JP7172064B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包装置に関する。
下記特許文献1に開示された梱包装置は、被梱包物となる製品が収納される段ボール製の梱包箱と、被梱包物と梱包箱との間に介在し、衝撃を緩和する段ボール製の緩衝ユニットとを備える。緩衝ユニットは、被梱包物の前後の側面を覆う前後一対の側面板と、被梱包物の左右の側面を覆う左右一対の側面板の二組の一対の側面板を含む。
実用新案登録第3194660号公報
特許文献1の技術では、緩衝ユニットの寸法が固定されており、汎用性が良くない。被梱包物の寸法に合わせて複数種類の緩衝ユニットを用意する必要があるので、生産効率が悪い。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、汎用性の良い梱包装置を提供することを目的とする。
本発明に係る梱包装置は、第一面、第二面、及び第三面を有するシート材により形成された構造体を備える梱包装置であって、第一面、第二面、及び第三面のそれぞれは、壁面部と、折り曲げ可能な並行する複数の折り曲げ可能線を有する折り曲げ可能部とを備え、第二面の壁面部は、第一面の壁面部に対して、第一折り目を介して折れ曲がってつながり、第三面の壁面部は、第二面の壁面部に対して、第一折り目に平行な第二折り目を介して折れ曲がってつながり、複数の折り曲げ可能線は、第一折り目及び第二折り目に対して垂直な方向に延び、複数の折り曲げ可能線のうちに、折り曲げられた折り曲げ線を有し、第一面の折り曲げ可能部は、第一面の折り曲げ線と第一折り目との双方に対して垂直な第一側部エッジを有し、第二面の折り曲げ可能部は、第二面の折り曲げ線と第一折り目との双方に対して垂直な第二側部エッジを有し、第一側部エッジが第二面に接するか、または第二側部エッジが第一面に接し、構造体は、第一側部エッジ及び第二側部エッジの少なくとも一方から突出する凸部と、凸部が挿入可能な複数の開口部とを備え、第一折り目の延長線と複数の開口部の各々との間の距離は、壁面部に近づくほど遠くなるものである。
また、本発明に係る梱包装置は、第一面及び第二面を有するシート材により形成された構造体を備える梱包装置であって、第一面及び第二面のそれぞれは、壁面部と、折り曲げ可能な並行する複数の折り曲げ可能線を有する折り曲げ可能部とを備え、第二面の壁面部は、第一面の壁面部に対して、第一折り目を介して折れ曲がってつながり、複数の折り曲げ可能線は、第一折り目に対して垂直な方向に延び、複数の折り曲げ可能線のうちに、折り曲げられた折り曲げ線を有し、第一面の折り曲げ可能部は、折り曲げ線から第一面の壁面部に対して垂直な方向に延びる第一折り曲げ片を有し、第二面の折り曲げ可能部は、折り曲げ線から第二面の壁面部に対して垂直な方向に延びる第二折り曲げ片を有し、複数の折り曲げ可能線のうちに、折り曲げられた折り曲げ線を有し、第一面の折り曲げ可能部は、第一面の折り曲げ線と第一折り目との双方に対して垂直な第一側部エッジを有し、第二面の折り曲げ可能部は、第二面の折り曲げ線と第一折り目との双方に対して垂直な第二側部エッジを有し、第一側部エッジが第二面に接するか、または第二側部エッジが第一面に接し、構造体は、第一側部エッジ及び第二側部エッジの少なくとも一方から突出する凸部と、凸部が挿入可能な複数の開口部とを備え、第一折り目の延長線と複数の開口部の各々との間の距離は、壁面部に近づくほど遠くなるものである。
本発明によれば、汎用性の良い梱包装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による梱包装置を示す模式的な断面側面図である。 実施の形態1による梱包装置が備える構造体の斜視図である。 実施の形態1による梱包装置が備える構造体の斜視図である。 実施の形態1による梱包装置を示す模式的な断面平面図である。 実施の形態2による梱包装置が備える構造体の展開図である。 実施の形態2による梱包装置が備える構造体の斜視図である。 実施の形態3による梱包装置が備える構造体の斜視図である。 実施の形態4による梱包装置が備える構造体の斜視図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による梱包装置1を示す模式的な断面側面図である。図1に示すように、梱包装置1は、箱2、構造体3、ボトム緩衝部材4、及び受け部材5を備える。箱2は、被梱包物となる製品90を収納する。箱2は、例えば、段ボール製でもよい。製品90は、例えば、家電製品、業務用電気機器など、いかなるものでもよい。
構造体3、ボトム緩衝部材4、及び受け部材5は、箱2の内部に配置されている。構造体3、ボトム緩衝部材4、及び受け部材5の各々は、樹脂製または紙製でもよい。
ボトム緩衝部材4は、箱2内の底部に配置される。ボトム緩衝部材4は、製品90の底部を保持する。受け部材5は、製品90の上面に被せられている。構造体3の下端は、受け部材5に接する。構造体3の上端は、箱2の内面の天部に接する。本実施の形態であれば、構造体3を備えたことで、以下の効果が得られる。構造体3が箱2の内面の天部に接しているので、梱包装置1の天面に荷重が作用した場合に、その荷重の一部を構造体3が負担することができる。このため、物流時あるいは倉庫保管時に梱包装置1が複数積み重ねて置かれた場合でも、箱2及び構造体3の潰れを確実に防止することができ、例えば荷崩れのような物流不良の発生を確実に抑制できる。また、輸送時の繰り返しの振動と衝撃が作用した場合であっても、箱2の内部で製品90が上下に揺れることを防止することができ、製品90を箱2内で確実に保持することができる。このため、製品90に擦れが発生したり、構造体3、ボトム緩衝部材4、及び受け部材5の潰れ変形等の物流不良が発生したりすることを確実に抑制できる。
図2は、実施の形態1による梱包装置1が備える構造体3の斜視図である。構造体3は、シート材により形成されている。このシート材は、例えば、紙製段ボールシート、樹脂製段ボールシート、厚紙のうちのいずれかでもよい。構造体3を形成するシート材は、第一面6、第二面7、及び第三面8を有する。第一面6は、壁面部6a及び折り曲げ可能部6bを有する。第二面7は、壁面部7a及び折り曲げ可能部7bを有する。第三面8は、壁面部8a及び折り曲げ可能部8bを有する。折り曲げ可能部6b,7b,8bのそれぞれは、並行する複数の折り曲げ可能線9を有する。折り曲げ可能部6b,7b,8bは、少なくとも一つの折り曲げ可能線9にて折り曲げることができる。図3は、いずれの折り曲げ可能線9も折り曲げられていない状態を示している。折り曲げ可能線9は、例えば、溝状に凹ませるように加工された線でもよいし、ミシン目のように加工された線でもよい。図示の例では、6本の並行する折り曲げ可能線9が設けられている。
第二面7の壁面部7aは、第一面6の壁面部6aに対して、第一折り目10を介して折れ曲がってつながっている。壁面部7aは、壁面部6aに対してほぼ垂直である。第三面8の壁面部8aは、第二面7の壁面部7aに対して、第二折り目11を介して折れ曲がってつながっている。第二折り目11は、第一折り目10に対して平行である。壁面部8aは、壁面部7aに対してほぼ垂直である。複数の折り曲げ可能線9は、第一折り目10及び第二折り目11に対して垂直な方向に延びている。折り曲げ可能部6b,7b,8bのそれぞれの折り曲げ可能線9は、第一折り目10及び第二折り目11に平行な方向の位置に関して互いに同じ位置にある。
図3は、実施の形態1による梱包装置1が備える構造体3の斜視図である。以下の説明では、第一折り目10及び第二折り目11に平行な方向の構造体3の寸法を「構造体3の高さ」と称する。少なくとも一つの折り曲げ可能線9にて折り曲げ可能部6b,7b,8bを折り曲げることで、構造体3の高さを変えることができる。図3は、並行する複数の折り曲げ可能線9のうち、壁面部6a,7a,8aから最も遠い一つの折り曲げ可能線9にて折り曲げ可能部6b,7b,8bを折り曲げた状態を示す。以下の説明では、折り曲げ可能線9のうち、折り曲げられた線を「折り曲げ線12」と称する。本実施の形態であれば、複数の折り曲げ可能線9のうちから折り曲げる線を選択することによって、構造体3の高さを変えることができる。すなわち、折り曲げ線12の位置を壁面部6a,7a,8aに近い位置にするほど、構造体3の高さを低くすることができる。
本実施の形態であれば、製品90の高さに応じて構造体3の高さを変えることができるので、1種類の構造体3によって複数種類の製品90に対応することが可能となる。これにより、汎用性が良好になり、生産性を向上できる。
折り曲げ可能線9を折り曲げていない状態、すなわち図2に示す状態で構造体3を使用してもよい。本実施の形態であれば、並行する6本の折り曲げ可能線9を設けたことにより、構造体3の高さを7段階に変えることが可能となる。本実施の形態であれば、構造体3が第一面6、第二面7、及び第三面8の三つの面を備えていることで、構造体3に荷重が作用したときに構造体3の各面が倒れることをより確実に防止できる。このため、箱2及び構造体3の潰れをより確実に防止することができる。すなわち、倉庫での段積みなどにおける梱包装置1の耐圧縮性が向上する。
本実施の形態では、第一折り目10から第一面6が突出する方向と、第二折り目11から第三面8が突出する方向とが反対方向である。これにより、中央にある第二面7の倒れをより確実に防止できるので、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。第一折り目10及び第二折り目11に平行な方向から見たとき、構造体3は、クランク状に折れ曲がっている。
図3に示すように、折り曲げ可能部6bは、折り曲げ線12から壁面部6aに対して垂直な方向に延びる第一折り曲げ片6cを有する。折り曲げ可能部7bは、折り曲げ線12から壁面部7aに対して垂直な方向に延びる第二折り曲げ片7cを有する。折り曲げ可能部8bは、折り曲げ線12から壁面部8aに対して垂直な方向に延びる第三折り曲げ片8cを有する。図3に示す構造体3が箱2内に配置された状態では、第一折り曲げ片6c、第二折り曲げ片7c、及び第三折り曲げ片8cが箱2の内面の天部に接する。このように、第一折り曲げ片6c、第二折り曲げ片7c、第三折り曲げ片8cを形成した状態では、箱2の内面の天部に対する接触面積が増大するので、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。
図示を省略するが、第一折り曲げ片6c及び第二折り曲げ片7cを形成した場合には、構造体3は、第三面8を備えていなくてもよい。第一折り曲げ片6c及び第二折り曲げ片7cを形成した場合には、第三面8がなくても、構造体3の耐荷重を十分に高くできる。
折り曲げ可能部6bと折り曲げ可能部7bとは、それらの間に形成されたスリット13により分離されている。同様に、折り曲げ可能部7bと折り曲げ可能部8bとは、それらの間に形成されたスリット13により分離されている。変形例として、折り曲げ可能部6bと折り曲げ可能部7bとが分離していなくてもよいし、折り曲げ可能部7bと折り曲げ可能部8bとが分離していなくてもよい。例えば、スリット13に代えてミシン目を形成しておき、第一折り曲げ片6c、第二折り曲げ片7c、第三折り曲げ片8cを形成するときにそのミシン目を切断するようにしてもよい。
図3に示すように、第一折り曲げ片6cは、第一面6の折り曲げ線12と第一折り目10との双方に対して垂直な第一側部エッジ6dを有する。第二折り曲げ片7cは、第二面7の折り曲げ線12と第一折り目10との双方に対して垂直な第二側部エッジ7d,7eを有する。第一側部エッジ6dは、第二面7に接している。このような構成によれば、第一面6と第二面7との間の角度をより確実に保持することができるので、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。上記の構成に代えて、第二側部エッジ7dが第一面6に接するようにしても、同様の効果が得られる。
第二側部エッジ7eは、第三面8に接している。このような構成によれば、第二面7と第三面8との間の角度をより確実に保持することができるので、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。なお、図3の例では、一つの折り曲げ可能線9のみを折り曲げることで第一折り曲げ片6c、第二折り曲げ片7c、第三折り曲げ片8cを形成しているが、変形例として、並行する複数の折り曲げ可能線9を折り曲げて折り曲げ片を形成してもよい。例えば、並行する複数の折り曲げ可能線9を折り曲げて、四角筒状の折り曲げ片を形成してもよい。
構造体3が段ボールシートで形成されている場合には、その段ボールシートのフルートの溝の長手方向が第一折り目10及び第二折り目11に平行になるようにしてもよい。フルートの溝の長手方向の段ボールシートの耐圧縮性は、それに直交する方向の耐圧縮性よりも高い。このため、フルートの溝の長手方向を上記のように配置することで、構造体3の高さ方向の耐荷重をさらに高くできる。
その一方で、構造体3を形成する段ボールシートのフルートの溝の長手方向が折り曲げ可能線9に平行になるようにしてもよい。そのように配置することで、折り曲げ可能線9を折り曲げる作業がしやすくなり、生産効率を向上できる。
図4は、実施の形態1による梱包装置1を示す模式的な断面平面図である。図4は、構造体3の高さ方向に対して垂直な平面で梱包装置1を切断した断面図に相当する。図4に示す例では、第一面6及び第三面8が箱2の内壁に接している。これにより、箱2の内部での構造体3の位置及び姿勢をより確実に保持することができるので、物流不良の発生をより確実に防止することができ、製品90をより確実に保護することができる。なお、第一面6、第二面7及び第三面8のうちの少なくとも一つの面が箱2の内壁に接していれば、上記と同様の効果が得られる。
実施の形態2.
次に、図5及び図6を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図5は、実施の形態2による梱包装置1が備える構造体3Aの展開図である。図6は、実施の形態2による梱包装置1が備える構造体3Aの斜視図である。
これらの図に示すように、実施の形態2の構造体3Aは、第一側部エッジ6dから突出する凸部6eと、凸部6eが挿入可能な複数の開口部14とを備えている。複数の開口部14は、折り曲げ可能部7bに形成されている。図示の例では、各々の開口部14は、スリット状を呈している。図6に示すように、凸部6eは、複数の開口部14のうちの一つに差し込まれている。本実施の形態であれば、凸部6eが開口部14に差し込まれていることで、第一面6と第二面7との間の角度をより確実に保持することができるので、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。
第一折り目10の延長線と複数の開口部14の各々との間の距離は、壁面部7aに近づくほど遠くなる。図6に示す例は、図5中で一番上にある折り曲げ可能線9を折り曲げ、一番上にある開口部14に凸部6eを差し込んだ状態に相当する。これに対し、図示を省略するが、図5中で上から二番目にある折り曲げ可能線9を折り曲げた場合には、上から二番目にある開口部14に凸部6eを差し込むことができる。同様にして、いずれの折り曲げ可能線9を折り曲げた場合でも、いずれかの開口部14に凸部6eを差し込むことができる。各々の開口部14は、各々の折り曲げ可能線9上に配置されている。第一折り目10の延長線と各々の開口部14との間の距離は、当該開口部14が配置された折り曲げ可能線9と凸部6eとの間の距離に応じて拡大する。
変形例として、第二側部エッジ7dから突出する凸部を設け、当該凸部が挿入可能な複数の開口部を折り曲げ可能部6bに形成してもよい。その場合においても、上記と同様の効果が得られる。
また、構造体3Aは、第二側部エッジ7eから突出する凸部7gと、凸部7gが挿入可能な複数の開口部15とを備えている。複数の開口部15は、折り曲げ可能部8bに形成されている。図示の例では、各々の開口部15は、スリット状を呈している。図6に示すように、凸部7gは、複数の開口部15のうちの一つに差し込まれている。本実施の形態であれば、凸部7gが開口部15に差し込まれていることで、第二面7と第三面8との間の角度をより確実に保持することができるので、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。
第二折り目11の延長線と複数の開口部15の各々との間の距離は、壁面部8aに近づくほど遠くなる。図6に示す例は、図5中で一番上にある折り曲げ可能線9を折り曲げ、一番上にある開口部15に凸部7gを差し込んだ状態に相当する。これに対し、図示を省略するが、図5中で上から二番目にある折り曲げ可能線9を折り曲げた場合には、上から二番目にある開口部15に凸部7gを差し込むことができる。同様にして、いずれの折り曲げ可能線9を折り曲げた場合でも、いずれかの開口部15に凸部7gを差し込むことができる。各々の開口部15は、各々の折り曲げ可能線9上に配置されている。第二折り目11の延長線と各々の開口部15との間の距離は、当該開口部15が配置された折り曲げ可能線9と凸部7gとの間の距離に応じて拡大する。
実施の形態3.
次に、図7を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態3による梱包装置1が備える構造体3Bの斜視図である。
図7に示すように、実施の形態3による構造体3Bでは、第一折り目10から第一面6が突出する方向と、第二折り目11から第三面8が突出する方向とが同じ方向である。すなわち、第一折り目10及び第二折り目11に平行な方向から見たとき、構造体3は、「コ」の字状に折れ曲がっている。本実施の形態であれば、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。
実施の形態4.
次に、図8を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図8は、実施の形態4による梱包装置1が備える構造体3Cの斜視図である。
図8に示すように、実施の形態4による構造体3Cを形成するシート材は、第四面16をさらに備える。第四面16は、壁面部16a及び折り曲げ可能部16bを備える。第四面16の壁面部16aは、第三面8の壁面部8aに対して、第一折り目10及び第二折り目11に平行な第三折り目17を介して折れ曲がってつながる。第一折り目10の反対側の第一面6のエッジは、第三折り目17の反対側の第四面16のエッジに隣接している。これにより、構造体3は、角筒状を呈している。
実施の形態4によれば、構造体3Cが第四面16を備えたことで、構造体3の耐荷重をさらに向上できる。第一折り目10、第二折り目11、及び第三折り目17の折り曲げ方向は、図示の例に限定されない。例えば、第二折り目11を図8の例とは反対側に折り曲げることで、構造体3が「W」の字状すなわち屏風状に折れ曲がるようにしてもよい。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は実施の形態に限定されるものではない。例えば、以下のようにしてもよい。
・実施の形態では壁面部6a,7a,8aが折り曲げ可能線9を有しない例を説明したが、壁面部6a,7a,8aに折り曲げ可能線9が形成されていてもよい。
・実施の形態では壁面部6a,7a,8aの上側に折り曲げ可能部6b,7b,8bを配置しているが、壁面部6a,7a,8aの下側に折り曲げ可能部6b,7b,8bを配置してもよいし、壁面部6a,7a,8aの上側と下側の両方に折り曲げ可能部6b,7b,8bを配置してもよい。すなわち、壁面部6a,7a,8aを挟んで両側にそれぞれ折り曲げ可能部6b,7b,8bが設けられていてもよい。
・図1では製品90の上方に構造体3を配置しているが、製品90の下方に構造体3を配置してもよいし、製品90の横に構造体3を配置してもよい。箱2の内壁と製品90との間に構造体3を配置することで、箱2内での製品90の動きを抑制することができ、製品90を確実に保護することができる。
・ボトム緩衝部材4は、無くてもよい。すなわち、製品90が箱2の底に直接置かれてもよい。
・受け部材5は、無くてもよい。すなわち、構造体3が受け部材5を介さずに製品90に接してもよい。
1 梱包装置、 2 箱、 3,3A,3B,3C 構造体、 4 ボトム緩衝部材、 5 受け部材、 6 第一面、 6a 壁面部、 6b 折り曲げ可能部、 6c 第一折り曲げ片、 6d 第一側部エッジ、 6e 凸部、 7 第二面、 7a 壁面部、 7b 折り曲げ可能部、 7c 第二折り曲げ片、 7d,7e 第二側部エッジ、 7g 凸部、 8 第三面、 8a 壁面部、 8b 折り曲げ可能部、 8c 第三折り曲げ片、 9 折り曲げ可能線、 10 第一折り目、 11 第二折り目、 12 折り曲げ線、 13 スリット、 14 開口部、 15 開口部、 16 第四面、 16a 壁面部、 16b 折り曲げ可能部、 17 第三折り目、 90 製品

Claims (7)

  1. 第一面、第二面、及び第三面を有するシート材により形成された構造体を備える梱包装置であって、
    前記第一面、前記第二面、及び前記第三面のそれぞれは、壁面部と、折り曲げ可能な並行する複数の折り曲げ可能線を有する折り曲げ可能部とを備え、
    前記第二面の前記壁面部は、前記第一面の前記壁面部に対して、第一折り目を介して折れ曲がってつながり、
    前記第三面の前記壁面部は、前記第二面の前記壁面部に対して、前記第一折り目に平行な第二折り目を介して折れ曲がってつながり、
    前記複数の折り曲げ可能線は、前記第一折り目及び前記第二折り目に対して垂直な方向に延び
    前記複数の折り曲げ可能線のうちに、折り曲げられた折り曲げ線を有し、
    前記第一面の前記折り曲げ可能部は、前記第一面の前記折り曲げ線と前記第一折り目との双方に対して垂直な第一側部エッジを有し、
    前記第二面の前記折り曲げ可能部は、前記第二面の前記折り曲げ線と前記第一折り目との双方に対して垂直な第二側部エッジを有し、
    前記第一側部エッジが前記第二面に接するか、または前記第二側部エッジが前記第一面に接し、
    前記構造体は、前記第一側部エッジ及び第二側部エッジの少なくとも一方から突出する凸部と、前記凸部が挿入可能な複数の開口部とを備え、
    前記第一折り目の延長線と前記複数の開口部の各々との間の距離は、前記壁面部に近づくほど遠くなる梱包装置。
  2. 前記第一折り目から前記第一面が突出する方向と、前記第二折り目から前記第三面が突出する方向とが反対方向である請求項1に記載の梱包装置。
  3. 前記第一折り目から前記第一面が突出する方向と、前記第二折り目から前記第三面が突出する方向とが同じ方向である請求項1に記載の梱包装置。
  4. 前記シート材は、第四面を有し、
    前記第四面は、前記壁面部及び前記折り曲げ可能部を備え、
    前記第四面の前記壁面部は、前記第三面の前記壁面部に対して、前記第一折り目及び前記第二折り目に平行な第三折り目を介して折れ曲がってつながる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の梱包装置。
  5. 第一面及び第二面を有するシート材により形成された構造体を備える梱包装置であって、
    前記第一面及び前記第二面のそれぞれは、壁面部と、折り曲げ可能な並行する複数の折り曲げ可能線を有する折り曲げ可能部とを備え、
    前記第二面の前記壁面部は、前記第一面の前記壁面部に対して、第一折り目を介して折れ曲がってつながり、
    前記複数の折り曲げ可能線は、前記第一折り目に対して垂直な方向に延び、
    前記複数の折り曲げ可能線のうちに、折り曲げられた折り曲げ線を有し、
    前記第一面の前記折り曲げ可能部は、前記折り曲げ線から前記第一面の前記壁面部に対して垂直な方向に延びる第一折り曲げ片を有し、
    前記第二面の前記折り曲げ可能部は、前記折り曲げ線から前記第二面の前記壁面部に対して垂直な方向に延びる第二折り曲げ片を有し、
    前記複数の折り曲げ可能線のうちに、折り曲げられた折り曲げ線を有し、
    前記第一面の前記折り曲げ可能部は、前記第一面の前記折り曲げ線と前記第一折り目との双方に対して垂直な第一側部エッジを有し、
    前記第二面の前記折り曲げ可能部は、前記第二面の前記折り曲げ線と前記第一折り目との双方に対して垂直な第二側部エッジを有し、
    前記第一側部エッジが前記第二面に接するか、または前記第二側部エッジが前記第一面に接し、
    前記構造体は、前記第一側部エッジ及び第二側部エッジの少なくとも一方から突出する凸部と、前記凸部が挿入可能な複数の開口部とを備え、
    前記第一折り目の延長線と前記複数の開口部の各々との間の距離は、前記壁面部に近づくほど遠くなる梱包装置。
  6. 前記複数の折り曲げ可能線のうちから折り曲げる線を選択することによって、前記第一折り目に平行な方向の前記構造体の寸法を変えることができる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の梱包装置。
  7. 被梱包物及び前記構造体を収納する箱を備え、
    前記箱の内壁と前記被梱包物との間に前記構造体が配置されている請求項1から請求項のいずれか一項に記載の梱包装置。
JP2018040996A 2018-03-07 2018-03-07 梱包装置 Active JP7172064B2 (ja)

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