JP7201365B2 - 油圧制御弁ブロック、油圧制御弁装置および建設機械 - Google Patents

油圧制御弁ブロック、油圧制御弁装置および建設機械 Download PDF

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Description

本発明は、油圧制御弁ブロック、油圧制御弁装置および建設機械に関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械では、例えば油圧ポンプ等の油圧源から、複数の油圧アクチュエータ(例えば、油圧モータ、油圧シリンダ等)に圧油を給排(供給・排出)する。そして、このような建設機械には、複数の油圧アクチュエータへの圧油の給排を行うために、油圧制御弁装置が設けられている。油圧制御弁装置は、通常、ボルト等の固定部材を介して外部(例えば他の油圧制御弁ブロック)に固定された油圧制御弁ブロックを含む。油圧制御弁ブロックは、弁本体と、弁本体に対して形成された複数の単位弁ユニットと、を含む。複数の単位弁ユニットは、弁本体に設けられた複数のスプール穴の各々に挿通された複数のスプールを含む。
特開2011-112123号公報
ところで、上述のような油圧制御弁ブロックおよび油圧制御弁装置は、その小型軽量化が望まれている。また、複数の単位弁ユニットを含む油圧制御弁ブロックをボルト等の固定具を介して外部に固定すると、固定具の締め付け力によって複数の単位弁ユニット(特にスプール穴)が変形することがあり、これを防止することが望まれている。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、油圧制御弁ブロックおよび油圧制御弁装置を小型軽量化すること、および、油圧制御弁ブロックを構成する複数の単位弁ユニットの、固定具の締め付け力による変形を効果的に防止することを目的とする。
本発明による、一体型の油圧制御弁ブロックは、機能部を含む単位弁ユニットと、相手方部材に固定するための固定具の配置スペースを形成する単位弁ユニットと、を含む複数の単位弁ユニットを備え、
前記固定具の配置スペースは、前記複数の単位弁ユニットの配列方向に前記機能部と重なる。
この場合、前記配置スペースを形成する単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向におけるいずれか一方の端に位置してもよい。
前記複数の単位弁ユニットは、
前記機能部を含む第1の単位弁ユニットと、
前記配置スペースを形成する第2の単位弁ユニットと、
前記配列方向において前記第1の単位弁ユニットの前記第2の単位弁ユニットとは反対側に位置する第3の単位弁ユニットと、を含んでいてもよい。
この場合、前記第3の単位弁ユニットは、相手方部材に固定するための固定具の他の配置スペースを形成し、
前記他の配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なっていてもよい。
さらに、この場合、前記第2の単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向における一方の端に位置し、
前記第3の単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向における他方の端に位置してもよい。
なお、前記相手方部材は、他の油圧制御弁ブロックであってもよい。また、前記相手方部材は、壁部であってもよい。
あるいは、本発明による油圧制御弁装置は、
上述の油圧制御弁ブロックと、
前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第2油圧制御弁ブロックと、を備えている。
この場合、前記第2油圧制御弁ブロックは、前記配列方向に並べられた複数の単位弁ユニットを含む一体型の油圧制御弁ブロックであって、
前記第2油圧制御弁ブロックの前記複数の単位弁ユニットは、機能部を含む単位弁ユニットと、前記固定具の配置スペースを形成する単位弁ユニットと、を含み、
前記第2油圧制御弁ブロックにおいて、前記配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なってもよい。
あるいは、本発明による油圧制御弁装置は、
前記配置スペースを形成する前記第3群の単位弁ユニットを含む上述の油圧制御弁ブロックと、
前記配列方向において前記油圧制御弁ブロックの一方の端に前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第2油圧制御弁ブロックと、
前記配列方向において前記油圧制御弁ブロックの他方の端に前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第3油圧制御弁ブロックと、を備えている。
あるいは、本発明による建設機械は、上述の制御弁ブロックを備えている。
あるいは、本発明による、複数の単位弁ユニットを含む一体型の油圧制御弁ブロックにおいて、
前記複数の単位弁ユニットのうちの機能部を含んだ一群の単位弁ユニットを前記複数の単位弁ユニットの配列方向に連続して配置し、
前記複数の単位弁ユニットのうちの前記一群の単位弁ユニット以外の少なくとも一部の単位弁ユニットは、相手方部材に固定するための固定具の配置スペースを形成し、
前記固定具の配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なる。
この場合、前記少なくとも一部の単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向におけるいずれか一方の端に位置していてもよい。
あるいは、前記複数の単位弁ユニットは、
前記機能部を含む第1群の単位弁ユニットと、
前記配置スペースを形成する第2群の単位弁ユニットと、
前記配列方向において前記第1群の単位弁ユニットの前記第2群の単位弁ユニットとは反対側に位置する第3群の単位弁ユニットと、を含んでいてもよい。
この場合、前記第3群の単位弁ユニットは、相手方部材に固定するための固定具の他の配置スペースを形成し、
前記他の配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なっていてもよい。
さらに、この場合、前記第2群の単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向における一方の端に位置し、
前記第3群の単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向における他方の端に位置していてもよい。
あるいは、本発明による油圧制御弁装置は、
機能部を含んだ一群の単位弁ユニットと、相手方部材に固定するための固定具の配置スペースを形成する単位弁ユニットと、を含む上述の油圧制御弁ブロックと、
前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第2油圧制御弁ブロックと、を備えている。
この場合、前記第2油圧制御弁ブロックは、前記配列方向に並べられた複数の単位弁ユニットを含む一体型の油圧制御弁ブロックであって、
前記複数の単位弁ユニットのうちの機能部を含んだ一群の単位弁ユニットを前記配列方向に連続して配置し、
前記複数の単位弁ユニットのうちの前記一群の単位弁ユニット以外の少なくとも一部の単位弁ユニットは、前記固定具の配置スペースを形成し、
前記第2油圧制御弁ブロックにおいて、前記固定具の配置スペースは、前記機能部と前記配列方向において重なっていてもよい。
あるいは、本発明による油圧制御弁装置は、
前記配置スペースを形成する前記第3群の単位弁ユニットを含む上述の油圧制御弁ブロックと、
前記配列方向において前記油圧制御弁ブロックの一方の端に前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第2油圧制御弁ブロックと、
前記配列方向において前記油圧制御弁ブロックの他方の端に前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第3油圧制御弁ブロックと、を備えている。
本発明によれば、油圧制御弁ブロックおよび油圧制御弁装置を小型軽量化すること、および、油圧制御弁ブロックを構成する複数の単位弁ユニットの、固定具の締め付け力による変形を効果的に防止することができる。
図1は、油圧ショベルの典型的な構成例の概略を示す外観図である。 図1に示す油圧ショベルに用いられる第1の実施の形態による油圧制御弁装置を、その一側面の側から見た斜視図である。 図2に示す油圧制御弁装置を、その他側面の側から見た斜視図である。 図2および図3に示す油圧制御弁装置の油圧回路を示す油圧回路図である。 図2に示す油圧制御弁装置を模式的に示す平面図である。 図5に示す第1油圧制御弁ブロックを構成する単位弁ユニットのVI-VI線に沿った断面図である。 図5に示す第1油圧制御弁ブロックを構成する他の単位弁ユニットのVII-VII線に沿った断面図である。 第2の実施の形態による第1油圧制御弁ブロックと第2油圧制御弁ブロックと第3油圧制御弁ブロックとからなる油圧制御弁装置を、その他側面の側から見た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。以下では、油圧ショベルに対し、本発明を適用する場合について説明する。ただし、本発明を適用可能な対象は油圧ショベルに限定されない。例えば、油圧ショベル以外の建設機械や、建設機械以外の油圧駆動機器に対しても、本発明を適用することが可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、油圧ショベル1の典型的な構成例の概略を示す外観図である。油圧ショベル1は、一般に、クローラを具備する下部フレーム2と、下部フレーム2に対して旋回可能に設けられる上部フレーム3と、上部フレーム3に取り付けられるブーム4と、ブーム4に取り付けられるアーム5と、アーム5に取り付けられるバケット6とを備える。油圧シリンダ11,12,13は、ブーム用、アーム用及びバケット用のアクチュエータであり、それぞれブーム4、アーム5及びバケット6を駆動する。また、上部フレーム3を旋回させる場合、旋回モータ14からの回転駆動力が上部フレーム3に伝達される。そして、油圧ショベル1を走行させる場合、走行モータ15,16からの回転駆動力が下部フレーム2のクローラに伝達される。
図2および図3は、図1に示す油圧ショベルに用いられる油圧制御弁装置20の斜視図である。図2は、油圧制御弁装置20を一側面の側から見た斜視図であり、図3は油圧制御弁装置20を一側面とは反対側に位置する他側面の側から見た斜視図である。図4は、油圧制御弁装置20の油圧回路の一例を示す油圧回路図である。
図2乃至図4に示す油圧制御弁装置20は、上述の複数のアクチュエータ(油圧シリンダ11~13およびモータ14~16)の動作を制御するために用いられる。具体的には、図4に示すように、油圧制御弁装置20は、油圧源としての2つの油圧ポンプ21,22並びにタンク23と、複数のアクチュエータ11~16と、の間に配置され、複数のアクチュエータ11~16への圧油の給排を制御する。
図2乃至図4に示すように、油圧制御弁装置20は、第1油圧制御弁ブロック30と、第2油圧制御弁ブロック60とを含む。第2油圧制御弁ブロック60は、一方向(油圧制御弁装置20の長手方向DL)において第1油圧制御弁ブロック30の一方の端に配置されている。第1油圧制御弁ブロック30は、ボルト等の固定具Bを介して第2油圧制御弁ブロック60に固定されている。
図2および図3に示すように、第1油圧制御弁ブロック30は、概ね直方体の第1弁本体31を有している。そして、第1弁本体31には、第1油圧ポンプ21に接続される第1ポンプポート32と、上述のアクチュエータに接続される複数対のアクチュエータポートA1,A2と、が形成されている。同様に、第2油圧制御弁ブロック60は、概ね直方体の第2弁本体61を有している。そして、第2弁本体61には、第2油圧ポンプ22に接続される第2ポンプポート62と、タンク23に接続されるタンクポート63と、上述のアクチュエータに接続される複数対のアクチュエータポートA1,A2と、が形成されている。ポンプポート32,62やタンクポート63、アクチュエータポートA1,A2は、各弁本体31,61の一側面31a,61aの側に形成されている。また、各弁本体31,61の一側面31a,61aの側には、吊りボルトが固定されるようになる台座部Mや、弁本体31,61の加工基準位置を表す指標が形成された基準座部Nが形成されている。
図2および図3から理解されるように、上述のような第1弁本体31および第2弁本体61に対して、複数の単位弁ユニット(第1~第6単位弁ユニット41~46および第7~第12単位弁ユニット71~76)が形成されている。図示の例では、第1油圧制御弁ブロック30の複数の単位弁ユニット41~46は、一方向(長手方向DL)に並べられている。また、第2油圧制御弁ブロック60の複数の単位弁ユニット71~76は、上記一方向(長手方向DL)に並べられている。そして、単位弁ユニット41~46および単位弁ユニット71~76の配列方向(上記一方向または長手方向DL)において、第1油圧制御弁ブロック30の一方の端と第2油圧制御弁ブロック60の他方の端とが接続されている。
図示の例では、第1~第12単位弁ユニット41~46,71~76は、それぞれ、圧油の給排を制御するスプール弁として機能する。図5乃至図7を参照して、各単位弁ユニット41~46,71~76の基本構成について説明する。図5は、図2に示す油圧制御弁装置20を模式的に示す平面図である。図5において、明確化のため、アクチュエータポートA1,A2や固定具B、台座部M、基準座部Nの図示を省略している。また、図6および図7は、ぞれぞれ、第3単位弁ユニット43および第4単位弁ユニット44の、図5におけるVI-VI線およびVII-VII線に沿った断面図である。
まず、図5に示すように、第1弁本体31は、一方向(長手方向DL)に並ぶ6つの単位弁本体51~56により構成される。また、第2弁本体61は、上記一方向(長手方向DL)に並ぶ6つの単位弁本体81~86により構成される。そして、各単位弁ユニット41~46,71~76は、この単位弁本体51~56,81~86と、単位弁本体51~56,81~86のスプール穴SH内に設けられたスプールSと、を有している。スプールSは、細長状の部材である。スプール穴SHとスプールSは、上記一方向(長手方向DL)と交差する第2方向(図示の例では、油圧制御弁装置20の幅方向DW)に延びている。スプールSは、単位弁本体51~56,81~86内において、スプールSの軸線と平行な方向(幅方向DW)に移動可能となっている。
図6および図7に示すように、単位弁本体51~56,81~86内には、図4に示すタンク通路TLやアクチュエータ通路AL、供給通路SL等の各種通路が形成されている。図4に示すように、供給通路SLは、油圧源であるポンプ21,22に連通しており、通常、高圧に維持されている。図6および図7に示すように、アクチュエータ通路ALは、スプール穴SHに通じている。各スプールSには、切欠きが設けられている。第1~第5単位弁ユニット41~45および第7~第12単位弁ユニット71~76においては、スプールSが動作することにより、供給通路SLがアクチュエータ通路ALに接続される。一方、第6単位弁ユニット46は、いわゆる合流弁である。第6単位弁ユニット46においては、スプールSが動作することにより、第1油圧制御弁ブロック30の供給通路SLが第2油圧制御弁ブロック60の供給通路SLに接続される。各単位弁本体51~56,81~86には、スプールSの両端を収容する一対の圧力室PRを有している。
図4に示すように、第1~第3単位弁ユニット41~43および第8~第11単位弁ユニット72~75には、それぞれ、一対の安全弁SVa,SVbが設けられている。安全弁SVa,SVbは、これらの単位弁ユニット41~43,72~75の単位弁本体51~53,82~85に設けられている。図6に示すように、各安全弁SVa,SVbは、アクチュエータ通路AL及びタンク通路TLに接続している。そして、安全弁SVa,SVbは、アクチュエータ通路AL内の圧力が、所定の圧力以上となった場合に、アクチュエータ通路AL内の油をタンク通路TLに接続する。図6に示すように、一方の安全弁SVaは、スプールSの一側端部と弁本体31,61の他側面31b,61bとの間に配置されている。他方の安全弁SVbは、スプールSの他側端部と弁本体31,61の他側面31b,61bとの間に配置されている。このような安全弁SVa,SVbが設けられた単位弁ユニット41~43,72~75は、主に、ブーム用、アーム用及びバケット用の油圧シリンダ11~13への圧油の給排を制御するために利用される。
一方、図4に示すように、第4~第5単位弁ユニット44~45、第7単位弁ユニット71並びに第12単位弁ユニット76は、安全弁を有していない。これらの単位弁ユニット44~45,71,76は、旋回モータ14や走行モータ15,16等の安全弁を内蔵するアクチュエータの駆動を制御するために利用される。また、合流弁として機能する第6単位弁ユニット46も、安全弁を有していない。
上述のように、第1弁本体31の一側面31aの側、および、第2弁本体61の一側面61aの側には、台座部Mや基準座部Nが形成されている。図2に示す例では、これらの台座部Mや基準座部Nは、第1単位弁ユニット41、第3~第4単位弁ユニット43~44、並びに、第9単位弁ユニット73、第12単位弁ユニット76に形成されている。台座部Mや基準座部Nは、アクチュエータポートA1,A2等と干渉しないよう、これらの単位弁ユニット41,43,44,73,76の単位弁本体51,53,54,83,86の、第2方向(幅方向DW)の一側または他側に形成されている。
ところで、一般に、油圧制御弁ブロックおよび油圧制御弁装置は、小型軽量化が望まれている。また、複数の単位弁ユニットを含む油圧制御弁ブロックをボルト等の固定具を介して相手方部材(図示の例では他の油圧制御弁ブロック)に固定すると、複数の単位弁ユニット(特にスプール穴)に歪みが生じることがある。すなわち、油圧制御弁ブロックを外部に固定する方法としては、油圧制御弁ブロックの全長に亘る長さのボルトを用意して、当該ボルトで油圧制御弁ブロックを、その一方の端から他方の端に向かって外部に対して締め付けることにより、固定することが考えられる。この場合、ボルトの締め付け力が複数の単位弁ユニットに加わって、当該単位弁ユニットが変形してしまうことがある。このため、固定具の締め付け力による複数の単位弁ユニットの変形を防止することが望まれている。
このような問題を考慮して、本実施の形態では、第1油圧制御弁ブロック30を小型軽量化し、油圧制御弁装置20を小型軽量化するための工夫がなされている。また、第1油圧制御弁ブロック30の複数の単位弁ユニット41~46の、固定具Bの締め付け力による変形を防止するための工夫がなされている。なお、図示の例では、固定具Bは、ボルトである。
まず、図3及び図4に示すように、第1~第6単位弁ユニット41~46のうち、弁本体31の特定の機能部(図示の例では安全弁SVa,SVb)を含んだ一群の単位弁ユニット41~43を、上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)に連続して配置する。また、これらの単位弁ユニット41~43以外の少なくとも一部の単位弁ユニット45~46を、上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において、上記一群の単位弁ユニット41~43の一側(第2油圧制御弁ブロック60の側)に配置する。そして、単位弁ユニット44~46の単位弁本体54~56の、安全弁SVa,SVbと上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において重なる領域を、第1油圧制御弁ブロック30を固定するためのボルトBの配置スペースBS1として利用する。このようにして、第1油圧制御弁ブロック30に(より具体的には、第1油圧制御弁ブロック30の他側面31bの側に)、ボルトBの配置スペースBS1が確保される(図3参照)。
図3に示すように、配置スペースBS1には、ボルト孔BHが形成されるボルト孔形成部BMと、ボルト孔BHにボルトBを挿入するために必要な空間BAと、が形成される。ボルト孔形成部BMは、第1弁本体31の一部をなす。また、空間BAは、第1弁本体31に凹部を形成することにより形成されている。
ここで、上述のように油圧制御弁ブロックの全長に亘る長さのボルト等の固定具で油圧制御弁ブロックを固定する場合、弁本体に、上記一方向(長手方向DL)の全長に亘って、固定具を配置するための配置スペースを形成する必要がある。このような固定具の配置スペースは、上記一方向(長手方向DL)に見て、固定具のみによって占められるスペースとなる。一方、図示の例では、固定具Bの配置スペースBS1は、第1油圧制御弁ブロック30の特定の機能部SVa,SVbと上記一方向(長手方向DL)において重なる領域に形成されている。これにより、第1油圧制御弁ブロック30において、上記一方向(長手方向DL)に見て固定具Bのみによって占められるスペースが削減される。この結果、第1油圧制御弁ブロック30が、小型軽量化される。また、第1油圧制御弁ブロック30(より具体的には、弁本体31)の全長よりも短いボルトBを用いて第1油圧制御弁ブロック30を固定することができるため、ボルトBの締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を低減させることができる。この結果、複数の単位弁ユニット41~46の変形を、効果的に防止することができる。
なお、図示の例では、ボルトBの配置スペースBS1を形成する単位弁ユニット44~46を、複数の単位弁ユニット41~46の中で上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)におけるいずれかの一方の端(第2油圧制御弁ブロック60側の端)に配置している。これにより、第1油圧制御弁ブロック30を第2油圧制御弁ブロック60に容易且つ堅固に固定することができる。また、より短いボルトBを用いて第1油圧制御弁ブロック30を固定することが可能となる。この結果、ボルトBの締め付け力が加わる単位弁ユニットの数をさらに低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形をより効果的に防止することができる。とりわけ図示の例では、ボルト孔形成部BMが、上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において、第6単位弁ユニット46のスプール穴SHおよびスプールSの一側(第2油圧制御弁ブロック60の側)に位置している。したがって、ボルトBによる締め付け力が、第1油圧制御弁ブロック30の複数の単位弁ユニット41~46のいずれのスプール穴SHおよびスプールSにも加わることのないようになっている。
さらに、図示の例では、第2油圧制御弁ブロック60を小型軽量化し、油圧制御弁装置20全体をさらに小型軽量化するための工夫がなされている。具体的には、第2油圧制御弁ブロック60において、複数の単位弁ユニット71~76のうち第2弁本体61の他側面61bの側に位置する特定の機能部(図示の例では安全弁SVa,SVb)を含んだ一群の単位弁ユニット72~75を、上記一方向(単位弁ユニット71~76の配列方向または長手方向DL)に連続して配置する。また、これらの単位弁ユニット72~75以外の少なくとも一部の単位弁ユニット71を、上記一方向(単位弁ユニット71~76の配列方向または長手方向DL)において、一群の単位弁ユニット72~75の他側(第1油圧制御弁ブロック30の側)に配置する。そして、単位弁ユニット71の単位弁本体81の、単位弁ユニット72~75の安全弁SVa,SVbと上記一方向(単位弁ユニット71~76の配列方向または長手方向DL)において重なる領域を、第1油圧制御弁ブロック30を固定するためのボルトBの配置スペースBS2として利用する。このようにして、第2油圧制御弁ブロック60に(より具体的には、第2油圧制御弁ブロック60の他側面61bの側に)、ボルトBの配置スペースBS2が確保される(図3参照)。なお、配置スペースBS2には、ボルト孔BHが形成されるボルト孔形成部BMが形成される。ボルト孔形成部BMは、第2弁本体61の一部をなす。
このように第2油圧制御弁ブロック60の機能部SVa,SVbと上記一方向(長手方向DL)において重なる領域に固定具Bの配置スペースBS2を形成することにより、第2油圧制御弁ブロック60において、上記一方向(長手方向DL)に見て固定具Bのみによって占められるスペースが削減される。この結果、第2油圧制御弁ブロック60が、小型軽量化される。そして、油圧制御弁装置20が、さらに小型軽量化される。
なお、図示の例では、特定の機能部は安全弁SVa,SVbであるが、これに限られない。特定の機能部は、台座部Mや基準座部Nであってもよい。また、単位弁ユニット41~46,71~76が比例弁を含む場合は比例弁であってもよい。さらに、特定の機能部を含む一群の単位弁ユニットは、複数である必要はなく、単数であってもよい。また、複数の単位弁ユニット41~46,71~76のうち特定の機能部SVa,SVbを含む単位弁ユニット41~43,72~75は、連続して設けられていなくてもよい。すなわち、特定の機能部SVa,SVbを含む単位弁ユニットの間に、そのような機能部SVa,SVbを含まない単位弁ユニットが配置されていてもよい。
例えば、図示の例では、図2に示すように、第1油圧制御弁ブロック30の一側面31aの側においては、第2方向(幅方向DW)の一側に、以下のようにして第1油圧制御弁ブロック30を固定するための固定具Bの配置スペースが確保される。すなわち、第1油圧制御弁ブロック30の複数の単位弁ユニット41~46は、基準座部Nを含んだ単位弁ユニット44と、上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において、単位弁ユニット44の一側(第2油圧制御弁ブロック60の側)に配置された単位弁ユニット45~46と、を含んでいる。そして、単位弁ユニット45~46の、単位弁ユニット44の基準座部Nと上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において重なる領域が、第1油圧制御弁ブロック30を固定するためのボルトBの配置スペースBS3として利用されている。
また、図示の例では、図2に示すように、第1油圧制御弁ブロック30の一側面31aの側においては、第2方向(幅方向DW)の他側に、以下のようにして第1油圧制御弁ブロック30を固定するための固定具Bの配置スペースが確保されている。すなわち、第1油圧制御弁ブロック30の複数の単位弁ユニット41~46は、台座部Mを含んだ単位弁ユニット43と、上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において、単位弁ユニット43の一側(第2油圧制御弁ブロック60の側)に配置された単位弁ユニット44~46と、を含んでいる。そして、単位弁ユニット44~46の、単位弁ユニット43の台座部Mと上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)において重なる領域が、第1油圧制御弁ブロック30を固定するためのボルトBの配置スペースBS3として利用されている。
以上のようにして、第1油圧制御弁ブロック30の一側面31aの側にも、ボルトBの配置スペースBS3が確保される。図2に示すように、配置スペースBS3には、ボルト孔BHが形成されるボルト孔形成部BMと、ボルト孔BHにボルトBを挿入するために必要な空間BAと、が形成される。ボルト孔形成部BMは、第1弁本体31の一部をなす。また、空間BAは、第1弁本体31に凹部を形成することにより形成されている。
同様に、図示の例では、図2に示すように、第2油圧制御弁ブロック60の一側面61aの側においては、第2方向(幅方向DW)の両側に、以下のようにして第1油圧制御弁ブロック30を固定するための固定具Bの配置スペースが確保されている。すなわち、第2油圧制御弁ブロック60の複数の単位弁ユニット71~76は、台座部Mおよび基準座部Nを含む単位弁ユニット73と、上記一方向(単位弁ユニット41~46,71~76の配列方向または長手方向DL)において、単位弁ユニット73の他側(第1油圧制御弁ブロック30の側)に配置された単位弁ユニット71と、を含んでいる。そして、単位弁ユニット71の、単位弁ユニット73の台座部Mおよび基準座部Nと上記一方向(単位弁ユニット41~46,71~76の配列方向または長手方向DL)において重なる領域が、第1油圧制御弁ブロック30を固定するためのボルトBの配置スペースBS4として利用されている。このようにして、第2油圧制御弁ブロック60の一側面61aの側にも、ボルトBの配置スペースBS4が確保される。なお、配置スペースBS4には、ボルト孔BHが形成されるボルト孔形成部BMが形成される。ボルト孔形成部BMは、第2弁本体61の一部をなす。
図示の例では、配置スペースB3を形成する単位弁ユニット45~46あるいは44~46は、複数の単位弁ユニット41~46の中で上記一方向(単位弁ユニット41~46の配列方向または長手方向DL)におけるいずれか一方の端(第2油圧制御弁ブロック60の側)に位置している。
なお、第1油圧制御弁ブロック30が固定される相手方部材は、他の油圧制御弁ブロック60に限られず、例えば第1油圧制御弁ブロック30が収容される内部空間を区画する壁部であってもよい。
以上に説明した第1の実施の形態による第1油圧制御弁ブロック30は、複数の単位弁ユニット41~46を含む一体型の油圧制御弁ブロック30であって、複数の単位弁ユニット41~46のうちの特定の機能部SVa,SVbを含んだ一群の単位弁ユニット41~43を前記複数の単位弁ユニット41~46の配列方向DLに連続して配置し、複数の単位弁ユニット41~46のうちの前記一群の単位弁ユニット41~43以外の少なくとも一部の単位弁ユニット44~46は、相手方部材60に固定するための固定具Bの配置スペースBS1を形成している。そして、固定具Bの配置スペースBS1は、上記配列方向DLに上記機能部SVa,SVbと重なる。
このように第1油圧制御弁ブロック30の特定の機能部SVa,SVbと一方向(複数の単位弁ユニット41~46の配列方向DL)において重なる領域に固定具Bの配置スペースBS1が形成されることにより、第1油圧制御弁ブロック30において、一方向DLに見て固定具Bのみによって占められるスペース削減することができる。この結果、第1油圧制御弁ブロック30が、小型軽量化される。また、第1油圧制御弁ブロック30(より具体的には、弁本体31)の全長よりも短い固定具Bを用いて第1油圧制御弁ブロック30を外部(図示の例では、第2油圧制御弁ブロック60)に固定することができる。このため、固定具Bの締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を、効果的に防止することができる。
また、第1の実施の形態において、少なくとも一部の単位弁ユニット44~46は、複数の単位弁ユニット41~46の中で、複数の単位弁ユニット41~46の配列方向DLにおけるいずれか一方の端に位置する。これにより、第1油圧制御弁ブロック30を外部(第2油圧制御弁ブロック60)に容易且つ堅固に固定することができる。また、より短い固定具Bを用いて第1油圧制御弁ブロック30を固定することが可能となる。この結果、固定具Bの締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を更に低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を、より効果的に防止することができる。
また、以上に説明した本実施の形態による油圧制御弁装置20は、上述の第1油圧制御弁ブロック30と、第1油圧制御弁ブロック30と固定具Bを介して固定された第2油圧制御弁ブロック60と、を備えている。この場合、第1油圧制御弁ブロック30を小型軽量化することができるので、油圧制御弁装置20を小型軽量化することができる。
また、本実施の形態において、第2油圧制御弁ブロック60は、上記配列方向DLに並べられた複数の単位弁ユニット71~76を含む一体型の油圧制御弁ブロック60であって、複数の単位弁ユニット71~76のうちの特定の機能部SVa,SVbを含んだ一群の単位弁ユニット72~75を上記配列方向DLに連続して配置し、複数の単位弁ユニット71~76のうちの前記一群の単位弁ユニット72~75以外の少なくとも一部の単位弁ユニット71は、固定具Bの配置スペースBS2を形成している。そして、第2油圧制御弁ブロック60において、固定具Bの配置スペースBS2は、上記機能部SVa,SVbと上記配列方向DLにおいて重なっている。
このように第2油圧制御弁ブロック60の機能部SVa,SVbと一方向(上記配列方向DL)において重なる領域に固定具Bの配置スペースBS2を形成されることにより、第2油圧制御弁ブロック60において、一方向DLに見て固定具Bのみによって占められるスペースが削減される。この結果、第2油圧制御弁ブロック60が、小型軽量化される。そして、油圧制御弁装置20が、さらに小型軽量化される。
また、本実施の形態において、第1油圧制御弁ブロック30は、複数の単位弁ユニット41~46を備えた一体型の油圧制御弁ブロックである。複数の単位弁ユニット41~46は、特定の機能部Nを含む単位弁ユニット44と、相手方部材(図示の例では、第2油圧制御弁ブロック60)に固定するための固定具Bの配置スペースBS3を形成する単位弁ユニット45~46と、を含む。そして、固定具Bの配置スペースBS3は、複数の単位弁ユニット41~46の配列方向DLに上記機能部Nと重なる。あるいは、複数の単位弁ユニット41~46は、特定の機能部Mを含む単位弁ユニット43と、相手方部材60に固定するための固定具Bの配置スペースBS3を形成する単位弁ユニット44~46と、を含む。そして、固定具Bの配置スペースBS3は、複数の単位弁ユニット41~46の配列方向DLに上記機能部Mと重なる。
この場合も、第1油圧制御弁ブロック30において、一方向(複数の単位弁ユニット41~46の配列方向DL)に見て固定具Bのみによって占められるスペース削減することができる。この結果、第1油圧制御弁ブロック30が、小型軽量化される。また、第1油圧制御弁ブロック30(より具体的には、弁本体31)の全長よりも短い固定具Bを用いて第1油圧制御弁ブロック30を外部(第2油圧制御弁ブロック60)に固定することができる。このため、固定具Bの締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を、効果的に防止することができる。
また、配置スペースBS3を形成する単位弁ユニット45~46は、複数の単位弁ユニット41~46の中で上記配列方向DLにおけるいずれか一方の端に位置する。あるいは、配置スペースBS3を形成する単位弁ユニット44~46は、複数の単位弁ユニット41~46の中で上記配列方向DLにおけるいずれか一方の端に位置する。この場合も、第1油圧制御弁ブロック30を外部(第2油圧制御弁ブロック60)に容易且つ堅固に固定することができる。また、より短い固定具Bを用いて第1油圧制御弁ブロック30を固定することが可能となる。この結果、固定具Bの締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を更に低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を、より効果的に防止することができる。
なお、図示の例において、相手方部材は、他の油圧制御弁ブロック60であるが、これに限られず、例えば壁部であってもよい。
また、以上に説明した本実施の形態による油圧制御弁装置20は、上述の特定の機能部N,Mを含む単位弁ユニット44,43と上記固定具Bの配置スペースBS3を形成する単位弁ユニット45,46または44~46とを含む第1油圧制御弁ブロック30と、第1油圧制御弁ブロック30と固定具Bを介して固定された第2油圧制御弁ブロック60と、を備えている。この場合、第1油圧制御弁ブロック30を小型軽量化することができるので、油圧制御弁装置20を小型軽量化することができる。
また、本実施の形態において、第2油圧制御弁ブロック60は、上記配列方向DLに並べられた複数の単位弁ユニット71~76を含む一体型の油圧制御弁ブロック60であって、第2油圧制御弁ブロック60の複数の単位弁ユニット71~76は、特定の機能部N,Mを含む単位弁ユニット73と、固定具Bの配置スペースBS4を形成する単位弁ユニット71と、を含む。そして、第2油圧制御弁ブロック60において、上記配置スペースBS4は、上記配列方向DLに上記機能部N,Mと重なる。
このように第2油圧制御弁ブロック60の機能部N,Mと一方向(上記配列方向DL)において重なる領域に固定具Bの配置スペースBS4を形成されることにより、第2油圧制御弁ブロック60において、一方向DLに見て固定具Bのみによって占められるスペースが削減される。この結果、第2油圧制御弁ブロック60が、小型軽量化される。そして、油圧制御弁装置20が、さらに小型軽量化される。
(第2の実施の形態)
図8を参照して、第2の実施の形態による第1油圧制御弁ブロックおよび油圧制御弁装置について説明する。図8に示す第2の実施の形態においては、第1油圧制御弁ブロックが、機能部を含む第1群の単位弁ユニットおよび配置スペースを形成する第2群の単位弁ユニットの他に、第3群の単位弁ユニットを含む点が異なる。あるいは、第1油圧制御弁ブロックが、機能部を含む第1の単位弁ユニットおよび配置スペースを形成する第2の単位弁ユニットの他に、第3の単位弁ユニットを含む点が異なる。また、油圧制御弁装置が第3油圧制御弁ブロックを含む点が異なる。その他の構成は、図1乃至図7に示す第1の実施の形態と略同一である。図8に示す第2の実施の形態において、図1乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示す油圧制御弁装置120は、第1油圧制御弁ブロック130と、第2油圧制御弁ブロック60と、第3油圧制御弁ブロック300と、を含む。第2油圧制御弁ブロック60は、一方向(油圧制御弁装置120の長手方向DL)において第1油圧制御弁ブロック130の一方の端に、固定具Bを介して固定されている。また、第3油圧制御弁ブロック300は、上記一方向(長手方向DL)において第1油圧制御弁ブロック130の他方の端に、固定具B2を介して固定されている。
第1油圧制御弁ブロック130は、概ね直方体の第1弁本体131を有している。第1弁本体131には、複数の単位弁ユニット(第1~第6単位弁ユニット)141~146が形成されている。第1~第6単位弁ユニット141~146は、一方向(油圧制御弁装置120の長手方向DL)に並べられている。具体的には、第1弁本体131は、図5に示す第1弁本体31と同様に、上記一方向(長手方向DL)に並ぶ6つの単位弁本体により構成され、各単位弁本体に対して単位弁ユニットが形成されている。各単位弁ユニット141~146は、上述してきた単位弁ユニット41~46と同様に、圧油の給排を制御するスプール弁として機能する。第1~第6単位弁ユニット141~146のうち、第3~第4単位弁ユニット143~144の単位弁本体には、それぞれ一対の安全弁SVa,SVbが設けられている。安全弁SVa,SVbは、図6に示す単位弁ユニット43の安全弁SVa,SVbと同様に、スプールSの一側端部および他側端部と、弁本体131の他側面131bと、の間に配置されている。一方、他の単位弁ユニット141,142,145,146は、安全弁を有していない。
第3油圧制御弁ブロック300は、概ね直方体の第3弁本体301を有している。第3弁本体301には、複数の単位弁ユニット(第13~第18単位弁ユニット)311~316が形成されている。第13~第18単位弁ユニット311~316は、上記一方向(長手方向DL)に並べられている。具体的には、第3弁本体301は、図5に示す第1弁本体31と同様に、上記一方向(長手方向DL)に並ぶ6つの単位弁本体により構成され、各単位弁本体に対して単位弁ユニットが形成されている。各単位弁ユニット311~316は、上述してきた単位弁ユニット41~46と同様に、圧油の給排を制御するスプール弁として機能する。第13~第18単位弁ユニット311~316のうち、第13~第16単位弁ユニット311~314の単位弁本体には、それぞれ一対の安全弁SVa,SVbが設けられている。安全弁SVa,SVbは、図6に示す単位弁ユニット43の安全弁SVa,SVbと同様に、スプールSの一側端部および他側端部と、弁本体301の他側面301bと、の間に配置されている。一方、他の単位弁ユニット315,316は、安全弁を有していない。
図8に示す第1油圧制御弁ブロック130において、安全弁SVa,SVbを含む第1群の単位弁ユニット143,144の上記一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)の一側(第2油圧制御弁ブロック60の側)に第2群の単位弁ユニット145,146が位置している。また、第1群の単位弁ユニット143,144の上記一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)の他側(第3油圧制御弁ブロック300の側)に第3群の単位弁ユニット141,142が位置している。そして、第2群の単位弁ユニット145,146の、安全弁SVa,SVbと上記一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)において重なる領域を、第1油圧制御弁ブロック130を第2油圧制御弁ブロック60に固定するためのボルトBの配置スペースBS1として利用している。また、第3群の単位弁ユニット141,142の、安全弁SVa,SVbと上記一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)において重なる領域を、第1油圧制御弁ブロック130を第3油圧制御弁ブロック300に固定するためのボルトB2の配置スペースBS5として利用している。各配置スペースBS1,BS5には、ボルト孔BHが形成されるボルト孔形成部BMと、ボルト孔BHにボルトBを挿入するために必要な空間BAと、が形成される。各配置スペースBS1,BS5のボルト孔形成部BMは、第1弁本体31の一部をなす。また、各配置スペースBS1,BS5の空間BAは、第1弁本体31に凹部を形成することにより形成されている。
このように、複数の単位弁ユニットを3以上の群に分けることで、第1油圧制御弁ブロック130の油圧回路に応じて、油圧制御弁装置120の高い設計の自由度を確保することができる。すなわち、第1油圧制御弁ブロック130の油圧回路に応じて、第1油圧制御弁ブロック130の第3群の単位弁ユニット311,312に、他の油圧制御弁ブロック300を接続するためのボルトB2の配置スペースBS5を形成可能である。あるいは、第3群の単位弁ユニット311,312の単位弁本体に面取りや凹部を形成することで、第1油圧制御弁ブロック130のさらなる小型軽量化を図ることができる。
さらに、図示の例では、第3油圧制御弁ブロック300を小型軽量化し、油圧制御弁装置120全体を小型軽量化するための工夫がなされている。具体的には、第3油圧制御弁ブロック300において、複数の単位弁ユニット311~316のうち特定の機能部SVa,SVbを含んだ一群の単位弁ユニット311~314を上記一方向(長手方向DL)に連続して配置する。そして、これらの単位弁ユニット311~314以外の少なくとも一部の単位弁ユニット316の単位弁本体の、機能部SVa,SVbと上記一方向(単位弁ユニット141~146,311~316の配列方向または長手方向DL)において重なる領域を、ボルトB2の配置スペースBS6として利用する。配置スペースBS6には、ボルト孔BHが形成されるボルト孔形成部BMが形成される。ボルト孔形成部BMは、第3弁本体301の一部をなす。
このように油圧制御弁ブロック300の機能部SVa,SVbと上記一方向(単位弁ユニット141~146,311~316の配列方向または長手方向DL)において重なる領域に固定具B2の配置スペースBS6を形成することにより、第3油圧制御弁ブロック300において、上記一方向に見て固定具B2のみによって占められるスペースが削減される。この結果、第3油圧制御弁ブロック300を小型軽量化することができる。この結果、油圧制御弁装置120を、さらに小型軽量化することができる。
なお、図示の例では、第2群の単位弁ユニット145,146は、複数の単位弁ユニット141~146の中で上記一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)における一方の端(第2油圧制御弁ブロック60の側)に位置している。また、第3群の単位弁ユニット141,142は、複数の単位弁ユニット141~146の中で上記一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)における他方の端(第3油圧制御弁ブロック300の側)に位置している。
なお、図8に示す例においても、特定の機能部は、安全弁SVa,SVbに限られず、台座部Mや基準座部N、比例弁であってもよい。さらに、特定の機能部を含む一群の単位弁ユニットは、複数である必要はなく、単数であってもよい。また、複数の単位弁ユニット141~146のうち特定の機能部SVa,SVbを含む単位弁ユニット143,144は、連続して設けられていなくてもよい。すなわち、特定の機能部SVa,SVbを含む単位弁ユニット143,144の間に、そのような機能部SVa,SVbを含まない単位弁ユニットが配置されていてもよい。
以上に説明した第2の実施の形態による第1油圧制御弁ブロック130においては、複数の単位弁ユニット141~146は、機能部SVa,SVbを含む第1群の単位弁ユニット143,144と、上述の配置スペースBS1を形成する第2群の単位弁ユニット145,146と、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおいて第1群の単位弁ユニット143,144の第2群の単位弁ユニット145,146とは反対側に位置する第3群の単位弁ユニット141,142と、を含む。
このように、複数の単位弁ユニットを3以上の群に分けることで、第1油圧制御弁ブロック130の油圧回路に応じて、油圧制御弁装置120の高い設計の自由度を確保することができる。すなわち、第1油圧制御弁ブロック130の油圧回路に応じて、第1油圧制御弁ブロック130の第3群の単位弁ユニット141,142に、他の油圧制御弁ブロック300を接続するためのボルトB2の配置スペースBS5を形成可能である。あるいは、第3群の単位弁ユニット141,142の単位弁本体に面取りや凹部を形成することで、第1油圧制御弁ブロック130のさらなる小型軽量化を図ることができる。
また、第2の実施の形態において、第3群の単位弁ユニット141,142は、相手方部材300に固定するための固定具B2の配置スペースBS5を形成している。そして、固定具B2の配置スペースBS5は、単位弁ユニット141~146の配列方向DLに機能部SVa,SVbと重なっている。
このように第1油圧制御弁ブロック130の一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向DL)の両側に固定具Bの配置スペースB1,B5が形成されることにより、3つの油圧制御弁ブロック60,130,300を互いに固定することができる。あるいは、第1油圧制御弁ブロック130を、その他の外部(例えば壁など)により堅固に固定することができる。また、第1油圧制御弁ブロック130の一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向DL)の両側において、短い固定具B,B2を用いて第1油圧制御弁ブロック130を外部(図示の例では、他の油圧制御弁ブロック60,300)に固定することが可能となる。この結果、固定具B,B2の締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を効果的に防止することができる。また、第3群の単位弁ユニット141,142が特定の機能部SVa,SVbと一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)において重なる領域に固定具B2の配置スペースBS5を形成することにより、第1油圧制御弁ブロック130において、一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向または長手方向DL)に見て固定具B2のみによって占められるスペース削減することができる。この結果、第1油圧制御弁ブロック130を、小型軽量化を図ることができる。
また、第2の実施の形態において、第2群の単位弁ユニット145,146は、複数の単位弁ユニット141~146の中で、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおける一方の端に位置し、第3群の単位弁ユニット141,142は、複数の単位弁ユニット141~146の中で、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおける他方の端に位置する。この場合、より短い固定具B,B2を用いて第1油圧制御弁ブロック130を外部(図示の例では、他の油圧制御弁ブロック60,300)に固定することが可能となる。この結果、固定具B,B2の締め付け力が加わる単位弁ユニットの数をさらに低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を、さらに効果的に防止することができる。
また、以上に説明した第2の実施の形態による油圧制御弁装置120は、上述の第1油圧制御弁ブロック130と、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおいて第1油圧制御弁ブロック130の一方の端に第1油圧制御弁ブロック130と固定具Bを介して固定された第2油圧制御弁ブロック60と、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおいて第1油圧制御弁ブロック130の他方の端に第1油圧制御弁ブロック130と固定具B2を介して固定された上述の第3油圧制御弁ブロック300と、を備える。この場合、第1油圧制御弁ブロック130を小型軽量化することができるので、油圧制御弁装置120を小型軽量化することができる。
また、以上に説明した第2の実施の形態による第1油圧制御弁ブロック130においては、複数の単位弁ユニット141~146は、機能部SVa,SVbを含む第1の単位弁ユニット143または144と、上述の配置スペースBS1を形成する第2の単位弁ユニット146と、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおいて第1の単位弁ユニット143,144の第2の単位弁ユニット146とは反対側に位置する第3の単位弁ユニット141と、を含む。
このように、複数の単位弁ユニットを3以上に分けることで、第1油圧制御弁ブロック130の油圧回路に応じて、油圧制御弁装置120の高い設計の自由度を確保することができる。すなわち、第1油圧制御弁ブロック130の油圧回路に応じて、第1油圧制御弁ブロック130の第3の単位弁ユニット141に、他の油圧制御弁ブロック300を接続するためのボルトB2の配置スペースBS5を形成可能である。あるいは、第3の単位弁ユニット141の単位弁本体に面取りや凹部を形成することで、第1油圧制御弁ブロック130のさらなる小型軽量化を図ることができる。
また、第3の単位弁ユニット141は、相手方部材(図示の例では第3油圧制御弁ブロック300)に固定するための固定具B2の他の配置スペースBS5を形成し、他の配置スペースBS5は、単位弁ユニット141~146の配列方向DLに機能部SVa,SVbと重なる。
このように第1油圧制御弁ブロック130の一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向DL)の両側に固定具Bの配置スペースBS1,BS5が形成されることにより、3つの油圧制御弁ブロック60,130,300を互いに固定することができる。あるいは、第1油圧制御弁ブロック130を、その他の外部(例えば壁など)により堅固に固定することができる。また、第1油圧制御弁ブロック130の一方向(単位弁ユニット141~146の配列方向DL)の両側において、短い固定具B,B2を用いて第1油圧制御弁ブロック130を外部(図示の例では、他の油圧制御弁ブロック60,300)に固定することが可能となる。この結果、固定具B,B2の締め付け力が加わる単位弁ユニットの数を低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を効果的に防止することができる。また、第3の単位弁ユニット141,142が特定の機能部SVa,SVbと一方向(単位弁ユニット141~146DL)において重なる領域に固定具B2の配置スペースBS5を形成することにより、第1油圧制御弁ブロック130において、一方向DLに見て固定具B2のみによって占められるスペース削減することができる。この結果、第1油圧制御弁ブロック130を、小型軽量化を図ることができる。
また、第2の実施の形態において、第2の単位弁ユニット146は、複数の単位弁ユニット141~146の中で単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおける一方の端に位置している。また、第3の単位弁ユニット141は、複数の単位弁ユニット141~146の中で単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおける他方の端に位置している。この場合、より短い固定具B,B2を用いて第1油圧制御弁ブロック130を外部(図示の例では、他の油圧制御弁ブロック60,300)に固定することが可能となる。この結果、固定具B,B2の締め付け力が加わる単位弁ユニットの数をさらに低減させることができ、単位弁ユニット41~46の変形を、さらに効果的に防止することができる。
また、以上に説明した第2の実施の形態による油圧制御弁装置120は、上述の第1油圧制御弁ブロック130と、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおいて第1油圧制御弁ブロック130の一方の端に第1油圧制御弁ブロック130と固定具Bを介して固定された第2油圧制御弁ブロック60と、単位弁ユニット141~146の配列方向DLにおいて第1油圧制御弁ブロック130の他方の端に第1油圧制御弁ブロック130と固定具B2を介して固定された第3油圧制御弁ブロック300と、を備える。この場合、第1油圧制御弁ブロック130を小型軽量化することができるので、油圧制御弁装置120を小型軽量化することができる。
本発明は、上述の実施形態には限定されない。例えば、上述の実施形態の各要素に各種の変形が加えられてもよい。また、上述の構成要素及び/又は方法以外の構成要素及び/又は方法を含む形態も、本発明の実施形態に含まれる。また、上述の構成要素及び/又は方法のうちの一部の要素が含まれない形態も、本発明の実施形態に含まれる。また、本発明によって奏される効果も上述の効果に限定されず、各実施形態の具体的な構成に応じた特有の効果も発揮されうる。
1 油圧ショベル
11~13 油圧シリンダ
14 旋回モータ
15、16 走行モータ
20 油圧制御弁装置
30、60、130、300 油圧制御弁ブロック
41~46、71~76、141~146、311~316 単位弁ユニット
B、B2 固定具
M 台座部(機能部)
N 基準座部(機能部)
SVa、SVb 安全弁(機能部)

Claims (9)

  1. 弁本体を有し、一方向に並べられた複数の単位弁ユニットが前記弁本体に対して形成された一体型の油圧制御弁ブロックであって、
    前記複数の単位弁ユニットは、機能部を含む単位弁ユニットと、相手方部材に固定するための固定具の配置スペースを形成する単位弁ユニットと、を含
    前記配置スペースを形成する単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記複数の単位弁ユニットの配列方向におけるいずれか一方の端に位置し、
    前記固定具の配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なる、一体型の油圧制御弁ブロック。
  2. 前記複数の単位弁ユニットは、
    前記機能部を含む第1の単位弁ユニットと、
    前記配置スペースを形成する第2の単位弁ユニットと、
    前記配列方向において前記第1の単位弁ユニットの前記第2の単位弁ユニットとは反対側に位置する第3の単位弁ユニットと、を含む、請求項に記載の油圧制御弁ブロック。
  3. 前記第3の単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記配列方向における他方の端に位置し、
    前記第3の単位弁ユニットは、相手方部材に固定するための固定具の他の配置スペースを形成し、
    前記他の配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なる、請求項2に記載の油圧制御弁ブロック。
  4. 前記相手方部材は、他の油圧制御弁ブロックであることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の油圧制御弁ブロック。
  5. 前記相手方部材は、壁部であることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の油圧制御弁ブロック。
  6. 請求項1~のいずれか一項に記載の油圧制御弁ブロックと、
    前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第2油圧制御弁ブロックと、を備える、油圧制御弁装置。
  7. 前記第2油圧制御弁ブロックは、第2弁本体を有し、前記配列方向に並べられた複数の単位弁ユニットが前記第2弁本体に対して形成された一体型の油圧制御弁ブロックであって、
    前記第2油圧制御弁ブロックの前記複数の単位弁ユニットは、機能部を含む単位弁ユニットと、前記固定具の配置スペースを形成する単位弁ユニットと、を含み、
    前記第2油圧制御弁ブロックにおいて、前記配置スペースを形成する単位弁ユニットは、前記複数の単位弁ユニットの中で前記油圧制御弁ブロックの側の端に位置し、前記配置スペースは、前記配列方向に前記機能部と重なる、請求項に記載の油圧制御弁装置。
  8. 請求項またはに記載の油圧制御弁ブロックと、
    前記配列方向において前記油圧制御弁ブロックの一方の端に前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第2油圧制御弁ブロックと、
    前記配列方向において前記油圧制御弁ブロックの他方の端に前記油圧制御弁ブロックと前記固定具を介して固定された第3油圧制御弁ブロックと、を備える油圧制御弁装置。
  9. 請求項1~のいずれか一項に記載の油圧制御弁ブロックを備えた建設機械。
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