JP7119259B2 - フェイシャルティシュ製品 - Google Patents

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Description

本発明は、ティシュペーパーの積層体及び当該積層体を収納したフィルムパックを備える、フェイシャルティシュ製品に関する。
従来、携帯性を重視したティシュ製品として、ティシュペーパーの積層体がフィルムパックに収納されたいわゆるポケットティシュ製品が上市されており、ポケットティシュ製品に関する検討もなされている(例えば、特許文献1を参照)。しかしながら、従来のポケットティシュ製品は、携帯性に優れているものの、1パックに収納されるティシュペーパーの入り数が10枚程度と少ないため、製品の交換頻度が大きくなってしまう。さらに、近年では、花粉症患者の増加により、ポケットティシュ製品よりもティシュペーパーの入り数が多く、かつ、コンパクトで携帯性に優れる、フィルムパックに収容されたティシュ製品の需要が高まっている。
このような背景のもと、内容物であるティシュペーパーについては、鼻をかむ際の皮膚との摩擦が低減されるよう、ローションが塗布された、表面が滑らかなティシュペーパーが好まれる。また、フィルムパックを構成するフィルムの材質については、肌触りがよくコシの弱い美粧性の高いフィルム、例えば、梨地ポリエチレン等を素材とするフィルムパックが好まれる傾向にある。
ここで、ティシュ製品に設けられたミシン目部を開封する際には、例えば、ミシン目部の長手方向を中心線として、その中心線の左右をそれぞれの手でグリップして開封する方向に、例えば、左手の親指で左方向に、右手の親指で右方向にそれぞれ力を入れてミシン目部を開封してスリットを形成する。この際に上記のように表面が滑らかなティシュペーパーの積層体を、肌触りがよくコシの弱いフィルムからなるフィルムパックに収納した場合、グリップしながら親指で各方向に引っ張る際に、フィルムパックを構成するフィルムの裏面とティシュペーパーが滑りやすいことで、グリップする力が弱くなり、ミシン目部を開封しづらくなるという問題があった。
従来の厚さ10mm程度のポケットティシュ製品であれば、ミシン目部の開封時にポケットティシュ製品をグリップする際に、比較的、力を入れやすいため、ミシン目部を容易に開封することができたが、ティシュペーパーの入り数が多くなり、ティシュ製品が厚くなると、グリップして開封する際に、従来のポケットティシュ製品を開封するよりも、グリップする力が伝わりづらく滑りやすいため、ミシン目部を開封しづらくなるという問題があった。
特開2015-142607号公報
このような問題を解決する手段として、ティシュペーパーに直に当接するフィルム裏面とティシュペーパーとの摩擦が大きくなるようにフィルムパックの裏面に処理を施すことが考えられるが、開封する方向(ミシン目部の長手方向に略垂直な方向)にフィルムを引っ張り、ミシン目部を開封する際に、フィルム裏面とティシュペーパーの間の摩擦力の影響により、ティシュペーパーが破れやすくなる。また、ミシン目部の開封性の問題に加えて、フィルムパックを用いたフェイシャルティシュ製品においては、紙カートンに収納されたティシュ製品に比べて、中身のティシュペーパーが取出しづらいという問題もある。
したがって、本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、ティシュペーパーの積層体と、当該積層体を収納するフィルムパックと、を備えるフェイシャルティシュ製品において、従来のポケットティシュ製品よりも交換頻度が低く、ティシュペーパーの表面が滑らかで、フィルムパックのミシン目部を容易に開封することができ、携帯性及び取出し性に優れるフェイシャルティシュ製品を提供することを目的とする。
本発明の発明者らは、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った。その結果、フィルムパックの寸法及びミシン目部の位置を調整し、かつ、フィルムパックの裏面とティシュペーパーの静摩擦係数を調整することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1)本発明の第1の態様は、2プライのシートからなるティシュペーパーの積層体と、前記積層体を収納するフィルムパックと、を備える略直方体のフェイシャルティシュ製品であって、前記ティシュペーパーは、展開状態において、MD方向に沿って2本の折り線を、CD方向に沿って1本の折り線を、それぞれ有し、前記フィルムパックに収納された状態において、各折り線によって折り畳まれた構造を有し、前記フィルムパックは、天面に、前記ティシュペーパーを通過させて取出すためのスリットを形成可能な略直線状のミシン目部を、前記天面の横方向に形成される辺に対して略平行に、かつ、縦方向の略中心に、有しており、前記フィルムパックの横方向に形成される辺の寸法は88mm以上132mm以下であり、前記フィルムパックの縦方向に形成される辺の寸法は88mm以上132mm以下であり、前記フィルムパックの高さは20mm以上60mm以下であり、前記フィルムパックの天面において、横方向に沿って形成される辺とミシン目部との距離が、68mm以下であり、前記フィルムパックを構成するフィルムの裏面と前記ティシュペーパーの、前記ミシン目部の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数が、0.180以上0.270以下であり、前記ミシン目部が切込部と非切込部で構成され、一組の切込部と非切込部の長手方向の合計寸法に対する、一つの非切込部の長手方向の寸法の割合が、15%以上50%以下である、フェイシャルティシュ製品である。
ここで、フィルムパックの横方向とは、ミシン目部の長手方向に略平行な方向を指し、フィルムパックの縦方向とは、ミシン目部の長手方向に略垂直な方向を指す。また、縦方向の略中心とは、横方向に形成される辺から、縦方向の形成される辺の寸法の45%以上55%以下に相当する、縦方向の位置を指す。
(2)本発明の第2の態様は、(1)に記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記ミシン目部の長手方向の寸法が、60mm以上132mm以下であることを特徴とするものである。
(3)本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記フィルムパックを構成するフィルムの裏面と前記ティシュペーパーの、前記ミシン目部の開封時に擦れ合う方向で測定した動摩擦係数が、0.240以上0.340以下であることを特徴とするものである。
(4)本発明の第4の態様は、(1)から(3)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、各前記切込部の長手方向の寸法が、1.5mm以上6.0mm以下であり、各前記非切込部の長手方向の寸法が、0.5mm以上2.0mm以下であることを特徴とするものである。
(5)本発明の第5の態様は、(1)から(4)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記フィルムパックを構成するフィルムの厚さが、20μm以上100μm以下であることを特徴とするものである。
(6)本発明の第6の態様は、(1)から(5)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、ティッシュソフトネス測定装置TSAによる、滑らかさTS750が9.0dBVrms以上17.0dBVrms以下であることを特徴とするものである。
(7)本発明の第7の態様は、(1)から(6)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記ティシュペーパーの1プライあたりの坪量は、12.8g/m以上18.8g/m以下であり、前記ティシュペーパーの紙厚は、0.70mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であることを特徴とするものである。
(8)本発明の第8の態様は、(1)から(7)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、展開時における前記ティシュペーパーの、MD方向の寸法が、162mm以上250mm以下であり、CD方向の寸法が、176mm以上264mm以下であることを特徴とするものである。
(9)本発明の第9の態様は、(1)から(8)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記積層体を構成する前記ティシュペーパーの入り数は、25組以上75組以下であることを特徴とするものである。
(10)本発明の第10の態様は、(1)から(9)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記フィルムパックを構成するフィルムは、単層で形成され、前記フィルムの材質が梨地ポリエチレンであることを特徴とするものである。
(11)本発明の第11の態様は、(1)から(9)のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品であって、前記フィルムパックを構成するフィルムは、複層で形成され、前記フィルムパックの最表層及び/又は最裏層における前記フィルムの材質が、梨地ポリエチレンであることを特徴とするものである。
本発明によれば、ティシュペーパーの積層体と、当該積層体を収納するフィルムパックと、を備えるフェイシャルティシュ製品において、従来のポケットティシュ製品よりも交換頻度が低く、ティシュペーパーの表面が滑らかで、フィルムパックのミシン目部を容易に開封することができ、携帯性及び取出し性に優れるフェイシャルティシュ製品を提供することができる。
本発明のフェイシャルティシュ製品を示す斜視図である。 ティシュペーパーを展開させた状態を示す図面である。 ティシュペーパーが折り畳まれる態様を示す図面である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ符号を付する。図1は、本発明のフェイシャルティシュ製品100を示す斜視図である。本実施形態におけるフェイシャルティシュ製品100は、図1に示すように、2プライのシートからなるティシュペーパー2(図2参照)の積層体20と、積層体20を収納するフィルムパック10を備えており、略直方体の形態を有している。
<フィルムパック>
フィルムパック10の包装形態は公知の方法を用い、特に限定されないが、ピロー包装、キャラメル包装又はガゼット包装を用いることができる。
フィルムパック10を構成するフィルムは、単層で形成されてもよく複層で形成されてもよい。フィルムの材質は特に限定されないが、単層で形成される場合、フィルムの材質は梨地ポリエチレン、乳白ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中低圧法高密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレンから選択されるいずれか一種であってよく、美粧性(高級感)及び手触りに優れる、梨地ポリエチレンであることが好ましい。また、フィルムパック10を構成するフィルムが複層で形成される場合、各層のフィルムの材質は、梨地ポリエチレン、乳白ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中低圧法高密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレンから選択されるいずれか一種であってよく、フィルムパック10の最表層及び/又は最裏層におけるフィルムの材質は、美粧性(高級感)及び手触りに優れる、梨地ポリエチレンであることが好ましい。なお、フィルムを複層にする場合、ドライラミ、押出しラミ等の公知の方法を用いることができるが、フィルム臭気の観点から押出しラミが好ましい。
フィルムパック10の横方向に形成される辺の寸法(CL)は88mm以上132mm以下であり、フィルムパック10の縦方向に形成される辺の寸法(CW)は88mm以上132mm以下であり、フィルムパック10の高さ(CH)は20mm以上60mm以下である。フィルムパック10の、横方向に形成される辺の寸法(CL)、縦方向に形成される辺の寸法(CW)及び高さ(CH)を上記の範囲に調整することにより、フィルムパック10の美粧性に優れ高級感のあるフェイシャルティシュ製品100を得ることができる。また、コンパクトで携帯性に優れるとともに、従来のポケットティシュ製品よりもティシュペーパー2の入り数を多くすることができるため、交換頻度を低くすることができる。
また、フィルムパック10の、横方向に形成される辺の寸法(CL)は94mm以上126mm以下、縦方向に形成される辺の寸法(CW)は94mm以上126mm以下、高さ(CH)は25mm以上55mm以下であることが好ましく、横方向に形成される辺の寸法(CL)は100mm以上120mm以下、縦方向に形成される辺の寸法(CW)は100mm以上120mm以下、高さ(CH)は30mm以上40mm以下であることがより好ましい。
なお、例えば、フィルムパック10の包装形式がガゼット包装である場合には、図1に示すように、フィルムパック10を閉口した側面に多少の膨らみを有する場合があるため、本明細書におけるフィルムパック10の各寸法は、以下の方法により測定することができる。フェイシャルティシュ製品100を水平面に戴置させた後に、JISの30cmの定規(例えば、シンワ測定株式会社製の直尺シルバー、材質ステンレス、63g)をフィルムパック10のミシン目部11の長手方向上に、横方向に形成される辺に平行となるように載せて、フィルムパック10の横方向両端部における上記水平面からの上記定規までの高さを測定し、2つの測定値の平均値をフィルムパック10の高さ(CH)とする。次に、上記のフィルムパック10の、横方向に形成される辺の寸法(CL)としては、上記定規と天面10tが接する部分の横方向の寸法を採用する。さらに、フィルムパック10の縦方向に形成される辺の寸法(CW)は、上記定規をミシン目部11の長手方向に略直角、かつ、縦方向に形成される辺に平行となるように、天面10tの横方向中心部に配置し、上記定規と天面10tが接する部分の縦方向の寸法を採用する。
(フィルムパックのフィルムの厚さ)
フィルムパック10を構成するフィルムの厚さは、20μm以上100μm以下であることが好ましい。フィルムの厚さを上記の範囲に調整することにより、輸送時に必要なフィルムの強度を確保することができるとともに、フィルムパック10の良好な手触りを維持することができる。また、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面とティシュペーパー2の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した摩擦係数を適切な範囲とすることができる。フィルムパック10を構成するフィルムの厚さは、30μm以上90μm以下であることがより好ましく、40μm以上80μm以下であることが更に好ましい。
(ミシン目部とスリット)
フィルムパック10は、天面10tに、ティシュペーパー2を通過させて取出すためのスリットを形成可能な略直線状のミシン目部11を天面10tの横方向に沿って形成される辺に対して略平行に、かつ、縦方向の略中心に、有している。使用者は、ミシン目部11を開封することによりスリットを形成し、ティシュペーパー2を、スリットを通過させて取出すことができる。
フィルムパック10の天面10tにおいて、横方向に沿って形成される辺とミシン目部11との距離(HW)が、68mm以下である。ここで、当該数値が大きすぎると、手が比較的小さい使用者が開封する際に、親指がミシン目部11近傍まで届きづらくなることで、グリップする力が弱くなり、開封しづらくなる。
本発明では、横方向に沿って形成される辺とミシン目部11との距離(HW)を上記の範囲にすることにより、手が比較的小さくても、親指がミシン目部11近傍まで届くため、ミシン目部11の長手方向を中心線として、その両側を左右それぞれの手でグリップして、開封する方向(ミシン目部11の長手方向に略垂直な方向)に、左手の親指で左方向に、右手の親指で右方向にそれぞれ力を入れてミシン目部11を開封してスリットを形成する際に、力を入れやすく開封しやすい。
また、より広い範囲の手の大きさに対応できるように、よりミシン目部11を開封しやすくするために、横方向に沿って形成される辺とミシン目部11との距離(HW)が、64mm以下であることが好ましく、61mm以下であることがより好ましい。
なお、天面10tには、横方向に沿って形成される辺が2辺あるが、いずれの辺とミシン目部11との距離は、上記数値条件を満たすものとする。
ミシン目部11は、図1に示すように、切込部12と非切込部13が交互に配列されることにより形成される。なお、ミシン目部11の両端部は、切込部12で構成される。なお、ミシン目部11の長手方向の寸法(PL)は、ミシン目部11を開封することにより形成されるスリットの長手方向の寸法と等しい。ミシン目部11の長手方向の寸法(PL)は、ティシュペーパー2の取出し性を向上させるために、60mm以上132mm以下であることが好ましく、80mm以上126mm以下であることがより好ましく、90mm以上120mm以下であることが更に好ましい。
一組の切込部12と非切込部13の長手方向の合計寸法に対する、一つの非切込部13の長手方向の寸法の割合が15%以上50%以下である。これにより、使用者はミシン目部11を容易に開封することができ、未開封時(例えば輸送時)に意図せずミシン目部11が開封されることを防止することができる。一組の切込部12と非切込部13の長手方向の合計寸法に対する、一つの非切込部13の長手方向の寸法の割合が18%以上40%以下であることがより好ましく、20%以上30%以下であることが更に好ましい。
また、各切込部12の長手方向の寸法は、1.5mm以上6.0mm以下であり、各非切込部13の長手方向の寸法は、0.5mm以上2.0mm以下であることが好ましく、各切込部12の長手方向の寸法は、2.0mm以上5.0mm以下であり、各非切込部13の長手方向の寸法は、0.7mm以上1.7mm以下であることがより好ましく、各切込部12の長手方向の寸法は、2.5mm以上4.0mm以下であり、各非切込部13の長手方向の寸法は、0.8mm以上1.3mm以下であることが更に好ましい。なお、上記の寸法は、ミシン目部11の各切込部12と各非切込部13のそれぞれの加重平均値とする。
(静摩擦係数)
本発明において、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面とティシュペーパー2の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数が、0.180以上0.270以下である。
なお、後述するように、折り畳まれたティシュペーパー2は、折り畳まれた状態におけるティシュペーパー2のMD方向に沿って形成される辺が、フィルムパック10のミシン目部11の長手方向に略平行となるように積層されて収納されるため、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向は、フィルムパック10を構成する裏面の縦方向とティシュペーパー2のCD方向となり、後述する動摩擦係数の場合も同様である。
ここで、フェイシャルティシュ製品100に設けられたミシン目部11を開封する際には、例えば、ミシン目部11の長手方向を中心線として、その中心線の左右をそれぞれの手でグリップして開封する方向(ミシン目部11の長手方向に略垂直な方向)に、例えば、左手の親指で左方向に、右手の親指で右方向にそれぞれ力を入れてミシン目部11を開封してスリットを形成する。この際に上記のように表面が滑らかなティシュペーパー2の積層体20を、肌触りがよくコシの弱いフィルムからなるフィルムパック10に収納した場合、グリップしながら親指で各方向に引っ張る際に、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面とティシュペーパー2が滑りやすいことで、グリップする力が弱くなり、ミシン目部11を開封しづらくなる傾向にある。
そこで、本発明においては、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面とティシュペーパー2の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数を上記の範囲に調整することにより、ミシン目部11の開封する際の力が伝わりやすく開封しやすくすることができる。また、上記の静摩擦係数が大きすぎると取出し性が悪くなる傾向にあるが、上記の範囲とすることで、ティシュペーパー2の取出し性を損なうことがない。
本発明において、フィルムパック10の裏面とティシュペーパー2の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数が、0.185以上0.250以下であることが好ましく、0.190以上0.230以下であることがより好ましい。
(動摩擦係数)
また、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面とティシュペーパー2の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した動摩擦係数が、0.240以上0.340以下であることが好ましい。フィルムパック10の裏面とティシュペーパー2の動摩擦係数が、上記の範囲であることにより、ミシン目部11の開封時にティシュペーパー2が破れにくくなる。また、上記の動摩擦係数が大きすぎると取出し性が悪くなる傾向にあるが、上記の範囲とすることで、ティシュペーパー2の取出し性を損なうことがない。
本発明において、フィルムパック10の裏面とティシュペーパー2の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した動摩擦係数が、0.250以上0.320以下であることがより好ましく、0.260以上0.300以下であることが更に好ましい。
なお、上記の静摩擦係数と動摩擦係数は、ISO 15359に準拠して、野村商事株式会社製「自動摩擦試験機 NSF-100」を用いて測定することができる。ISO 15359では、同一サンプルを用いて静摩擦係数及び動摩擦係数を3回ずつ測定し、静摩擦係数については1回目と3回目の値を採用し、動摩擦係数については3回目の値を採用する。本発明においては、静摩擦係数、動摩擦係数ともに1回目の値を採用する。なお、ティシュペーパー2については、展開させた状態で測定に供する。
<ティシュペーパー>
本実施形態において収納されたティシュペーパー2は、2プライのシートから構成され、原紙にカレンダー処理がなされたものである。使用者は、ミシン目部11を開封することによりスリットを形成し、ティシュペーパー2を、スリットを通過させて取出すことができる。
図2は、ティシュペーパー2を展開させた状態を示す図面である。展開時におけるティシュペーパー2の、MD方向の寸法が、162mm以上250mm以下であり、CD方向の寸法が、176mm以上264mm以下であることが好ましい。展開時におけるティシュペーパー2の寸法を上記の範囲に調整することにより、ティシュペーパー2の使用感を良好にすることができる。また、展開時におけるティシュペーパー2の、MD方向の寸法が、174mm以上238mm以下であり、CD方向の寸法が、188mm以上252mm以下であることがより好ましい。また、展開時におけるティシュペーパー2の、MD方向の寸法が、186mm以上226mm以下であり、CD方向の寸法が、200mm以上240mm以下であることが更に好ましい。
ティシュペーパー2は、図2に示すように、展開状態において、MD方向に沿って2本の折り線を、CD方向に沿って1本の折り線を、それぞれ有し、フィルムパック10に収納された状態において、各折り線によって折り畳まれた構造を有する。具体的には、図3(a)に示すように、ティシュペーパー2の、MD方向に沿った2本の折り線をそれぞれMD-1、MD-2とし、CD方向に沿った折り線をCD-1とした場合に、ティシュペーパー2の、MD方向に沿って形成される一方の辺から他方の辺までの距離に対して、略1/4の地点にMD-1が配置され、略3/4の地点にMD-2が配置され、CD-1は、ティシュペーパー2の、CD方向に沿って形成される一方の辺から他方の辺までの距離に対して、略1/2の地点に配置される。そして、MD-1に沿って谷折り、MD-2に沿って山折りし、図3(b)の状態になるようにティシュペーパー2を折り畳む。なお、この場合において、MD-1に沿って山折り、MD-2に沿って谷折りしてもよい。そして、さらに、CD-1に沿って折り畳み、図3(c)の状態になるようにティシュペーパー2を折り畳む。
そして、このように折り畳まれたティシュペーパー2は、折り畳まれた状態におけるティシュペーパー2のMD方向に沿って形成される辺が、フィルムパック10のミシン目部11の長手方向に略平行となるように積層されて収納される。上記の折り畳む工程は、従来のポケットティシュ用の折り機で行うことができ、積層体20は、従来のポケットティシュ製品のように、ポップアップされずに1組ずつティシュペーパー2を取出すことのできる構造となっている。
(ティシュペーパー原料)
ティシュペーパー2を構成する2プライのシートは、パルプを主成分とするものであり、好ましくは、50質量%以上のパルプを含有する。ティシュペーパー2の製造に使用できるパルプとしては、木材パルプ、古紙パルプ、非木材パルプが挙げられるが、本実施形態のティシュペーパー2は、パルプとして木材パルプ100%から成るものであってもよく、木材パルプの他に、古紙パルプや非木材パルプを含んでいてもよい。パルプ以外の成分としては、填料、合成繊維、天然繊維等を挙げることができる。目標とする品質を得るためには、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)20質量%以上50質量%以下と広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)50質量%以上80質量%以下とからなる木材パルプを原料とすることが好ましく、NBKP:25質量%以上45質量%以下と、LBKP:55質量%以上75質量%以下とからなる木材パルプを原料とすることがより好ましく、NBKP:30質量%以上40質量%以下と、LBKP:60質量%以上70質量%以下とからなる木材パルプを原料とすることが更に好ましい。
また、本発明のフェイシャルティシュ製品100において、ティシュペーパー2にはローション薬液が塗工されなくてもよいし、塗工されてもよいが、本発明においては、フィルムパック10の裏面とティシュペーパー2の静摩擦係数を上記の範囲に調整しやすくするために、ローション薬液が塗工されていないことが好ましい。
(ティシュペーパーの入り数)
積層体20を構成するティシュペーパー2(2プライに積層されたシート)の入り数は、25組以上75組以下であることが好ましく、35組以上65組以下であることがより好ましく、43組以上55組以下であることが更に好ましい。ティシュペーパー2の入り数を上記の範囲に調整することにより、コンパクトタイプでありながら、フェイシャルティシュ製品100の交換頻度を低くすることができる。
(紙厚、坪量)
本実施形態のティシュペーパー2における、紙厚は、0.70mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であることが好ましく、0.75mm/10プライ以上1.15mm/10プライ以下であることがより好ましく、0.80mm/10プライ以上1.10mm/10プライ以下であることが更に好ましい。なお、上記の紙厚は、展開した、2プライのシートを5組重ねたときの紙厚を示す。ティシュペーパー2の紙厚を上記の範囲に調整することにより、ティシュペーパー2のボリューム感が良好なものになる。
また、本実施形態のティシュペーパー2における、1プライあたりの坪量は、12.8g/m以上18.8g/m以下であることが好ましく、13.8g/m以上17.8g/m以下であることがより好ましく、14.8g/m以上16.8g/m以下であることが更に好ましい。ティシュペーパー2の1プライあたりの坪量を上記の範囲に調整することにより、使用時の満足感を得ることができる。
(滑らかさTS750)
ティシュペーパー2のティッシュソフトネス測定装置TSA(emtec社製;Tissue Softness Analyzer)上のソフトウェアにて自動的に取得した、低周波数側からの最初のスペクトルの極大ピークの強度(TS750)が9.0dBVrms以上17.0dBVrms以下であることが好ましく、10.5dBVrms以上15.5dBVrms以下であることがより好ましく、12.0dBVrms以上14.0dBVrms以下であることが更に好ましい。このTS750は、ティシュペーパー2の滑らかさの指標であり、TS750を上記範囲に調整することにより、ティシュペーパー2の平滑さがバランスよく維持される。
ティッシュソフトネス測定装置TSAを使用したTS750の測定方法や、これに用いられる測定装置については、例えば、特開2013-236904号公報に詳細に記載されている。ティッシュソフトネス測定装置TSAを使用したTS750の測定方法については、上記の特許文献を参照されたい。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態や実施例に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下、本発明について実施例を挙げて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施例に限定されるものではない。
<実施例1から21、比較例1から12>
表1から表3に示すようにフェイシャルティシュ製品の特性に関して、モニター20人で5段階評価を行った。数値が大きいほど優れていることを示し、「3」以上の場合に合格とした。表1から表3の評価の数字は、モニター20人の各評価の数字の平均値を四捨五入したものである。
ティシュペーパーの原料に関しては、パルプ組成の含有率(質量%)が、NBKP35%、LBKP65%となるように調整した。また、いずれのティシュペーパーにもローションの薬液は塗工していない。また、ティシュペーパーは、上記のように、展開状態において、MD方向に沿って2本の折り線を、CD方向に沿って1本の折り線を、それぞれ有し、フィルムパック10に収納された状態において、各折り線によって折り畳まれた構造を有し、このように折り畳まれたティシュペーパーは、折り畳まれた状態におけるティシュペーパーのMD方向に沿って形成される辺が、フィルムパックのミシン目部に沿うように積層されて収納される。上記の折り畳む工程は、従来のポケットティシュ用の折り機で行い、積層体は、従来のポケットティシュ製品のように、ポップアップされずに一枚ずつ取出すことのできる構造とした。フィルムパックは、ガゼット包装で形成した。
なお、各実施例及び各比較例では、フィルムパックは、天面に、ティシュペーパーを通過させて取出すためのスリットを形成可能な略直線状のミシン目部を、天面の横方向に形成される辺に対して平行に、かつ、縦方向の中心に形成した。なお、ミシン目部の長手方向の中心点がフィルムパックの天面の横方向に形成される辺の中心となるように設けた。なお、フィルムパックを構成するフィルムは単層とした。
なお、表中の静摩擦係数及び動摩擦係数は、フィルムパックを構成するフィルムの裏面とティシュペーパーの、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で上記の方法により測定したものである。
ティシュペーパーの坪量:JIS P 8124に基づいて測定し、シート1プライあたりに換算した。
ティシュペーパーの紙厚:シックネスゲージ(尾崎製作所製のダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK」)を用いて測定した。測定条件は、測定荷重250gf、測定子直径30mmで、測定子と測定台の間に試料を置き、測定子を1秒間に1mm以下の速度で下ろしたときのゲージを読み取った。なお、1回の測定は2プライのシートを5組重ねて行い、測定を10回繰り返して測定結果を平均した。
フィルムの厚さ:JIS Z 1702に基づいて測定した。
なお、上記の測定は、JIS P 8111に規定する温湿度条件下(23±1℃、50±2%RH)で平衡状態に保持した後に行った。他の項目の測定方法については、上記を参照されたい。
なお、評価項目については、各モニターが各実施例及び各比較例のフェイシャルティシュ製品を1パックずつそれぞれ使い切るまで使用した際の評価である。





Figure 0007119259000001





Figure 0007119259000002
Figure 0007119259000003
以上のことから、本発明によれば、従来のポケットティシュ製品よりも交換頻度が低く、ティシュペーパーの表面が滑らかで、フィルムパックのミシン目部を容易に開封することができ、携帯性及び取出し性に優れるフェイシャルティシュ製品を提供することができる。
2 ティシュペーパー
10 フィルムパック
10t フィルムパックの天面
11 ミシン目部
12 切込部
13 非切込部
20 ティシュペーパーの積層体
100 フェイシャルティシュ製品
MD ティシュペーパーのMD方向
CD ティシュペーパーのCD方向
MD-1、MD-2、CD-1 折り線
CL フィルムパックの横方向に形成される辺の寸法
CW フィルムパックの縦方向に形成される辺の寸法
CH フィルムパックの高さ
HW 横方向に沿って形成される辺とミシン目部との距離
PL ミシン目部の長手方向の寸法

Claims (10)

  1. 2プライのシートからなるティシュペーパーの積層体と、前記積層体を収納するフィルムパックと、を備える略直方体のフェイシャルティシュ製品であって、
    前記ティシュペーパーは、展開状態において、MD方向に沿って2本の折り線を、CD方向に沿って1本の折り線を、それぞれ有し、前記フィルムパックに収納された状態において、各折り線によって折り畳まれた構造を有し、
    前記ティシュペーパーの1プライあたりの坪量は、12.8g/m 以上18.8g/m 以下であり、
    前記ティシュペーパーは、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)20質量%以上50質量%以下からなる木材パルプを含み、
    前記フィルムパックは、天面に、前記ティシュペーパーを通過させて取出すためのスリットを形成可能な略直線状のミシン目部を、前記天面の横方向に形成される辺に対して略平行に、かつ、縦方向の略中心に、有しており、
    前記フィルムパックの横方向に形成される辺の寸法は88mm以上132mm以下であり、
    前記フィルムパックの縦方向に形成される辺の寸法は88mm以上132mm以下であり、
    前記フィルムパックの高さは20mm以上60mm以下であり、
    前記フィルムパックの天面において、横方向に沿って形成される辺とミシン目部との距離が、68mm以下であり、
    前記フィルムパックを構成するフィルムの裏面と前記ティシュペーパーの、前記ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数が、0.180以上0.270以下であり、
    前記フィルムパックを構成するフィルムの裏面と前記ティシュペーパーの、前記ミシン目部の開封時に擦れ合う方向で測定した動摩擦係数が、0.240以上0.340以下であり、
    前記ミシン目部が切込部と非切込部で構成され、一組の切込部と非切込部の長手方向の合計寸法に対する、一つの非切込部の長手方向の寸法の割合が、15%以上50%以下である、フェイシャルティシュ製品。
  2. 前記ミシン目部の長手方向の寸法が、60mm以上132mm以下である、請求項1に記載のフェイシャルティシュ製品。
  3. 各前記切込部の長手方向の寸法が、1.5mm以上6.0mm以下であり、各前記非切込部の長手方向の寸法が、0.5mm以上2.0mm以下である、請求項1又は2のいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  4. 前記フィルムパックを構成するフィルムの厚さが、20μm以上100μm以下である、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  5. ティッシュソフトネス測定装置TSAによる、滑らかさTS750が9.0dBVrms以上17.0dBVrms以下である、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  6. 前記ティシュペーパーの紙厚は、0.70mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下である、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  7. 展開時における前記ティシュペーパーの、MD方向の寸法が、162mm以上250mm以下であり、CD方向の寸法が、176mm以上264mm以下である、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  8. 前記積層体を構成する前記ティシュペーパーの入り数は、25組以上75組以下である、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  9. 前記フィルムパックを構成するフィルムは、単層で形成され、前記フィルムの材質が梨地ポリエチレンである、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
  10. 前記フィルムパックを構成するフィルムは、複層で形成され、前記フィルムパックの最表層及び/又は最裏層における前記フィルムの材質が、梨地ポリエチレンである、請求項1からのいずれかに記載のフェイシャルティシュ製品。
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