JP7123263B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP7123263B2
JP7123263B2 JP2021532637A JP2021532637A JP7123263B2 JP 7123263 B2 JP7123263 B2 JP 7123263B2 JP 2021532637 A JP2021532637 A JP 2021532637A JP 2021532637 A JP2021532637 A JP 2021532637A JP 7123263 B2 JP7123263 B2 JP 7123263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
heat insulating
ice making
heat
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021532637A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021009895A1 (ja
Inventor
毅 山村
貴博 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021009895A1 publication Critical patent/JPWO2021009895A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7123263B2 publication Critical patent/JP7123263B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/04Preventing the formation of frost or condensate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、製氷室を備える冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵室及び冷凍室を備えた冷蔵庫において、利用者に氷を提供する製氷室が設けられた冷蔵庫が知られている。このような冷蔵庫は、製氷室の内部に格納された製氷ユニットによって製造され、一時的に貯蔵されていた氷を提供するものである。特許文献1には、冷蔵室のドアの内側に断熱壁によって囲まれた製氷室が形成されると共に、製氷室に冷気を供給する流路が構成された冷蔵庫が開示されている。特許文献1の冷蔵庫は、これにより、製氷ユニットが冷凍室に設けられる場合と同等の製氷作用を維持しつつ、冷凍室の空間を確保しようとするものである。
特許第4690059号公報
しかしながら、特許文献1に開示された冷蔵庫は、製氷室内部の温度が冷蔵室内部の温度より著しく低い場合等において、断熱壁が冷蔵室の露点以下の温度に低下しうる。したがって、断熱壁における冷蔵室に接触する面に、結露が生じる虞がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、断熱壁における冷蔵室に接触する面に結露が生じることを抑制する冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、被冷却物が貯蔵される冷蔵室と冷蔵室よりも低温で製氷する製氷室とが形成された箱状の断熱箱体と、冷蔵室と製氷室との間に設けられ、冷蔵室と製氷室との間の熱の伝達を遮断する断熱壁と、を備え、断熱壁には、断熱壁の温度を上昇させる加熱装置が設けられ、製氷室の内部には、氷を製造する製氷部と製氷部が製造した氷を貯蔵する貯氷部とが設けられ、断熱壁は、熱移動を抑制する断熱材からなり、製氷部及び貯氷部を囲む断熱部と、断熱部の外面に格子状に配置され、断熱部の外側の空間を複数の区画領域に区画する複数の長尺状のリブ部材と、リブ部材を覆い、それぞれの区画領域に空気を封止するシーリング部と、を有し、リブ部材は、中空をなしており、加熱装置は、リブ部材の内部に挿入され、リブ部材の温度を上昇させるリブ加熱装置である
本発明に係る冷蔵庫の断熱壁は、加熱装置を有している。このため、断熱壁の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁における冷蔵室に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す正面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。 実施の形態1に係る製氷ユニット3を示す側面図である。 実施の形態1に係る製氷ユニット3を示す側面図である。 実施の形態1に係る断熱壁4を示す正面図である。 実施の形態1に係る断熱壁4を示す正面図である。 実施の形態1に係る製氷ユニット3及び断熱壁4を示す側面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。 実施の形態2に係るリブ部材163を示す側面図である。 実施の形態2に係る断熱壁104を示す正面図である。 実施の形態2に係る断熱壁104を示す正面図である。 実施の形態2に係る製氷ユニット3及び断熱壁104を示す側面図である。 実施の形態2の変形例に係る断熱壁104を示す正面図である。 実施の形態2の変形例に係る製氷ユニット3及び断熱壁104を示す側面図である。 実施の形態3に係る断熱壁204を示す側面図である。 実施の形態4に係る断熱壁304を示す正面図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る冷蔵庫100について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す正面図である。図2は、実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。図3は、実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。そして、図4は、実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。図1から図4に示すように、冷蔵庫100は、断熱箱体1、冷却装置2、製氷ユニット3、断熱壁4、搬送ダクト5、ディスプレイ6及び制御装置7を有している。
(断熱箱体1)
断熱箱体1は、略直方体の箱状であり、鋼鉄製の外箱、樹脂製の内箱及び外箱と内箱との間に充填された断熱材からなる。断熱材は、例えばウレタンフォームである。断熱箱体1の内部は、断熱材からなり水平方向に延びる仕切壁11によって、上部を上部室12、中部から下部を中下部室13として仕切られる。断熱箱体1は、上部扉14及び中下部扉15を有する。上部扉14は、断熱箱体1の正面において、上部室12を覆うように断熱箱体1に取り付けられる。上部扉14は、2枚からなり、観音開き式に取り付けられる。また、中下部扉15は、断熱箱体1の正面において、中下部室13を覆うように断熱箱体1に取り付けられる。中下部扉15は、2枚からなり、観音開き式に取り付けられる。中下部扉15の前面には、搬送ダクト5が格納される窪みであるディスペンサ部8が形成されている。なお、上部扉14及び中下部扉15は、それぞれ1枚の扉からなるものであってもよい。
上部室12には、冷凍室21が形成されている。中下部室13には、冷蔵室22が形成されると共に、中下部室13の上部の一側方に製氷室23が形成されている。このように、冷蔵庫100は、上部に冷凍室が形成されたトップフリーザ型の形態である。なお、冷蔵庫100は、トップフリーザ型に限定されるものではない。製氷室23は、冷蔵室22との間の熱の伝達を遮断する断熱壁4に囲まれている。即ち、断熱壁4は、冷蔵室22と製氷室23との間に設けられている。
また、断熱箱体1には、供給風路16及び返還風路17が形成されている。供給風路16は、断熱箱体1の後方の略全高にわたり形成され、冷却装置2から冷凍室21、冷蔵室22及び製氷室23のそれぞれに供給される冷気が通る風路である。冷凍室21と供給風路16とは、冷凍室後壁18によって区画されている。冷凍室後壁18には、開口である冷凍室風路穴38が形成され、冷凍室風路穴38によって冷凍室21と供給風路16とが連通している。また、冷蔵室22と供給風路16とは、冷蔵室後壁19によって区画されている。冷蔵室後壁19には、開口である冷蔵室風路穴39が複数形成され、冷蔵室風路穴39によって冷蔵室22と供給風路16とが連通している。そして、製氷室23は、断熱壁4に形成された開口である製氷室風路穴61を介して、供給風路16と連通している。返還風路17は、仕切壁11の内部に形成され、冷蔵室22から冷却装置2に冷気が流れる風路である。返還風路17は、冷気が流入する開口である返還風路入口36が仕切壁11の前方に形成され、冷気が流出する開口である返還風路出口37が仕切壁11の後方に形成される。
(冷却装置2)
冷却装置2は、断熱箱体1の内部を冷却するものである。冷却装置2は、圧縮機41、凝縮器(図示せず)、膨張部(図示せず)、冷却器42、送風ファン43及びダンパ44を有する。圧縮機41は、低温且つ低圧の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。凝縮器は、高温且つ高圧の冷媒と空気との間で熱交換をするものである。膨張部は、冷媒を減圧して膨張させる減圧弁又は膨張弁である。冷却器42は、供給風路16の上流に設けられ、蒸発器として低温且つ低圧の冷媒と空気との間で熱交換をするものであり、空気を冷却する。送風ファン43は、供給風路16において、冷却器42の上方に設けられ、冷却器42によって生成された冷気を冷凍室21に吹き出すものである。ダンパ44は、供給風路16において、製氷室風路穴61及び冷蔵室風路穴39それぞれの上流に位置するように断熱箱体1に設けられる。ダンパ44は、開度が調整されることで、製氷室23及び冷蔵室22に送られる冷気の量を制御するものである。
ここで、冷却装置2の動作について説明する。冷蔵庫100運転時において、圧縮機41に吸入された冷媒は、圧縮機41によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出される。圧縮機41から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、凝縮器に流入する。凝縮器に流入した冷媒は、空気と熱交換されて凝縮し、液化する。液状態の冷媒は、膨張部に流入し、減圧及び膨張されて、低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する冷却器42に流入する。冷却器42に流入した冷媒は、空気と熱交換されて蒸発し、ガス化する。この時、冷却された空気によって、断熱箱体1の内部の冷却が行われる。その後、蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、圧縮機41に吸入される。
(冷凍室21)
冷凍室21は、-18℃以下の冷凍温度帯に保たれ、食品等の被冷却物を冷凍し、貯蔵する空間である。
(冷蔵室22)
冷蔵室22は、3~6℃を中心とした冷蔵温度帯に保たれ、食品等の被冷却物を冷蔵し、貯蔵する空間である。なお、冷蔵室22において、温度が3~6℃であり、相対湿度が50%~60%の場合、露点は、-4~-1℃である。冷蔵室22は、水平方向に複数の棚31が設置される。棚31の上には、食品等が載置され、冷蔵される。また、冷蔵室22には、チルド室33及び野菜室32が形成されている。
(チルド室33)
チルド室33は、例えば、最上部の棚31の上に形成され、冷蔵室22の内部で特に温度が低く、且つ、食品等が凍結しない温度帯に保たれる空間である。チルド室33は、上面が開口した箱状の収納容器34に囲まれる。収納容器34は、例えば、ポリスチレン製である。更に、仕切壁11には、チルド室内扉35が下方に垂れるように設けられ、チルド室33の前面上部を覆っている。これにより、チルド室33は、断熱性が高められる。ここで、収納容器34の下部には、(図示せず)が設けられ、棚31には、レール(図示せず)が設けられている。ユーザが取っ手を用いて、収納容器34をレールに沿って前面に引き出すことで、チルド室内扉35は、上方に回動し、開かれる。なお、チルド室内扉35は、仕切壁11ではなく、断熱箱体1の内側の側部に設けられていてもよい。また、レールは形成されていなくてもよい。また、チルド室33は、制御装置7によって、約-3℃の温度帯と約1℃の温度帯とに切り換えられる。これにより、保存する食品に適した温度帯を選択することができ、利便性が向上する。
(野菜室32)
野菜室32は、例えば、最下部の棚31の下に形成され、冷蔵室22の内部で、3~9℃の温度帯に保たれる空間である。野菜室32は、主に野菜が貯蔵され、温度以外に湿度が調整されてもよい。
(製氷室23)
製氷室23は、-12~-7℃に保たれ、氷を製造し、貯蔵する空間である。製氷室23は、断熱壁4に囲まれ、製氷ユニット3が設けられている。
(製氷ユニット3)
図5は、実施の形態1に係る製氷ユニット3を示す側面図である。図6は、実施の形態1に係る製氷ユニット3を示す側面図である。図5及び図6に示すように、製氷ユニット3は、製氷部51、貯氷部52及び砕氷部53を有するものである。製氷部51及び貯氷部52は、製氷室23の内部に設けられ、砕氷部53は、製氷室23の前面を覆うように位置する。製氷部51は、冷却装置2で生成された冷気によって、氷を製造するものである。貯氷部52は、製氷部51によって製造された氷を一時的に貯蔵するものである。
砕氷部53は、貯氷部52と一体的に形成され、貯氷部52に貯蔵されている氷を粉砕するものである。砕氷部53は、貯氷部52から砕氷部53に氷を引き込む氷回収部54及び氷回収部54によって引き込まれた氷を砕氷する砕氷部本体55を有する。氷回収部54は、棒状部材56にスクリュー状部材57が設けられた形状をしており、棒状の部材を軸として回転する。棒状部材56が回転する際に、スクリュー状部材57に引っ掛かった貯氷部52に貯蔵されている氷は、砕氷部本体55の内部に引き込まれる。砕氷部本体55の内部には、金属製の刃(図示せず)が設けられている。氷回収部54によって引き込まれた氷は、モータ(図示せず)によって回転する刃によって砕かれ、砕氷部53の下部に設けられた開口の径より氷が小さくなると、砕氷部本体55から排出される。なお、製氷室23が-7~-12℃に保たれているため、氷は、長時間保存されていても、表面が固くなり過ぎず、容易に破砕される。また、砕氷部53は、製氷室23の内部の冷気を封止し、製氷室23の内扉として機能する。砕氷部53の前面には、取っ手(図示せず)が設けられており、ユーザは、取っ手を用いて、砕氷部53及び貯氷部52を手前に引き出すことができる。
(断熱壁4)
図7は、実施の形態1に係る断熱壁4を示す正面図である。図8は、実施の形態1に係る断熱壁4を示す正面図である。そして、図9は、実施の形態1に係る製氷ユニット3及び断熱壁4を示す側面図である。図7から図9に示すように、断熱壁4は、冷蔵室22と製氷室23との間において、製氷部51及び貯氷部52を囲むように設けられ、冷蔵室22と製氷室23との間の熱の伝達を遮断するものである。断熱壁4は、熱移動を抑制する断熱材からなる断熱部62を有する。断熱壁4の幅方向の一側壁は、断熱箱体1の内壁に接触すると共に、幅方向の他側壁より厚さが薄い。また、断熱壁4には、加熱装置が設けられている。加熱装置は、例えば、ヒータであり、断熱部62の内部に設けられる断熱部加熱装置71である。圧縮機41が稼働している際に、断熱部加熱装置71は、通電され、発熱する。これにより、断熱部62の温度が上昇する。また、概して、圧縮機41が稼働していない際は、冷蔵室22の温度が低下しない。このため、冷蔵室22内部の水分が飽和せず、結露が生じ難い。したがって、断熱部加熱装置71は、圧縮機41が稼働している際のみに通電されるものとしてもよい。
図10は、実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。図11は、実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す断面図である。ここで、図10及び図11を用いて、冷却装置2によって生成された冷気の流れについて、説明する。先ず、冷却器42で生成された冷気は、一部が送風ファン43によって上部室12方向に送られ、その余の部分が中下部室13方向に流れる。中下部室13方向に流れた冷気は、ダンパ44によって流量を制御されつつ、冷凍室21、製氷室23及び冷蔵室22に送られる。次に、冷蔵室22に供給された冷気は、それぞれの棚31の上を後方から前方に流れる。この時、棚31に載置された食品等の被冷却物の冷却が行われる。そして、棚31に流れる冷気は、断熱箱体1の内部の前面において、下方から上方へ緩やかに上昇し、仕切壁11に形成された返還風路入口36から返還風路17へ流入し、返還風路出口37から再び冷却器42方向に送られる。
(ディスペンサ部8、搬送ダクト5、ディスプレイ6)
ディスペンサ部8は、中下部扉15の前面に形成された窪みであり、上部に搬送ダクト5が格納されている。また、ディスペンサ部8の下部には、氷を入れる容器(図示せず)が載置される。搬送ダクト5は、砕氷部53と連通し、氷を吐出する管である。なお、搬送ダクト5は、氷だけでなく、冷水も吐出できるようにされていてもよい。ディスプレイ6は、中下部扉15の前面において、ディスペンサ部8の上方に設けられている。ユーザは、ディスプレイ6を操作して、細かく砕かれた氷を搬送ダクト5から吐出させるか、貯氷部52に貯蔵されている状態の氷を砕氷せずに吐出させるかを選択する。
ここで、製造された氷の利用方法について、説明する。ディスプレイ6に備えられた操作ボタンが操作されると、貯氷部52に貯蔵されていた氷は、砕氷部53を通って、搬送ダクト5から吐出される。この際、ディスプレイ6で選択された操作により、制御装置7は、氷を粉砕するか否かを判別する。砕氷部53は、氷が砕かれるように選択された場合は、前述のとおり、砕氷部53の下部に設けられた開口の径より小さくなるまで砕氷し、氷が砕かれないように選択された場合は、貯氷部52に貯蔵されている氷をそのまま搬送ダクト5へ送る。この時、ディスペンサ部8に置かれた容器に氷が供給される。なお、ユーザが大量の氷が望んだり、氷の残数の確認が必要になったりする場合、中下部扉15を開け、砕氷部53及び貯氷部52を手前に引き出すことで、貯氷部52の内部を確認することができる。
(制御装置7)
制御装置7は、断熱箱体1の後方且つ下部に設けられている。制御装置7は、ダンパ44の開度、圧縮機41の出力及び送風ファン43の送風量等を制御することで、冷凍室21、冷蔵室22及び製氷室23の各空間の温度が設定された温度になるように調整するものである。
本実施の形態1によると、断熱壁4には、加熱装置が設けられている。このため、断熱壁4の冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁4における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
また、本実施の形態1によると、断熱壁4は、熱移動を抑制する断熱材からなり、氷を製造する製氷部51と製氷部51が製造した氷を貯蔵する貯氷部52とを囲む断熱部62を有する。すなわち、断熱壁4は、中下部室13の内部において、温度の差が最大になる部分を覆う。これにより、冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁4における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
更に、本実施の形態1によると、加熱装置は、断熱部62の内部に設けられ、断熱部62の温度を上昇させる断熱部加熱装置71である。このため、断熱壁4の冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁4における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることをより確実に抑制することができる。
また、更に、本実施の形態1によると、断熱壁4の幅方向の一側壁は、断熱箱体1の内壁に接触すると共に、幅方向の他側壁より厚さが薄い。この際においても、断熱箱体1の内壁に接触する一側壁及び冷蔵室22に接触する他側壁は、それぞれ、十分に断熱効果を保つことができる。即ち、断熱壁4の冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁4全体として、用いられる部材の量を制限しつつも、断熱壁4における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
なお、本実施の形態1によると、冷蔵室22の温度を切り替える制御装置7を更に備える。概して、温度が高い状態から低い状態に切り替わる際において、冷蔵室22の内部の水分が飽和し易い。したがって、断熱壁4の冷蔵室22に接触する面に結露が生じやすい。このような環境においても、本実施の形態1の断熱壁4は、加熱装置を有しているため、断熱壁4における冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁4の冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
また、概して、返還風路入口36が断熱箱体1の前方側ではなく背面側にある場合、冷却風の風速をある程度確保しなければ、冷蔵室風路穴39から吹き出される冷気は、ショートパスしうる。冷気がショートパスをすることを抑制するため、冷蔵室風路穴39から吹き出される冷気は、食品の保存に対して過度な風速で吹き出される。これにより、冷蔵室風路穴39付近の被冷却物が意図せず、凍結してしまう虞がある。また、断熱箱体1の前側に返還風路入口36がある場合であっても、返還風路17が冷蔵室22の下側に形成される場合には、肉汁などの食品汁又は食品滓がこぼれ落ちることで、返還風路17が詰まる虞がある。
これに対して、本実施の形態1において、各冷蔵室風路穴39は、断熱箱体1の後方に形成されると共に、返還風路入口36が仕切壁11の前方に形成されている。このため、冷蔵室風路穴39と返還風路入口36との距離が十分に確保され、冷気は、風速を遅くしても、ショートパスせずに各室を効率的に冷却できる。したがって、冷蔵室風路穴39付近の食品を意図せず凍結させない。更に、仕切壁11は、中下部室13の上方に位置している。このため、肉汁などの食品汁又は食品滓をこぼれ落ちても、返還風路入口36が詰まる虞がない。
実施の形態2.
図12は、実施の形態2に係るリブ部材163を示す側面図である。図13は、実施の形態2に係る断熱壁104を示す正面図である。そして、図14は、実施の形態2に係る断熱壁104を示す正面図である。図12から図14に示すように、本実施の形態2の断熱壁104は、リブ部材163及びシーリング部165を更に有し、加熱装置が断熱部162の外側に設けられる区画加熱装置173である点で実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符合を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
(断熱部162)
断熱壁104は、冷蔵室22と製氷室23との間において、製氷部51及び貯氷部52を囲むように設けられ、熱移動を抑制する断熱材からなる断熱部162を有する。実施の形態1の断熱部62と異なり、実施の形態2の断熱部162の内部には、加熱装置が設けられていない。なお、断熱部162は、内部に加熱装置が設けられてもよい。
(リブ部材163)
リブ部材163は、長尺状であり、断熱部162の外面における冷蔵室22に接する面に格子状に複数配置され、断熱部162の外側の空間を複数の区画領域164に区画する。即ち、区画領域164は、リブ部材163に囲まれる空隙である。リブ部材163は、例えば、樹脂製である。リブ部材163の厚さ及び区画領域164の厚さは、3mm以下である。なお、それぞれのリブ部材163には、複数の窪み(図示せず)が形成されており、交差するリブ部材163同士が組み合わせられる際には、それぞれの窪みが嵌め合わされる。また、幾つかの区画領域164には、リブ部材163の耐久性を維持するスペーサ(図示せず)が設けられていてもよい。
リブ部材163のうち、断熱箱体101の奥行方向に延びるように設けられるリブ部材163は、断熱箱体101の後方に向かって、低くなるように傾斜している。なお、傾斜角θは、約1~2℃である。また、製氷室23後方には、排水経路(図示せず)が設けられている。これにより、区画領域164に生じた露が後方に流れ、排水経路から冷蔵庫200の機械室(図示せず)に導かれる。
(シーリング部165)
シーリング部165は、リブ部材163を覆い、それぞれの区画領域164に空気を封止する。シーリング部165は、例えば、樹脂部材である。なお、シーリング部165は、直接リブ部材163に取り付けられてもよいし、リブ部材163とシーリング部165とが接合する部分をゴム又はシリコンによって密閉し、区画領域164に外部の空気が流れ込まないようにしてもよい。また、シーリング部165を設ける際に、除湿などを行って、水分の含有量を少なくした空気を封止するようにしてもよい。このように、リブ部材163及びシーリング部165によって、区画領域164に空気が封止され、対流が抑えられた空気の層が形成されているため、断熱壁104は、高い断熱性能を有する。なお、一部の区画領域164は、リブ部材163の交差する部分の窪みをリブ部材163の幅より大きくすることで、隣り合う区画領域164と連通していてもよい。これにより、前述のように、区画領域164に生じた露を後方に流すための空間を確保することができる。なお、この際においても、区画領域164の断熱性能が低下することは、抑制される。
(区画加熱装置173)
先述のように、実施の形態2において、断熱壁104に設けられる加熱装置は、断熱部162の外側に設けられ、区画領域164の温度を上昇させる区画加熱装置173である。なお、区画加熱装置173は、複数の区画領域164の温度を上昇させるように配置されても良い。区画領域164には、空気が封止されているため、区画加熱装置173が発する熱が集中し、断熱壁104の温度は、効率的に上昇する。
図15は、実施の形態2に係る製氷ユニット3及び断熱壁104を示す側面図である。概して、図14に示すように、製氷室風路穴161が製氷室23の奥側且つ冷蔵室22寄りに形成されている場合、製氷室23の冷蔵室22に接触する面のうち、奥側の温度がより低下しうる。この場合、図15に示すように、区画加熱装置173は、製氷室23の奥側に配置され、更に、設置数を多くしたり、大きいものが用いられたりすることで、冷蔵室22の奥側の区画領域164の温度を集中的に上昇させるように配置される。
本実施の形態2によれば、断熱壁104は、断熱部162の外面に格子状に配置され、リブ部材163及びシーリング部165を有する。これにより、断熱壁104は、高い断熱性を有するため、製氷室23内部と冷蔵室22との間で熱の伝達が抑制される。また、更に、断熱壁104は、加熱装置を有する。このため、断熱壁104の冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁104における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることをより確実に抑制することができる。
また、本実施の形態2によれば、加熱装置は、断熱部162の外側に設けられ、前記区画領域164の温度を上昇させる区画加熱装置173である。これにより、製氷室風路穴161の位置によって、必要な区画領域164の温度だけを上昇させるように区画加熱装置173を配置し、断熱壁104の温度を効率的に上昇させることができる。したがって、断熱壁104全域に加熱装置を配置するより低消費電力で、断熱壁104における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
更に、本実施の形態2によれば、リブ部材163のうち、断熱箱体101の奥行方向に延びるように設けられる前記リブ部材163は、断熱箱体101の後方に向かって、低くなるように傾斜している。このため、リブ部材163上の水滴は、断熱箱体101の後方且つ下方へと移動する。したがって、区画領域164内で結露が発生した際も、結露水を製氷室23の外部に排出することができる。
(実施の形態2の変形例)
図16は、実施の形態2の変形例に係る断熱壁104を示す正面図である。図17は、実施の形態2の変形例に係る製氷ユニット3及び断熱壁104を示す側面図である。図16に示すように、製氷室風路穴161が断熱箱体101の側部寄りに配置されている。この場合は、断熱壁104のうち、冷蔵室22に接している壁面の温度低下は緩やかとなる。この際、図17に示すように、区画加熱装置173の設置数は、少なくされたり、小さい区画加熱装置173が用いられたりしても、断熱壁104の温度は、上昇する。区画加熱装置173の消費電力が抑えられる。このように、製氷室風路穴161の位置によって、必要な区画領域164の温度だけを上昇させるように区画加熱装置173を配置し、断熱壁104の温度を効率的に上昇させることができる。
実施の形態3.
図18は、実施の形態3に係る断熱壁204を示す側面図である。図18に示すように、本実施の形態3は、加熱装置がリブ部材263の内部に設けられるリブ加熱装置272である点で実施の形態2と相違する。本実施の形態3では、実施の形態2と同一の部分は同一の符合を付して説明を省略し、実施の形態2との相違点を中心に説明する。
(断熱部262)
断熱壁204は、冷蔵室22と製氷室23との間において、製氷部51及び貯氷部52を囲むように設けられ、熱移動を抑制する断熱材からなる断熱部262を有する。実施の形態2の断熱部162と異なり、実施の形態3の断熱部262の外側には、加熱装置が設けられていない。なお、断熱部262の外側には、加熱装置が設けられてもよい。
(リブ部材263)
リブ部材263は、内部が中空であり、U字状をなしている。なお、リブ部材263は、内部にリブ加熱装置272を挿入できる形状であればよい。また、リブ部材263の断熱部262からの厚さは、約3mmである。
(リブ加熱装置272)
リブ加熱装置272は、線状に形成され、通電されることで発熱する線ヒータである。線ヒータは、直径が約2mmである。線ヒータは、複数のリブ部材263の内部に挿入される。なお、リブ加熱装置272は、線ヒータに限定されず、リブ部材263の内部に挿入できるものであれば、例えば、熱交換器又はペルチェ素子等でもよい。
(制御装置206)
制御装置206は、必要な箇所のみのリブ部材263の温度を上昇させるように、各線ヒータ毎に通電制御を行う。なお、リブ加熱装置272が線ヒータ以外のものであっても、制御装置206は、制御を行うようにしてもよい。
本実施の形態3によれば、リブ部材263は、中空をなしており、加熱装置は、リブ部材263の内部に挿入され、リブ部材263の温度を上昇させるリブ加熱装置272である。これにより、製氷室風路穴61の位置によって、必要なリブ部材263の温度だけを上昇させるようにリブ加熱装置272を配置し、断熱壁204の温度を効率的に上昇させることができる。したがって、断熱壁204全域に加熱装置を配置するより低消費電力で、断熱壁204の冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
また、本実施の形態3によれば、冷蔵庫300は、複数のリブ部材263に挿入されるリブ加熱装置272及びそれぞれのリブ加熱装置272の動作を個別に制御する制御装置206を備える。このため、リブ加熱装置272がそれぞれのリブ部材263に挿入された製氷室23において、発熱させるリブ加熱装置272を冷蔵庫の形態に合わせて選択することができる。したがって、製氷室23を異なる形態の冷蔵庫と共通させることができる。
また、更に、本実施の形態3によれば、リブ部材263は、線状に形成され、通電されることで発熱する線ヒータである。このため、冷蔵庫300の運転時に通電することで、リブ部材263の温度が上昇する。これにより、断熱壁204の冷蔵室22に接触する面の温度は、上昇し、露点以下に低下しない。したがって、断熱壁204における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを確実に抑制することができる。
実施の形態4.
図19は、実施の形態4に係る断熱壁304を示す正面図である。図19に示すように、本実施の形態4は、冷蔵庫400が加熱装置を有していない点で実施の形態2と相違する。本実施の形態4では、実施の形態2と同一の部分は同一の符合を付して説明を省略し、実施の形態2との相違点を中心に説明する。
(断熱壁304)
断熱壁304は、断熱部362、リブ部材363及びシーリング部365からなり、断熱壁304の温度を上昇させる加熱装置は、設けられていない。
本実施の形態4によれば、断熱壁304には、加熱装置が設けられていない。しかしながら、断熱壁304は、熱移動を抑制する断熱材からなる断熱部362及び空気が封止されている区画領域364により、冷蔵室22と製氷室23との間の熱の伝達を抑制する。このため、断熱壁304の冷蔵室22に接触する面の温度は、断熱壁304が発熱装置を有していなくても、露点以下に低下しない。したがって、より消費電力を抑えつつ、断熱壁304における冷蔵室22に接触する面に、結露が生じることを抑制することができる。
1 断熱箱体、2 冷却装置、3 製氷ユニット、4 断熱壁、5 搬送ダクト、6 ディスプレイ、7 制御装置、8 ディスペンサ部、11 仕切壁、12 上部室、13 中下部室、14 上部扉、15 中下部扉、16 供給風路、17 返還風路、18 冷凍室後壁、19 冷蔵室後壁、21 冷凍室、22 冷蔵室、23 製氷室、31 棚、32 野菜室、33 チルド室、34 収納容器、35 チルド室内扉、36 返還風路入口、37 返還風路出口、38 冷凍室風路穴、39 冷蔵室風路穴、41 圧縮機、42 冷却器、43 送風ファン、44 ダンパ、51 製氷部、52 貯氷部、53 砕氷部、54 氷回収部、55 砕氷部本体、56 棒状部材、57 スクリュー状部材、61 製氷室風路穴、62 断熱部、71 断熱部加熱装置、100 冷蔵庫、101 断熱箱体、104 断熱壁、161 製氷室風路穴、162 断熱部、163 リブ部材、164 区画領域、165 シーリング部、173 区画加熱装置、200 冷蔵庫、204 断熱壁、206 制御装置、262 断熱部、263 リブ部材、272 リブ加熱装置、300 冷蔵庫、304 断熱壁、362 断熱部、363 リブ部材、364 区画領域、365 シーリング部、400 冷蔵庫。

Claims (9)

  1. 被冷却物が貯蔵される冷蔵室と前記冷蔵室よりも低温で製氷する製氷室とが形成された箱状の断熱箱体と、
    前記冷蔵室と前記製氷室との間に設けられ、前記冷蔵室と前記製氷室との間の熱の伝達を遮断する断熱壁と、を備え、
    前記断熱壁には、
    前記断熱壁の温度を上昇させる加熱装置が設けられ
    前記製氷室の内部には、
    氷を製造する製氷部と前記製氷部が製造した氷を貯蔵する貯氷部とが設けられ、
    前記断熱壁は、
    熱移動を抑制する断熱材からなり、前記製氷部及び前記貯氷部を囲む断熱部と、
    前記断熱部の外面に格子状に配置され、前記断熱部の外側の空間を複数の区画領域に区画する複数の長尺状のリブ部材と、
    前記リブ部材を覆い、それぞれの前記区画領域に空気を封止するシーリング部と、を有し、
    前記リブ部材は、
    中空をなしており、
    前記加熱装置は、
    前記リブ部材の内部に挿入され、前記リブ部材の温度を上昇させるリブ加熱装置である
    冷蔵庫。
  2. 前記リブ加熱装置は、
    複数の前記リブ部材に挿入され、
    それぞれの前記リブ加熱装置の動作を個別に制御する制御装置を更に備える
    請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記リブ加熱装置は、
    線状に形成され、通電されることで発熱する線ヒータである
    請求項又は請求項に記載の冷蔵庫。
  4. 被冷却物が貯蔵される冷蔵室と前記冷蔵室よりも低温で製氷する製氷室とが形成された箱状の断熱箱体と、
    前記冷蔵室と前記製氷室との間に設けられ、前記冷蔵室と前記製氷室との間の熱の伝達を遮断する断熱壁と、を備え、
    前記断熱壁には、
    前記断熱壁の温度を上昇させる加熱装置が設けられ、
    前記製氷室の内部には、
    氷を製造する製氷部と前記製氷部が製造した氷を貯蔵する貯氷部とが設けられ、
    前記断熱壁は、
    熱移動を抑制する断熱材からなり、前記製氷部及び前記貯氷部を囲む断熱部と、
    前記断熱部の外面に格子状に配置され、前記断熱部の外側の空間を複数の区画領域に区画する複数の長尺状のリブ部材と、
    前記リブ部材を覆い、それぞれの前記区画領域に空気を封止するシーリング部と、を有し、
    前記リブ部材のうち、前記断熱箱体の奥行方向に延びるように設けられる前記リブ部材は、
    前記断熱箱体の後方に向かって、低くなるように傾斜している
    蔵庫。
  5. 前記加熱装置は、
    前記断熱部の内部に設けられ、前記断熱部の温度を上昇させる断熱部加熱装置である
    請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記加熱装置は、
    前記断熱部の外側に設けられ、前記区画領域の温度を上昇させる区画加熱装置である
    請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 被冷却物が貯蔵される冷蔵室と前記冷蔵室よりも低温で製氷する製氷室とが形成された箱状の断熱箱体と、
    前記冷蔵室と前記製氷室との間に設けられ、前記冷蔵室と前記製氷室との間の熱の伝達を遮断する断熱壁と、を備え、
    前記製氷室の内部には、
    氷を製造する製氷部と前記製氷部が製造した氷を貯蔵する貯氷部とが設けられ、
    前記断熱壁は、
    熱移動を抑制する断熱材からなり、前記製氷部及び前記貯氷部を囲む断熱部と、
    前記断熱部の外面に格子状に配置され、前記断熱部の外側の空間を複数の区画領域に区画する複数の長尺状のリブ部材と、
    前記リブ部材を覆い、それぞれの前記区画領域に空気を封止するシーリング部と、を有し、
    前記リブ部材のうち、前記断熱箱体の奥行方向に延びるように設けられる前記リブ部材は、
    前記断熱箱体の後方に向かって、低くなるように傾斜している
    冷蔵庫。
  8. 前記断熱壁の幅方向の一側壁は、
    前記断熱箱体の内壁に接触すると共に、幅方向の他側壁より厚さが薄い
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記冷蔵室の温度を切り替える制御装置を更に備える
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2021532637A 2019-07-18 2019-07-18 冷蔵庫 Active JP7123263B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/028223 WO2021009895A1 (ja) 2019-07-18 2019-07-18 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021009895A1 JPWO2021009895A1 (ja) 2021-12-09
JP7123263B2 true JP7123263B2 (ja) 2022-08-22

Family

ID=74210354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021532637A Active JP7123263B2 (ja) 2019-07-18 2019-07-18 冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7123263B2 (ja)
WO (1) WO2021009895A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523993A (ja) 2006-01-13 2009-06-25 エレクトロラックス ホーム プロダクツ インコーポレイテッド 冷却冷凍機器用製氷システム
US20100122548A1 (en) 2008-11-19 2010-05-20 Lg Electronics Inc. Refrigerator related technology
JP4690059B2 (ja) 2004-01-28 2011-06-01 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 冷蔵庫
US20140028172A1 (en) 2012-07-26 2014-01-30 Lg Electronics Inc. Refrigerator vegetable room and a refrigerator with the same

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3883668B2 (ja) * 1997-09-26 2007-02-21 三洋電機株式会社 冷蔵庫
JP3547348B2 (ja) * 1999-09-21 2004-07-28 株式会社東芝 冷蔵庫の仕切り部

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4690059B2 (ja) 2004-01-28 2011-06-01 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 冷蔵庫
JP2009523993A (ja) 2006-01-13 2009-06-25 エレクトロラックス ホーム プロダクツ インコーポレイテッド 冷却冷凍機器用製氷システム
US20100122548A1 (en) 2008-11-19 2010-05-20 Lg Electronics Inc. Refrigerator related technology
US20140028172A1 (en) 2012-07-26 2014-01-30 Lg Electronics Inc. Refrigerator vegetable room and a refrigerator with the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2021009895A1 (ja) 2021-12-09
WO2021009895A1 (ja) 2021-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101798564B1 (ko) 냉장고
CN102374722B (zh) 冰箱
KR20160027877A (ko) 냉장고
EP3217126B1 (en) Refrigerator
CN107763932B (zh) 冰箱
CN106679269B (zh) 冰箱
JP2008106993A (ja) 冷蔵庫
JP4960399B2 (ja) 冷蔵庫
TWI716636B (zh) 冰箱
JP2018071874A (ja) 冷蔵庫
JPH1114230A (ja) 冷蔵庫
JP2021076296A (ja) 冷蔵庫
JP7123263B2 (ja) 冷蔵庫
WO2013084473A1 (ja) 冷蔵庫
KR101754337B1 (ko) 냉장고의 제빙덕트 및 상기 제빙덕트를 이용한 제빙방법
JP2012007759A (ja) 冷蔵庫
KR101696893B1 (ko) 냉장고 및 그 제빙방법
JP4281003B2 (ja) 冷蔵庫
KR100621237B1 (ko) 냉장고의 냉기유로구조
JP6940424B2 (ja) 冷蔵庫
JP2012063026A (ja) 冷蔵庫
JP6992394B2 (ja) 製氷装置、アイスディスペンサー及び冷蔵庫
JP6866995B2 (ja) 冷蔵庫
JP4375220B2 (ja) 冷蔵庫
JP2019095122A (ja) 製氷機及び冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210729

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7123263

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150