JP7110651B2 - 超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法 - Google Patents
超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7110651B2 JP7110651B2 JP2018055412A JP2018055412A JP7110651B2 JP 7110651 B2 JP7110651 B2 JP 7110651B2 JP 2018055412 A JP2018055412 A JP 2018055412A JP 2018055412 A JP2018055412 A JP 2018055412A JP 7110651 B2 JP7110651 B2 JP 7110651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- high molecular
- ultra
- carbon atoms
- weight polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
下記一般式(3)で表される脂肪族塩にて変性した有機変性粘土(B)、
及び、下記一般式(4)で表される有機アルミニウム化合物(C)
を含むメタロセン系触媒であり、遷移金属化合物(A)と有機アルミニウム化合物(C)の金属原子当たりのモル比が遷移金属化合物(A):有機アルミニウム化合物(C)=1:10~1:10000の範囲、また遷移金属化合物(A)と有機変性粘土(B)の重量比が遷移金属化合物(A):有機変性粘土(B)=1:5~1:300の範囲であることを特徴とする超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法に関するものである。
ポリエチレン分子鎖中の短鎖分岐数(SCB)は、フーリエ変換型赤外吸収スペクトル装置(パーキンエルマー(株)製 FT-IRスペクトロメーター1760X)を用いて、1378cm-1に位置するメチル基に対応する吸収バンドの強度と4515~3735cm-1に位置するメチレン連鎖に対応する強度の比を換算し求めた。
ウベローデ型粘度計を用い、デカリンを溶媒として、135℃において、超高分子量ポリエチレン系共重合体濃度0.005wt%~0.01wt%で測定した。
分子量分布すなわち重量平均分子量と数平均分子量の比(Mw/Mn)は、GPCによって測定した。GPC装置(東ソー(株)製(商品名)HLC-8121GPC/HT)およびカラム(東ソー(株)製(商品名)TSKgel GMHhr-H(20)HT)を用い、カラム温度を140℃に設定し、溶離液として1,2,4-トリクロロベンゼンを用いて測定した。測定試料は1.0mg/mlの濃度で調製し、0.3ml注入して測定した。分子量の検量線は、分子量既知のポリスチレン試料を用いて校正した。
[ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2-(ジベンジルアミノ)-9-フルオレニル)ハフニウムジクロライド]の合成
(1)2-(ジベンジルアミノ)フルオレンの合成
反応器に2-アミノフルオレン(和光純薬工業株式会社製品)を9.1g/50mmol、炭酸カリウム(和光純薬工業株式会社製品)を41.5g/300mmol、ベンジルブロミド(東京化成工業株式会社製品)を28.2g/165mmol、および蒸留水を225mL仕込み、加熱することにより、環流を3時間行った。反応器を室温まで冷却し、酢酸エチル抽出、食塩水洗浄、硫酸マグネシウム乾燥、ろ過、および溶媒除去を行うことにより、茶色油状のクルード反応生成物を得た。得られた反応生成物をメタノール洗浄することにより、ベージュ粉末の2-(ジベンジルアミノ)フルオレンを11.2g/31mmol得た。
窒素雰囲気下、反応器へ(1)により得られた2-(ジベンジルアミノ)フルオレンを9.0g/25.0mmol、THF(超脱水)(和光純薬工業株式会社製品)を85mL仕込み、-50℃に冷却する。そこへ、n-ブチルリチウム(ヘキサン希釈品)(関東化学株式会社製品)を27.5mmolゆっくり加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。0℃に冷却し、6,6-ジフェニルフルベン(和光純薬工業株式会社製品)を5.8g/25.0mmol加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。水を30mL加え、2時間撹拌し、トルエン抽出、食塩水洗浄、硫酸マグネシウム乾燥、ろ過、および溶媒除去を行うことにより、茶色油状のクルード反応生成物を得た。得られた反応生成物をヘキサン/メタノール混合液にて洗浄することにより、ベージュ粉末の配位子を8.9g/15.0mmol得た。
窒素雰囲気下、反応器へ(2)により得られた配位子を5.9g/10mmol、トルエン(超脱水)(和光純薬工業株式会社製品)を100mL、THF(超脱水)(和光純薬工業株式会社製品)を10mL仕込み、-50℃に冷却する。そこへ、n-ブチルリチウム(ヘキサン希釈品)(関東化学製品)22mmolをゆっくり加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。0℃に冷却し、塩化ハフニウム(和光純薬工業株式会社製品)を3.2g/10mmol加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。ろ過、濃縮した後、熱トルエンにてろ過、濃縮、および析出物の回収をすることにより、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2-(ジベンジルアミノ)-9-フルオレニル)ハフニウムジクロライドを4.2g/5.0mmol得た。
[ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)[2,7-ビス(ジベンジルアミノ)-9-フルオレニル]ハフニウムジクロライド]の合成
(1)2,7-ビス(ジベンジルアミノ)フルオレンの合成
反応器に2,7-ジアミノフルオレン(和光純薬工業株式会社製品)を9.8g/50mmol、炭酸カリウム(和光純薬工業株式会社製品)を44.9g/325mmol、ベンジルブロミド(東京化成工業株式会社製品)を51.3g/300mmol、蒸留水を500mL、およびトルエンを250mL仕込み、その容器を加熱することにより、環流を3時間行った。反応器を室温まで冷却し、塩化メチレン抽出、食塩水洗浄、硫酸マグネシウム乾燥、ろ過、および溶媒除去を行うことにより、茶色油状のクルード反応生成物を得た。得られた反応生成物をメタノール洗浄することにより、ベージュ粉末の2,7-ビス(ジベンジルアミノ)フルオレンを17.3g/31mmol得た。
窒素雰囲気下、反応器へ(1)により得られた2,7-ビス(ジベンジルアミノ)フルオレンを13.9g/25mmol、THF(超脱水)(和光純薬工業株式会社製品)を85mL仕込み、-50℃に冷却する。そこへ、n-ブチルリチウム(ヘキサン希釈品)(関東化学製品)を27.5mmolゆっくり加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。0℃に冷却し、6,6-ジフェニルフルベンを5.8g/25mmol加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。水を30mL加え、2時間撹拌し、トルエン抽出、食塩水洗浄、硫酸マグネシウム乾燥、ろ過、および溶媒除去を行うことにより、茶色油状のクルード反応生成物を得た。得られた反応生成物をヘキサン/メタノール混合液にて洗浄することにより、ベージュ粉末の配位子を11.8g/15mmol得た。
窒素雰囲気下、反応器へ(2)により得られた配位子を7.9g/10mmol、トルエン(超脱水)(和光純薬工業株式会社製品)を100mL、THF(超脱水)(和光純薬工業株式会社製品)を10mL仕込み、-50℃に冷却する。そこへ、n-ブチルリチウム(ヘキサン希釈品)(関東化学製品)を22mmolゆっくり加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。0℃に冷却し、塩化ハフニウム(和光純薬工業株式会社製品)を3.2g/10mmol加え、室温に昇温後、24時間撹拌する。ろ過、濃縮した後、熱トルエンにてろ過、濃縮、および析出物回収の回収をすることにより、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)[2,7-ビス(ジベンジルアミノ)-9-フルオレニル]ハフニウムジクロライドを5.2g/5.0mmol得た。
(1)有機変性粘土の調製
1リットルのフラスコに工業用アルコール(日本アルコール販売社製、(商品名)エキネンF-3)300ml及び蒸留水300mlを入れ、濃塩酸15.0g及びジオレイルメチルアミン(ライオン株式会社製品)64.2g(120mmol)を添加し、45℃に加熱して合成ヘクトライト(Rockwood Additives社製、(商品名)ラポナイトRDS)を100g分散させた後、60℃に昇温させてその温度を保持したまま1時間攪拌した。このスラリーを濾別後、60℃の水600mlで2回洗浄し、85℃の乾燥機内で12時間乾燥させることにより160gの有機変性粘土を得た。この有機変性粘土はジェットミル粉砕して、メジアン径を15μmとした。
温度計と還流管が装着された300mlのフラスコを窒素置換した後に(1)で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108ml入れ、次いで調製例1にて得られたジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)[2-(ジベンジルアミノ)-9-フルオレニル]ハフニウムジクロライドを0.84g(Hf原子換算にて1.0mmol)、及び20%トリイソブチルアルミニウム142ml(Al原子換算にて100mmol)を添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mlのヘキサンにて2回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を得た(固形重量分:12wt%)。
2リットルのオートクレーブにヘキサンを1.2リットル、1-ブテン7.9g、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0ml、(2)で得られた超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を833mg(固形分100mg相当)加え、60℃に昇温後、分圧が0.87MPaになるようにエチレンを連続的に供給し、エチレン/1-ブテンの共重合をスラリー重合にて行った。180分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで54gの超高分子量エチレン-1-ブテン共重合体を得た(活性:540g/g触媒)。得られた超高分子量エチレン-1-ブテン共重合体の物性を表1に示す。
(1)有機変性粘土の調製
(2)超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液の調製
実施例1と同様に実施した。
2リットルのオートクレーブにヘキサンを1.2リットル、1-ブテン15.9g、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0ml、(2)で得られた超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を833mg(固形分100mg相当)加え、60℃に昇温後、分圧が0.87MPaになるようにエチレンを連続的に供給し、エチレン/1-ブテンの共重合をスラリー重合にて行った。180分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで87gの超高分子量エチレン-1-ブテン共重合体を得た(活性:870g/g触媒)。得られた超高分子量エチレン-1-ブテン共重合体の物性を表1に示す。
(1)有機変性粘土の調製
実施例1と同様に実施した。
温度計と還流管が装着された300mlのフラスコを窒素置換した後に(1)で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108ml入れ、次いで調製例2にて得られたジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)[2,7-ビス(ジベンジルアミノ)-9-フルオレニル]ハフニウムジクロライドを1.03g(Hf原子換算にて1.0mmol)、及び20%トリイソブチルアルミニウム142ml(Al原子換算にて100mmol)を添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mlのヘキサンにて2回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を得た(固形重量分:12wt%)。
2リットルのオートクレーブにヘキサンを1.2リットル、1-ブテン7.9g、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0ml、(2)で得られた超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を833mg(固形分100mg相当)加え、60℃に昇温後、分圧が0.87MPaになるようにエチレンを連続的に供給し、エチレン/1-ブテンの共重合をスラリー重合にて行った。180分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで45gの超高分子量エチレン-1-ブテン共重合体を得た(活性:450g/g触媒)。得られた超高分子量エチレン-1-ブテン共重合体の物性を表1に示す。
(1)有機変性粘土の調製
実施例1の(1)と同様に行った。
温度計と還流管が装着された300mlのフラスコを窒素置換した後に(1)で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108ml入れ、次いでジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2-(ジエチルアミノ)-9-フルオレニル)ハフニウムジクロライドを0.72g(Hf原子換算にて1.0mmol)、及び20%トリイソブチルアルミニウム142ml(Al原子換算にて100mmol)を添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mlのヘキサンにて2回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:12wt%)。
2リットルのオートクレーブにヘキサンを1.2リットル、1-ブテン7.9g、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0ml、(2)で得られたポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を833mg(固形分100mg相当)加え、60℃に昇温後、分圧が0.87MPaになるようにエチレンを連続的に供給し、エチレン/1-ブテンの共重合をスラリー重合にて行った。180分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで53gのポリエチレン系共重合体を得た(活性:530g/g触媒)。得られたポリエチレン系共重合体の物性を表1に示す。
(1)有機変性粘土の調製
実施例1の(1)と同様に行った。
温度計と還流管が装着された300mlのフラスコを窒素置換した後に(1)で得られた有機変性粘土25.0gとヘキサンを108ml入れ、次いでジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2,7-ビス(ジエチルアミノ)-9-フルオレニル)ハフニウムジクロライドを0.79g(Hf原子換算にて1.0mmol)、及び20%トリイソブチルアルミニウム142ml(Al原子換算にて100mmol)を添加して60℃で3時間攪拌した。45℃まで冷却した後に上澄み液を抜き取り、200mlのヘキサンにて2回洗浄後、ヘキサンを200ml加えて触媒懸濁液を得た(固形重量分:12wt%)。
2リットルのオートクレーブにヘキサンを1.2リットル、1-ブテン7.9g、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0ml、(2)で得られたポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を833mg(固形分100mg相当)加え、60℃に昇温後、分圧が0.87MPaになるようにエチレンを連続的に供給し、エチレン/1-ブテンの共重合をスラリー重合にて行った。180分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで42gのポリエチレン系共重合体を得た(活性:420g/g触媒)。得られたポリエチレン系共重合体の物性を表1に示す。
(1)有機変性粘土の調製
(2)ポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液の調製
比較例2と同様に行った。
2リットルのオートクレーブにヘキサンを1.2リットル、1-ブテン7.9g、20%トリイソブチルアルミニウムを1.0ml、(2)で得られたポリエチレン系共重合体製造用触媒の懸濁液を833mg(固形分100mg相当)加え、60℃に昇温後、分圧が0.87MPaになるようにエチレンを連続的に供給し、エチレン/1-ブテンの共重合をスラリー重合にて行った。180分経過後に脱圧し、スラリーを濾別後、乾燥することで660gのポリエチレン系共重合体を得た(活性:660g/g触媒)。得られたポリエチレン系共重合体の物性を表1に示す。
Claims (5)
- 下記一般式(1)または(2)で表される遷移金属化合物(A)、
(式中、R1は各々独立して炭素数6~30のアリール基、炭素数1~20の炭化水素置換基を有する炭素数6~30のアリール基、炭素数1~20のアルコキシ基を有する炭素数6~30のアリール基、炭素数1~20のアルキルアミノ基を有する炭素数6~30のアリール基、炭素数1~20のアルキルシリル基を有する炭素数6~30のアリール基である。)
下記一般式(3)で表される脂肪族塩にて変性した有機変性粘土(B)、
(式中、R2は各々独立して炭素数1~30のアルキル基、炭素数1~30のアルキルアルコキシ基、炭素数1~30のアルキルアミノ基、炭素数1~30のアルキルシリル基であり、R3は炭素数10以上のアルキル基であり、[A-]はアニオンである。)
及び、下記一般式(4)で表される有機アルミニウム化合物(C)
(式中、R4は炭素数1~20の炭化水素基である。)
を含むメタロセン系触媒であり、遷移金属化合物(A)と有機アルミニウム化合物(C)の金属原子当たりのモル比が遷移金属化合物(A):有機アルミニウム化合物(C)=1:10~1:10000の範囲、また遷移金属化合物(A)と有機変性粘土(B)の重量比が遷移金属化合物(A):有機変性粘土(B)=1:5~1:300の範囲であって、遷移金属化合物(A)が上記一般式(2)で表されるものである、ことを特徴とする超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒。 - 超高分子量エチレン-α-オレフィン共重合体製造用触媒であることを特徴とする請求項1に記載の超高分量ポリエチレン系共重合体製造用触媒。
- 請求項1又は2に記載の超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒の存在下、エチレン系単量体の重合を行うことを特徴とする超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法。
- 超高分子量ポリエチレン系共重合体が、固有粘度が25dl/g以上、短鎖分岐数が5個/1000炭素数以上の超高分子量エチレン-α-オレフィン共重合体であることを特徴とする請求項3に記載の超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法。
- 超高分子量ポリエチレン系共重合体が、分子量分布が3を越え6以下の超高分子量エチレン-α-オレフィン共重合体であることを特徴とする請求項3又は4に記載の超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018055412A JP7110651B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018055412A JP7110651B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019167430A JP2019167430A (ja) | 2019-10-03 |
JP7110651B2 true JP7110651B2 (ja) | 2022-08-02 |
Family
ID=68106277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018055412A Active JP7110651B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7110651B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20240166921A1 (en) | 2021-03-09 | 2024-05-23 | Polycine Gmbh | Flexible heat-sterilizable non-pvc multilayer film for medical packagings |
EP4299311A1 (de) | 2022-06-30 | 2024-01-03 | PolyCine GmbH | Flexible mehrschichtfolie mit hoher kälteschlagzähigkeit für medizinische verpackungen |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247944A (ja) | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 超高分子量エチレン−α−オレフィン共重合体パウダー |
JP4868853B2 (ja) | 2003-03-10 | 2012-02-01 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 超高分子量エチレン系重合体 |
JP2015017181A (ja) | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 東ソー株式会社 | ポリエチレン系重合体製造用触媒及びそれを用いてなるポリエチレン系重合体の製造方法 |
JP2015131880A (ja) | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 東ソー株式会社 | 超高分子量ポリエチレン粒子及びそれよりなる成形体 |
US20160152744A1 (en) | 2013-07-10 | 2016-06-02 | Tosoh Corporation | Ultrahigh molecular weight polyethylene particles and molded product made thereof |
-
2018
- 2018-03-23 JP JP2018055412A patent/JP7110651B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4868853B2 (ja) | 2003-03-10 | 2012-02-01 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 超高分子量エチレン系重合体 |
JP2008247944A (ja) | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 超高分子量エチレン−α−オレフィン共重合体パウダー |
JP2015017181A (ja) | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 東ソー株式会社 | ポリエチレン系重合体製造用触媒及びそれを用いてなるポリエチレン系重合体の製造方法 |
US20160152744A1 (en) | 2013-07-10 | 2016-06-02 | Tosoh Corporation | Ultrahigh molecular weight polyethylene particles and molded product made thereof |
JP2015131880A (ja) | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 東ソー株式会社 | 超高分子量ポリエチレン粒子及びそれよりなる成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019167430A (ja) | 2019-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101658172B1 (ko) | 혼성 담지 메탈로센 촉매 및 이를 이용하는 올레핀계 중합체의 제조방법 | |
EP3042918B1 (en) | Olefin-based polymer with excellent processability | |
JP7187098B2 (ja) | オレフィン系共重合体およびその製造方法 | |
JP2011089019A (ja) | オレフィン重合用触媒およびポリオレフィンの製造方法 | |
JP2012531503A (ja) | 遷移金属触媒を利用した弾性重合体の製造方法 | |
JP7110651B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン系共重合体製造用触媒、及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系共重合体の製造方法 | |
JP5648463B2 (ja) | ポリエチレンパイプ | |
JP6488307B2 (ja) | ポリオレフィン重合用の架橋メタロセン錯体 | |
JP5655496B2 (ja) | エチレン系重合体製造用触媒、エチレン系重合体の製造方法およびエチレン系重合体 | |
JP2004346304A (ja) | ポリエチレンおよびその製造方法 | |
JP6205920B2 (ja) | ポリエチレン系重合体製造用触媒及びそれを用いてなるポリエチレン系重合体の製造方法 | |
JP6318559B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン微粒子及びその製造方法 | |
JP6205943B2 (ja) | エチレン系重合体製造用触媒系及びそれを用いてなるエチレン系重合体の製造方法 | |
JP6295614B2 (ja) | エチレン系重合体製造触媒及びエチレン系重合体の製造方法 | |
JP6260128B2 (ja) | エチレン系重合体製造用触媒及びそれを用いてなるエチレン系重合体の製造方法 | |
JP6578687B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン製造用触媒及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレンの製造方法 | |
JP2003514082A (ja) | オレフィン重合用の連鎖移動剤 | |
JP6589310B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン系重合体製造用触媒及びそれを用いてなる超高分子量ポリエチレン系重合体の製造方法 | |
JP6179230B2 (ja) | エチレン系重合体製造触媒及びそれを用いてなるエチレン系重合体の製造方法 | |
JP7295494B2 (ja) | ポリエチレン製造用触媒及びポリエチレンの製造方法 | |
JP5949216B2 (ja) | エチレン系重合体 | |
JP6800409B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン系重合体の製造方法 | |
JP7443805B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン製成形体 | |
JP7192212B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン共重合体 | |
CN114929798A (zh) | 粒料型聚乙烯树脂组合物及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220704 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7110651 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |