JP7093895B2 - インクカートリッジ検証方法、システム、読み取り可能な記憶媒体及び装置 - Google Patents

インクカートリッジ検証方法、システム、読み取り可能な記憶媒体及び装置 Download PDF

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Description

本願は、2018年11月7日に出願されて出願番号が201811320260.1で名称が「インクカートリッジ検証方法、システム、読み取り可能な記憶媒体及び装置」である中国特許出願を優先権として主張する。ここで、その全体を援用により本願に取り込まれている。
本発明はプリンターのインクカートリッジの技術分野に関し、特にインクカートリッジ検証方法、システム、読み取り可能な記憶媒体及び装置に関する。
近年、インクジェット印刷技術の成熟に伴い、インクジェット印刷製品が増え、印刷消耗品の消費量も増加している。印刷に使用されるインクカートリッジは一般的に使い捨て製品としている。しかし、使い捨てで使用されたインクカートリッジは、大量廃棄で資源の浪費や環境汚染を引き起こす。インク補充によるインクカートリッジ再生に対する人々の認識および認可の向上、ならびに資源の節約および環境保護に対する意識の強化に伴い、インク補充を利用してインクカートリッジの再生を実現することが徐々にプリンター開発のトレンドになっている。
しかし、インクカートリッジをプリンターから取り外してインクカートリッジに対してインク補充を行う過程において、インクカートリッジが損なわれる可能性があり、インク補充が完成したとしても、インクカートリッジの印刷効果を確認することが困難である。
これに基づき、インク補充によるインクカートリッジ再生の印刷効果を確認することが困難であるという問題を解決するために、インクカートリッジ検証方法、システム、読み取り可能な記憶媒体及び装置を提供する必要がある。
インクカートリッジのドットの総計を取得するステップと、インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得するステップと、ドットの総計に対する故障ドットの数の比率が第一プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップと、を含むインクカートリッジ検証方法。
上記インクカートリッジ検証方法によれば、インクカートリッジのドットの総計を取得し、インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得する。ドットの総計に対する故障ドットの数の比率が第一プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。本技術案では、インクカートリッジの中の故障ドットを検出して、ドット総計に対するその数の比率を統計する。比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定する。これにより、インク補充によるインクカートリッジの再生後に印刷効果を反映することができる。
一実施例において、インクカートリッジのドットの総計を取得するステップは、インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、メモリ情報に基づいて、ドットの総計を含むインクカートリッジのヘッド情報を取得するステップを含む。
一実施例において、インクカートリッジのドットを検出するステップは、何れかのドットに対して、該ドットに駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定するステップを含む。
一実施例において、該ドットに駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定するステップは、該ドットを加熱してインクを吐出させるための発熱素子に駆動信号を印加するステップと、発熱素子の駆動端の電位を検出し、駆動端の電位と駆動信号の電位とが一致する場合、該ドットが故障したと判定するステップと、を含む。
一実施例において、ヘッド情報は、ドットの配列位置をさらに含み、方法は、故障ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列のドットにおいて連続して故障したドットの数を取得し、連続して故障したドットの数がプリセット値以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップをさらに含む。
一実施例において、インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップは、インクカートリッジに対して印刷テストを行うときに、インクカートリッジのドットの下に設置される試験紙でインク吐出によるインクカートリッジのドットの痕跡を走査して印刷画像を取得するステップと、印刷画像とプリセットテスト画像を対比して印刷画像とプリセットテスト画像との類似度、及びプリセットテスト画像に対する印刷画像の余白比率を取得するステップと、類似度と余白比率から異常ドットの数を取得するステップと、ドットの総計に対する異常ドットの数の比率が第二プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップと、を含む。
一実施例において、類似度と余白比率に基づいて異常ドットの数を取得するステップは、何れかのドットに対して、類似度が第一閾値以下、または余白比率が第二閾値以上である場合、該ドットが異常ドットであると判定するステップと、インクカートリッジの中の異常ドットの数を統計するステップと、を含む。
一実施例において、第一プリセット比と第二プリセット比は、調整可能なものである。
インクカートリッジのドットの総計を取得するためのデータ取得ユニットと、インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得するための故障検出ユニットと、ドットの総計に対する故障ドットの数の比率がプリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定するための分析検証ユニットと、を含むインクカートリッジ検証システム。
上記インクカートリッジ検出システムによれば、データ取得ユニットは、インクカートリッジのドットの総計を取得する。故障検出ユニットは、インクカートリッジのドットを検出して故障ドットの数を取得する。分析検証ユニットは、ドットの総計に対する故障ドットの数の比率がプリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。本技術案では、インクカートリッジの中の故障ドットを検出してドット総計に対するその数の比率を統計し、比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定する。これにより、インク補充によるインクカートリッジの再生後に印刷効果を反映することができる。
一実施例において、データ取得ユニットは、インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、メモリ情報に基づいて、ドットの総計を含むインクカートリッジのヘッド情報を取得する。
一実施例において、故障検出ユニットは、何れかのドットに対して、該ドットに駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定する。
一実施例において、故障検出ユニットは、該ドットを加熱してインクを吐出させるための発熱素子に駆動信号を印加する。
故障検出ユニットは、検出発熱素子の駆動端の電位を検出し、駆動端の電位と駆動信号の電位とが一致する場合、該ドットが故障したと判定する。
一実施例において、ヘッド情報は、ドットの配列位置をさらに含み、分析検証ユニットは、故障ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列のドットにおいて連続して故障したドットの数を取得し、連続して故障したドットの数がプリセット値以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
一実施例において、インクカートリッジ検証システムは、試験走査ユニットと画像対比ユニットをさらに含む。
試験走査ユニットは、インクカートリッジに対して印刷テストを行うときに、インクカートリッジのドットの下に設置される試験紙でインク吐出によるインクカートリッジのドットの痕跡を走査して印刷画像を取得するためのものである。
画像対比ユニットは、印刷画像とプリセットテスト画像を対比して印刷画像とプリセットテスト画像との類似度、及びプリセットテスト画像に対する印刷画像の余白比率を取得するためのものである。
故障検出ユニットは、類似度と余白比率に基づいて異常ドットの数を取得するためにも用いられる。
分析検証ユニットは、ドットの総計に対する異常ドットの数の比率が第二プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定するためにも用いられる。
一実施例において、故障検出ユニットは、何れかのドットに対して、類似度が第一閾値以下、または余白比率が第二閾値以上である場合、該ドットが異常ドットであると判定し、インクカートリッジの中の異常ドットの数を統計する。
一実施例において、第一プリセット比と第二プリセット比は、調整可能なものである。
実行可能なプログラムが記憶されている読み取り可能な記憶媒体であって、実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されると、上記インクカートリッジ検証方法のステップが実現される。
上記読み取り可能な記憶媒体に記憶される実行可能なプログラムによって、インクカートリッジの中の故障ドットを検出して、ドット総計における該数の比率を統計し、比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさなく正常に使用することができると判定できる。これにより、インク補充によるインクカートリッジ再生の後に印刷効果を反映することができる。
実行可能なプログラムが記憶されているメモリ、及びプロセッサを含むインクカートリッジ検証装置であって、実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されると、上記インクカートリッジ検証方法のステップが実現される。
上記インクカートリッジ検出装置は、実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されることにより、インクカートリッジにおける故障ドットを検出し、ドット総計における該数の比率を統計し、比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定できる。これにより、インク補充によるインクカートリッジ再生の後に印刷効果を反映することができる。
一実施例に係るインクカートリッジ検証方法の適用シーン図である。 一実施例に係るインクカートリッジ検証方法のフローチャートである。 一実施例に係るインクカートリッジ検証システムの構造概略図である。 別の実施例に係るインクカートリッジ検証システムの構造概略図である。
本発明の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、添付した図面および実施例を参照して本発明を詳細に説明する。本明細書に記載の具体的な実施形態は本発明を解釈するために用いられ、本発明の保護範囲を限定するものではない。
なお、本発明の実施例における「第一/第二」という用語は、類似する要素を区分するだけであり、要素の特定の順序を表すものではない。特に制限がない場合には、「第一/第二」による特定の順序又は優先順序は替わってもよい。 「第一/第二」によって区分される要素は、本明細書で説明される本発明の実施例が本明細書で図示または説明される順序以外の順序で実施できるように、適切な場合に交換されてもよい。
本願により提供されるインクカートリッジのドット検出方法は、図1に示すようなインクカートリッジ試験機に応用することができる。インクカートリッジ試験機には、インクカートリッジ固定フレーム1が取り付けられ、インクカートリッジ固定フレーム1は、検出するインクカートリッジ2を固定するために用いられ、インクカートリッジ2のヘッドが下に向かい、インクカートリッジ2のヘッドの下方に通紙ガイドレールが備えられ、通紙ガイドレールの一側が給紙口であり、他側が排紙口である。試験紙は、インクカートリッジのヘッドが印刷するように、給紙口と排紙口を介して通紙ガイドレールに移動する。インクカートリッジ試験機の内部のプロセッサは、インクカートリッジ固定フレーム1によってインクカートリッジ2と接続されるので、インクカートリッジのドット情報を取得し、インクカートリッジのドットを検出し、インクカートリッジの印刷性能を検証することができる。
図2は、参照として、本発明の一実施例に係るインクカートリッジ検証方法のフローチャートである。該実施例におけるインクカートリッジ検証方法は、以下のステップを含む。
ステップS110:インクカートリッジのドットの総計を取得する。
このステップにおいて、インクカートリッジは主にそのヘッドによってインクを吐出し、ヘッドには、複数のドットがある規則に従って配列されている。
ステップS120:インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得する。
このステップにおいて、インクカートリッジのドットを検出することにより、ドットが故障したかどうかが分かり、故障ドットの数を統計することができる。
ステップS130:ドットの総計に対する故障ドットの数の比率が第一プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
このステップにおいて、全てのドットに対する故障ドットの比率が第一プリセット比以下であることは、インクカートリッジのヘッドの印刷効果に影響を及ぼさないので、インクカートリッジが検証を通過したとする。
本実施例において、インクカートリッジのドットの総計を取得し、インクカートリッジのドットを検出し、故障ドットの数を取得する。ドットの総計に対する故障ドットの数の比率が第一プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。本技術案において、インクカートリッジの中の故障ドットを検出ことにより、ドット総計に対するその数の比率を統計する。比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定できる。これにより、インク補充によるインクカートリッジの再生後に印刷効果を反映することができる。
なお、インクカートリッジ検証の過程において、操作員がインクカートリッジの具体的な情報を把握することができるように、例えばドット総計、故障ドット数、検証結果などの検証過程において重要なバラメータをインクカートリッジ試験機のディスプレイに表示させることができる。
一実施例において、インクカートリッジのドットの総計を取得するステップは以下のステップを含む。
インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、そのメモリ情報に基づいて、ドットの総計を含むインクカートリッジのヘッド情報を取得する。
本実施例において、インクカートリッジの制御チップにはインクカートリッジのバラメータ情報が記憶されており、制御チップにおけるメモリ情報を読み取ることによって、インクカートリッジのバラメータを得て、バラメータからインクカートリッジのヘッド情報を抽出することができる。ヘッドには複数のドットがあり、ヘッド情報を利用することでドットの総計を得ることができ、さらにインクカートリッジのドットを検出することができる。
さらに、インクカートリッジの型番号データとヘッド情報との関連データテーブルを予め保存して、制御チップのメモリ情報を読み取るときに、インクカートリッジ型番号データを取得し、そのインクカートリッジ型番号データに基づいて関連データテーブルでインクカートリッジ型番号を検索し、対応となるヘッド詳細情報を得ることができる。
一実施例において、インクカートリッジのドットを検出するステップは以下のステップを含む。
何れかのドットに対して、該ドットに駆動信号を印加する。駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定する。
本実施例において、ヘッドには複数のドットがあり、何れかのドットに対して駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号を検出することによってドットが故障したかどうかを判定する。駆動フィードバック信号がなければ、ドットの駆動制御に故障が発生したことを示す。駆動フィードバック信号がある場合、ドットが正常にインクを吐出できることを示す。これにより、ドットの性能状態を確認する。
一実施例において、該ドットに対して駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定するステップは以下のステップを含む。
該ドットを加熱してインクを吐出させるための発熱素子に駆動信号を印加する。
発熱素子の駆動端の電位を検出し、駆動端の電位と駆動信号の電位とが一致する場合、該ドットが故障したと判定する。
本実施例において、発熱素子とドットとは個別に対応し、ドットのインク吐出を制御するために用いられる。ドットを選んだ後、ドットの発熱素子に駆動信号を印加する。発熱素子の接続が正常である場合、発熱素子を導通させることができる。このとき、発熱素子は駆動端の電位が変化して駆動信号の電位と異なるようになる。発熱素子は破損または接続が故障した場合、発熱素子の駆動端の電位と駆動信号の電位とが一致になる。これにより、ドットの作業性能を検出することができる。
なお、駆動フィードバック信号は、駆動信号の電位と異なる駆動端の電位を含む。
具体的には、ドットの発熱素子の駆動端には、一つのプルアップ抵抗を電源端まで接続する。ドットが選ばれて発熱素子が導通された場合、発熱素子の駆動端の電位が引き下げられることになる。発熱素子が異常である場合、駆動端の電位が引き下げられないことになる。駆動端の電位状態に基づいてドットが正常であるかどうかを判定することができる。ヘッドに複数のドットがあるので、毎回一つのドットだけを選んで、その発熱素子の駆動端を検出し、そしてドットの配列順次に応じて全てのドットを検出する。また、発熱素子の機能は、インクカートリッジのインク吐出を励起することであり、該発熱素子は、電気信号によって発熱を制御する異なる素子であってもよく、例えばサーミスタなどである。
一実施例において、ヘッド情報は、ドットの配列位置をさらに含み、その方法は以下のステップをさらに含む。
故障ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列ドットにおいて連続して故障したドットの数を取得する。連続して故障したドットの数がプリセット値以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
本実施例において、ドットは、規定の位置に応じて配列されるものであり、一般的に数列のドットに分けられ、列ごとに複数のドットが含まれる。単列において連続して配列している複数のドットが何れも故障した場合、印刷の時に広い領域の余白が現れて印刷効果に酷い影響を与える。したがって、故障ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列ドットにおいて連続して故障したドットの数を確認することができる。その数が小さいことに限って、インクカートリッジが検証を通過して正常に使用される。
一実施例において、インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップは以下のステップを含む。
インクカートリッジに対して印刷テストを行うときに、インクカートリッジのドットの下に設置される試験紙でインク吐出によるインクカートリッジのドットの痕跡を走査して印刷画像を取得する。
印刷画像とプリセットテスト画像を対比して印刷画像とプリセットテスト画像との類似度、及びプリセットテスト画像に対する印刷画像の余白比率を取得する。
類似度と余白比率に基づいて異常ドットの数を取得する。
ドットの総計に対する異常ドットの数の比率が第二プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
本実施例において、ドットの検出によりインクカートリッジのドットの制御に故障があるかどうかを調査することができるが、電気プリントヘッドと速乾インクの配置のため、インクカートリッジをプリンターから取り外してしばらく使用していないと、ヘッドに残された速乾インクが乾く。これにより、インクカートリッジのヘッドが詰まり、そして環境中の塵も影響を与えるので、たとえインクカートリッジのドットの制御が正常であったとしても、ドットは正常にインクを吐出できない。したがって、ヘッドを駆動しインクを吐出させ、試験紙でインクを吐出して印刷させ、試験紙でインク吐出の痕跡を走査し、印刷画像とプリセットテスト画像との間の類似度及び余白比率を分析することによって、異常ドットの数を判定することができる。異常ドットの数がプリセット条件の範囲内である場合、インクカートリッジのヘッドが正常にインクを吐出できることを示す。
なお、インクカートリッジの印刷効果を保証するように、インクカートリッジにおいてドット総計に対する故障ドット数の比率が第一プリセット比以下であるとともに、ドット総計に対する異常ドット数の比率が第二プリセット比以下であることによって、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
さらに、非故障ドットの数に対する異常ドットの数の比率が第三プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。上記の実施例において、第一プリセット比、第二プリセット比、及び第三プリセット比は何れも調整可能なものである。
一実施例において、類似度及び余白比率に基づいて異常ドットの数を取得するステップは以下のステップを含む。
何れかのドットに対して、類似度が第一閾値以下、または余白比率が第二閾値以上である場合、該ドットが異常ドットであると判定する。
インクカートリッジの中の異常ドットの数を統計する。
本実施例において、類似度と余白比率に対してそれぞれ2つの閾値を設置し、類似度が第一閾値以下、または余白比率が第二閾値以上であれば、インクカートリッジのドット状態が異常であり、プリセットテスト画像をよく印刷できないこととする。これを依拠として、インクカートリッジの中の異常ドットの数を比較的に全面的に統計できる。
なお、類似度と余白比率は、単一のドットに対するものであってもよい。即ち、単一のドットのインク吐出痕迹と該ドットで印刷する画像との間の類似度と余白比率とすることである。
一実施例において、インクカートリッジのドットの総計を取得するステップは以下のステップを含む。
前記インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、前記メモリ情報に基づいて、ドットの総計及びドットの配列位置を含む前記インクカートリッジのヘッド情報を取得する。
インクカートリッジ検証方法は、以下のステップをさらに含む。
異常ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列ドットにおいて連続異常のドットの数を取得する。連続異常のドットの数が第三閾値以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
本実施例において、ドットは、規定の位置に応じて配列されるものであり、一般的には数列のドットに分けられ、列ごとに複数のドットが含まれる。単列において連続して配列される複数のドットのインク吐出痕迹が類似度と余白比率に対する要求を満たさない場合、印刷の時に広い領域の余白が現れて印刷効果に酷い影響を与える。したがって、異常ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列ドットにおいて連続異常のドットの数を確認する。該数が予め設定された第三閾値より小さいことに限って、インクカートリッジが検証を通過して正常に使用される。第三閾値は、実際の状況に応じて調整可能である。
上記のインクカートリッジ検証方法によれば、本発明の実施例は、インクカートリッジ検証システムをさらに提供する。以下は本発明のインクカートリッジ検証システムの実施例について詳しく説明する。
図3は、参照として、本発明の一実施例に係るインクカートリッジ検証システムの構造概略図である。該実施例に係るインクカートリッジ検証システムは、
インクカートリッジのドットの総計を取得するためのデータ取得ユニット210と、
インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得するための故障検出ユニット220と、
ドットの総計に対する故障ドットの数の比率がプリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定するための分析検証ユニット230と、を含む。
本実施例において、データ取得ユニット210は、インクカートリッジのドットの総計を取得する。故障検出ユニット220は、インクカートリッジのドットを検出して故障ドットの数を取得する。分析検証ユニット230は、ドットの総計に対する故障ドットの数の比率がプリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。本技術案では、インクカートリッジの中の故障ドットを検出してドット総計に対する該数の比率を統計し、比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定できる。これにより、インク補充によるインクカートリッジの再生後に印刷効果を反映することができる。
一実施例において、データ取得ユニット210は、インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、メモリ情報に基づいて、ドットの総計を含むインクカートリッジのヘッド情報を取得する。
一実施例において、故障検出ユニット220は、何れかのドットに対して、該ドットに駆動信号を印加する。駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定する。
一実施例において、故障検出ユニット220は、該ドットを加熱してインクを吐出させるための発熱素子に駆動信号を印加する。
故障検出ユニット220は、発熱素子の駆動端の電位を検出し、駆動端の電位と駆動信号の電位とが一致する場合、該ドットが故障したと判定する。
一実施例において、ヘッド情報は、ドットの配列位置をさらに含む。分析検証ユニット230は、故障ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列ドットにおいて連続して故障したドットの数を取得する。連続して故障したドットの数がプリセット値以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
一実施例において、図4に示すように、インクカートリッジ検証システムは、試験走査ユニット240と画像対比ユニット250をさらに含む。
試験走査ユニット240は、インクカートリッジに対して印刷テストを行うときに、インクカートリッジのドットの下に設置される試験紙でインク吐出によるインクカートリッジのドットの痕跡を走査して印刷画像を取得するために用いられる。
画像対比ユニット250は、印刷画像とプリセットテスト画像を対比して印刷画像とプリセットテスト画像との類似度、及びプリセットテスト画像に対する印刷画像の余白比率を取得するために用いられる。
故障検出ユニット220は、類似度と余白比率に基づいて異常ドットの数を取得することにも用いられる。
分析検証ユニット230は、ドットの総計に対する異常ドットの数の比率が第二プリセット比以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定することにも用いられる。
一実施例において、故障検出ユニット220は、何れかのドットに対して、類似度が第一閾値以下、または余白比率が第二閾値以上である場合、該ドットが異常ドットであると判定して、インクカートリッジの中の異常ドットの数を統計する。
一実施例において、第一プリセット比と第二プリセット比は調整可能なものである。
一実施例において、データ取得ユニット210は、インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、メモリ情報に基づいて、ドットの総計及びドットの配列位置を含むインクカートリッジのヘッド情報を取得する。
分析検証ユニット230は、異常ドット及びドットの配列位置に基づいて、単列ドットにおいて連続異常のドットの数を取得する。連続異常のドットの数が第三閾値以下である場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。
本発明のインクカートリッジ検証システムは、本発明のインクカートリッジ検証方法に対応し、上記インクカートリッジ検証方法の実施例に記載された技術的特徴及びその有益な効果はいずれもインクカートリッジ検証システムの実施例に適用可能である。
上記インクカートリッジ検証方法により、本発明の実施例は、読み取り可能な記憶媒体及びインクカートリッジ検出装置をさらに提供する。
実行可能なプログラムが記憶されている読み取り可能な記憶媒体であって、実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されると、上記インクカートリッジ検証方法のステップが実現される。
上記読み取り可能な記憶媒体は、記憶されている実行可能なプログラムにより、インクカートリッジにおける故障ドットを検出し、ドット総計における該数の比率を統計し、比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定できる。これにより、インク補充によるインクカートリッジの再生後に印刷効果を反映することができる。
実行可能なプログラムが記憶されているメモリとプロセッサを含むインクカートリッジ検証装置であって、実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されると、上記インクカートリッジ検証方法のステップが実現される。
上記インクカートリッジ検出の装置は、実行可能なプログラムをプロセッサで実行することにより、インクカートリッジにおける故障ドットを検出し、ドット総計における該数の比率を統計し、比率が小さい場合、インクカートリッジが検証を通過し、インクカートリッジ印刷に大きな影響を及ぼさず、正常に使用することができると判定できる。これにより、インク補充によるインクカートリッジの再生後に印刷効果を反映することができる。
当業者であれば分かるように、上記の実施例方法に係るフローの全部又は一部は、コンピュータプログラムにより関連するハードウェアを指示することで実現されてもよい。プログラムは、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、実施例のようにコンピュータシステムの記憶媒体に記憶されてもよく、当該コンピュータシステムにおける少なくとも一つのプロセッサによって実行されると、上記インクカートリッジ検証方法の実施例におけるフローを実現する。記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読出し専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、或いはランダムメモリ(Random Access Memory、RAM)などであってもよい。
一実施例において、インクカートリッジ検証方法は、インクカートリッジ試験機に応用されてもよく、具体的な過程は以下の通りである。
インクカートリッジ試験機に電源を投入し、AC110-280V交流電力に適応させる。
インクカートリッジ試験機の下端で試験紙の固定フレームを外へ引き出し、試験紙を固定ロッドに置き、試験紙の一端を平らにして通紙ガイドレール口から適切な位置までに挿入し(挿入できないまで)、インクカートリッジ試験機のスクリーン上のボタンでFORWARDを長押し、試験紙がガイドレールの他端から出て約10cmでボタンをリリースし、試験紙の取り付けを完了する。
対応となるインクカートリッジ固定フレームを選んで取り付ける。インクカートリッジ固定フレームが取り付けられた後、インクカートリッジ試験機は、インクカートリッジ固定フレームの情報(ID)を読み取る。読み取る方法は以下の通りである。インクカートリッジ固定フレーム上の制御回路基板(PCB板)には4本のアドレス線を有し、このアドレス線は地絡又は宙吊りによりアドレス0又は1を実現し、アドレス0000~1111の16種のアドレスを構成することができる。読み取ったIDに基づいてインクカートリッジ試験機のスクリーンインタフェースに該固定フレームに適用するインクカートリッジの型番号を表示する詳細なリストを設定し、ユーザはリストに基づいて対応となるインクカートリッジを選択して操作する。また、事前にインクカートリッジ固定フレームに対して一連の型番号を付けて、ディスプレイにインクカートリッジ固定フレームの型番号を表示させてもよい。
目標試験インクカートリッジを配置する。その後、インクカートリッジ試験機は、インクカートリッジの取り付け状況を検出し、各々の接点が接触良好であるかどうかを検出する。良好ではない場合、以下の問題に引き起こされる可能性がある。a.接触異常、b.インクカートリッジ故障、c.インクカートリッジとインクカートリッジ固定フレームとは合っていない。接触異常については、クリップ嵌合のインクカートリッジのために、インクカートリッジ固定フレームに係止溝を設置することで解決可能である。
インクカートリッジの取り付けが検出を通過した後、インクカートリッジの型番号データを読み取る。その読み取ったデータと、インクカートリッジ試験機に記憶されている型番号のデータベースとを検索してマッチングする。所属の型番号が検索された後、スクリーンインタフェースにインクカートリッジの具体的な型番号、区域、及びインクカートリッジのヘッドの詳しいパターン(ドット総計数、ドット配列位置を含む)を表示させることができる。
インクカートリッジにおいてドットごとに対応となる発熱抵抗があり、該ドットを選んだことに限って、対応となる発熱抵抗が有効(導通)になる。この特性を応用することでドットの良否を検出する。ドット発熱抵抗の駆動端に10Kの抵抗を電源VCCまで接続する。あるドット抵抗が選んで導通され、ドット発熱抵抗の接続が正常である場合、該駆動端の電位が引き下げられることになる。発熱抵抗が異常である場合、該駆動端の電位が引き下げられないことになる。該駆動端の電位状態を読み取れば該ドットの制御が正常であるかどうかを知ることができる。毎回一つのドットだけを選んで、発熱抵抗が導通したかどうかを検出し、順次に応じて全てのドットに対して検出操作を行う。
検出結果を統計してスクリーンインタフェースに表示させる。検出結果は、ドット総計数、故障ドット総計許容数、連続故障ドット最大許容数、及びドット検出結果概略図(例えば、各々のドットの位置、故障ドットの位置を表示させ、故障ドットに赤色を示し、正常ドットに緑色を示す。)を含む。故障ドット総計許容数とドット総計数との比は、上記第一プリセット比であり、連続故障ドット最大許容数は、上述した連続故障のドット数と比較するプリセット値である。第一プリセット比とプリセット値は、いずれも実際のニーズに応じて調整可能なものであり、或いは故障ドット総計許容数を調整可能である。
インクカートリッジの性能をより直観的に確認するために、インクカートリッジを用いてテストページを印刷する。選択されたテストページパターンに基づいて対応となるテストページを印刷することができる。テストページライブラリは、インクカートリッジ試験機に固化されたデフォルトの数組のテストページと自己定義のテストページからなり、ユーザにとって、デフォルトのテストページを選んで印刷してもよく、上位コンピュータによってUSBケーブルを介してテストページ画像ファイルをインクカートリッジ試験機の記憶モジュールに導入し、スクリーンインタフェースで異なるテストページを選んで呼び出して印刷してもよい。インクカートリッジのドット速度は、電気モータ駆動して紙送り速度と合わせるものであり、ユーザは具体的な状況に応じて印刷速度、紙送り速度を調整することができる。
排紙口にリニア走査センサモジュールを取り付けて印刷された画像を収集してテストを行う。画像は、リアルタイムに上位コンピュータにアップロードされて、検索しやくために、試験インクカートリッジの番号と一致するように番号付けされることが可能である。収集された画像を標準テストページ画像と対比して、類似度及び余白比率を取得し、類似度と余白比率によって異常ドットを検出し、検出結果を統計して、スクリーンインタフェースに表示される。検出結果は、ドット総計数、異常ドット総計許容数、連続異常ドット最大許容数、及びドット検出結果概略図(例えば、各々のドットの位置、異常ドットの位置を表示させ、異常ドットに赤色を示し、正常ドットに黄色を示す。)を含む。異常ドット総計許容数とドット総計数との比は、上記第二プリセット比であり、連続異常ドット最大許容数は、上述した連続異常点数と比較する第三閾値である。第二プリセット比と第三閾値は、いずれも実際のニーズに応じて自由に調整可能なものであり、或いは、異常ドット総計許容数を調整可能である。
インクカートリッジの中の故障ドット数が故障ドット総計許容数の以下であること、連続故障ドット数が連続故障ドット最大許容数の以下であること、異常ドット数が異常ドット総計許容数の以下であること、連続異常ドット数が連続異常ドット最大許容数の以下であること、上記の一項または複数項を満たす場合、インクカートリッジが検証を通過したと判定する。具体的には、実際のニーズに応じて選択することができる。
ドット総計に対する異常ドット数の比率が第二プリセット比以下であることは、非故障ドットの数に対する異常ドットの数との比率が第三プリセット比以下であることに取り替えることが可能である。第三プリセット比は、実際のニーズに応じて自由に調整可能である。
ドット異常を判定する類似度と余白比率の限界(即ち第一閾値と第二閾値)は、上位コンピュータソフトウェアにおいて設置されることが可能である。テスト画像結果は、後続の記録検索が便利になるように、文書形式で分類して保存することができる。標準テストページの選択については、シリアルポートを介して上位コンピュータと装置を接続して同期を実現する。すなわち、上位コンピュータでテストページを選択し、選択されたテストページのデータをシリアルポートを介して装置に転送し、又は装置でテストページを選択し、次にシリアルポートを介してテストページのデータを上位コンピュータにアップロードして同期させる。また、テスト結果におけるドット状態に関連するデータも上位コンピュータにアップロードすることができる。
上述した実施例の各技術的特徴は任意に組み合わせることができる。記述の簡潔化のために、上述した実施例における各技術的特徴のあらゆる組合せについて説明していないが、これらの技術的特徴の組合せは矛盾しない限り、本明細書に記述されている範囲内であると考えられるべきである。
当業者であれば分かるように、上記の実施例に係るフローの全部又は一部ステップは、プログラムにより関連するハードウェアを指示することで実現されてもよい。前記プログラムは、読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。当該プログラムが実行されると、上記の方法の前記ステップが実現される。前記記憶媒体は、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスクなどを含む。
上述した実施例は、本発明のいくつかの実施形態を示したものにすぎず、その記述が具体的且つ詳細であるが、特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。なお、当業者にとって、本発明の趣旨から逸脱せずに、いくつかの変形及び改良を行うことができ、これらもすべて本発明の求めている保護範囲内に含まれる。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に準ずるべきである。

Claims (9)

  1. インクカートリッジの制御チップのメモリ情報を読み取ることによって、前記メモリ情報に基づいて、ドットの総計及びドットの配列位置を含む前記インクカートリッジのヘッド情報を取得するステップを含む、前記インクカートリッジのドットの総計を取得するステップと、
    インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得するステップと、
    前記ドットの総計に対する前記故障ドットの数の比率が第一プリセット比以下である場合、前記インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップと、を含み、
    前記故障ドット及び前記ドットの配列位置に基づいて、単列のドットにおいて連続して故障したドットの数を取得し、前記連続して故障したドットの数がいずれもプリセット値以下である場合、前記インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップをさらに含む
    ことを特徴とするインクカートリッジ検証方法。
  2. 前記インクカートリッジのドットを検出するステップは、
    何れかのドットに対して、該ドットに駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ検証方法。
  3. 前記ドットに駆動信号を印加し、駆動フィードバック信号が検出されていない場合、該ドットが故障したと判定するステップは、
    該ドットを加熱してインクを吐出させるための発熱素子に前記駆動信号を印加するステップと、
    前記発熱素子の駆動端の電位を検出し、前記駆動端の電位と前記駆動信号の電位とが一致する場合、該ドットが故障したと判定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項に記載のインクカートリッジ検証方法。
  4. 前記インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップは、
    インクカートリッジに対して印刷テストを行うときに、インクカートリッジのドットの下に設置される試験紙でインク吐出によるインクカートリッジのドットの痕跡を走査して印刷画像を取得するステップと、
    前記印刷画像とプリセットテスト画像を対比して前記印刷画像と前記プリセットテスト画像との類似度、及び前記プリセットテスト画像に対する前記印刷画像の余白比率を取得するステップと、
    前記類似度と前記余白比率に基づいて異常ドットの数を取得するステップと、
    前記ドットの総計に対する前記異常ドットの数の比率が第二プリセット比以下である場合、前記インクカートリッジが検証を通過したと判定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ検証方法。
  5. 前記類似度と前記余白比率に基づいて異常ドットの数を取得するステップは、
    何れかのドットに対して、前記類似度が第一閾値以下、または前記余白比率が第二閾値以上である場合、該ドットが異常ドットであると判定するステップと、
    インクカートリッジの中の異常ドットの数を統計するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項に記載のインクカートリッジ検証方法。
  6. 前記第一プリセット比と前記第二プリセット比は、調整可能なものである
    ことを特徴とする請求項またはに記載のインクカートリッジ検証方法。
  7. インクカートリッジのドットの総計及びドットの配列位置を取得するためのデータ取得ユニットと、
    インクカートリッジのドットを検出して、故障ドットの数を取得するための故障検出ユニットと、
    前記ドットの総計に対する前記故障ドットの数の比率がプリセット比以下である場合、前記インクカートリッジが検証を通過したと判定するための分析検証ユニットと、を含み、
    前記分析検証ユニットは、前記故障ドット及び前記ドットの配列位置に基づいて、単列のドットにおいて連続して故障したドットの数を取得し、前記連続して故障したドットの数がいずれもプリセット値以下である場合、前記インクカートリッジが検証を通過したと判定する
    ことを特徴とするインクカートリッジ検証システム。
  8. 実行可能なプログラムが記憶されている読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~のいずれか一項に記載のインクカートリッジ検証方法のステップが実現される
    ことを特徴とする読み取り可能な記憶媒体。
  9. 実行可能なプログラムが記憶されているメモリ、及びプロセッサを含むインクカートリッジ検証装置であって、
    前記実行可能なプログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項1~のいずれか一項に記載のインクカートリッジ検証方法のステップが実現される
    ことを特徴とするインクカートリッジ検証装置。
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