JP7097979B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
本願は、2018年8月28日に、日本に出願された特願2018-159491号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば、特許文献1には、以下の構成が開示されている。特許文献1では、ハイブリッド自動車や電気自動車に配索される高圧用ワイヤハーネスの端末に防水カバーを設けている。この防水カバーは、機器側のケースにボルト締結したシールドシェルに外嵌し、カシメリングで密着固定する。このような構成によれば、高圧用ワイヤハーネスの脱落が抑制される。
特開2013-241143号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、以下の課題がある。上記従来の技術では、防水カバーの他、シールドシェル、ボルト、カシメリングといった部品も必要であり、部品点数が多くなってしまう。また、高圧用ワイヤハーネスを機器側に接続する際には、次の作業が必要であり、組み付け工数が増大する。その作業とは、シールドシェルの機器側のケースへのボルト締結、防水カバーのシールドシェルへの外嵌、防水カバーとシールドシェルとのカシメリングによる密着固定といった作業である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、配線の電装品からの離脱を抑制することのできる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、電装品(326)と、前記電装品(326)に接続される配線(90)と、前記配線(90)の先端部に設けられ、前記電装品(326)との接続部を構成するコネクタ(91)と、前記電装品(326)を車体構成部品(12)に支持するステー(200)と、前記ステー(200)に固定され、前記コネクタ(91)の前記電装品(326)からの離脱を規制する離脱規制部材(210)と、を備え、前記コネクタ(91)は、前記配線(90)の外径よりも大きな外形寸法を有し、前記離脱規制部材(210)は、前記コネクタ(91)よりも前記配線(90)側で、前記配線(90)を挿通して保持する配線サポート部(211)を備え、前記配線サポート部(211)は、前記配線(90)の周方向に沿って延びる湾曲部(212)と、前記湾曲部(212)における周方向の両端部からそれぞれ延びる一対の延出部(213)と、を備え、前記一対の延出部(213)の間に、前記配線(90)を挿通可能な開口部(213a)が形成され、前記離脱規制部材(210)は、前記配線サポート部(211)よりも前記ステー(200)側に、前記一対の延出部(213)からそれぞれ延び、前記一対の延出部(213)よりも幅広に離間する一対の幅広部(215)を備え、前記一対の幅広部(215)の間に、前記コネクタ(91)を挿通可能な第二開口部(215a)が形成されている鞍乗り型車両(1)を提供する。
本発明の第五の態様は、上記第一の態様において、前記離脱規制部材(210)は、前記一対の延出部(213)にそれぞれ連なる一対の固定アーム(214)を備え、前記一対の固定アーム(214)は、前記ステー(200)に固定されている。
本発明の第六の態様は、上記第一又は第五の態様において、前記ステー(200)は、前記電装品(326)を取り付ける部品取り付け面(201a)を有し、前記部品取り付け面(201a)に前記電装品(326)を接近離反させて、前記電装品(326)を着脱可能であり、前記部品取り付け面(201a)と交差する方向を前記電装品(326)の着脱方向とし、前記電装品(326)は、前記部品取り付け面(201a)に対して着脱方向一側から着脱方向他側に向けて接近して取り付けられるものとしたとき、前記配線サポート部(211)は、前記部品取り付け面(201a)よりも外側かつ前記着脱方向一側に配置され、前記開口部(213a)は、前記着脱方向他側に向けて開放している。
本発明の第七の態様は、上記第六の態様において、前記離脱規制部材(210)は、前記ステー(200)に対して、前記部品取り付け面(201a)とは反対側の裏面(201b)に固定され、前記配線サポート部(211)は、前記着脱方向で、前記裏面(201b)側から前記部品取り付け面(201a)側へ立ち上がる。
本発明の第八の態様は、上記第一、第五から第七の態様の何れか一つにおいて、防水性を有する材料からなり、前記コネクタ(91)を覆うカバー部材(95)をさらに備えている。
本発明の第九の態様は、上記第一、第五から第八の態様の何れか一つにおいて、前記電装品(326)は、前輪(3)の上方で車体前部カバー(303)に覆われる位置に配置されている。
本発明の第十の態様は、上記第一、第五から第九の態様の何れか一つにおいて、前記ステー(200)は、車体フレーム(11)に取り付けられている。
本発明の第十一の態様は、電装品(326)と、前記電装品(326)に接続される配線(90)と、前記配線(90)の先端部に設けられ、前記電装品(326)との接続部を構成するコネクタ(91)と、前記電装品(326)を車体構成部品(12)に支持するステー(200)と、前記ステー(200)に固定され、前記コネクタ(91)の前記電装品(326)からの離脱を規制する離脱規制部材(210)と、を備え、前記電装品(326)は、バッテリ(100)からの出力電圧を低下させるダウンレギュレータであり、前記電装品(326)は、前記バッテリ(100)側の高電圧線(90)が接続される高圧側接続部(326P)と、出力側の低電圧線(92)が接続される低圧側接続部(326N)と、を備え、前記電装品(326)を車体に取り付けた状態で、前記高圧側接続部(326P)は、前記低圧側接続部(326N)よりも車幅方向内側に配置されている。
本発明の第十二の態様は、上記第十一の態様において、前記離脱規制部材(210)は、前記電装品(326)の前記ステー(200)に対する着脱方向から見て、前記低電圧線(92)を避けて配置されている。
本発明の第一の態様によれば、電装品を固定するステーに離脱規制部材を備えることにより、コネクタの電装品からの離脱を規制することができる。このとき、ステーに離脱規制部材を設けるのみでよいので、部品点数や取り付け作業が少なくて済む。したがって、簡易な構成で、配線の電装品からの離脱を抑制することができる。
また、離脱規制部材は、配線の外径よりも大きな外形寸法を有するコネクタの配線側に、配線を挿通して保持する配線サポート部を有している。この配線サポート部により、コネクタの電装品からの離脱を規制することができる。このような配線サポート部は、簡易な形状であるので、簡易な構成で、配線の電装品からの離脱を抑制することができる。
また、配線サポート部は、配線の周方向に沿って延びる湾曲部と、湾曲部に連続して形成された一対の延出部と、を有するU字状である。このように、簡易な形状の配線サポート部により、簡易な構成で、配線の電装品からの離脱を抑制することができる。
また、離脱規制部材は、配線サポート部よりもステー側に、配線サポート部よりも幅広で、コネクタを挿通可能な幅広部を有している。これにより、電装品の組み付けの際には、幅広部を通してコネクタを挿通させて電装品に接続することができ、配線サポート部の内側に配線を容易に収めることができる。
本発明の第五の態様によれば、離脱規制部材は、配線サポート部の両端からそれぞれ延出する一対の固定アームによってステーに固定される。これにより、離脱規制部材をステーに安定的かつ強固に固定することができる。
本発明の第六の態様によれば、配線サポート部は、部品取り付け面よりも外側かつ着脱方向一側(離反側)に配置され、着脱方向他側(接近側)に向けて開放している。これにより、配線を配線サポート部の内側に、着脱方向他側から容易に挿通することができる。配線サポート部の内側に挿通した配線は、配線サポート部によって着脱方向一側への離脱が規制される。これにより、簡易な構成で、配線の電装品からの離脱を抑制することができる。
本発明の第七の態様によれば、離脱規制部材は、ステーに対して、電装品が取り付けられる部位とは反対側の部位に固定されている。配線サポート部は、前記着脱方向で、裏面側から部品取り付け面側へ立ち上がっている。このため、配線サポート部は、前記着脱方向で深さを有する形状となり、前記着脱方向で余裕をもって配線をサポートする。これにより、配線やコネクタが配線サポート部からより抜けにくくなる。
本発明の第八の態様によれば、コネクタを覆うカバー部材を備えることにより、コネクタと電装品との接続部分の防水性を高めるとともに、コネクタをより抜けにくくすることができる。
本発明の第九の態様によれば、電装品は、前輪の上方で車体前部カバーに覆われる位置に配置されることにより、前輪側から前部カバー内にアクセスしやすい場所に電装品を配置しつつ、コネクタの抜けを抑制することができる。
本発明の第十の態様によれば、ステーを車体フレームに固定することにより、電装品を強固に設置することができる。
本発明の第十一の態様によれば、ダウンレギュレータの高圧側接続部は、低圧側接続部よりも車幅方向内側に配置される。このため、高電圧線のコネクタと高圧側接続部との接続部分に車幅方向外側からの外乱が及びにくく、ダウンレギュレータの保護性を高めることができる。
本発明の第十二の態様によれば、離脱規制部材は、ステーに対する着脱方向から見て低電圧線を避けている。このため、例えば低電圧線を低圧側接続部に接続した状態で電装品の着脱を行う場合にも、低電圧線と離脱規制部材との干渉が抑えられる。このため、電装品の着脱作業の自由度を高めることができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1において車体前部カバー等を取り外した図である。 実施形態に係る車体フレームを左上方から見た斜視図である。 実施形態に係る自動二輪車の制御システムを示すブロック図である。 実施形態に係る自動二輪車の前部を示す右側面図である。 実施形態に係る電装品周辺の部品配置を示す斜視図である。 上記実施形態に係る電装品周辺の部品配置を図6とは異なる方向から見た斜視図である。 上記実施形態に係る電装品周辺の部品配置を斜め下方から見た斜視図である。 上記実施形態に係るステー及び離脱規制部材の外観を示す斜視図である。 上記実施形態に係るステー及び離脱規制部材の外観を、図9とは異なる方向から見た斜視図である。 上記実施形態に係る電装品、ステー、離脱規制部材の位置関係を示す側面図である。 上記実施形態に係る電装品、ステー、離脱規制部材の位置関係を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1には、鞍乗り型電動車両の一例として、ユニットスイング式の自動二輪車(鞍乗り型車両)1が示されている。自動二輪車1は、操向輪である前輪3と、駆動輪である後輪4と、を備えている。前輪3は、フロントフォーク6に支持され、バーハンドル2によって操向可能である。フロントフォーク6には、フロントフェンダ6aが支持されている。
後輪4は、スイングユニット10に支持され、電気モータ30によって駆動可能である。スイングユニット10は、電気モータ30と、電気モータ30の駆動力を減速して後輪車軸4aに伝達する減速機35と、を備えている。スイングユニット10の後端部には、フェンダ支持アーム40を介してリアフェンダ50が支持されている。フェンダ支持アーム40には、リアクッション7の下端部が連結されている。
バーハンドル2、フロントフォーク6及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端部に操向可能に支持されている。スイングユニット10および後輪4は、車体フレーム11の下部に上下揺動可能に支持されている。車体フレーム11の周囲は、車体カバー5によって覆われている。車体フレーム11および車体カバー5は、自動二輪車1の車体(バネ上)の主要構成である。
自動二輪車1は、シート8に着座した運転者が足を載せる左右一対のステップフロア9と、左右ステップフロア9間で車両前後方向に延びるセンタートンネルCTと、センタートンネルCTおよび左右ステップフロア9の前方に連なるフロントボディFBと、センタートンネルCTおよび左右ステップフロア9の後方に連なるリアボディRBと、を備えている。
自動二輪車1は、ステップフロア9にセンタートンネルCTを備えることで、乗員の足載せ位置に自由度を持たせながら、センタートンネルCTを左右の足で挟み込むことを可能とする。このため、乗員の足周りの快適性と車体のコントロール性とが確保される。センタートンネルCTは、自動二輪車1の低床部を構成している。センタートンネルCTの上方には、乗員が車体を跨ぎやすくする跨ぎ空間CT3が形成されている。
フロントボディFBの前上部には、ヘッドランプを含むフロントコンビネーションランプ53、およびウインドスクリーン305が配置されている。リアボディRBの後部には、ブレーキランプを含むリアコンビネーションランプ54、およびグラブレール58が配置されている。リアボディRB上には、乗員が着座するシート8が支持されている。シート8は、運転者が着座する前シート8aおよび後部同乗者が着座する後シート8bを一体に有している。
シート8は、前端部下側が、車幅方向(左右方向)に沿うヒンジ軸を介して車体に連結されている。シート8は、前記ヒンジ軸を中心に上下に回動することで、リアボディRBの上部を開閉する。シート8がリアボディRBの上部を閉塞した閉状態(図1参照)になると、乗員がシート8に着座可能となる。シート8がリアボディRBの上部を開放した開状態になると、シート8下方の物品や空間にアクセス可能となる。シート8は、閉状態で施錠可能である。
<車体フレーム>
図2、図3に示すように、車体フレーム11は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。車体フレーム11は、前端部に位置するヘッドパイプ(車体構成部品)12と、ヘッドパイプ12から下方へ延びる左右一対のダウンフレーム14aと、左右ダウンフレーム14aの下端部から後方へ延びる左右一対のロアフレーム14bと、左右ロアフレーム14bの後端部から上後方へ延びる左右一対のリアフレーム14cと、左右ダウンフレーム14aの上方でヘッドパイプ12から下後方へ延びる左右一対のアッパーフレーム(メインフレーム)13と、左右ダウンフレーム14aの上下中間部から下後方へ延びる左右一対のミドルフレーム17と、左右アッパーフレーム13の前後中間部から上後方へ延びる左右一対のリアアッパーフレーム(シートフレーム)15と、左右リアフレーム14cの上下中間部から上後方へ延びる左右一対のリアロアフレーム(サポートフレーム)16と、を備えている。例えば、各フレーム部材は、丸鋼管で構成されている。本実施形態で用いる「中間」とは、対象の両端間の中央のみならず、対象の両端間の内側の範囲を含む意とする。
以下の車体フレーム11の説明は、特に記載がなければ、車体フレーム11の左右各々の構成についての説明とする。
ダウンフレーム14aおよびロアフレーム14bは、前下屈曲部142を介して一体に連なっている。ロアフレーム14bおよびリアフレーム14cは、後下屈曲部144を介して一体に連なっている。ダウンフレーム14a、ロアフレーム14bおよびリアフレーム14cは、一体の丸鋼管で構成されている。ダウンフレーム14a、ロアフレーム14bおよびリアフレーム14cは、側面視U字状のアンダーフレーム14を構成している。以下、ダウンフレーム14a、アッパーフレーム13およびミドルフレーム17を含む部位を、ヘッドパイプ12から下後方に延びるダウンフレーム部18という。ダウンフレーム部18は、左右一対に設けられ、これら左右ダウンフレーム部18の間にPCU320(図2参照)等の制御系部品が配置されている。
リアフレーム14cの上端部は、リアアッパーフレーム15の前後中間部に下方から接続されている。リアアッパーフレーム15は、ダウンフレーム14a、ロアフレーム14bおよびリアフレーム14cと略同径の丸鋼管で構成されている。
アッパーフレーム13の下後端部は、後下屈曲部144に上前方から接続されている。ミドルフレーム17の下後端部は、ロアフレーム14bの後部に上方から接続されている。
リアロアフレーム16の上後端部は、リアアッパーフレーム15の後部に下方から接続されている。アッパーフレーム13、ミドルフレーム17およびリアロアフレーム16は、リアアッパーフレーム15等よりもやや小径の丸鋼管で構成されている。
ダウンフレーム14aは、ヘッドパイプ12から後方へ、側面視で下後方へ斜めに延びた後に屈曲し、概ね鉛直下方へ延びている。左右ダウンフレーム14aは、ヘッドパイプ12から後方へ、平面視で車幅方向外側へ斜めに延びた後に屈曲し、概ね車体側面と略平行に延びている。
左右ダウンフレーム14aの下部間には、前中段クロスフレーム147が設けられている。前中段クロスフレーム147は、車幅方向に沿う直線状をなして延び、車幅方向の端部が左右ダウンフレーム14aに車幅方向内側から接続されている。左右前下屈曲部142の間には、前下クロスフレーム148が設けられている。前下クロスフレーム148は、下前方に凸の湾曲状をなして延び、車幅方向の端部が左右前下屈曲部142に車幅方向内側から接続されている。前中段クロスフレーム147および前下クロスフレーム148は、ダウンフレーム14a等よりも小径の丸鋼管で構成されている。
ロアフレーム14bは、概ね車両前後方向に沿って延びている。左右ロアフレーム14bの間には、ロアクロスフレーム149が設けられている。ロアクロスフレーム149は、車幅方向に沿う直線状をなして延び、車幅方向の端部が左右ロアフレーム14bに車幅方向内側から接続されている。ロアクロスフレーム149は、ロアフレーム14b等と略同径の丸鋼管で構成されている。左ロアフレーム14bにおける側面視でロアクロスフレーム149と重なる部位には、サイドスタンドブラケット149aが取り付けられている。
ロアフレーム14b後方の後下屈曲部144は、上方に位置するほど車幅方向外側に位置するように傾斜して形成されている。リアフレーム14cの下部は、後下屈曲部144の傾斜に合わせて、上方に位置するほど車幅方向外側に位置するように傾斜している。リアフレーム14cは、下部の上方で車幅方向内側へ緩やかに湾曲し、概ね車体側面と略平行に延びている。
リアアッパーフレーム15の前半部は、平面視で後方に位置するほど車幅方向外側に位置するように傾斜して延び、側面視では後上がりに傾斜して延びている。リアアッパーフレーム15の後半部は、前半部の後端で屈曲した後、平面視で後方に位置するほど車幅方向内側に位置するように傾斜して延びている。リアアッパーフレーム15の後半部は、側面視では前半部よりも傾斜を緩めて後上がりに延びている。
左右リアアッパーフレーム15の前部間には、センタークロスフレーム155が設けられている。センタークロスフレーム155は、上前方に凸の湾曲状(詳細にはコ字形状)をなして延びている。センタークロスフレーム155は、リアアッパーフレーム15等よりも小径の丸鋼管で構成されている。左右リアアッパーフレーム15の後端部間には、リアクロスフレーム156およびリアクロスプレート157が設けられている。
リアロアフレーム16は、側面視ではリアアッパーフレーム15の前半部と略平行に延び、後端部が左右リアアッパーフレーム15の後半部に下方から接続されている。左右リアロアフレーム16の後部間には、リアロアクロスフレーム159が設けられている。
アッパーフレーム13は、ヘッドパイプ12から後方へ、側面視では下後方へ直線状に延びている。アッパーフレーム13は、ヘッドパイプ12から後方へ、平面視では車幅方向外側へ斜めに延びた後に屈曲し、概ね車体側面と略平行に延びている。左右アッパーフレーム13は、平面視では左右ダウンフレーム14aよりも車幅方向内側に位置している。左右アッパーフレーム13の後部は、平面視で後方に位置するほど車幅方向外側に位置するように傾斜している。
ミドルフレーム17は、側面視では下後方へ直線状に延び、平面視では概ね車体側面と略平行に延びている。ミドルフレーム17は、平面視では車幅方向内側でロアフレーム14bとアッパーフレーム13との間に位置するように配置されている。
図中符号135はリアフレーム14cの下部に取り付けられて不図示のピリオンステップを支持するステップ支持ステー、符号139はリアクッション7の上端部を支持するクッション支持ブラケット、符号161はアッパーフレーム13の前上端部とダウンフレーム14aの前上端部とを連結する中間ガセット、符号162はヘッドパイプ12の下部後方で左右ダウンフレーム14aの前上部を連結するフロントガセット、符号163はアッパーフレーム13およびダウンフレーム14aの前部間を連結するアッパーガセット、符号164はアッパーフレーム13およびロアフレーム14bの後部間を連結するロアガセット、符号165はリアロアフレーム16の前端部とステップ支持ステー135とを連結するサイドガセット、符号166はリアアッパーフレーム15の前端部とアッパーフレーム13とを連結するミドルガセット、符号167はリアロアフレーム16の後端部とリアアッパーフレーム15とを連結するリアガセット、符号171はアンダーフレーム14の後下屈曲部144の下後方に沿って設けられてリンク機構19を連結可能とするロアブラケット、をそれぞれ示している。
<車体カバー>
図1に示すように、車体カバー5は、フロントコンビネーションランプ53の上方でフロントボディFBの上部を前方から覆うフロントカバー301と、フロントコンビネーションランプ53の下方かつ前輪3の後方でフロントボディFBの下部を前方から覆う凹状のフロントロアカバー302と、フロントボディFBの左右側部を外側方から覆う左右一対のフロントサイドカバー303と、フロントボディFBの上部を後方から覆うインナーカバー304と、を備えている。フロントカバー301の上部には、ウインドスクリーン305が前方から重なるように取り付けられている。
車体カバー5は、左右ステップフロア9の上面(フロア面9a)を形成するとともにセンタートンネルCTの左右側部を外側方から覆う左右一対のフロアカバー306と、左右フロアカバー306の下方に連なりステップフロア9の下方部位を外側方から覆う左右一対のロアサイドカバー307と、左右ロアサイドカバー307の下端部間に渡り車体下面を下方から覆うアンダーカバー308と、を備えている。
車体カバー5は、センタートンネルCTの上部を上方から覆うセンターカバー311と、リアボディRBの左右側部を外側方から覆う左右一対のリアサイドカバー312と、を備えている。左右リアサイドカバー312の後端部間には、リアコンビネーションランプ54およびグラブレール58が配置されている。ライセンスプレート55、ライセンスランプ56およびリフレクタ57は、リアフェンダ50に配置されている。センターカバー311は、センタートンネルCTの上面部CT1を形成している。
<スイングユニット>
スイングユニット10は、前端部がリンク機構19を介して車体フレーム11に上下揺動可能に支持されるスイングアーム20と、スイングアーム20の後部左側で駆動軸31を左右方向に沿わせて配置される電気モータ30と、電気モータ30の後方に連なる減速機35と、を一体に有している。
電気モータ30は、バッテリ100の電力により駆動する。電気モータ30は、例えばVVVF(variable voltage variable frequency)制御による可変速駆動がなされる。電気モータ30は、無段変速機を有する如く変速制御されるが、これに限らない。電気モータ30は、有段変速機を有する如く変速制御されてもよい。
電気モータ30は、後輪車軸4aに対して、車両前方へオフセットして配置されている。電気モータ30の駆動軸31は、後輪車軸4aに対して、車両前方へオフセットして配置されている。電気モータ30は、車両前後方向で概ね後輪車軸4aの軸心と後輪4のホイール4wの前端4w1との間に配置されている。電気モータ30は、側面視において、概ね全体が、後輪4のホイール4wの外周(タイヤ内周)よりも内周側に配置されている。電気モータ30は、スイングアーム20の左アームの車幅方向外側に張り出して設けられている。
<バッテリ>
図2に示すように、バッテリ100は、シート8の下方に搭載されている。バッテリ100は、平面視でシート8(特に前シート8a)と重なるように配置されている。バッテリ100は、複数(例えば前後二つ)の単位バッテリ101,102で構成されている。複数の単位バッテリ101,102は、互いに同一構成とされている。以下、各単位バッテリ101,102をそれぞれ前バッテリ101、後バッテリ102という。前後バッテリ101,102は、それぞれ断面矩形状(例えば略正方形状)をなして長手方向に延びる角柱状(直方体状)をなしている。前後バッテリ101,102は、それぞれ断面形状の前後辺を左右方向に沿わせ、かつ左右側辺を前後方向に沿わせて配置されている。前後バッテリ101,102は、それぞれ長手方向を上方に位置するほど後方に位置するように傾斜させた起立姿勢で配置されている。前後バッテリ101,102は、互いに平行に傾斜し、前後面間に一定間隔を空けて配置されている。
バッテリ100は、前後バッテリ101,102を直列に結線することで、所定の高電圧(48~96V)を発生させる。前後バッテリ101,102は、それぞれ充放電可能なエネルギーストレージとして、例えばリチウムイオンバッテリで構成されている。
図4を併せて参照し、前後バッテリ101,102は、ジャンクションボックス(分配器)323およびコンタクタ(電磁開閉器)324を介して、PDU321に接続されている。PDU321からは三相ケーブル80が延び、この三相ケーブル80が電気モータ30に接続されている。
図2を参照し、前後バッテリ101,102の各々は、車体に固定された前後バッテリケース103,104に対して上方から挿脱される。前後バッテリケース103,104の各々は、上方に向けて開口するバッテリ挿脱口を有している。各バッテリ挿脱口の周囲には、それぞれケース内に挿入した前後バッテリ101,102の上方への離脱を規制するロック機構103a,104aが設けられている。前後バッテリ101,102の各々は、各バッテリ挿脱口からバッテリケース103,104内へ斜めにスライド移動することで、バッテリケース103,104に出し入れ可能に収納される。前後バッテリ101,102は、それぞれバッテリケース103,104に対して斜めに挿脱されることで、バッテリ挿脱時の重量の一部がバッテリケース103,104の後壁部に支持される。前後バッテリ101,102は、シート8前端のヒンジ軸と反対側に傾斜することで、シート8を開けたときの出し入れを容易にしている。
前後バッテリ101,102の下端部には、それぞれバッテリ側接続端子(不図示)が設けられている。前後バッテリケース103,104の底壁部には、前記バッテリ側接続端子を着脱可能に接続するケース側接続端子(不図示)が設けられている。前記ケース側接続端子は、前記ロック機構103a,104aのロック操作前には、前後バッテリケース103,104の底壁部の下方に没入している。このとき、前後バッテリ101,102のバッテリケース103,104への挿脱は可能である。しかし、前後バッテリ101,102をバッテリケース103,104に挿入しただけでは、前記バッテリ側接続端子と前記ケース側接続端子とは接続されない。
前後バッテリ101,102をバッテリケース103,104に収納した後、前記ロック機構103a,104aをロック操作することで、前記ケース側接続端子がバッテリケース103,104の底壁部の上方に突出する。これにより、前記バッテリ側接続端子と前記ケース側接続端子とが互いに接続される。前記ロック操作および端子接続は、前後バッテリ101,102毎に行うことが可能である。
前記ロック機構の操作および前後バッテリ101,102の挿脱は手動であり、前後バッテリ101,102は工具不要で車体に対して着脱される。前後バッテリ101,102は、シート8の開状態で車体に対して着脱可能である。前後バッテリ101,102は、シート8の開閉により車体に対して着脱可能な状態と着脱不能な状態とを切り替える。
前後バッテリ101,102は、車体に対して着脱可能なモバイルバッテリである。前後バッテリ101,102は、それぞれ車外の充電器で充電したり、モバイルバッテリとして外部機器の電源として利用する等、単独で用いることが可能である。
前後バッテリ101,102およびバッテリケース103,104の左右外側方には、車体フレーム11の左右一対のフレーム部材として、左右リアフレーム14c、左右リアアッパーフレーム15および左右リアロアフレーム16が配置されている。バッテリ100は、前記左右一対のフレーム部材に挟まれた空間(左右フレーム部材の左右方向内側)に配置されている。バッテリ100は、側面視において、左右フレーム部材と少なくとも一部が重なるように配置されている。これにより、バッテリ100に対する車幅方向外側からの外乱の影響が抑えられる。
バッテリ100は、電気モータ30よりも車両前後方向の前方に配置されている。バッテリ100は、平面視で電気モータ30と重ならないように配置されている。バッテリ100は、平面視で電気モータ30と前後方向位置をずらして(相互に離間して)配置されている。
前後バッテリ101,102は、互いに同一の左右方向位置に配置されている。前後バッテリ101,102は、それぞれ平面視で車体左右中心を左右に跨いで配置されている。例えば、前後バッテリ101,102は、左右中心を平面視で車体左右中心と一致させている。前後バッテリ101,102は、平面視で電気モータ30と左右方向位置をずらして(相互に離間して)配置されている。
<制御システム>
図4に示すように、PDU(Power Driver Unit)321およびECU(Electric Control Unit)322は、一体の制御ユニットであるPCU320を構成している。
バッテリ100からの電力は、コンタクタ324を介して、モータドライバたるPDU321に供給される。バッテリ100からの電力は、PDU321にて直流から三相交流に変換された後、三相交流モータである電気モータ30に供給される。
バッテリ100からの出力電圧は、DC-DCコンバータ(電装品、ダウンレギュレータ)326を介して降圧され、12Vのサブバッテリ327の充電に供される。サブバッテリ327は、灯火器等の一般電装部品、メーター、スマートユニット及びECU322等の制御系部品に電力を供給する。サブバッテリ327を搭載することで、バッテリ100(以下「メインバッテリ100」ともいう。)の取り外し時にも各種電磁ロック等を操作可能となる。
図示はしないが、PDU321は、ブリッジ回路及び平滑コンデンサ等を具備するインバータを備えている。ブリッジ回路及び平滑コンデンサは、トランジスタ等のスイッチング素子を複数用いて構成される。PDU321は、電気モータ30のステータ巻線に対する通電を制御する。電気モータ30は、PDU321による制御に応じて力行運転を行い、車両を走行させる。
バッテリ100は、車体に搭載された状態で、外部電源に接続したチャージャー325によって充電される。バッテリ100(前後バッテリ101,102)は、車体から取り外した状態で、車外の充電器により充電することも可能である。
前後バッテリ101,102の各々は、充放電状況や温度等を監視するBMU(Battery Managing Unit)101a,102aを備える。各BMU101a,102aが監視した情報は、前後バッテリ101,102を車体に搭載した際にECU322に共有される。ECU322には、アクセルセンサ329からの出力要求情報が入力される。ECU322は、入力された出力要求情報に基づき、PDU321を介して電気モータ30を駆動制御する。
例えば、ECU322は、バッテリ100を制御することにより、バッテリ100の充放電を規制する。例えば、ECU322は、コンタクタ324等を制御することにより、バッテリ100に対する電力の供給とバッテリ100からの放電とを切り替える。
<制御系部品>
図2に示すように、PCU320は、ジャンクションボックス323、コンタクタ324及びチャージャー325とともに、センタートンネルCTの内側に配置されている。PCU320、ジャンクションボックス323、コンタクタ324およびチャージャー325は、車両前後方向における前後輪3,4間の中央位置CP(図2参照)よりも前方に配置されている。前後輪3,4間の中央位置CPよりも後方には、バッテリ100が配置されている。これにより、車両前後方向における制御系部品の重量バランスが良好になる。PCU320をサスペンションのバネ上に配置することで、例えばPCU320を電気モータ30とともにリアサスペンションのバネ下に配置する場合に比べて、バネ下重量が軽減される。
<DC-DCコンバータの配置>
図5に示すように、DC-DCコンバータ326は、前輪3の上方に配置されている。DC-DCコンバータ326は、車両体前部に設けられたフロントサイドカバー(車体前部カバー)303に覆われる位置に配置されている。DC-DCコンバータ326は、PCU320よりも上方に配置されている。
図6~図8に示すように、DC-DCコンバータ326は、ステー200を介して、車体フレーム11のヘッドパイプ12に固定されている。
図9、図10を併せて参照し、ステー200は、基部201と、取り付けアーム202と、を備えている。
基部201は、例えば鋼板からなり、部品平面視で略三角形状をなす板状に形成されている。基部201の一側面(表面)は、DC-DCコンバータ326が取り付けられる部品取り付け面201aとされている。部品取り付け面201aは、他側面(裏面)は、取り付けアーム202が取り付けられる裏面201bとされている。DC-DCコンバータ326は、部品取り付け面201aに対し、部品取り付け面201aと略直交する方向で接近離反することで、ステー200に対して着脱可能である。
以下、部品取り付け面201aと直交する方向を、ステー200に対するDC-DCコンバータ326の着脱方向と称する。DC-DCコンバータ326は、ステー200に取り付ける際、部品取り付け面201aに対して着脱方向一側から着脱方向他側に向けて接近して取り付けられるものとする。
基部201の平面視形状における2つの辺201p,201qの各々には、部品取り付け面201a側から裏面201b側に延出するリブ203,204が形成されている。基部201の平面視形状における2つの辺201p,201qが交わる頂部201tには、ネジ台座205が形成されている。基部201の残る1つの辺201rには、一対のネジ台座205が形成されている。
3つのネジ台座205には、DC-DCコンバータ326を固定するためのボルト209がそれぞれ締結される。これにより、DC-DCコンバータ326が基部201の部品取り付け面201a上に締結固定される。基部201の裏面201bの辺201r寄りの部位には、肉抜き孔201hが形成されている。
取り付けアーム202は、例えば丸鋼管からなり、基部201の裏面201bの頂部201t寄りの部位に対し、一端が溶接等により一体に接合されている。取り付けアーム202は、基部201の裏面201bに対し、斜めに交差するように直線状に延びている。取り付けアーム202は、ステー200の車体取り付け状態において、基部201の裏面201bから車幅方向内側に延びるように配置される。取り付けアーム202の他端には、例えば鋼板製の取り付けプレート206が溶接等により固定されている。取り付けプレート206は、ヘッドパイプ12に設けられたブラケット12bに対し、例えば一対のボルト207により締結固定される。
DC-DCコンバータ326は、例えばアルミ合金製の筐体の外周部に、基部201の3つのネジ台座205の各々に対向する3つのブラケット部326bを備えている。DC-DCコンバータ326は、各ブラケット部326bを対応するネジ台座205に当接させた状態で、3本のボルト209によって基部201に締結固定されている。
DC-DCコンバータ326は、直方体状の外観を有している。DC-DCコンバータ326は、ステー200の基部201に対向する部位とは反対側の部位に、複数の放熱フィン326fを起立させている。DC-DCコンバータ326は、車体への取り付け状態において、複数の放熱フィン326fが車両の幅方向外側かつ斜め上後方を向くように傾斜して配置される。
DC-DCコンバータ326は、バッテリ100からの出力電圧を降圧(低下)させて12Vのサブバッテリ327に供給するダウンレギュレータである。
図6~図8に示すように、DC-DCコンバータ326は、高圧側端子(高圧側接続部)326Pと、低圧側端子(低圧側接続部)326Nと、を備えている。高圧側端子326Pには、前記バッテリ100側(入力側)の高電圧線90が接続されている。低圧側端子326Nには、サブバッテリ327側(出力側)の低電圧線92が接続されている。
高圧側端子326Pおよび低圧側端子326Nは、DC-DCコンバータ326における、車体取り付け状態で車両後方側を向く側面326sに設けられている。側面326sは、ステー200の基部201の前記辺201pに沿うように配置されている。高圧側端子326Pおよび低圧側端子326Nは、ステー200の前記辺201pに沿う方向で、互いに間隔を空けて配置されている。DC-DCコンバータ326の車体取り付け状態において、高圧側端子326Pは、低圧側端子326Nに対し、車体の車幅方向内側に配置されている。
高電圧線90の先端部には、高圧側端子326Pに着脱可能に接続される高圧側コネクタ(コネクタ)91が設けられている。高圧側コネクタ91は、高電圧線90をDC-DCコンバータ326に接続するための接続部を構成している。高圧側コネクタ91は、例えば直方体状で、高電圧線90の外径よりも大きな外形寸法を有している。高圧側コネクタ91、及び高圧側コネクタ91と高電圧線90との接続部分は、防水性を有するゴム系材料等からなるカバー部材95により覆われている。
低電圧線92の先端には、低圧側端子326Nに着脱可能に接続される低圧側コネクタ93が設けられている。低圧側コネクタ93は、低電圧線92をDC-DCコンバータ326に接続するための接続部を構成している。低圧側コネクタ93は、例えば直方体状で、低電圧線92の外径よりも大きな外形寸法を有している。低圧側コネクタ93、及び低圧側コネクタ93と低電圧線92との接続部分は、防水性を有するゴム系材料等からなるカバー部材96により覆われている。
DC-DCコンバータ326は、ヘッドパイプ12の側方に隣接する高さに配置されている。DC-DCコンバータ326に接続される部品は、DC-DCコンバータ326よりも下方に配置されている。DC-DCコンバータ326に接続される部品は、バッテリ100側の部品(ジャンクションボックス323およびコンタクタ324等)、並びにサブバッテリ327である。高電圧線90および低電圧線92は、DC-DCコンバータ326から前記接続される部品に向けて、前記アッパーフレーム13等に沿うように斜め下方に延設されている。
<離脱規制部材>
図6~図10に示すように、ステー200には、離脱規制部材210が一体的に設けられている。離脱規制部材210は、高電圧線90の高圧側コネクタ91が高圧側端子326Pから離脱することを規制する部材である。離脱規制部材210は、例えば細身の鋼材(線材)からなり、配線サポート部211と、固定アーム214と、を備えている。離脱規制部材210は、基部201の辺201p側から分岐するように設けられている。
配線サポート部211は、高圧側コネクタ91よりも高電圧線90側に位置して高電圧線90の周方向の少なくとも一部に沿って延びる湾曲部212と、湾曲部212の周方向両端部からそれぞれ連続して延びる一対の延出部213と、を備えている。配線サポート部211は、全体的に略U字状をなしている。配線サポート部211は、一対の延出部213の間を開口部213aとし、この開口部213aに高電圧線90を挿通して保持可能としている。
湾曲部212は、高圧側コネクタ91の外形寸法よりも小さく、高電圧線90の外径よりも大きな半径となるよう湾曲している。一対の延出部213は、湾曲部212とは反対側を指向して、互いに略平行に延びている。配線サポート部211は、高電圧線90の延在方向と直交する面に沿って湾曲部212及び一対の延出部213を配置するように形成されている。
固定アーム214は、配線サポート部211の一対の延出部213のそれぞれに連なるように一対に設けられている。
一対の固定アーム214は、一対の延出部213の並び方向で、一対の延出部213よりも幅広に離間する一対の幅広部(アーム本体)215を備えている。一対の幅広部215は、ステー200側に位置するほど互いに離間するように傾斜し、あたかも台形状を描くように配置されている。一対の幅広部215の間は、高圧側コネクタ91を挿通可能な第二開口部215aとされている。
一対の固定アーム214は、配線サポート部211とは反対側の端部に、前記並び方向の外側に向けて延びる基端部214aを備えている。基端部214aは、固定アーム214のアーム本体の端部から屈曲するように連なっている。基端部214aは、基部201の部品取り付け面201aとは反対側の裏面201bに、溶接等により固定されている。
配線サポート部211の一対の延出部213において、湾曲部212と反対側の端部には、一対の延出部213の並び方向(配線サポート部211の幅方向)の外側に向けて延びる外側延出部216がそれぞれ連なっている。一対の外側延出部216の外側端部からは、一対の固定アーム214が、それぞれステー200の基部201に向かって延びている。一対の固定アーム214は、全体的に配線サポート部211よりも幅広となるように配置されている。
図11に示すように、一対の固定アーム214は、基端部214a側からステー200の外側に向けて延びる際、裏面201bから離間するように裏面201bに対して一旦傾斜して延びている。一対の固定アーム214は、基部201のリブ203を乗り越えた後、裏面201bと略平行となってステー200の外側に延びている。
ここで、ステー200にDC-DCコンバータ326を取り付ける手順を説明する。
まず、DC-DCコンバータ326をステー200の基部201に締結固定するに先立ち、高電圧線90の高圧側コネクタ91をDC-DCコンバータ326の高圧側端子326Pに接続しておく。このとき、図11中に二点鎖線で示すように、離脱規制部材210の一対の幅広部215の間の第二開口部215aを通して、高圧側コネクタ91を前記着脱方向他側から着脱方向一側に向けて(図中下方から上方に向けて)に挿通する。
次いで、部品取り付け面201aよりも上方(着脱方向一側)に臨んだ高圧側コネクタ91に対し、DC-DCコンバータ326を接続する。このとき、DC-DCコンバータ326と高圧側コネクタ91とは、部品取り付け面201aに沿う面沿い方向でも接続可能である。また、図11中に二点鎖線で示すように、DC-DCコンバータ326と高圧側コネクタ91とは、部品取り付け面201aに対して傾斜した状態で、この傾斜方向でも接続可能である。
前記「傾斜した状態」とは、DC-DCコンバータ326が前記着脱方向で部品取り付け面201aから離反するように傾動した状態である。また、前記「傾斜した状態」とは、高圧側コネクタ91が高電圧線90を配線サポート部211から離脱させるように傾動した状態である。前記「傾斜した状態」では、DC-DCコンバータ326および高圧側コネクタ91は、平行移動や傾きがある程度許容される。このため、DC-DCコンバータ326および高圧側コネクタ91の接続作業が容易になる。
その後、DC-DCコンバータ326をステー200の基部201に当接させる。次に、DC-DCコンバータ326の各ブラケット部326bを、基部201における対応するネジ台座205に、それぞれボルト209によって締結する。この状態で、高電圧線90は、配線サポート部211の湾曲部212の内周側に挿通保持される。また、高圧側コネクタ91は、配線サポート部211によって高圧側端子326Pからの離脱が規制される。
図9~図11に示すように、配線サポート部211は、基部201の平面視において、部品取り付け面201aよりも外側に配置される。配線サポート部211は、前記着脱方向において、裏面201b側から部品取り付け面201a側へ立ち上がっている。配線サポート部211は、大部分が部品取り付け面201aよりも上方(着脱方向一側)に配置されている。配線サポート部211は、一対の延出部213の間の開口部213aを、下方(着脱方向他側)に向けて開放している。
図12は、DC-DCコンバータ326周辺を前記着脱方向から見た平面図に相当する。
図12に示すように、離脱規制部材210は、前記着脱方向から見て、少なくとも基部201の外側において、低電圧線92および低圧側コネクタ93を避けて配置されている。低電圧線92の低圧側コネクタ93は、高圧側コネクタ91に比べて着脱の自由度が高い。低電圧線92の低圧側コネクタ93は、DC-DCコンバータ326の基部201への取り付け前または取り付け後の何れにおいても、低圧側端子326Nに着脱可能であることが望ましい。したがって、離脱規制部材210は、DC-DCコンバータ326の着脱方向から見て、少なくとも基部201の平面視の外側において、低電圧線92を避けて配置されている。
以上説明したように、本実施形態における自動二輪車1によれば、DC-DCコンバータ326を固定するステー200に離脱規制部材210を備えることにより、高圧側コネクタ91のDC-DCコンバータ326からの離脱を規制することができる。このとき、ステー200に離脱規制部材210を設けるのみでよいので、部品点数や取り付け作業が少なくて済む。したがって、容易かつ低コストでありながら、高電圧線90をDC-DCコンバータ326に対して確実に接続することができる。
また、離脱規制部材210は、高電圧線90の外径よりも大きな外形寸法を有する高圧側コネクタ91の高電圧線90側に、高電圧線90を挿通して保持する配線サポート部211を有している。この配線サポート部211により、高圧側コネクタ91のDC-DCコンバータ326からの離脱を規制することができる。このような配線サポート部211は、簡易な形状であるので、容易かつ低コストでありながら、高電圧線90をDC-DCコンバータ326に対して確実に接続することができる。
また、配線サポート部211は、高電圧線90の周方向に沿って延びる湾曲部212と、湾曲部212に連続して形成された一対の延出部213と、を有するU字状である。このように、簡易な形状の配線サポート部211により、容易かつ低コストでありながら、高電圧線90をDC-DCコンバータ326に対して確実に接続することができる。
また、離脱規制部材210は、配線サポート部211よりもステー200側に、配線サポート部211よりも幅広で、高圧側コネクタ91を挿通可能な幅広部215を有している。これにより、DC-DCコンバータ326の組み付けの際には、幅広部215を通して高圧側コネクタ91を挿通させてDC-DCコンバータ326に接続することができ、配線サポート部211の内側に高電圧線90を容易に収めることができる。
また、離脱規制部材210は、配線サポート部211の両端からそれぞれ延出する一対の固定アーム214によってステー200に固定される。これにより、離脱規制部材210をステー200に安定的かつ強固に固定することができる。
また、配線サポート部211は、部品取り付け面201aよりも外側かつ着脱方向一側(離反側)に配置され、着脱方向他側(接近側)に向けて開放している。これにより、高電圧線90を配線サポート部211の内側に、着脱方向他側から容易に挿通することができる。配線サポート部211の内側に挿通した高電圧線90は、配線サポート部211によって着脱方向一側への離脱が規制される。これにより、高圧側コネクタ91のDC-DCコンバータ326からの離脱をより確実に規制することができる。
また、離脱規制部材210は、ステー200に対して、DC-DCコンバータ326が取り付けられる部位とは反対側の部位に固定されている。配線サポート部211は、前記着脱方向で、裏面201b側から部品取り付け面201a側へ立ち上がっている。このため、配線サポート部211は、前記着脱方向で深さを有する形状となり、前記着脱方向で余裕をもって高電圧線90をサポートする。これにより、高電圧線90や高圧側コネクタ91が配線サポート部211からより抜けにくくなる。
また、コネクタ91を覆うカバー部材95を備えることにより、コネクタ91とDC-DCコンバータ326との接続部分の防水性を高めるとともに、コネクタ91をより抜けにくくすることができる。
また、DC-DCコンバータ326は、前輪3の上方でフロントサイドカバー303に覆われる位置に配置されることにより、前輪3側からフロントサイドカバー303内にアクセスしやすい場所にDC-DCコンバータ326を配置しつつ、コネクタ91の抜けを抑制することができる。
また、ステー200を車体フレーム11に固定することにより、DC-DCコンバータ326を強固に設置することができる。
また、ダウンレギュレータの高圧側端子326Pは、低圧側端子326Nよりも車幅方向内側に配置される。このため、高電圧線90のコネクタ91と高圧側端子326Pとの接続部分に車幅方向外側からの外乱が及びにくく、ダウンレギュレータの保護性を高めることができる。
また、離脱規制部材210は、前記着脱方向から見て低電圧線92を避けている。このため、例えば低電圧線92を低圧側端子326Nに接続した状態でDC-DCコンバータ326の着脱を行う場合にも、低電圧線92と離脱規制部材210との干渉が抑えられる。このため、DC-DCコンバータ326の着脱作業の自由度を高めることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、電装品として、ダウンレギュレータとして用いられるDC-DCコンバータ326を例示したが、これに限らない。本発明は、車両における他の電装品に適用してもよい。
例えば、配線サポート部は、U字状に限らず、全体的に湾曲したC字状や螺旋状でもよい。離脱規制部材は、一対の固定アームを持つものに限らず、単一の固定アームを持つものでもよい。
また、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
3 前輪
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ(車体構成部品)
90 高電圧線(配線)
91 高圧側コネクタ(コネクタ)
95 カバー部材
100 バッテリ
200 ステー
201a 部品取り付け面
201b 裏面
210 離脱規制部材
211 配線サポート部
212 湾曲部
213 延出部
213a 開口部
214 固定アーム
215 幅広部
215a 第二開口部
303 フロントサイドカバー(車体前部カバー)
326 DC-DCコンバータ(電装品、ダウンレギュレータ)
326N 低圧側端子(低圧側接続部)
326P 高圧側端子(高圧側接続部)

Claims (9)

  1. 電装品(326)と、
    前記電装品(326)に接続される配線(90)と、
    前記配線(90)の先端部に設けられ、前記電装品(326)との接続部を構成するコネクタ(91)と、
    前記電装品(326)を車体構成部品(12)に支持するステー(200)と、
    前記ステー(200)に固定され、前記コネクタ(91)の前記電装品(326)からの離脱を規制する離脱規制部材(210)と、
    を備え、
    前記コネクタ(91)は、前記配線(90)の外径よりも大きな外形寸法を有し、
    前記離脱規制部材(210)は、前記コネクタ(91)よりも前記配線(90)側で、前記配線(90)を挿通して保持する配線サポート部(211)を備え、
    前記配線サポート部(211)は、前記配線(90)の周方向に沿って延びる湾曲部(212)と、前記湾曲部(212)における周方向の両端部からそれぞれ延びる一対の延出部(213)と、を備え、
    前記一対の延出部(213)の間に、前記配線(90)を挿通可能な開口部(213a)が形成され、
    前記離脱規制部材(210)は、前記配線サポート部(211)よりも前記ステー(200)側に、前記一対の延出部(213)からそれぞれ延び、前記一対の延出部(213)よりも幅広に離間する一対の幅広部(215)を備え、
    前記一対の幅広部(215)の間に、前記コネクタ(91)を挿通可能な第二開口部(215a)が形成されている鞍乗り型車両(1)。
  2. 前記離脱規制部材(210)は、前記一対の延出部(213)にそれぞれ連なる一対の固定アーム(214)を備え、前記一対の固定アーム(214)は、前記ステー(200)に固定されている請求項1に記載の鞍乗り型車両(1)。
  3. 前記ステー(200)は、前記電装品(326)を取り付ける部品取り付け面(201a)を有し、前記部品取り付け面(201a)に前記電装品(326)を接近離反させて、前記電装品(326)を着脱可能であり、
    前記部品取り付け面(201a)と交差する方向を前記電装品(326)の着脱方向とし、前記電装品(326)は、前記部品取り付け面(201a)に対して着脱方向一側から着脱方向他側に向けて接近して取り付けられるものとしたとき、
    前記配線サポート部(211)は、前記部品取り付け面(201a)よりも外側かつ前記着脱方向一側に配置され、前記開口部(213a)は、前記着脱方向他側に向けて開放している請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両(1)。
  4. 前記離脱規制部材(210)は、前記ステー(200)に対して、前記部品取り付け面(201a)とは反対側の裏面(201b)に固定され、
    前記配線サポート部(211)は、前記着脱方向で、前記裏面(201b)側から前記部品取り付け面(201a)側へ立ち上がる請求項3に記載の鞍乗り型車両(1)。
  5. 防水性を有する材料からなり、前記コネクタ(91)を覆うカバー部材(95)をさらに備えている請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両(1)。
  6. 前記電装品(326)は、前輪(3)の上方で車体前部カバー(303)に覆われる部位に配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両(1)。
  7. 前記ステー(200)は、車体フレーム(11)に取り付けられている請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両(1)。
  8. 電装品(326)と、
    前記電装品(326)に接続される配線(90)と、
    前記配線(90)の先端部に設けられ、前記電装品(326)との接続部を構成するコネクタ(91)と、
    前記電装品(326)を車体構成部品(12)に支持するステー(200)と、
    前記ステー(200)に固定され、前記コネクタ(91)の前記電装品(326)からの離脱を規制する離脱規制部材(210)と、
    を備え、
    前記電装品(326)は、バッテリ(100)からの出力電圧を低下させるダウンレギュレータであり、
    前記電装品(326)は、前記バッテリ(100)側の前記配線(90)としての高電圧線(90)が接続される高圧側接続部(326P)と、出力側の低電圧線(92)が接続される低圧側接続部(326N)と、を備え、
    前記電装品(326)を車体に取り付けた状態で、前記高圧側接続部(326P)は、前記低圧側接続部(326N)よりも車幅方向内側に配置されている鞍乗り型車両(1)。
  9. 前記離脱規制部材(210)は、前記電装品(326)の前記ステー(200)に対する着脱方向から見て、前記低電圧線(92)を避けて配置されている請求項8に記載の鞍乗り型車両(1)。
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