JP7158907B2 - 漏洩防止具及びその取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、流路構成部材の内部流体の漏洩を防止する漏洩防止具及びその取付方法に関する。
従来、例えば地中に埋設された水道管等の流路構成部材は、地震や自動車等による地盤の振動又は土圧、あるいは老朽化などにより亀裂、隙間や劣化等が生じ、不測の漏洩事故を引き起こすことがある。この種の漏洩箇所の補修工事として、周方向に複数に分割された分割筐体からなる漏洩防止具が用いられ、当該分割筐体を流路構成部材の漏洩部や損壊部にパッキンを介して密封状に外嵌し、分割筐体のフランジ部同士をボルト・ナットで締結することにより、流体漏洩を封止するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
また、このような補修工事にあっては、流路構成部材の流路方向に長く連続した亀裂、若しくは流路方向に沿って断続して連なるあるいは近接する複数の漏洩箇所が生じる場合もあることから、このような亀裂等の漏洩箇所の延長に対応するため、内周面にパッキンを備えた分割構造の筐体を、流路構成部材の管軸方向に直列して複数並設することで、当該漏洩箇所からの流体漏洩を防止するようにした漏洩防止具が存在する(例えば、特許文献2参照)。
実公昭37-24256号公報(第1頁、第2図) 実公昭46-27163号公報(第1頁、第1図)
しかしながら、特許文献2にあっては、流路構成部材に生じる漏洩箇所の管軸方向の長さに対応して複数の筐体を並設して外嵌できるものの、管軸方向に並設された一方の筐体が、他方の筐体の内周面に設けられたパッキンの端部を押圧するようにして、この一方の筐体が他方の筐体の端部に接して配設されるため、当該パッキンが管軸方向に並設された両方の筐体から押圧され不均等な押圧力を受ける結果、これら並設された筐体同士の接続部分にて十分な漏洩防止機能を得られない虞が生じるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、流路構成部材の流路方向に沿って生じる漏洩箇所の長さに対応して外嵌することができ、且つ十分な漏洩防止機能を発揮することができる漏洩防止具及びその取付方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の漏洩防止具は、
流路構成部材の内部流体の漏洩を防止する漏洩防止具であって、
内周部にシール材を有し、前記流路構成部材に外嵌される第1の筐体と、内周部にシール材を有し、前記第1の筐体と流路方向に並設して前記流路構成部材に外嵌される第2の筐体と、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の間に配置され、前記第1の筐体のシール材と前記第2の筐体のシール材とに前記流路構成部材の径方向に重合される環状シール材と、から少なくとも構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、流路構成部材の流路方向に順次並設して外嵌した第1及び第2の筐体の間に配置された環状シール材が、これら筐体の内周部に設けられたシール材と径方向に重なり合うことで、複数並設した筐体同士の接続部分のシール性が高まり、十分な漏洩防止機能を発揮することができる。
前記第1の筐体及び前記第2の筐体は、前記環状シール材を内径方向に押圧する押圧部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、第1及び第2の筐体の押圧部により環状シール材を押圧することで、環状シール材の密封機能を高めることができる。
前記環状シール材は、前記流路構成部材の流路方向に向けてテーパ状に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1及び第2の筐体のシール材が、テーパ状に形成された環状シール材と径方向に重なり合うことで、シール材と環状シール材との接触領域を広く取ることができる。
前記第1の筐体のシール材及び前記第2の筐体のシール材は、前記環状シール材の外径側に位置して重合されていることを特徴としている。
この特徴によれば、シール材を備える第1及び第2の筐体が流路構成部材に外嵌する嵌合力を利用して、これらシール材により環状シール材に対し内径方向の押圧力を加えることができる。
前記環状シール材は弾性を有し、該環状シール材の両端面を互いに接着することで前記流路構成部材に外嵌されることを特徴としている。
この特徴によれば、環状シール材を流路構成部材の任意の位置にて巻回して両端面を互いに接着するだけで、弾性復元力により流路構成部材に密着させることができ、様々な外径の管に適用することができる。
前記第1の筐体及び前記第2の筐体には、これら前記筐体を互いに締結する締結部材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1及び第2の筐体を締結部材によって互いに締結することで、これらの筐体の間に配置された環状シール材を挟圧することができる。
前記第1の筐体のシール材及び前記第2の筐体のシール材は、前記流路構成部材の管軸方向に延びる延出部と、前記流路構成部材の周方向に延び前記環状シール材に重なる周側部と、前記延出部及び前記周側部に架けて曲線状に延びる架設部とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、流路構成部材の管軸方向に延びる延出部と、周方向に延びる周側部とに架けて設けられる架設部が曲線状に延びているため、これら延出部、周側部及び架設部を備えるシール材を第1及び第2の筐体の内周部に配置し易いばかりか、シール材の全周に亘り安定した密封性能を得ることができる。
前記課題を解決するために、本発明の漏洩防止具の取付方法は、
流路構成部材の内部流体の漏洩を防止する漏洩防止具の取付方法であって、
前記流路構成部材の外面に生じた流体の漏洩箇所を流路方向に挟む位置に、内周部にシール材を備えた分割構造の第1の筐体と、内周部にシール材を備えた分割構造の第2の筐体とを、前記流路構成部材に外嵌するとともに、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の間の位置に、環状シール材を前記流路構成部材に外嵌し、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き寄せることで、前記環状シール材を、前記第1の筐体のシール材と前記第2の筐体のシール材とに前記流路構成部材の径方向に重合するように配設して、
前記第1の筐体を前記流路構成部材に密封状に締結するとともに、前記第2の筐体を前記流路構成部材に密封状に締結することを特徴としている。
この特徴によれば、漏洩を生じた流路構成部材の流路方向に並設して外嵌した第1及び第2の筐体の間に環状シール材を配置して、この環状シール材を各筐体の内周部に設けられたシール材と径方向に重なり合わせることで、漏洩箇所の長さに対応して複数並設した筐体同士の接続部分のシール性が高まり、十分な漏洩防止機能を発揮することができる。
実施例における漏洩防止具を示す正面図である。 (a)は漏洩防止具を構成する筐体を示す一部断面側面図であり、(b)は(a)のA-A断面図である。 (a)は分割筐体の正面図であり、(b)は(a)のB-B断面図であり、(c)は分割筐体の側面図である。 (a)は図3(b)のC矢視図であり、(b)は図3(b)のD-D断面図である。 (a)はシール材の正面図であり、(b)は(a)のE-E断面図であり、(c)は(a)のF-F断面図である。 (a)は流体管に環状シール材を外嵌した状況を示す正面図であり、(b)は同じく一部断面側面図であり、(c)は(b)のG-G断面図である。 流体管に第1の筐体を遊嵌状態で外嵌した状況を示す一部断面側面図である。 流体管に外嵌した第1及び第2の筐体を互いに引き寄せる状況を示す正面図である。 流体管に第1の筐体を緊締状態で外嵌した状況を示す一部断面側面図である。を示す図である。 (a)は流体管に外嵌した環状シール材、第1及び第2の筐体を示す正面断面図であり、(b)は第1及び第2の筐体を互いに引き寄せた要部拡大図であり、(c)は第1及び第2の筐体を緊締した要部拡大図である。 (a)は第1及び第2の筐体の押圧部の変形例を示す要部拡大図であり、(b)は環状シール材及びシール材の第1の変形例を示す要部拡大図であり、(c)は環状シール材及びシール材の第2の変形例を示す要部拡大図である。 (a)、(b)は、外径の異なる流体管に外嵌した漏洩防止具を示す要部拡大図である。
本発明に係る漏洩防止具及びその取付方法を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る漏洩防止具及びその取付方法につき、図1から図12を参照して説明する。先ず図1の符号10は、本発明の適用された漏洩防止具である。
図1及び図2に示されるように、漏洩防止具10は、周方向に分割構造を有する第1の筐体5と、同じく周方向に分割構造を有する第2の筐体5’と、これら筐体5,5’の間に介設される環状シール材17とを主として備える。この漏洩防止具10を構成する筐体5,5’のそれぞれは、本実施例では周方向に略均等に3分割された円弧状の分割筐体11,12,13からなり、これ等の分割筐体11,12,13を、流路構成部材としての流体管1の管壁に管軸方向に沿って発生した損壊部Pを含む外周面に直列状に並列して外嵌し、分割筐体11,12,13同士の対向するフランジ4,4を複数のボルト・ナット3で締結することで、筐体5,5’内部の密封性を確保し、損壊部Pからの流体の漏洩を防止するようにしたものである。
ここで本実施例の流体管1は、例えば、地中に略水平方向に埋設される所定寸法の外径を有する上水道用のダクタイル鋳鉄製であり、断面視略円形状に形成され、内周面がモルタル層で被覆されている。尚、本発明に係る流体管は、その他鋳鉄、鋼等の金属製、あるいはコンクリート製、塩化ビニール、ポリエチレン若しくはポリオレフィン製等であってもよい。更に尚、流体管の内周面はモルタル層に限らず、例えばエポキシ樹脂等により被覆されてもよく、若しくは適宜の材料を粉体塗装により流体管の内周面に被覆してもよい。また、本実施例では流体管内の流体は上水であるが、本実施例の上水に限らず、例えば工業用水や農業用水、下水等の他、ガスやガスと液体との気液混合体であっても構わない。
流体管1の損壊部Pとしては、地震や自動車等による地盤の振動又は土圧、地盤の不等沈下や過剰な流体圧や老朽化などにより発生した亀裂等の他、腐食による発生した孔や亀裂等が含まれる。本実施例で損壊部Pは、流体管1の直管部に管軸方向に沿って連続若しくは断続した延長で発生したものとして説明するが、損壊部の発生箇所は、上記したものに限られず様々な箇所で発生し得るものであり、例えば流体管同士接続する継手部の近傍や継手部自体に生じた漏洩部からの漏洩や、流体管の曲管部、あるいは弁筐体のスリーブ等、様々な箇所で発生し得る損壊部Pに対し、本発明に係る漏洩防止具を適用できる。
次に、第1の筐体5の構造について説明する。なお第2の筐体5’については、第1の筐体5と同一の構造であるため、第2の筐体5’の構造についての重複する説明を省略する。
図2~4に示されるように、第1の筐体5を構成する円弧状に形成された各分割筐体11,12,13は、金属製あるいは樹脂製等からなり、流体管1の外周に沿って湾曲するとともに、流体管1の外周面との間に一定量の漏洩流体を収容する収容空間を備える。また各分割筐体11,12,13は、その内周部に形成された凹部6にシール材16が嵌合されている。
図2(a)に示されるように、第1分割筐体11は、その周方向の略中央に外径方向に円筒状に突出し、突端に貫通した排出口を有する突部15が設けられ、この突部15の内周面に雌ネジ部15aに、排出路7bを備えた排出キャップ7の雄ネジ部7aが着脱可能に螺合している。より詳しくは、排出キャップ7の排出路7bは、当該排出キャップ7の先端面と外周面とを連通して形成されている。なお、この排出キャップ7に代わり、ボール弁などの仕切弁を介して接続される図示しない導出ホース等により、筐体5内部の漏洩流体を外部の適所に排出可能に構成されてもよい。本実施例では、突部15が上方を向く位置に第1分割筐体11が配置され、当該位置の第1分割筐体11の周端の各フランジ4,4に、第2分割筐体12及び第3分割筐体13が接続される。
また図3,4に示されるように、他の分割筐体12,13にも周方向の略中央に外径方向に突出した突部15’が設けられるが、当該突部15’は排出口を有さず突端面が閉塞している点で第1分割筐体11の突部15と異なる。すなわち各分割筐体11,12,13は、上記した突部の形状を除いて互いに略同形状に構成されている。
なお、本実施例では第1の筐体5,第2の筐体5’は、周方向に略等配に3分割された構造を有しているが、筐体は非等配に分割されてもよく、また、分割数は2つでもよいし、4つ以上であってもよい。また本実施例では、流体管1に2つの筐体5,5’が並設して外嵌しているが、これに限らず例えば、3つ以上の複数の筐体が並設して流体管1に外嵌してもよい。更に流体管1の配管方向も水平に限らず、例えば垂直方向であってもよい。
次に図4,5に示されるように、各分割筐体11,12,13の内周部の凹部6に嵌合されるシール材16について説明する。シール材16は、無端状に形成された弾性材からなり、流体管1の管軸方向に略平行に直線状に延びる一対の延出部16Aと、流体管1の周方向すなわち延出部16A直交する方向に略平行に延びる一対の周側部16Bと、これら延出部16A及び周側部16Bに架けて曲線状に延びる4隅の架設部16Cとを備える。
また図5に示されるように、シール材16が流体管1の外面に接する内径側には、上記した延出部16A、周側部16B及び架設部16Cの全周に亘り、流体管1の内径方向に突出した突条部16aが複数条(本実施例では4条)設けられ、更に突条部16aの内周縁に向けてテーパ部16bが形成されている。またシール材16の上記した突条部16aの反対側は平坦面16eが形成されるとともに、延出部16Aの中央における平坦面16eに、流体管1の外径方向に突出した嵌合部16dが設けられている。
また図4に示されるように、分割筐体11,12,13の内周部には、上記したシール材16の外径側を嵌合する凹部6が環状に形成されており、シール材16はこの凹部6内に位置決めされて嵌合される。より詳しくは、凹部6は、分割筐体11,12,13の内周部に突出した傾斜部8と突出部9とによって、内径方向に狭まるように形成されており、シール材16の内周側のテーパ部16bが、凹部6を構成する突出部9の内側に隙間なく嵌合し、またシール材16の外周側が、凹部6を構成する傾斜部8の内側との間に隙間を有して接しており、当該隙間はシール材16の弾性変形代として利用される。
更に、シール材16の嵌合部16dに対応する凹部6の底部には、凹状の被嵌合部6dが流体管1の管軸方向に形成されているため、シール材16の嵌合部16dが嵌合され凹部6内にて位置決めされる。特に、各分割筐体11,12,13をボルト・ナット3で締め付ける際に徐々に圧力が高まり、流体が分割部からほとばしるが、シール材16の嵌合部16dと凹部6の被嵌合部6dとが凹凸嵌合するので、シール材16が外れることがない。特に本実施例では、管軸方向に分割筐体11,12,13の長さの1/3以上の長さを持った嵌合にて安定しており、シール材16が外れることがない。しかもゴムなどの弾性体のシール材と金属などの分割筐体との嵌合のため、腐食の虞もない。
次に、図6に示されるように、第1の筐体5及び第2の筐体5’の間に介設される環状シール材17について説明する。環状シール材17は、流体管1の外周延長と略同じ若しくは若干短い延長の帯状の弾性材からなり、その両端面17A,17Bが互いを補完するように底面17eに対し傾斜して形成されている。
また図6(c)に示されるように、環状シール材17の断面形状は、その両端部を除き周方向に亘り一様の形状であって、流体管1の外面に接する側である底面側が管軸方向に幅広の図示左右対称の断面視略ハット型に形成されている。より詳しくは、環状シール材17は、最外径側にて底面17eと略平行に延びる外周面17a、この外周面17aの幅方向両側に連なり側方に傾斜した傾斜面17b、更に傾斜面17bに連なり側方端部に向けて先細りのヒレ部17dにテーパ面17cが形成されている。
次に、上記した漏洩防止具10の取付方法、すなわち流体管1に発生した損壊部Pからの流体漏洩を防止する工程について説明する。
図1,6に示されるように、地中に埋設された既設流路を構成する流体管1の場合、周知の方法で漏洩箇所を特定し、当該箇所を掘削して流体管1の損壊部Pを含む所定区間を露出させる。なお、この漏洩防止工程は、当該工程の作業途中においても継続している漏洩を直ちに防止する必要があるため、地面を掘削して流体管1を露出させる区間は必要最小限に限られ、当該区間が作業スペースとして使用されている。
流体管1の外面を清掃等した後、図6(a)、(b)に示されるように、流体管1に生じた流体の漏洩箇所である損壊部Pの近傍位置にて、環状シール材17の底面17eを流体管1の外面に接するようにして巻回し、環状シール材17の両端面17A,17B同士を接着する。環状シール材17の両端面17A,17Bは、互いを補完するように傾斜面に形成されているため、互いの接触面積を大きく取ることができ接着力が高まるばかりか、接着部分からの密封性を向上させることができる。なお、接着後、流体管1の外面や環状シール材17に滑材を塗布するのが好ましい。
次に図7,8に示されるように、損壊部P及び環状シール材17を管軸方向に挟む位置にて、第1の筐体5及び第2の筐体5’をそれぞれ流体管1に遊嵌状に外嵌する。次に図9に示されるように、内周部にシール材16を備えた各分割筐体11,12,13の互いのフランジ4,4に挿通したボルト・ナット3を順次緩く締結する。このときシール材16の突条部16aに滑材を塗布してもよい。また、第1の筐体5、環状シール材17、第2の筐体5’をこの順で損壊部Pの上流側あるいは下流側に位置させてもよい。
このように第1の筐体5及び第2の筐体5’を、漏洩箇所を避けた位置にて流体管1に外嵌することで、これら筐体5,5’の初期の取付け作業に際し漏洩流体に干渉されず、取付け作業を容易に行うことができる。
なおこのとき、各分割筐体11,12,13同士が対向する対向部の周方向位置が、損壊部Pの周方向位置と異なるように、各分割筐体11,12,13同士を遊嵌させておく。また同様に、環状シール材17の端面17A,17B同士が対向して接着する接着部の周方向位置が、損壊部Pの周方向位置と異なるように、環状シール材17を巻回しておく。
続けて図8に示されるように、第1の筐体5及び第2の筐体5’を、図示しない引寄手段等を用いて、流体管1の管軸方向に互いに引き寄せ合うように移動させ、損壊部Pすなわち漏洩箇所の全体を被覆する位置に配置する。なお本実施例では第1の筐体5及び第2の筐体5’は、各分割筐体11,12,13が周方向に互いに略同じ位置に取り付けられている。また、このとき環状シール材17の底面17e及びシール材16の突条部16aに滑材を塗布することで、引寄せに際し生じる摺動抵抗を抑制できるとともに、摺動に伴う環状シール材17及びシール材16の損傷を防止できる。また本実施例では、第1の筐体5及び第2の筐体5’の対向部のフランジ5aに管軸方向に配置されたボルト・ナットからなる締結部材2が、周方向に沿って複数設けられている。よって、この締結部材2を締結することで、これら筐体5,5’同士を互いに引き寄せる力を当該対向部に伝達し易く、且つ互いを引寄せた位置にて固定することができる。
このとき図9に示されるように、分割筐体11の突部15の雌ネジ部15aに排出キャップ7の雄ネジ部7aを先端側の一部のみ螺合することで、排出キャップ7の排出路7bを外部に開放状態にできるため、第1の筐体5及び第2の筐体5’の取付け作業の際に第1の筐体5及び第2の筐体5’内部に溜まる漏洩流体を、排出路7bを介し外部に排出することができる。よって本発明に係る漏洩防止具を取付ける途中の工程において、第1の筐体5及び第2の筐体5’の内部圧力を高めることが抑制され、環状シール材17及びシール材16に過剰な負荷が掛からず位置ズレや捲れの虞を回避できる。なお、突部15の配置位置は本実施例に限らず、例えば突部15を流体管1の鉛直上方に配置すれば、第1の筐体5及び第2の筐体5’の内部に存在する空気の略全量を排気することができる。
また図10に示されるように、第1の筐体5及び第2の筐体5’の間に配置された環状シール材17は、これら筐体5,5’の互いの引寄せに追従して管軸方向に移動し、これら筐体5,5’が互いに対向する略対称形状の端部同士を突き合せることで形成される収容部18内に収容される。より詳しくは本実施例の収容部18は、環状シール材17の外周面17aを押圧する鍔部19,19と、この鍔部19,19に連なり内径方向に向けて末広がり状に傾斜して環状シール材17の傾斜面17bを押圧する傾斜部8,8とから構成されている。すなわちこれら鍔部19,19及び傾斜部8,8は、環状シール材17を押圧する押圧部として構成される。
図10(b)に示されるように、この収容部18内で環状シール材17は、その両側の第1の筐体5に内装されたシール材16、及び第2の筐体5’に内装されたシール材16と、流体管1の径方向に重なり合うように密接して配置される。より詳しくはこれらシール材16,16の突条部16a,16aは、環状シール材17のテーパ面17c,17cよりも流体管1の外径側に配置された状態で密接している。
次に、締結部材2を緊締して第1の筐体5及び第2の筐体5’の引寄せを完了した後、遊嵌状態に締結されていたボルト・ナット3を緊締する。この際、図2(b)に示されるように、環状シール材17とシール材16は流体管1の径方向に重合されるが、各分割筐体11,12,13の分割部ではシール材16の架設部16Cの曲線形状により、一部で重合が少ない、またはなされない部分Xがあってもよく、これを利用して漏洩の圧力を緩和したり、空気抜きをすることもできる。このボルト・ナット3の締結完了に伴い、各分割筐体11,12,13からなる第1の筐体5、及び第2の筐体5’が構築され、その内面のシール材16,16及び環状シール材17により、流体管1の損壊部Pを含む外面が密封される。ボルト・ナット3の締結過程及び締結完了後に、損壊部Pから漏洩する流体は、第1の筐体5及び第2の筐体5’内部を満たし、更に排出キャップ7の開放状態の排出路7bを介し排水処理される。ボルト・ナット3の締結完了の後に、第1の筐体5及び第2の筐体5’の排出キャップ7の雄ネジ部7aを突部15の雌ネジ部15aに完全に螺挿することで、排出キャップ7に設けられたOリング7cによって排出路7bからの流体排出を終了する。
以上説明したように、本発明の漏洩防止具10及びその取付方法によれば、流体管1の流路方向に順次並設して外嵌した第1の筐体5及び第2の筐体5’の間に配置された環状シール材17が、これら筐体5,5’の内周部に設けられたシール材16,16と径方向に重なり合うことで、流体管1の流路方向に沿って生じた損壊部Pからの漏洩箇所に対応して並設した筐体5,5’同士の接続部分のシール性が高まり、十分な漏洩防止機能を発揮することができる。
また、第1の筐体5及び第2の筐体5’が有する押圧部としての鍔部19及び傾斜部8により環状シール材17を押圧することで、環状シール材17の密封機能を高めることができる。特に、第1の筐体5及び第2の筐体5’は、互いに略同形状の鍔部19,19及び傾斜部8,8を有しているため、環状シール材17の密封機能を均一に高めることができる。
また、環状シール材17は、先細りのテーパ面17cを有するヒレ部17dとシール材16,16とが流体管1の径方向に重なり合うことで、シール材16,16と環状シール材17との接触領域を広く取ることができる。
更に、第1の筐体5のシール材16、及び第2の筐体5’のシール材16は、環状シール材17よりも外径側に位置して重合されていることで、シール材16,16を備える第1の筐体5及び第2の筐体5’が流体管1に外嵌する嵌合力を利用して、これらシール材16,16により環状シール材17に対し押圧力を加えることができる。
また、環状シール材17を流体管1の任意の位置にて巻回して両端面17A,17Bを互いに接着するだけで、その弾性復元力により流体管1に密着させることができる。
また、第1の筐体5及び第2の筐体5’を締結部材2によって互いに締結することで、これらの筐体5,5’の間に配置された環状シール材17を挟圧することができる。
また、第1の筐体5のシール材16及び第2の筐体5’のシール材16は、互いに略同形状に形成されており、流体管1の管軸方向に延びる延出部16Aと、周方向に延びる周側部16Bとに架けて設けられる架設部16Cが曲線状に延びているため、これら延出部16A、周側部16B及び架設部16Cを備えるシール材16,16を第1の筐体5及び第2の筐体5’の内周部に配置し易いばかりか、シール材16の全周に亘り安定した密封性能を得ることができる。
また、環状シール材17は、流体管1の管軸方向の断面視で略対称形状に形成されているため、環状シール材17を挟んで流体管1の両側に配置される第1の筐体5のシール材16、及び第2の筐体5’のシール材16を、略同形状に構成することで、同等の密封機能を得ることができる。
更に上記したように、各分割筐体11,12,13同士が対向する対向部の周方向位置が、漏洩箇所の周方向位置と異なるように、各分割筐体11,12,13同士が締結されていることで、漏洩箇所においては、各分割筐体11,12,13いずれかの内周部に設けられたシール材16によって環状シール材17が内径方向に押圧されるため、当該漏洩箇所において高い密封機能を発揮することができる。
また同様に、環状シール材17の端面17A,17B同士が対向して接着する接着部の周方向位置が、損壊部Pの周方向位置と異なるように、環状シール材17が巻回されていることで、漏洩箇所においては、環状シール材17の端面17A,17Bを除く延長部分によって当該漏洩箇所に向けて内径方向に押圧し高い密封機能を維持することができる。
更に、図10(a)に示されるように、第1の筐体5及び第2の筐体5’のそれぞれは、管軸方向の両側に同形状の鍔部19,19及び傾斜部8,8を有しているため、例えば漏洩箇所が流体管1の管軸方向に長く生じた場合、これら筐体5,5’,‥を管軸方向に3つ以上並設し、隣接した筐体5,5’,‥同士の間にそれぞれ環状シール材17を同様に介設することで、当該漏洩箇所に対応して密封することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、収容部18内にて環状シール材17を押圧する押圧部は、第1の筐体5及び第2の筐体5’の鍔部19,19と傾斜部8,8とにより構成されているが、これに限らず例えば、押圧部の変形例として図11(a)に示されるように、環状シール材17に面する傾斜部8,8の表面に内径方向に膨出した膨出部28が形成されてもよい。このようにすることで、膨出部28により環状シール材17を積極的に押圧できるため、当該環状シール材17の弾性反発力を高めて密封機能を向上させることができる。
また例えば、前記実施例では、環状シール材17は、外周面17a、傾斜面17b及び先細りのテーパ面17cを有するヒレ部17dを備えた断面視略ハット型に形成されており、このテーパ面17cにシール材16の突条部16aが密接するように構成されているが、これに限らず例えば、環状シール材及びシール材の第1の変形例として、図11(b)に示されるように、環状シール材27は、外周面27a及び傾斜面27bのみを備えた断面視略台形に形成され、またシール材26は、環状シール材27側の一部に突条部26aを有さず平坦面26bを有していてもよい。このようにすることで、この環状シール材27の傾斜面27bと、シール材26の平坦面26bとが互いに密接する接触面積を大きく取ることができる。
なお図11(b)に示されるように、この環状シール材27の底面27eの一部に空隙部27cが形成されていてもよく、このようにすることで、環状シール材17が押圧された際の弾性変形代として空隙部27cを利用することができる。この場合、第1の筐体5と第2の筐体5’とを締結部材2で引き寄せる際に、最初は環状シール材27とシール材26とが接触せず、引き寄せの締結に伴い、流体管1の径方向に環状シール材27とシール材26とが重合されるようになるため、締結がし易い。
更に例えば、前記実施例では、環状シール材17のテーパ面17cよりも流体管1の外径方向にシール材16の突条部16aが配置され密接するように構成されているが、これに限らず例えば、環状シール材及びシール材の第2の変形例として、図11(c)に示されるように、環状シール材37は、外周面37a、傾斜面37b、及び傾斜面37bと底面37eとに連なり外径方向に凹設された凹設面37cが形成され、またシール材36は、突条部36aに隣接し環状シール材37に向けて内径方向に凸設された凸設部36bを有していてもよい。このようにすることで、環状シール材37の凹設面37cよりも流体管1の内径方向にシール材36の凸設部36bが配置され、凹凸嵌合して密接するように構成することができる。
また例えば、前記実施例では、所定寸法の外径を有する流体管1に、本発明に係る漏洩防止具10を取付け、内部流体の漏洩を防止しているが、漏洩防止具10が漏洩を防止できる対象となる流体管は、一定の外径寸法であるものに限られず、漏洩防止具10が外嵌可能な流体管であれば、環状シール材及びシール材のみを別仕様に代替することで、流体管1の外径寸法を含むある程度の範囲の外径寸法に対応して取り付けることができる。
より詳しくは例えば、図12(a)に示されるように、前記実施例の流体管1と略同径若しくは若干大径の鋳鉄管1Aの場合、漏洩防止具10は、前記実施例と同じく筐体5,5’の内周部に環状シール材17及びシール材16を備えることで、当該鋳鉄管1Aに密封状に外嵌され、漏洩防止することができる。一方で図12(b)に示されるように、鋳鉄管1Aよりも寸法差分σだけ小径の外径寸法を有する鋼管1Bの場合、漏洩防止具10は、前記実施例と同じ筐体5,5’の内周部に、環状シール材17よりも大型の環状シール材57、及びシール材16よりも大型のシール材56を備えることで、流体管1及び鋳鉄管1Aよりも小径の鋼管1Bに密封状に外嵌され、漏洩防止することもできる。
また、上記した実施例に係る構造と、図11(a)に係る押圧部の変形例の構造と、図11(b)に係る環状シール材及びシール材の第1の変形例の構造と、図11(c)に係る環状シール材及びシール材の第2の変形例の構造と、図12(a)、(b)に係る管径の変形例の構造とを、それぞれ混合して実施するようにしてもよい。
1 流体管(流路構成部材)
1A 鋳鉄管(流路構成部材)
1B 鋼管(流路構成部材)
2 締結部材
3 ボルト・ナット
4 フランジ
5 第1の筐体
5’ 第2の筐体
6 凹部
6d 被嵌合部
7 排出キャップ
8 傾斜部(押圧部)
9 突出部
10 漏洩防止具
11,12,13 分割筐体
16 シール材
16A 延出部
16B 周側部
16C 架設部
16a 突条部
16d 嵌合部
17 環状シール材
17A,17B 端面
17b 傾斜面
17c テーパ面
17d ヒレ部
18 収容部
19 鍔部(押圧部)
26 シール材
26a 突条部
26b 平坦面
27 環状シール材
27c 空隙部
28 膨出部(押圧部)
36 シール材
36a 突条部
36b 凸設部
37 環状シール材
37c 凹設面
56 シール材
57 環状シール材

Claims (5)

  1. 内部が密封された流路構成部材からの内部流体の漏洩を防止する漏洩防止具であって、
    内周部に弾性材からなるシール材を有し、前記流路構成部材に外嵌される周方向に分割構造の第1の筐体と、内周部に弾性材からなるシール材を有し、前記第1の筐体と流路方向に並設して前記流路構成部材に外嵌される周方向に分割構造の第2の筐体と、両端面を互いに接着することで環状に形成されて、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の間にて前記流路構成部材に外嵌され、前記第1の筐体のシール材と前記第2の筐体のシール材とに前記流路構成部材の径方向の内径側に位置して重合される弾性材からなる環状シール材と、から少なくとも構成されており、前記第1の筐体及び前記第2の筐体は、前記環状シール材を内径方向に押圧する押圧部を有していることを特徴とする漏洩防止具。
  2. 前記環状シール材は、前記流路構成部材の流路方向に向けてテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の漏洩防止具。
  3. 前記第1の筐体及び前記第2の筐体には、これら前記筐体を互いに締結する締結部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の漏洩防止具。
  4. 前記第1の筐体のシール材及び前記第2の筐体のシール材は、前記流路構成部材の管軸方向に延びる延出部と、前記流路構成部材の周方向に延び前記環状シール材に重なる周側部と、前記延出部及び前記周側部に架けて曲線状に延びる架設部とを備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の漏洩防止具。
  5. 内部が密封された流路構成部材からの内部流体の漏洩を防止する漏洩防止具の取付方法であって、
    前記流路構成部材の外面に生じた流体の漏洩箇所を流路方向に挟む位置に、内周部に弾性材からなるシール材を備えた周方向に分割構造の第1の筐体と、内周部に弾性材からなるシール材を備えた周方向に分割構造の第2の筐体とを、前記流路構成部材に外嵌するとともに、両端面を互いに接着することで環状に形成されて、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の間の位置に、弾性材からなる環状シール材を前記流路構成部材に外嵌し、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き寄せることで、前記環状シール材を、前記第1の筐体のシール材と前記第2の筐体のシール材とに前記流路構成部材の径方向の内径側に位置して重合するように配設して、
    前記第1の筐体を前記流路構成部材に密封状に締結するとともに、前記第2の筐体を前記流路構成部材に密封状に締結することで、前記環状シール材を内径方向に押圧することを特徴とする漏洩防止具の取付方法。
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