JP7204040B2 - 緩衝材、包装緩衝装置およびその製造方法 - Google Patents

緩衝材、包装緩衝装置およびその製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、緩衝材、包装緩衝装置およびその製造方法に関する。
物品を包装する際に、プラスチックを原料とする緩衝材が一般的に使用されている。しかし、プラスチックは分解されにくい。また、プラスチックを焼却処分する場合には、有害物質が発生する。
このような環境問題に対応するため、環境負荷の小さな紙質材料を原料とする緩衝材が開発されている。
例えば、特許文献1は、シート状材料に山折り線と谷折り線を設けて作成されたひし形形状のパネルを、円筒状にして形成された折り線付構造物を開示している。
国際公開第2001/081821号
特許文献1の円筒状の折り線付構造物は、高さ方向から衝撃が加わった際、衝撃エネルギーを、折り線を屈曲させるエネルギーに変換することにより吸収する。緩衝性能は、折り線の総長に比例して向上する。しかし、折り線の本数と位置は、幾何学的に制限されるため、円筒構造の周長によって折り線を設けることのできる箇所が制限される。このため、容積当たりの緩衝性能に限界がある。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、紙部材により形成され、高い緩衝性能を備えた緩衝材、包装緩衝装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る緩衝材は、生分解性シートから形成されている。また、緩衝材は、多角形形状の緩衝部が千鳥状に配列され、複数の前記緩衝部に囲まれた領域に多角形形状の開口穴が形成されている。また、緩衝材は、各前記緩衝部の少なくとも3つの平行な線で屈曲し、隣接する前記緩衝部の間の境界線が屈曲して荷重方向に屈伸する蛇腹構造を形成する。
上記構成によれば、屈曲する部分の長さを確保することができるため、生分解性シート部材を用いて、高い緩衝性能を有する緩衝材、包装緩衝装置およびその製造方法を提供することができる。
実施の形態1に係る緩衝材の拡大図 実施の形態1に係る緩衝材の部分拡大展開図 実施の形態1に係る緩衝材の緩衝部の拡大図 実施の形態1に係る緩衝材の概略斜視図 図1Bおよび図1CのII-II’矢視部分拡大断面図 実施の形態1に係る紙シートの展開図の一部分 図3Aの破線で囲まれた矩形領域の部分拡大図 実施の形態1に係る緩衝材の緩衝性能を説明するための比較図 図4Aの破線で囲まれた矩形領域の部分拡大図 実施の形態1に係る紙シートの展開図 使用形態1に係る包装緩衝装置を示す概略斜視図 図6Aに係る包装緩衝装置の使用形態を示す概略斜視図 使用形態2に係る包装緩衝装置を示す概略斜視図 図7Aに係る包装緩衝装置の使用形態を示す概略斜視図 実施の形態2に係る包装緩衝装置の構造を示す側面図 実施の形態2に係る包装緩衝装置の使用形態の例を示す概略側面図 本開示に係る緩衝材の他の構成例を示す概略斜視図 本開示に係る他の構成例の緩衝材の拡大図 本開示に係る他の構成例の緩衝材の拡大図 本開示に係る他の構成例の緩衝材の拡大図
以下、本開示に係る緩衝材、包装緩衝装置およびその製造方法について、図面を参照して説明する。
なお、理解を容易にするために、実施の形態に係る緩衝材の、後述する緩衝部100の屈伸方向をY軸方向、緩衝部100の屈伸方向に対して直角な方向をX軸方向、Y軸方向とX軸方向に直角な方向をZ軸方向とするXYZ直交座標を設定し、適宜参照する。荷重はY軸方向成分を有する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る緩衝材10とその製造方法について説明する。
緩衝材10は、図1Dに示すように、概略的に、生分解性シートである紙のシート(以下、紙シート)40が筒状に成型されて接合部43で接合された構造を有する。
図1Aに拡大して示すように、紙シート40は、複数の折り線で谷折り或いは山折りされて複数の領域(以下、パネル)に区画されている。紙シート40が、複数の折り線で谷折り或いは山折りされることにより、緩衝材10は、筒の軸方向に平行な方向、即ち、Y軸方向に屈伸可能となっている。紙シート40は、全体が段ボール紙、板紙などのシート状の紙部材で形成されている。
図1Bに展開して示すように、紙シート40は、山折り線1019により山折りされて、それぞれ凹十角形状を有する複数の緩衝部100に区画されている。なお、凹十角形は、内角のうち一つ以上が180°より大きい凹角で表される十角形と定義される。
緩衝部100は、1/2ピッチずつY軸方向およびX軸方向にずれた千鳥状に配列されている。また、連接された4つの緩衝部100に囲まれた領域には、凸六角形の開口穴1011が形成されている。なお、六角形のうち、180°より大きい凹角を内角に有するものを凹六角形とし、直角を内角に有するものを直六角形とし、凹角も直角も内角に有さないものを凸六角形とする。
また、図1B、後述する図11及び図12において、領域の区別を容易にするために、断面ではないものの、六角形の開口穴1011にハッチングを付している。
図1Cに拡大して示すように、個々の緩衝部100は、2つの凹角を有する凹十角形状を有する。凹十角形の各頂点に符号A1~A3、B1、B2、C1~C3、D1、D2を付す。このとき、Y軸方向中央の頂点A3とC3の内角は180°より大きい凹角のθ4であり、他の内角は180°より小さい凸角である。
緩衝部100は、Y軸方向中央に位置する対角A3とC3とを結ぶ、X軸方向に延在する山折り線1017により山折りされて、凸六角形状を有する2つの部分(以下、凸六角形状部)101に区画されている。なお、山折り線1017より+Y側の凸六角形状部を符号101Aと表現し、山折り線1017より-Y側の凸六角形状部を符号101Bと表し、両者を区別しないときには、符号101を付す。凸六角形状部101Aと101Bとは、対角線、即ち、荷重方向に直角な第1の線としての山折り線1017に対して線対称である。
なお、緩衝部100は、X軸方向中央をY軸方向に延在する仮想線に対して線対称でもある。
さらに、+Y側の凸六角形状部101Aは、対角A1とC1とを結ぶX軸方向に延在する第2の辺としての谷折り線1016により谷折りされて、第2のパネルとして台形状のパネル(以下、台形パネル)1012と1013とに区画されている。台形パネル1013を形成するA1A3またはC1C3で表される第3の辺または第4の辺は、第1の辺の一端と第2の辺の一端とを繋ぐ。また、図1Cの第6の辺は、第2の辺の一端と第5の辺の一端とを繋ぐ。さらに、また、図1Cの第7の辺は、第2の辺の他端と第5の辺の他端とを繋ぐ。ここで、第7の辺は、第1の緩衝部、第3の緩衝部となる。また、2つの第3の辺は、第2の緩衝部となる。そして、2つの第4の辺は、第4の緩衝部となる。
同様に、-Y側の凸六角形状部101Bは、対角A2とC2とを結ぶX軸方向に延在する第2の辺としての谷折り線1018により谷折りされて、台形パネル1014と1015とに区画されている。台形パネル1015を形成するA2A3またはC2C3で表される第3の辺または第4の辺は、第1の辺の一端と第2の辺の一端とを繋ぐ。また、図1Cの第6の辺は、第2の辺の一端と第5の辺の一端とを繋ぐ。さらに、また、図1Cの第7の辺は、第2の辺の他端と第5の辺の他端とを繋ぐ。
第1の辺、第2の辺、第3の辺は、荷重方向であるY軸方向に直角なX軸方向に延在し、互いに平行である。
なお、谷折り線1016、山折り線1017、谷折り線1018、山折り線1019は、その部分が屈曲する屈曲部として機能するため、以下、それぞれ屈曲部1016、1017、1018、1019、と呼ぶこともある。
このように、緩衝部100は、2つの凸六角形状部101にそれぞれ形成された谷折り線1016、1018、並びに、2つの凸六角形状部101を区画する線分A3C3で表される第1の辺としての山折り線1017、および斜辺として線分A1B1、線分B2C1、線分C2D2、線分A2D1で表される4つの山折り線1019の、合計7つの屈曲部を有する。
ここで、斜辺とは、緩衝部100の2つの凹角を規定する辺A1-A3とA3-A2、およびC1-C3とC3-C2を除いた、Y軸およびZ軸に斜めの外周辺を表す。
このような屈曲構造を有する緩衝部100が千鳥状に配列されることにより、紙シート40およびそれが成型されて形成された緩衝材10は、Y方向に屈伸する蛇腹構造を備えることとなる。
なお、凸六角形の開口穴1011を取り囲む4つの緩衝部100により形成される基本構造が緩衝構造の最小単位であり、紙シート40は、この最小単位の基本構造を複数有する。
緩衝材10は、紙シート40を、荷重方向を中心軸とする筒状に成型することによって形成される。このため、緩衝材10も、図1Aに示すように、全体として、複数の緩衝部100、およびそれらにより囲まれる複数の凸六角形の開口穴1011を側面に有し、側面には緩衝部100が千鳥状に配列している。
なお、以上の説明では、各折り線を山折りまたは谷折りする例を示したが、山折りか谷折りかは、紙シート40に対する視点の位置に基づく相対的なものであり、裏面から見ると逆の折り方になるものである。また、平行および直角部分については、緩衝材10の屈伸機能が維持される範囲で、±15°程度の誤差を許容することができる。
次に、緩衝材10の作用について説明する。
1つの緩衝部100に注目すると、緩衝部100は図2に示す屈曲構造を有する。なお、図2は、図1Bと図1CのII-II’線断面に相当する。
ここで、台形パネル1012と台形パネル1013とが谷折り線1016でなす角∠ABCをθ1、台形パネル1013と台形パネル1014とが山折り線1017でなす角∠BCDをθ2、台形パネル1014と台形パネル1015とが谷折り線1018でなす角∠CDEをθ3とする。
この場合、θ1、θ2およびθ3は、それぞれ、0°以上180°未満の範囲の値をとる。
緩衝材10の上部に包装対象物が配置された場合、台形パネル1012の上部、すなわち第2の辺と、第2の辺に平行で、第2の辺よりも短い図1Cの辺B1B2により表される第5の辺から-Y軸方向に力が加わる。すると、谷折り線1016が屈曲し、角θ1が小さくなり、山折り線1017が屈曲し角θ2が小さくなり、谷折り線1018が屈曲し、θ3が小さくなる。
また、第1のパネルとして台形パネル1012と1013が谷折り線1016で屈曲する際、図1Cに示す角θ4は小さくなり、さらに、隣接する緩衝部100との境界線に相当する山折り線1019が屈曲する。
このように、緩衝材10の上部に加わった衝撃エネルギーは、各緩衝部100の谷折り線1016、山折り線1017、谷折り線1018、さらに、隣接する緩衝部100間の山折り線1019を屈曲させる弾性エネルギーに変換される。また、その一部は台形パネル1012、1013、1014、1015を変形させる塑性変形エネルギーとして消費される。こうして、衝撃が緩和される。なお、台形パネル1015の下部、すなわち第5の辺は、第2の辺と、第2の辺に平行で、第2の辺よりも短い図1Cの辺D1D2により表される。
次に、緩衝材10の緩衝能力の大きさを、比較例を用いて説明する。
図3Aは、紙シート40の展開図の一部分を示す。また、図3Bは、図3Aの破線で囲まれた矩形領域110の部分拡大図を示す。ここでは、比較のため、図3Bに示すように、1つの緩衝部100に注目し、各山折り線1019を延長して形成される仮想的なひし形を想定する。形成された仮想的なひし形の4つの頂点をABCDとする。
このひし形ABCDの荷重方向の対角線、すなわち頂点BDを結ぶ線分を伸張して補助線として、一点鎖線で示す。また、ひし形ABCDの対角線の交点をOとし、線分A1C1、A2C2とひし形ABCDの対角線の交点を、それぞれO’、O’’とする。また、ひし形の外形の線分ABと頂点Aを中心として設けられた六角形の開口穴1011の頂点との交点をA1とし、線分ADと頂点Aを中心として設けられた六角形の開口穴1011の頂点との交点をA2とし、線分ACと頂点Aを中心として設けられた六角形の開口穴1011の頂点との交点をA3とする。また、線分ABと頂点Bを中心として設けられた六角形の開口穴1011の頂点との交点をB1とし、線分BCと頂点Bを中心として設けられた六角形の開口穴1011の頂点との交点をB2とする。以下、交点A1~A3を設定した場合と同様にして、頂点C付近に交点C1~C3を設定する。また、交点B1およびB2を設定した場合と同様にして、頂点D付近に交点D1およびD2を設定する。
次に、線分ACの長さをaとし、線分AB、BC、CD、DAの長さをそれぞれaとする。また、線分AA3=線分CC3=xとする。また、∠AA1A3=∠AA2A3=∠CC1C3=∠CC2C3=90°として例示する。
紙シート40において、緩衝性能を発揮する屈曲部の総長L’は、一つの緩衝部100を構成する線分A1B1、線分B2C1、線分C2D2、線分D1A2、線分A1C1、線分A3C3、線分A2C2の長さの和と、ひし形ABCDの数Nとの積で表される。
ここで、凹十角形の外形線に相当する各山折り線1019の長さは、A1B1=B2C1=C2D2=D1A2=(a -ax)/a=a’で表される。さらに、凹十角形の第1と第3の対角線の長さは、A1C1=A2C2=(2a -a x)/2a =a’で表される。
また、凹十角形の第2の対角線の長さは、A3C3=a-2x=a’で表される。
従って、緩衝部100の屈曲部の総長L’は、L’=Na’+2(N+1)(a’+a’)で表される。
一方、図4Aには、比較例として、紙シート40に対して、六角形の開口穴1011が規定されない場合の紙シートの展開図の一部分を示す。この展開図で示される紙シートは、実施の形態1とは異なり、六角形の開口穴1011を有しない。ただし、ひし形のサイズは図3Aおよび図3Bに示すひし形ABCDと同一とする。
また、図4Bには、図3Aの矩形領域110と同一サイズの、破線で囲まれた矩形領域120の拡大図を示す。
図4Bに示すように、比較例の緩衝部を構成するひし形を、4つの頂点ABCDを結んだ辺により形成する。このひし形ABCDの頂点BDを結ぶ線分を伸張して、補助線として、一点鎖線で示す。また、ひし形ABCDの対角線、すなわち線分ACと、線分BDとの交点をOとする。
図4Bにおいて、緩衝性能を発揮する屈曲部の総長Lは、一つの緩衝部を構成するひし形の線分AB、線分BC、線分CD、線分DA、線分ACの長さの和と、ひし形の数Nの積で表され、L=Na+2(N+1)aとなる。
本開示の紙シート40のように、ひし形ABCDに六角形の開口穴1011が設けられることにより、ひし形ABCDの各線分の長さ、および、線分ACの長さは短くなる。しかし、図3Bに示すように、線分A1C1、A2C2を新たに規定することができる。ここで、高い緩衝性能を備えた緩衝材を提供するために、図4に示される比較例の緩衝性能を有する屈曲部の総長Lよりも、図3に示される緩衝性能を有する屈曲部の総長L’が長く、L’>Lであることが必要である。すなわち、L’-L>0が成り立たなければならない。そこで、xについて、x<{2(N+1)a }/{(N+1)a +2(N+1)a+2Na }を満たす場合のみ、六角形の開口穴1011が設けられない場合よりも、屈曲部の総長L’が長くなる。これにより、大きな緩衝能力が得られる。なお、この条件を満たしていれば、a、a、xは、それぞれ任意に設定可能である。
次に、実施の形態1に係る緩衝材10を製造する方法について説明する。
図5は、紙シート40の展開図を示す。
紙シート40には、図5に示すように、X軸方向の両側端部に、紙シート40の接続部として継ぎしろ部41および42を設けておく。
継ぎしろ部41および42は、紙シート40のX軸方向の両側端部にある緩衝部100に設けられており、一端部に設けられた継ぎしろ部41は、他端部に設けられた継ぎしろ部42と対向している。
次に、山折り線1017と1019の折り線と、谷折り線1016と1018の折り線を形成する。
次に、六角形の開口穴1011を形成する。
その後、山折り線1017と1019を山折りし、谷折り線1016と1018を谷折りする。
次に、紙シート40を、一点鎖線で示される、荷重方向に延びる軸を基準にして丸め、筒状に成型する。その後、互いに対向する継ぎしろ部41と継ぎしろ部42とを接続する。継ぎしろ部41と42との接続には、接着剤、段ボール用のステープラー、リベットなどを用いることができる。
これにより、図1Dに示すような、全体として筒状の、さらに、図1Aに拡大して示すように、凸六角形状を有する凸六角形状部を2つ含み、2つの凹角を内角に有する凹十角形状の緩衝部100が千鳥状に隣接して配列され、4つの緩衝部100に囲まれた凸六角形状の領域に開口穴が形成されている緩衝材10が形成される。
なお、折り線を事前に形成すること無く、折り込んでもよい。また、紙シート40を筒状にしてから折り込んでもよい。折り込みをプレス加工によりおこなってもよい。
次に、緩衝材10を使用する形態を複数説明する。
(使用形態1)
まず、図6Aに例示するように、同一サイズの緩衝材10を多数用意して、これを配列し、包装緩衝装置70を形成する。なお、配列のために粘着シートを使用してもよい。
緩衝材10の形成に使用する紙シート40の材質、緩衝材10のサイズ、緩衝材10の配置密度などを調整することにより、任意の緩衝力が設定できる。
次に、図6Bに示すように、包装箱50の内部底面に、形成した包装緩衝装置70を配置する。なお、図6Bでは、包装箱50を透視し、包装緩衝装置70を、ハッチングを付して示している。
次に、包装緩衝装置70の上に、包装対象物60を配置する。
このように、包装対象物60の下に包装緩衝装置70を設置した場合、包装箱50の落下、衝突などにより鉛直下向きの加速度が包装対象物60に作用した際に、包装緩衝装置70が縮み、運動エネルギーを弾性エネルギーの形態で蓄積する。これにより、包装対象物60に加わる衝撃が緩和される。
(使用形態2)
1層または1段の、緩衝材10だけで十分な緩衝力を得られない場合には、緩衝材10を複数段または複数層積み重ねて緩衝力を確保することも可能である。
例えば、図7Aに例示するように、多数の緩衝材10を用意し、これを図7Bに示すように配列することにより、使用形態1と同様に包装緩衝装置70を形成する。この包装緩衝装置70を3段に積み重ねて包装緩衝装置80を形成する。
次に、包装箱50の内部底面に、包装緩衝装置70を配置する。なお、図7Bでは、包装箱50を透視し、配置された包装緩衝装置70と包装緩衝装置80とをハッチングを付して示している。
このような梱包構成によれば、複数段に積み重ねられた緩衝材10により、1段の場合よりも大きな緩衝力を得ることができる。使用形態1よりも大きな衝撃が加わる虞がある包装或いは、衝撃に弱い包装対象物60を保護する場合に有効である。また、収納体の内部に包装対象物60を収納した場合に、生じる不必要な空間を埋めるときに用いられ得る。
このように、緩衝材10に同一形状の緩衝材10を積み重ねることにより、ばね要素の数を増やすことができる。そのため、緩衝材10の数が少ないことによって緩衝性能が不足する場合、包装緩衝装置70を用いることにより、緩衝性能を簡便に制御することができる。また、収納体の内部に包装対象物を収納した場合に、生じる不必要な空間に包装緩衝装置70を適用することにより、不必要な空間を埋めることもできる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、紙シート40を筒状に成型し、緩衝材10として使用する例を説明したが、紙シート40を筒状に成型せずに、平板状のまま、緩衝材として使用することも可能である。
この場合、例えば、図8に示すように、複数の紙シート40は、屈曲部が屈曲可能で蛇腹構造を維持できる程度の間隔を空けて、スペーサ44を介して積層される。各紙シート40単体は、緩衝材11として機能し、スペーサ44を含む全体は包装緩衝装置12として機能する。各紙シート40は、X-Y面に平行に配置される。
このような包装緩衝装置12の使用例を、図9を参照して説明する。この例では、包装緩衝装置90は、正面視でL字状の形状を有し、緩衝ユニット90aと90bから形成されている。緩衝ユニット90aと90bは、それぞれ、図8に示した包装緩衝装置12から形成されている。
なお、積層された緩衝材11同士を、スペーサ44を介して固定するために、接着剤、段ボール用のステープラー、リベットなどを用いてもよい。
包装緩衝装置90を形成するため、本例では、緩衝ユニット90aと90bとを接続する。この接合の際、緩衝ユニット90aについては、紙シート40のY軸方向が、包装対象物60からの下方向の荷重の向きと一致するように設定される。一方、緩衝ユニット90bについては、包装対象物60の水平方向の衝撃を緩衝するものであるため、紙シート40のY軸方向が水平方向となるように、向きを調整する。
このようにして、形成された包装緩衝装置90を包装箱50に載置し、さらに、その上に包装対象物60を載置する。
このような構成によれば、包装緩衝装置90により、図面下方への衝撃を緩衝ユニット90aで緩衝し、図面水平方向への衝撃を緩衝ユニット90bで緩衝することが可能となる。
なお、実施の形態1と同様に、包装緩衝装置12を重ねて使用してもよい。
また、包装緩衝装置90を実施の形態1の緩衝材10を用いて形成することも可能である。
以上、実施の形態1及び2を例に、緩衝材について説明してきたが、緩衝材は、上記実施の形態1又は2に限定されるものではない。
例えば、実施形態1では、紙シート40を円筒状に成形したが、例えば、図10に示すように、ロール状として、緩衝材11を形成することも可能である。この場合、紙シート40は、図示せぬスペーサを介して間隔を確保しつつロール状とされることが望ましい。
また、緩衝部100の形状は、凹十角形に限定されるものではなく、開口穴1011の形状も、六角形に限定されるものではない。
具体例を、図11A、図11Bを参照して説明する。なお、図11A、図11Aにおいて、紙シート部分と開口穴の区別を容易にするため、開口穴の部分にハッチングを付す。
例えば、図11Aに示すように、六角形の開口穴1011に替えて、四角形の開口穴1020とし、凸六角形状部101Aに替えて、おおよそ台形状の直六角形状部102Aとし、凸六角形状部101Bに替えて、おおよそ台形状の直六角形状部102Bとしてもよい。直六角形状部102Aと直六角形状部102Bとは第1の線102Cを基準に線対称に配置されて、全体として八角形状の緩衝部200を構成する。八角形状の緩衝部200が千鳥状に配置されることにより、四角形の開口穴1020が形成される。直六角形状部102Aと直六角形状部102Bとの境界の第1の線102Cは、荷重方向にほぼ直角方向に延在し、例えば、山折りされる。また、緩衝部200は、開口穴1020の荷重方向に直角方向に延在する辺に繋がる2つの第2の線102Dで谷折される。
配列された緩衝部200は、第1の線102Cと対角線である2本の第2の線102Dを含む互いに平行な少なくとも3本の線と隣接する緩衝部200との境界線とが屈曲して荷重方向に屈伸する蛇腹構造を形成する。
また、例えば、図11Bに示すように、六角形の開口穴1011に替えて、凹六角形の開口穴1021とし、凸六角形状部101Aに替えて、台形形状部103Aとし、凸六角形状部101Bに替えて、台形形状部103Bとして、凸六角形状の緩衝部300としても良い。台形形状部103Aと台形形状部103Bとは線対称に配置されて、全体として緩衝部300を構成する。凸六角形状の緩衝部300が千鳥状に配置されることにより、凹六角形の開口穴1021が形成される。台形形状部103Aと台形形状部103Bとの境界の第1の線103Cは、荷重方向にほぼ直角方向に延在し、例えば、山折りされる。また、緩衝部300は、開口穴1021の荷重方向に直角方向に延在する辺に繋がる2つの第2の線103Dで谷折される。配列された緩衝部300は、対角線に相当する第1の線103Cと2本の第2の線103Dを含む互いに平行な少なくとも3本の線と隣接する緩衝部300との境界線とが屈曲して荷重方向に屈伸する蛇腹構造を形成する。
以上の説明では、2つの多角形を線対称に配置した形状の緩衝部を使用した。この開示は、これに限定されない。紙シート40は、多角形形状の緩衝部が千鳥状に配列され、間に開口が形成された任意の構造を備えてよい。例えば、図12に例示するように、緩衝部400は、荷重方向に直角方向の第1の線104Cに対して、線対称ではない凸六角形状部104Aと104Bとが配置された八角形でもよい。この緩衝部400が千鳥状に配置された構成を有してもよい。この例では、八角形の緩衝部400に囲まれ開口穴1040は六角形となる。図12の例では、紙シート40は、緩衝部400の屈曲線104C及び2つの屈曲線104Dと、隣接する緩衝部400との境界線とが屈曲して荷重方向に屈伸する蛇腹構造を形成する。
また、緩衝部400は、上述の構成に限定されず、多角形形状の緩衝部が千鳥状に配列され、複数の緩衝部に囲まれた領域に開口穴が形成された構成でもよい。各記緩衝部は、少なくとも3つの互いにほぼ平行な線と隣接する緩衝部との境界線とが屈曲して荷重方向に屈伸する蛇腹構造を形成する。
また、各緩衝部の屈曲線は3本に限定されず、3本以上であっても良い。
また、例えば、上記形態で用いられる緩衝材の強度を上げるため、緩衝材に表面処理加工を施してもよい。
上記形態では、緩衝材の高さおよび部材の厚さを特に規定していないが、所望の緩衝性能を発揮することができるのであれば、任意に設定することができる。
また、図6と図9では、収納体を、上面を欠いた5面を有する物体として例示したが、他にも閉空間を形成する収納体であってもよい。例えば、収納体は、球状面、3面以上の面を有する立体であってもよい。
なお、本開示の緩衝材の材料として、いわゆる段ボール紙、板紙などの紙部材を原材料として例示しているが、紙部材に限定するものではない。環境負荷の小さな任意の素材のシート、例えば、生分解性プラスチック、生分解性プラスチックと他の生分解性組成物の複合材料などからから構成されたシートなどを用いてもよい。
以上の説明において、平行、直角、等の表現を用いているが、これらは厳格な平行、直角を意味しない。緩衝材としての機能を発揮できる程度に平行或いは直角であればよく、素材の特性を考慮して、15%程度の誤差は許容される。また、山折り谷折りの例も一例であり、本質的な差ではない。なお、紙シート40の一面から見た山折りは、他面から見た谷折りに相当する。
なお、本開示は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能である。また、上述した実施形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本出願は、2020年2月10日に出願された日本国特許出願2020-020314号に基づくものであり、その明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書を含むものである。上記日本国特許出願における開示は、その全体が本明細書中に参照として含まれる。
10、11 緩衝材、12 包装緩衝装置、40 紙シート、41 継ぎしろ部、42 継ぎしろ部、43 接合部、44 スペーサ、50 包装箱、60 包装対象物、70 包装緩衝装置、80 包装緩衝装置、90 包装緩衝装置、90a 緩衝ユニット、90b 緩衝ユニット、100、200、300、400 緩衝部、101、101A、101B 凸六角形状部、1011、1020、1021、1040 開口穴、1012 台形パネル、1013 台形パネル、1014 台形パネル、1015 台形パネル、1016 谷折り線、1017 山折り線、1018 谷折り線、1019 山折り線、110 矩形領域、120 矩形領域、102A、102B、104A、104B 凸六角形状部、103A、103B 台形形状部。

Claims (14)

  1. 生分解性シートから形成され、
    多角形形状の緩衝部が千鳥状に配列され、複数の前記緩衝部に囲まれた領域に多角形形状の開口穴が形成されており、
    各前記緩衝部の少なくとも3つの平行な線で屈曲し、隣接する前記緩衝部の間の境界線が屈曲して荷重方向に屈伸する蛇腹構造を形成する、
    緩衝材。
  2. 複数の前記緩衝部は、互いに同一の形状を有し、
    各前記緩衝部は、多角形が、荷重方向に直角な第1の線を基準に線対称に配置された形状を有し、
    各前記緩衝部は、前記第1の線と第1の線に平行な少なくとも2つの第2の線で屈曲する、
    請求項1に記載の緩衝材。
  3. 前記開口穴は、多角形形状を有し
    前記第2の線は、前記開口穴のいずれかの辺に繋がっている、
    請求項2に記載の緩衝材。
  4. 各前記緩衝部は、前記第1の線で互いに対象な2つの凸六角形状部を含み、
    前記凸六角形状部は、
    前記第1の線に重なる第1の辺と、前記第1の辺に平行で、前記第1の辺よりも長い第2の辺と、前記第1の辺の一端と前記第2の辺の一端とを繋ぐ第3の辺と、前記第1の辺の他端と前記第2の辺の他端とを繋ぐ第4の辺とを備える第1のパネルと、
    前記第2の辺と、前記第2の辺に平行で、前記第2の辺よりも短い第5の辺と、前記第2の辺の前記一端と前記第5の辺の一端とを繋ぐ第6の辺と、前記第2の辺の前記他端と前記第5の辺の他端とを繋ぐ第7の辺とを備える第2のパネルと、を備える、
    請求項2又は3に記載の緩衝材。
  5. 各前記緩衝部は、前記第6の辺を共用して隣接する緩衝部に接し、
    各前記緩衝部は、前記第7の辺を共用して隣接する他の緩衝部に接する、
    請求項4に記載の緩衝材。
  6. 前記開口穴は、
    第1の緩衝部の前記第5の辺と、第2の緩衝部の2つの前記第3の辺と、
    第3の緩衝部の前記第5の辺と、第4の緩衝部の2つの前記第4の辺と、
    で確定される領域に形成されている、
    請求項4または5に記載の緩衝材。
  7. 前記第1の辺は山折り、
    前記第2の辺は谷折り、
    前記第6の辺は山折り、
    前記第7の辺は山折り、
    されている、
    請求項5から6のいずれか1項に記載の緩衝材。
  8. 前記生分解性シートが、前記荷重方向を中心軸とする筒状またはロール状に成型されている、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の緩衝材。
  9. 前記生分解性シートは、段ボール紙または板紙から形成される、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の緩衝材。
  10. 前記緩衝部は2つの凸六角形状を有し、前記緩衝部は凹十角形状であり、前記開口穴は凸六角形状であるか、
    又は前記緩衝部は2つの直六角形状を有し、前記緩衝部は八角形状であり、前記開口穴は四角形状であるか、
    又は前記緩衝部は2つの台形形状を有し、前記緩衝部は凸六角形状であり、前記開口穴は凹六角形状である、
    請求項1に記載の緩衝材。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の緩衝材が複数配列されて形成される包装緩衝装置。
  12. 前記生分解性シートが、複数積層されて形成されている、
    請求項11に記載の包装緩衝装置。
  13. 請求項11または12に記載の包装緩衝装置が複数積み重ねられて形成された包装緩衝装置。
  14. 紙から形成される平板状の部材に、千鳥状に六角形状の穴を形成する千鳥穴形成工程と、
    前記平板状の部材に複数の折り線を形成し、前記折り線で屈曲部を形成することで、前記穴を囲む複数の多角形状の緩衝部を千鳥状に配列する緩衝部形成工程と、を有
    前記緩衝部形成工程で形成する折り線は、各前記緩衝部に形成される少なくとも3つの平行な折り線と、隣接する前記緩衝部の境界に相当する折り線と、を含む、
    緩衝材の製造方法。
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