JP2017197180A - 車両の衝撃のためのクラッシュボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】車両衝突時に一貫した変形を可能とするクラッシュボックスを提供する。
【解決手段】クラッシュボックス102は、車両100に連結される第1側壁210aと、車両に連結される第2側壁210bとを具備する。第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分であり、同様に予め曲げられた部分によって、第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに外側に曲がる。第1側壁及び第2側壁は、力を受けたときに内側に曲がる頂壁212に第1側壁及び第2側壁を連結させる複数のタブ216a〜216hを含む。
【選択図】図2

Description

本明細書において記載された実施形態は、概して車両の衝撃のためのクラッシュボックスに関し、より具体的には、一貫した歪み(consistent buckling)を提供する、車両のためのクラッシュボックスに関する。
現在のところ、車両は、衝突から受けるエネルギーを吸収するためにクラッシュボックスを利用している。しかしながら、車両及び現在のクラッシュボックスの形状は衝突時のクラッシュボックスの一貫した変形を常に可能とするものではない。このことは特により大きなクラッシュボックスに当てはまる。より長いクラッシュボックスは安定性が低いことが多く、この非一貫性(inconsistency)が非対称な変形及び力の伝達をもたらしうる。このため、業界にニーズが存在する。
クラッシュボックスの実施形態が記載される。一つの実施形態のクラッシュボックスは、車両に連結される第1側壁と、車両に連結される第2側壁とを含み、第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分(similarly pre-bent portion)を含み、同様に予め曲げられた部分によって、第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに外側に曲がる。いくつかの実施形態では、第1側壁及び第2側壁は複数のタブ(tab)を含み、複数のタブは、力を受けたときに内側に曲がる頂壁及び底壁に第1側壁及び第2側壁を連結させる。
別の実施形態では、システムは、車両と、車両に連結されるクラッシュボックスとを含む。クラッシュボックスは、車両に連結される第1側壁を含み、第1側壁は、第1側壁を車両に固定する第1側壁固定面と、第1側壁固定面に実質的に垂直な第1側面とを含む。第1側壁は第1の複数のタブを更に含む。クラッシュボックスは、車両に連結される第2側壁も含み、第2側壁は、第2側壁を車両に固定する第2側壁固定面と、第2側壁固定面に実質的に垂直な第2側面とを含む。いくつかの実施形態では、第2側壁は第2の複数のタブを更に含む。実施形態のシステムは、第1の複数のタブ及び第2の複数のタブに連結されて実質的に矩形の外面を形成する頂壁及び底壁も含んでよい。第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分を含み、同様に予め曲げられた部分によって、第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに外側に曲がる。
更に別の実施形態では、クラッシュボックスを備えた車両が開示され、クラッシュボックスは、車両に連結される第1側壁を含み、第1側壁は第1側面を含む。いくつかの実施形態では、第1側壁は第1の複数のタブを更に含む。クラッシュボックスは、車両に連結される第2側壁も含んでよく、第2側壁は第2側面を含み、第2側壁は第2の複数のタブを更に含む。クラッシュボックスは、第1の複数のタブ及び第2の複数のタブに連結される頂壁も含んでよく、第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分を含み、同様に予め曲げられた部分によって、第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに予め定められた歪みの形態に従って曲がる。
本開示の実施形態によって提供されるこれら及び追加の特徴は、図面と併せて以下の詳細な説明を参照してより完全に理解されるだろう。
図1Aは、本明細書に記載された実施形態に係るクラッシュボックスを備えた車両の側面図を描く。 図1Bは、本明細書に記載された実施形態に係る、車両上のクラッシュボックスの斜視図を描く。 図2は、本明細書に記載された実施形態に係るクラッシュボックスの別の斜視図を描く。 図3は、本明細書に記載された実施形態に係るクラッシュボックスの下面図を描く。 図4は、本明細書に記載された実施形態に係る、障害物を介して衝撃が加えられたクラッシュボックスの別の側面図を描く。 図5は、本明細書に記載された実施形態に係る、複数の時点におけるクラッシュボックスの一貫した歪みの斜視図を描く。
図面に記載された実施形態は単なる例であり、本開示への限定は意図されていない。同様の構造が同様の参照番号で示されている上記図面と併せて読むことで、例示的な実施形態の以下の詳細な説明を理解することができる。
本明細書に開示された実施形態は車両の衝撃のためのクラッシュボックスを含む。いくつかの実施形態では、クラッシュボックスの側壁における予め曲げられた形状及び強度を利用して変形を制御することができる。側壁の予め曲げられた形状は側壁の変形を制御する。側壁上のタブが上壁及び下壁の変形を制御する。側壁が外側に変形するとき、この変形によって上壁及び下壁が内側に引っ張られる。これら事象はクラッシュボックスの一貫した変形を可能とする。側部を折り畳むための予め曲げられた形態及び複数のタブがなければ、試験された全ての障害物高さについて一貫した対称な変形を実現することは、従来の設計では容易に実現されないであろう。
いくつかの実施形態は、予め曲げられた形状を有する側壁を含み、予め曲げられた形状は荷重時に(during loading)側壁が外側に曲がることを可能とする。この予め曲げられた形状と共に、側壁上のタブは、側壁が外側に変形する間に側部を内側に(クラッシュボックス内に)引っ張ることによってクラッシュボックスの側部を制御する。同一のものを包含する実施形態が、以下、より詳細に記載される。
ここで図面を参照すると、図1Aは、本明細書に記載された実施形態に係るクラッシュボックス102を備えた車両100の側面図を描く。クラッシュボックス102は、多くの場合、車両100に含まれ、前方又は後方の衝撃が生じたときに車両100の後部に加えられる力の少なくとも一部を受けて弱める。したがって、クラッシュボックス102は、バンパーカバー(図1Bに明示せず)によって覆われるバンパーレインフォースメント(bumper reinforcement)104及びエネルギー吸収(EA)フォーム106に連結される。別車両又は障害物(barrier)112からの衝撃が生じると、障害物112の(アルミニウム・ハニカム構造又は他の同様の形態から構成されうる)障害物要素114は、バンパー、ひいては車両100のEAフォーム106と接触する。低速(例えば約5マイル/h(約8km/h)未満)の衝突について、クラッシュボックス102は、EAフォーム106によって吸収されなかった力を受ける。この速度において、力はクラッシュボックス102を変形させるのに十分ではない。高速(例えば約35マイル/h(約56km/h)超)の衝突について、クラッシュボックス102はいくらかのエネルギーを吸収することができるが、このエネルギーは全エネルギー量に比べて小さな部分である。この状況において、クラッシュボックスは、高い量のエネルギーを吸収しないが、代わりに、車両が様々な高さで別車両/障害物によって当てられたときに車両のリアサイドメンバ(rear side member)が一様に変形できるように、一貫して歪んで車両のリアサイドメンバに力を分配する。
図1Aに示されるように、障害物要素114は高さに関してクラッシュボックス102に非対称に整列される。この結果、従来の多くの設計は、本明細書に記載されるような一貫した歪みを適切に提供するように機能しない。
図にも示されるように、クラッシュボックス102は、(例えば溶接、ボルト止め等を介して)下側背部部品(lower back component)108に連結することによって車両100に連結される。下側背部部品108はリアサイドメンバ110にも連結される。いくつかの実施形態では、リアサイドメンバ110はクラッシュボックス102を所定位置に支持する。
図1Bは、本明細書に記載された実施形態に係る、車両100上のクラッシュボックス102の斜視図を描く。図示されるように、クラッシュボックス102は、(後述される)クラッシュボックス102の一部に取り付けられる溶接、複数のネジ、ボルト及び/又は他の締結具を介して車両100に連結される。クラッシュボックス102は車両100の下側背部部品108及び/又はリアサイドメンバ110によって支持される。図1Bに明示されていないが、バンパーカバーが含まれてもよい。バンパーカバーは、金属及び/又はプラスチックのアウターシェル(outer shell)から構成され、クラッシュボックス102を包囲する。
加えて、一つのみのクラッシュボックス102が図1Bに描かれているが、一つ以上のクラッシュボックス102が車両100の前部及び/又は後部に使用されてもよい。いくつかの実施形態では、クラッシュボックス102は、クラッシュボックス102、バンパーレインフォースメント104及び/又はEAフォーム106の一つ以上の表面がバンパーカバーの内面に物理的に接触するようにバンパーカバーの内側に実質的に収まるように成形される。
図2は、本明細書に記載された実施形態に係るクラッシュボックス102の別の斜視図を描く。図示されるように、クラッシュボックス102は第1側壁210a及び第2側壁210bを含む。第1側壁210a及び第2側壁210bは頂壁212に連結されて実質的に矩形の外面を形成する。第1側壁210aは第1側壁固定面214a及び第1側面215aを含む。第2側壁210bは第2側壁固定面214b及び第2側面215bを含む。上述されたように、第1側壁固定面214a及び第2側壁固定面214bは下側背部部品108に連結される。
第1側壁固定面214a及び第2側壁固定面214bは、それぞれ、第1側壁210a及び第2側壁210bに対して略垂直に配置されてもされなくてもよい。また、側面215a、215bの一部はタブ216a〜216hであり、タブ216a〜216hは頂壁212に連結される。側面215a、215bは、それぞれ、予め曲げられた部分218a、218bも含み、予め曲げられた部分218a、218bは同様に予め曲げられる。以下により詳細に論じられるように、予め曲げられた部分218a、218bは、力が頂壁212に加えられたときにクラッシュボックス102が歪む(buckle)態様及び位置を決定することができる。側面215a、215bは稜線(ridgeline)220a、220bのような少なくとも一つの稜線で構成されてもよく、少なくとも一つの稜線は、側壁210a、210bの予め定められた厚さと共に、クラッシュボックス102を歪ませるのに必要な力の量を決定するのに使用される。いくつかの実施形態では、側壁210a、210bに使用される材料に応じて、側壁210a、210bの厚さは、約1.0mm〜約2.0mmの範囲であってよく、約1.6mmの厚さであってもよい。それにも関わらず、特定の実施に応じて、クラッシュボックス102は、約20kN〜約250kNに曝されたときに歪むように構成される。
図2に示されるように、側壁210a、210bは、タブ216a〜216hのみによって頂壁212に連結される個々の部品である。これら実施形態では、頂壁212と側壁210a、210bとの間に空間が存在する。いくつかの実施形態では、側壁210a、210bは、頂壁212の下を覆う(wrap under the top wall 212)別の表面によって接続される単一構造の部分である。これら実施形態では、側壁210a、210bのこの他の表面が頂壁212の内面に接触してもよい。
いずれにせよ、頂壁212は、頂部222、第1側部224a及び第2側部224bを含む。頂部222は、下側背部部品108に実質的に平行になるように構成されてもよく、又はクラッシュボックス102を収容するバンパーカバーに適合するように下側背部部品108から傾けられてもよい。側部224a、224bは、側壁210a、210bに実質的に垂直に配置されてもされなくてもよく、タブ216a〜216hを介して側壁に連結されてもよい。また、入口(inlet)226a〜226dのような少なくとも一つの入口が側部224a、224bの縁に設けられる。入口226a〜226dは、タブ216aとタブ216bとの間、タブ216cとタブ216dとの間、タブ216eとタブ216fとの間、及び/又はタブ216gとタブ216hとの間に配置される。入口226a〜226dは、クラッシュボックス102の歪みを予め定められた形態に更に規定する(define)ように構成される。
側部224a、224bには第1頂壁固定部228a及び第二頂壁固定部228bが連結される。頂壁固定部228a、228bは、側部224a、224bに実質的に垂直であってもなくてもよく、クラッシュボックス102を下側背部部品108に更に固定するように構成される。
寸法は特定の実施形態に応じて変化するが、クラッシュボックス102は長さ及び幅の両方において約50mm〜約200mmの範囲であってもよい。加えて、クラッシュボックス102の深さは、実施形態に応じて、約50mm〜約200mmの範囲であってもよい。
図3は、本明細書に記載された実施形態に係るクラッシュボックス102の下面図を描く。図示されるように、クラッシュボックス102は、側壁固定面214a、214b及び頂壁固定部228a、228bを下側背部部品108及びリアサイドメンバ110に固定することによって車両100に固定される。加えて、頂部222が下側背部部品108及びリアサイドメンバ110に対して配置される傾斜角度が示される。上述されたように、頂部222は、バンパーレインフォースメント104の曲率及び/又は角度に適応すべく、傾いていてもいなくてもよい所定角度で配置される。
図4は、本明細書に記載された実施形態に係る、障害物112を介して衝撃が加えられたクラッシュボックス102の別の側面図を描く。図示されるように、クラッシュボックス102は、EAフォーム106に連結されるバンパーレインフォースメント104に連結される。上述されたように、これら部品はバンパーカバー内に存在する。加えて、車両100による衝突を表すべく、障害物112はEAフォーム106と接触する。障害物112は、実質的に対称な態様で(例えば、障害物112がEAフォーム106の全面に接触し、且つ/又は、さもなければEAフォーム106の鉛直面、ひいてはクラッシュボックス102に実質的に等しい力を与えるように)EAフォーム106に接触することがある。この状況では、クラッシュボックス102は、予め定められた形態に従って歪む。
しかしながら、図4の実施形態は、障害物112がEAフォーム106の鉛直面に実質的に等しく力を加えないように、ひいては障害物112がクラッシュボックス102の全ての部分に実質的に対称に力を与えないように、非対称な力を与える障害物112を描く。図示されるように、力450は矢印の方向に与えられ、このことによってEAフォーム106は非対称に歪む。このため、クラッシュボックス102に伝達される力450も非対称である。図示されるように、力450がクラッシュボックス102に非対称に加えられるが、クラッシュボックス102は、予め定められた実質的に対称な態様で歪むように構成されている。
図5A及び図5Bは、本明細書に記載された実施形態に係る、複数の時点におけるクラッシュボックス102の一貫した歪みの斜視図を描く。図5Aに示されるように、対称な力又は非対称な力がクラッシュボックス102に加えられると、側壁210a、210bは予め曲げられた部分218a、218bの周りで外側に歪み始める。外側への歪みは、側部224a、224bが側部224a、224bの元の位置から内側に曲がることを示す。加えて、側部224a、224bは(内側に曲げられる)予め曲げられた部分を含んでも含まなくてもよいが、側部224a、224bは、クラッシュボックス102の予め定められた歪みを規定することを助けることもできる入口226a〜226dを含んでもよい。具体的には、入口226a〜226dは、タブ216a〜216hと併せて、側壁210a、210bが外側に歪んでいるときに側部224a、224bを内側に(例えばクラッシュボックス102の中心に向かって)歪ませる。この結果、クラッシュボックス102は、予め定められた形態に従って対称に歪むことができる。
図5Bに示されるように、力450がクラッシュボックス102に継続的に加えられると、側壁210a、210bは予め曲げられた部分218a、218bに沿って外側に且つタブ216a〜216h及び入口226a〜226dに従って内側に歪み続ける。この歪みは、力450が消散するまで又はクラッシュボックス102が実質的に平らになるまで続く。このため、クラッシュボックス102が対称に平らにされるので、クラッシュボックス102は最大量のエネルギーを吸収する。
上述のように、クラッシュボックス102の様々な実施形態が開示されている。これら実施形態によって、力の位置に関わらず、一貫した予め定められた歪みの形態が提供される。このことは、対称な力及び非対称な力の両方について、リアサイドメンバ110へのより良好な力の吸収及び伝達を可能とする。
本明細書において本開示の特定の実施形態及び態様を図示し且つ記載してきたが、本開示の思想及び範囲を逸脱することなく様々な他の変更及び修正を行うことができる。さらに、本明細書において様々な態様を記載してきたが、斯かる態様を組み合わせて利用する必要はない。したがって、添付の特許請求の範囲が、本明細書に示され且つ記載された実施形態の範囲内にある斯かる全ての変更及び修正を網羅することが意図されている。
本明細書に開示された実施形態には車両の衝撃のためのクラッシュボックスの実施形態が含まれることが理解されるべきである。これら実施形態は、単なる例であり、本開示の範囲を限定することが意図されていないことも理解されるべきである。
100 車両
102 クラッシュボックス
210a 第1側壁
210b 第2側壁
216a タブ
216b タブ
216c タブ
216d タブ
216e タブ
216f タブ
216g タブ
216h タブ
212 頂壁

Claims (20)

  1. 車両に連結される第1側壁と、
    前記車両に連結される第2側壁と
    を具備するクラッシュボックスであって、
    前記第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分であり、該同様に予め曲げられた部分によって、前記第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに外側に曲がり、
    前記第1側壁及び第2側壁は、前記力を受けたときに内側に曲がる頂壁に該第1側壁及び第2側壁を連結させる複数のタブを含む、クラッシュボックス。
  2. 前記頂壁は、前記複数のタブに連結して実質的に矩形の外面を形成する第1側部及び第2側部を具備する、請求項1に記載のクラッシュボックス。
  3. 前記力は前記クラッシュボックスに非対称に加えられ、該クラッシュボックスは、予め定められた歪みの形態で実質的に対称に歪む、請求項1に記載のクラッシュボックス。
  4. 入口が、前記複数のタブ間の前記頂壁上に配置されて、該頂壁が前記力を受けたときに歪む位置を規定する、請求項1に記載のクラッシュボックス。
  5. 前記頂壁は、該頂壁が前記力を受けたときに歪む位置を規定する予め曲げられた形態を具備する、請求項1に記載のクラッシュボックス。
  6. 前記第1側壁及び第2側壁は、前記頂壁に連結された個々の部材である、請求項1に記載のクラッシュボックス。
  7. 前記第1側壁及び第2側壁は、前記頂壁の下を覆う別の表面によって接続される単一構造の部分である、請求項1に記載のクラッシュボックス。
  8. 車両と、該車両に連結されるクラッシュボックスとを備えたシステムであって、
    前記クラッシュボックスは、
    前記車両に連結される第1側壁であって、該第1側壁を前記車両に固定する第1側壁固定面と、該第1側壁固定面に実質的に垂直な第1側面と、第1の複数のタブとを含む第1側壁と、
    前記車両に連結される第2側壁であって、該第2側壁を前記車両に固定する第2側壁固定面と、該第2側壁固定面に実質的に垂直な第2側面と、第2の複数のタブとを含む第2側壁と、
    前記第1の複数のタブ及び第2の複数のタブに連結されて実質的に矩形の外面を形成する頂壁と
    を具備し、
    前記第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分を含み、該同様に予め曲げられた部分によって、前記第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに外側に曲がる、システム。
  9. 前記第1の複数のタブ及び第2の複数のタブは、前記力を受けたことに応答して歪む前記頂壁の側部上の位置を規定する、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記力が前記クラッシュボックスに非対称に加えられ、該クラッシュボックスは、予め定められた歪みの形態で実質的に対称に歪む、請求項8に記載のシステム。
  11. 入口が、前記第1の複数のタブ間の前記頂壁上に配置されて、該頂壁が前記力を受けたときに歪む位置を規定する、請求項8に記載のシステム。
  12. 前記頂壁は、該頂壁が前記力を受けたときに歪む位置を規定する予め曲げられた形態を具備する、請求項8に記載のシステム。
  13. 前記クラッシュボックスに連結されるバンパーレインフォースメントと、
    前記バンパーレインフォースメントに連結されるエネルギー吸収フォームと
    を更に具備する、請求項8に記載のシステム。
  14. 前記クラッシュボックス、バンパーレインフォースメント及びエネルギー吸収フォームを覆うバンパーカバーを更に具備する、請求項13に記載のシステム。
  15. クラッシュボックスを備えた車両であって、
    前記クラッシュボックスは、
    前記車両に連結される第1側壁であって、第1側面と、第1の複数のタブとを含む第1側壁と、
    前記車両に連結される第2側壁であって、第2側面と、第2の複数のタブとを含む第2側壁と、
    前記第1の複数のタブ及び第2の複数のタブに連結される頂壁と
    を具備し、
    前記第1側壁及び第2側壁は同様に予め曲げられた部分を含み、該同様に予め曲げられた部分によって、前記第1側壁及び第2側壁は力を受けたときに予め定められた歪みの形態に従って曲がる、車両。
  16. 前記第1の複数のタブ及び第2の複数のタブは、前記力を受けたことに応答して歪む前記頂壁の側部上の位置を規定する、請求項15に記載の車両。
  17. 前記力が前記クラッシュボックスに非対称に加えられ、該クラッシュボックスは、前記予め定められた歪みの形態で実質的に対称に歪む、請求項15に記載の車両。
  18. 前記頂壁は、該頂壁が前記力を受けたときに歪む位置を規定する予め曲げられた形態を具備する、請求項15に記載の車両。
  19. 入口が、前記第1の複数のタブ間の前記頂壁上に配置されて、該頂壁が前記力を受けたときに歪む位置を規定する、請求項15に記載の車両。
  20. 前記第1側面及び第2側面の少なくとも一方は、前記クラッシュボックスを歪ませるのに必要な力の量を決定する稜線を含む、請求項15に記載の車両。
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