JP7115965B2 - 洗浄システム - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄システムに関する。
従来の洗浄システムとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の洗浄システムは、食器等が収容されたラック(以後、被洗浄物と称する。)を洗浄機に搬送する搬送装置と、搬送装置によって搬送された被洗浄物を洗浄する洗浄機と、洗浄機から搬出された被洗浄物をワゴンに移載するリフト装置と、を備えている。この洗浄システムでは、操作部に設けられた洗浄開始ボタンを押下することによって、搬送装置における被洗浄物の搬送が開始され、洗浄機内に上記被洗浄物が搬送されることで被洗浄物の洗浄が開始される。
実開平4-10844号公報
しかしながら、上記従来の洗浄システムでは、被洗浄物の洗浄を開始させるためには、被洗浄物を搬送装置の載置部に載置した後、搬送開始ボタンを押下しなければならず手間である。また、作業者は、被洗浄物の予備洗浄等を行った手で搬送開始ボタンを押下することで搬送開始ボタンが汚れることを回避するため、搬送開始ボタンを押下する前に手を洗ったりする等の必要が生じていた。
本発明は、被洗浄物の洗浄を開始するときの作業性を向上させることができる洗浄システムを提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄システムは、被洗浄物を搬送する搬送装置と、搬送装置によって搬送される被洗浄物を洗浄する洗浄機と、洗浄機から搬出された被洗浄物をワゴンに移載するリフト装置と、搬送装置を制御する制御装置と、を備え、搬送装置は、被洗浄物を載置可能な載置部と、載置部に載置された被洗浄物を洗浄機に搬送する搬送機構と、載置部に被洗浄物が載置されたことを検知する検知部と、を有し、制御装置は、検知部による被洗浄物の検知に基づいて、搬送機構による被洗浄物の搬送を開始させる。
この構成の洗浄システムでは、検知部によって載置部に被洗浄物が載置されたことが検知されると、自動的に被洗浄物の搬送が開始される。これにより、被洗浄物の搬送を開始させるために搬送開始ボタンを押下しなくても済む。この結果、被洗浄物の洗浄を開始するときの作業性を向上させることができる。
本発明に係る洗浄システムでは、検知部は、搬送機構の被洗浄物の搬送方向において、洗浄機からの距離が第1距離の位置にある被洗浄物を検知する第1検知部と、洗浄機からの距離が第1距離よりも近い第2距離の位置にある被洗浄物を検知する第2検知部と、を備え、制御装置は、第1検知部、第2検知部の順番で被洗浄物が検知されると、搬送機構による被洗浄物の搬送を開始させてもよい。この構成の洗浄システムでは、載置部において被洗浄物が洗浄機側にスライドされたことを検知することができる。これにより、洗浄を開始させる意図なく載置部に被洗浄物を載置した場合であったり、食器を収容する前の被洗浄物を載置部に載置した場合に、自動的に洗浄が開始されることを防止することができる。
本発明に係る洗浄システムでは、上述した被洗浄物の洗浄機側へのスライドを検知する構成に加えて、第1検知部の検知範囲を、第2検知部の検知範囲よりも狭くしてもよい。ここで、第1検知部、第2検知部の順番で被洗浄物が検知されたときに、搬送機構による被洗浄物の搬送を開始させる構成では、載置部に矩形の被洗浄物を斜めにした状態で載置された場合には、第1検知部が第2検知部よりも先に被洗浄物を検知することがあり、上記被洗浄物が洗浄機方向にスライドされたと誤検知される場合がある。本実施形態では、このような誤検知の発生を低減できるので、被洗浄物がスライドされたことの検知精度を高めることができる。
本発明に係る洗浄システムでは、検知部は、対象物の検知方向が水平面から傾いた状態となるように配置されていてもよい。洗浄システムが設置される厨房等は狭い場所が多く、ステンレススチールで表面が形成された他の厨房機器も設置されている。このような厨房機器の表面は一般的に反射率が高いので、被洗浄物に対する検知範囲が所定距離に設定されている検知部、又はそのような性能を持つ検知部であっても、上記検知範囲の外側にこのような厨房機器が有る場合、検知部は厨房機器を被洗浄物と誤検知する場合がある。本発明では、対象物の検知方向が水平面から傾いた状態となるように配置することで、反射光が検知部に戻ってくることを防止できる。これにより、誤検知を低減することが可能になる。
本発明に係る洗浄システムは、検知対象に接触することなく検知することが可能な非接触センサを更に備え、搬送装置は、非接触センサによる検知対象の検知に基づいて、搬送機構による被洗浄物の搬送を開始させてもよい。この構成の洗浄システムでは、作業者等は非接触センサに手をかざすこと等によって、被洗浄物の搬送を開始させることができる。これにより、容易に被洗浄物の搬送を開始させることができる。更に、この構成では、作業者が手で搬送開始ボタンを押下することによって生じる汚れ等が発生しないので、衛生面に優れたものとすることができる。
本発明に係る洗浄システムは、音声を認識する音声認識装置を更に備え、搬送装置は、音声認識装置による特定音声の認識に基づいて、搬送機構による被洗浄物の搬送を開始させてもよい。この構成の洗浄システムでは、作業者等は特定の音声を発するだけで、被洗浄物の搬送を開始させることができる。これにより、容易に被洗浄物の搬送を開始させることができる。更に、この構成では、作業者が手で搬送開始ボタンを押下することによって生じる汚れ等が発生しないので、衛生面に優れたものとすることができる。
本発明に係る洗浄システムでは、搬送機構は、洗浄機に向かって被洗浄物を押し出すアーム部材を有しており、アーム部材は、平面視において載置部に重複する進出領域と、載置部から退避した退避領域との間で移動可能に設けられており、被洗浄物の押し出しをしないときには、退避領域に退避されていてもよい。この構成では、被洗浄物の押し出しをしないときには、載置部からアーム部材が退避されているので、搬送装置の上流側に被洗浄物を寄せることが可能になる。この結果、作業者の作業性を向上させることができる。
本発明によれば、被洗浄物の洗浄を開始するときの作業性を向上させることができる。
図1は、一実施形態に係る洗浄システムを示す斜視図である。 図2は、キャリーテーブルの正面図である。 図3は、キャリーテーブルの平面図である。 図4は、食器洗浄機の概略構成を示す断面図である。 図5は、リフト装置を食器洗浄機側から見た側面図である。 図6は、リフト装置をワゴン側から見た側面図である。 図7は、ワゴンを示す斜視図である。 図8は、洗浄システムの機能ブロック図である。 図9(a)はキャリーテーブルの動作を説明する平面図であり、図9(b)及び図9(c)はキャリーテーブルの動作を説明する正面図である。 図10(a)はキャリーテーブルの動作を説明する平面図であり、図10(b)、図10(c)、及び図10(d)はキャリーテーブルの動作を説明する正面図である。 図11(a)はキャリーテーブルの動作を説明する平面図であり、図11(b)及び図11(c)はキャリーテーブルの動作を説明する正面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。以下の説明においては、図1で規定する方向(上下方向、前後方向、左右方向)を説明に用いる。
図1に示されるように、洗浄システム1は、浸漬槽2と、キャリーテーブル(搬送装置)3と、食器洗浄機4と、リフト装置5と、ワゴン6と、を備えている。洗浄システム1では、浸漬槽2、キャリーテーブル3、食器洗浄機4、リフト装置5及びワゴン6が、左右方向に一列に配置されている。本実施形態の洗浄システム1では、食器Dが収容される食器ラック(被洗浄物)Lが右側から左側に向かって移動するように、右側から順番に、キャリーテーブル(搬送装置)3、食器洗浄機(洗浄機)4、リフト装置5及びワゴン6が配置されている。
浸漬槽2は、食器Dが浸漬される水を貯留する。浸漬槽2では、食器Dの予備洗浄(付着物の除去等)が行われる。浸漬槽2において水に浸漬された食器Dは、キャリーテーブル3に載置されている食器ラックLに収容される。食器ラックLは、皿や茶碗等の食器Dが並べられる格子状の部材である。
キャリーテーブル3は、浸漬槽2の左隣りに、浸漬槽2に隣接して配置されている。キャリーテーブル3は、食器ラックLを食器洗浄機4に搬送する。図1~図3に示されるように、キャリーテーブル3は、基台(載置部)10と、搬送機構11と、シャッタ16と、第1センサ(検知部・第1検知部)14Aと、第2センサ(検知部・第2検知部)14Bと、コントローラ(制御装置)12と、を有している。
基台10は、食器ラックLが載置されるテーブルである。基台10は、食器ラックLが載置される載置面(載置部)10aを有している。載置面10aの高さ位置は、食器洗浄機4のラックレール25(後述)と同じ高さに設定されている。載置面10aの下方には、複数の食器ラックLを収納可能なスペースSが設けられている。
搬送機構11は、食器ラックLを基台10上で移動させる。搬送機構11は、アーム部材11Aと、支持部11Bと、チェーン11Cと、スプロケット11D,11Dと、駆動部11Eと、を有している。搬送機構11は、ハウジング17に収容されている。ハウジング17は、基台10の後方に配置されており、基台10の載置面10aよりも上方に突出して設けられている。
アーム部材11Aは、食器ラックLを押圧する部材であって、載置面10a上を回動可能となるように、支持部11Bに支持されている。支持部11Bは、チェーン11Cに平行に配置されたガイドレール(図示せず)に沿って左右方向に移動可能に設けられると共に、チェーン11Cの一部に固定的に連結されている。チェーン11C,11Cは、二つのスプロケット11D,11Dに巻回されている。駆動部11Eは、例えばギアモータである。駆動部11Eの回転軸には、一方のスプロケット11Dが軸支されている。
アーム部材11Aは、アーム部材11Aの先端が食器洗浄機4に向く状態とキャリーテーブル3の前側に向く状態との間で回動可能となるように、ねじりバネ(図示せず)を介して支持部11Bに固定されている。ねじりバネは、平面視において半時計回り(左回り)に回動する方向にアーム部材11Aを付勢している。すなわち、ねじりバネは、ハウジング17から進出する方向にアーム部材11Aを付勢している。アーム部材11Aは、ねじりバネの作用によってシャッタ16等の規制部材に接触しない限り、ハウジング17の外側である載置面10a上の進出領域A2に進出するようになっている。アーム部材11Aは、平面視において載置面10aに重複する進出領域A2と、載置面10aから退避した退避領域A1との間で移動可能に設けられており、食器ラックLの押し出しをしないときには、退避領域A1に退避されている。シャッタ16は、ハウジング17を形成するパネルの内面に接続部材16Aを介して揺動可能に吊り下げられた状態で固定されている。
アーム部材11Aは、駆動部11Eによって駆動されるスプロケット11D及びチェーン11Cに連動することによって左右方向に移動する。アーム部材11Aは、食器ラックLを搬送するときに、ハウジング17内から載置面10a上に進出し、待機状態においてはハウジング17内に退避する。より詳細には、アーム部材11Aは、載置面10a上の食器ラックLの食器洗浄機4側への移動が第1センサ14A及び第2センサ14Bによって検知されたタイミング、又は、操作部18においてスタートボタンB1が押下されたタイミングで載置面10a上に進出する。
アーム部材11Aは、食器ラックLの浸漬槽2側の端部(搬送方向の右側の端部)に当接して、食器洗浄機4に向けて食器ラックLを押し出す。アーム部材11Aは、食器ラックLを食器洗浄機4に搬送すると(すなわち、食器ラックLを押し出す押出位置に到達すると)、ハウジング17の内部の退避領域A1の一部である待機位置P1に戻る。なお、アーム部材11Aの動作の詳細については、後段にて詳述する。
上述したように、第1センサ14A及び第2センサ14Bは、載置面10aに食器ラックLが載置されたことを検知する。第1センサ14A及び第2センサ14Bは、キャリーテーブル3の左端に配置された食器ラックLを検知可能に配置される。本実施形態の第1センサ14A及び第2センサ14Bは、赤外線の反射角度から距離を検知するモーションセンサであり、それぞれの設置位置の前方に位置する食器ラックLの有無を検知する。第1センサ14A及び第2センサ14Bは、食器ラックLの検知方向が水平面から傾いた状態となるように配置されている。すなわち、第1センサ14A及び第2センサ14Bの検出光は、水平面に対し所定の角度をなす方向に出射される。
第1センサ14A及び第2センサ14Bは、検知結果をコントローラ12に出力する。第2センサ14Bは、第1センサ14Aにおける食器洗浄機4からの距離(第1距離)と比べ、食器洗浄機4からの距離(第2距離)が近い位置に配置されている。また、第1センサ14Aの検知範囲は、第2センサ14Bの検知範囲よりも狭くなるように構成されている。なお、このような検知範囲は、例えば、第1センサ14Aと第2センサ14Bとの間で検知範囲が互いに異なるように設定してもよいし、性能として検知範囲が互いに異なるセンサを準備してもよい。
コントローラ12は、キャリーテーブル3の動作全般を制御する。コントローラ12は、例えば、ハウジング17内に収容されている。図8に示されるように、本実施形態では、コントローラ12は、リフト装置5の動作全般も制御する。コントローラ12は、食器洗浄機4のコントローラ35(後述)と通信可能に接続されている。コントローラ12は、第1センサ14A及び第2センサ14Bによる食器ラックLの検知に基づいて、搬送機構11による食器ラックLの搬送を開始させる。本実施形態では、コントローラ12は、第1センサ14A、第2センサ14Bの順番で食器ラックLが検知されたとき、搬送機構11による食器ラックLの搬送を開始させる。
図1及び図2に示されるように、操作部18は、ハウジング17を形成するパネルの一部に配置されている。操作部18には、搬送機構11の動作を開始させるスタートボタンB1、及び、搬送機構11の動作を停止させる停止ボタンB2等が配置されている。
図1に示されるように、食器洗浄機4は、キャリーテーブル3の左隣りに、キャリーテーブル3に隣接して配置されている。食器洗浄機4は、食器ラックLに収容されている食器Dを洗浄する。図1及び図4に示されるように、食器洗浄機4は、ステンレス製のパネルで覆われた洗浄機本体20を有している。洗浄機本体20は、洗浄室21が形成された上側部分20Aと、機械室22が形成された下側部分20Bとに仕切られている。
洗浄機本体20の上側部分20Aには、洗浄室21の開閉を行うための箱型のドア23が設けられている。ドア23は、前部23A及び側部23B,23Cを含んで構成されている。ドア23は、洗浄室21を開閉可能であると共に、上下方向に移動自在に設けられている。ドア23は、前部23Aの前方において水平方向に延在するハンドル24Aによって上下動する。ドア23は、上下方向において最下高さ位置に位置して、洗浄室21を閉じる閉位置(図4に示す位置)と、上下方向において最高高さ位置に位置して、洗浄室21を開く開位置(図1に示す位置)と、の間で移動する。
ハンドル24Aの両端には、左右一対の回動アーム24B,24Bの先端が固定されている。回動アーム24B,24Bは、ドア23の側部23B,23Cに沿って斜めに配置されている。回動アーム24B,24Bには、ドア23の側部23B,23Cに沿って配置されたリンク部24Cの一端が回動自在に連結され、リンク部24Cの他端は、軸ピンを介してドア23に連結されており、ハンドル24Aの回動運動に対してドア23が上下運動可能となっている。
洗浄室21内には、ラックレール25が着脱自在に配置されている。キャリーテーブル3から搬出された食器ラックLは、ラックレール25上に載置される。洗浄室21の上部には、放射状に延びる3本のアームからなる上側洗浄ノズル26Aと、2本のアームからなる上側すすぎノズル27Aとがそれぞれ回転自在に配置されている。同様に、洗浄室21の下部には、放射状に延びる3本のアームからなる下側洗浄ノズル26Bと、2本のアームからなる下側すすぎノズル27Bとがそれぞれ回転自在に配置されている。食器ラックLに並べられた食器Dは、上側洗浄ノズル26A及び下側洗浄ノズル26Bによって上下から洗浄水が噴射され、上側すすぎノズル27A及び下側すすぎノズル27Bによって上下からすすぎ水が噴射される。
洗浄水タンク28には、洗浄水吸込口を介して洗浄ポンプ29が接続されている。洗浄ポンプ29の吐出口には、洗浄水吐出管30が接続されている。洗浄水吐出管30は、第1洗浄水吐出管30Aと第2洗浄水吐出管30Bとに分岐して、第1洗浄水吐出管30Aは上側洗浄ノズル26Aに接続され、第2洗浄水吐出管30Bは下側洗浄ノズル26Bに接続されている。
機械室22内には、外部から給水管(図示せず)を介してすすぎ水が供給されるすすぎ水タンク31が配置されている。すすぎ水タンク31には、すすぎ水吸込管32を介してすすぎポンプ33が接続されている。すすぎポンプ33の吐出口には、すすぎ水吐出管34が接続されている。すすぎ水吐出管34は、第1すすぎ水吐出管34Aと第2すすぎ水吐出管34Bとに分岐して、第1すすぎ水吐出管34Aは上側すすぎノズル27Aに接続され、第2すすぎ水吐出管34Bは下側すすぎノズル27Bに接続されている。第1すすぎ水吐出管34Aは、第1洗浄水吐出管30A内に配置されている。すなわち、第1洗浄水吐出管30A及び第1すすぎ水吐出管34Aは、二重管構造を成している。
機械室22内には、食器洗浄機4の動作全般を制御するコントローラ35が内蔵された電装ボックス(図示せず)などが収容されている。コントローラ35は、洗浄が終了したことを示す終了信号を、キャリーテーブル3のコントローラ12に出力する。
食器洗浄機4は、熱交換ユニット36を備えている。熱交換ユニット36は、洗浄機本体20の洗浄室21から排出された水蒸気を凝縮して、水蒸気の包含量が減少した空気を外部に排出する。
図1に示されるように、リフト装置5は、食器洗浄機4の左隣りに、食器洗浄機4に隣接して配置されている。リフト装置5は、食器洗浄機4から搬出された食器ラックLを、ワゴン6の所定位置に移載する。図5及び図6に示されるように、リフト装置5は、本体40と、リフト41と、駆動機構7と、を備えている。本体40は、前後方向において互いに対向して配置されている一対の側部42a,42bを有している。本体40は、一対の側部42a,42bの対向方向に直交する水平方向の両側が開口している。本体40には、食器洗浄機4側の開口の上側の一部を覆う側部42cが設けられている。
リフト41は、図示しない駆動機構によって、上下方向に移動する。駆動機構は、例えば、駆動モータ、スプロケット、チェーン等を含んで構成されている。リフト41は、食器ラックLをワゴン6に搬出するベルト43a,43bを有している。リフト41は、食器洗浄機4による洗浄が完了した際、食器洗浄機4のラックレール25(図4参照)と同じ高さ位置で待機している。リフト41は、食器洗浄機4から食器ラックLが搬出されて、食器ラックLの一部がリフト41上に位置したことが第3センサ(図示せず)で検知されると、ベルト43a,43bを作動させて食器ラックLを取り入れる。
リフト41は、食器ラックLを取り入れると、ワゴン6において食器ラックLが収容されていない棚部(段)に食器ラックLを移載する。リフト41は、ベルト43a,43bを作動させて、食器ラックLをワゴン6に送り出す。ワゴン6の各棚部における空き状況は、リフト装置5の、例えば、天板及び底板に設けられた第4センサ(図示せず)によって検知される。更に、リフト41には、第5センサ44(図5参照)が設けられている。第5センサ44は、リフト41のワゴン6側の端部に配置されている。第5センサ44は、ワゴン6の食器ラックLの移載先において、食器ラックLの有無を検知する。リフト41は、第5センサ44において移載先に食器ラックLが検知されなかった場合に、移載先に食器ラックLを移載する。
駆動機構7は、食器洗浄機4のドア23を閉位置及び開位置に駆動させる。駆動機構7は、駆動モータ60と、一対のスプロケット(図示せず)と、チェーン(図示せず)と、スライダ63と、連結部材64と、を有している。駆動機構7は、リフト装置5の背面側に設けられている。
駆動モータ60は、例えば、ギアモータである。駆動モータ60は、例えば、リフト装置5の上部に配置されている。駆動モータ60の動作は、キャリーテーブル3のコントローラ12によって制御される。スプロケットには、駆動モータ60の出力軸が接続されている。スプロケットは、スプロケットの回転に応じて、チェーンを介して従動して回転する。チェーンは、一対のスプロケットに掛け渡されている。
スライダ63は、チェーンに接続されている。スライダ63は、チェーンの移動に応じて上下方向に移動する。スライダ63は、上下方向に沿って延在しているガイドレール65に接続されており、ガイドレール65に沿って移動する。スライダ63の移動範囲には、第6センサ66(図6参照)及び第7センサ67が設けられている。第6センサ66は、食器洗浄機4のドア23が開位置に到達したときに、スライダ63を検知する位置に配置されている。第6センサ66は、検知結果をキャリーテーブル3のコントローラ12に出力する。第7センサ67は、第6センサ66よりも下方に配置されている。第7センサ67は、食器洗浄機4のドア23が閉位置に到達したときに、スライダ63を検知する位置に配置されている。第7センサ67は、検知結果をキャリーテーブル3のコントローラ12に出力する。
連結部材64は、スライダ63とドア23とを連結している。連結部材64は、前後方向に沿って延在している。連結部材64の一端部は、スライダ63に固定されており、連結部材64の他端部は、軸ピン(図示せず)を介してドア23に連結されている。連結部材64には、支持部材(図示せず)が設けられている。支持部材は、連結部材64とドア23の下端部とに接続されており、ドア23が上昇するときにドア23を下方から支持する。
図1に示されるように、ワゴン6は、リフト装置5の左隣りに、リフト装置5に隣接して配置されている。ワゴン6は、複数(本実施形態では4個)の食器ラックLを収納可能である。ワゴン6は、リフト装置5によって食器ラックLが収容される。ワゴン6は、リフト装置5に着脱可能に設けられている。
図7に示されるように、ワゴン6は、互いに対向して配置されている一対の側部50a,50bと、一対の側部50a,50bの上端部に設けられている上部51と、一対の側部50a,50bの下端部に設けられている底部52と、を有している。ワゴン6は、一対の側部50a,50b、上部51及び底部52によって、食器ラックLを収容する収容空間が形成されている。ワゴン6は、一対の側部50a,50bの対向方向に直交する水平方向の両側が開口している。
一対の側部50a,50bのそれぞれの内面には、互いに対向する位置に、一対の支持レール53a,53bが設けられている。一対の支持レール53a,53bは、食器ラックLを支持する。一対の支持レール53a,53bは、ワゴン6において食器ラックLを収容する棚部を構成している。支持レール53a,53bは、上下方向において所定の間隔をあけて複数配置されている。一方の側部50aの外面には、作業者によって把持可能な操作ハンドル54a,54bが設けられている。底部52には、ワゴン6がリフト装置5から取り外されたときにワゴン6を移動自在とする4個のローラ55a,55b,55c,55dと、ワゴン6がリフト装置5に取り付けられたときにワゴン6を設置(固定)する設置機構56a,56bと、が設けられている。
続いて、洗浄システム1の動作について説明する。作業者は、浸漬槽2において食器Dの予備洗浄を行い、食器ラックLに食器Dを収容する。作業者は、食器ラックLに食器Dを収容すると、食器ラックLを食器洗浄機4側に押し出す(スライドさせる)。食器洗浄機4側に押し出された食器ラックLは、第1センサ14A、第2センサ14Bによって検知される。より詳細には、食器洗浄機4側に押し出された食器ラックLは、第1センサ14A、第2センサ14Bの順番で、食器ラックLが検知される。コントローラ12は、第1センサ14A、第2センサ14Bの順番で、食器ラックLが検知されたとき、搬送機構11の駆動部11Eを制御して、アーム部材11Aによる食器ラックLの搬送を開始させる。
なお、本実施形態の洗浄システム1では、作業者によってスタートボタンB1を押下された場合も、コントローラ12は、搬送機構11の駆動部11Eを制御して、アーム部材11Aによる食器ラックLの搬送を開始させる。
図9(a)及び図9(b)に示されるように、退避領域A1の一部である待機位置P1に待機するアーム部材11Aは、シャッタ16によって規制され、その先端が食器洗浄機4側を向いている。第1センサ14A、第2センサ14Bの順番で、食器ラックLが検知されたとき、コントローラ12は、駆動部11Eを駆動させ、支持部11Bの右方への移動を開始させる。支持部11Bの右方への移動によって、アーム部材11Aの先端がシャッタ16による規制から解放されると、図9(a)及び図9(c)に示されるように、アーム部材11Aは、ねじりバネの作用によって左回りに回動し、進出領域A2である載置面10aに進出する。
アーム部材11Aが載置面10aに進出すると、コントローラ12は、駆動部11Eを制御して、図10(a)に示されるように、支持部11Bを左方に移動させる。これにより、食器ラックLは、アーム部材11Aによって食器洗浄機4側に押し出される。ここで、シャッタ16は、ハウジング17を形成するパネルの内面に接続部材16Aを介して吊り下げられた状態で固定されている。接続部材16Aは、ハウジング17に対しシャッタ16を揺動可能に接続している。アーム部材11Aが左方に移動すると、図10(b)に示されるように、シャッタ16の右端部のR面取部に接触する。すると、アーム部材11Aは、図10(c)に示されるように、シャッタ16を押し出すことによってシャッタ16を右回りに回動させ、アーム部材11Aの左方への移動を妨げない位置にシャッタ16を移動させる。これにより、シャッタ16はアーム部材11Aの上面に移動され、アーム部材11Aはシャッタ16の下端に接触した状態で右方へ移動する。
シャッタ16は、アーム部材11Aの右方への移動によってアーム部材11Aによる接触から解放されると、図10(d)に示されるように、左回りに回動して、ハウジング17を形成するパネルの内面に接続部材16Aを介して吊り下げられた状態に戻る。コントローラ12は、アーム部材11Aが押出位置に到達すると(食器洗浄機4に食器ラックLの受け渡しが完了すると)、駆動部11Eを駆動して、図11(a)に示されるように、支持部11Bを右方に移動させる。
アーム部材11Aが右方に移動すると、図11(a)及び図11(b)に示されるように、シャッタ16の左端部のR面取部に接触する。シャッタ16は、接続部材16Aを介してハウジング17を形成するパネルの内面に揺動可能に接続されているものの、シャッタ16の右端に設けられたストッパ16Bによって回動が規制され、左回りに回動することができない。これにより、アーム部材11Aの先端が進出領域A2に進出した状態での右方への移動が規制される。そして、図11(a)及び図11(c)に示されるように、アーム部材11Aは、ねじりバネの付勢力に抗して、その先端が食器洗浄機4に向くように回動しながら右方へ移動する。アーム部材11Aは、このようなシャッタ16の規制によってハウジング17の内部の退避領域A1に収容される。アーム部材11Aは、待機位置P1まで移動し、次に食器ラックLの押し出しが検知されるまで待機する。
また、コントローラ12は、アーム部材11Aが押出位置に到達すると、所定時間後に、駆動機構7の駆動モータ60を作動させる。これにより、食器洗浄機4のドア23が閉められてドア23が閉位置に位置する。食器洗浄機4は、ドア23が閉位置となると、洗浄動作を開始する。食器洗浄機4は、洗浄動作が終了すると、終了信号をコントローラ12に出力する。コントローラ12は、終了信号を受け取ると、駆動機構7の駆動モータ60を作動させる、これにより、食器洗浄機4のドア23が開けられてドア23が開位置に位置する。
食器洗浄機4のドア23が開位置となると、キャリーテーブル3によって新たな食器ラックLが食器洗浄機4に搬入される。これにより、洗浄後の食器ラックLは、新たな食器ラックLによってリフト装置5に押し出されて、リフト装置5のリフト41に搬出される。リフト41は、食器ラックLをワゴン6において空いている棚部に移載する。
以上説明したように、本実施形態に係る洗浄システム1は、第1センサ14A及び第2センサ14Bによって載置面10aに食器ラックLが載置されたことが検知されると、自動的に食器ラックLの搬送が開始される。これにより、食器ラックLの搬送を開始させるためにスタートボタンB1を押下しなくても済む。この結果、食器Dの洗浄を開始するときの作業性を向上させることができる。
本実施形態に係る洗浄システム1では、第1センサ14A、食器洗浄機4からの距離が第1センサ14Aよりも近い第2センサ14Bの順番で食器ラックLが検知されたときに、アーム部材11Aによる食器ラックLの搬送を開始させている。この構成の洗浄システム1では、載置面10aにおいて食器ラックLが食器洗浄機4側にスライドされたことを検知することができる。これにより、洗浄を開始させる意図なく載置面10aに食器ラックLを載置した場合であったり、食器Dを収容する前の食器ラックLを載置面10aに載置した場合に、自動的に洗浄が開始されることを防止することができる。
本実施形態に係る洗浄システム1では、上述した食器ラックLの食器洗浄機4側へのスライドを検知する構成に加えて、第1センサ14Aの検知範囲を、第2センサ14Bの検知範囲よりも狭くしている。ここで、第1センサ14A、第2センサ14Bの順番で食器ラックLが検知されたときに、アーム部材11Aによる食器ラックLの搬送を開始させる構成では、例えば、矩形の食器ラックL(図9(a)に破線で示される食器ラックL)を斜めにした状態で前方から載置面10aに載置された場合にも、第1センサ14Aが第2センサ14Bよりも先に食器ラックLを検知する。この場合、コントローラ12は、上記食器ラックLが食器洗浄機4方向にスライドされたと誤検知する。
本実施形態では、第1センサ14Aの検知範囲が第2センサ14Bよりも狭いので、食器ラックLが斜めに配置されたときでも、第1センサ14Aが第2センサ14Bよりも先に食器ラックLを検知してしまうことを低減することができる。これにより、上述したような誤検知の発生を低減できるので、食器ラックLがスライドされたことの検知精度を高めることができる。
本実施形態に係る洗浄システム1の第1センサ14A及び第2センサ14Bは、食器ラックLの検知方向が水平面から傾いた状態となるように配置することで、反射率が相対的に高いステンレススチール等で形成された他の厨房機器に反射する赤外線等を検知することによる誤検知を防止している。これにより、誤検知を低減することが可能になる。
本実施形態に係る洗浄システム1のアーム部材11Aは、食器ラックLの押し出しをしないときには、載置面10aからアーム部材11Aが退避されているので、キャリーテーブル3の上流側、すなわち、浸漬槽2に食器ラックLを寄せることが可能になる。この結果、作業者は、食器Dを浸漬槽2で予備洗浄した後の食器ラックLへの収容が楽になるので、作業者の作業性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
<変形例1>
上記実施形態では、第1センサ14A及び第2センサ14Bによる食器ラックLの検知をきっかけ(トリガ)としてアーム部材11Aによる食器ラックLの移動を開始させる例を挙げて説明したが、この構成に代えて又は加えて、検知対象に接触することなく検知することが可能な非接触センサ14Cを備えてもよい。非接触センサ14Cは、図2に示されるように、例えば、操作部18に配置される。そして、図8に示されるように、アーム部材11Aは、非接触センサ14Cによる検知対象の検知に基づいて、アーム部材11Aによる食器ラックLの搬送を開始させてもよい。
変形例1に係る洗浄システム1では、作業者等は非接触センサ14Cに手をかざすこと等によって、食器ラックLの搬送を開始させることができる。これにより、容易に食器ラックLの搬送を開始させることができる。更に、この構成では、作業者が手でスタートボタンB1を押下することによって生じる汚れ等が発生しないので、衛生面に優れたものとすることができる。
<変形例2>
上記実施形態では、第1センサ14A及び第2センサ14Bによる食器ラックLの検知をきっかけ(トリガ)としてアーム部材11Aによる食器ラックLの移動を開始させる例を挙げ、変形例2では、非接触センサ14Cによる検知に基づいて、食器ラックLの移動を開始させる例を挙げた。しかしながら、上記実施形態及び/又は変形例1の構成に代えて又は加えて、音声を認識する音声認識装置14Dを備えてもよい。音声認識装置14Dは、音声を取得するマイクと、取得した音声を分析するCPU等からなるコントローラと、を含んで構成される。音声認識装置14Dのマイクは、図2に示されるように、例えば、操作部18に配置される。そして、図8に示されるように、アーム部材11Aは、音声認識装置14Dによる特定音声(例えば、「スタート」のような音声)の認識に基づいて、アーム部材11Aによる食器ラックLの搬送を開始させてもよい。
変形例2に係る洗浄システム1では、作業者等は特定の音声を発するだけで、食器ラックLの搬送を開始させることができる。これにより、容易に食器ラックLの搬送を開始させることができる。更に、この構成では、変形例1と同様に、作業者が手でスタートボタンB1を押下することによって生じる汚れ等が発生しないので、衛生面に優れたものとすることができる。
<その他の変形例>
上記実施形態及び変形例では、洗浄システム1がワゴン6を1台備えている形態を一例に説明した。しかし、洗浄システム1は、複数台のワゴン6を備えていてもよい。
上記実施形態及び変形例では、第1センサ14A及び第2センサ14Bがモーションセンサである形態を一例に説明した。しかし、第1センサ14A及び第2センサ14Bは、例えば、赤外線の遮断の有無によって検知対象を検知する光電センサ(反射型)、反射によって検知対象を検知する超音波センサ等の他の態様のセンサであってもよい。
上記実施形態及び変形例では、キャリーテーブル3を制御するコントローラ12がキャリーテーブル3のハウジング17の内部に配置される例を挙げて説明したが、食器洗浄機4、リフト装置5、又はワゴン6の何れかに配置される構成であってもよい。
1…洗浄システム、2…浸漬槽、3…キャリーテーブル(搬送装置)、4…食器洗浄機(洗浄機)、5…リフト装置、6…ワゴン、10…基台、10a…載置面(載置部)、11…搬送機構、11A…アーム部材、11E…駆動部、12…コントローラ(制御装置)、14A…第1センサ(検知部・第1検知部)、14B…第2センサ(検知部・第2検知部)、14D…音声認識装置、14C…非接触センサ、16…シャッタ、B1…スタートボタン、B2…停止ボタン、D…食器、L…食器ラック。

Claims (7)

  1. 被洗浄物を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置によって搬送されてくる前記被洗浄物を洗浄する洗浄機と
    記搬送装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記搬送装置は、前記被洗浄物を載置可能な載置部と、前記載置部に載置された前記被洗浄物を前記洗浄機に搬送する搬送機構と、前記載置部に前記被洗浄物が載置されたことを検知する検知部と、を有し
    前記検知部は、
    前記搬送機構の前記被洗浄物の搬送方向において、前記洗浄機からの距離が第1距離の位置にある前記被洗浄物を検知する第1検知部と、
    前記洗浄機からの距離が前記第1距離よりも近い第2距離の位置にある前記被洗浄物を検知する第2検知部と、を備え、
    前記制御装置は、前記第1検知部、前記第2検知部の順番で前記被洗浄物が検知されると、前記搬送機構による前記被洗浄物の搬送を開始させる、洗浄システム。
  2. 前記洗浄機から搬出された前記被洗浄物をワゴンに移載するリフト装置を更に備える、請求項1記載の洗浄システム。
  3. 前記第1検知部の検知範囲は、前記第2検知部の検知範囲よりも狭い、請求項2記載の洗浄システム。
  4. 前記検知部は、前記被洗浄物の検知方向が水平面から傾いた状態となるように配置されている、請求項1~3の何れか一項記載の洗浄システム。
  5. 検知対象に接触することなく検知することが可能な非接触センサを更に備え、
    前記搬送装置は、前記非接触センサによる前記検知対象の検知に基づいて、前記搬送機構による前記被洗浄物の搬送を開始させる、請求項1~4の何れか一項記載の洗浄システム。
  6. 音声を認識する音声認識装置を更に備え、
    前記搬送装置は、前記音声認識装置による特定音声の認識に基づいて、前記搬送機構による前記被洗浄物の搬送を開始させる、請求項1~5の何れか一項記載の洗浄システム。
  7. 前記搬送機構は、前記洗浄機に向かって前記被洗浄物を押し出すアーム部材を有しており、
    前記アーム部材は、平面視において前記載置部に重複する進出領域と、前記載置部から退避した退避領域との間で移動可能に設けられており、前記被洗浄物の押し出しをしないときには、前記退避領域に退避されている、請求項1~6の何れか一項記載の洗浄システム。
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