JP7199698B2 - 収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、農作物の収穫機に関する。特に、根深ねぎの収穫機に関する。
従来、根深ねぎ(長ねぎ、白ねぎともいう。以下、単に「ねぎ」という。)の収穫を自動化するために、自走式のねぎ収穫機が広く利用されている。ねぎ収穫機とは、圃場の畝に栽植されたねぎを掘り上げ、収穫機後方の収納台に搬送する経路において根部に付着した土の除去作業や根切り作業を自動的に行うことが可能な作業機である。ねぎ収穫機を用いると、ねぎの掘り上げからコンテナへの収納に至る一連の作業を連続的に行うことができ、ねぎの収穫効率を大幅に向上させることができる。
一般的なねぎ収穫機では、掘り上げたねぎの搬送経路に、ねぎの根に付着した土を除去するための構造を備える。例えば、特許文献1には、複数の爪を備えた土落としロータと、複数の突起部材を備えた回転ドラムとを用いて、ねぎの根部から土を落とす機構を備えたねぎ収穫機が開示されている。特許文献1に記載された土落としロータは、先端部に弾性部材を設けた回転爪を複数有し、これらが回転することにより、ねぎの根部に付着した土を落とすことができるようになっている。
特開平11-220918号公報
特許文献1に記載された土落としロータを用いた場合、降雨等により圃場の土が水分を含むと、根部に付着した土の除去が除去しづらくなることがあった。つまり、根部に回転爪を当てても、水分によって粘着性が高まった土が落下しづらく、そのまま後方に搬送されてしまう場合があった。したがって、圃場の土が水分を含む場合における土落としロータの性能について改善の余地があった。
本発明の課題の一つは、圃場の状態に関わらず根部の土落とし性能を維持できる収穫機を提供することにある。
本発明の一実施形態における収穫機は、機体と、前記機体の前方に設けられ、農作物の根部を載せて後方に搬送する第1搬送装置と、前記第1搬送装置の上方に設けられ、前記農作物の茎葉部を挟持して後方に搬送する第2搬送装置と、前記第2搬送装置の下方に、互いに向かい合って配置され、前記農作物の根部から土を落とす一対の回転体を含む土落とし部と、を備え、 前記回転体は、それぞれ複数の突起部材を有し、前記回転体が1回転する間に、前記複数の突起部材が前記根部又は茎葉部に複数回接触する。
前記複数の突起部材は、前記回転体の回転軸を中心に回転対称の位置に設けられていてもよい。
前記回転体は、前記複数の支持体に跨って設けられた補助部材をさらに含んでもよい。前記補助部材には、他の複数の突起部材が設けられていてもよい。
前記突起部材は、弾性体で構成されていてもよい。
前記一対の回転体の後方に、さらに、前記農作物の根部から土を落とす他の土落とし部を備えていてもよい。この場合、前記他の土落とし部は、円筒部材と、該円筒部材の外周面に設けられた複数の歯を有する複数の環状体を含んでいてもよい。また、前記複数の環状体は、平面視において、前記円筒部材の回転軸に対して斜めに配置されていてもよい。
本発明の一実施形態によれば、圃場の状態に関わらず根部の土落とし性能を維持できる収穫機を提供することができる。
第1実施形態に係るねぎ収穫機の構成を上方から見た平面図である。 第1実施形態に係るねぎ収穫機の構成を左方から見た側面図である。 第1実施形態に係るねぎ収穫機における第1土落とし部の構成を示す図である。 第1実施形態に係るねぎ収穫機における第2土落とし部の構成を示す図である。 第2実施形態に係るねぎ収穫機における第1土落とし部の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の収穫機の実施形態について説明する。但し、本発明の収穫機は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本願の明細書及び特許請求の範囲において、「上」は圃場から略垂直に遠ざかる方向を示し、「下」は圃場に向かって略垂直に近づく方向を示す。また、「前」は収穫機が進行する方向を示し、「後」は前とは反対の方向を示す。また、「左」は収穫機が進行する方向に向かったときの左を示し、「右」は左とは反対の方向を示す。
以下の実施形態では、農作物の収穫機の一例として、ねぎ収穫機を例示するが、これに限られるものではない。つまり、以下の実施形態に示す収穫機は、ねぎ以外の農作物を収穫するための収穫機であってもよい。例えば、長尺であって端部に根部を有する農作物を収穫する際の収穫機として用いることが可能である。
〈第1実施形態〉
(ねぎ収穫機の構成)
本発明の第1実施形態に係るねぎ収穫機の概略の構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係るねぎ収穫機の構成を上方から見た平面図である。図2は、第1実施形態に係るねぎ収穫機の構成を左方から見た側面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態のねぎ収穫機10は、大別して、駆動部100、作業部200、搬送部300、支持部400、及び収納部500を含む。
駆動部100は、機体110及び走行装置120を含む。機体110は、ねぎ収穫機10の駆動源となるエンジン112を搭載し、ねぎ収穫機10の本体部として機能する。機体110の上部は、作業台114として機能する。作業台114では、作業者が、搬送部300によって搬送されたねぎを結束したり、所定量にまとめて収納部500に置かれたコンテナ(図示せず)に収納したりする作業を行う。なお、駆動部100を自走機体と呼ぶ場合もある。
走行装置120は、機体110の下方に配置され、ねぎ収穫機10を自走させるための機構である。本実施形態における走行装置120は、機体110の左右の端部の下方に対をなして配置されたクローラである。走行装置120は、機体110の下部に設けられたトランスミッション122を含み、該トランスミッション122により変速駆動される。なお、走行装置120としては、クローラに限らず、タイヤ等の車輪を用いることも可能である。
作業部200は、作業者がねぎの収穫作業を行う部位である。作業部200は、操縦部210、作業用ステップ220、補助ステップ230及び座席240を含む。操縦部210は、ねぎ収穫機10の操縦を行うための部位であり、駆動部100及び搬送部300の操作を行うことができる。作業者は、旋回可能な座席240に座ったまま、ねぎ収穫機10を操縦したり作業台114にて収穫作業を行ったりすることができる。作業用ステップ220及び補助ステップ230は、作業者が前後方向に移動できるようにするための足場として機能する。
搬送部300は、圃場の畝に栽植されたねぎを掘り上げ、掘り上げたねぎを後方に搬送しつつ根部に付着した土の除去作業や根切り作業を行う機構である。搬送部300は、ねぎの根部を載せて後方に搬送する第1搬送装置310、ねぎの茎葉部を挟持して後方に搬送する第2搬送装置320、ねぎの茎葉部及び根部に付着した土を落とすための第1土落とし部330及び第2土落とし部340を含む。搬送部300は、駆動部100の前方に設けられ、駆動部100の走行装置120の進行に応じて、ねぎの掘り上げ作業、土除去作業、根切り作業といった一連の作業を連続的に行う。
第1搬送装置310は、機体110の前方に配置される。本実施形態において、第1搬送装置310は、先端に掘取り刃311を有する無端のバーコンベアである。掘取り刃311は、ねぎ収穫機10の進行に伴い、土中からねぎを掘り取る。掘り取られたねぎは、根部がバーコンベアに載った状態で、縦姿勢を保ちつつ後方へ搬送される。第1搬送装置310の後端部は、機体110に対して軸を介して回動可能に連結されている。第1搬送装置310と機体110との間には油圧シリンダ312が設けられ、油圧シリンダ312の伸縮動作により、第1搬送装置310の上下方向の回動動作が制御される。
第2搬送装置320は、第1搬送装置310の上方に配置される。第2搬送装置320は、ねぎの茎葉部を挟持して縦姿勢で搬送する左右一対の第1搬送ベルト321a及び321bと、該第1搬送ベルト321a及び321bの対向面同士が近接するように対向面の裏側に作用する複数組のローラ322a及び322bを含む。第1搬送ベルト321a及び321bは、第1搬送装置310よりも長さが長く、ねぎの茎葉部を挟持してねぎを縦姿勢に保持したまま、第1搬送装置310よりも後方(機体110に近い側)にねぎを搬送することができる。
第2搬送装置320は、さらに、第1搬送ベルト321a及び321bの終端部に連続して左右一対の第2搬送ベルト323a及び323bを含む。第2搬送ベルト323a及び323bは、第1搬送ベルト321a及び321bにより搬送されたねぎを受け、機体110の作業台114付近までねぎを搬送する。この搬送過程において、第2搬送ベルト323a及び323bは、ねぎの姿勢を縦姿勢から順次捩じって斜め横姿勢に変換する。すなわち、第2搬送ベルト323a及び323bの前端部では、ねぎの茎葉部が縦姿勢に挟持され、後端部では、第2搬送ベルト323a及び323bが捩れることにより、ねぎの茎葉部が斜め横姿勢に挟持されるように構成されている。なお、第2搬送ベルト323a及び323bの終端部付近には、第3搬送ベルト324が配置され、斜め横姿勢になったねぎの葉部を支えつつ、ねぎを後方に搬送できるようになっている。
第2搬送装置320の前端部は、リンクアーム325の先端部に連結され、後端部は、リンクアーム326を介して機体110に連結される。上述の油圧シリンダ312の伸縮動作により第1搬送装置310の先端側が上下に回動すると、これに連動して、リンクアーム325及び326により第2搬送装置320も後方に移動する。このように、第1搬送装置310と第2搬送装置320は、連動して回動するが、リンクアーム325及び326の働きにより、両者の間には所定の間隔が保たれる。
上述の第1土落とし部330及び第2土落とし部340は、いずれも第2搬送装置320の下方に配置される。第1土落とし部330は、縦姿勢で搬送されるねぎの茎葉部及び根部の移動経路を間に挟んで配置される、一対の回転体で構成される。第1土落とし部330は、回転することにより該回転体が有する複数の突起部材をねぎの茎葉部又は根部に当て、茎葉部又は根部に付着した土を落とす役割を果たす。第1土落とし部330の具体的な構造については後述する。
第2土落とし部340は、第1土落とし部330の後方に配置される回転体であり、縦姿勢で搬送されるねぎの根部の移動経路上もしくは移動経路よりやや下方に配置される。第2土落とし部340は、回転することにより該回転体が有する複数の環状プレートをねぎの根部に当て、根部に付着した土を落とす役割を果たす。第2土落とし部340の具体的な構造については後述する。
支持部400は、機体110の前方に、第1搬送装置310と併設された左右一対の支持アーム410、支持アーム410の先端に取り付けられたホイール420、及びホイール420と第1搬送装置310との間に設けられたディスク430を含む。ホイール420は、第1搬送装置310の上下位置を調節する機能を有するとともに、圃場に形成された畝の傾斜部(肩部)に当接して畝に沿って機体110を移動させるための畝追従装置としての機能も有する。第1搬送装置310の上下位置は、油圧シリンダ440によって調節することができる。ディスク430は、畝の傾斜部に当接する位置に配置され、畝の傾斜部を崩す役割を果たす。
収納部500は、第1載置台510、平行リンク機構520、支持部材530、及び第2載置台540を含む。第1載置台510は、収穫したねぎを収納するコンテナやネット等の収納部材を置く台であり、作業台114の後方に位置する。第1載置台510の一端は、機体110に対して回動可能に連結され、第1載置台510を上方に持ち上げることが可能となっている。なお、本実施形態の第1載置台510は、作業面に複数のローラ510aが配置されているため、ねぎを収納したコンテナ等を少ない力で前後方向に移動させることが可能である。
また、第1載置台510は、平行リンク機構520を介して機体110と連結される。平行リンク機構520は、例えば、リンク部材520a及びガススプリング520bで構成される。この構成により、第1載置台510の上に収納部材(図示せず)を載せた際、第1載置台510は、収納部材の重さ(又は収納部材とねぎの重さ)により下方に移動する。したがって、第1載置台510の作業面がちょうど作業者の腰のあたりに位置するようにガススプリング520bの付勢力を調整することにより、ねぎの収納作業の効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、平面視において、第1載置台510の中心軸よりも右寄りに平行リンク機構520が配置されている。本実施形態のねぎ収穫機10においては、収穫されたねぎが作業台114に到着した時点でねぎの根部が右側に位置し、葉部が左側に位置する。そのため、ねぎを第1載置台510に置かれた収納部材に入れた場合、第1載置台510の右側に重心のバランスが位置することとなる。そこで、本実施形態では、収納時の重量バランスを考慮して、第1載置台510の中心軸よりも右寄りに平行リンク機構520を配置した構成としている。他方、支持部材530は、第1載置台510の中心軸とほぼ同じ位置に配置される。ただし、平行リンク機構520又は支持部材530の位置は任意であり、図1及び図2に示される構造に限定されるものではない。
第2載置台540は、第1載置台510と同様に、収穫したねぎを収納するコンテナやネット等の収納部材を置く台であり、第1載置台510の後方に位置する。第2載置台540の一端は、第1載置台510の後端部に回動可能に連結され、第2載置台540を上方又は下方に回動させることが可能となっている。第2載置台540を回動させた場合における第1載置台510に対する第2載置台540の位置は、例えば第2載置台540を構成するフレームに、位置調節用の部材を設けて調節できるようにすればよい。
(第1土落とし部の構成)
本実施形態のねぎ収穫機10における第1土落とし部330について説明する。図3は、第1実施形態に係るねぎ収穫機10における第1土落とし部330の構成を示す図である。具体的には、図3(A)は、第1土落とし部330を正面から見た正面図である。図3(A)に示されるように、第1土落とし部330は、互いに向かい合って配置された一対の回転体331及び332で構成されている。図3(B)は、第1土落とし部330を側面から見た側面図である。ただし、説明の便宜上、図3(B)では一対の回転体のうち片方の回転体331についてのみ示し、説明は回転体331に着目して行う。もちろん、以下の説明は、回転体332の構造についても同様である。
図3(B)に示されるように、第1土落とし部330を構成する一方の回転体331は、第1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331cを有する。第1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331cは、例えば金属板で構成することができる。これらの各プレートは、後述する複数の突起部材333a~333dを支持する部材である。本明細書中では、複数の突起部材を支持する部材を支持体と呼ぶ場合がある。すなわち、第1土落とし部330を構成する各回転体331及び332は、それぞれ支持体(第1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331c)に配置された複数の突起部材333a~333dを有すると言える。
本実施形態では、1枚の板状部材で構成される第3プレート331cに対して、第3プレート331cより短い2枚の板状部材である第1プレート331a及び第2プレート331bを接合して略十字形の回転体331を構成する。このとき、第1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331cの各プレート面(図3(B)で視認される面)は、略同一平面に位置する。これにより、後述する複数の突起部材333a~333dの高さを揃えることができる。
図3(A)及び図3(B)に示されるように、第1プレート331aには、突起部材333aが設けられ、第2プレート331bには、突起部材333bが設けられ、第3プレート331cには、突起部材333c及び333dが設けられている。複数の突起部材333a~333dは、ゴム等の弾性体で構成された部材である。つまり、弾性体で構成された複数の突起部材333a~333dが、第1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331cにそれぞれ取り付けられている。図3では、第1プレート331aに1つ、第2プレート331bに1つ、第3プレート331cに2つの合計4つの突起部材333a~333dを設けた例を示すが、これに限られるものではない。例えば、第1プレート331aに2つ、第2プレート331bに2つ、第3プレート331bに4つの合計8つの突起部材を設けることも可能である。
また、本実施形態の回転体331において、1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331cの端部には、湾曲部335が設けられている。湾曲部335は、ねぎの根部から土を落とす役割を果たすとともに、各プレートを補強する役割をも有する。
本実施形態の回転体331は、駆動軸334に軸支され、該駆動軸334の回転に伴い、ねぎ収穫機10の進行方向と同じ方向(前方に向かう方向)にダウンカット回転する。その際、第1プレート331a、第2プレート331b及び第3プレート331cが回転することにより、複数の突起部材333a~333dも回転する。前述のとおり、第1土落とし部330は、縦姿勢で搬送されるねぎの茎葉部又は根部の移動経路を間に挟んで配置される。つまり、図3(A)に示す回転体331と回転体332の間の空間をねぎの茎葉部又は根部が通過する。したがって、一対の回転体331及び332が回転している間の空間をねぎの茎葉部又は根部が通過する際、複数の突起部材333a~333d及び湾曲部335が茎葉部又は根部に当たり、効率よく土を落とすことができる。
図3(B)に示されるように、回転体331に着目した場合、駆動軸334に近い位置に突起部材333a~333dが設けられ、その位置から離れた第1プレート331a及び第2プレート331bの端部に湾曲部335が設けられている。そのため、回転体331が回転すると、合計8箇所の部位によって根部の土が落とされる。これに対し、従来技術では、4つの回転爪の先端が根部に当たるため、合計4箇所の部位で土を落とすことになる。つまり、本実施形態によれば、回転体のより多くの部位を用いて土を落とすことができるため、圃場の土が水分を含んでいたとしても、十分に土落とし性能を維持することが可能である。
また、回転により回転体331の端部(湾曲部335の位置)が描く軌跡の回転半径は、後述する第2土落とし部340の円筒部材341の回転半径よりも大きくなるように設定されている。すなわち、第1土落とし部330の回転半径は、第2土落とし部340の回転半径よりも大きい。これにより、第1土落とし部330では、ねぎの根部だけでなく、茎葉部に付着した土をも落とすことが可能であり、ねぎ全体に付着した土を大雑把に落とすことが可能である。これに対し、第2土落とし部340では、特に根部に付着した土を落とすことに主眼を置いている。つまり、本実施形態のねぎ収穫機10では、第1土落とし部330により、ねぎに付着した土の粗落としを行い、後方の第2土落とし部340により、根部に残った土の除去を行う構成となっている。
なお、第1土落とし部330は、ねぎの根部が回転体331及び332の回転中心を横切るように位置調整しておくことが好ましい。また、本実施形態では、ねぎが通過する間、回転体331及び回転体332が、順方向(前方に向かう方向)に50~70rpmの速度で回転するように制御する。ただし、回転体331及び回転体332の回転速度は、ねぎの茎葉部に傷が付かない範囲で任意に設定することができる。
また、図3(A)及び図3(B)に示されるように、本実施形態では、駆動軸334を中心とした回転対称の位置に複数の突起部材333a~333dを配置している。このような配置とすることにより、ねぎの茎葉部又は根部に複数の突起部材333a~333dが当たる回数を増やすことができ、より効率的に土を落とすことができる。
ところで、本実施形態では、回転体331を3枚のプレートで構成する例を示しているが、板状(プレート状)の部材に限定する趣旨ではない。すなわち、回転体331を構成する支持体は、複数の突起部材333a~333dを支持可能な部材であれば板状の部材に限定されない。また、回転体331を構成する支持体の数も任意である。例えば、2つ以上の支持体を互いに交差するように配置して回転体331を構成してもよいし、所望の形状に加工した1つの支持体を用いて回転体331を構成してもよい。さらに、円形の支持体上に複数の突起部材を配置し、該支持体の中心を回転軸として回転体331を構成することも可能である。
以上のように、本実施形態の回転体331は、駆動軸334を中心として、駆動軸334の周囲に複数の突起部材333a~333dが配置された構成を実現できればよい。つまり、駆動軸334の周囲(好ましくは、回転対称の位置)に複数の突起部材333a~333dが設けられることにより、回転体331が1回転する間に、複数の突起部材333a~333dが順次ねぎの根部又は茎葉部に接触するように構成されていればよい。これにより、複数の突起部材のねぎへの接触回数を増やすことができ、効率よく根部又は茎葉部に付着した土を落とすことができる。本実施形態の場合、駆動軸334の周囲に複数の突起部材333a~333dが略等間隔に配置されているため、回転体331が1回転する間に、4つの突起部材333a~333dが間欠的にねぎに接触することになる。しかし、これに限らず、複数の突起部材が2回以上(好ましくは3回以上、さらに好ましくは4回以上)ねぎの茎葉部又は根部に接触するように構成すればよい。
(第2土落とし部の構成)
本実施形態のねぎ収穫機10における第2土落とし部340について説明する。図4は、第1実施形態に係るねぎ収穫機10における第2土落とし部340の構成を示す図である。具体的には、図4(A)は、第2土落とし部340の側面図である。図4(A)に示されるように、第2土落とし部340は、円筒部材341、円筒部材341の外周面に設けられた複数の環状プレート342、並びに、第1根切りプレート343a及び第2根切りプレート343bを含む。
円筒部材341は、第2土落とし部340の本体となる部材であり、部材の中心には軸を挿通する貫通孔344が設けられている。貫通孔344には、図示しない駆動軸が内挿され、該駆動軸により回転軸345を中心として円筒部材341が第1土落とし部330とは逆の方向(後方に向かう方向)に向かってアップカット回転するように構成されている。本実施形態では、円筒部材341が、前述の方向に140~230rpm(典型的には、140~160rpm)の速度で回転するように制御する。第2土落とし部340は、ねぎの根部のみに作用するため、茎葉部に傷をつける虞がない。そのため、第2土落とし部340は、第1土落とし部330よりも早く回転させることができ、例えば2~3倍の速さで回転させることができる。
また、図4(B)に示されるように、円筒部材341は、回転軸345の方向に長手方向を有する円筒形状であり、回転軸345に沿って複数の環状プレート342が並べて配置されている。複数の環状プレート342は、板状の部材であって、円筒部材341の外周面への嵌め合わせを可能とする開口部を有する。また、図4(A)に示されるように、環状プレート342は、外周の輪郭が歯状(又は波状)に加工されている。換言すれば、環状プレート342は、複数の歯部342aを有しているとも言える。この歯状の環状プレート342が円筒部材341とともに回転することにより、環状プレート342の複数の歯部342aがねぎの根部に当たり、根部に付着した土を落とすことが可能となる。
なお、本実施形態では、円筒部材341の外周面に環状プレート342を設ける例を示したが、板状(プレート状)の部材に限定する趣旨ではない。すなわち、円筒部材341の外周面に対して外周の輪郭が歯状(又は波状)の部材を配置できればよい。したがって、本実施形態の第2土落とし部340は、円筒部材341の回転軸345に沿って複数の環状体を有するとも言える。
さらに、図4(B)に示されるように、複数の環状プレート342は、回転軸345に対して斜めに取り付けられている。具体的には、環状プレート342のプレート面(図4(A)で視認される面)が、平面視において、円筒部材341の回転軸345に対して斜めに配置されている。回転軸345に対してどの程度斜めに配置するかは任意であるが、例えば、回転軸345に対して前述のプレート面は、70度以上80度以下(好ましくは、72度以上78度以下)とすればよい。
本実施形態の第2土落とし部340は、複数の環状プレート342が回転軸345に対して斜めに配置されているため、円筒部材341の回転に伴い、複数の歯部342aが回転軸345に沿う方向(ねぎ収穫機10の左右方向)に往復運動を行う。これにより、第2搬送装置320で搬送中のねぎの根部が第2土落とし部340に当たると、複数の歯部342aによって左右に揺らされ、かつ、複数の角度から複数の歯部342aが当たるため、効率よく付着した土を落とすことができる。
なお、各環状プレート342の間隔は任意に決定することができるが、例えば、ねぎの茎葉部の径の1.0倍以上2.0倍以下(好ましくは、1.2倍以上1.5倍以下)の広さとすることができる。ねぎの茎葉部を効率よく揺らすには、隣接する環状プレート342の間に、ねぎの茎葉部が収まる程度の間隔があった方がよい。この間隔が狭すぎると、隣接する環状プレートの間に土が溜まりやすくなるとともに根部を揺らし難くなる。逆に、この間隔が広すぎると、円筒部材341に配置する環状プレート342の枚数に制限がでるとともに、根部に当たる歯部の数が減るため、土落とし性能が低下してしまう虞がある。
以上のように複数の環状プレート342を回転軸345に対して斜めに配置した場合、円筒部材341の回転に伴い、各環状プレート342の歯部342aの先端342aaの描く軌跡が波打つような軌跡となる。つまり、平面視において、回転軸345を縦軸、回転軸345に直交する軸を横軸とし、環状プレート342の中心を原点とした場合、歯部342aの先端342aaは、円筒部材341が1回転する期間を周期として回転軸345に沿って往復運動を行い、その軌跡は正弦波を描く。この複数の歯部342aの先端342aaの往復運動が、ねぎの根部を効率よく揺らして、根部に付着した土を落とす役割を果たす。
なお、本実施形態では、円筒部材341に環状プレート342を3枚取り付けた例を示したが、これに限られるものではない。環状プレート342の枚数は、円筒部材341の長手方向の長さと、各環状プレート342の間隔を考慮して決めればよい。また、環状プレート342は、円筒部材341に対して嵌め込んだ後に溶着することも可能であるが、これに限らず、円筒部材341と環状プレート342を一体形成してもよい。
第1根切りプレート343a及び第2根切りプレート343bは、ねぎの根部に作用して根を切る作業を行う部位である。第1根切りプレート343a及び第2根切りプレート343bは、それぞれ円筒部材341の長手方向における端部に設けられている。具体的には、図4(B)に示されるように、第1根切りプレート343aは、円筒部材341の回転軸345の方向における第1端部(図4(B)では右側端部)に配置され、第2根切りプレート343bは、円筒部材341の回転軸345の方向における第1端部とは反対側の第2端部(図4(B)では左側端部)に配置される。また、図4(A)に示されるように、本実施形態では、第1端部に対して第1根切りプレート343aを2つ設け、両者を回転軸345を中心にしてほぼ対称の位置に設けている。図示は省略するが、この点については、第2根切りプレート343bについても同様である。
本実施形態の第1根切りプレート343aは、図4(A)に示されるように、鉤形状(又はフック形状)の金属板で構成され、円筒部材341の回転に伴い、ねぎの根部を引っ掛けて切断する根切り作業を行う役割を果たす。もちろん、第1根切りプレート343aの形状はこれに限らず、根切り作業を行える形状であれば、如何なる形状であってもよい。つまり、根切り作業のための部位が円筒部材341の外周面に設けられていればよく、そのような根切り作業のための部位は、根切り部材と呼ぶこともできる。図示は省略するが、この点については、第2根切りプレート343bについても同様である。
また、本実施形態では、第1端部に第1根切りプレート343aを2つ設け、第2端部に第2根切りプレート343bを2つ設ける例を示したが、これに限られるものではない。例えば、各端部に配置する根切りプレートの数をさらに増やすことも可能であるし、逆に1つだけ設けた構成であってもよい。ただし、根切り作業の効率を上げるために、第1端部及び第2端部の両方に根切りプレートを設けておくことが好ましい。
以上説明したように、本実施形態の第2土落とし部340は、複数の環状プレート342が、回転軸345に対して斜めに配置されている。そのため、円筒部材341の回転に伴い、複数の歯部342aが回転軸345に沿う方向(ねぎ収穫機10の左右方向)に往復運動を行う。これにより、第2搬送装置320で搬送中のねぎの根部が、複数の歯部342aによって揺らされ、効率よく付着した土を落とすことができる。また、環状プレート342は、金属板を加工して形成され、複数の歯部342aと一体になっている。そのため、圃場が水分を多く含んでいても、複数の歯部342aに泥が詰まるようなことはなく、圃場の状態に関わらず根部の土落とし性能を維持することができる。
また、環状プレート342の外周が複数の歯部342aを構成しているため、根部との摩擦により多少の摩耗が発生しても、欠損によりただちに使用不能となることはない。このように、本実施形態によれば、第2土落とし部340の耐摩耗性を向上させることができる。
〈第2実施形態〉
本実施形態では、第1土落とし部の構成を第1実施形態とは異なる構成とした例について説明する。図5は、第2実施形態に係るねぎ収穫機10における第1土落とし部350の構成を示す図である。具体的には、図5(A)は、第1土落とし部350を正面から見た正面図である。図5(A)に示されるように、第1土落とし部350は、互いに向かい合って配置された一対の回転体351及び352で構成されている。図5(B)は、第1土落とし部350を側面から見た側面図である。ただし、説明の便宜上、図5(B)では一対の回転体のうち片方の回転体351についてのみ示し、説明は回転体351に着目して行う。もちろん、以下の説明は、回転体352の構造についても同様である。
図5(B)に示されるように、本実施形態の第1土落とし部350を構成する一方の回転体351は、第1プレート351a、第2プレート351b、第3プレート351c及び補助部材353を有する。なお、図5(A)及び図5(B)において、第1プレート351a、第2プレート351b及び第3プレート351cの端部に設けられた湾曲部354、並びに駆動軸355については、図3(A)及び図3(B)に示した第1プレート331a、第2プレート331b、第3プレート331c、湾曲部335、及び駆動軸334と同じ構成であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
図5(A)及び図5(B)に示されるように、第1プレート351aには、突起部材356aが設けられ、第2プレート351bには、突起部材356bが設けられ、第3プレート351cには、突起部材356c及び356dが設けられている。また、本実施形態の第1土落とし部350は、さらに補助部材353に対しても4つの突起部材357a~357dが設けられている。
補助部材353は、例えば金属板で構成された枠状の部材であり、第1プレート351a、第2プレート351b及び第3プレート351cに跨って設けられている。そのため、補助部材353は、第1プレート351a、第2プレート351b及び第3プレート351cの強度を上げるための補強部材としての役割を果たす。本実施形態では、前述のように、補助部材353を補強用の部材として用いるだけでなく、複数の突起部材357a~357dを配置するための支持部材としても用いる。
本実施形態によれば、回転体351は、第1プレート351a、第2プレート351b及び第3プレート351cに設けられた4つの突起部材356a~356dに加えて、補助部材353に設けられた4つの突起部材357a~357dを有する。そのため、第1実施形態よりも多くの部位を用いて土を落とすことができるため、圃場の土が水分を含んでいたとしても、十分に土落とし性能を維持することが可能である。
以上、本発明について図面を参照しながら説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、上述した各実施形態は、特に技術的な矛盾を生じない限り、それぞれ組み合わせることが可能である。
10…収穫機、100…駆動部、110…機体、112…エンジン、114…作業台、120…走行装置、122…トランスミッション、200…作業部、210…操縦部、220…作業用ステップ、230…補助ステップ、240…座席、300…搬送部、310…第1搬送装置、311…掘取り刃、312…油圧シリンダ、320…第2搬送装置、321a…第1搬送ベルト、322a…ローラ、323a…第2搬送ベルト、324…第3搬送ベルト、325…リンクアーム、326…リンクアーム、330…第1土落とし部、331…回転体、331a…第1プレート、331b…第2プレート、331c…第3プレート、332…回転体、333a~333d…突起部材、334…駆動軸、335…湾曲部、340…第2土落とし部、341…円筒部材、342…環状プレート、342a…歯部、342aa…先端、343a…第1根切りプレート、343b…第2根切りプレート、344…貫通孔、345…回転軸、350…第1土落とし部、351、352…回転体、351a…第1プレート、351b…第2プレート、351c…第3プレート、353…補助部材、354…湾曲部、355…駆動軸、356a~356d、357a~357d…突起部材、400…支持部、410…支持アーム、420…ホイール、430…ディスク、440…油圧シリンダ、500…収納部、510…第1載置台、510a…ローラ、520…平行リンク機構、520a…リンク部材、520b…ガススプリング、530…支持部材、540…第2載置台

Claims (6)

  1. 機体と、
    前記機体の前方に設けられ、農作物の根部を載せて後方に搬送する第1搬送装置と、
    前記第1搬送装置の上方に設けられ、前記農作物の茎葉部を挟持して後方に搬送する第2搬送装置と、
    前記第2搬送装置の下方に、回転軸方向において互いに向かい合って配置され、前記農作物の根部から土を落とす一対の回転体を含む土落とし部と、
    を備え、
    前記一対の回転体のそれぞれは、他方の回転体に向かって突出する複数の突起部材を有し、
    前記回転体が1回転する間に、前記複数の突起部材が前記根部又は茎葉部に複数回接触する、収穫機。
  2. 前記複数の突起部材は、前記回転体の回転軸を中心に回転対称の位置に設けられている、請求項1に記載の収穫機。
  3. 機体と、
    前記機体の前方に設けられ、農作物の根部を載せて後方に搬送する第1搬送装置と、
    前記第1搬送装置の上方に設けられ、前記農作物の茎葉部を挟持して後方に搬送する第2搬送装置と、
    前記第2搬送装置の下方に、互いに向かい合って配置され、前記農作物の根部から土を落とす一対の回転体を含む土落とし部と、
    を備え、
    前記回転体は、それぞれ複数の突起部材を有するとともに、複数の支持体に跨って設けられた補助部材を含み
    前記回転体が1回転する間に、前記複数の突起部材が前記根部又は茎葉部に複数回接触する、収穫機。
  4. 前記補助部材には、他の複数の突起部材が設けられている、請求項3に記載の収穫機。
  5. 前記突起部材は、弾性体で構成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の収穫機。
  6. 機体と、
    前記機体の前方に設けられ、農作物の根部を載せて後方に搬送する第1搬送装置と、
    前記第1搬送装置の上方に設けられ、前記農作物の茎葉部を挟持して後方に搬送する第2搬送装置と、
    前記第2搬送装置の下方に、互いに向かい合って配置され、前記農作物の根部から土を落とす一対の回転体を含む第1土落とし部と、
    前記一対の回転体の後方に設けられ、前記農作物の根部から土を落とす第2土落とし部と、
    を備え、
    前記回転体は、それぞれ複数の突起部材を有し、
    前記回転体が1回転する間に、前記複数の突起部材が前記根部又は茎葉部に複数回接触し、
    前記第2土落とし部は、円筒部材と、該円筒部材の外周面に設けられた複数の歯部を有する複数の環状体を含み、
    前記複数の環状体は、平面視において、前記円筒部材の回転軸に対して斜めに配置されている、収穫機。

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