JP7152851B2 - スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン装置に関する。
現在、天板付きの家具(勉強机やダイニングテーブル)の天板上方空間を仕切るためのパネルを備えるスクリーン装置が種々提案されている。例えば、近年においては、パネルの側面に調整穴を設け、板状ナットとネジとを用いてアーム型緊締金具をパネルの側面に取り付け、アーム型緊締金具のアーム部分を天板の縁部に引っ掛けることにより、パネルを天板に対して起立させた状態で取り付けることを可能にしたスクリーン装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術を採用すると、天板に対するパネルの取り外しを容易に行うことができる、とされている。
実用新案登録第3158534号公報
しかし、特許文献1に記載されたような従来のスクリーン装置を採用すると、ネジ等を用いてパネルの側面にアーム型緊締金具を取り付ける必要があり、この際ドライバ等の工具を必要とする等、依然として煩雑な取付作業を要していた。また、パネルとは別に板状ナットやアーム型緊締金具の複数の部品を調製する必要があり、保管や運搬の際にこのような部品を一つでも紛失すると使用できなくなるという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、天板付きの家具の天板上方空間を仕切るためのパネルを備えるスクリーン装置において、パネルを天板に取り付ける作業を簡素化することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る第一のスクリーン装置は、天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、パネルを天板に取り付けるための取付具と、を備えるものであって、パネルは、天板の上面に平行に延在する辺を有し、取付具は、パネルの当該辺に対して所定間隔をおいて配置されるように当該辺に接続されるアーム部を有し、上方部としての当該辺及び下方部としてのアーム部で天板の縁部付近を上下から挟んだときに、アーム部は、天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に所定長延在するように構成され、アーム部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、筒状部は、回転軸から第一の距離をおいて形成された第一周面部と、回転軸から第一の距離よりも長い第二の距離をおいて形成された第二周面部と、を有し、第二周面部は前記第一周面部と連続しており、筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられているものである。
かかる構成を採用すると、パネルの辺(上方部)を天板の縁部付近の上面に当接させる一方、アーム部(下方部)の天板内部側の端部に取り付けられた筒状部の第一周面部を天板の縁部付近の下面に対向させた状態(すなわちパネルの辺と第一周面部とによって天板の縁部付近を上下から挟んだ状態)で、ユーザが把持部を把持して回転軸を中心に筒状部を回転させることにより、第二周面部を天板の下面に当接させて、天板の縁部付近をパネルの辺と第二周面部とにより上下から挟持することができる。筒状部の回転軸から第二周面部までの距離(第二の距離)は、回転軸から第一周面部までの距離(第一の距離)よりも長いため、パネルの辺と第二周面部の間に形成される間隙は、パネルの辺と第一周面部の間に形成される間隙よりも狭くなるからである。よって、ユーザによるきわめて簡易な操作(把持部を用いた筒状部の回転操作)により、取付具で天板の縁部付近を上下から挟持することができ、取付具に取り付けられたパネルを天板に対して固定することができる。
本発明に係る第一のスクリーン装置において、ともに平坦面を有する第一周面部及び第二周面部を採用することができる。かかる場合において、第一周面部と第二周面部とを、所定の角度をなす角部を形成するように連接することができる。
かかる構成を採用すると、第一周面部及び第二周面部はともに平坦面を有しており、これら周面部が所定の角度をなす角部を形成するように連接されているため、筒状部の回転により、天板の下面に第一周面部が接触する状態から、天板の下面に第二周面部が接触する状態に切り替わったことを、手触り(クリック感)で容易に認識することができる。
また、本発明に係る第二のスクリーン装置は、天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、パネルを天板に取り付けるための取付具と、を備えるものであって、パネルは、天板の上面に平行に延在する辺を有し、取付具は、パネルの当該辺に取り付けられる上方部と、上方部に対して所定間隔をおいて配置されるように上方部に接続される下方部と、を有し、上方部及び下方部で天板の縁部付近を上下から挟んだときに、下方部は、天板の縁部側から内部側へと向かう方向に所定長延在するように構成され、下方部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、筒状部は、回転軸からの距離が段階的に変化する複数の周面部を有し、筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられているものである。
かかる構成を採用すると、上方部を天板の縁部付近の上面に当接させる一方、下方部を天板の縁部付近の下面に対向させた状態(すなわち上方部と下方部とによって天板の縁部付近を上下から挟んだ状態)で、ユーザが把持部を把持して回転軸を中心に筒状部を回転させることにより、天板の縁部付近を、上方部と、筒状部の特定の周面部と、により上下から挟持することができる。筒状部は、回転軸からの距離が段階的に変化する複数の周面部を有しているため、上方部と筒状部の周面部の間に形成される間隙を段階的に狭くし、筒状部の特定の周面部を天板の下面に当接させて、天板の縁部付近を上方部と当該周面部とにより上下から挟持することができる。よって、ユーザによるきわめて簡易な操作(把持部を用いた筒状部の回転操作)により、取付具で天板の縁部付近を上下から挟持することができ、取付具に取り付けられたパネルを天板に対して固定することができる。
また、本発明に係る第三のスクリーン装置は、天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、パネルを天板に取り付けるための取付具と、を備えるものあって、パネルは、天板の上面に平行に延在する辺を有し、取付具は、パネルの当該辺に取り付けられる上方部と、上方部に対して所定間隔をおいて配置されるように上方部に接続される下方部と、を有し、上方部及び下方部で天板の縁部付近を上下から挟んだときに、下方部は、天板の縁部側から内部側へと向かう方向に所定長延在するように構成され、下方部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、筒状部は、回転軸からの距離が連続的に変化する周面部を有し、筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられているものである。
かかる構成を採用すると、上方部を天板の縁部付近の上面に当接させる一方、下方部を天板の縁部付近の下面に対向させた状態(すなわち上方部と下方部とによって天板の縁部付近を上下から挟んだ状態)で、ユーザが把持部を把持して回転軸を中心に筒状部を回転させることにより、天板の縁部付近を、上方部と、筒状部の周面部と、により上下から挟持することができる。筒状部は、回転軸からの距離が連続的に変化する周面部を有しているため、上方部と筒状部の周面部の間に形成される間隙を徐々に狭くし、筒状部の周面部を天板の下面に当接させて、天板の縁部付近を上方部と周面部とにより上下から挟持することができる。よって、ユーザによるきわめて簡易な操作(把持部を用いた筒状部の回転操作)により、取付具で天板の縁部付近を上下から挟持することができ、取付具に取り付けられたパネルを天板に対して固定することができる。
本発明に係る第一~第三のスクリーン装置において、上方部及び下方部で天板の縁部付近を上下から挟んだときに、上方部を、第一の方向に沿って所定長延在するように構成し、筒状部の第二周面部及び回転軸を、第一の方向に交差する第二の方向に沿って所定長延在するように構成することができる。
かかる構成を採用すると、上方部及び下方部で天板の縁部付近を上下から挟んだときに、上方部は、天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に沿って所定長延在するように構成されるため、パネルの縦揺れ(上下方向における回動)を抑制することができる。また、上方部及び下方部で天板の縁部付近を上下から挟んだときに、筒状部の第二周面部及び回転軸は、第一の方向に交差する(例えば第一の方向に直交する)第二の方向に沿って所定長延在するように構成されるため、パネルの横揺れ(左右方向における回動)を抑制することができる。
本発明によれば、天板付きの家具の天板上方空間を仕切るためのパネルを備えるスクリーン装置において、パネルを天板に取り付ける作業を簡素化することが可能となる。
本発明の実施形態に係るスクリーン装置の側面図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置の平面図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置の底面図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置の正面図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置の背面図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置の取付具の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置の取付具の筒状部付近の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置をテーブルの天板に取り付ける前の状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン装置をテーブルの天板に取り付けた状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態に係るスクリーン装置1の構成について説明する。本実施形態に係るスクリーン装置1は、天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのものであり、図1~図5に示すように、パネル10と、取付具20と、を備えている。
本実施形態にスクリーン装置1が取り付けられる家具は、図8及び図9に示すような天板110を有するテーブル100である。テーブル100は、所定の厚さを有する天板110と、天板110の下面に固定された枠部120と、枠部120の内部に配置されて天板110の下面に取り付けられた脚部130と、を備えている。なお、本発明に係るスクリーン装置は、このようなテーブル100にのみ取り付けられるものではなく、天板を有する他の家具(例えば勉強机)にも取り付けることができるものである。
パネル10は、天板上方空間を仕切ることができるような面積を有しており、その面積は、取り付けられる天板110の大きさや使用目的等に応じて適宜設定することができる。本実施形態においては、図1に示すように、側面視略矩形状を呈するパネル10を採用しており、天板110に取り付けられたときに天板110の上面に平行に延在する辺10aを有している。パネル10の各辺の長さは、取り付けられる天板110の大きさや使用目的等に応じて適宜設定することができる。パネル10の厚さは、後述する取付具20に取り付けることができる程度の寸法であればよい。
本実施形態においては、所定径を有する断面円形状の管状部材を折り曲げて矩形環状の枠体11を形成し、枠体11の外側にカバー12を被せることにより、パネル10を構成している。カバー12は、パネル10をパーティションとして機能させるために、非透明な材料で構成することが好ましい。なお、このような枠体11とカバー12の組合せによってパネル10を構成するだけでなく、金属や合成樹脂からなる側面視矩形状の板状部材をパネルとして使用することもできる。
取付具20は、パネル10を天板110に取り付けるためのものであり、図6及び図7に示すように、パネル10の辺10aに取り付けられる角柱状の上方部21と、上方部21に対して所定間隔をおいて配置されるように上方部21に接続される円柱状の下方部22と、を有している。上方部21及び下方部22で天板110(図8参照)の縁部付近を上下から挟んだときに、下方部22は、天板110の縁部側から内部側へと向かう第一の方向(図8におけるX軸方向)に所定長延在するように構成されている。
本実施形態における取付具20の上方部21及び下方部22は、図6及び図7に示すように一体的に構成されている。すなわち、円柱状の下方部22は、角柱状の上方部22に一体的に連接された側面視略L字状部分の一部を構成しており、上方部22及び略L字状部分によって側面視略コ字状の部材が形成されるようになっている。なお、上方部21及び下方部22はこのような一体的な構成に限定されるものではなく、別々に構成して接続してもよい。上方部21及び下方部22は、剛性を有する材料(例えば金属や合成樹脂)で構成することができる。
下方部22の天板内部側の端部22aには、所定の回転軸30a(図2~図5参照)を中心に回転する筒状部30が取り付けられている。筒状部30は、図6及び図7に示すように、回転軸30aから第一の距離L1をおいて形成された第一周面部31と、回転軸30aから第一の距離L1よりも長い第二の距離L2をおいて形成された第二周面部32と、回転軸30aから第二の距離L2よりも長い第三の距離L3をおいて形成された第三周面部33と、を有している。筒状部30は、ナイロン等の剛性を有する合成樹脂材料で構成することができる。
第一周面部31、第二周面部32及び第三周面部33は、図6及び図7に示すようにいずれも平坦面を有しており、第二周面部32は第一周面部31と連続し、第三周面部33は第二周面部32と連続している。第一周面部31及び第二周面部32は、所定の角度をなす角部34を形成するように連接されており、第二周面部32及び第三周面部33は、所定の角度をなす角部35を形成するように連接されている。
上方部21と第一周面部31との間に形成される第一間隙G1(図7参照)は、天板110の厚さよりも大きくなるように設定されている。これにより、図7に示すように筒状部30の第一周面部31を上方部21側に向けた状態にすると、上方部21の下面と筒状部30の第一周面部31の間に、天板110の縁部付近を若干の間隙をあけた状態で差し込むことができるようになっている。
一方、上方部21と第二周面部32との間に形成される第二間隙G2(図8及び図9参照)は、第一間隙G1よりも狭く、天板110の厚さよりも若干小さくなるように設定されている。これにより、図9に示すように筒状部30の第二周面部32を上方部21側に向けた状態にすると、上方部21の下面と筒状部30の第二周面部32とによって、天板110の縁部付近を挟持することができるようになっている。なお、上方部21の下面や筒状部30の周面部に若干の変形を許容する材料(例えばゴムシート等)を取り付けておき、挟持の際にその材料を若干変形させることができる。
さらに、上方部21と第三周面部33との間に形成される第三間隙G3(図6参照)は、第二間隙G2よりもさらに狭く、天板110よりも薄手の天板の厚さと略同一になるように設定されている。これにより、図6に示すように筒状部30の第三周面部33を上方部21側に向けた状態にすると、上方部21の下面と筒状部30の第三周面部33とによって、天板110よりも薄手の天板の縁部付近を挟持することができるようになっている。
上方部21及び下方部22で天板110(図8参照)の縁部付近を上下から挟んだときに、上方部21は、天板110の縁部側から内部側へと向かう第一の方向(図8におけるX軸方向)に沿って所定長延在するように構成され、筒状部30の第一~第三周面部31~33及び回転軸30aは、第一の方向に直交する第二の方向(図2~図7におけるY軸方向)に沿って所定長延在するように構成されている。なお、第二の方向は、第一の方向に対して必ずしも直交していなくてもよい。
筒状部30には、ユーザによって把持される把持部40が取り付けられている。本実施形態においては、図6及び図7に示すように、筒状部30の第一周面部31に対して回転軸30aを挟んで対向する周面部に、略円筒状の把持部40を取り付けている。なお、把持部40の形状や取付位置はこれに限られるものではなく、ユーザによって把持されて筒状部30を回転させることができる形状や取付位置であればよい。
次に、図6~図9を用いて、本実施形態に係るスクリーン装置1をテーブル100の天板110に取り付ける方法について説明する。
まず、ユーザは、図8に示すように、スクリーン装置1のパネル10をテーブル100の天板110の上方に配置するとともに、スクリーン装置1の取付具20を天板110の縁部に近づけ、取付具20の上方部21と下方部22によって天板110の縁部付近を上下から挟むようにする。この際、図7に示すように、取付具20の筒状部30の第一周面部31を、上方部21側に向けた状態にしておくことにより、上方部21と筒状部30との間に形成される間隙を、最大の第一間隙G1に設定しておく。
次いで、ユーザは、取付具20の把持部40を把持して回転軸30aを中心に筒状部30を回転させることにより、図9に示すように筒状部30の第二周面部32を天板110の下面に当接させて、天板110の縁部付近を上方部21と第二周面部32とにより上下から挟持する。これにより、取付具20を天板110に固定することができ、取付具20に取り付けられたパネル10を天板110に対して固定することができる。
以上説明した実施形態に係るスクリーン装置1においては、取付具20の上方部21を天板110の縁部付近の上面に当接させる一方、取付具20の下方部22の天板内部側の端部22aに取り付けられた筒状部30の第一周面部31を天板110の縁部付近の下面に対向させた状態(すなわち上方部21と第一周面部31とによって天板110の縁部付近を上下から挟んだ状態)で、ユーザが把持部40を把持して回転軸30aを中心に筒状部30を回転させることにより、第二周面部32を天板110の下面に当接させて、天板110の縁部付近を上方部21と第二周面部32とにより上下から挟持することができる。よって、ユーザによるきわめて簡易な操作(把持部40を用いた筒状部30の回転操作)により、取付具20で天板110の縁部付近を上下から挟持することができ、取付具20に取り付けられたパネル10を天板110に対して固定することができる。また、本スクリーン装置1は、パネル10と取付具20とが予め一体化されているため、複数の部品(例えばボルト、ナット、取付金具等)を別々に管理する必要がなく、保管や運搬が容易となるという利点もある。
また、以上説明した実施形態に係るスクリーン装置1においては、筒状部30の第一周面部31及び第二周面部32がともに平坦面を有しており、これら周面部31・32が所定の角度をなす角部34を形成するように連接されている。このため、筒状部30の回転により、天板110の下面に第一周面部31が接触する状態から、天板110の下面に第二周面部32が接触する状態に切り替わったことを、手触り(クリック感)で容易に認識することができる。
また、以上説明した実施形態に係るスクリーン装置1においては、取付具20の上方部21及び下方部22で天板110の縁部付近を上下から挟んだときに、上方部21は、天板110の縁部側から内部側へと向かう第一の方向(図8におけるX軸方向)に沿って所定長延在するように構成されるため、パネル10の縦揺れ(図2~図7におけるY軸周りの回動)を抑制することができる。また、取付具20の上方部21及び下方部22で天板110の縁部付近を上下から挟んだときに、筒状部30の第二周面部32及び回転軸30aは、第一の方向に直交する第二の方向(図2~図7におけるY軸方向)に沿って所定長延在するように構成されるため、パネル10の横揺れ(図8におけるX軸周りの回動)を抑制することができる。
また、以上説明した実施形態に係るスクリーン装置1においては、取付具20の上方部21及び下方部22を一体的に連接しているため、上方部21及び下方部22を別々に調製して接続する必要がない。
なお、以上の実施形態における取付具20においては、側面視略コ字状の部材をパネル10の辺10aに取り付け、この部材の相互に平行に延在する二つの部分を上方部21及び下方部22とした例を示したが、取付具20の上方部21に相当する部分を省くこともできる。
例えば、パネル10の辺10aに、例えば図7に示すような側面視略L字状の部材を取り付け、この部材のうちパネル10の辺10aに平行な部分(辺10aに対して所定間隔をおいて配置される部分)22をアーム部とし、パネル10の辺10aとアーム部22とで天板110の縁部付近を上下から挟んだときに、アーム部22が天板110の縁部側から内部側へと向かう第一の方向(図8におけるX軸方向)に所定長延在するようにし、アーム部22の天板内部側の端部に、本実施形態で示した筒状部30を取り付けることができる。かかる場合には、パネル10の辺10aが上方部として機能することとなる。
かかる構成を採用すると、パネル10の辺10aと筒状部30の第一周面部31とによって天板110の縁部付近を上下から挟んだ状態で、ユーザが把持部40を把持して回転軸30aを中心に筒状部30を回転させることにより、第二周面部32を天板110の下面に当接させて、天板110の縁部付近をパネル10の辺10aと第二周面部32とにより上下から挟持することができる。
また、以上の実施形態においては、回転軸30aからの距離が三段階に変化する三つの周面部(第一周面部31、第二周面部32、第三周面部33)を有する筒状部30を採用した例を示したが、筒状部30の構成はこれに限られるものではない。例えば、回転軸30aからの距離が四段階以上に変化する四つ以上の周面部を有する筒状部を採用したり、回転軸30aからの距離が連続的に変化する周面部を有する筒状部を採用したりすることもできる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、この実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…スクリーン装置
10…パネル
10a…(天板の上面に平行に延在する)辺
20…取付具
21…上方部
22…下方部(アーム部)
22a…(天板内部側の)端部
30…筒状部
30a…回転軸
31…第一周面部
32…第二周面部
34…角部
40…把持部
100…テーブル(家具)
110…天板

Claims (5)

  1. 天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、前記パネルを前記天板に取り付けるための取付具と、を備えるスクリーン装置であって、
    前記パネルは、前記天板の上面に平行に延在する辺を有し、
    前記取付具は、前記パネルの前記辺に対して所定間隔をおいて配置されるように前記辺に接続されるアーム部を有し、
    上方部としての前記辺及び下方部としての前記アーム部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記アーム部は、前記天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に所定長延在するように構成され、前記アーム部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、
    前記筒状部は、前記回転軸から第一の距離をおいて形成された第一周面部と、前記回転軸から前記第一の距離よりも長い第二の距離をおいて形成された第二周面部と、を有し、前記第二周面部は前記第一周面部と連続しており、
    前記第一周面部及び前記第二周面部は、ともに平坦面を有しており、所定の角度をなす角部を形成するように連接されており、
    前記筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられており、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記上方部は、前記第一の方向に沿って所定長延在するように構成され、前記筒状部の前記第二周面部及び前記回転軸は、前記第一の方向に交差する第二の方向に沿って所定長延在するように構成され
    前記筒状部の前記第二の方向における長さは、前記パネルの厚さ寸法よりも長く設定されている、スクリーン装置。
  2. 天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、前記パネルを前記天板に取り付けるための取付具と、を備えるスクリーン装置であって、
    前記パネルは、前記天板の上面に平行に延在する辺を有し、
    前記取付具は、前記パネルの前記辺に対して所定間隔をおいて配置されるように前記辺に接続されるアーム部を有し、
    上方部としての前記辺及び下方部としての前記アーム部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記アーム部は、前記天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に所定長延在するように構成され、前記アーム部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、
    前記筒状部は、前記回転軸からの距離が段階的に変化する複数の周面部を有し、
    前記複数の周面部は、いずれも平坦面を有しており、所定の角度をなす角部を形成するように連接されており、
    前記筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられており、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記上方部は、前記第一の方向に沿って所定長延在するように構成され、前記筒状部の前記周面部及び前記回転軸は、前記第一の方向に交差する第二の方向に沿って所定長延在するように構成され
    前記筒状部の前記第二の方向における長さは、前記パネルの厚さ寸法よりも長く設定されている、スクリーン装置。
  3. 天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、前記パネルを前記天板に取り付けるための取付具と、を備えるスクリーン装置であって、
    前記パネルは、前記天板の上面に平行に延在する辺を有し、
    前記取付具は、前記パネルの前記辺に取り付けられる上方部と、前記上方部に対して所定間隔をおいて配置されるように前記上方部に接続される下方部と、を有し、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記下方部は、前記天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に所定長延在するように構成され、前記下方部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、
    前記筒状部は、前記回転軸からの距離が段階的に変化する複数の周面部を有し、
    前記複数の周面部は、いずれも平坦面を有しており、所定の角度をなす角部を形成するように連接されており、
    前記筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられており、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記上方部は、前記第一の方向に沿って所定長延在するように構成され、前記筒状部の前記周面部及び前記回転軸は、前記第一の方向に交差する第二の方向に沿って所定長延在するように構成され
    前記筒状部の前記第二の方向における長さは、前記パネルの厚さ寸法よりも長く設定されている、スクリーン装置。
  4. 天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、前記パネルを前記天板に取り付けるための取付具と、を備えるスクリーン装置であって、
    前記パネルは、前記天板の上面に平行に延在する辺を有し、
    前記取付具は、前記パネルの前記辺に取り付けられる上方部と、前記上方部に対して所定間隔をおいて配置されるように前記上方部に接続される下方部と、を有し、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記下方部は、前記天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に所定長延在するように構成され、前記下方部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、
    前記筒状部は、前記回転軸から第一の距離をおいて形成された第一周面部と、前記回転軸から前記第一の距離よりも長い第二の距離をおいて形成された第二周面部と、を有し、前記第二周面部は前記第一周面部と連続しており、
    前記第一周面部及び前記第二周面部は、ともに平坦面を有しており、所定の角度をなす角部を形成するように連接されており、
    前記筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられており、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記上方部は、前記第一の方向に沿って所定長延在するように構成され、前記筒状部の前記第二周面部及び前記回転軸は、前記第一の方向に交差する第二の方向に沿って所定長延在するように構成され
    前記筒状部の前記第二の方向における長さは、前記パネルの厚さ寸法よりも長く設定されている、スクリーン装置。
  5. 天板を有する家具の天板上方空間を仕切るためのパネルと、前記パネルを前記天板に取り付けるための取付具と、を備えるスクリーン装置であって、
    前記パネルは、前記天板の上面に平行に延在する辺を有し、
    前記取付具は、前記パネルの前記辺に取り付けられる上方部と、前記上方部に対して所定間隔をおいて配置されるように前記上方部に接続される下方部と、を有し、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記下方部は、前記天板の縁部側から内部側へと向かう第一の方向に所定長延在するように構成され、前記下方部の天板内部側の端部には、所定の回転軸を中心に回転する筒状部が取り付けられており、
    前記筒状部は、前記回転軸からの距離が連続的に変化する周面部を有し、
    前記筒状部には、ユーザによって把持される把持部が取り付けられており、
    前記上方部及び前記下方部で前記天板の縁部付近を上下から挟んだときに、前記上方部は、前記第一の方向に沿って所定長延在するように構成され、前記筒状部の前記周面部及び前記回転軸は、前記第一の方向に交差する第二の方向に沿って所定長延在するように構成され
    前記筒状部の前記第二の方向における長さは、前記パネルの厚さ寸法よりも長く設定されている、スクリーン装置。
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