JP7094625B2 - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁 Download PDF

Info

Publication number
JP7094625B2
JP7094625B2 JP2018131569A JP2018131569A JP7094625B2 JP 7094625 B2 JP7094625 B2 JP 7094625B2 JP 2018131569 A JP2018131569 A JP 2018131569A JP 2018131569 A JP2018131569 A JP 2018131569A JP 7094625 B2 JP7094625 B2 JP 7094625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
valve
recess
valve seat
pressure reducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018131569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020009311A (ja
Inventor
洋 宮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Industry Co Ltd filed Critical Eagle Industry Co Ltd
Priority to JP2018131569A priority Critical patent/JP7094625B2/ja
Priority to CN201910602868.1A priority patent/CN110715085A/zh
Priority to CN202111084441.0A priority patent/CN113958741A/zh
Publication of JP2020009311A publication Critical patent/JP2020009311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7094625B2 publication Critical patent/JP7094625B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/20Excess-flow valves
    • F16K17/22Excess-flow valves actuated by the difference of pressure between two places in the flow line
    • F16K17/24Excess-flow valves actuated by the difference of pressure between two places in the flow line acting directly on the cutting-off member
    • F16K17/28Excess-flow valves actuated by the difference of pressure between two places in the flow line acting directly on the cutting-off member operating in one direction only
    • F16K17/30Excess-flow valves actuated by the difference of pressure between two places in the flow line acting directly on the cutting-off member operating in one direction only spring-loaded
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D16/00Control of fluid pressure
    • G05D16/04Control of fluid pressure without auxiliary power
    • G05D16/06Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

本発明は、流出側の2次圧を調整する減圧弁に関する。
温水洗浄便座装置における給水配管には、下流側に供給される給水圧力が常に一定となるように流出側2次圧を調整する減圧弁が設けられている。例えば、特許文献1に開示される給水配管に用いられる減圧弁は、流体の流入口側と流出口側とが壁部により区画されたハウジングを備え、壁部には、流入口側と流出口側とを連通する貫通孔が設けられ、該貫通孔には、ハウジングの流入口側からロッドが挿入されており、ロッドの流入口側には、貫通孔を閉塞可能な弁体部が設けられている。ハウジングの流出口側には、ロッドと直交する方向にダイアフラムが空間を区画するように配置され該ダイアフラムにロッドの挿入側端部が接続されており、ダイアフラムは調圧スプリングによりロッド側に付勢されている。ハウジングの流出口側の空間が高圧となったときには、調圧スプリングの付勢力に抗してダイアフラムが変形し、これに伴ってロッドが移動し、弁体部により貫通孔の開度が減少して流体の流量が絞られ、流出される流体圧が減圧されるようになっている。
また、天然ガスに用いられる減圧弁として特許文献2に開示される減圧弁もある。この減圧弁は、ハウジングに凹部が設けられ、ハウジングとは別体の弁座部材が用意されているとともに、弁座部材の開口部に一方側からロッドが挿入され、ロッドの挿入側端部にダイアフラムが接続されて弁動作ユニットを構成している。弁動作ユニットをハウジングの凹部内に配置し、ダイアフラムと蓋部材の間に調圧スプリングを挟んだ状態で該蓋部材をハウジングに対してボルトで複数個所固定することで構成されている。
特開2007-148465号公報(第6頁、第1図) 特開2005-227860号公報(第8頁、第8図)
特許文献1のような減圧弁は、ハウジングの壁部における貫通孔の周縁部が弁体部の弁座として機能しているため、ロッドを取付けるための開口部と、ダイアフラムを取付けるための開口部とをハウジングにおける壁部の両側に形成し、且つ夫々の開口部を閉塞する蓋部材を用意する必要があり、構造が複雑になるといった問題があった。
特許文献2の減圧弁は、ハウジングとは別体の弁座部材を用意したので、ハウジングの凹部に対して弁動作ユニット、調圧スプリング、蓋部材を順に配置すればよく、各種部材を取付けるための開口部や蓋部材が1つで済み、簡素な構造とすることができるが、弁動作ユニットを、弁座部材の外周面に設けられた雄ネジ部とハウジングの凹部内周面に設けられた雌ネジ部とを螺合させることで凹部内に固定する作業(弁動作ユニットの固定作業)と、蓋部材で調圧スプリングを押えながらハウジングと蓋部材とを複数のボルトにより接続する作業(調圧スプリングの固定作業)と、を行う必要があり、固定作業が多く減圧弁の組み立て作業が煩雑であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、組み立てが簡便な減圧弁を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の減圧弁は、
ハウジングの凹部内に設けられ貫通孔が設けられた弁座部材と、前記貫通孔に挿通され該貫通孔との隙間である弁開度を調整可能な弁体部を有するロッドと、前記ロッドに接続されるダイアフラムと、一端が前記ダイアフラムに当接する調圧スプリングと、前記調圧スプリングの他端に当接する押え部材と、を有し、
前記ハウジングに螺合する螺合部材を備え、該螺合部材により前記弁座部材と前記押え部材が前記ハウジングに固定され、前記弁体部が前記貫通孔を閉弁することにより前記弁座部材の一方側と他方側とがそれぞれ1次圧空間と2次圧空間とに区画されることを特徴としている。
この特徴によれば、螺合部材をハウジングに螺合して固定することで減圧弁の各構成部材をハウジングに固定することができるので、減圧弁の組み立てを簡便に行うことができる。
好適には、前記螺合部材により前記弁座部材が前記押え部材を介して前記ハウジングの前記凹部の内面に押し付けられていることを特徴としている。
これによれば、螺合部材のねじ込み作業だけで、弁座部材が押え部材によりハウジングの凹部の内面に押し付けられて固定されるので、すなわち螺合部材がハウジングに固定された状態において、弁座部材が押え部材によりハウジングの凹部の内面に押し付けられているので、減圧弁の組み立てを簡便に行うことができる。また、弁座部材と押え部材とを固定するための部材を用いることなくハウジングに固定することができるため、全体を小型に形成することができる。
好適には、前記弁座部材と前記ハウジングとの間に前記1次圧空間と前記2次圧空間とを区画するシール部材が設けられている。
これによれば、1次圧空間と2次圧空間との間での流体漏れを防止できる。
好適には、前記ダイアフラムの周縁部は、前記弁座部材と前記押え部材との間で密封状態で狭持されている。
これによれば、弁座部材と押え部材とを用いてダイアフラムを密封状態に固定できるので、ダイアフラムを弁座部材にパッキン及びネジを用いた固定や溶接による固定等をしなくて済み、ダイアフラムを簡便に設置できる。
好適には、前記弁座部材には、前記2次圧空間と前記ハウジングに設けられる流出口とを連通する連通孔が設けられている。
これによれば、2次圧空間と流出口とを連通する流路を簡素に構成できる。
好適には、前記螺合部材の内周の雌ネジ部は、前記ハウジングの外周の雄ネジ部に対して螺合されている。
これによれば、ハウジングをコンパクトにすることができる。
好適には、前記弁座部材には、前記ハウジングの前記凹部に設けられた係合部に対して係合する被係合部が形成されている。
これによれば、係合部と被係合部との係合によりハウジングの凹部に対する弁座部材の周方向の位置決めを行うことができる。
本発明の実施例1における減圧弁を示す斜視図である。 実施例1における減圧弁を示す分解斜視図である。 図1のA-A断面図である。 (a)は流入管部の軸方向に沿った縦断面図、(b)は流出管部の軸方向に沿った縦断面図である。 ハウジングを示す下面図である。 (a)はインナープレートを上方から見た斜視図、(b)はインナープレートを下方から見た斜視図である。 弁動作ユニットの斜視図である。 図7のB-B断面図である。 (a)はハウジングにインナープレートを固定した状態を示す縦断面図、(b)は(a)の状態から弁動作ユニットをハウジング内に配置した状態を示す縦断面図、(c)は調圧スプリング、押え部材、螺合部材をハウジングに固定した状態を示す縦断面図である。 図9(b)のC-C断面図である。 本発明の実施例2における減圧弁を示す斜視図である。
本発明に係る減圧弁を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る減圧弁につき、図1から図10を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1の減圧弁1である。この減圧弁1は、温水洗浄便座装置における給水配管に設けられるものである。本実施例1では、給水配管に上流側からストレーナ、逆止弁、止水弁7、減圧弁1、熱交換器、流量調整弁、及びノズル等が配置されており、減圧弁1は、給水配管から供給される水の変動する水圧を一定となるように調圧するものである。減圧弁1は、上流側から水が供給される流入ポート21と、調圧された水を下流側に流出する流出ポート22と、を備えており、上部には、止水弁7が取付けられている。
図2及び図3に示されるように、減圧弁1は、ハウジング2と、弁動作ユニット3と、調圧スプリング4と、押え部材5と、螺合部材6と、から主に構成されている。
先ず、ハウジング2の構成について説明する。ハウジング2は、流入ポート21を内部に有する流入管部2Aと、流出ポート22を内部に有する流出管部2Bと、弁動作ユニット3を挿入可能な下方に開放する略円柱空間をなす凹部23が形成される基部2Cと、を有している。
図4(a)は、流入管部2Aの軸方向に沿った縦断面図であり、ハウジング2には、流入ポート21から水平方向に延びる流路2aが形成されており、流路2aの端部には上方側に開口する窪部2bが形成されている。窪部2bの下方には垂直方向に延びる流路2cが形成されており、流路2cの下端は凹部23に連通している。
尚、止水弁7は、上下方向に動作可能な弁部7aを有する電磁弁であり、ハウジング2の窪部2bの上部にネジN1により密封状態で接続され、弁部7aが窪部2b内で上下に動作することで、流路2aと流路2cとの開放状態及び閉塞状態を切り換えることができるようになっている(図2及び図3参照)。
また、図4(b)は、流出管部2Bの軸方向に沿った縦断面図であり、ハウジング2には、水平に延びる流出ポート22の端部から垂直方向に延びる流路2dが形成されており、流路2dの下端は凹部23に連通している。すなわち、流入ポート21と流出ポート22とは、流路2a,2c,2d、窪部2b、及び凹部23により連通している。また、凹部23の上面23b(凹部23の底面)には、流路2dの開口部の周囲を囲うように環状の溝部23cが形成されている。また、ハウジング2における基部2Cの下端側外周面には、雄ネジ部26が形成されている。
また、図5に示されるように、凹部23の内周面23aにおける中心軸よりも一方側(紙面左側)には、凹部23の内周面23aから内側かつ右方向に突出する縦長の突条部24,24(係合部)が平行に並列して配置されており、凹部23の内周面23aにおける中心軸よりも他方側(紙面右側)には、凹部23の内周面23aから内側かつ前後方向に突出する縦長の突条部25,25(係合部)が対向するように配置されている。
図3を参照して、凹部23の上面23bには、インナープレート8が固着されている。具体的には、図6に示されるように、インナープレート8は、基部81と基部81から後方に突出する突片部82とを有する平面視T字状を成す板部材であり、突片部82には、板厚方向に貫通する孔8aが設けられている。インナープレート8の上面における孔8aの周囲には、溝部23c(図4(b))に嵌合する環状突部8bが形成されており、インナープレート8の下面における孔8aの近傍(基部81側)には、下方に開口する環状凹部8cが形成されており、孔8aと環状凹部8cとは、有底の連結溝8dにより連通している。また、インナープレート8の下面には、孔8a、環状凹部8c、連結溝8dの周囲を囲繞するようにシール溝8eが形成されており、シール溝8eには環状のシール部材9(図2及び図3参照)が嵌合配置されている。
このインナープレート8は、凹部23の上面23bに形成される溝部23cに環状突部8bを嵌合させた状態で溶接によりハウジング2に固着されており、この状態においてインナープレート8の孔8aとハウジング2の流路2dとが連通する(図3参照)。すなわち、インナープレート8は、ハウジング2の一部を構成している。
尚、インナープレート8は、環状突部8bを溝部23cに嵌合させ、基部81の左側面81aを突条部24,24の端面24aに当接させ、突片部82を突条部25,25の間に配置することで、凹部23に対してインナープレート8を正確に配置でき、その状態で溶接できるため、ハウジング2とインナープレート8との組立・溶接作業が簡便である(図5の2点鎖線部分参照)。
次に、弁動作ユニット3について説明する。図7及び図8に示されるように、弁動作ユニット3は、ボディ31(弁座部材)と、ロッド32と、ダイアフラム33と、から主に構成されている。ボディ31には、上方に凹部34、下方に凹部35が形成されているとともに、上部の凹部34を外部に連通する連通流路31a(連通孔)と、下部の凹部35を外部に連通する連通流路31b(連通孔)が形成されている。ボディ31における凹部34,35を区画する左右に延びる区画壁部36には、上下に貫通する貫通孔37が形成されており、貫通孔37を通して凹部34と凹部35とが連通している。
ボディ31の外周面には内径方向に凹む凹溝部31cが形成されており、凹溝部31c内には、Oリング38が嵌合配置されている。また、ボディ31の上部には、連通流路31a,31bと貫通孔37の周辺部分が他の部位よりも上方に延出した延出部31A(被係合部)が形成されている。言い換えれば、ボディ31の上部は、延出部31Aを残して切り欠かれた形状を成しており、該切り欠かれた部分から上方に向けて2条の突条部39,39(被係合部)が延出して設けられている。また、ボディ31の下面には、凹部35の周囲を囲うように下方に開放する環状の凹溝部31dが形成されている。
ロッド32は、円柱状を成し上下方向に延びており、凹部34側から貫通孔37に挿通されており、下端部が凹部35内に配置され、上端部が凹部34内に配置されている。このロッド32には、下方に向けて先細りするテーパ面321を有する弁体部322が設けられており、弁体部322の上部は貫通孔37よりも大径となっている。この弁体部322は、ロッド32が下降することでテーパ面321が貫通孔37を構成する区画壁部36に接触して貫通孔37を開閉するようになっている。すなわち、区画壁部36が弁体部322の弁座として機能しており、テーパ面321は区画壁部36との隙間である弁開度を調整している。また、ロッド32における弁体部322よりも上方には、シールリング323が外嵌されている。このシールリング323は、凹部34の下部に設けられた段部34aに係止されるようになっている。また、ロッド32の下端部には、周方向に環状の溝部324が凹設されているとともに、溝部324の上側に離間した位置に環状の突部325が形成されている。
ダイアフラム33は、ゴム部材で構成される円板状のものであり、ロッド32の下端部に取付けられている。詳しくは、ダイアフラム33の中央部に設けられた貫通孔33aにロッド32の下端部が挿通されており、ダイアフラム33とロッド32の突部325との間には、リング状のリテーナ10が配置されているとともに、ロッド32の溝部324には、リング状のリテーナ11が嵌合されている。つまり、ダイアフラム33は、ロッド32に固定されるリテーナ10,11により上下から挟まれて固定されている。尚、ダイアフラム33の周縁部には、弾性変形するシール部33bが形成されており、ボディ31の凹溝部31dに配置されている。
図3に戻って、調圧スプリング4は、押しばねであり、リテーナ11(図8参照)を介してダイアフラム33と押え部材5との間に配設されており、ダイアフラム33に対して上方側への付勢力を付与している。押え部材5は、断面上向きU字状を成す有底筒状部5aと、有底筒状部5aの開口側端部から外径側に張り出すフランジ部5bと、を備えており、有底筒状部5a内に調圧スプリング4が収納されている。フランジ部5bには、上方に向けて若干突出する環状凸部5cが形成されている。螺合部材6は、断面上向きU字状の有底筒状を成し、該螺合部材6の底部6bの中央部には、上下に貫通する貫通孔6dが形成されており、螺合部材6の周壁部6cには、ハウジング2の雄ネジ部26に螺合可能な雌ネジ部6eが形成されている。
減圧弁1が組み立てられた状態にあっては、ボディ31とハウジング2の凹部23との間の空間が1次圧空間R1となっており、ボディ31の凹部35とダイアフラム33との間の空間が2次圧空間R2となっている。1次圧空間R1の上流側には、流入ポート21、流路2a,2c、窪部2bが連通しており、1次圧空間R1の下流側には、連通流路31a、凹部34が連通している。また、2次圧空間R2の上流側には、ボディ31の貫通孔37により凹部34と連通しており、2次圧空間R2の下流側には、連通流路31b、孔8a、流路2d、流出ポート22が連通している。
2次圧空間R2が高圧となったときには、調圧スプリング4の付勢力に抗してダイアフラム33が変形し、これに伴ってロッド32が下方に移動し、弁体部322のテーパ面321と区画壁部36との隙間が減少して水の流量が絞られ、流出ポート22から流出される水圧が減圧されるようになっている。また、減圧された水の一部は、インナープレート8の孔8aから連結溝8dを通って環状凹部8cに流入し、弁体部322が貫通孔37の開度を拡大する方向にロッド32を動かす背圧として用いられるため、弁動作ユニット3の動作が安定する。
次に、減圧弁1の組み立て手順について説明する。図9(a)に示されるように、先ず、ハウジング2にインナープレート8を溶着させ固定する。その後、インナープレート8のシール溝8eにシール部材9を嵌合させる。ハウジング2にインナープレート8が固着された状態では、ハウジング2の流路2dとインナープレート8の孔8aとが連通する。
次いで、図9(b)に示されるように、ボディ31、ロッド32、ダイアフラム33が一体に組み付けられた弁動作ユニット3をハウジング2の凹部23内に挿入する。弁動作ユニット3がハウジング2の凹部23内に挿入された際には、インナープレート8の孔8aとボディ31の連通流路31bとが連通し、インナープレート8の環状凹部8cがボディ31の凹部34に連通し、ロッド32の上端部の一部は環状凹部8c内に配置される。また、ボディ31の凹部34は、インナープレート8に閉塞されるため、ロッド32に外嵌されたシールリング323は、凹部34内から離脱することが防止される。また、ボディ31の外周面(凹溝部31c)に配置されたOリング38が凹部23の内周面23aに圧接される。
また、このとき、図10に示されるように、凹部23の内周面23aに設けられた突条部24,24がボディ31の突条部39,39の間に配置され、且つボディ31の延出部31Aが突条部25,25の間に配置されるため、弁動作ユニット3の周方向の位置決めがされる。また、弁動作ユニット3をハウジング2の凹部23に挿入するときには、ボディ31の突条部39,39が凹部23の突条部24,24に摺動し、ボディ31の延出部31Aが突条部25,25に沿って摺動するため、弁動作ユニット3を周方向に位置決めしながら弁動作ユニット3をハウジング2の凹部23に挿入でき、かかる作業が簡便となる。尚、本実施例では、弁動作ユニット3全体が凹部23内に配置される形態を例示したが、弁動作ユニット3の少なくとも一部が凹部23内に配置されていれば、一部が凹部23から外部に突出していてもよい。
次に、図9(c)に示されるように、ダイアフラム33と押え部材5との間に調圧スプリング4を配置した状態で、押え部材5のフランジ部5bをボディ31に押し付けるとともに、押え部材5の有底筒状部5aを螺合部材6の貫通孔6dに通した状態で該螺合部材6をハウジング2に螺合接続する。これにより、螺合部材6の底部6bにより押え部材5のフランジ部5bがボディ31側に押し付けられ、これによりボディ31が押え部材5のフランジ部5bとインナープレート8とで狭持され、ハウジング2に対するボディ31の上下方向の位置決めがされる。また、このときには、ダイアフラム33の周縁部に設けられたシール部33bがボディ31(凹溝部31d)と押え部材5(環状凸部5c)とで狭圧されてボディ31と押え部材5とが密封状態に接続される。
以上説明したように、ボディ31と、ロッド32と、ダイアフラム33と、が弁動作ユニット3としてユニット化された状態でハウジング2の凹部23に配置され、ダイアフラム33との間に調圧スプリング4を配置した状態で押え部材5がハウジング2に固定され、押え部材5がハウジング2に固定された状態において、ボディ31が押え部材5によりハウジング2の凹部23の上面23b(インナープレート8)に押し付けられており、ボディ31とダイアフラム33との間に2次圧空間R2が形成されている。
これによれば、押え部材5とダイアフラム33との間に調圧スプリング4を配置した状態で押え部材5をハウジング2に固定する作業を行えば、ハウジング2に対する弁動作ユニット3の位置決め作業も同時に完了するので、弁動作ユニット3の固定作業と調圧スプリング4の固定作業とを別々に行わなくて済み、さらに、ボディ31、ロッド32、ダイアフラム33が一体に組み付けられた弁動作ユニット3をハウジング2の凹部23に配置できるので、減圧弁1の組み立てを簡便に行うことができる。
また、ボディ31とハウジング2との間に1次圧空間R1と2次圧空間R2とを区画するシール部材9が設けられている。詳しくは、減圧弁1を組み立てた状態にあっては、ボディ31とハウジング2を構成するインナープレート8との間に環状のシール部材9が挟圧されており、シール部材9は、2次圧空間R2に連通する孔8a及び流路2dと1次圧空間R1とを区画している。これによれば、1次圧空間R1と2次圧空間R2との間での水漏れを防止できるとともに、ボディ31とインナープレート8との間でシール部材9が挟圧されるので、密封性が高く、且つシール部材9の設置も簡便である。
また、ダイアフラム33の周縁部のシール部33bは、ボディ31の凹溝部31dと押え部材5の環状凸部5cとの間で密封状態で狭持されている。すなわち、ボディ31と押え部材5とを用いてダイアフラム33を固定できるので、ダイアフラム33をボディ31に及びネジを用いた固定や溶接による固定等をしなくて済み、ダイアフラム33を簡便に設置できる。また、環状凸部5cに押圧力が集中するので、ボディ31を押え部材5とハウジング2とで強固に狭持できるとともに、ダイアフラム33のシール部33bが環状凸部5cとボディ31との間で強い力で狭圧され、押え部材5とボディ31との間の密封性が向上する。
また、ボディ31には、1次圧空間R1と凹部34とを連通する連通流路31a(連通孔)が設けられている。これによれば、複雑な流路を形成しなくても1次圧空間R1と貫通孔37に連通するロッド周囲の空間である凹部34とを連通する流路を簡素に構成できる。
また、ボディ31には、2次圧空間R2とハウジング2に設けられる流出ポート22とを連通する連通流路31b(連通孔)が設けられている。これによれば、ロッド32やハウジング2等に複雑な流路を形成しなくても2次圧空間R2と流出ポート22との流路を簡素に構成できる。また、1次圧空間R1と2次圧空間R2とを連通する連通流路31aもボディ31に設けられているので、連通流路31a,31bに不具合が生じた場合には、ボディ31を取り替えればよいため、メンテナンスがしやすい。
また、ハウジング2に螺合する螺合部材6を備え、螺合部材6により押え部材5がボディ31側に押圧される。これによれば、ハウジング2に対する押え部材5の固定が螺合部材6の1回のねじ込み作業により完了するので、ハウジング2に対して押え部材5を複数のボルトで固定することに比べて、減圧弁1の組み立て作業が簡便である。さらに、螺合部材6の螺合時に生じる回転方向の力が調圧スプリング4や弁動作ユニット3に掛かることを防止でき、調圧スプリング4や弁動作ユニット3をハウジング2に対して正確に取付けることができる。
さらに、螺合部材6は、ハウジング2の外周面に対して外側から螺合される。具体的には、ハウジング2の外周面には雄ネジ部26が形成されており、螺合部材6の内周面には雌ネジ部6eが形成されており、螺合部材6がハウジング2の外側から螺合されるようになっている。これによれば、螺合部材6を接続するためのネジ部をハウジング2の凹部23の内面に形成しなくて済み、凹部23を広く使用することができるため、ハウジング2をコンパクトにすることができる。
また、ボディ31には、ハウジング2の凹部23に設けられた突条部24,25に対して係合する突条部39及び延出部31Aが形成されている。具体的には、突条部24,24が突条部39,39の間に配置され、且つボディ31の延出部31Aが突条部25,25の間に配置され、弁動作ユニット3の周方向の位置決めがされるので、弁動作ユニット3を確実に動作させることができる。
次に、実施例2に係る減圧弁につき、図11を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成の説明を省略する。
図11に示されるように、実施例2における減圧弁100の押え部材50は、フランジ部50bの開口側の周縁が切り欠かれた断面L字状の環状凹部50cが形成されている。また、ボディ310には、環状凹部50cに挿入可能な環状凸部311が形成されている。減圧弁100を組み立てた状態では、環状凹部50cと環状凸部311とによりダイアフラム33の周縁部のシール部33bが挟圧される。これによれば、環状凸部311に押圧力が集中するので、ボディ310を押え部材50とハウジング2とで強固に狭持できるとともに、ダイアフラム33のシール部33bがボディ310の環状凸部311と押え部材50の環状凹部50cとの間で強い力で狭圧され、押え部材50とボディ31との間の密封性が向上する。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、押え部材5と螺合部材6が別体で構成される形態を例示したが、これに限られず、押え部材5と螺合部材6とが一体に形成されていてもよい。また、前記実施例では、螺合部材6をハウジング2に螺合固定したときに、弁動作ユニット3が凹部23の内面に押し付けられる形態を例示したが、弁動作ユニット3が螺合部材6に固定されており、螺合部材6をハウジング2に螺合固定したときに弁動作ユニット3が凹部23内に配置されるようになっていてもよい。
また、前記実施例では、ダイアフラム33の周縁部のシール部33bがボディ31と押え部材5との間で密封状態で狭持されている形態を例示したが、ダイアフラム33の周縁部がボディ31に溶接やネジなどで固着されていてもよい。この場合、ダイアフラム33の周縁部がボディ31と押え部材5との間で狭持されていなくても2次圧空間を形成することができる。
尚、前記実施例では、押え部材または弁座部材の一方に環状凸部を設け、押え部材または弁座部材の他方に環状凹部を設け、環状凸部と環状凹部との間でダイアフラムの周縁部が狭持される形態を例示したが、押え部材と弁座部材との間でダイアフラムの周縁部が密封状態で狭持されれば押え部材と弁座部材とが平坦に形成されていてもよい。また、ダイアフラム周縁部が弁座部材に密封状態で固着されている場合には、押え部材または弁座部材に凸部が周方向に複数設けられていてもよい。
また、前記実施例では、2次圧空間と流出ポート22とを連通する連通流路31bを弁動作ユニット3のボディ31に設ける形態を例示したが、これに限られず、ロッド32の軸方向に沿って貫通する孔を形成し、該孔により2次圧空間と流出ポート22とが連通するようになっていてもよい。
また、前記実施例では、螺合部材6をハウジング2に外側から螺合される形態を例示したが、本実施例は、これに限定されるものではなく、ハウジング2の内周面に雌ネジ部を設け、螺合部材6の外周面に雄ネジ部を設け、ハウジング2の内側に螺合部材6が螺合接続されていてもよい。また、押え部材5がボルトなどの締結部材によりハウジング2に対して固定されるようになっていてもよい。
また、前記実施例では、ボディ31の突条部39及び延出部31Aがハウジング2の突条部24,25に対して係合する形態を例示したが、これに限定されるものではなく、ボディ31とハウジング2の凹部23とが凹凸嵌合していればよい。例えば、ハウジング2の凹部23の内周面23aに凹溝を設け、ボディ31の外周面に前記凹溝に嵌合可能な突部を設けてもよい。
1 減圧弁
2 ハウジング
3 弁動作ユニット
4 調圧スプリング
5 押え部材
6 螺合部材
6e 雌ネジ部
8 インナープレート
9 シール部材
21 流入ポート(流入口)
22 流出ポート(流出口)
23 凹部
23b 上面(内面)
24,25 突条部(係合部)
26 雄ネジ部
31 ボディ(弁座部材)
31A 延出部(被係合部)
31b 連通流路(連通孔)
32 ロッド
33 ダイアフラム
33b シール部
35 凹部
37 貫通孔
39 突条部(被係合部)
50 押え部材
100 減圧弁
322 弁体部
R1 1次圧空間
R2 2次圧空間

Claims (7)

  1. ハウジングの凹部内に設けられ貫通孔が設けられた弁座部材と、前記貫通孔に挿通され該貫通孔との隙間である弁開度を調整可能な弁体部を有するロッドと、前記ロッドに接続されるダイアフラムと、一端が前記ダイアフラムに当接する調圧スプリングと、前記調圧スプリングの他端に当接する押え部材と、を有し、
    前記ハウジングに螺合する螺合部材を備え、該螺合部材により前記弁座部材と前記押え部材が前記ハウジングに固定され、前記弁体部が前記貫通孔を閉弁することにより前記弁座部材の一方側と他方側とがそれぞれ1次圧空間と2次圧空間とに区画され
    前記押え部材は、外径側に張り出すフランジ部を有しており、
    前記押え部材は、前記フランジ部の一面が前記弁座部材に当接し、かつ前記フランジ部の他面が前記螺合部材の一部により押し付けられた状態で前記ハウジングに固定されることを特徴とする減圧弁。
  2. 前記螺合部材により前記弁座部材が前記押え部材を介して前記ハウジングの前記凹部の内面に押し付けられていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  3. 前記弁座部材と前記ハウジングとの間に前記1次圧空間と前記2次圧空間とを区画するシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の減圧弁。
  4. 前記ダイアフラムの周縁部は、前記弁座部材と前記押え部材との間で密封状態で狭持されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の減圧弁。
  5. 前記弁座部材には、前記2次圧空間と前記ハウジングに設けられる流出口とを連通する連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の減圧弁。
  6. 前記螺合部材の内周の雌ネジ部は、前記ハウジングの外周の雄ネジ部に対して螺合されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の減圧弁。
  7. 前記弁座部材には、前記ハウジングの前記凹部に設けられた係合部に対して係合する被係合部が形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の減圧弁。
JP2018131569A 2018-07-11 2018-07-11 減圧弁 Active JP7094625B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131569A JP7094625B2 (ja) 2018-07-11 2018-07-11 減圧弁
CN201910602868.1A CN110715085A (zh) 2018-07-11 2019-07-05 减压阀
CN202111084441.0A CN113958741A (zh) 2018-07-11 2019-07-05 减压阀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131569A JP7094625B2 (ja) 2018-07-11 2018-07-11 減圧弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020009311A JP2020009311A (ja) 2020-01-16
JP7094625B2 true JP7094625B2 (ja) 2022-07-04

Family

ID=69151921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018131569A Active JP7094625B2 (ja) 2018-07-11 2018-07-11 減圧弁

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7094625B2 (ja)
CN (2) CN110715085A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205992A (ja) 2012-03-27 2013-10-07 Fuji Koki Corp 減圧弁

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT356469B (de) * 1978-07-25 1980-04-25 Hoerbiger Ventilwerke Ag Verstelleinrichtung fuer regelgeraete
JP3531521B2 (ja) * 1999-03-23 2004-05-31 Smc株式会社 真空圧力調整装置
JP4226486B2 (ja) * 2004-02-10 2009-02-18 株式会社ケーヒン ガス用レギュレータ
ES2239550B1 (es) * 2004-12-14 2006-06-01 Goizper, S.Coop Regulador de presion de liquidos.
JP4928959B2 (ja) * 2007-01-25 2012-05-09 株式会社ケーヒン ガス用減圧弁
JP4721076B2 (ja) * 2008-07-08 2011-07-13 Smc株式会社 減圧装置
ZA201003598B (en) * 2009-05-21 2011-02-23 Cla-Val Co Pressure management control valve assembly
CN202418777U (zh) * 2012-02-14 2012-09-05 罗达莱克斯阀门(上海)有限公司 用于天然气汽车发动机供气***的调压器
JP6357114B2 (ja) * 2015-01-13 2018-07-11 イーグル工業株式会社 逆止弁付き容量制御弁
CN105840886A (zh) * 2016-06-07 2016-08-10 镇江闽乐建材有限公司 一种新型单向阀
JP6449208B2 (ja) * 2016-10-20 2019-01-09 株式会社不二工機 減圧弁
JP6429843B2 (ja) * 2016-10-20 2018-11-28 株式会社不二工機 減圧弁

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205992A (ja) 2012-03-27 2013-10-07 Fuji Koki Corp 減圧弁

Also Published As

Publication number Publication date
CN113958741A (zh) 2022-01-21
JP2020009311A (ja) 2020-01-16
CN110715085A (zh) 2020-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI410575B (zh) 流體壓力機器之閥構造
KR101232436B1 (ko) 조절 밸브
JP5990566B2 (ja) バルブカートリッジを有する背圧調節バルブ
JP5512391B2 (ja) 弁装置
KR20150024789A (ko) 감압 밸브
WO2005054729A1 (ja) 流体制御器
JP6321367B2 (ja) 減圧弁
JP2010112539A (ja) 圧力バランス型制御弁
JP7094625B2 (ja) 減圧弁
KR102116863B1 (ko) 공기압 조작 밸브 및 그 조립 방법
JP2012172772A (ja) 混合水栓
JP3863550B1 (ja) ウエハー形直動式バルブ
JP2007524050A (ja) 漏れ抵抗性電磁弁
JP7237969B2 (ja) 減圧弁
JPS6139907Y2 (ja)
KR101108939B1 (ko) 감압장치
JP6516696B2 (ja) 容量調整弁
JP5303247B2 (ja) 逆止弁
JP4549981B2 (ja) 流体制御機器
JP6732648B2 (ja) 弁装置
JPH09217844A (ja) 流体制御弁
JP6104073B2 (ja) 減圧弁
JP7402544B2 (ja) バルブ装置、流体制御装置及びバルブ装置の製造方法
JP2012172411A (ja) 混合水栓
US625520A (en) sauer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7094625

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150