JP7123904B2 - 圧縮衣服 - Google Patents

Description

本発明は、圧縮衣服、具体的には圧縮パンツまたはタイツ、および、それを提供する方法に関する。

本発明は、主に、ユーザーのウエストから伸長して彼らの膝を超えるロングパンツまたはズボンの形態での圧縮衣服の点で開発されていて、本出願に関して以下に説明される。しかしながら、本発明は、この特有の特定の長さに制限されないことが理解されよう。

パンツまたはタイツの形態での圧縮衣服は、長いこと知られている。例えば、米国特許第６，１８６，９７０号および第５，２６３，９２３号は、基布に対して異なるストレッチ性を有する示差的圧縮布地（単数または複数）のストリップの使用を開示する。ストリップは、ユーザーのウエストから膝腱の内側へ伸長して、下方に伸長する。例えば、’９７０特許では、長軸方向に異なる弾性またはストレッチ性を有する一組のパネルが並べられて、ここで、最初の２つのパネルに垂直または横切って配置されたその縦糸または縦軸を有する中間パネルが配置される。これは、’９７０特許による使用において衣服着用者のためのサポートを提供するために開示される。

米国特許公報２００８／０１２０７５７では、タイツの形態での圧縮衣服が提供される。これらは、ウエストからそれぞれの足を下へ、ヒップおよびウエスト領域から大腿の内側へ伸びているストリップを使用し、ここでそれらは、それから実質的に足を下へ伸長する。この衣服は、膝をウエストに向けて上方に引っ張るのが支持される作用を提供するのを助けて、大腿の上方への動きを促進すると言われている。

米国特許第８，２９６，８６４号は、それぞれの足を下へ伸びているストリップを有する圧縮衣服を提供し、ここで、ストリップは、基材よりも長軸方向のストレッチ性が低いように適合される。これらのストリップは、様々な位置に開き口を備え、使用中の着用者の膝を安定化する定まった目的でウエストから足首へ伸長する。

米国特許第８，３５６，３６３号は、ショートパンツまたは自転車ショーツの形態での圧縮衣服の着用者に安定性を与えることを試みている。上記の米国特許と同様に、’３６３特許は、支持を提供するために圧縮衣服ベースに付着された弾性エレメントを備える圧縮衣服の使用を開示する。米国特許第８，５３３，８６４号は、内側に配置された基材よりも弾性が低い布地を有する圧縮衣服を開示する。基材は一緒に連結されて、または、中間に配置された弾性の布地と付着されて、接合の縫い目を形成する。

前述の従来技術の全てについて、足または膝のねじれ、または、着用者の足の側方変位または長軸方向の伸縮に対して、張力を与える圧縮パンツを構成することによって、改善された安定性が達成され得ると考えられる。

［発明の発端］
本発明の発端は、着用者の足または膝のねじれ、または、着用者の足の側方変位または長軸方向の伸縮に対して、所定の張力を有する圧縮パンツまたはタイツを提供する、または、有用な代替を提供する要望である。

本発明の一態様によれば、ウエストから着用者のそれぞれの足の腓腹筋またはヒラメ筋の少なくとも遠位または下側末端へ長軸方向に伸長する圧縮衣服が開示されて、
その衣服は：
ウエスト部分および一組の足部分を有する圧縮衣服アウターを形成するために複数の縫い目によって一緒に縫い合わされた伸縮性材料の少なくとも１つのパネル、ここで圧縮衣服アウターは、ユーザーに面する内側表面、および外側表面を備え、パネルは、１５０％～２２５％の縦糸または経線ストレッチを有する；
圧縮衣服アウターの内側に付着されて、ウエストから腓腹筋の遠位または下側末端へ、またはヒラメ筋へ伸長している、少なくとも１つの摩擦性エレメント、ここで摩擦性エレメントは、１０１％～１２５％の縦糸または経線ストレッチを有し、摩擦性エレメントは、所定の一定の、または一定でない幅の複数のストリップを有する；
を備え、
ここで第１の摩擦性ストリップは、大腿筋膜張筋または縫工筋頭のあたりのウエストから内側広筋の上部付近の縫工筋へ下がって、第２の摩擦性ストリップは、中間広筋の周りの中殿筋のあたりのウエストから伸長して縫工筋の上で第１のストリップと合流して、そして、第３のストリップは、外側広筋の周りの脊椎に隣接するウエストの大殿筋から伸長して腸脛靭帯の上で第２の摩擦性ストリップと合流して、それにより、合流した第２および第３のストリップは、中間広筋に沿って伸長して、縫工筋において第１のストリップと合流して、大腿直筋に沿って所定の距離だけ伸長して膝蓋骨の上でそのそれぞれのサイドに沿って二股に分かれて、摩擦性エレメントは、膝蓋骨の下および腸脛靭帯のあたりの脛骨の周りを所定の距離だけ伸長して、腓腹筋またはヒラメ筋の遠位または下側末端で接合している。

したがって、膝または足のねじれならびに長軸方向または側方の伸縮または側方変位に耐えるように、圧縮衣服ベースと着用者の皮膚との中間に有利に配置された摩擦性エレメントを有する圧縮衣服が有利に与えられることがわかる。

本発明の好ましい実施態様は、ここで、ほんの一例として、付随する図面を参照して説明される。

第１の好ましい実施態様に係る、圧縮衣服の正面図である。 図１の衣服の背面図である。 図１の衣服の右手側面図である（左手側は鏡と等しい）。 第２の好ましい実施態様に係る、圧縮衣服の正面図である。 図４の圧縮衣服の背面図である。 図４の圧縮衣服の右手側面図である（左手側は鏡と等しい）。 別の好ましい実施態様に係る、圧縮衣服の正面図である。 図７の衣服の背面図である。 図７の衣服の右手側面図である（左手側は鏡と等しい）。 ユーザーによって着用された図１の衣服の様々な写実図である。 着用者の筋肉の上にパネルが示されない、図１に係る圧縮衣服の概略図である。 衣服パネルを示す図１１の衣服の概略図である。

好ましい実施態様の説明全体を通じて、明示的に別段の指摘がない限り、同様の参照数字は同様のコンポーネントを表わすために用いられていることが理解されよう。

図１～３では、ロングパンツまたはズボンの形態での圧縮衣服１の図が示されている。圧縮衣服１は、ウエスト２から、着用者のそれぞれの足の腓腹筋（ふくらはぎ）またはヒラメ筋の少なくとも遠位または下側末端に配置されるように適合された遠位端３へ長軸方向に伸長する。圧縮衣服１は、伸縮性材料の少なくとも１つのパネル（例えば５）から形成される。パネル（単数または複数）５またはカットアウト（単数または複数）は、複数の縫い目６によって一緒に接合または縫い合わせられて、ズボン圧縮衣服１を形成する。

図１の実施態様では、伸縮性材料の第２のパネルがパネル５へ縫い合わせられて、その第２のパネルから股部分７を形成する。第２のパネルは、股領域の輪郭を占めるように提供されて、縫い目８によってパネル５に縫い合わされる。しかしながら、縫い合わされる縫い目は、単純な糸の縫い目に制限されず、任意の好ましい接合／付着の方法のうち、接着、溶融、または溶接され得ることが理解されよう。

パネル（例えば５および７）から形成される圧縮衣服１は、ウエスト部分４および一組の足部分９を含む。伸縮性材料５および７のパネルは、縫い目（例えば６および８）によって一緒に縫い合わされると、着用された場合にユーザーの皮膚と隣接することが意図される内側表面、および外側表面または外部接面を有する圧縮衣服１を有する。図１の好ましい実施態様では、パネル（例えば５および７）の布地は、平均が約１７５％である縦糸または長軸方向の伸縮値を有する。パネル（例えば５および７）を形成している材料のストレッチ性は、互いに異なってよく、好ましくは、長軸方向または縦糸伸縮に関して１５０％～２２５％の範囲内であることが理解されよう。ウエストバンド１０が、ウエスト部分４の開口部のあたりに提供されて、衣服のウエストを伸縮自在にして、ユーザーに対するフィットを維持する。パネル（例えば５および７）は、着用者の形状に自然に適合する伸縮性材料から形成される。

一組の摩擦性エレメント１２および１３は、圧縮衣服１を形成している足部分９の内側接面に付着される。圧縮衣服１を形成しているパネル（例えば５および７）は、「圧縮衣服アウター」と呼ばれることが理解されよう。摩擦性エレメント１２および１３は、圧縮衣服１のそれぞれの足に沿って、ウエストから腓腹筋またはヒラメ筋の遠位または下側末端の近くの足の部分まで伸長する。図３は、摩擦性エレメント１２を示している図１の圧縮衣服の右側面図であり、左側面図は、右側面図の鏡であることが理解されよう。したがって、摩擦性エレメントの片側のみが説明されて、他方側は、図３に示されない対応する同様の摩擦性エレメント１３を備える。

摩擦性エレメント１２および１３は、１１０％～１２５％の縦糸または経線ストレッチを有する材料から作られる。摩擦性エレメント１２および１３は、好ましくは、天然または合成ゴムまたは高分子材料のような不織布材料から作られる。しかしながら、摩擦性エレメント１２および１３は、含浸布から形成されてもよく、または他の方法で、摩擦性エレメント１２および１３とユーザーの皮膚との間の摩擦を増大する荒い表面が提供されてもよいことが理解されよう。この点について、ユーザーの皮膚上の摩擦性エレメントの静的摩擦係数は、好ましくは０．５～１．２５である。摩擦性エレメント１２および１３の静的摩擦係数は、着用者と接触したときに、摩擦性エレメント１２および１３の皮膚の表面を横切る動きに対する抵抗性が与えられるように選択される。天然または合成ゴムが摩擦性エレメント１２および１３を形成する場合は、ストレッチ性は、それぞれのエレメントに沿って、いたるところにおいて、実質的に等方性、または実質的に同一であることが理解されよう。これは、好ましい実施態様では、摩擦性エレメント１２および１３は合成ゴムまたは天然ゴムから作られて、織られておらず、したがって、縦糸および横糸の方向のような方向とは実質的に独立に伸縮を有するからである。図１～３に示されて以下に説明されるように、摩擦性エレメント１２および１３は、幅が一定でなく、縫い合わされたまたは他の方法で一緒に付着されたパネル（例えば５および７）から形成された圧縮衣服アウターの内側接面に付着される。摩擦性エレメント１２および１３は、好ましい実施態様では、パネル（単数または複数）（例えば５）に付着されるが、摩擦性エレメント１２および１３をパネル５に付着する他の手段が用いられ得ることが理解されよう。例えば、摩擦性エレメント１２および１３は、パネル（単数または複数）に接着されてよく、または、それらは、熱の適用によって、パネル（単数または複数）に溶接または溶融されてよい。同様に、溶接のような、縫合以外のパネルを接合する手段が用いられ得る。圧縮衣服アウターを形成しているパネル５に対する摩擦性エレメント１２および１３の位置が固定されたままである限り、摩擦性エレメント１２および１３をパネル５に付着させて圧縮衣服アウターを形成する任意の好ましい手段が所望のとおりに用いられ得ることが理解されよう。

摩擦性エレメント１２に関して、衣服１の左手側の摩擦性エレメント１３は、右手側と対称的に同一であることに注意して、右手側の摩擦性エレメント１２のみ説明される。筋群は、最も近い皮膚表面の位置表示としてのみ参照されて、この目的のために参照されるこれらの筋肉の間に位置する筋肉または組織および圧縮衣服自体が存在し得ることが理解されよう。

第１の摩擦性ストリップ１５は、衣服１のウエスト２から、大腿筋膜張筋または縫工筋頭のあたりから伸張する。第１のストリップ１５は、下方に、縫工筋にほぼ沿って内側広筋の遠位端の近くまで伸長して、第２の摩擦性ストリップ１６も、圧縮衣服１のウエスト２から、中殿筋の後ろ部分または中殿筋のあたりから、腸脛靭帯または大腿筋膜張筋を横切って（または好ましくは内側広筋（ｖａｓｔｕｓ ｍｅｄｉｕｓ）を横切って）伸張して、縫工筋の中央部分または大腿直筋の中央部分のほぼ上で、または、足の前側の長内転筋または恥骨筋（または好ましくは内側広筋）の遠位端のほぼ上で、第１の摩擦性ストリップ１５と合流する。

第３の摩擦性ストリップ１７は、脊椎と隣接する圧縮衣服１のウエスト２において大殿筋のほぼ前方領域から伸長する。第３の摩擦性ストリップ１７は、腸脛靭帯のほぼ上で、大腿筋膜張筋または大殿筋またはそれらの腱を含む、その頭部の近く（ｎｅａｒ ｉｔｓ ｈｅａｄ ｗｉｔｈ）で、第２の摩擦性ストリップと合流する前に、大殿筋繊維（または好ましくは外側広筋（ｖａｓｔｕｓ ｌａｔｅｒａｌｕｓ）線維）に対してほぼ平行またはサブ平行（ｓｕｂｐａｒａｌｌｅｌ）に伸長する。合流した第２および第３の摩擦性ストリップ１６および１７は、外側広筋繊維（または代替の実施態様では中間広筋繊維）に対してほぼ平行またはサブ平行にさらに伸長して、以前に説明したように縫工筋（ｓａｔｏｒｉｕｓ ｍｕｓｃｌｅ）の近くで第１のストリップと合流する。好ましくは、第１、第２、および第３の摩擦性ストリップは、それらのそれぞれの合流の第１ポイントの前に、幅がほぼ等しい、または少なくとも合理的に同程度である。

合流した摩擦性ストリップ１５、１６、１７は、単一の摩擦性ストリップ２１として下方に、大腿直筋（ｒｅｃｔｕｓ ｆｅｍｏｒｕｓ）の中央部分のほぼ上、それから、内側広筋の遠位部分のほぼ上を、そして、着用者の膝を超えて下方に伸長する（好ましくは大腿直筋に沿って伸長する）。好ましくは、組み合わされた摩擦性エレメント２１は、その近位端において少なくとも２つの個々の摩擦性ストリップのほぼ幅を有し、好ましくは膝蓋骨２２に向かって広がっている。組み合わされた摩擦性エレメント２１は、膝蓋骨２２の上で二股に分かれてその周りを、腸脛靭帯にほぼ沿って、膝の外側のジェルディ結節の近くのその付着に向かって、膝の内側の縫工筋にほぼ沿っておよび／またはその上を伸びて、そして、膝蓋骨２２の下で再合流する。膝の下の所定の距離は、膝蓋骨２２の下の組み合わされた摩擦性エレメント２１の再合流の上述のポイントと実質的に一致し得て、合流された摩擦性材料２１は、好ましくは腓腹筋のほぼ遠位または下側末端において、ヒラメ筋の遠位端へ、脛骨の周りで二股に分かれて、または包む。好ましくは、脛骨の周りで二股に分かれる２つの摩擦性ストリップは、足の後方側で再合流する。

このようにして、摩擦性エレメント１２および１３は、隣接皮膚に対して動かないようにされている。このことは、皮膚の上の衣服１の動きに対して張力を与える有利な効果を有する。摩擦性ストリップ１５、１６および１７は、単独で作用して、合流されると、圧縮衣服アウターを形成しているパネル（単数または複数）（例えば５）の下で摩擦性ストリップを着用者の皮膚に固定する。発明者らは、示されるように実質的に筋群のあたりに摩擦性エレメント１２および１３を配置することは、膝のねじれまたは回転に対して、および、足または膝関節の長軸方向の分離または横の動きに対しても、張力が与えられると考えている。さらに、内転筋、四頭筋、臀部および腸骨脛骨の筋骨格群の自己受容器、および、ゴルジ腱器官およびその関係がある関節受容体は、摩擦性エレメント１２および１３、ならびに腓腹筋自己受容器によって刺激されると考えられる。

図４～６を参照して、圧縮衣服１の第２の好ましい実施態様が示される。第２の好ましい実施態様では、摩擦性エレメント１２および１３は、それぞれ２つの部分から形成される。具体的には、左手摩擦性エレメント１３は右手摩擦性エレメント１２の鏡像であることに注意して、摩擦性エレメントは、互いに近接または接近して隣接して配置された２つの別個のコンポーネントから形成される。このようにして、摩擦性ストリップ１２および１３は、それぞれ上側の摩擦性ストリップ１２Ａおよび１３Ａ、および、それぞれ下側の摩擦性ストリップ１２Ｂおよび１３Ｂによって形成される。摩擦性ストリップ１２Ａおよび１３Ａは、それぞれの各自の第１、第２および第３の摩擦性ストリップ１５～１７を備え、摩擦性ストリップ１２Ｂおよび１３Ｂの下側部分は、膝の上から下方へ伸長する。任意の好ましい数のエレメントが摩擦性エレメント１２または１３を形成するために用いられ得ること、および、ウエストから膝の下へ伸長している実質的に連続的な摩擦性エレメントを提供するように、摩擦性エレメント１２または１３を形成しているそれぞれのエレメントは互いに近接または接近して隣接して配置されることのみ必要であることが理解されよう。

図７～９に対して参照がなされて、第３の好ましい実施態様に係る圧縮衣服１の前方、後方および右手側面図も示す。この実施態様では、摩擦性エレメント１２および１３は、最も好ましくはゴムまたは合成ゴム材料の、単一の連続的な摩擦性エレメントから形成される。しかしながら、圧縮衣服アウターは、複数の縫い目によって一緒に縫い合わされた複数のパネルから形成される。例えば、５つの部分およびウエスト部分３１および３０は、それぞれ、１５０％～２２５％の第１のストレッチ性を有する第１のタイプの伸縮性材料から形成される。股パネル７は、パネル３０または３１とは異なるストレッチ性を有する第２のタイプの伸縮性材料から形成される。脛パネル３２も、衣服のそれぞれの足の下側末端のあたりに提供される。背面図に最もよく示されるように、衣服１は、アキレス腱の位置に対応する脛パネル３２に隣接するパネルを含む。これらはアキレスパネル３３と示されて、パネル３０、３１、３２とは異なる、好ましくは７とも異なるストレッチ性を有する伸縮性材料から形成される。より好ましい実施態様では、アキレスパネルと同一の伸縮性材料が股について用いられる。しかしながら、任意の他のパネルと比較して任意のパネルのストレッチ性は、所望のとおりに同一または異なってよいことが理解されよう。

最後に、図１０～１２に示されるように、衣服は、下半身の重要な筋群内の自己受容性センサーを外部から刺激する自己受容性バンドまたは摩擦性エレメントとともに構成されてよく、それにより、ユーザーがより強くより力を出し切ることができるように、筋肉が活性化および制御されたままにする。

衣服は、ウエストバンド（１００）を備え、それは、人間工学的な形状をしていて、腰の回転または動きを制限せずに下側腹部の筋肉および腰部脊椎を支える。

バンド（１０１）の上側部分は、前方内転筋から臀筋および腸脛靭帯受容体まで包み、これらの強力な筋肉を活性化および支持する。

バンド（１０２）の中央部分は、内転筋および大腿四頭筋受容体の周りを包み、それにより、疲労発生後を含んでそれらを活性化されたままにする。

バンド（１０３）のＵ字部分、主に下側の足の周りを包むものは、腓腹筋受容体を抱えて、不随意の動作および振動に対して支持および保護する。

前述は、本発明の単なる一実施態様を説明し、圧縮衣服の分野における当業者に明白な改変が、本発明の範囲を逸脱せずにそれに対してなされ得る。

本明細書において用いられる用語「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」（およびその文法上の変形）は、「含む（ｉｎｃｌｕｄｉｎｇ）」または「有する（ｈａｖｉｎｇ）」の包括的な意味で用いられて、「のみからなる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｏｎｌｙ ｏｆ）」の排他的な意味でない。

Claims (8)

1. ウエストから着用者のそれぞれの足の腓腹筋またはヒラメ筋の少なくとも遠位または下側末端へ長軸方向に伸長する圧縮衣服であって、
   前記衣服は：
   ウエスト部分および一組の足部分を有する圧縮衣服アウターを形成するために複数の縫い目によって一緒に縫い合わされた伸縮性材料の複数のパネル、ここで前記圧縮衣服アウターは、ユーザーに面する内側表面、および外側表面を備え、前記パネルは、１５０％～２２５％の縦糸または経線ストレッチを有する；
   前記圧縮衣服アウターの内側に付着されて、ウエストから腓腹筋の遠位または下側末端へ、またはヒラメ筋へ伸長している、少なくとも１つの摩擦性エレメント、ここで前記摩擦性エレメントは、１０１％～１２５％の縦糸または経線ストレッチを有し、前記摩擦性エレメントは、所定の一定の、または一定でない幅の複数のストリップを有する；
   を備え、
   ここで第１の摩擦性ストリップは、１０１％～１２５％の縦糸または経線ストレッチを有し、大腿筋膜張筋または縫工筋頭のあたりのウエストから内側広筋の上部付近の縫工筋へ下がって、
   第２の摩擦性ストリップは、１０１％～１２５％の縦糸または経線ストレッチを有し、中間広筋の周りの中殿筋のあたりのウエストから伸長して縫工筋の上で前記の第１のストリップと合流して、
   第３のストリップは、１０１％～１２５％の縦糸または経線ストレッチを有し、外側広筋の周りの脊椎に隣接するウエストの大殿筋から伸長して腸脛靭帯の上で前記の第２の摩擦性ストリップと合流して、それにより、前記の合流した第２および第３のストリップは、中間広筋に沿って伸長して、縫工筋において前記の第１のストリップと合流して、大腿直筋に沿って所定の距離だけ伸長して膝蓋骨の上でそのそれぞれのサイドに沿って二股に分かれて、前記摩擦性エレメントは、膝蓋骨の下および腸脛靭帯のあたりの脛骨の周りを所定の距離だけ伸長して、腓腹筋またはヒラメ筋の遠位または下側末端で接合している、
   圧縮衣服。
2. 請求項１に記載の圧縮衣服であって、
   前記摩擦性エレメントは、前記圧縮衣服アウターに接着または縫い合わされる、または、前記２つは、一緒に溶接または溶融される、
   圧縮衣服。
3. 請求項１に記載の圧縮衣服であって、
   前記摩擦性エレメントは、左手摩擦性エレメントおよび右手摩擦性エレメントによって形成されて、それぞれ、ウエストからそれぞれの足の腓腹筋またはヒラメ筋の下側末端または底部まで伸長している、
   圧縮衣服。
4. 請求項１に記載の圧縮衣服であって、
   前記摩擦性エレメントは、天然または合成ゴム、高分子材料、または含浸布からなる、
   圧縮衣服。
5. 請求項１に記載の圧縮衣服であって、
   前記圧縮衣服アウターは、複数の縫い目によって一緒に縫われた伸縮性材料の複数のパネルから形成される、
   圧縮衣服。
6. 請求項５に記載の圧縮衣服であって、
   前記圧縮衣服アウターは、
   股パネル；アキレスパネル；下側脛骨パネル；および一組の上側足パネルを備える、
   圧縮衣服。
7. 請求項５に記載の圧縮衣服であって、
   前記圧縮衣服アウターを形成している前記パネルは、伸縮性材料から形成されて、
   前記パネルの少なくとも２つは、異なるストレッチ性を有する、
   圧縮衣服。
8. 請求項１に記載の圧縮衣服であって、
   摩擦性エレメントは、横方向と実質的に同一の長軸方向のストレッチ性を有する、
   圧縮衣服。
   

Images