JP7110815B2 - 空調用レジスタ及び車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調用レジスタ及び車両用空調装置に関する。
下記特許文献1には、自動車の前席正面のインストルメントパネルに形成される空気吹き出し用の開口に装着され、空調用ダクトが接続される空調用レジスタが開示されている。この空調用レジスタは、空調用空気の通風路及び吹出口を形成する筒状ケース部を備えており、該筒状ケース部内には、空調用空気の風向きを調節するバレル部が設けられている。また、該バレル部に対して空調用空気の上流側で筒状ケース部内には、バタフライ弁式に回転可能とされた板状ダンパ(シャットダンパ)が設けられている。この板状ダンパの回転によって、筒状ケース部内の空気通路を開閉し、通風の切替え又は通風量の調整を行うようにしている。
特開平11-059167号公報
ところで、例えば自動運転の車両においては、インストルメントパネルの小型化の要請がある。インストルメントパネルの小型化のためには、インストルメントパネルに装着される空調用レジスタを、空調用空気の通風方向に小型化することが好ましい。空調用レジスタの通風方向の寸法は、バレル部やシャットダンパ等の内部機構によって決まるため、内部機構よりも通風方向の寸法を短く設定することができない。この点、上記の先行技術では、シャットダンパがバタフライ弁式に回転される構成であるため、シャットダンパの回転スペースを筒状ケース部内に確保する必要があり、空調用レジスタの上記小型化に制約がある。
本発明は上記事実を考慮し、空調用空気の通風方向に小型化可能な空調用レジスタ及び該空調用レジスタを備えた車両用空調装置を得ることを目的とする。
第1の態様の空調用レジスタは、空調用空気の通風路及び吹出口を形成する筒状ケース部と、前記通風路内での前記空調用空気の通風方向と交差する交差方向に移動可能に前記筒状ケース部に支持され、当該移動によって前記通風路を開閉するシャットダンパと、を備えている。
第1の態様の空調用レジスタによれば、空調用空気の通風路及び吹出口を形成する筒状ケース部には、シャットダンパが支持されている。このシャットダンパは、上記通風路内での空調用空気の通風方向と交差する交差方向に移動可能とされている。これにより、筒状ケース部内にシャットダンパの回転スペースを確保する必要がなくなるので、本空調用レジスタを上記通風方向に小型化可能となる。
第2の態様の空調用レジスタは、空調用空気の通風路及び吹出口を形成し、前記吹出口とは反対側に空調用ダクトが接続される筒状ケース部と、前記空調用ダクトの内面に重なるように前記吹出口とは反対側へ延びて前記通風路を開放する開位置と前記通風路を閉塞する閉位置との間で回転可能に前記筒状ケース部に支持されたシャットダンパと、を備えている。
第2の態様の空調用レジスタによれば、空調用空気の通風路及び吹出口を形成する筒状ケース部には、上記吹出口とは反対側に空調用ダクトが接続される。この筒状ケース部には、上記の通風路を開閉するシャットダンパが回転可能に支持されている。このシャットダンパは、通風路を開放する開位置において、空調用ダクトの内面に重なるように吹出口とは反対側へ延びる。これにより、シャットダンパの回転スペースの大部分を空調用ダクト内(すなわち筒状ケース部外)に設定することができるので、筒状ケース部内におけるシャットダンパの回転スペースを縮小することができる。その結果、本空調用レジスタを、筒状ケース部内での空調用空気の通風方向に小型化可能となる。
第3の態様の空調用レジスタは、第1の態様において、前記シャットダンパは、前記交差方向にスライド可能とされている。
第3の態様の空調用レジスタでは、シャットダンパが筒状ケース部にスライド可能に支持されるので、シャットダンパ及びその支持構造を簡素な構成にすることができる。
第4の態様の空調用レジスタは、第3の態様において、前記筒状ケース部に回転可能に支持されて前記シャットダンパと接触し、回転操作されることで前記シャットダンパを前記交差方向にスライドさせる操作部を備えている。
第4の態様の空調用レジスタによれば、筒状ケース部に回転可能に支持された操作部がシャットダンパと接触しており、当該操作部が回転操作されることでシャットダンパがスライドされる。このように、回転式の操作部によってシャットダンパがスライドされるので、簡素な構成でシャットダンパを円滑にスライドさせることができる。
第5の態様の空調用レジスタは、第1の態様において、前記シャットダンパは、蛇腹状に伸縮可能な蛇腹部を有しており、当該蛇腹部の伸縮によって前記交差方向に移動される。
第5の態様の空調用レジスタによれば、シャットダンパの蛇腹部が蛇腹状に伸縮することで、シャットダンパが交差方向(空調用空気の通風方向と交差する方向)に移動される。つまり、このシャットダンパでは、蛇腹部が交差方向に伸びることで通風路を閉塞し、蛇腹部が交差方向に縮まることで通風路を開放する。これにより、通風路の開放状態でのシャットダンパの配設スペースを小さく設定することができるので、本空調用レジスタが上記交差方向(すなわちシャットダンパの移動方向)に大型化することを防止又は抑制できる。
第6の態様の空調用レジスタは、第2の態様又は第5の態様において、前記筒状ケース部に回転可能に支持された操作部と、前記操作部と前記シャットダンパとの間に架け渡されたリンク部と、を備え、前記操作部の回転操作によって前記シャットダンパが前記通風路を開閉する。
第6の態様の空調用レジスタによれば、筒状ケース部内には、前述した開位置と閉位置との間で回転可能とされたシャットダンパ、又は蛇腹状に伸縮可能とされたシャットダンパが設けられている。そして、筒状ケース部に回転可能に支持された操作部と、上記何れかのシャットダンパとの間にリンク部が架け渡されており、上記の操作部が回転操作されることでシャットダンパが通風路を開閉する。このように回転式の操作部とリンク部とによってシャットダンパが操作されるので、シャットダンパを操作するための構成を簡素化できる。
第7の態様の発明に係る車両用空調装置は、車両のインストルメントパネル内に設けられた空調装置本体と、前記空調装置本体から延出された空調用ダクトと、前記空調用ダクトに接続された前記筒状ケース部が前記インストルメントパネルに装着された第1の態様第6の態様の何れか1つの態様の空調用レジスタと、を備えている。
第7の態様の車両用空調装置によれば、車両のインストルメントパネル内に設けられた空調装置本体から空調用ダクトが延出されており、当該空調用ダクトに接続された空調用レジスタの筒状ケース部が上記のインストルメントパネルに装着されている。この空調用レジスタは、第1の態様第6の態様の何れか1つの態様に記載されたものであるため、前述した作用効果が得られる。また、空調用レジスタが空調用空気の通風方向に小型化されることにより、インストルメントパネルの小型化が可能となる。
以上説明したように、本発明に係る空調用レジスタ及び該空調用レジスタを備えた車両用空調装置では、空調用空気の通風方向の小型化が可能となる。
本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置の部分的な構成を示す斜視図である。 図1のF2-F2線に沿った切断面に対応した縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る空調用レジスタの側面図である。 図1のF4-F4線に沿った切断面に対応した横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る空調用レジスタの横断面図である。 第2実施形態に係る空調用レジスタの部分的な構成を示す側面図であり、シャットダンパが通風路を閉塞した状態を示す図である。 シャットダンパが通風路を開放した状態を示す図6に対応した側面図である。 本発明の第3実施形態に係る空調用レジスタの縦断面図である。
<第1の実施形態>
以下、図1~図4を用いて、本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置10について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印LH(OUT)は、車両の前方(進行方向)、上方、左方(車幅方向外方)をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。また、各図においては、図面を見易くする関係から、一部の符号を省略している場合がある。また、第1実施形態及び第2実施形態は、参考例とする。
(構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用空調装置10は、空調装置本体としてのHVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)ユニット12と、HVACユニット12から延出された空調用ダクトとしてのフロントフェイスダクト14と、フロントフェイスダクト14の先端部に接続された空調用レジスタとしてのサイドレジスタ20とを備えている。HVACユニット12は、車両のインストルメントパネル16(図2以外では図示省略)の内側、すなわちインストルメントパネル16と図示しないダッシュパネルとの間に配置されている。
このHVACユニット12は、ファン、エバポレータ、ヒータコア等を備えており、ファンの回転によって生じる空気流が温度や湿度等を調整され、空調用空気としてフロントフェイスダクト14内へ導入される構成になっている。なお、このHVACユニット12からは、左右一対のフロントフェイスダクト14(右側のフロントフェイスダクト14は図示省略)が延出されると共に、図示しないセンタダクト、左右一対のフットダクト、デフロスタダクト等が延出されている。そして、インストルメントパネル16に設けられた図示しない吹出口切替スイッチの操作によって、上記各ダクトのうちの何れかのダクト内に空調用空気が導入される構成になっている。
また、右側のフロントフェイスダクト14の先端部には、空調用レジスタとしての図示しないサイドレジスタ20が接続されている。右側のフロントフェイスダクト14及び右側のサイドレジスタ20と、左側のフロントフェイスダクト14及び左側のサイドレジスタ20とは、左右対称に構成されている以外は基本的に同様の構成とされている。このため、右側のフロントフェイスダクト14及び右側のサイドレジスタ20についての詳細な説明を省略する。
図1、図2及び図4に示されるように、フロントフェイスダクト14は、例えば樹脂によって長尺な角筒状に形成されており、車幅方向を長手として配置されている。このフロントフェイスダクト14は、HVACユニット12の上端部から車幅方向外側へ延びており、先端部(車幅方向外側端部)が車両後方側へ向けて屈曲している。このフロントフェイスダクト14は、上壁14A、下壁14B、前壁14C、後壁14D、左壁(車幅方向外側壁)14Eを備えている。このフロントフェイスダクト14の車幅方向外側端部には、車両後方側へ向けて開口した開口部15が形成されている。この開口部15は、車幅方向を長手とする矩形状をなしており、サイドレジスタ20に対応している。
図1~図4に示されるように、サイドレジスタ20は、空調用空気の通風路28及びフェイス吹出口30を形成する筒状ケース部としてのレジスタケース22と、空調用空気の風向を調節するためのバレル部36と、通風路28を開閉するためのシャットダンパ42と、操作部としてのダイヤル54とを備えている。上記のフェイス吹出口30は、本発明における「吹出口」に相当する。また、図2の矢印Wは、通風路28内での空調用空気の通風方向を示している。この通風方向Wは、車両後方とされている。
レジスタケース22は、例えば樹脂によって形成されたリテーナ24及びリテーナ26を備えており、インストルメントパネル16の左端部(車幅方向外側端部)に装着されている。リテーナ24は、上壁24A、下壁24B、左壁24C及び右壁24Dを備えており、車両前後方向視で車幅方向を長手とする角筒状をなしている。このリテーナ24は、車両前後方向の両側が開口しており、通風路28を形成している。リテーナ26は、車両前後方向視で車幅方向を長手とする矩形枠状をなしており、リテーナ24の車両後方に配置されている。このリテーナ26は、フェイス吹出口30を形成している。
リテーナ24は、インストルメントパネル16内の左端部に配置されており、リテーナ24の前端部は、フロントフェイスダクト14の開口部15内に嵌合されている。これにより、フロントフェイスダクト14の先端部にレジスタケース22が接続されている。リテーナ24の後端部は、インストルメントパネル16の左端部に形成された空気吹出用開口部16A(図2参照)内に挿入されている。リテーナ26は、インストルメントパネル16の車室内側に配置されており、車室内に露出している。このリテーナ26は、例えば爪嵌合等の手段(方法)によってリテーナ24と結合されている。
バレル部36は、車幅方向を長手とする複数又は単数(ここでは複数)の横フィン38と、車両上下方向を長手とする複数又は単数(ここでは複数)の縦フィン40とを備えている。複数の横フィン38は、略車両上下方向に並んでリテーナ24内の後端部に配置されており、複数の縦フィン40は、車幅方向に並んで複数の横フィン38の車両前方側、すなわち通風路28内での空調用空気の通風方向上流側に配置されている。複数の横フィン38は、それぞれ車幅方向に延びる軸線回りに回転可能にリテーナ24に支持されており、複数の縦フィン40は、それぞれ車両上下方向に延びる軸線回りに回転可能にリテーナ24に支持されている。また、複数の横フィン38は、図示しない連結ロッドによって互いに連結されており、同期して回転する構成になっている。同様に、複数の縦フィン40は、図示しない連結ロッドによって互いに連結されており、同期して回転する構成になっている。
シャットダンパ42は、バレル部36に対して車両前方側(通風路28内での空調用空気の通風方向上流側)に配置されている。このシャットダンパ42は、例えば樹脂によって板状に形成され、車両前後方向を板厚方向として配置されたダンパ本体46を備えている。このダンパ本体46に対応してリテーナ24の左壁24C及び下壁24Bには、それぞれスリット32、34が形成されている。左壁24Cのスリット32は、車両上下方向に延びており、下壁24Bのスリット34は、車幅方向に延びている。これらのスリット32、34は互いに繋がっている。
図4に示されるように、左壁24Cのスリット32には、ダンパ本体46の左端部(車幅方向外側端部)が挿通されている。ダンパ本体46の左端部には、車両前後方向の両側へ突出したラック部46A及び保持部46Bが設けられている。ラック部46Aは、左壁24Cの車幅方向外側に配置されており、保持部46Bは、左壁24Cの車幅方向内側に配置されている。これらのラック部46A及び保持部46Bは、リテーナ24に対するダンパ本体46の車幅方向への変位を規制している。このダンパ本体46は、下壁24Bに形成されたスリット34にも挿通されており、リテーナ24に対して車両上下方向にスライド可能に支持されている。つまり、このダンパ本体46は、通風路28内での空調用空気の通風方向と交差(ここでは直交)する交差方向(車両上下方向)にスライド可能とされている。このダンパ本体46は、図2に実線で示される閉位置と、図2に二点鎖線で示される開位置との間でスライド可能とされている。なお、ダンパ本体46のスライド方向は、上記通風方向に対して直交する方向に限らず、当該直交方向に対して車幅方向視で若干傾斜した方向でもよい。
図2及び図4に示されるように、ダンパ本体46の右端部(車幅方向内側端部)及び上端部には、それぞれゴム等の弾性体からなるシール部材48、50が取り付けられている。ダンパ本体46の右端部に取り付けられたシール部材48は、リテーナ24の右壁24Dに密着しており、右壁24Dとダンパ本体46との間をシールしている。ダンパ本体46の上端部に取り付けられたシール部材50は、ダンパ本体46が閉位置に位置する状態でリテーナ24の上壁24Aと密着し、上壁24Aとダンパ本体46との間をシールする。
また、図2に示されるように、リテーナ24の下壁24Bの下面には、ゴム等の弾性体からなるシール部材52が取り付けられている。このシール部材52は、スリット34の後縁部に取り付けられた固定部52Aと、固定部52Aの前端部から下方へ延びるシール部52Bとによって構成されており、車幅方向視でL字状をなしている。シール部52Bは、ダンパ本体46の後面に密着しており、ダンパ本体46と下壁24Bとの間をシールしている。なお、ダンパ本体46及び下壁24Bに対する上記各シール部材48、50、52の取付方法は、例えば接着や嵌着などの方法を適用することができる。
上記構成のシャットダンパ42が前述した閉位置に位置する状態では通風路28が閉塞され、シャットダンパ42が前述した開位置に位置する状態では通風路28が開放される構成になっている。このシャットダンパ42は、図1、図3及び図4に示されるダイヤル54の回転操作によって閉位置と開位置との間でスライドされる。
ダイヤル54は、例えば樹脂によって円板状に形成されており、車幅方向を軸線方向としてリテーナ24の車幅方向外側に配置されている。このリテーナ24の軸心部には、リテーナ側(車幅方向内側)へ突出した円柱状の軸部54Aが設けられている。この軸部54Aは、リテーナ24の左壁24Cに形成された軸受孔(図示省略)に回転自在に嵌合している。これにより、ダイヤル54がリテーナ24に対して回転可能に支持されている。このダイヤル54に対応してリテーナ26の左端部には、車両上下方向を長手とする長尺矩形の開口部26Aが形成されている。この開口部26Aには、ダイヤル54の後端側が挿通されており、ダイヤル54の後端部が車室内に露出している。
このダイヤル54は、前述したダンパ本体46のラック部46Aに対して車両後方側から接触して配置されている。ダイヤル54の外周部のうち車両前方側の部分には、平歯のギヤ歯55が形成されており、ラック部46Aの後縁部には、上記のギヤ歯55が噛合されたラック歯47が形成されている。また、ダイヤル54の外周部のうち車両後方側の部分には、滑り止め用の複数の凹凸(符号省略)がダイヤル54の周方向に並んで形成されている。このダイヤル54が車室内側から回転操作されることにより、シャットダンパ42が閉位置と開位置との間でスライドされる構成になっている。具体的には、ダイヤル54が図3の矢印OP方向へ回転されると、シャットダンパ42が開位置へとスライドされ、ダイヤル54が図3の矢印CL方向へ回転されると、シャットダンパ42が閉位置へとスライドされる。そして、このシャットダンパ42のスライドによって通風路28が開閉され、通風の切替え又は通風量の調整が行われる構成になっている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る車両用空調装置10では、車両のインストルメントパネル16内に設けられたHVACユニット12からフロントフェイスダクト14が延出されている。このフロントフェイスダクト14には、サイドレジスタ20のレジスタケース22が装着されている。このレジスタケース22は、空調用空気の通風路28及びフェイス吹出口30を形成すると共に、シャットダンパ42を支持している。このシャットダンパ42は、通風路28内での空調用空気の通風方向(ここでは車両後方)と交差する交差方向(ここでは車両上下方向)に移動可能とされている。これにより、レジスタケース22内にシャットダンパ42の回転スペースを確保する必要がないため、本サイドレジスタ20を上記通風方向に小型化可能(図4のL1を短縮可能)となる。
また、上記のようにサイドレジスタ20が車両前後方向に小型化されることにより、フロントフェイスダクト14をフェイス吹出口30の近くで屈曲させることが可能となる。その結果、フロントフェイスダクト14を含めた車両用空調装置10の車幅方向外側端部の構成が車両前後方向に省スペース化(図4のL1+L2が短縮)されるので、インストルメントパネル16を車両前後方向に小型化(薄型化)し易くなり、車室内の拡大が可能となる。
しかも、上記のシャットダンパ42は、レジスタケース22に対して上記交差方向にスライド可能に支持されているので、シャットダンパ42及びその支持構造を簡素な構成にすることができる。つまり、本実施形態のように、全体として板状に形成されたシャットダンパ42を、レジスタケース22のスリット32にスライド可能に嵌合させればよいので、構成が簡素になると共に、部品点数及び組付工数が少なくなる。
また、本実施形態では、レジスタケース22に回転可能に支持されたダイヤル54がシャットダンパ42と接触しており、当該ダイヤル54が回転操作されることで、シャットダンパ42がスライドされる。このように、回転式のダイヤル54(操作部)によってシャットダンパ42がスライドされるので、簡素な構成でシャットダンパ42を円滑にスライドさせることができる。
つまり、例えばレジスタケース22に回転可能に支持された操作レバーとシャットダンパ42との間にリンク等を架け渡し、上記操作レバーの回転操作によってシャットダンパ42がスライドするように構成することも可能であるが、構成が複雑になる。また、上記操作レバーの回転運動を、上記のリンク等によってシャットダンパ42の直線運動に変換する必要があるため、シャットダンパ42を円滑にスライドさせるための調整が煩雑になる。この点、本実施形態では、ダイヤル54の外周部に形成されたギヤ歯55と、シャットダンパ42のラック部46Aに形成されたラック歯47とを噛み合わせることにより、ダイヤル54の回転運動をシャットダンパ42の直線運動に変換するため、シャットダンパ42を円滑にスライドさせることができる。
なお、上記第1実施形態では、ダイヤル54がシャットダンパ42と直接接触した構成にしたが、これに限らず、ダイヤル54とシャットダンパ42との間に別部材(例えばリンク、ギヤ等)が介在される構成にしてもよい。
また、上記第1実施形態では、ダイヤル54が操作部とされた構成にしたが、これに限らず、前述したような操作レバーが操作部とされた構成にしてもよい。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と基本的に同様の構成及び作用については、上記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図5には、本発明の第2実施形態に係る空調用レジスタとしてのサイドレジスタ60が横断面図にて示されており、図6及び図7には、このサイドレジスタ60の部分的な構成が側面図にて示されている。このサイドレジスタ60は、第1実施形態に係るサイドレジスタ20に類似した構成とされているが、第1実施形態に係るシャットダンパ42とは異なるシャットダンパ62を備えている。また、このサイドレジスタ60では、ギヤ歯55を備えていないダイヤル54と上記のシャットダンパ62との間にリンク部70が架け渡されている。
上記のシャットダンパ62は、レジスタケース22の通風路28内において、第1実施形態に係るシャットダンパ42と同様の位置に配置されている。このシャットダンパ62は、蛇腹状に形成された蛇腹部64を有している。蛇腹部64は、例えば軟質な樹脂によって略波板状に形成されたものであり、車幅方向に延びる複数の折れ目部が車両上下方向に並ぶ姿勢で配置されている。この蛇腹部64は、車両上下方向に蛇腹状に伸縮可能とされている。この蛇腹部64の下端部は、リテーナ24(図6及び図7では図示省略)の下壁24Bの上面に固定されている。なお、この実施形態では、リテーナ24の下壁24Bに、第1実施形態に係るスリット34が形成されていない構成になっている。
蛇腹部64の上端部には、樹脂又は金属によって角棒状に形成されたスライド部66が固定されている。このスライド部66は、車幅方向を長手として配置されており、蛇腹部64とともにシャットダンパ62を構成している。スライド部66の一端部(車幅方向内側端部)には、リテーナ24の右壁24Dに形成された縦溝68内に嵌合した溝嵌合部66Aが形成されている。縦溝68は、車両上下方向に延びており、スライド部66の一端部は、右壁24Dに対して上下にスライド可能に支持されている。
スライド部66の他端部(車幅方向外側端部)には、樹脂又は金属によって段付の円柱状に形成されたリンク連結部72が固定されている。このリンク連結部72は、車幅方向を軸線方向として配置されており、軸線方向中間部が軸線方向両端部よりも小径に形成されている。このリンク連結部72の軸線方向中間部(小径部)は、リテーナ24の左壁24Cに形成されたスリット32に挿通されている。これにより、スライド部66の他端部が左壁24Cに対してリンク連結部72を介して上下にスライド可能に支持されている。
リテーナ24の左壁24Cの車幅方向外側には、前述したダイヤル54が配置されている。このダイヤル54は、車両前方側へ延びるリンク片74を備えている。リンク片74の前端部には、当該リンク片74を車幅方向に貫通した長孔76が形成されている。この長孔76は、リンク片74の長手方向を長手として形成されている。この長孔76には、上記リンク連結部72の軸線方向中間部(小径部)が挿通されている。これにより、ダイヤル54のリンク片74とシャットダンパ62のスライド部66とがリンク連結部72を介して連結されている。リンク連結部72及びリンク片74は、前述したリンク部70を構成している。
上記構成のサイドレジスタ60では、ダイヤル54が図6の矢印CL方向に回転されると、シャットダンパ62のスライド部66が上方へ移動され、シャットダンパ62の蛇腹部64が伸ばされる。これにより、通風路28が閉塞される構成になっている。また、ダイヤル54が図7の矢印OP方向に回転されると、シャットダンパ62のスライド部66が下方へ移動され、シャットダンパ62の蛇腹部64が縮められる。これにより、通風路28が開放される構成になっている。つまり、この実施形態では、蛇腹部64の伸縮によってシャットダンパ62が車両上下方向(すなわち通風路28内での空調用空気の通風方向と交差する交差方向)に移動される構成になっている。本実施形態では、上記以外の構成は、第1実施形態と同様とされている。
本実施形態においても、シャットダンパ62は、通風路28内での空調用空気の通風方向(車両後方)と交差する交差方向(車両上下方向)に移動可能にレジスタケース22に支持されている。これにより、レジスタケース22内にシャットダンパ62の回転スペースを確保する必要がないため、本サイドレジスタ60を上記通風方向に小型化可能となる。
しかも、本実施形態では、シャットダンパ62の蛇腹部64が蛇腹状に伸縮することで、シャットダンパ62が上記交差方向に移動される。つまり、このシャットダンパ62では、蛇腹部64が上記交差方向に伸びることで通風路28を閉塞し、蛇腹部64が上記交差方向に縮まることで通風路28を開放する。これにより、通風路28の開放状態でのシャットダンパ62の配設スペースを小さく設定することができるので、本サイドレジスタ60が上記交差方向(すなわちシャットダンパ62の移動方向)に大型化することを防止又は抑制できる。
また、本実施形態では、レジスタケース22に回転可能に支持されたダイヤル54と、上記のシャットダンパ62との間にリンク部70が架け渡されており、ダイヤル54が回転操作されることでシャットダンパ62が通風路を開閉する。このように回転式のダイヤル54とリンク部70とによってシャットダンパ62が操作されるので、シャットダンパ62を操作するための構成を簡素化できる。
<第3の実施形態>
図8には、本発明の第3実施形態に係る空調用レジスタとしてのサイドレジスタ80が縦断面図にて示されている。このサイドレジスタ80は、第1実施形態に係るサイドレジスタ20に類似した構成とされているが、第1実施形態に係るシャットダンパ42とは異なるシャットダンパ82を備えている。また、このサイドレジスタ80では、ギヤ歯55を備えていないダイヤル54と上記のシャットダンパ82との間にリンク部84が架け渡されている。なお、図8では、バレル部36の図示を省略している。
上記のシャットダンパ82は、フロントフェイスダクト14の内面(ここでは下壁14Bの上面)に重なるようにフェイス吹出口30とは反対側(車両前方側)へ延びて通風路28を開放する開位置(図8に二点鎖線で示されるシャットダンパ82参照)と、通風路28を閉塞する閉位置(図8に実線で示されるシャットダンパ82参照)との間で回転可能にレジスタケース22に支持されている。具体的には、このシャットダンパ82は、例えば樹脂によって長尺板状に形成されており、車幅方向を長手とする姿勢で通風路28の前端側に配置されている。このシャットダンパ82の一方の長辺縁部には、軸部82Aが設けられている。軸部82Aは、車幅方向を軸線方向として配置されており、軸線方向両端部がリテーナ24の左壁24C及び右壁24Dの各下端部に回転可能に支持されている。これにより、シャットダンパ82が上記開位置と上記閉位置との間で回転可能にリテーナ24(すなわちレジスタケース22)に支持されている。
シャットダンパ82における軸部82A側の部位には、車幅方向視で略クランク状に曲がった曲げ部(符号省略)が形成されている。これにより、シャットダンパ82が開位置に位置する状態では、シャットダンパ82における軸部82Aとは反対側の部位が、リテーナ24の下壁14Bと略同一平面上に配置される構成になっている。
また、シャットダンパ82における上記曲げ部よりも軸部82A側の部位には、リンク連結部86が設けられている。このリンク連結部86は、リンク部84の構成要素とされている。リンク部84は、ダイヤル54の前縁部に設けられたリンク連結部88と、前記各リンク連結部86、88間に架け渡されたリンク部材90とを含んでいる。リンク部材90は、長尺棒状に形成されており、長手方向両端部が上記各リンク連結部86、88に対して車幅方向に沿った軸線回りに回転可能に連結されている。
上記構成のシャットダンパ82では、ダイヤル54が図8の矢印CL方向に回転されると、シャットダンパ82が閉位置へ回転され、ダイヤル54が図8の矢印OP方向に回転されると、シャットダンパ82が開位置へと回転される構成になっている。シャットダンパ82が閉位置に位置する状態では、シャットダンパ82が通風路28内の前端部に配置され、通風路28が閉塞される。シャットダンパ82が開位置に位置する状態では、シャットダンパ82がフロントフェイスダクト14の下壁14Bの上面に対して近接して対向し、通風路28が開放される。なお、開位置に位置するシャットダンパ82が下壁14Bの上面に接する構成にしてもよい。この実施形態では、上記以外の構成は第1実施形態と同様とされている。
本実施形態では、シャットダンパ82は、通風路28を開放する開位置において、フロントフェイスダクト14の内面(下壁14Bの上面)に重なるようにフェイス吹出口30とは反対側へ延びる。これにより、シャットダンパ82の回転スペースの大部分をフロントフェイスダクト14内(すなわちレジスタケース22外)に設定することができるので、レジスタケース22内におけるシャットダンパ82の回転スペースを縮小することができる。その結果、本サイドレジスタ80を、レジスタケース22部内での空調用空気の通風方向に小型化可能となる。しかも、本実施形態では、シャットダンパ82がフロントフェイスダクト14の下壁14Bの上面に沿って倒れるため、空調用空気の通風がシャットダンパ82によって妨げられることを抑制できる。
また、本実施形態では、レジスタケース22に回転可能に支持されたダイヤル54と、上記のシャットダンパ82との間にリンク部84が架け渡されており、ダイヤル54が回転操作されることでシャットダンパ82が通風路28を開閉する。このように回転式のダイヤル54とリンク部84とによってシャットダンパ82が操作されるので、シャットダンパ82を操作するための構成を簡素化できる。
<実施形態の補足説明>
前記第3実施形態では、開位置に位置するシャットダンパ82が、フロントフェイスダクト14の下壁14Bの上面に重なるようにフェイス吹出口30とは反対側(車両前方側)へ延びる構成にしたが、これに限るものではない。すなわち、開位置に位置するシャットダンパ82が、フロントフェイスダクト14の上壁14Aの下面に重なるように車両前方側へ延びる構成にしてもよい。
また、前記第3実施形態では、ダイヤル54が操作部とされた構成にしたが、これに限らず、レジスタケース22に回転可能に支持された操作レバーとシャットダンパ82との間にリンク等を架け渡し、上記操作レバーの回転操作によってシャットダンパ82が回転するように構成してもよい。この点は、前記第2実施形態においても同様である。
また、前記各実施形態では、インストルメントパネル16の車幅方向端部に設けられ、フロントフェイスダクト14が接続されるサイドレジスタ20、60、80が本発明に係る空調用レジスタとされた構成にしたが、これに限るものではない。インストルメントパネルの車幅方向中央部に設けられ、センタダクトが接続されるセンタレジスタが本発明に係る空調用レジスタとされた構成にしてもよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用空調装置
12 HVACユニット(空調装置本体)
14 フロントフェイスダクト(空調用ダクト)
16 インストルメントパネル
20 サイドレジスタ(空調用レジスタ)
22 レジスタケース(筒状ケース部)
28 通風路
30 フェイス吹出口(吹出口)
42 シャットダンパ
54 ダイヤル(操作部)
60 サイドレジスタ(空調用レジスタ)
62 シャットダンパ
64 蛇腹部
70 リンク部
80 サイドレジスタ(空調用レジスタ)
82 シャットダンパ
84 リンク部

Claims (4)

  1. 空調用空気の通風路及び吹出口を形成し、前記吹出口とは反対側に空調用ダクトが接続される筒状ケース部と、
    前記空調用ダクトの内面に重なるように前記空調用ダクト内で且つ前記筒状ケース部外へ延びて前記通風路を開放する開位置と前記通風路を閉塞する閉位置との間で回転可能に前記筒状ケース部に支持されたシャットダンパと、
    を備え
    前記空調用ダクトは、空調装置本体から車幅方向外側へ延びており、前記筒状ケース部が接続された車幅方向外側端部が車両後方側へ向けて屈曲した屈曲部とされており、
    前記シャットダンパは、前記開位置において前記屈曲部の内面に重なる空調用レジスタ。
  2. 前記シャットダンパは、前記筒状ケース部に回転可能に支持された軸部を有しており、前記シャットダンパにおける前記軸部側の部位には、車幅方向視でクランク状に曲がった曲げ部が形成されており、前記シャットダンパが前記開位置に位置する状態では、前記シャットダンパにおける前記軸部とは反対側の部位が、前記筒状ケース部の下壁と略同一面上に配置される請求項1に記載の空調用レジスタ。
  3. 前記筒状ケース部に回転可能に支持された操作部と、
    前記操作部と前記シャットダンパとの間に架け渡されたリンク部と、
    を備え、前記操作部の回転操作によって前記シャットダンパが前記通風路を開閉する請求項1又は請求項2に記載の空調用レジスタ。
  4. 車両のインストルメントパネル内に設けられた空調装置本体と、
    前記空調装置本体から延出された空調用ダクトと、
    前記空調用ダクトに接続された前記筒状ケース部が前記インストルメントパネルに装着された請求項1~請求項3の何れか1項に記載の空調用レジスタと、
    を備えた車両用空調装置。
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