JP7111486B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、障子に換気装置が組み込まれた建具に関する。
従来より、障子に換気用小窓を設け、障子を閉めた状態で換気用小窓を開けることで換気が行えるサッシが知られている(例えば、特許文献1参照。)。換気用小窓には、内倒し式の扉が設けられているが、この扉は室内側に倒すと扉が室内側に大きく出っ張るので、扉の開き角度を大きくできず、換気量が小さい問題があった。
特開2003-90178号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、扉を開けたときの室内側への出幅を少なくしながら、換気量を大きく取ることのできる建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、障子に設けた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉を備え、扉は、室内側壁が室外側に屈曲し、その先端にヒンジ部を設けてあり、ヒンジ部を障子の横部材のヒンジ部受けに連結してあり、ヒンジ部受けの下方に隣接して結露水受けが設けてあり、結露水受けは、ヒンジ部受けから室内側に下り傾斜した傾斜壁を有する凹状を成し、傾斜壁に排水部品が結露水受けから飛び出さないように設けてあり、扉の室内側壁の垂直な部分の室外側面と横部材との間にタイト部が設けてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、障子に設けた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉を備え、扉は、室内側壁が室外側に屈曲し、その先端にヒンジ部を設けてあり、ヒンジ部を障子の横部材のヒンジ部受けに連結してあることで、扉を少ない出幅で大きな開放角度で開くことができるので、換気量を大きく取ることができる。しかも、横部材のヒンジ部受けの下方に隣接して結露水受けが設けてあることで、扉に結露が生じても結露水が障子に垂れることがない。さらに、扉の室内側壁の垂直な部分の室外側面と横部材との間にタイト部が設けてあることで、水密性・気密性が優れている。
図3のA-A断面図である。 図3のB-B断面図である。 本発明の建具の一実施形態を示す室内側正面図である。 図3のA-A断面図であって、扉を開けたときの状態を示す。 本発明の建具の他の実施形態を示す室内側正面図である。 図5のC-C断面図である。 図5のC-C断面図であって、扉を開けたときの状態を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明に係る建具の一実施形態を示している。本建具は、改修用サッシに適用したものであり、図1~3に示すように、躯体開口部に取付けられている既設枠8の内周側に設けた新設枠9と、新設枠9内に引違い状に開閉自在に納めた外障子1a及び内障子1bとを備える。
新設枠9は、上枠10と下枠11と左右の縦枠12,12を四方枠組みして構成してある。上枠10と縦枠12の室内側にはカバー材13a,13bが取付けられ、カバー材13a,13bにより既設枠8および新設枠9を隠している。
外障子1aは、図2,3に示すように、上框14と下框15と戸先框16と召合せ框17を四周框組みし、その内側にガラスパネル(複層ガラス)18を嵌め込んで構成してある。内障子1bは、図1~3に示すように、上框14と下框15と戸先框16と召合せ框17を四周框組みすると共に、上框14の内周側に沿って横型の換気装置19を設け、換気装置19と下框15の間の開口部にガラスパネル18を嵌め込んで構成してある。
換気装置19は、図1,2に示すように、アルミ形材よりなる上横部材20と下横部材6と左右の縦部材21,21とを枠組みすることで、室内外に連通する換気用の開口部2を形成し、開口部2を開閉する内倒し式の扉3を設けたものとなっている。開口部2の室外側には、防虫網22が取付けてある。換気装置19は、図1に示すように、扉3の操作部23と、下横部材6に設けられる結露水受け24を除き、障子1bの見込み寸法A内に納まっている。
上横部材20は、図1に示すように、外周側に上框14のガラス保持溝25内に挿入すると弾発的に係止して抜け止めされる一対の係止片26,26を有し、室内側の係止片26にはパッキン27が設けてある。上横部材20の内周側には、室外側端部に防虫網22の押さえゴム28が取付けられる溝29が形成してあると共に、内周側に突出する突片30を有し、突片30の下部が扉3の室外側壁31の室外側に重なっている。突片30の室内側面には、扉3の室外側面に当接するタイト材32が設けてある。上横部材20の内周側面の室内側寄りの位置には、タイト材ホルダー33aが内周側に突出して設けてあり、タイト材ホルダー33aにタイト材7aが室内側に向けて設けてある。また、上横部材20の内周側面には、ラッチ受け34が取付けてある。
下横部材6は、図1に示すように、中空部35を有する形材となっており、内周側にガラス保持溝36が上框14のガラス保持溝25と同じ溝幅で形成されており、そのガラス保持溝36にガラスパネル18の端部を挿入し、グレチャン37で固定してある。下横部材6の室外側端部には、防虫網22の押さえゴム28が取付けられる溝29が形成してある。下横部材6の外周側面には、見込方向中間位置に外周側に向けて突出する突壁38を有し、突壁38の先端部にタイト材ホルダー33bが設けてあり、タイト材ホルダー33bにタイト材7bが室内側に向けて設けてある。突壁38の根元の室内側には、扉3のヒンジ部5が嵌合するヒンジ部受け39が設けてあり、ヒンジ部受け39の下方に隣接して、扉3に生じた結露水を受ける結露水受け24が設けてある。結露水受け24には、左右両端部に排水部品40が取付けてあり、結露水受け24に溜まった結露水は、排水部品40により下横部材6の中空部35内に導かれる。
左右の縦部材21は、図2に示すように、外周部に戸先框16と召合せ框17のガラス保持溝25内にそれぞれ挿入係止される一対の係止片41,41を有している。縦部材21の内周側には、室外側端部に防虫網22の押さえゴム28が取付けられる溝29が形成してあると共に、その内周側にタイト材42が内周側に向けて突出して設けてあり、タイト材42の先端部が扉3の室外側面に当接している。縦部材21の内周側面の室内側寄りの位置には、タイト材ホルダー33cが内周側に突出して設けてあり、タイト材ホルダー33cにタイト材7cが室内側に向けて設けてある。縦部材21の下部には、図1に示すように、切欠き43が設けてあり、下横部材6の中空部35に入った結露水は、図1,2中の矢印44に示すように、切欠き43から竪框(戸先框16及び召合せ框17)のガラス保持溝25内に流れ、竪框の下端より室外に排水される。
上横部材20に設けたタイト材7aと、下横部材6に設けたタイト材7bと、縦部材21に設けたタイト材7cとは、端部同士を突き合わせて連続させてある。
扉3は、図1,2に示すように、室外側壁31と室内側壁4と上下の見込み壁45a,45bとを有するアルミ製の中空形材46と、中空形材46の左右両端部に取付けたL形断面の側部材47,47とで構成してある。扉3の室内側壁4の上部は、図1に示すように、上側の見込み壁45aよりも上方に突出し、その上端部の室外側面に、上横部材20に設けたタイト材7aが当接している。扉3の室内側壁4の下部は、下側の見込み壁45bよりも下方に垂下しており、下側に斜め45°で屈曲して室外側にのびる屈曲部48を有し、屈曲部48の先端に扉3の回動軸となるヒンジ部5が設けてある。このように、扉3の室内側壁4の下部を室外側に屈曲させ、その先端にヒンジ部5を設けることで、ヒンジ部5を障子1bの見込み方向の中心寄りに設定している。屈曲部48の上方の室内側壁4の垂直な部分4aの室外側面には、下横部材6に設けたタイト材7bが当接している。
左右の側部材47は、図2に示すように、扉本体(中空形材46)の室内側壁4と面一状に外周側に突出する突片52を有し、突片52の室外側面に縦部材21に設けたタイト材7cが当接している。
扉3は、図1に示すように、中空部内にラッチ錠49が設けてあり、ラッチボルト50が上側の見込み壁45aより突出し、ラッチ受け34と係合している。扉3の室内側面には、扉3の開閉操作を行うための操作部23が設けてある。
換気を行う際には、操作部23を下向きに操作することで、ラッチボルト50を下降させてラッチ受け34から外し、図4に示すように、扉3をヒンジ部5を支点として室内側に倒し、開口部2を開放する。扉3は、室内側に45°倒れるようになっている。先に述べたように、ヒンジ部5を障子1bの見込み方向の中心寄りに設定したことで、扉3を少ない出幅で大きな開放角度で開くことができ、これにより換気量を大きく取ることができる。
図5~7は、本発明に係る建具の他の実施形態を示している。本実施形態では、換気装置19を内障子1bの下框15の内周側に沿って設けている。この場合は、図6に示すように、開口部2を構成する上横部材20に中空部51と、その内周側にガラス保持溝36を設け、下横部材6に、下框15のガラス保持溝25内に挿入・係止される一対の係止片26,26を設けている。それ以外の点は、換気装置19を上框14側に設ける場合と同じ構造になっている。
以上に述べたように本建具は、障子1bに設けた換気用の開口部2と、開口部2を開閉する内倒し式の扉3を備え、扉3は、室内側壁4が室外側に屈曲し、その先端にヒンジ部5を設けてあり、ヒンジ部5を障子1bの横部材6に連結してあることで、扉3を少ない出幅で大きな開放角度で開くことができるので、換気量を大きく取ることができる。さらに、扉3の室内側壁4の垂直な部分4aと横部材6との間にタイト部(タイト材7b)が設けてあることで、水密性・気密性が優れている。
また本建具は、開口部2を構成する下横部材6に、ヒンジ部5を受けるヒンジ部受け39の下方に隣接して結露水受け24を有するので、扉3に結露が生じても結露水が障子1bに垂れることがない。
さらに本建具は、換気装置19の本体部(扉3の操作部23を除いた部分)が障子1bの見込み寸法A内に納まっているので、換気装置19が邪魔にならず、意匠性も良い。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。扉の屈曲部の長さや角度、ヒンジ部の形態は、適宜変更することができる。扉のヒンジ部を、障子の下框に直接連結することもできる。扉の室内側壁の垂直な部分の室外側面と横部材との間のタイト部は、扉側にタイト材を取付けて構成することもできる。障子や枠の構成は任意である。障子は、枠に固定した嵌め殺し障子であってもよい。本発明は、引違い窓に限らず、片引き窓、開き窓、玄関戸など、あらゆる建具に適用することができる。また、改修用の建具に限らず、新規に設置する建具にも適用できることは言うまでもない。
1a 外障子(障子)
1b 内障子(障子)
2 開口部
3 扉
4 扉の室内側壁
5 ヒンジ部
6 下横部材(横部材)
7a,7b,7c タイト材(タイト部)

Claims (1)

  1. 障子に設けた換気用の開口部と、開口部を開閉する内倒し式の扉を備え、扉は、室内側壁が室外側に屈曲し、その先端にヒンジ部を設けてあり、ヒンジ部を障子の横部材のヒンジ部受けに連結してあり、ヒンジ部受けの下方に隣接して結露水受けが設けてあり、結露水受けは、ヒンジ部受けから室内側に下り傾斜した傾斜壁を有する凹状を成し、傾斜壁に排水部品が結露水受けから飛び出さないように設けてあり、扉の室内側壁の垂直な部分の室外側面と横部材との間にタイト部が設けてあることを特徴とする建具。
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