JP7165201B2 - 認識装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を停止させる位置を認識する認識装置に関する。
自動運転技術の技術開発は全世界で活発に行われており、自動化のレベルとしてSAE(Society of Automotive Engineers)が定義したレベル1~5がよく用いられる。前記SAEの定義では、レベル3以上の自動運転における車両制御はシステム責任となっている。このため、レベル3以上の自動運転を実現するためには、レーンに従って走行するなどの車両制御に加えて、交通法規に従った車両制御をシステム責任で実行する必要がある。
交通法規の一つに、停止線手前で車両を一時停止させるものがある。したがって、レベル3以上の自動運転機能を有する車両は何らかの手段により、前記停止線と自車との相対位置情報を得る機能を有することが必須となる。
特許文献1には、信号機の色を元に停止線認識モードに移行する技術が示されている。特許文献1の技術によれば、画像処理ユニット4において、自車走行路前方の信号機の認識を行い、自車走行路上の直前の信号機が設定距離L2以内の位置に存在し且つその信号機が赤信号であることを認識したときに、停止線認識モードへと移行して停止線の認識処理を実行する。これにより、不要な場面での停止線認識処理の実行を的確に排除することができ、過大な演算負荷を発生させることなく、自車両1の制御に必要な停止線を精度良く認識できることが記載されている。
特許文献2には、車両の定点停止制御方法の技術が示されている。特許文献2の技術によれば、リアカメラ101またはフロントカメラ102を用いて全方向の路面のマーカー類を認識する。ここで、マーカー類とは、横断歩道、一時停止線、横断歩道予告などである。リアカメラ101またはフロントカメラ102を用いて認識された対象の種類とそこまでの距離を算出し、ロケータ部11に送出する。ロケータ部11は、現在走行中の位置をピンポイントで求める。そして、ロケータ部11で生成した走行中の自車位置情報に基づき減速制御を実現することが記載されている。
特開2011-123613号公報 特開2009-196487号公報
しかしながら、特許文献1の停止線認識モードに移行する技術の場合、信号機がない場所では停止線認識モードへの移行ができないという課題があった。そして、特許文献2のロケータ情報は、マーカーなどの対象を認識した時点からの走行距離が長くなる場合があり、位置精度が低下するという課題があった。
また、発明者らによる検討において、カメラを用いた停止線検知には次の課題があることが新規に明らかとなった。
(1)アスファルトの継ぎ目など自車の走行レーンに対して横方向に伸びる路面構造を停止線と誤検知する。
(2)擦れのある停止線を検知できない。
そして、停止線が検知できない場合においても車両を所定の位置で停止させるための情報を生成する必要がある、という課題を見出した。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両を停止させる位置を正確に認識することができる認識装置を提供することである。
本発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
本開示の認識装置は、第1の地物を認識する第1のセンサおよび前記第1のセンサとは異なる少なくとも一つ以上の情報源を具備し、前記第1のセンサの動作開始時刻を、前記第1のセンサまたは前記情報源から出力される動作開始情報をもとに決定することを特徴とする。
本発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。本発明によれば、車両を停止させる位置を正確に認識することができる。
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の信号処理フローチャート。 停止線検知システムの技術概要。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図。 停止線検知システムの技術概要。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、発明を実施するための形態を説明するための全図において、同一の機能を有するブロックまたはエレメントには同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
以下の実施形態では、外界情報検知用センサを用いて車両を停止すべき位置を検出し、システム判断で停止するように車両制御をかけるための停止線検知システムとそれを用いた自動運転システムの場合を例に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図であり、図2は、第1実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の信号処理フローチャートである。図3は、第1実施形態の停止線検知システムの技術概要を示した図である。
停止線検知システムは、第1のセンサであるセンサ10aと、第1の情報源である情報源20aと、第1のフュージョン部であるフュージョン部30aと、計画・判断部40とを有している。
センサ10aは、自車の前方に存在する地物を検知するセンサであり、自車に取り付けられている。センサ10aは、第1の地物として停止線2を検知する停止線検知処理部130aを有する。停止線2は、路面に描かれており、車両はその手前で停止するようにルールが定められている。センサ10aは、カメラ(可視光、近赤外、遠赤外)やLiDAR(Laser Imaging and Ranging)が望ましいが、これらに限定されるものではなく、例えば路面に描かれた停止線または路面に立体構造として形成された停止線などを検知できる他のセンサであってもよい。
情報源20aは、センサ10aとは異なる少なくとも一つ以上の情報源として、地図情報を取得する地図情報取得部100と、自車の位置を取得するロケータ110と、自車の進行方向や車速などの情報を取得する自車情報取得部120を有している。
フュージョン部30aは、センサ10aの動作開始時刻を、センサ10aまたは情報源20aから出力される動作開始情報をもとに決定するものであり、情報源20aから地図情報を取得して処理する地図情報処理演算部200aと、地図情報処理演算部200aの演算結果とセンサ10aの停止線検知処理部130aの処理結果を統合する地図情報-センシング結果統合部300aを有している。地図情報処理演算部200aは、自車と停止線との間の道なり距離を演算する停止線までの距離演算部210を有する。そして、地図情報-センシング結果統合部300aは、地図情報とセンシング結果とを統合する停止線位置統合部310と、停止線までの距離を推定する停止線までの距離推定部320を有する。
計画・判断部40は、軌道計画部400と、速度計画部410を有している。軌道計画部400は、フュージョン部30aから送出される停止線までの距離の情報に基づいて自車を走行させるための軌道を演算し、速度計画部410は、自車を停止線2の位置に停止させるための速度を演算する。
800aは地図情報取得部100より送出されるデータであり、800bはロケータ110より送出されるデータであり、800cは自車情報取得部120より送出されるデータである。810aおよび810bは、停止線までの距離演算部210からセンサ10aおよび停止線位置統合部310に送出されるデータである。
820aは、センサ10aから地図情報-センシング結果統合部300aに送出されるデータであり、830aは地図情報-センシング結果統合部300aから計画・判断部40と停止線までの距離推定部320に送出されるデータであり、830bは停止線までの距離推定部320から停止線位置統合部310に送出されるデータである。
図2において、900aから900jは信号処理ステップであり、910は判定処理ステップである。
図3において、1aは自車走行レーン左側の白線であり、1bは自車走行レーン右側の白線であり、2は停止線であり、3は停止線検知領域であり、4aは地図情報に基づいた地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差である。
図1から図3を用いて、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。
地図情報取得部100より送出されるデータ800aは、地図情報に登録された停止線の緯度・経度情報、自車前方および後方の走行経路情報から成り、ロケータ110より送出されるデータ800bは、自車の存在する緯度・経度、方位情報および緯度・経度の誤差情報から成り、自車情報取得部120より送出されるデータ800cは、自車の速度、ロール角、ピッチ角、ヨー角、舵角などの情報から成る。
停止線までの距離演算部210は、データ800a、800b、800cの少なくとも一つに基づき、地図ベースの停止線2までの道なり距離(地図情報距離)および地図ベースの停止線2までの道なり距離が有する誤差(誤差距離)4aを算出する(信号処理ステップ900a)。停止線までの距離演算部210は、特許請求の範囲の請求項8に記載された、地図情報に基づいて自車と目標地物との間の距離である地図情報距離を演算する距離演算部に相当する。
停止線までの距離演算部210は、地図ベースの停止線2までの道なり距離が所定の判定値以下の場合(判定処理ステップ910でYES)、地図ベースの停止線2までの道なり距離および地図ベースの停止線2までの道なり距離が有する誤差4aを、データ810aとして、センサ10aおよび地図情報-センシング結果統合部300aにそれぞれ送出する(信号処理ステップ900bおよび900c)。また、停止線までの距離演算部210は、地図ベースの停止線2までの道なり距離が所定の判定値以下の場合、処理動作開始フラグをデータ810bとして、センサ10aおよび地図情報-センシング結果統合部300aにそれぞれ送出する(信号処理ステップ900bおよび900c)。
センサ10aは、処理動作開始フラグから成るデータ810bに従い、停止線検知処理部130aの動作を開始する。停止線検知処理部130aの動作を開始した時点を時刻T0(動作開始時刻)とする。センサ10aの停止線検知処理部130aは、センサ10aまたは情報源20aから出力される停止線2の位置情報に基づき、停止線2の検知処理の範囲を制限する。停止線検知処理部130aは、データ810aより得られる地図ベースの停止線2までの道なり距離を中心値として地図ベースの停止線2までの道なり距離が有する誤差4aを前後に加えた領域を停止線検知領域3として設定する(信号処理ステップ900d)。
誤差4aは、データ800a、800b、800cの精度に応じて変化する。したがって、誤差4aに応じて設定される停止線検知領域3は、精度に応じて前後に拡大縮小する。センサ10aは、センサ10aまたは情報源20aから出力される停止線2の位置情報の精度情報に基づき、停止線2を検知する領域を可変する。
図3において、停止線検知領域3の横方向(道幅方向)の長さは任意の方法で決定して構わない。例えば、地図情報に自車走行レーン幅の情報が含まれる場合は、地図情報が有するレーン幅に応じて算出する方法が考えられる。
また、例えば、センサ10aまたは自車が具備するセンサ10a以外のセンサが自車走行レーン幅を検知する(図3において、自車走行レーン左側の白線1aと自車走行レーン右側の白線1bの間隔を検知する)機能を有する場合は、レーン幅のセンシング結果に応じて算出する方法が考えられる。
停止線検知処理部130aは、停止線検知領域3内をセンシングして停止線2を検知し、自車と停止線2との間の道なり距離を演算する(信号処理ステップ900e)。そして、検知結果である停止線までの道なり距離(実測距離)を、データ820aとして停止線位置統合部310に送出する(信号処理ステップ900f)。信号処理ステップ900aから900fまでの処理は、特許請求の範囲の請求項8に記載された、地図情報距離が判定値以下の場合に地図情報距離に基づいて目標地物を検知するための検知領域を設定し、検知領域内の目標地物を検知して自車と目標地物との間の距離である実測距離を演算する目標地物検知処理部に相当する。
停止線位置統合部310は、処理動作開始フラグから成るデータ810bに従い、時刻T0のタイミングで次の動作を開始する。停止線位置統合部310は、停止線2までの道なり距離のセンシング結果から成るデータ820aと地図ベースの停止線2までの道なり距離から成るデータ810aとを統合し、停止線までの道なり距離の統合結果として算出し、データ830aとして送出する(信号処理ステップ900g)。停止線位置統合部310は、特許請求の範囲の請求項8に記載された、地図情報距離のデータと実測距離のデータとを統合して、自車と目標地物との間の距離である統合結果を算出する統合結果算出部に相当する。
信号処理ステップ900gにおける2つのデータ820aおよび810aの統合においては、αβフィルタやKalmanフィルタなどを用いることが望ましいが、その他の手法を用いても構わない。
データ830aは、停止線までの道なり距離推定部320に入力され(信号処理ステップ900h)、停止線までの道なり距離推定部320は、時刻T0+ΔTにおける停止線までの道なり距離推定結果を算出する。つまり、停止線までの道なり距離推定部320は、停止線2までの道なり距離の統合結果のデータ830aに基づいて、時刻T0から所定時間が経過した時点(T0+ΔT)における停止線までの道なり距離を推定する。停止線までの道なり距離推定部320は、特許請求の範囲の請求項8に記載された、目標地物検知処理部において目標地物の検知動作を開始した時点から所定時間が経過した時点における自車の位置と目標地物と間の距離を推定する距離推定部に相当する。
停止線までの道なり距離推定結果は、データ830bとして停止線位置統合部310に送出される(信号処理ステップ900j)。停止線位置統合部310は、時刻T0+ΔT以降において、データ820a、810aおよび830bを統合して停止線までの道なり距離の統合結果を算出し、データ830aとして送出する。なお、時刻T0+ΔTは、停止線検知処理部130aにおいて停止線2の検知動作を開始した時点T0から所定時間ΔTが経過した時点であり、ΔTはフュージョン部30aの信号処理サイクル時間である。
つまり、初回は、データ820a、810aを統合して停止線までの道なり距離の統合結果を算出し、2回目以降は、フュージョン部30aの信号処理サイクル時間ΔTごとにデータ820a、810aおよび830bを統合して停止線までの道なり距離の統合結果を算出する処理が行われる。
データ830aは、計画・判断部40に送出される(信号処理ステップ900i)。計画・判断部40は、入力された停止線までの道なり距離の統合結果に基づき、軌道計画部400にて自車の走行すべき軌道計画を算出し、また、速度計画部410にて速度計画を算出する。
以上の動作により、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式はセンサ10aが具備する停止線検知処理部130aにおいて、停止線検知領域3を限定できるため、停止線の検知率を高められる。また、停止線検知処理部130aおよび停止線位置統合部310は自車と停止線との距離が所定の判定値以下になった場合にのみ動作するため、常時動作に比べて消費電力を低減できる。
なお、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式において、センサ10aはカメラ(可視光、近赤外、遠赤外)やLiDAR(Laser Imaging and Ranging)が望ましいが、路面に描かれた停止線または路面に立体構造として形成された停止線などの地物を検知できる他のセンサであっても本発明の効果は変わらない。
また、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式において、停止線検知処理部130aはセンサ10aに具備されるとしたが、停止線検知処理部130aはフュージョン部30aに具備されても構わない。この場合、センサ10aがカメラである場合、センサ10aからは例えば画像データがフュージョン部30aに具備された停止線検知処理部130aに送出される。
なお、画像データの事前処理の度合いはセンサ10aの信号処理能力、フュージョン部30aの信号処理能力、センサ10aとフュージョン部30aとを接続する通信部容量に応じて適切な度合いを選択して構わない。
さらにまた、誤差4aを算出する基準としては、例えばロケータ110が具備する衛星測位の受信状況に応じた自車の存在する緯度・経度の誤差情報を用いることが望ましいが、その他の手段であっても構わない。なお、誤差4aは自車の存在する緯度・経度の誤差情報に応じて、時間的に可変であることが望ましいが、固定値であっても構わない。
上記した本実施形態の認識装置によれば、情報源20aからフュージョン部30aの地図情報処理演算部200aにデータ800a、800b、800cが送出される。フュージョン部30aの地図情報処理演算部200aは、これらのデータ800a、800b、800cに基づいて地図情報を処理し、停止線までの距離演算部210により、地図ベースの停止線2までの道なり距離(地図情報距離)および地図ベースの停止線2までの道なり距離が有する誤差(誤差距離)4aを演算する。そして、地図ベースの停止線2までの道なり距離が所定の判定値以下の場合、地図ベースの停止線までの道なり距離および地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4aを、データ810aとしてセンサ10aに送出する。また、地図ベースの停止線までの道なり距離が所定の判定値以下の場合、処理動作開始フラグのデータ810bをセンサ10aに送出する。
センサ10aでは、処理動作開始フラグに従い、停止線検知処理部130aの動作を開始し、検知領域内のセンシングを行い、停止線を検知して自車から停止線までの道なり距離を算出する。停止線検知処理部130aは、地図ベースの停止線までの道なり距離を中心値として地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4aを前後に加えた領域を停止線検知領域3として設定し、停止線検知領域内のセンシングを行う。そして、自車とセンシングにより検出した停止線との間の実測距離を演算し、データ820aとしてフュージョン部30aの地図情報-センシング結果統合部300aに送出する。
地図情報-センシング結果統合部300aでは、停止線位置統合部310によって、地図ベースの停止線までの道なり距離のデータと、センシングにより実測した停止線までの道なり距離のデータとが統合され、統合結果が算出される。統合結果のデータ830aは、停止線までの距離推定部320に入力され、停止線検知処理部130aの動作開始時刻T0から信号処理サイクル時間ΔTが経過した時点における停止線までの距離が推定される。停止線までの距離推定部320により推定された距離は、データ830bとして停止線位置統合部310に送出される。停止線位置統合部310は、データ810a、820a、830bを統合して、統合結果である停止線までの距離のデータを計画・判断部40に送出する。
本実施形態の認識装置によれば、地図ベースの停止線までの道なり距離のデータと、センシングにより実測した停止線までの道なり距離のデータとを統合して、自車と停止線との間の距離である統合結果を算出し、計画・判断部40に送出するので、仮に、地図ベースの停止線までの道なり距離のデータと、センシングにより実測した停止線までの道なり距離のデータのいずれか一方が使用できなくなった場合でも、計画・判断部40にデータを送出することができ、自車を停止線の位置に停止させることができる。そして、センサ10aが具備する停止線検知処理部130aにおいて、停止線検知領域3を限定できるため、センサ10aによる停止線2の検知率を高めることができる。また、停止線検知処理部130aは、自車と停止線との距離が所定の判定値以下になった場合にのみ動作するため、常時動作に比べて消費電力を低減できる。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図である。図4を用いて、第2実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明は省略する。
本実施形態において特徴的なことは、地図情報処理演算部200bに自車位置の推定誤差演算部220を設けて、自車が停止線に接近して道なり距離が短くなるのに応じて、地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差距離を小さくし、停止線検知領域を狭める構成としたことである。
図4において、30bは第2のフュージョン部であり、200bは地図情報処理演算部である。220は自車位置の推定誤差演算部であり、地図情報処理演算部200bに包含される。810cは自車位置の推定誤差演算部220より送出されるデータであり、830cは停止線位置統合部310から送出されるデータである。
自車位置の推定誤差演算部220は、ロケータ110から送出されるデータ800bに包含される自車の存在する緯度・経度の誤差情報に基づいて、時刻T0での地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4bを算出し、データ810cとしてセンサ10aが具備する停止線検知処理部130aに送出する。
センサ10aが具備する停止線検知処理部130aは、データ810cに地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4bを用いて、停止線検知領域3を限定する。
停止線位置統合部310は、第1実施形態と同様の動作を行うと同時に、2つのデータ820aおよび810aとの統合において得られる統合誤差を算出し、データ830cとして、時刻T0+ΔTのタイミングで送出する。統合誤差は、例えばKalmanフィルタを用いる場合は誤差楕円の大きさを用いることができる。
データ830cは、自車位置の推定誤差演算部220に送出され、自車位置の推定誤差演算部220にて時刻T0+ΔTでの自車の存在する緯度・経度の誤差情報と統合され、時刻T0+ΔTでの地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4bとして算出され、さらにデータ810cとしてセンサ10aが具備する停止線検知処理部130aに送出される。
以上の動作により、第2実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は、地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4bが時間とともに小さくなり、停止線検知領域3が縮小されるため、第1実施形態に比べて停止線の検知率を高めることができる。
<第3実施形態>
図5は、第3実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図である。図5を用いて、第3実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明は省略する。
図5において、10bは第2のセンサであり、30cは第3のフュージョン部であり、200cは地図情報処理演算部であり、300bは地図情報-センシング結果統合部である。140は第2のセンサ10bが具備する白線検知処理部である。地図情報処理演算部200cは、停止線までの距離演算部210と、自車位置の推定誤差演算部220と、白線位置演算部230を有する。
330は白線位置統合部であり、340は白線位置推定部であり、白線位置統合部330および白線位置推定部340は各々地図情報-センシング結果統合部300bに包含される。800a’は、地図情報取得部100より送出されるデータであり、810dは白線位置演算部230から送出されるデータであり、820bは白線検知処理部140から送出されるデータであり、830dおよび830eは各々白線位置統合部330から送出されるデータであり、830fは白線位置推定部340から送出されるデータである。
本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式において、データ800a’は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した情報に加えて、少なくとも自車走行レーン左側の白線1aと自車走行レーン右側の白線1bの緯度・経度情報、曲率情報、勾配情報を有する。
白線位置演算部230は、データ800a’、800b、800cに基づき、少なくとも地図ベースの自車からの自車走行レーン左側の白線1aの位置と地図ベースの自車走行レーン右側の白線1bの位置を算出し、データ810dとして送出する。
センサ10bが具備する白線検知処理部140は少なくとも自車からの自車走行レーン左側の白線1aと自車走行レーン右側の白線1bの位置を検知し、少なくとも自車走行レーン左側の白線位置のセンシング結果および自車走行レーン右側の白線位置のセンシング結果を算出する。
さらに、自車走行レーン左側の白線位置のセンシング結果および自車走行レーン右側の白線位置のセンシング結果は、データ820bとして白線位置統合部330に送出される。
白線位置統合部330は、自車走行レーン左側の白線位置のセンシング結果および自車走行レーン右側の白線位置のセンシング結果から成るデータ820bと、地図ベースの自車からの自車走行レーン左側の白線位置と地図ベースの自車走行レーン右側の白線位置から成るデータ810dとを統合し、自車走行レーン左側の白線位置の統合結果および自車走行レーン右側の白線位置の統合結果を算出し、データ830dとして送出する。2つのデータ820bおよび810dの統合においては、αβフィルタやKalmanフィルタなどを用いることが望ましいが、その他の手法を用いても構わない。
データ830dは、白線位置推定部340に入力され、白線位置推定部340は時刻T0+ΔTにおける自車走行レーン左側の白線位置の推定結果および自車走行レーン右側の白線位置の推定結果を算出する。自車走行レーン左側の白線位置の推定結果および自車走行レーン右側の白線位置の推定結果は、データ830fとして白線位置統合部330に送出される。従って、白線位置統合部330は時刻T0+ΔT以降においてデータ820b、810dおよび830fを統合して、自車走行レーン左側の白線位置の統合結果および自車走行レーン右側の白線位置の統合結果を算出し、データ830dとして送出する。
白線位置統合部330は、上記動作を行うと同時に、2つのデータ820bおよび810dとの統合において得られる統合誤差を算出し、データ830eとして、時刻T0+ΔTのタイミングで送出する。統合誤差は例えばKalmanフィルタを用いる場合は誤差楕円の大きさを用いることができる。
データ830eは、自車位置の推定誤差演算部220に送出され、自車位置の推定誤差演算部220にて時刻T0+ΔTでの自車の存在する緯度・経度の誤差情報と統合され、時刻T0+ΔTでの地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4cとして算出され、さらにデータ810cとして第2のセンサ10bが具備する停止線検知処理部130aに送出される。
以上の動作により、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は、地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4cが、時間とともに小さくなると同時に、自車走行レーン左側の白線位置および自車走行レーン右側の白線位置の各センシング結果と地図ベースの自車走行レーン左側の白線位置および自車走行レーン右側の白線位置情報との比較結果を基に、誤差4cに補正を掛けることができる。したがって、第1実施形態及び第2実施形態に比べて、停止線までの道なり距離が有する誤差4cはより小さくなる。従って、停止線検知領域3がより縮小されるため、第1実施形態及び第2実施形態に比べて停止線2の検知率を高められる。
なお、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式では、第2の地物の例として自車走行レーン左側の白線位置および自車走行レーン右側の白線位置を用いたが、横断歩道、横断歩道予告マーカーなどの路面マーカー、標識、看板、信号機、中央分離帯、ガードレールなどの路上立体物、建物や建造物の特徴点を用いても構わない。
また、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式では、白線検知処理部140は、第2のセンサ10bに具備されるとしたが、停止線検知処理部130aは第3のフュージョン部30cに具備されている構成であってもよい。
<第4実施形態>
図6は、第4実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図である。図6を用いて、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。なお、上述の各実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
図6において、20bは第2の情報源であり、150はV2X(車車間通信、路車間通信、クラウド車間通信など)であり、800dは、V2Xから送出されるデータである。
V2X150より送出されるデータ800dは、少なくとも自車以外の車両が検知した停止線の緯度・経度情報から成る。停止線までの距離演算部210は、データ800a~800dに基づき、地図ベースの停止線までの道なり距離および地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4dを算出する。
以上の動作により、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は、地図情報取得部100より送出されるデータ800aが有する地図情報に登録された停止線の緯度・経度情報の生成時での誤差が大きい場合、或いは、更新されていない場合、或いは、地震などの地殻変動によりずれが生じた場合などにおいて、上述の各実施形態よりも精度の高い地図ベースの停止線までの道なり距離を算出できる。従って、停止線検知処理部130aにて生成する停止線検知領域3の制限精度が担保されるため、上述の各実施形態に比べて停止線の検知率向上のロバスト性を高められる。
<第5実施形態>
図7は、第5実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図である。図7を用いて、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。なお、上述の各実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
図7において、30dは第4のフュージョン部であり、130bはセンサ10aが具備する停止線検知処理部であり、500aは学習部であり、600aは記憶部であり、学習部500aおよび記憶部600aは各々第4のフュージョン部30dに包含される。
さらに、510は停止線位置と特徴の学習器であり、610は停止線位置の記憶領域であり、620は停止線特徴の記憶領域であり、停止線位置と特徴の学習器510は学習部500aに包含され、停止線位置の記憶領域610および停止線特徴の記憶領域620は各々記憶部600aに包含される。
810eは地図情報処理演算部200aから送出されるデータであり、820cは停止線検知処理部130bから送出されるデータであり、840a~840dは各々学習部500aから送出されるデータであり、850aは記憶部600aから送出されるデータである。
センサ10aに具備される停止線検知処理部130bは、上述の各実施形態において説明した停止線までの道なり距離のセンシング結果から成るデータ820aに加えて、検知した停止線の特徴を抽出し、停止線の特徴から成るデータ820cを送出する。ここで停止線の特徴とは、少なくとも停止線の長さ、かすれ具合などである。
ある停止線2に自車が初めて接近した場合、学習部500aは処理動作開始フラグから成るデータ810bに従い次の動作を開始する。データ820cおよび停止線位置統合部310から送出される停止線までの道なり距離の統合結果から成るデータ830aに基づき、停止線位置と特徴の学習器510にて、停止線位置と特徴を学習しデータ840aとして記憶部600aに送出する。記憶部600aに入力されたデータ840aは停止線位置記憶領域610および停止線特徴記憶領域620に保存される。
停止線2に自車が2回目以降に接近した場合、地図情報処理演算部200aは、処理動作開始フラグから成るデータ810bおよび停止線2の位置情報から成るデータ810eを学習部500aに送出する。学習部500aは、データ810eに基づき、停止線2に関する停止線位置と特徴の問い合わせをデータ840bとして記憶部600aに送出する。
記憶部600aは、データ840bに従い、停止線2に関する停止線位置と特徴を停止線位置の記憶領域610および停止線特徴の記憶領域620より検索して、データ850aとして学習部500aに送出する。学習部500aは、記憶部600aから取得した停止線2に関する停止線位置と特徴から成るデータ850aに基づき、停止線2に関する停止線位置の記憶情報をデータ840cとして停止線までの距離演算部210に送出すると同時に、停止線2に関する停止線特徴の記憶情報をデータ840dとして停止線検知処理部130bに送出する。
停止線までの距離演算部210は、情報源20aから送出されるデータ800a~800cとデータ840cとを統合し、地図ベースの停止線までの道なり距離および地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4eを算出し、データ810aとして、停止線検知処理部130bに送出する。
停止線検知処理部130bは停止線までの距離演算部210から送出される地図ベースの停止線までの道なり距離および地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4eから成るデータ810aに基づき、停止線検知領域3を生成する。同時に、停止線検知処理部130bは、学習部500aから送出される停止線特徴の記憶情報から成るデータ840dに基づき、停止線検知領域3において停止線2を検知する。さらに、停止線検知処理部130bは、停止線までの道なり距離のセンシング結果から成るデータ820aに加えて、検知した停止線の特徴を抽出し、停止線の特徴から成るデータ820cを送出する。
学習部500aは、データ820cおよび停止線位置統合部310から送出される停止線までの道なり距離の統合結果から成るデータ830aに基づき、停止線位置と特徴の学習器510にて、停止線位置と特徴を学習し、データ840aとして記憶部600aに送出する。記憶部600aに入力されたデータ840aは停止線位置記憶領域610および停止線特徴記憶領域620に保存される。
以上の動作により、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差4eが時間および通過回数に応じて小さくなり、停止線検知領域3が縮小されるため、上述の各実施形態に比べて停止線の検知率を高められる。また、停止線特徴の記憶情報を用いることにより、停止線検知の性能が向上するため、上述の各実施形態に比べて停止線の検知率を高められる。
なお、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式に第4実施形態において説明したV2X150を用いて、自車以外の車両が取得した停止線特徴の記憶情報を取得することにより、さらに停止線特徴の学習効率が高まり、ひいては第1実施形態~第4実施形態に比べて停止線の検知率を高められる。
<第6実施形態>
図8は、第本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図である。図8を用いて、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。なお、上述の各実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
図8において、10cは第3のセンサであり、30eは第5のフュージョン部である。160は横断歩道認識部であり、170は標識認識部であり、横断歩道認識部160および標識認識部170は第3のセンサ10cに具備される。
700はデータ統合部であり、710は停止線位置推定部であり、データ統合部700および停止線位置推定部710は第5のフュージョン部30eに包含される。820dは横断歩道認識部160から送出されるデータであり、820eは標識認識部170から送出されるデータであり、データ860a~860cは各々データ統合部700から送出されるデータである。
第3のセンサ10cが具備する横断歩道認識部160は、自車走行レーン前方に存在する横断歩道を認識した場合、横断歩道の自車に近い方の端までの距離L1を算出し、データ820dとしてデータ統合部700に送出する。また、第3のセンサ10cが具備する標識認識部170は、自車前方に存在する標識を認識した場合、標識の種別および標識までの距離L2を算出し、データ820eとしてデータ統合部700に送出する。
データ統合部700は、データ820dに包含される横断歩道の自車に近い方の端までの距離L1が所定の判定値以下になった場合に、検知動作開始フラグおよび横断歩道の自車に近い方の端までの距離L1をデータ860aとして停止線位置推定部710に送出する。
停止線位置推定部710は、データ860aに包含される検知動作開始フラグに従い次の動作を開始する。データ860aに包含される横断歩道の自車に近い方の端までの距離L1から所定の横断歩道の自車に近い方の端-停止線間距離ΔLを差し引き、停止線までの推定距離L1-ΔLを算出する。同時に、停止線までの推定距離が有する誤差4fを算出する。
ここで、停止線までの推定距離が有する誤差4fはセンサ10aおよび第3のセンサ10cが有する検知精度に応じた所定の誤差に横断歩道-停止線距離ΔLが有する所定のばらつきを加算した値が望ましい。さらに、停止線までの推定距離L1-ΔLおよび停止線までの推定距離が有する誤差4fをデータ810aとして停止線検知処理部130aに送出すると同時に、検知動作開始フラグをデータ810bとして停止線検知処理部130aに送出する。
一方、データ統合部700は、データ820eに包含される標識の種別が「止まれ」であり、かつ、データ820eに包含される標識までの距離L2が所定の判定値以下になった場合に、検知動作開始フラグおよび標識までの距離L2をデータ860bとして停止線位置推定部710に送出する。
停止線位置推定部710は、データ860bに包含される検知動作開始フラグに従い次の動作を開始する。データ860aに包含される標識までの距離L2から停止線までの推定距離L3を算出する。標識までの距離L2と停止線までの推定距離L3とは等しくても構わない。
同時に、停止線までの推定距離が有する誤差4fを算出する。ここで、停止線までの推定距離が有する誤差4fは、第1のセンサ10aおよび第3のセンサ10cが有する検知精度に応じた所定の誤差が望ましい。さらに、停止線までの推定距離L3および停止線までの推定距離が有する誤差4fをデータ810aとして停止線検知処理部130aに送出すると同時に、検知動作開始フラグをデータ810bとして停止線検知処理部130aに送出する。
なお、停止線位置推定部710の動作において、データ860aおよび860bに包含される検知動作開始フラグに従った動作開始はORで選択される。また、停止線検知処理部130aの動作において、停止線検知領域3の範囲は、停止線までの推定距離L1-ΔLおよび停止線までの推定距離が有する誤差4fに基づき限定される範囲、および停止線までの推定距離L3および停止線までの推定距離が有する誤差4fに基づき限定される範囲の、ORまたはANDで算出される範囲である。
ここで、停止線検知領域3の範囲を広げることにより、停止線を停止線検知領域3にて捕捉する確率を高めるためにはORが望ましい。一方、停止線検知領域3の範囲を狭めることにより、検知率を高めるためにはANDが望ましい。
以上の動作により、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は地図情報取得部100が動作しなかった場合または非搭載の場合にでも、センサ10aが具備する停止線検知処理部130aにおいて、停止線検知領域3を限定できるため、停止線の検知率を高められる。
なお、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式において、停止線検知領域3を限定するための情報として、横断歩道および標識を用いたが、横断歩道予告マーカーなどの路面マーカー、看板、信号機、中央分離帯、ガードレールなどの路上立体物、建物や建造物の特徴点を用いても構わない。
また、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式において、横断歩道認識部160および標識認識部170は各々第3のセンサ10cに具備されるとしたが、センサ10aまたは第5のフュージョン部30eが具備しても構わない。さらにまた、センサ10a(第1のセンサ)およびセンサ10c(第3のセンサ)以外の1つ以上のセンサを複合して横断歩道認識部160および標識認識部170の機能を実現しても構わない。
<第7実施形態> 図9は、第7実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の機能ブロック図である。図9を用いて、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の動作を説明する。なお、上述の各実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
図9において、10dは第4のセンサであり、30fは第6のフュージョン部である。180は車両検知部であり、車両検知部180は第4のセンサ10dに具備される。600bは記憶部であり、630は先行車が停止した時刻での先行車の前端までの推定距離記憶領域であり、先行車が停止した時刻での先行車の前端までの推定距離の記憶領域630は記憶部600bに包含される。
720は先行車の前端までの距離推定部であり、730は現時刻での先行車が停止した位置までの距離演算部であり、740は自車の停止位置統合部である。820fは車両検知部180から送出されるデータであり、830gは先行車の前端までの距離推定部720から送出されるデータであり、830hは現時刻での先行車が停止した位置までの距離演算部730から送出されるデータであり、830iは自車の停止位置統合部740から送出されるデータであり、840eは記憶部600bから送出されるデータである。
第4のセンサ10dに具備される車両検知部180は、自車の走行レーン前方を走行している先行車を検知し、先行車の速度、種別、幅、高さ、後端までの距離を算出し、データ820fとして送出する。
先行車の前端までの距離推定部720は、データ820fに包含される先行車の種別、幅、高さに基づき、先行車の車長を推定する。さらに、データ820fに包含される先行車の後端までの距離に先行車の車長の推定値を加算することで、先行車の前端までの推定距離を算出する。さらにまた、先行車の前端までの推定距離および先行車の速度をデータ830gとして送出する。
記憶部600bは、データ830gに基づき、先行車が停止した時刻T1および先行車が停止した時刻T1での先行車の前端までの推定距離L4を先行車が停止した時刻での先行車の前端までの推定距離記憶領域630に保存する。さらに、記憶部600bは、先行車が停止した時刻T1および先行車が停止した時刻T1での先行車の前端までの推定距離L4に関する記憶データを、現時刻での先行車が停止した位置までの距離演算部730にデータ840eとして送出する。
地図情報処理演算部200aは、少なくとも自車の速度から成るデータ810fを現時刻での先行車が停止した位置までの距離演算部730に送出する。
現時刻での先行車が停止した位置までの距離演算部730は2つのデータ810fおよび840eに基づき、時刻T2での先行車が停止した位置までの推定距離L5を算出する。具体的には自車の速度が時刻T1からT2の間に一定のVであった場合、次の関係式(1)で求められる。
L5=L4-(T2-T1)× V ・・・(1)
さらに、時刻T2での先行車が停止した位置までの推定距離L5を自車の停止位置統合部740にデータ840hとして送出する。
自車の停止位置統合部740は時刻T2における停止線までの道なり距離の統合結果から成るデータ830aと時刻T2での先行車が停止した位置までの推定距離L5から成るデータ840hとを統合して、データ830iとして計画・判断部40に送出する。統合においては、例えば停止線検知処理部130aからデータ820aが送出されない場合はデータ840hの重み付けを増加させる処理を実行する。
以上の動作により、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は、先行車の影響により前方の停止線がセンサ10aで検知できない場合においても自車を停止させる情報を算出し、計画・判断部40に送出できるため、運転の安全性を向上できる。
なお、本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式において、車両検知部180は第4のセンサ10dに具備させたが、センサ10aまたは第6のフュージョン部30fのいずれに具備させても構わない。また、第1および第4のセンサ10aおよび10d以外の1つ以上のセンサを複合して車両検知部180の機能を実現しても構わない。
<第8実施形態> 図10は、第8実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の技術概要を示した図である。図10において、5は仮想的な停止線であり、交差点において自車の走行レーンに交差するレーンの自車に近いほうの端を結んだ線である。
第1実施形態から第7実施形態にて、地物として実際に路面に描かれた停止線を対象としたが、見通しの悪い交差点や夜間雨天時でセンサを用いた停止線検知が困難な場合において、仮想的な停止線5を対象としてもよい。地物は、実際に路面に描かれている停止線に限定されるものではなく、実際には路面に描かれていない仮想的な停止線も含まれる。
本実施形態の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式は、上記の通り見通しの悪い交差点や夜間雨天時でセンサを用いた停止線検知が困難な場合においても自車を停止させる情報を算出し、計画・判断部40に送出できるため、運転の安全性を向上できる。なお、仮想的な停止線5はV2X150から得られる他の車両の停止情報や、自車の過去の停止情報の記憶より算出してもよい。
以上の発明の一実施例の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の第1実施形態~第8実施形態において、第1のセンサ~第4のセンサは特に断りがない限り、カメラ(可視光、近赤外、遠赤外)、LiDAR、レーザーレーダ、電波レーダ、ソナーなど、いずれのセンサであっても構わない。
また、以上の発明の一実施例の停止線検知システムとそれを用いた自動運転方式の上記第1実施形態~第8実施形態における動作の説明にて、停止線位置統合部310の動作開始時刻、停止線検知処理部130aおよび130bの動作開始時刻、学習部500aの動作開始時刻、データ800~850の送出時刻は、各機能ブロック100~340における処理遅延時間および各機能ブロック間の通信遅延時間を無視した。実際のシステムでは処理遅延時間および通信遅延時間を考慮して、動作開始時刻、データ送出時刻を決定して構わない。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、上述の各実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 白線
2 停止線
3 停止線検知領域
4 地図ベースの停止線までの道なり距離が有する誤差
5 仮想的な停止線
10 センサ
20 情報源
30 フュージョン部
40 計画・判断部
100 地図情報取得部
110 ロケータ
120 自車情報取得部
130 停止線検知処理部
140 白線検知処理部
150 V2X
160 横断歩道認識部
170 標識認識部
180 車両検知部
200 地図情報処理演算部
210 停止線までの距離演算部
300 地図情報-センシング結果統合部
310 停止線位置統合部
400 軌道計画部
410 速度計画部
500 学習部
510 停止線位置と特徴の学習器
520 他車両の停止位置の学習器
600 記憶部
610 停止線位置記憶領域
620 停止線特徴記憶領域
630 先行車が停止した時刻での先行車の前端までの推定距離記憶領域
700 データ統合部
710 停止線位置推定部
720 先行車の前端までの距離推定部
730 現時刻での先行車が停止した位置までの距離演算部
740 自車の停止位置統合部
900 信号処理ステップ
910 判定処理ステップ

Claims (10)

  1. 第1の地物を検知する第1のセンサおよび前記第1のセンサとは異なる少なくとも一つ以上の情報源を具備し、
    前記第1のセンサの動作開始時刻を、前記第1のセンサまたは前記情報源から出力される動作開始情報をもとに決定し、
    第2の地物の位置情報の検知結果および前記第2の地物の位置誤差情報に基づき前記第1のセンサに送出する前記第1の地物までの距離情報を補正し、
    前記第1のセンサでの地物の認識処理の範囲を前記第2の地物の位置誤差情報の値に基づき狭める
    ことを特徴とする認識装置。
  2. 前記第1のセンサは、
    前記第1のセンサまたは前記情報源から出力される前記第1の地物の位置情報に基づき、前記第1の地物の検知処理の範囲を制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の認識装置。
  3. 前記第1のセンサは、
    前記第1のセンサまたは前記情報源から出力される前記第1の地物の位置情報の精度情報に基づき、前記第1の地物を検知する領域を可変する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の認識装置。
  4. 前記情報源はV2Xを介して得られる、他車両による地物の検知結果情報である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の認識装置。
  5. 前記情報源は前記第1のセンサを用いて検知された地物の記憶情報である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の認識装置。
  6. 他車両の停止位置の検知結果に基づいた自車の停止位置情報を生成する機能を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の認識装置。
  7. 路面には描かれていない仮想の停止線に基づいた自車の停止位置情報を生成する機能を具備することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の認識装置。
  8. 地図情報に基づいて自車と目標地物との間の距離である地図情報距離を演算する距離演算部と、
    前記地図情報距離が判定値以下の場合に該地図情報距離に基づいて前記目標地物を検知するための検知領域を設定し、該検知領域内の前記目標地物を検知して前記自車と前記目標地物との間の距離である実測距離を演算する目標地物検知処理部と、
    前記地図情報距離のデータと前記実測距離のデータとを統合して、前記自車と前記目標地物との間の距離である統合結果を算出する統合結果算出部と、
    前記目標地物検知処理部において前記目標地物の検知動作を開始した時点から所定時間が経過した時点における前記自車の位置と前記目標地物と間の距離を推定する距離推定部を備え、
    前記統合結果算出部は、前記距離推定部により推定された所定時間経過時点の推定距離と、前記所定時間経過時点において前記距離演算部により前記地図情報に基づいて演算された地図情報距離のデータと、前記所定時間経過時点において前記目標地物検知処理部により演算された実測距離のデータとを統合して、前記統合結果を算出する
    ことを特徴とする認識装置。
  9. 前記距離演算部は、前記地図情報距離と前記地図情報距離が有する誤差距離とを演算し、
    前記目標地物検知処理部は、前記自車から前記地図情報距離だけ離れた位置の前後にそれぞれ前記誤差距離を加えた領域を前記検知領域として設定することを特徴とする請求項8に記載の認識装置。
  10. ロケータから送出されるデータに包含される前記自車の存在する緯度・経度の誤差情報に基づいて前記地図情報距離が有する誤差距離を演算する推定誤差演算部を備え、
    前記目標地物検知処理部は、前記自車から前記地図情報距離だけ離れた位置の前後にそれぞれ前記誤差距離を加えた領域を前記検知領域として設定し、
    前記統合結果算出部は、前記地図情報距離のデータに含まれる誤差距離と前記実測距離のデータに含まれる誤差距離を統合した統合誤差を算出して前記所定時間経過時点において前記推定誤差演算部に送出し、
    前記推定誤差演算部は、前記統合誤差と、前記所定時間経過時点において前記ロケータから送出される誤差情報とを用いて、前記所定時間経過時点での前記地図情報距離が有する誤差距離を演算し、前記目標地物検知処理部に送出することを特徴とする請求項9に記載の認識装置。
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