JP7112588B2 - 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム - Google Patents

超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7112588B2
JP7112588B2 JP2021507428A JP2021507428A JP7112588B2 JP 7112588 B2 JP7112588 B2 JP 7112588B2 JP 2021507428 A JP2021507428 A JP 2021507428A JP 2021507428 A JP2021507428 A JP 2021507428A JP 7112588 B2 JP7112588 B2 JP 7112588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
contrast
image
ultrasound
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021507428A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020189774A1 (ja
Inventor
和人 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Publication of JPWO2020189774A1 publication Critical patent/JPWO2020189774A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7112588B2 publication Critical patent/JP7112588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/52Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/5207Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of raw data to produce diagnostic data, e.g. for generating an image
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0833Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures
    • A61B8/0841Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures for locating instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0833Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures
    • A61B8/085Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures for locating body or organic structures, e.g. tumours, calculi, blood vessels, nodules
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/12Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/13Tomography
    • A61B8/14Echo-tomography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4416Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to combined acquisition of different diagnostic modalities, e.g. combination of ultrasound and X-ray acquisitions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/46Ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic devices with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
    • A61B8/467Ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic devices with special arrangements for interfacing with the operator or the patient characterised by special input means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/52Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/5269Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving detection or reduction of artifacts
    • A61B8/5276Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving detection or reduction of artifacts due to motion

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

本発明は、超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラムに関する。
従来、医療分野において、被検体内に挿入する挿入部の先端に配置された超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて被検体断面の走査像である超音波画像を生成する超音波観測装置が用いられている。この超音波観測装置では、表示装置が被検体画像をライブ表示している最中にユーザが所望のタイミングの画像を指定して表示させるフリーズ機能を有するものが知られている。さらに、常に一定期間の被検体画像を一時記憶しておき、ユーザがフリーズスイッチを押した時点で一時記憶されている画像から相対的に動きによるブレが少ない画像をフリーズ画像として選択するプリフリーズ機能を有するものも知られている。
プリフリーズ機能により動きが少ない画像を選択する技術として、超音波画像内の動きの情報に基づいてフリーズ画像を選択する超音波観測装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015-131100号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、被検体内に存在する超音波強反射体(超音波振動子の外装や空気等)を原因とする多重反射の影響が表れた画像が、動きが少ない画像と判定され、医師等のユーザが観察に有用な画像が選択されない場合があった。また、特許文献1の技術では、穿刺針を含む画像等のユーザが観察に有用な画像を選択できなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが観察に有用な画像を選択する精度が高い超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する超音波観測装置であって、時系列に沿って前後する各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎にブロックマッチング法を用いて相関値を算出し、前記複数の領域において算出された前記相関値の比であるコントラストを算出し、各超音波画像内における前記コントラストの分布を算出し、前記コントラストと前記コントラストの分布とに基づいて、超音波画像を選択するように構成されているプロセッサを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記コントラストは、各領域を含む所定の範囲内の前記相関値の最大値と最小値との比であることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記プロセッサは、前記コントラストの分布に基づいて、多重反射領域を検知し、前記多重反射領域の大きさに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記プロセッサは、超音波画像内に表示される前記超音波振動子である振動子領域を中心として、前記コントラストが閾値より大きい領域を連続させて形成される領域を前記多重反射領域として検知するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記プロセッサは、前記相関値に基づいて、時系列に沿って前後する超音波画像間において被写体が動いた量である動き量を算出するように構成されているとともに、前記コントラストと前記コントラストの分布と前記動き量とに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記プロセッサは、前記コントラストの分布に基づいて、各超音波画像内における所定の領域の前記コントラストが大きい超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記プロセッサは、フリーズ指示信号の入力を受け付けた場合、前記コントラストと前記コントラストの分布とに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置は、前記プロセッサは、時系列に沿って前後する前記超音波画像間において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎に相関値を算出するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置の作動方法は、超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、プロセッサにより、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する超音波観測装置の作動方法であって、時系列に沿って前後する各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎にブロックマッチング法を用いて相関値を算出する相関値算出ステップと、前記複数の領域において算出された前記相関値の比であるコントラストを算出するコントラスト算出ステップと、各超音波画像内における前記コントラストの分布を算出する分布算出ステップと、前記コントラストと前記コントラストの分布とに基づいて、超音波画像を選択する画像選択ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波観測装置の作動プログラムは、超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する超音波観測装置の作動プログラムであって、時系列に沿って前後する各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎にブロックマッチング法を用いて相関値を算出する相関値算出ステップと、前記複数の領域において算出された前記相関値の比であるコントラストを算出するコントラスト算出ステップと、各超音波画像内における前記コントラストの分布を算出する分布算出ステップと、前記コントラストと前記コントラストの分布とに基づいて、超音波画像を選択する画像選択ステップと、を超音波観測装置のプロセッサに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが観察に有用な画像を選択する精度が高い超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラムを実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る超音波観測装置を備える超音波診断システムの構成を示すブロック図である。 図2は、相関値を算出するために画像に設定される測定領域(ブロック)を示す図である。 図3は、相関値を算出する様子を表す図である。 図4は、超音波観測装置が超音波画像を選択する処理の概要を表すフローチャートである。 図5は、超音波画像内に設定されたブロックの一例を表す図である。 図6は、図5に示すブロックBmnにおける最小相関値の算出位置を中心とした相関値の分布を表す図である。 図7は、図5に示すブロックBxyにおける最小相関値の算出位置を中心とした相関値の分布を表す図である。 図8は、図2に示す超音波画像における多重反射領域を表す図である。 図9は、穿刺針が含まれる超音波画像を表す図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラムの実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態1に係る超音波観測装置を備える超音波診断システムの構成を示すブロック図である。図1に示す超音波診断システム1は、観測対象である被検体へ超音波を送信し、該被検体で反射された超音波を受信する超音波内視鏡2と、超音波内視鏡2が取得した超音波信号に基づいて超音波画像を生成する超音波観測装置3と、超音波観測装置3が生成した超音波画像を表示する表示装置4と、を備える。
超音波内視鏡2は、その先端部に、超音波観測装置3から受信した電気的なパルス信号を超音波パルス(音響パルス)に変換して被検体へ照射するとともに、被検体で反射された超音波エコーを電圧変化で表現する電気的なエコー信号に変換して出力する超音波振動子21を有する。超音波振動子21は、被検体内に挿入される挿入部の先端に配置されている。超音波振動子21は、超音波振動子21の走査面が内視鏡の挿入部の挿入方向に沿って配置されているラジアル型であるが、コンベックス型、又はリニア型であってもよい。また、超音波内視鏡2は、超音波振動子21をメカ的に走査させるものであってもよいし、超音波振動子21として複数の素子をアレイ状に設け、送受信にかかわる素子を電子的に切り替えたり、各素子の送受信に遅延をかけたりすることで、電子的に走査させるものであってもよい。
超音波内視鏡2は、通常は撮像光学系及び撮像素子を有しており、被検体の消化管(食道、胃、十二指腸、大腸)、又は呼吸器(気管、気管支)へ挿入され、消化管、呼吸器やその周囲臓器(膵臓、胆嚢、胆管、胆道、リンパ節、縦隔臓器、血管等)を撮像することが可能である。また、超音波内視鏡2は、撮像時に被検体へ照射する照明光を導くライトガイドを有する。このライトガイドは、先端部が超音波内視鏡2の被検体への挿入部の先端まで達している一方、基端部が照明光を発生する光源装置に接続されている。
超音波観測装置3は、超音波振動子21が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する。超音波観測装置3は、送受信部31と、制御部(プロセッサ)32と、フレームメモリ33と、入力部34と、記憶部35と、を備える。
送受信部31は、超音波内視鏡2と電気的に接続され、所定の波形及び送信タイミングに基づいて高電圧パルスからなる送信信号(パルス信号)を超音波振動子21へ送信するとともに、超音波振動子21から電気的な受信信号であるエコー信号を受信する。
送受信部31が送信するパルス信号の周波数帯域は、超音波振動子21におけるパルス信号の超音波パルスへの電気音響変換の線型応答周波数帯域をほぼカバーする広帯域にするとよい。
送受信部31は、制御部32が出力する各種制御信号を超音波内視鏡2に対して送信するとともに、超音波内視鏡2から識別用のIDを含む各種情報を受信して制御部32へ送信する機能も有する。
制御部(プロセッサ)32は、超音波診断システム1全体を制御する。制御部w32は、演算及び制御機能を有するCPU(Central Processing Unit)や各種演算回路等を用いて実現される。制御部32は、記憶部35が記憶、格納する情報を記憶部35から読み出し、超音波観測装置3の作動方法に関連した各種演算処理を実行することによって超音波観測装置3を統括して制御する。
制御部(プロセッサ)32は、加算整相部32aと、信号処理部32bと、スキャンコンバーター32cと、画像処理部32dと、ブロック設定部32eと、相関値算出部32fと、動き量算出部32gと、コントラスト算出部32hと、分布算出部32iと、多重反射検知部32jと、画像選択部32kと、を有する。ただし、制御部32と、加算整相部32a~画像選択部32kとのいずれかを別のCPU等を用いて構成することも可能である。
加算整相部32aは、送受信部31からエコー信号を受信してデジタルの高周波(RF:Radio Frequency)信号のデータ(以下、RFデータという)を生成、出力する。加算整相部32aは、受信深度が大きいエコー信号ほど高い増幅率で増幅するSTC(Sensitivity Time Control)補正を行い、増幅されたエコー信号に対してフィルタリング等の処理を施した後、A/D変換することによって時間ドメインのRFデータを生成し、信号処理部32bへ出力する。なお、超音波内視鏡2が複数の素子をアレイ状に設けた超音波振動子21を電子的に走査させる構成を有する場合、加算整相部32aは、複数の素子に対応したビーム合成用の多チャンネル回路を有する。
信号処理部32bは、送受信部31から受信したRFデータをもとにデジタルのBモード用受信データを生成する。信号処理部32bは、RFデータに対してバンドパスフィルタ、包絡線検波、対数変換など公知の処理を施し、デジタルのBモード用受信データを生成する。対数変換では、RFデータを基準電圧Vcで除した量の常用対数をとってデシベル値で表現する。信号処理部32bは、生成したBモード用受信データを、画像処理部32dへ出力する。
スキャンコンバーター32cは、信号処理部32bから受信したBモード用受信データに対してスキャン方向を変換してフレームデータを生成する。具体的には、スキャンコンバーター32cは、Bモード用受信データのスキャン方向を、超音波のスキャン方向から表示装置4の表示方向に変換する。
画像処理部32dは、エコー信号の振幅を輝度に変換して表示するBモード画像である超音波画像を含むBモード画像データ(以下、単に画像データともいう)を生成する。画像処理部32dは、スキャンコンバーター32cからフレームデータに対してゲイン処理、コントラスト処理等の公知の技術を用いた信号処理を行うとともに、表示装置4における画像の表示レンジに応じて定まるデータステップ幅に応じたデータの間引き等を行うことによってBモード画像データを生成する。Bモード画像は、色空間としてRGB表色系を採用した場合の変数であるR(赤)、G(緑)、B(青)の値を一致させたグレースケール画像である。
画像処理部32dは、信号処理部32bからのBモード用受信データに走査範囲を空間的に正しく表現できるよう並べ直す座標変換を施した後、Bモード用受信データ間の補間処理を施すことによってBモード用受信データ間の空隙を埋め、Bモード画像データを生成する。
図2は、相関値を算出するために画像に設定される測定領域(ブロック)を示す図である。図2に示すように、ブロック設定部32eは、最新の超音波画像である超音波画像IM上にB11~Bpqまでの縦p×横q(p,qは2以上の自然数)のブロックを格子状に設定する。図2の略中央には、超音波画像内に表示される超音波振動子21である振動子領域Tが含まれている。なお、ここでは振動子領域Tが超音波画像の中央に位置するラジアル型の超音波振動子21を用いる例を説明するが、超音波振動子21は、コンベックス型やリニア型であってもよい。
相関値算出部32fは、時系列に沿って前後する(以下、本実施の形態では、例として時系列に沿って隣接する)各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎にブロックマッチング法を用いて相関値を算出する。具体的には、相関値算出部32fは、例えば、ブロックマッチング法を用いて、相関値の一種である画素値の差分絶対値和(SAD:Sum of Absolute Difference)値を算出する。
図3は、相関値を算出する様子を表す図である。図3は、図2のブロックBmnの動き量を算出する様子を表す図である。図3に示すように、相関値算出部32fは、超音波画像IMに設定されたブロックBmnと同位置であって、1つ前の超音波画像IMn-1に設定されたブロックBmnの外周に設定されたサーチ領域SAに含まれるブロックBmn’を図3に示す矢印に沿って順次相関値の算出位置として複数の位置を設定し、設定したブロックBmn’とブロックBmnとの類似度を示す相関値SADを順次算出する。なお、ここではブロックマッチング法における相関値としてSADを利用したが、その他の相関値(例えばSSD:Sum of Squared Difference)を用いてもよい。
動き量算出部32gは、相関値SADに基づいて、時系列に沿って前後(隣接)する超音波画像間において被写体が動いた量である動き量を算出する。具体的には、動き量算出部32gは、フレームメモリ33が記憶する複数の超音波画像のうち、最新フレームの超音波画像IMに写る被写体が過去のフレームの超音波画像に写る被写体に対して動いた量である動き量を算出する。動き量算出部32gは、相関値算出部32fがサーチ領域SAに含まれる全ての算出位置におけるブロックの相関値SADを算出すると、ブロックBmnの中心から最も相関値SADが小さいブロック中心までのベクトルを動き量として算出する。そして、動き量算出部32gは、各ブロックの動き量の算出を繰り返し、超音波画像IM内の全てのブロックの動き量を算出する。最後に、動き量算出部32gは、複数のブロックの動き量の統計値(平均値、最頻値等)から、画像全体の動きを示すフレーム動き量を算出する。
コントラスト算出部32hは、各ブロックBmnごとに相関値SADに関するコントラストを算出する。コントラストは、ここでは、上述したサーチ領域SAの所定の範囲内の相関値SADの最大値と最小値との比とする(ただし、コントラストについては他の定義もあり、それらを用いても良い)。具体的には、コントラスト算出部32hは、サーチ領域SAにおいて相関値SADが最も小さい算出位置を中心とした所定の範囲内(例えば上下左右各5つ離れた算出位置までを含む範囲内)の相関値SADの最大値と最小値との比をコントラストとして算出する。なお、コントラスト算出部32hは、超音波画像のレンジに応じて、コントラストを算出する所定の範囲の大きさを変更してもよい。例えば、コントラスト算出部32hは、超音波画像のレンジが大きい(広い範囲を撮像した)場合に、所定の範囲を狭く設定する。レンジが大きい場合には、後述する多重反射のパターンが細かくなるためである。
分布算出部32iは、各超音波画像内におけるコントラストの分布を算出する。具体的には、分布算出部32iは、コントラスト算出部32hが算出した各ブロックのコントラスト値と超音波画像IMにおける位置とを関連づける。
多重反射検知部32jは、分布算出部32iが算出したコントラストの分布に基づいて、多重反射領域を検知する。多重反射領域とは、超音波振動子21の外装等の強反射体の影響により、超音波画像において、図2の振動子領域Tの外周に見られるような輝度の高低のパターンが表れる領域である。多重反射検知部32jは、振動子領域Tを中心として、コントラストが閾値より大きい領域を連続させて形成される領域を多重反射領域として検知する。閾値は、例えば超音波画像のコントラストの平均値であるが、中央値や最頻値等の統計値であってもよく、予め設定された値やユーザが設定した値であってもよい。
画像選択部32kは、コントラストとコントラストの分布とに基づいて、超音波画像を選択する。具体的には、画像選択部32kは、多重反射検知部32jが検知した多重反射領域の大きさに基づいて、超音波画像を選択する。また、画像選択部32kは、コントラストとコントラストの分布と動き量とに基づいて、超音波画像を選択してもよい。画像選択部32kは、フリーズ指示信号の入力を受け付けた場合、コントラストとコントラストの分布とに基づいて、超音波画像を選択する。
フレームメモリ33は、例えばリングバッファを用いて実現され、画像処理部32dにより生成された一定量(所定フレーム数N)の超音波画像を時系列に沿って記憶する。容量が不足すると(所定のフレーム数のBモード画像データを記憶すると)、最も古いBモード画像データを最新のBモード画像データで上書きすることで、最新の超音波画像を時系列順に所定フレーム数記憶する。フレームメモリ33は、図1に示すように、最新の超音波画像であるn番目のフレーム(nは2以上の自然数)の超音波画像IMから所定のフレーム数遡った複数の超音波画像(IMn-1,IMn-2,IMn-3,・・・)を記憶する。さらに、フレームメモリ33は、相関値算出部32fが算出した相関値と、動き量算出部32gが算出した動き量と、コントラスト算出部32hが算出したコントラストと、分布算出部32iが算出したコントラストの分布とを超音波画像に関連づけて記憶する。
入力部34は、キーボード、マウス、タッチパネル等のユーザインタフェースを用いて実現され、各種情報の入力を受け付ける。入力部34は、プリフリーズ機能によりフリーズ画像を表示装置4に表示させる指示入力であるフリーズ指示信号の入力を受け付ける。
記憶部35は、超音波観測装置3の作動方法を実行するための作動プログラムを含む各種プログラムを記憶する。作動プログラムは、ハードディスク、フラッシュメモリ、CD-ROM、DVD-ROM、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して広く流通させることも可能である。なお、上述した各種プログラムは、通信ネットワークを介してダウンロードすることによって取得することも可能である。ここでいう通信ネットワークは、例えば既存の公衆回線網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などによって実現されるものであり、有線、無線を問わない。
以上の構成を有する記憶部35は、各種プログラム等が予めインストールされたROM(Read Only Memory)、及び各処理の演算パラメータやデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)等を用いて実現される。
次に、超音波診断システム1が超音波画像を選択する処理を説明する。図4は、超音波観測装置が超音波画像を選択する処理の概要を表すフローチャートである。図4に示すように、超音波内視鏡2が出力して送受信部31が受信したエコー信号に、加算整相部32a、信号処理部32b、スキャンコンバーター32c、及び画像処理部32dが所定の信号処理を施し、超音波画像IMを生成する(ステップS1)。
続いて、ブロック設定部32eは、超音波画像IMに格子状のブロックを設定する(ステップS2)。
そして、相関値算出部32fは、超音波画像IMに設定された各ブロックの相関値SADを算出する(ステップS3)。
さらに、動き量算出部32gは、相関値SADに基づいて隣接する超音波画像間の動き量を算出する(ステップS4)。
また、コントラスト算出部32hは、相関値SADに関するコントラストを算出する(ステップS5)。図5は、超音波画像内に設定されたブロックの一例を表す図である。図5に示す超音波画像IM内に設定されたブロックBmnとブロックBxyとにおけるコントラストについて説明する。
ブロックBmnは、輝度の高い白い部分と輝度の低い黒い部分とが振動子領域Tを中心に周期的に連続する多重反射の影響を強く受けた領域である。図6は、図5に示すブロックBmnにおける最小相関値の算出位置を中心とした相関値の分布を表す図である。図6に示す相関値SADは、各領域が類似しているほど小さい値になる。ブロックBmnでは、多重反射の影響により最小相関値の算出位置から離れると相関値が急激に大きくなる。その結果、ブロックBmnでは、コントラスト=最大値A1/最小値A2が大きい。
一方、ブロックBxyは、多重反射の影響を受けていない領域である。図7は、図5に示すブロックBxyにおける最小相関値の算出位置を中心とした相関値の分布を表す図である。図7に示すように、ブロックBxyでは、最小相関値の算出位置から離れると相関値が徐々に大きくなる。その結果、ブロックBxyでは、コントラスト=最大値A3/最小値A4が小さい。
その後、分布算出部32iは、超音波画像IM内におけるコントラストの分布を算出する(ステップS6)。
そして、多重反射検知部32jは、分布算出部32iが算出したコントラストの分布に基づいて、多重反射領域を検知する(ステップS7)。図8は、図2に示す超音波画像における多重反射領域を表す図である。図8に示すように、多重反射検知部32jは、振動子領域Tを中心として、コントラストが閾値より大きい領域を連続させて形成される領域B1を多重反射領域として検知する。具体的には、多重反射検知部32jは、振動子領域Tを中心として、コントラストが閾値より大きい領域を上下左右の4方向に連続させて形成される領域B1を多重反射領域として検知する。一方、多重反射検知部32jは、コントラストが閾値より大きくても、振動子領域Tから連続していない領域B21、B22、B23は多重反射領域としては検知しない。なお、多重反射検知部32jは、振動子領域Tを中心として、コントラストが閾値より大きい上下左右斜めの8方向に連続させて形成される領域として、領域B1及び領域B23を多重反射領域として検知してもよい。
制御部32は、フリーズ指示信号が入力されたか否かを判定する(ステップS8)。具体的には、制御部32は、入力装置から入力部34にフリーズを指示する所定の指示入力があったか否かを判定する。
制御部32が、フリーズ指示信号が入力されていないと判定した場合(ステップS8:No)、ステップS1に戻り、処理が継続される。
一方、制御部32が、フリーズ指示信号が入力されたと判定した場合(ステップS8:Yes)、画像選択部32kは、フリーズ画像として表示装置4に表示させる超音波画像を選択する(ステップS9)。具体的には、画像選択部32kは、多重反射検知部32jが算出した多重反射領域が小さく、かつ動き量算出部32gが算出した動き量が小さい超音波画像をフリーズ画像として選択する。
そして、表示装置4は、超音波観測装置3からの入力に基づいて、フリーズ画像を表示する(ステップS10)。
以上説明したように、超音波観測装置3によれば、画像選択部32kが多重反射領域の小さい超音波画像を選択するため、多重反射の影響を大きく受けている超音波画像がフリーズ画像に選択されることが防止されている。従って、超音波観測装置3は、ユーザが観察に有用な画像を選択する精度が高い超音波観測装置である。
また、画像選択部32kは、動き量が小さい画像を選択するため、被検体を撮像した際の動きが大きい画像がフリーズ画像として選択されることが防止されている。
なお、時系列に沿って前後するとは、複数の超音波画像において、2つの超音波画像に設定される時系列的な表示順序がそれぞれすぐ近くの順番(例えば隣接する順番)になっていることであり、時系列に沿って隣接するとは、例えば超音波画像IMnとIMn-1のように時系列的に直接隣り合うことに限定されるものではなく、例えば超音波画像IMnとIMn-2との関係のように、時系列的に1個から所定の数個の画像をおいて前後に近隣すること(先隣、幾つか先の隣)も含む。
(変形例1)
画像選択部32kは、コントラストの分布に基づいて、各超音波画像内における所定の領域のコントラストが大きい超音波画像を選択してもよい。具体的には、画像選択部32kは、コントラスト及びコントラストの分布に基づいて、穿刺針を含む超音波画像を選択する。
図9は、穿刺針が含まれる超音波画像を表す図である。図9に示すように、コンベックス型の超音波振動子21を備える超音波内視鏡2を用いる場合、穿刺針Nは超音波内視鏡2の挿入部の基端側に対応する方向から超音波画像の中心部に向かって超音波画像内に写り込む。超音波画像に写る穿刺針Nは、輝度が大きい領域となる。その結果、超音波画像に写る穿刺針Nの辺縁では、相関値SADに関するコントラストが大きい。
画像選択部32kは、穿刺針Nの基端側、すなわち超音波画像の右上の予め設定した位置において、コントラストが大きい画像を選択する。その結果、画像選択部32kは、穿刺針Nが写った画像を選択することができ、ユーザは穿刺針Nが写った画像を選択的に閲覧することができる。
(変形例2)
画像選択部32kは、空気等の観察を阻害する構造物が所定量以上写った画像を除外した超音波画像を選択してもよい。超音波画像に写る空気は、輝度が極めて小さい領域となる。その結果、超音波画像に写る空気の辺縁では、相関値に関するコントラストが大きい。画像選択部32kは、例えば、コントラストが大きい領域が所定量以上である超音波画像を空気が写る領域が多い超音波画像として除外した超音波画像を選択してもよい。また、画像選択部32kは、コントラストが大きい領域の位置を考慮して空気が写る超音波画像を除外してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表し、かつ記述した特定の詳細及び代表的な実施の形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 超音波診断システム
2 超音波内視鏡
3 超音波観測装置
4 表示装置
21 超音波振動子
31 送受信部
32 制御部
32a 加算整相部
32b 信号処理部
32c スキャンコンバーター
32d 画像処理部
32e ブロック設定部
32f 相関値算出部
32g 動き量算出部
32h コントラスト算出部
32i 分布算出部
32j 多重反射検知部
32k 画像選択部
33 フレームメモリ
34 入力部
35 記憶部

Claims (11)

  1. 超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する超音波観測装置であって、
    時系列に沿って前後する各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎に相関値を算出し、
    前記複数の領域において算出された前記相関値に基づいてコントラストを算出し、
    各超音波画像内における前記コントラストの位置の分布を算出し、
    前記コントラストと前記コントラストの位置の分布とに基づいて、超音波画像を選択するように構成されているプロセッサを備えることを特徴とする超音波観測装置。
  2. 前記コントラストは、各領域を含む所定の範囲内の前記相関値の最大値と最小値との比であることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  3. 前記プロセッサは、前記コントラストの位置の分布に基づいて、多重反射領域を検知し、前記多重反射領域の大きさに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  4. 前記プロセッサは、超音波画像内に表示される前記超音波振動子である振動子領域を中心として、前記コントラストが閾値より大きい領域を連続させて形成される領域を前記多重反射領域として検知するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の超音波観測装置。
  5. 前記プロセッサは、前記相関値に基づいて、時系列に沿って前後する超音波画像間において被写体が動いた量である動き量を算出するように構成されているとともに、前記コントラストと前記コントラストの位置の分布と前記動き量とに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  6. 前記プロセッサは、前記コントラストの位置の分布に基づいて、各超音波画像内における所定の領域の前記コントラストが大きい超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  7. 前記プロセッサは、フリーズ指示信号の入力を受け付けた場合、前記コントラストと前記コントラストの位置の分布とに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  8. 前記プロセッサは、時系列に沿って前後する前記超音波画像間において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎に相関値を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  9. 前記プロセッサは、前記コントラストの位置の分布において、前記コントラストが閾値より大きい領域を連続させて形成される領域の大きさに基づいて、超音波画像を選択するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波観測装置。
  10. 超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、プロセッサにより、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する超音波観測装置の作動方法であって、
    時系列に沿って前後する各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎に相関値を算出する相関値算出ステップと、
    前記複数の領域において算出された前記相関値に基づいてコントラストを算出するコントラスト算出ステップと、
    各超音波画像内における前記コントラストの位置の分布を算出する分布算出ステップと、
    前記コントラストと前記コントラストの位置の分布とに基づいて、超音波画像を選択する画像選択ステップと、
    を含むことを特徴とする超音波観測装置の作動方法。
  11. 超音波振動子が観測対象に対して送受信して得られた超音波信号に基づいて、時系列に沿って複数の超音波画像を生成する超音波観測装置の作動プログラムであって、
    時系列に沿って前後する各超音波画像において、各超音波画像内に設定される複数の領域毎に相関値を算出する相関値算出ステップと、
    前記複数の領域において算出された前記相関値に基づいてコントラストを算出するコントラスト算出ステップと、
    各超音波画像内における前記コントラストの位置の分布を算出する分布算出ステップと、
    前記コントラストと前記コントラストの位置の分布とに基づいて、超音波画像を選択する画像選択ステップと、
    を超音波観測装置のプロセッサに実行させることを特徴とする超音波観測装置の作動プログラム。
JP2021507428A 2019-03-19 2020-03-19 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム Active JP7112588B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019050869 2019-03-19
JP2019050869 2019-03-19
PCT/JP2020/012442 WO2020189774A1 (ja) 2019-03-19 2020-03-19 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020189774A1 JPWO2020189774A1 (ja) 2021-12-02
JP7112588B2 true JP7112588B2 (ja) 2022-08-03

Family

ID=72520367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021507428A Active JP7112588B2 (ja) 2019-03-19 2020-03-19 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11998394B2 (ja)
JP (1) JP7112588B2 (ja)
CN (1) CN113556979A (ja)
WO (1) WO2020189774A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149073A (ja) 2015-02-13 2016-08-18 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理プログラム
JP6203164B2 (ja) 2006-08-16 2017-09-27 サン−ゴバン グラス フランス 透明電極
WO2018163827A1 (ja) 2017-03-07 2018-09-13 オリンパス株式会社 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620305B2 (ja) * 1985-03-04 1994-03-16 株式会社東芝 動きベクトル検出装置
JP3308617B2 (ja) * 1992-12-28 2002-07-29 キヤノン株式会社 動きベクトル検出装置及びその方法
US6312385B1 (en) * 2000-05-01 2001-11-06 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Method and apparatus for automatic detection and sizing of cystic objects
CA2421468A1 (en) * 2002-03-14 2003-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing device and ultrasonic diagnostic device
RU2011130813A (ru) * 2008-12-23 2013-01-27 Конинклейке Филипс Электроникс, Н.В. Система визуализации акустических изображений и способ визуализации акустических изображений с квантификацией контраста
WO2011052602A1 (ja) * 2009-10-27 2011-05-05 株式会社 日立メディコ 超音波イメージング装置、超音波イメージング方法および超音波イメージング用プログラム
JP5481261B2 (ja) * 2010-04-06 2014-04-23 株式会社東芝 超音波診断装置及び多重検出プログラム
CN102930555B (zh) * 2011-08-11 2016-09-14 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种对超声图像中感兴趣区域进行跟踪的方法及装置
KR20140121859A (ko) * 2012-02-02 2014-10-16 유니버시티 오브 워싱턴 스로우 잇츠 센터 포 커머셜라이제이션 초음파 이미지들에서 비-고정 반향의 억제를 위한 필터링 시스템들 및 방법들
GB2507987A (en) * 2012-11-15 2014-05-21 Imp Innovations Ltd Method of automatically processing an ultrasound image
CN103930041B (zh) * 2012-11-16 2016-09-28 东芝医疗***株式会社 超声波诊断装置以及图像处理方法
JP2014121594A (ja) * 2012-11-22 2014-07-03 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像処理装置および画像処理方法
JP2014217551A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置
JP2015131100A (ja) 2013-12-12 2015-07-23 コニカミノルタ株式会社 超音波診断装置、超音波画像記録方法、及びコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体
JP5911525B2 (ja) * 2014-04-07 2016-04-27 オリンパス株式会社 画像処理装置及び方法、画像処理プログラム、撮像装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6203164B2 (ja) 2006-08-16 2017-09-27 サン−ゴバン グラス フランス 透明電極
JP2016149073A (ja) 2015-02-13 2016-08-18 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理プログラム
WO2018163827A1 (ja) 2017-03-07 2018-09-13 オリンパス株式会社 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN113556979A (zh) 2021-10-26
JPWO2020189774A1 (ja) 2021-12-02
WO2020189774A1 (ja) 2020-09-24
US11998394B2 (en) 2024-06-04
US20210361263A1 (en) 2021-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170209126A1 (en) Ultrasound observation system
WO2016098429A1 (ja) 超音波観測装置
US20180210080A1 (en) Ultrasound observation apparatus
US20210338200A1 (en) Ultrasound imaging apparatus, operating method of ultrasound imaging apparatus, and computer-readable recording medium
US20180333139A1 (en) Ultrasound observation device, method of operating ultrasound observation device, and program computer-readable recording medium
JP6707175B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
JP7336596B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、超音波観測装置の作動プログラム、及び超音波観測システム
JP7112588B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
WO2018163793A1 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
US20210236091A1 (en) Ultrasound imaging system, operation method of ultrasound imaging system, and computer-readable recording medium
JP6530660B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法および超音波観測装置の作動プログラム
JP6726744B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
JP5932189B1 (ja) 超音波観測装置
JP7289211B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
JP6563800B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法および超音波観測装置の作動プログラム
JP6379059B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、超音波観測装置の作動プログラムおよび超音波診断システム
JP6707014B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測システム、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
JP7066014B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測システム、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
JP7190851B2 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム
JP2017035300A (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、超音波観測装置の作動プログラム及び超音波観測システム
JP2017164371A (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法、及び超音波観測装置の作動プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210716

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220722

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7112588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151