JP7200555B2 - 樹脂発泡体用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は樹脂発泡体用組成物に関するものであり、より詳しくは、耐摩耗性が優れる樹脂発泡体を与える樹脂発泡体用組成物に関するものである。
エチレン―酢酸ビニル共重合体は柔軟性、透明性、成形性に優れることから、自動車分野、電気・電子分野、建築資材分野、包装分野、接着剤分野等の広範な産業分野で使用されている。さらに、エチレン―酢酸ビニル共重合体の発泡体は軽量性、柔軟性、クッション性に優れることから、靴底、サンダル等に用いられている。
しかしながら、エチレン―酢酸ビニル共重合体の発泡体は、耐摩耗性が劣るため、靴底やサンダル等に使用される場合、製品寿命が短いという課題があった。
エチレン―酢酸ビニル共重合体の発泡体の耐摩耗性を向上させる方法として、エチレン―酢酸ビニル共重合体にシリコーンオイルを含有させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、シリコーンオイルは一般に、エチレン―酢酸ビニル共重合体の発泡体のグリップ性を低下させることから、靴底やサンダル等に使用される場合、転倒等による事故の発生が懸念される。
また、エチレン―酢酸ビニル共重合体にクロロスルホン化ポリエチレンを含有させる方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、クロロスルホン化ポリエチレンは、エチレン―酢酸ビニル共重合体組成物を混練または成形する温度において脱塩酸が引き起こされ、塩酸を原因とする酸臭の発生や金型の腐食といった問題が発生する。このため、エチレン―酢酸ビニル共重合体にクロロスルホン化ポリエチレンを含有させることは、樹脂発泡体用組成物並びにその樹脂発泡体を得る工程において加工上の問題を抱えている。
特開平9-10006号公報 特開平2-107201号公報
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、成型加工上の課題を解決し、尚且つグリップ性を損なうことなく耐摩耗性が優れる樹脂発泡体を与える樹脂発泡体用組成物を提供するものである。
本発明者は、上記した課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、本発明の樹脂発泡体用組成物が上記課題を解決することを見出した。
本発明は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及び/又はエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分95~60重量部及びクロロスルホン化ポリエチレン5~40重量部(2成分の合計は100重量部)を含む高分子成分100重量部に対して、ハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウム0.5~10重量部、架橋剤0.1~3重量部、発泡剤0.5~20重量部を含有することを特徴とする樹脂発泡体用組成物に関する。
本発明の樹脂発泡体用組成物は、グリップ性を損なわずに、優れた耐摩耗性を有する樹脂発泡体を得ることが可能である。つまり、本発明の樹脂発泡体用組成物を用いた樹脂発泡体製品は、グリップ性が求められる樹脂発泡体製品の耐久寿命を大幅に向上させることが可能であり、耐摩耗性とグリップ性の両立が求められる用途において従来に無い性能を発揮することができる。
また、本発明の樹脂発泡体用組成物は、その構成要件に基づいて、成型加工上の問題を解決し、塩酸による酸臭の発生や金型の腐食を抑えることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の樹脂発泡体用組成物は、その構成要件に基づいて、十分な発泡倍率の樹脂発泡体を得ることができるため、軽量化や成型性に優れる発泡体を提供することができるという効果を奏する。
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する高分子成分は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及び/又はエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分95~60重量部及びクロロスルホン化ポリエチレン5~40重量部(2成分の合計は100重量部)を含むものである。
エチレン―酢酸ビニル共重合体は、特に制限はなく公知のものを用いることができる。エチレン―酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量は、得られる発泡体が柔軟であることから、5~50重量%であることが好ましく、8~45重量%であることがより好ましく、10~30重量%であることがより好ましい。また、エチレン―酢酸ビニル共重合体のメルトマスフローレート(JIS K 6924-1)は、0.1~100g/10分であることが好ましく、0.5~30g/10分であることがより好ましく、1.0~10g/10分であることがより好ましい。メルトマスフローレートが0.1g/10分以上の場合、樹脂発泡体用組成物を成形する際の流動性が優れ、100g/10分以下の場合、得られる発泡体の耐摩耗性が優れる。
エチレン―α-オレフィン共重合体は、特に制限はなく公知のものを用いることができる。エチレン―α-オレフィン共重合体の密度は、得られる発泡体が柔軟であることから、820~950kg/mであることが好ましく、840~930kg/mであることがより好ましい。また、エチレン―α-オレフィン共重合体のメルトマスフローレートは0.1~100g/10分であることが好ましく、0.5~30g/10分であることがより好ましく、1~10g/10分であることがより好ましい。メルトマスフローレートが0.1g/10分以上の場合、樹脂発泡体用組成物を成形する際の流動性が優れ、100g/10分以下の場合、得られる発泡体の耐摩耗性が優れる。
エチレン―酢酸ビニル共重合体及び/又はエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分の比率は、得られる発泡体が柔軟であり、クッション性に優れることから30/70~100/0であることが好ましく、40/60~100/0であることがより好ましく、50/50~100/0であることがより好ましい。また、特に優れたクッション性を発現させるためには、樹脂成分はエチレン―酢酸ビニル共重合体であることが好ましい。
クロロスルホン化ポリエチレンは、ポリエチレンが塩素化及びクロロスルホン化されたものであれば特に制限なく用いることができる。クロロスルホン化ポリエチレンの原料ポリエチレンとしては、特に制限はないが、例えば、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン等が挙げられる。また、クロロスルホン化ポリエチレンの塩素含有量は、特に得られる発泡体が柔軟であることから10~50重量%であることが好ましく、15~48重量%であることが好ましく、20~45重量%であることがより好ましい。また、クロロスルホン化ポリエチレンの硫黄量は、特に樹脂発泡体用組成物の加工性が優れることから、0.1~3.0重量%であることが好ましく、0.3~2.5重量%であることが好ましく、0.5~2.0重量%であることがより好ましい。また、クロロスルホン化ポリエチレンのムーニー粘度(ML(1+4)100℃)は、10~130であることが好ましく、15~100であることがより好ましい。ムーニー粘度(ML(1+4)100℃)が10以上の場合、得られる発泡体の耐摩耗性が優れ、130以下の場合、エチレン―酢酸ビニル共重合体とクロロスルホン化ポリエチレンの混合が容易となる。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する高分子成分は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及び/又はエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分、及びクロロスルホン化ポリエチレンを、それぞれ95~60重量部かつ5~40重量部(2成分の合計は100重量部)含むものである。さらに、特に優れた耐摩耗性とグリップ性を発現させるためには、エチレン―酢酸ビニル共重合体及び/又はエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分92~65重量部かつクロロスルホン化ポリエチレンが8~35重量部(2成分の合計は100重量部)であることが好ましい。
また、高分子成分は本発明の効果を損なわない範囲で、他の熱可塑性樹脂やゴム等の高分子を含んでいても良い。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有するハイドロタルサイト類化合物とは、式(1)に示す一般式で表される層状構造を有する無機化合物である。
[(M2+1-x(M3+(OH)x+[(An-x/n・mHO]x- (1)
(式中、M2+は2価の金属イオン、M3+は3価の金属イオン、An-はn価の陰イオンであり、xは0<x<0.5の条件を満足する数値であり、mは0≦m≦2の条件を満足する数値である。)
ハイドロタルサイト類化合物を構成する2価の金属イオンとしては、特に限定するものではないが、一般にMg2+、Zn2+等が挙げられる。ハイドロタルサイト類化合物を構成する3価の金属イオンとしては、特に限定するものではないが、一般にAl3+、Fe3+等が挙げられる。ハイドロタルサイト類化合物を構成するn価の陰イオンとしては、特に限定するものではないが、一般に(CO2-、Cl、NO 等が挙げられる。ハイドロタルサイト類化合物としては、樹脂発泡体用組成物の混合や成形等をする際の酸性ガス補足能力及び得られる発泡体の耐摩耗性及びグリップ性が優れる点で、2価の金属イオンがMg2+、3価の金属イオンがAl3+、n価の陰イオンが(CO2-であるMg-Al-CO系ハイドロタルサイトであることが好ましい。また、ハイドロタルサイト類化合物としては、上記ハイドロタルサイト類化合物に加えて、ハイドロタルサイト類化合物の表面処理品、脱結晶水品、焼成品を用いることができる。また、本発明の樹脂発泡体用組成物が含有するハイドロタルサイト類化合物のBET比表面積は、樹脂発泡体用組成物の混合や成形等をする際の酸性ガス補足能力及び得られる発泡体の耐摩耗性が優れる点で、1~500m/gであることが好ましく、3~300m/gであることがより好ましく、5~220m/gであることがより好ましい。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する水酸化カルシウムとしては、特に限定するものではないが、例えば、NICC5000、NICC5000C(井上石灰工業(株)製)、カルビット、CALDIC#1000、CALDIC#2000(近江化学工業(株)製)等が挙げられる。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有するハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウムの含有量は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及びエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分及びクロロスルホン化ポリエチレンからなる高分子成分100重量部に対して、0.5~10重量部である。さらに、ハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウムの含有量は、樹脂発泡体用組成物の混合や成形等をする際の酸性ガス補足能力及び得られる発泡体の耐摩耗性及びグリップ性が優れる点で、0.8~9重量部であることが好ましく、1~8重量部であることがより好ましい。また、得られる発泡体の耐摩耗性が特に優れることから、ハイドロタルサイト類化合物であることがより好ましい。
ハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウムと同様に金型の腐食抑制に効果を奏すると推測される添加剤として、酸化マグネシウム等が知られている。しかしながら、本願発明の樹脂発泡体用組成物において、当該酸化マグネシウムを添加したところ、発泡倍率が低く、良好な発泡体が得られなかった。このため、本願発明の樹脂発泡体用組成物において、ハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウムは、良好な発泡体を得るための重要な構成要件である。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する架橋剤としては、特に限定するものではないが、例えば、有機過酸化物等が挙げられる。有機過酸化物としては、特に限定するものではないが、例えば、ジクミルパーオキサイド、ジ(2-t-ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、1,1-ジ(t-ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1-ジ(t-ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、4,4-ジ(t-ブチルパーオキシ)吉草酸ブチル、t-ブチル クミル パーオキサイド、2,5-ジメチル―2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5-ジメチル―2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキシン―3等が挙げられる。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する架橋剤の含有量は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及びエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分及びクロロスルホン化ポリエチレンからなる高分子成分100重量部に対して、0.1~3重量部である。さらに、架橋剤の含有量は得られる発泡体のガス抜けや割れを抑制性が高いことから、0.2~2.5重量部であることが好ましく、0.3~2重量部であることがより好ましい。また、必要に応じて、架橋助剤を用いることができる。架橋助剤としては、特に限定するものではないが、例えば、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート等が挙げられる。架橋助剤の含有量は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及びエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分及びクロロスルホン化ポリエチレンからなる高分子成分100重量部対して、0.1~1重量部であることが好ましい。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する発泡剤としては、特に制限はないが、例えば、熱分解型発泡剤が挙げられる。熱分解型発泡剤としては、特に制限するものではないが、例えば、アゾジカルボンアミド、2,2’-アゾビスイソブチロニトリル、アゾヘキサヒドロベンゾニトリル、ジアゾアミノベンゼン等のアゾ化合物;ベンゼンスルホニルヒドラジド、ベンゼン-1,3-スルホニルヒドラジド、ジフェニルスルホン-3,3’-ジスルフォニルヒドラジド、ジフェニルオキシド-4,4’-ジスルフォニルヒドラジド、4,4’-オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、パラトルエンスルフォニルヒドラジド等のスルホニルヒドラジド化合物;N,N’-ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N,N’-ジニトロソ-N,N’-ジメチルフタルアミド等のニトロソ化合物;テレフタルアジド、p-t-ブチルベンズアジド等のアジド化合物;重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、炭酸アンモニウム等の無機化合物等が挙げられる。発泡剤としては、得られる発泡体の発泡倍率と外観が優れることから、アゾジカルボンアミドまたは4,4’-オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジドであることが好ましく、アゾジカルボンアミドであることがより好ましい。
本発明の樹脂発泡体用組成物が含有する発泡剤の含有量は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及びエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分及びクロロスルホン化ポリエチレンからなる高分子成分100重量部に対して、0.5~20重量部である。さらに、発泡剤の含有量は、得られる発泡体の発泡倍率と外観が特に優れることから、0.6~15重量部であることが好ましく、0.7~10重量部であることがより好ましい。また、必要に応じて、発泡助剤を用いることができる。発泡助剤としては、特に限定するものではないが、酸化亜鉛、尿素等が挙げられる。さらに、発泡助剤としては、得られる発泡体の発泡倍率と外観が特に優れることから、酸化亜鉛が好ましい。発泡助剤の含有量は、エチレン―酢酸ビニル共重合体及びエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分及びクロロスルホン化ポリエチレンからなる高分子成分100重量部に対して、0.1~1重量部であることが好ましい。
本発明の樹脂発泡体用組成物は、さらに、従来の樹脂発泡体に使用される滑剤、充填剤、老化防止剤、顔料等の配合剤を含んでいてもよい。滑剤としては、特に限定するものではないが、例えば、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレングリコール、シリコーンオイル、ソルビタンモノステアレート、ソルビタントリステアレート等が挙げられる。充填剤としては、特に限定するものではないが、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレー等が挙げられる。老化防止剤としては、特に限定するものではないが、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、ラクトン系酸化防止剤、ビタミンE系酸化防止剤等が挙げられる。得られる発泡体の着色を抑制効果が大きいことから、フェノール系老化防止剤が好ましい。顔料としては、特に限定するものではないが、例えば、酸化チタン、クロムバーミリオン、黄鉛、鉛丹、酸化鉄、亜鉛黄、ウルトラマリン青、プロシア青、カーボンブラック等の無機顔料;アルカリブルー、リゾールレッド、カーミン6B、ジスアゾエロー、フタロシアニンブルー、キナクリドンレッド、イソインドリンエロー等の有機顔料等が挙げられる。
本発明の樹脂発泡体用組成物を製造する方法としては、特に限定するものではないが、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、インターミックス、二軸押出機、オープンロール混練機等を用いて、エチレン―酢酸ビニル共重合体が溶融する温度、例えば、60~180℃で混練する方法等がある。また、複数の混練機を使用して、複数の条件の工程を分割して製造してもよい。
本発明の樹脂発泡体用組成物は、特に限定するものではないが、例えば、主に発泡剤の分解温度以上で加熱、圧縮して発泡体として使用される。樹脂発泡体を得る方法としては、特に限定するものではないが、例えば、プレス成型、インジェクション成形等が挙げられる。成形温度としては、100~220℃であることが好ましく、140~200℃であることがより好ましい。成形時間としては、1~60分であることが好ましく、3~50分であることがより好ましい。また、樹脂発泡体を得る方法は、成型方法又は条件等が異なる複数の工程に分割して製造してもよい。
樹脂発泡体の用途については、特に限定するものではないが、例えば、靴底、サンダル等が挙げられる。
次に実施例にもとづき本発明を具体的に説明するが、本発明は本実施例に限定して解釈されるものではない。
なお、これらの実施例及び比較例で用いた値は以下の測定方法に準拠して得られたものである。
<塩素含有量及び硫黄含有量>
クロロスルホン化ポリエチレンの塩素含有量及び硫黄含有量は、燃焼フラスコ法にて測定した。塩素含有量の測定は、クロロスルホン化ポリエチレン約30mgを1.7重量%硫酸ヒドラジニウム水溶液15mLを吸収液として用い、酸素フラスコ燃焼法に従い燃焼させて静置した。30分後、吸収液を純水約100mLで洗い出した後、濃度0.5Nの硝酸銀水溶液で電位差滴定法により塩素イオンを定量し、塩素含有量を測定した。
クロロスルホン化ポリエチレンの硫黄量含有量の測定は、クロロスルホン化ポリエチレン約10mgを3重量%の過酸化水素水約10mLを吸収液として用い、酸素フラスコ燃焼法に従い燃焼させて静置した。30分後、吸収液を純水約40mLで洗い出した後、酢酸約1mL、2-プロパノール約100mL、アルセナゾIII約0.47mLを加えた。この溶液を濃度0.01Nの酢酸バリウム溶液で光度滴定法により硫酸イオンを定量し、硫黄含有量を測定した。
<樹脂発泡体用組成物の混練性>
樹脂発泡体用組成物を加圧型ニーダー混練機にて混合する際の、酸臭及び粘着の有無を確認した。
<ムーニー粘度>
JIS K 6300に準拠し、L型ローターで、予熱1分、ローター回転時間4分、100℃で測定した。
<発泡体の硬さ>
SRIS 0101に定めるスプリング式アスカーC型硬さ測定機を用いて、硬さを測定した。測定はスキン面とした。
<発泡体の比重>
電子比重計(MD-300S、ALFA MIRAGE社製)を用いて、水中置換法にて発泡体の比重を測定した。
<発泡倍率>
発泡倍率は発泡体の比重より、次式で求めた。
発泡倍率=非発泡体の比重/発泡体の比重
なお、非発泡体の比重は発泡体用組成物が含有する各成分の比重から算出した。
<耐摩耗性試験>
JIS K 6264-2に準拠して、試験片の付加力を10N、摩耗距離を40mとして、試験片を回転させずに試験するA法にて減耗量を測定した。試験片は厚さ8mmにスライスした発泡体から回転刃によって直径16mmの切り出し作成し、スキン面側から測定した。結果は比較例1の減耗量を100とした時の値を記載した。つまり、値が小さいほど良好である。
<グリップ性試験>
厚さ2mmにスライスした発泡体のスキン面とステンレス板の間にかかる動摩擦力を測定し、動摩擦係数を算出した。スライスした発泡体は直径18mmの円柱状に3枚切り出し、これらを進行方向が頂点となるような三角形に配置して63mm×63mmのスレッドに取り付けた。荷重は500gf、速度は1mm/sとした。ステンレス板は乾いた状態(ドライ)と水で濡らした状態(ウェット)の両方を測定した。結果は比較例1の動摩擦係数を100とした時の値を記載した。つまり、値が大きいほど良好である。
<熱収縮率>
厚さ10mmにスライスした発泡体(片面がスキン面、もう片面がスライス面)を20mm四方に切り出した試験片を70℃で加熱した。2時間後、試験片を取り出し、加熱前後の厚さの減少率を算出し、これを熱収縮率とした。結果は比較例1の熱収縮率を100とした時の値を記載した。つまり、値が小さいほど良好である。
<クロロスルホン化ポリエチレンの合成>
実施例で使用したクロロスルホン化ポリエチレン5及びクロロスルホン化ポリエチレン6は以下に示す方法で合成した。なお、クロロスルホン化ポリエチレンの合成に使用した試薬は以下の通りである。
1,1,2-トリクロロエタン:東ソー(株)製
α,α’-アゾビスイソブチロニトリル:富士フイルム和光純薬(株)製
塩化スルフリル:住友精化(株)製
ピリジン:富士フイルム和光純薬(株)製
2,2-ビス(4-グリシジルオキシフェニル)プロパン:東京化成工業(株)製
[クロロスルホン化ポリエチレン4]
窒素雰囲気下、40Lグラスライニング製オートクレーブにて、密度965kg/m、メルトマスフローレート5.0g/10分の高密度ポリエチレン(東ソー(株)製、(商品名)ニポロンハード4030)2.4kgを、1,1,2-トリクロロエタン12Lに120℃で溶解した。このポリマー溶液に、110℃条件下、ピリジン0.4gを添加し、1,1,2-トリクロロエタン1.8kgに溶解したα,α’-アゾビスイソブチロニトリル1.6gの溶液と塩化スルフリル6.3kgを120分かけて滴下した。反応中の反応器内の圧力は0.2MPaに保った。滴下終了後、反応溶液の温度を70℃まで低下させ、70℃条件下、2時間窒素ブローした。反応液に2,2-ビス(4-グリシジルオキシフェニル)プロパン100gを添加し、155℃に加熱したドラムドライヤーにて溶媒を除き、クロロスルホン化ポリエチレン4を得た。
得られたクロロスルホン化ポリエチレン4の組成及びムーニー粘度を測定した。結果を表1に示す。表1に示す通り、塩素含有量は39重量%、硫黄含有量は1.3重量%、ムーニー粘度は58であった。
[クロロスルホン化ポリエチレン5]
クロロスルホン化ポリエチレン4の合成において「密度965kg/m、メルトマスフローレート5.0g/10分の高密度ポリエチレン(東ソー(株)製、ニポロンハード4030)2.4kgを、1,1,2-トリクロロエタン12L」を「密度925kg/m、メルトマスフローレート8.0g/10分の直鎖状低密度ポリエチレン(東ソー(株)製、(商品名)ニポロン-L M-60)2.9kgを、1,1,2-トリクロロエタン15L」に変更し、「1,1,2-トリクロロエタン1.8kgに溶解したα,α’-アゾビスイソブチロニトリル1.6gの溶液と塩化スルフリル6.3kgを120分かけて滴下」との条件を「1,1,2-トリクロロエタン1.4kgに溶解したα,α’-アゾビスイソブチロニトリル2.6gの溶液と塩化スルフリル4.8kgを100分かけて滴下」との条件に変更した以外はクロロスルホン化ポリエチレン4の合成と同様にクロロスルホン化ポリエチレン5を得た。
得られたクロロスルホン化ポリエチレン5の組成及びムーニー粘度を表1に示す。表1に示す通り、塩素含有量は30重量%、硫黄含有量は0.9重量%、ムーニー粘度は47であった。
Figure 0007200555000001
また、実施例及び比較例で使用した樹脂及び配合剤の内容は以下の通りである。
エチレン―酢酸ビニル共重合体1:(商品名)ウルトラセン631;酢酸ビニル含有量20重量%、メルトマスフローレート1.5g/10分(東ソー(株)製)
エチレン―酢酸ビニル共重合体2:(商品名)ウルトラセン751;酢酸ビニル含有量28重量%、メルトマスフローレート5.7g/10分(東ソー(株)製)
エチレン―酢酸ビニル共重合体3:(商品名)ウルトラセン630;酢酸ビニル含有量15重量%、メルトマスフローレート1.5g/10分(東ソー(株)製)
エチレン―α-オレフィン共重合体:(商品名)ENGAGE8480;密度902kg/m、メルトマスフローレート1g/10分(ダウ社製)
クロロスルホン化ポリエチレン1:(商品名)TOSO-CSM TS-530;塩素含有量35重量%、硫黄含有量1.0重量%、ムーニー粘度56(東ソー(株)製)
クロロスルホン化ポリエチレン2:(商品名)TOSO-CSM TS-320;塩素含有量23重量%、硫黄含有量1.0重量%、ムーニー粘度37(東ソー(株)製)
クロロスルホン化ポリエチレン3:(商品名)extos ET-8010;塩素含有量26重量%、硫黄含有量0.7重量%、ムーニー粘度40(東ソー(株)製)
ハイドロタルサイト類化合物1:(商品名)DHT-4A;BET比表面積10m/g(協和化学工業(株)製)
ハイドロタルサイト類化合物2:(商品名)KW-2100;BET比表面積190m/g(焼成品)(協和化学工業(株)製)
水酸化カルシウム:(商品名)カルビット(近江化学工業(株)製)
酸化マグネシウム:(商品名)キョーワマグ#150(協和化学工業(株)製)
滑剤1:(商品名)ステアリン酸300(新日本理化(株)製)
滑剤2:(商品名)PEG 4000(第一工業製薬(株)製)
滑剤3:(商品名)ステアリン酸亜鉛 SZ-P(堺化学工業(株)製)
架橋剤1(40重量%希釈品):(商品名)ペロキシモンF-40(α,α’-ジ(t-ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼンの40重量%希釈品)(日油(株)製)
架橋剤2(40重量%希釈品):(商品名)パークミルD-40(ジクミルパーオキサイドの40重量%希釈品)(日油(株)製)
発泡剤:アゾジカルボンアミド(三協化成(株)製)
発泡助剤:酸化亜鉛(堺化学工業(株)製)
なお、耐摩耗性等の物性は樹脂発泡体の硬さ、発泡倍率に影響されることから、硬さが55~65、発泡倍率が3.5~4.5となるように、エチレン―酢酸ビニル共重合体並びにエチレン―α-オレフィン共重合体の種類並びに量及び発泡剤並びに発泡助剤の量を調整した。
実施例1
エチレン―酢酸ビニル共重合体1 60重量部及びエチレン酢酸ビニル共重合体2 10重量部、クロロスルホン化ポリエチレン1 30重量部に対して、ハイドロタルサイト類化合物1 3重量部、滑剤1 1.5重量部、滑剤2 1.5重量部、架橋剤1(40重量%希釈品)1.5重量部、発泡剤1.7重量部、発泡助剤0.7重量部を加圧型ニーダー混練機にて80~110℃で混合し樹脂発泡体用組成物を得た。得られた樹脂発泡体用組成物を200mm×200mm、厚さ16mmの金型に充填し、160℃、25分間プレス成型して樹脂発泡体を得た。得られた樹脂発泡体について、発泡体の硬さ、比重、発泡倍率、耐摩耗性、グリップ性、熱収縮率を測定した。これらの結果を表2に示す。表2から耐摩耗性の指標である減耗量(インデックス)が60と良好であり、グリップ性の指標である動摩擦係数(インデックス)がドライで108、ウェットで113と比較例1と同等であった。
Figure 0007200555000002
実施例2~10についは表2に示す配合に従って、実施例1と同様にして、樹脂発泡体を得た。得られた樹脂発泡体について、発泡体の硬さ、比重、発泡倍率、耐摩耗性、グリップ性、熱収縮率を測定した。これらの結果を表2に示す。表2から、耐摩耗性は良好であり、グリップ性は比較例1と同等であった。
比較例1
エチレン―酢酸ビニル共重合体2 100重量部に対して、滑剤1 1.5重量部、滑剤2 1.5重量部、架橋剤1(40重量%希釈品)1.5重量部、発泡剤1.5重量部、発泡助剤1.0重量部を加圧型ニーダー混練機にて80~110℃で混合し樹脂発泡体用組成物を得た。得られた樹脂発泡体用組成物を200mm×200mm、厚さ16mmの金型に充填し、160℃、25分間プレス成型して樹脂発泡体を得た。得られた樹脂発泡体について発泡体の硬さ、比重、発泡倍率、耐摩耗性、グリップ性、熱収縮率を測定した。これらの結果を表3に示す。表3から耐摩耗性の指標である減耗量並びにグリップ性の指標である動摩擦係数はいずれも基準となる100である。
Figure 0007200555000003
比較例2
エチレン―酢酸ビニル共重合体2 70重量部、エチレン―α-オレフィン共重合体30重量部に対して、滑剤1 1.5重量部、滑剤2 1.5重量部、架橋剤2(40重量%希釈品)1.5重量部、発泡剤1.5重量部、発泡助剤0.6重量部を加圧型ニーダー混練機にて80~110℃で混合し樹脂発泡体用組成物を得た。得られた樹脂発泡体用組成物を200mm×200mm、厚さ16mmの金型に充填し、160℃、30分間プレス成型して樹脂発泡体を得た。得られた樹脂発泡体について発泡体の硬さ、比重、発泡倍率、耐摩耗性、グリップ性、熱収縮率を測定した。これらの結果を表3に示す。表3から耐摩耗性の指標である減耗量(インデックス)が87、グリップ性の指標である動摩擦係数(インデックス)がドライで88、ウェットで88と比較例1と同等であった。
比較例3
エチレン―酢酸ビニル共重合体1 80重量部、クロロスルホン化ポリエチレン1 20重量部に対して、酸化マグネシウム4重量部、滑剤1 1.5重量部、滑剤2 1.5重量部、架橋剤2(40重量%希釈品)1.5重量部、発泡剤5重量部、発泡助剤2.0重量部を加圧型ニーダー混練機にて80~110℃で混合し樹脂発泡体用組成物を得た。得られた樹脂発泡体用組成物を200mm×200mm、厚さ16mmの金型に充填し、160℃、30分間プレス成型して樹脂発泡体を得たが、得られた樹脂発泡体の硬さが71と硬さが高く、発泡倍率が2.9と発泡倍率が低かったため、以後の評価は実施しなかった。
比較例4
エチレン―酢酸ビニル共重合体1 60重量部及びエチレン酢酸ビニル共重合体2 10重量部、クロロスルホン化ポリエチレン1 30重量部に対して、滑剤1 1.5重量部、滑剤2 1.5重量部、架橋剤1(40重量%希釈品)1.5重量部、発泡剤1.7重量部、発泡助剤0.7重量部を加圧型ニーダー混練機にて80~110℃で混合したが、混練時の酸臭が強かったため、以後の評価は実施しなかった。
本発明の樹脂発泡体用組成物は、エチレン―酢酸ビニル共重合体を含む樹脂発泡体のグリップ性を損なうことなく耐摩耗性を向上できることから、従来のエチレン―酢酸ビニル共重合体を含む樹脂発泡体と同様に成形された樹脂発泡体として使用され、広範な領域で使用される。

Claims (12)

  1. エチレン―酢酸ビニル共重合体、又はエチレン―酢酸ビニル共重合体及びエチレン―α-オレフィン共重合体からなる樹脂成分95~60重量部、及びクロロスルホン化ポリエチレン5~40重量部(2成分の合計は100重量部)を含む高分子成分100重量部に対して、ハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウム0.5~10重量部、架橋剤0.1~3重量部、発泡剤0.5~20重量部を含有することを特徴とする樹脂発泡体用組成物。
  2. エチレン―酢酸ビニル共重合体とエチレン―α-オレフィン共重合体の比率が、30/70~100/0である請求項1に記載の樹脂発泡体用組成物。
  3. エチレン―酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量が5~50重量%である請求項1又は2に記載の樹脂発泡体用組成物。
  4. エチレン―酢酸ビニル共重合体のメルトマスフローレート(JIS K 6924-1)が0.1~100g/10分である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  5. エチレン―α-オレフィン共重合体の密度が820~950kg/mである請求項1乃至4のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  6. エチレン―α-オレフィン共重合体のメルトマスフローレート(JIS K 6924-1)が0.1~100g/10分である請求項1乃至5のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  7. クロロスルホン化ポリエチレンの塩素含有量が10~50重量%である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  8. クロロスルホン化ポリエチレンの硫黄含有量が0.1~3.0重量%である請求項1乃至7のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  9. クロロスルホン化ポリエチレンのムーニー粘度(ML(1+4)100℃)が10~130である請求項1乃至8のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  10. ハイドロタルサイト類化合物又は水酸化カルシウムがハイドロタルサイト類化合物である請求項1乃至9のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  11. ハイドロタルサイト類化合物がMg-Al-CO系ハイドロタルサイトである請求項1乃至10のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
  12. 架橋剤が有機過酸化物である請求項1乃至11のいずれか一項に記載の樹脂発泡体用組成物。
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