101上から原稿Qを搬送する方向を小型化する場合には、図9に比較例として示すように、搬送経路42の曲率を搬送経路42’よりも大きく(曲率半径を小さく)した搬送経路42にする必要がある。しかしながら単に搬送経路42の曲率を大きくするだけでは、原稿Qの剛性によっては、図9のように原稿Qが搬送経路42の外壁の先端に到達したときに、搬送経路42の外壁に沿わずに原稿Qが外壁から浮いて隙間ができてしまい外壁で原稿Qを上手くガイドされず、外壁端から搬送される原稿端が読取前ローラ414と従動コロ426とで形成されるニップ部Nに上手く搬送されないという問題があった。
そこで、本実施形態では、図4~図6に本発明の実施形態として例示する通り、搬送経路42の外壁に原稿Qが沿うように押圧部材22を用いて原稿Qを押圧することで、かかる問題を解消する。
このような構成について説明を行う。
図4は、搬送経路42の湾曲部43は、読取前ローラ414と従動コロ426とで構成されるニップ部Nに向かって原稿Qがガイドされやすくなるように構成されている。
図4は、原稿Qが搬送経路42の外壁の先端に到達したときに、搬送経路42の外壁に沿わずに原稿Qが外壁から浮いて隙間ができてしまうもので、外側壁面43aの搬送方向下流の端部側には、押圧部材22が配置されて、かかる押圧部材22が、搬送経路42中の湾曲部43で原稿Qを外側壁面43a側へと自重で押圧する。
このように、押圧部材22を湾曲部43の出口近傍に設けることにより、例えば原稿Qの剛性が高く、外側壁面43aから離間しやすい原稿を用いる場合に、外側壁面43aに沿うように押圧部材22が原稿Qを押圧する。
かかる構成により、湾曲部43の曲率を大きくしても、原稿Qのニップ部Nへの侵入が容易となり、原稿Qの紙詰まりなどの問題を抑制することができ安定して原稿を搬送することができる。
ここで、搬送経路42の湾曲部43と押圧部材22との関係の詳細を説明する図5に示すように搬送経路42は、湾曲部43の外周側を形成する外側壁面43aと、湾曲部43の内周側を形成する内側壁面43bと、を有している。
読取前ローラ414と従動コロ426との押圧によるニップ部Nから水平方向に最も遠い内側壁面たる第1の点P1から、搬送経路43の終端における外側壁面43aの端部たる第2の点P2までの水平距離LXは、第1の点P1から第2の点P2までの垂直距離LYよりも短い。かかる構成によれば、搬送経路42の湾曲部43が大きく湾曲するから、ADF4を水平方向で小型化することができる。
また押圧部材22は、搬送経路42上において、第1の点P1と第2の点P2との間に配置される。
特に、押圧部材22の原稿Qと接触する最下部は、第2の点P2の水平方向で上方にする。押圧部材22がコロの場合、コロの回転による接触力の軽減があるため、コロの最下部と外側壁面43aとの間に隙間があれば、第2の点P2の水平方向で下方にすることもできる。
かかる構成とすれば、原稿Qが外側壁面43aの端部に搬送されたときに、原稿Qが押圧部材22に押圧されることとなるから、原稿Qと外側壁面43aとの接触角度が変わり接触力が軽減され、原稿Qが搬送経路42のガイドすべきニップ部Nの方向へ確実に進めることができる。
また、表面読取部16または裏面読取部18は、本実施形態ではニップ部Nよりも搬送方向下流側であって、かつ上方に配置される。言い換えると図3に示すようにニップ部N以降の搬送経路は、水平方向よりも鉛直方向側に延びて形成されている。
かかる構成によれば、ニップ部N以降の搬送経路が斜めになるから、画像形成装置100の省スペース化に寄与する。
また、本実施形態では押圧部材22は、外側壁面43aとの最小隙間が読取前ローラ414の軸方向で同間隔になる部位があるように回転軸Oを中心に回転する回転体である。
かかる構成によれば、原稿Qが押圧部材22と当接した時に、外側壁面43aに対して平行に入っていきやすくなるため、進入時の抵抗を低減して、紙詰まり等の問題を抑制することが可能である。
このような原稿Qの搬送時の抵抗すなわち接触力が大きい時には、原稿Qへのダメージやジャムといった問題が生じうるため、接触力を低減するような構成がより好ましい。
また、図6のように本実施形態では、ADF4(図3参照)の筐体や内側壁面43b(図4参照)に設けられて押圧部材22の回転軸Oを支持する軸受け44を有し、回転軸Oと軸受け44との間の少なくとも一部には間隙45を有している。
かかる構成によれば、原稿Qと押圧部材22とが接触した時に、回転軸Oが間隙45を移動することができるから、押圧部材22が上方移動し押圧部材22の自重で原稿Qを押圧することができ、更に押圧部材22が水平移動し原稿Qの進入時の接触抵抗をさらに低減することができる。かかる構成により、原稿Qの紙詰まりや汚損などの問題が生じ難くなる。
また、本実施形態では、押圧部材22は、搬送経路42の幅方向の中央部に配置される。
かかる構成によれば、原稿Qの幅方向の中央部分を押圧することとなるから、異なる用紙サイズにおいても確実に原稿Qを外側壁面43a側へと押圧することができる。
なお、図7、図8に押圧部材22の他の変形例について示す。
図7の構成においては、押圧部材22は搬送経路42の幅方向において複数配置される。かかる構成によれば、原稿Qの紙幅が狭い場合にも、搬送経路42の外壁に原稿Qが沿うように複数の点で押圧部材22が原稿Qを押圧することとなり、多様な紙種やサイズに対応しやすく、様々な種類の原稿Qを湾曲した搬送経路であっても安定して原稿を搬送することができる。
また図8の構成においては、押圧部材22は、下方向すなわち外側壁面43aへ向かう方向に対して押圧部材22の側面の一部から突出し、回転方向に沿って形成されたリブ形状の凸部22bを有している。
かかる構成により、原稿Qが押圧部材22に押圧される際に、接触力が軽減して外側壁面43aに向かって押圧することができ、また突起が錘となり押圧部材22が回転しても突起が下方方向に位置するようになるので、より接触抵抗を低減して原稿Qの紙詰まりや汚損などの問題が生じ難くなる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態や変形例を適宜に組み合わせてもよい。
3 読取部
4 自動搬送装置(ADF)
22 押圧部材
22b リブ(凸部)
42 搬送経路
43 湾曲部
43a 外側壁面(外側ガイド面)
43b 内側壁面(内側ガイド面)
100 画像形成装置
414 駆動ローラ
426 従動コロ
N ニップ部
O 軸(回転軸)
P1 第1の点
P2 第2の点
Q 記録媒体(原稿)
特開2006-213474号公報 特開2000-168992号公報 特許第4621219号公報

Claims (8)

  1. 記録媒体を搬送する自動搬送装置であって、
    読取部よりも搬送方向上流側に配置された駆動ローラと、
    前記駆動ローラと対向して一対に配置された従動コロと、
    前記駆動ローラと前記従動コロとが形成するニップ部と、
    前記ニップ部へと前記記録媒体をガイド搬送するための湾曲した搬送経路を形成するガイド面と、
    を有し、
    湾曲した前記ガイド面の外側面の端部に前記記録媒体の先端が搬送され接触するときに、前記端部より上流の前記外側面と前記記録媒体との間に隙間がある自動原稿搬送装置であって、
    前記隙間が減少するように前記記録媒体を押圧するとともに、回転体である押圧部材を設け、
    前記回転体の回転軸を下方から支持する凹字形状の軸受けを有し、前記軸受けは当該回転軸と前記軸受けとの間の水平方向において間隙を有し、当該間隙を前記回転軸が水平方向に移動可能であることを特徴とする自動搬送装置。
  2. 請求項1に記載の自動搬送装置において、
    前記搬送経路は、湾曲部の外周側を形成する外側壁面と、前記湾曲部の内周側を形成する内側壁面と、を有し、
    前記ニップ部から水平方向に最も遠い前記内側壁面たる第1の点から、前記搬送経路の終端における前記外側壁面の端部たる第2の点までの水平距離は、前記第1の点から前記第2の点までの垂直距離よりも短いことを特徴とする自動搬送装置。
  3. 請求項2に記載の自動搬送装置において、
    前記押圧部材は、前記搬送経路上において、前記第1の点と前記第2の点との間に配置されたことを特徴とする自動搬送装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記読取部は、前記ニップ部よりも上方に配置されたことを特徴とする自動搬送装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記押圧部材は、回転方向に沿って形成されたリブを有することを特徴とする自動搬送装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記押圧部材は、前記搬送経路の幅方向の中央部に配置されることを特徴とする自動搬送装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記押圧部材は前記搬送経路の幅方向において複数配置されることを特徴とする自動搬送装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1つに記載の自動搬送装置を有する画像形成装置。
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