JP3940809B2 - クランプ機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、電気スタンドや電話台等を机の天板等に固定するためのクランプ機構に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、この種のクランプ機構としては、例えば実開平6−28931号公報等に記載されているものが知られている。これは、アーム式電気スタンドを机等に固定するための支持具であり、コ字状の支持体の上部に保持体を取り付け、この保持体と対向する支持体の下部に締付金具が取り付けられた螺杆を設けたものであり、螺杆を操作することで締付金具と保持体とで机の縁等を挟持してこの机の縁等に取り付けられ、更に前記保持部に対してアーム式電気スタンド等の支柱を差し込むことで、この支柱を保持するものである。そして、これらのクランプ機構は、邪魔にならないように、机天板等の後縁側に取り付けられることが多い。しかしながら、これらのクランプ機構においては、クランプ機構が邪魔にならないように机天板等の後縁側に取り付けた場合、このクランプ機構の着脱操作が面倒になってしまうという問題があった。これは、クランプ機構の着脱のために操作する螺杆が支持体の下方、即ち机天板等の下方に位置してしまうためである。
【0003】
そして、この問題点を解決するものとして、例えば実開平1−166107号公報等に記載されているものが知られている。これは、棒状スタンド立てクランプであり、略コ字形に形成された台座の上部に、上方に締め付けツマミを設けた締め付け用凸ネジ部を回動自在に螺合させたものである。そして、机天板を前記台座の下部と締め付け用凸ネジ部の下端に設けた押し当て部とで挟み、締め付けツマミを回動させることで、前記押し当て部が下降して前記台座の下部との間で机天板を締め付け、これによって机天板にクランプが固着される。そして、前記締め付け用凸ネジ部には上方が開放した取付穴が形成されており、この取付穴に電気スタンド等の下端部を差し込んでいる。そして、このようにクランプを構成することで、締め付けツマミが机天板の上方に位置することになり、クランプの着脱操作が行いやすいという利点がある。
【0004】
これらのクランプ機構においては、その構造上、締付用凸ネジ部と台座上部の螺合部分が机天板よりも高い位置になってしまう。これは、クランプをあらゆる厚さの机天板に取り付けることができるようにするためであり、例えば厚い机天板に取り付けられるように余裕をもった寸法の台座が用いられている場合、薄い机天板に取り付けたときに螺合部分が机天板の上面よりもかなり高い位置になってしまう。しかしながら、このように螺合部分が高い位置になってしまう場合、クランプに取り付けられた電気スタンド等が揺れた時にクランプに対して大きな力が加わってしまうという問題があった。これは、揺れが機器に加わった場合、螺合部分が低い場合に比べて螺合部分が高い場合の方が、締め付け凸ネジ部の押し当て部から螺合部分までの長さが長いため、締め付け凸ネジ部が揺れやすいためである。また、電気スタンド等を取付穴に取り付けた状態でクランプの着脱操作を行うことができないという欠点があった。更に、上記クランプ機構においては、電気スタンド等の下端部を取付穴に差し込むことで、電気スタンド等をクランプに取り付けているため、電気スタンド等がぐらつきやすいという問題もあった。
【0005】
本発明は以上の問題点を解決し、クランプに対して過大な力が加わらず、机天板等に対して着脱しやすく、安定して固定することができるクランプ機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のクランプ機構は、雄ネジ部(20)及びこの雄ネジ部(20)の上部を覆う短円筒状の第一カバー体(21)が形成された軸柱(2)と、この軸柱(2)の下方に固定された下挟持体(32)と、前記軸柱(2)に沿って上下方向に移動可能な上挟持体(26)と、前記雄ネジ部(20)と螺合する雌ネジ部(22)を有し上部に前記第一カバー体(21)の外面を覆うことができる環状の凹部(24)が形成されると共に前記上挟持体(26)と当接してこの上挟持体(26)を下挟持体(32)側に移動させる締付体(23)よりなり、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最下位にあっても、前記第一カバー体(21)の下端が前記締付体(23)の凹部(24)から外れないように、前記凹部(24)の深さ(Y)が前記上挟持体(26)の可動距離(X)よりも大きく形成されていると共に、前記軸柱(2)に対して機器(14)が直接取り付けられているものである。
【0007】
本発明は以上のように構成することにより、前記軸柱(2)に沿って上下方向に移動可能な前記上挟持体(26)前記軸柱(2)の下方に固定された前記下挟持体(32)との間に机天板等が挟まれるようにし、前記締付体(23)を締め付けることで、これらの上挟(26)と下挟持体(32)とで机天板等を締め付け、これによって前記クランプ機構が机天板等に固定される。また、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最下位にある状態であっても、前記第一カバー体(21)の下端が前記締付体(23)の凹部(24)から外れないので、前記雄ネジ部(20)が前記第一カバー体(21)と締付体(23)の間から露出しない。更に、前記機器(14)が直接取り付けられた前記軸柱(2)に取り付けられた前記締付体(23)を操作することで、前記軸柱(2)に固定された前記下挟持体(32)と前記軸柱(2)に沿って上下に可動な前記上挟持体(26)の間で机天板等が挟まれ、締め付けられる。
【0008】
また、本発明の請求項2に記載のクランプ機構は、請求項1において、前記上挟持体(26)の下部に、前記雄ネジ部(20)を覆う第二カバー体(31)が一体に形成され、前記下挟持体(32)の上部に、前記雄ネジ部(20)を覆い且つ前記第二カバー体(31)によって覆われる第三カバー体(36)が一体に形成されていると共に、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最上位にあっても、前記第二カバー体(31)の下部と前記第三カバー体(36)の上部が重なるように、前記第三カバー体(36)の長さ(Z )が、前記締付体(23)及び上挟持体(26)の可動距離(X)よりも長く形成されているものである。
【0009】
本発明は以上のように構成することにより、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最上位にある状態であっても、前記第二カバー体(31)の下部と前記第三カバー体(36)の上部が重なるので、前記雄ネジ部(20)が前記第二カバー体(31)と第三カバー体(36)との間から露出しない。
【0010】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図4に基づいて説明する。なお、図1は右側面図であり、この図において左が前方、右が後方となる。1は照明装置である。この照明装置1は、軸柱2と、この軸柱2の下方に設けられたクランプ機構3と、前記上端に設けられた第一関節部4と、この第一関節部4を介して前記軸柱2の上方に取り付けられた腕部5と、この腕部5の上端に取り付けられた第二関節部6と、この第二関節部6を介して前記腕部5の上方に取り付けられた灯具7とで構成されている。前記第一関節部4は、左右方向に軸が形成されており、締付ネジ8を緩めることで前記腕部5が前記軸柱2に対して揺動可能となると共に、前記締付ネジ8を締めることで前記腕部5が固定される。また、前記腕部5は、その中間部に図示しないフレキシブルシャフトを有しており、このフレキシブルシャフトの外部を覆うように蛇腹部9が設けられている。また、前記第二関節部6は、その軸が前記第一関節部4と平行となるように形成されており、締付ネジ10を緩めることで前記灯具7が前記腕部5に対して揺動可能となると共に、前記締付ネジ10を締めることで前記灯具7が固定される。更に、前記灯具7は、前記第二関節部6に接続された第一支持部11と、この第一支持部11の前方に接続された第二支持部12と、この第二支持部12の上方に接続された灯具本体13とで構成されている。そして、前記第一支持部11に対して、前記第二支持部12は、前記第二関節部6の軸方向と直交し且つ図1の状態において前後方向に形成された軸回りに回動自在となるように接続されている。更に、前記第二支持部12に対して、前記灯具本体13は、前記第二関節部6の軸方向及び前記第一支持部11の軸方向と直交し且つ図1の状態において上下方向に形成された軸回りに回動自在となるように接続されている。従って、3つのそれぞれ直交する軸によって、前記灯具本体13はあらゆる方向に向けられることになる。そして、前記第一関節部4、腕部5、第二関節部6及び灯具7によって、前記照明装置1における機器たる照明装置本体14が構成される。
【0011】
前記軸柱2及びクランプ機構3について詳述する。前記軸柱2は、雄ネジ部20と、この雄ネジ部20の上部を覆う短円筒状の第一カバー体21とで構成されている。そして、前記雄ネジ部20と螺合する雌ネジ部22を有する締付体23が、前記雄ネジ部20に対して上下に昇降自在に取り付けられている。前記締付体23は、その上部に前記第一カバー体21の外面を覆うことができる環状の凹部24が形成されていると共に、その下部に下方に突出した環状の凸部25が形成されている。そして、前記締付体23の下部に当接して、上挟持体26が設けられている。この上挟持体26は、前記軸柱2に沿って上下に移動可能であると共に、その前方に机の天板等を挟持する挟持部27が一体に形成されている。また、この挟持部27の下面には、棒状のものを挟持するための挟持凹部28が形成されたゴム製の滑り止め29が取り付けられている。また、前記上挟持体26の上部には、前記締付体23の凸部25を受ける環状の凹部30が形成されている。なお、この凹部30の深さVは前記凸部25の高さWよりもやや浅く形成されている。更に、前記上挟持体26の下部には、前記雄ネジ部20及び後述する第三カバー体36を覆う第二カバー体31が一体に形成されている。なお、この第二カバー体31は、前側が平面状の、断面D字型の筒状に形成されている。更に、前記軸柱2の雄ネジ部20の下端には、前記上挟持体26に対向して下挟持体32が設けられている。この下挟持体32は、ナット等によって固定されていると共に、その前方に机の天板等を挟持する挟持部33が一体に形成されている。また、この挟持部33の上面には、棒状のものを挟持するための挟持凹部34が形成されたゴム製の滑り止め35が取り付けられている。更に、前記下挟持体32の上部には、前記雄ネジ部20を覆う第三カバー体36が一体に形成されている。なお、この第三カバー体36は、前記第二カバー体31と同様に、前側が平面状の、断面D字型の筒状に形成されている。そして、前記締付体23及び上挟持体26が最上位にある状態、即ち前記締付体23の凹部24の底に前記第一カバー体21の下端が当接し、この状態の締付体23に上挟持体26が当接した状態において、前記上挟持体26の第二カバー体31の下端から前記下挟持体32の上面までの距離Xが前記上挟持体26の可動範囲となる。また、前記締付体23の凹部24の深さYは、前記上挟持体26の可動距離Xよりも大きく形成されている。従って、前記締付体23及び上挟持体26が最下位にある状態であっても、前記第一カバー体21の下端は前記締付体23の凹部24から外れることがなく、従って前記雄ネジ部20が前記第一カバー体21と締付体23との間から露出するということがない。更に、前記下挟持体32の第三カバー体36の長さZは、前記締付体23及び上挟持体26の可動距離Xよりも長く形成されている。従って、前記締付体23及び上挟持体26が最上位にある状態であっても、前記第二カバー体31の下部と前記第三カバー体36の上部が重なるため、前記雄ネジ部20が前記第二カバー体31と第三カバー体36との間から露出するということがない。このように、前記クランプ機構3は、前記雄ネジ部20、締付体23、上挟持体26、下挟持体32から構成されている。
【0012】
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、前記クランプ機構3を机の天板Aに取り付ける場合について説明する。使用者は、まず前記照明装置1の下部に設けられた前記クランプ機構3の締付体23を前記雄ネジ部20に対して緩めることで、前記締付体23を前記軸柱2に沿って上昇させると共に、前記上挟持体26を前記軸柱2に沿って上昇させることで、前記上挟持体26と下挟持体32との間隔を拡げる。そして、前記照明装置本体14ごと前記照明装置1を把持し、前記上挟持体26と下挟持体32の挟持部27,33で机の天板Aを挟むと共に、前記締付体23を前記雄ネジ部20に対して締め付けることで、前記締付体23を前記軸柱2に沿って下降させる。これによって、前記上挟持体26は前記締付体23によって押され、前記軸柱2に沿って下降する。このとき、前記締付体23が前記上挟持体26に当接した状態において、前記雄ネジ部20と雌ネジ部22の螺合部分は、前記上挟持体26と略同じ高さに位置することになる。そして、このまま前記締付体23を締め付けることで、前記上挟持体26と下挟持体32の挟持部27,33によって、机の天板Aが挟持されることになり、これによって机の天板Aに前記クランプ機構3が固定されることになる。そして、前述したとおり、前記雄ネジ部20と雌ネジ部22の螺合部分が前記上挟持体26と略同じ高さであるので、前記クランプ機構3は机の天板Aを強固に挟持することになり、前記照明装置1が揺れたとしても、前記クランプ機構3に過大な力が加わらない。また、前記照明装置本体14が前記第一関節部4によって前記軸柱2に直接取り付けられているので、この軸柱2より上の前記照明装置本体14をぐらつきにくくすることができるばかりでなく、この照明装置本体14ごと机の天板Aに取り付けることで、取付操作を容易にできる。また、前述したとおり、前記締付体23を締め付けて前記上挟持体26を最下位まで下降させたとしても、前記第一カバー体21と締付体23の間に隙間が空かず、従って前記雄ネジ部20が露出してしまうことがない。更に、前記第二及び第三カバー体31,36は、共に正面側が平面の断面D字型の筒状に形成されているため、前記上挟持体26が下降する際に回り止めされることになる。
【0013】
次に、前記クランプ機構3を机の天板Aから取り外す場合について説明する。使用者は、前記締付体23を前記雄ネジ部20に対して緩めることで、前記締付体23を前記軸柱2に沿って上昇させると共に、前記上挟持体26を前記軸柱2に沿って上昇させることで、前記上挟持体26と下挟持体32との間隔を拡げる。そして、この拡がった上挟持体26と下挟持体32の挟持部27,33の間から、机の天板Aを外す。このとき、前述したとおり、前記照明装置本体14が前記第一関節部4によって前記軸柱2に直接取り付けられているので、前記照明装置本体14ごと机の天板Aから取り外すことで、取り外し操作を容易にできる。また、前記第二及び第三カバー体31,36によって前記雄ネジ部20が覆われており、前記上挟持体26が最上位にあっても前記第二及び第三カバー体31,36が重なっているため、これらの第二及び第三カバー体31,36の間において前記雄ネジ部20が露出することがない。即ち、前記第二カバー体31は、前記上挟持体26の可動範囲を制限する作用を有するばかりでなく、前記第二及び第三カバー体31,36によって前記雄ネジ部20を隠して外観をすっきりと見せる作用も有している。なお、前記照明装置本体14については、それらの作用の説明を省略する。
【0014】
以上のように本発明は、雄ネジ部20が形成された軸柱2の下端部に下挟持体32を固定し、この下挟持体32に対向して上挟持体26を前記軸柱2に沿って上下に移動可能とし、更に前記軸柱2の雄ネジ部20と螺合する雌ネジ部22を有する締付体23を前記軸柱2に対して上下に昇降自在に取り付けたことで、前記締付体23を締め付けることで前記上挟持体26を前記下挟持体32側に押し付け、これら上挟持体26と下挟持体32とで机の天板A等を挟持するものであり、この際、前記締付体23の雌ネジ部22と雄ネジ部20の螺合部分が前記上挟持体26に対して比較的近くできることで、机の天板A等は強固に挟持されることになり、また、機器たる照明装置本体14を含む照明装置1が揺れたとしてもクランプ機構3に過大な力が加わらないようにできる。また、前記締付体23の凹部24の深さYが前記上挟持体26の可動距離Xよりも大きく形成されていることで、前記締付体23及び上挟持体26が最下位にあっても、前記軸柱2の第一カバー体21の下端が前記凹部24から外れず、これによって、前記雄ネジ部20が前記第一カバー体21と締付体23の間から露出しないようにできる。
【0015】
また、本発明は、機器たる前記照明装置本体14が第一関節部4によって前記軸柱2に対して直接取り付けられているので、前記クランプ機構3を操作することで、前記照明装置本体14ごと前記照明装置1を机の天板Aに対して着脱することができる。
【0016】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、機器として照明装置を用いて説明したが、これ以外の機器、例えば電話台や原稿台等に用いても良い。
【0017】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載のクランプ機構は、雄ネジ部(20)及びこの雄ネジ部(20)の上部を覆う短円筒状の第一カバー体(21)が形成された軸柱(2)と、この軸柱(2)の下方に固定された下挟持体(32)と、前記軸柱(2)に沿って上下方向に移動可能な上挟持体(26)と、前記雄ネジ部(20)と螺合する雌ネジ部(22)を有し上部に前記第一カバー体(21)の外面を覆うことができる環状の凹部(24)が形成されると共に前記上挟持体(26)と当接してこの上挟持体(26)を下挟持体(32)側に移動させる締付体(23)よりなり、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最下位にあっても、前記第一カバー体(21)の下端が前記締付体(23)の凹部(24)から外れないように、前記凹部(24)の深さ(Y)が前記上挟持体(26)の可動距離(X)よりも大きく形成されていると共に、前記軸柱(2)に対して機器(14)が直接取り付けられているものであり、前記軸柱(2)に沿って上下方向に移動可能な前記上挟持体(26)前記軸柱(2)の下方に固定された前記下挟持体(32)との間に机天板等が挟まれるようにし、前記締付体(23)を締め付けることで、これらの上挟(26)と下挟持体(32)とで机天板等を締め付け、これによって前記クランプ機構が机天板等に固定されるので、螺合部分が机天板等に対して比較的低い位置となり、クランプに取り付けられた機器(14)が揺れた時に前記クランプに対して加わる力を比較的小さくすることができる。また、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最下位にある状態であっても、前記第一カバー体(21)の下端が前記締付体(23)の凹部(24)から外れない ので、前記雄ネジ部(20)を前記第一カバー体(21)と締付体(23)の間から露出させないようにすることができる。更に、前記機器(14)が直接取り付けられた前記軸柱(2)に取り付けられた前記締付体(23)を操作することで、前記軸柱(2)に固定された前記下挟持体(32)と前記軸柱(2)に沿って上下に可動な前記上挟持体(26)の間で机天板等が挟まれ、締め付けられるので、前記クランプ機構に対して前記機器(14)をぐらつきにくくすることができる。
【0018】
また、本発明の請求項2に記載のクランプ機構は、請求項1において、前記上挟持体(26)の下部に、前記雄ネジ部(20)を覆う第二カバー体(31)が一体に形成され、前記下挟持体(32)の上部に、前記雄ネジ部(20)を覆い且つ前記第二カバー体(31)によって覆われる第三カバー体(36)が一体に形成されていると共に、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最上位にあっても、前記第二カバー体(31)の下部と前記第三カバー体(36)の上部が重なるように、前記第三カバー体(36)の長さ(Z)が、前記締付体(23)及び上挟持体(26)の可動距離(X)よりも長く形成されているものであり、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最上位にある状態であっても、前記第二カバー体(31)の下部と前記第三カバー体(36)の上部が重なるので、前記雄ネジ部(20)を前記第二カバー体(31)と第三カバー体(36)との間から露出させず、外観をすっきりと見せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すクランプ機構の右側面図である。
【図2】 同上、使用状態を示す側面図である。
【図3】 同上、上挟持体を最上位まで上昇させた状態における要部の断面図である。
【図4】 同上、上挟持体を最下位まで下降させた状態における要部の断面図である。
【符号の説明】
2 軸柱
3 クランプ機構
14 照明装置本体(機器)
20 雄ネジ部
21 第一カバー体
22 雌ネジ部
23 締付体
24 凹部
26 上挟持体
31 第二カバー体
32 下挟持体
36 第三カバー体
A 机の天板
X 上挟持体の可動距離
Y 凹部の深さ
Z 第三カバー体の長さ

Claims (2)

  1. 雄ネジ部(20)及びこの雄ネジ部(20)の上部を覆う短円筒状の第一カバー体(21)が形成された軸柱(2)と、この軸柱(2)の下方に固定された下挟持体(32)と、前記軸柱(2)に沿って上下方向に移動可能な上挟持体(26)と、前記雄ネジ部(20)と螺合する雌ネジ部(22)を有し上部に前記第一カバー体(21)の外面を覆うことができる環状の凹部(24)が形成されると共に前記上挟持体(26)と当接してこの上挟持体(26)を下挟持体(32)側に移動させる締付体(23)よりなり、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最下位にあっても、前記第一カバー体(21)の下端が前記締付体(23)の凹部(24)から外れないように、前記凹部(24)の深さ(Y)が前記上挟持体(26)の可動距離(X)よりも大きく形成されていると共に、前記軸柱(2)に対して機器(14)が直接取り付けられていることを特徴とするクランプ機構。
  2. 前記上挟持体(26)の下部に、前記雄ネジ部(20)を覆う第二カバー体(31)が一体に形成され、前記下挟持体(32)の上部に、前記雄ネジ部(20)を覆い且つ前記第二カバー体(31)によって覆われる第三カバー体(36)が一体に形成されていると共に、前記締付体(23)及び上挟持体(26)が最上位にあっても、前記第二カバー体(31)の下部と前記第三カバー体(36)の上部が重なるように、前記第三カバー体(36)の長さ(Z)が、前記締付体(23)及び上挟持体(26)の可動距離(X)よりも長く形成されていることを特徴とする請求項1記載のクランプ機構。
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