JP7087138B2 - 電子回路、半導体装置、電力変換装置、駆動装置、車両、及び、昇降機 - Google Patents

電子回路、半導体装置、電力変換装置、駆動装置、車両、及び、昇降機 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、電子回路、半導体装置、電力変換装置、駆動装置、車両、及び、昇降機に関する。
高速でスイッチング動作するパワートランジスタでは、例えば、ターンオフの際に、回路のインダクタンスに起因するサージ電圧が生ずる場合がある。サージ電圧が生ずるとゲート絶縁膜の破壊が生じたり、回路のリンギングが生じたりするため問題となる。
パワートランジスタのゲート電極に接続されるゲート抵抗を大きくすることにより、スイッチング時のスイッチング速度が低下する。スイッチング速度を低下させることで、サージ電圧を抑制することが可能である。しかし、スイッチング速度の低下は、スイッチング損失を増大させるため好ましくない。
Y.Lobsiger et al. "Closed-Loop IGBT Gate Drive Featuring Highly Dynamic di/dt and dv/dt Control", IEEE Energy Conversion Congress and Exposition(2012),pp.4754-4761
本発明が解決しようとする課題は、低損失な半導体装置を実現する電子回路を提供することにある。
本発明の一態様の電子回路は、エミッタ電極、コレクタ電極、及び、ゲート電極を有する半導体素子の、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に電気的に接続可能で、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に生ずるサージ電圧を測定するサージ電圧測定部と、前記半導体素子の動作に起因する電磁ノイズを測定する第1の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電圧を測定する第2の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電流を測定する第3の測定部から選ばれ、少なくとも前記第1の測定部及び前記第2の測定部のいずれか一方を含む測定部と、前記ゲート電極に電気的に接続される可変抵抗と、前記ゲート電極に印加され、パルス形状の波形を有するゲート信号を発生するゲート信号発生回路と、前記サージ電圧測定部及び前記測定部の測定結果に基づき、前記可変抵抗の抵抗値を変化させ、前記第1の測定部及び前記第2の測定部の少なくともいずれか一方の測定結果に基づき、前記ゲート信号のパルス単位で前記可変抵抗の抵抗値を変化させる制御部と、を備える。
第1の実施形態の半導体装置の模式図。 第1の実施形態の電力変換装置の回路図。 第2の実施形態の半導体装置の模式図。 第3の実施形態の半導体装置の模式図。 第3の実施形態の半導体装置の動作の説明図。 第4の実施形態の半導体装置の模式図。 第5の実施形態の半導体装置の模式図。 第6の実施形態の半導体装置の模式図。 第7の実施形態のサージ電圧測定部の回路図。 第8の実施形態のサージ電圧測定部の回路図。 第9の実施形態の駆動装置の模式図。 第10の実施形態の車両の模式図。 第11の実施形態の車両の模式図。 第12の実施形態の昇降機の模式図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、同一の部材又は類似の部材等には同一の符号を付し、一度説明した部材等については適宜その説明を省略する。
また、本明細書中、半導体装置とは、複数の素子がワンチップ化されたIC(Integrated Circuit)、複数の電子部品が配置された電子回路基板、又は、ディスクリート半導体等の複数の素子が組み合わされたパワーモジュールを包含する概念である。
本明細書中、「電圧」とは、別段の定義をしないかぎり、グラウンド電位との間の電位差を意味するものとする。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の半導体装置は、第1の電極、第2の電極、及び、ゲート電極を有する半導体素子と、第1の電極及び第2の電極のいずれか一方に電気的に接続され、サージ電圧を測定するサージ電圧測定部と、半導体素子の動作に起因する電磁ノイズを測定する第1の測定部、第1の電極又は第2の電極に電気的に接続された配線の電圧を測定する第2の測定部、第1の電極又は前記第2の電極に電気的に接続される配線の電流を測定する第3の測定部から選ばれる少なくともいずれか一つの測定部と、ゲート電極に電気的に接続された可変抵抗と、サージ電圧測定部、及び、少なくともいずれか一つの測定部の測定結果に基づき可変抵抗を制御し、可変抵抗の抵抗値を変化させる制御部と、を備える。
第1の実施形態の電力変換装置は、上記半導体装置を備える。第1の実施形態の半導体素子はトランジスタである。
図1は、第1の実施形態の半導体装置の模式図である。図2は、第1の実施形態の電力変換装置の回路図である。第1の実施形態の電力変換装置は、インバータ回路210である。図1は、図2のインバータ回路210の一部の詳細を示す模式図である。
第1の実施形態のインバータ回路210は、パワートランジスタのゲート動作を動的に制御する、いわゆる、アクティブゲートコントロールを実現する。
図2に示すインバータ回路210は、3組のローサイドトランジスタ10(半導体素子)とハイサイドトランジスタ20を備える。図2に示すインバータ回路は、正端子P、負端子N、出力端子U、出力端子V、出力端子W、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61を備える。
正端子Pは直流電源30の正極に接続され、負端子Nは直流電源30の負極に接続される。例えば、平滑キャパシタ40が、正端子Pと負端子Nとの間に、直流電源30に並列に設けられる。インバータ回路は、3相インバータである。
直流電源30の電圧は、例えば、200V以上1500V以下である。
図1は、図2のインバータ回路のうちの1組のローサイドトランジスタ10(半導体素子)とハイサイドトランジスタ20を含む領域の詳細を示す模式図である。図1は、図2の中で、点線で囲まれる領域の模式図である。
第1の実施形態の半導体装置は、ローサイドトランジスタ10(半導体素子)、ハイサイドトランジスタ20、サージ電圧測定部100、第1の測定部101、制御部300、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61、配線70a、配線70bを備える。
ローサイドトランジスタ10と、ハイサイドトランジスタ20とは直列接続される。ローサイドトランジスタ10は、エミッタ電極10a(第1の電極)、コレクタ電極10b(第2の電極)、ゲート電極10c(ゲート電極)を有する。ハイサイドトランジスタ20は、エミッタ電極20a、コレクタ電極20b、ゲート電極20cを有する。
ローサイドトランジスタ10、及び、ハイサイドトランジスタ20は、例えば、Insulated Gate Bipolar Transistor(IGBT)である。ローサイドトランジスタ10とハイサイドトランジスタ20には、例えば、図示しない還流ダイオードが接続される。
第1の可変抵抗60は、ローサイドトランジスタ10のゲート電極10cに接続される。第2の可変抵抗61は、ハイサイドトランジスタ20のゲート電極20cに電気的に接続される。
第1の可変抵抗60により、ローサイドトランジスタ10のゲート抵抗を変化させることが可能である。第1の可変抵抗60によりゲート電極10cに接続される電気抵抗の抵抗値を変化させることが可能である。第1の可変抵抗60によりローサイドトランジスタ10のゲート充放電電流を変化させることが可能である。
第2の可変抵抗61によりハイサイドトランジスタ20のゲート抵抗を変化させることが可能である。第2の可変抵抗61により、ゲート電極20cに接続される電気抵抗の抵抗値を変化させることが可能である。第2の可変抵抗61によりハイサイドトランジスタ20のゲート充放電電流を変化させることが可能である。
第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61は、抵抗が可変であれば、その構成が限定されるものではない。例えば、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61は、アナログ動作するMOSFETである。また、例えば、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61は、並列に接続される複数のMOSFETである。オン状態とオフ状態のMOSFETの個数を切り替えることで、抵抗値が変化する。
サージ電圧測定部100は、コレクタ電極10bに電気的に接続される。サージ電圧測定部100は、ローサイドトランジスタ10とハイサイドトランジスタ20との間に生ずるサージ電圧を測定する機能を有する。サージ電圧測定部100は、コレクタ電極10bに生ずるサージ電圧を直接測定する。
サージ電圧測定部100は、例えば、電子回路である。サージ電圧測定部100は、例えば、複数の素子がワンチップ化されたIC、又は、複数の電子部品が配置された電子回路基板である。サージ電圧測定部100は、サージ電圧を測定することが可能であれば、その構成が限定されるものではない。例えば、サージ電圧測定部100にオシロスコープを適用することも可能である。
第1の測定部101は、トランジスタの動作に起因する電磁ノイズを測定する機能を有する。第1の測定部101は、例えば、電磁ノイズセンサである。
第1の測定部101は、電磁ノイズを測定することが可能であれば、その構成が限定されるものではない。例えば、第1の測定部101は、線路を用いて形成されたループアンテナを回路基板上に有する電子回路である。例えば、第1の測定部101は、ループアンテナを内蔵したプローブを有する測定器である。
制御部300は、サージ電圧測定部100の測定結果、及び、第1の測定部101の測定結果に基づき第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させる機能を有する。以下、説明を簡易にするために、第1の可変抵抗60の制御を例に説明する。
制御部300は、サージ電圧測定部100の測定結果、及び、第1の測定部101の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。
制御部300は、例えば、マイクロコンピュータである。制御部300は、必ずしもマイクロコンピュータに限定されるものではない。サージ電圧測定部100の測定結果、及び、第1の測定部101の測定結果に基づき第1の可変抵抗60を制御する機能が実現できれば、いかなる構成であってもかまわない。例えば、制御部300に、マイクロコンピュータ以外のロジック回路、又は、アナログ回路を適用することも可能である。
例えば、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧が目標値から外れた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させる。制御部300は、第1の可変抵抗60の抵抗値を、サージ電圧が目標値に近づくように変化させる。例えば、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧が目標値を超えた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させる。
また、例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズが目標値から外れた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させる。制御部300は、第1の可変抵抗60の抵抗値を、電磁ノイズが目標値に近づくように変化させる。例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズが目標値を超えた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させる。
制御部300は、例えば、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧から、第1の可変抵抗60の抵抗値の第1の下限値を算出する機能を有する。また、制御部300は、例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズから、第1の可変抵抗60の抵抗値の第2の下限値を算出する機能を有する。そして、サージ電圧測定部100は、第1の下限値と第2の下限値とを比較し、第1の可変抵抗60の抵抗値が第1の下限値と第2の下限値のうちの高い方の抵抗値以上となるように制御する。
次に、第1の実施形態の半導体装置及び電力変換装置の作用及び効果について説明する。
高速でスイッチング動作するパワートランジスタでは、例えば、ターンオフの際に、回路のインダクタンスに起因するサージ電圧が生ずる場合がある。サージ電圧が生ずるとゲート絶縁膜の破壊が生じたり、回路のリンギングが生じたりするため問題となる。
パワートランジスタのゲート電極に接続されるゲート抵抗を大きくすることにより、スイッチング時のスイッチング速度を低下させ、サージ電圧を抑制することが可能である。しかし、スイッチング速度を低下させることは、パワートランジスタのスイッチング損失を増大させるため好ましくない。
また、高速でスイッチング動作するパワートランジスタでは、高速な回路動作に起因する電磁ノイズが発生する。電磁ノイズが発生すると、例えば、パワートランジスタ周辺の電子機器に誤動作が生じる場合があり問題がある。電磁ノイズは、いわゆるElectro Magnetic Interference(EMI)を生じさせるため問題となる。
パワートランジスタのゲート電極に接続されるゲート抵抗を大きくすることにより、スイッチング時のスイッチング速度を低下させ、電磁ノイズを抑制することが可能である。しかし、スイッチング速度の低下は、パワートランジスタのスイッチング損失を増大させるため好ましくない。
また、サージ電圧や電磁ノイズは、半導体装置や電力変換装置の回路構成及び動作条件、半導体装置や電力変換装置に接続される負荷の構成や動作条件等、さまざまなパラメータに依存する。このため、半導体装置や電力変換装置の設計段階で適切なゲート抵抗値を決定するには多大な工程数を要する。また、多大な工程数を費やしたとしても、最適なゲート抵抗値を決定することは極めて困難である。
したがって、ゲート抵抗値は不可避的に大きなマージンを有するように設定される。よって、不必要にパワートランジスタのスイッチング速度が低下し、パワートランジスタのスイッチング損失が増大するおそれがある。
第1の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、サージ電圧測定部100を備える。サージ電圧測定部100により、インバータ回路の動作中に、ローサイドトランジスタ10とハイサイドトランジスタ20との間に生ずるサージ電圧を直接測定する。
サージ電圧測定部100で測定された測定結果に基づき、制御部300は第1の可変抵抗60を制御する。制御部300は第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させ、インバータ回路の動作中に適切な抵抗値にする。いわゆる、アクティブゲートコントロールを実行する。
例えば、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧が目標値から外れた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させる。制御部300は、第1の可変抵抗60の抵抗値を、サージ電圧が目標値に近づくように変化させる。
例えば、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧が目標値を超えた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させる。第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させることで、ローサイドトランジスタ10のゲート抵抗が高くなり、スイッチング速度が低下し、サージ電圧の発生が抑制される。言い換えれば、ローサイドトランジスタ10のゲートの充放電電流が小さくなり、サージ電圧の発生が抑制される。
適切な抵抗値とは、例えば、サージ電圧が発生しないための下限値である。第1の可変抵抗60の抵抗値を下限値に設定することで、不必要にローサイドトランジスタ10のスイッチング速度が低下することが抑制され、スイッチング損失が抑制される。
また、第1の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、第1の測定部101を備える。第1の測定部101により、インバータ回路の動作中に、コレクタ電極10bに電気的に接続される配線70bに生ずる電磁ノイズを測定する。
第1の測定部101で測定された測定結果に基づき、制御部300は第1の可変抵抗60を制御する。制御部300は第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させインバータ回路の動作中に適切な抵抗値にする。
また、例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズが目標値から外れた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させる。制御部300は、第1の可変抵抗60の抵抗値を、電磁ノイズが目標値に近づくように変化させる。
例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズが目標値を超えた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させる。第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させることで、ローサイドトランジスタ10のゲート抵抗が高くなり、スイッチング速度が低下し、電磁ノイズの発生が抑制される。
適切な抵抗値とは、例えば、電磁ノイズが発生しないための下限値である。第1の可変抵抗60の抵抗値を下限値に設定することで、不必要にローサイドトランジスタ10のスイッチング速度が低下することが抑制され、スイッチング損失が抑制される。
例えば、サージ電圧測定部100は、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧から、第1の可変抵抗60の抵抗値の第1の下限値を算出する。また、サージ電圧測定部100は、第1の測定部101で測定された電磁ノイズから、第1の可変抵抗60の抵抗値の第2の下限値を算出する。そして、サージ電圧測定部100は、第1の下限値と第2の下限値とを比較し、第1の可変抵抗60の抵抗値が第1の下限値と第2の下限値のうちの高い方の抵抗値以上となるように制御する。
第1の可変抵抗60の抵抗値を、第1の下限値と第2の下限値のうちの高い方の抵抗値以上にすることにより、サージ電圧の発生の抑制と、電磁ノイズの発生の抑制が両立できる。
第1の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、サージ電圧測定部100の測定結果と第1の測定部101の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。このフィードバックにより、サージ電圧の発生の抑制と、電磁ノイズの発生の抑制が両立できる。
さらに、常に、サージ電圧の発生の抑制と、電磁ノイズの発生の抑制を両立する上で必要な、最小の抵抗値に第1の可変抵抗60の抵抗値を設定できる。したがって、スイッチング速度が最大化でき、スイッチング損失の増大を抑制できる。
また、第1の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、サージ電圧測定部100と第1の測定部101を設け、第1の可変抵抗60の抵抗値に測定結果をフィードバックできるため、半導体装置や電力変換装置の設計段階での精密な合わせこみが不要となる。したがって、回路設計の工程数が削減可能となる。
以上、第1の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、ゲート電極に印加するゲート信号を発生するゲート信号発生回路を、更に備え、制御部は、第1の測定部の測定結果に基づきゲート信号発生回路を制御し、ゲート信号のキャリア周波数を変化させる点で、第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図3は、第2の実施形態の半導体装置の模式図である。第2の実施形態の電力変換装置は、図3の半導体装置を用いたインバータ回路である。
第2の実施形態の半導体装置は、ローサイドトランジスタ10(トランジスタ)、ハイサイドトランジスタ20、サージ電圧測定部100、第1の測定部101、制御部300、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61、配線70a、配線70b、第1のゲート信号発生回路400、第2のゲート信号発生回路401を備える。
第1のゲート信号発生回路400は、ゲート電極10c及び第1の可変抵抗60に電気的に接続される。第1のゲート信号発生回路400は、ゲート電極10cに印加するゲート信号を発生する。第1のゲート信号発生回路400は、ゲート信号のキャリア周波数を変更する機能を有する。
第1のゲート信号発生回路400は、例えば、電子回路である。第1のゲート信号発生回路400は、例えば、複数の素子がワンチップ化されたIC、又は、複数の電子部品が配置された電子回路基板である。第1のゲート信号発生回路400は、ゲート信号を発生することが可能であれば、その構成が限定されるものではない。例えば、制御部300のマイクロコンピュータが第1のゲート信号発生回路400の機能を包含していても構わない。
第2のゲート信号発生回路401は、ゲート電極20c及び第2の可変抵抗61に電気的に接続される。第2のゲート信号発生回路401は、ゲート電極20cに印加するゲート信号を発生する。第2のゲート信号発生回路401は、ゲート信号のキャリア周波数を変更する機能を有する。
第2のゲート信号発生回路401は、例えば、電子回路である。第2のゲート信号発生回路401は、例えば、複数の素子がワンチップ化されたIC、又は、複数の電子部品が配置された電子回路基板である。第2のゲート信号発生回路401は、ゲート信号を発生することが可能であれば、その構成が限定されるものではない。例えば、制御部300のマイクロコンピュータが第2のゲート信号発生回路401の機能を包含していても構わない。
制御部300は、第1の測定部101の測定結果に基づき第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401を制御する機能を有する。制御部300は、第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401が発生するゲート信号のキャリア周波数を変化させる機能を有する。以下、説明を簡易にするために、第1のゲート信号発生回路400の制御を例に説明する。
制御部300は、第1の測定部101の測定結果を、第1のゲート信号発生回路400のゲート信号のキャリア周波数にフィードバックする。例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズが目標値を超えた場合、制御部300は、第1のゲート信号発生回路400のゲート信号のキャリア周波数を所定の幅の間で周期的に変化させる。ゲート信号のキャリア周波数が所定の幅の間で周期的に変化することにより、電磁ノイズが平均化され、電磁ノイズのピーク値が低減する。
第2の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、サージ電圧測定部100の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。したがって、サージ電圧の発生が抑制される。また、第1の測定部101の測定結果を第1のゲート信号発生回路400のゲート信号のキャリア周波数にフィードバックする。したがって、電磁ノイズの発生が抑制される。
例えば、第1の測定部101で測定された電磁ノイズから算出される第1の可変抵抗60の抵抗値の第2の下限値が、サージ電圧測定部100で測定されたサージ電圧から算出された第1の可変抵抗60の抵抗値の第1の下限値よりも大幅に大きいと仮定する。この場合、例えば、第1の可変抵抗60の抵抗値を、電磁ノイズの抑制の観点から第2の下限値以上とする。そうすると、スイッチング速度が大幅に低下し、スイッチング損失が極めて大きくなるおそれがある。
第2の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、第1の可変抵抗60の抵抗値を大きくすることなく、電磁ノイズの発生が抑制できる。したがって、スイッチング速度が低下することが抑制され、スイッチング損失が抑制される。
以上、第2の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、制御部は、第1の測定部の測定結果に基づきゲート信号発生回路を制御し、ゲート信号発生回路と同期させて可変抵抗を制御し、ゲート信号のパルス単位で可変抵抗の抵抗値を変化させる点で、第2の実施形態と異なっている。以下、第1又は第2の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図4は、第3の実施形態の半導体装置の模式図である。第3の実施形態の電力変換装置は、図4の半導体装置を用いたインバータ回路である。第3の実施形態の半導体装置は、制御部300の機能以外は、第2の実施形態と同様である。
制御部300は、第1の測定部101の測定結果に基づき第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401を制御する機能を有する。制御部300は、第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401と同期させて、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、ゲート信号のパルス単位で第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させる機能を有する。以下、説明を簡易にするために、第1のゲート信号発生回路400と第1の可変抵抗60の制御を例に説明する。
制御部300は、第1の測定部101の測定結果を第1の可変抵抗60にフィードバックする。フィードバックの際に、第1の可変抵抗60の変化を第1のゲート信号発生回路400の動作と同期させる。すなわち、第1のゲート信号発生回路400が発生するゲート信号のパルス単位で第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させる。
図5は、第3の実施形態の半導体装置の動作の説明図である。図5は、ローサイドトランジスタ10のゲート電極10cに印加されるゲート信号のパルスを示す。図5(a)は第1の可変抵抗60の制御を行わない場合、図5(b)は第3の実施形態の第1の可変抵抗60の制御を行った場合である。
図5(a)の場合、第1の可変抵抗60の抵抗値はパルス毎に一定である。このため、パルス形状は一定に保たれる。
一方、図5(b)の場合、1パルスおきに第1の可変抵抗60の抵抗値を大きくするよう制御する。このため、1パルスおきにパルスの形状が変化する。1パルスおきにパルスの立ち上がりと立下りが緩やかになる。したがって、発生する電磁ノイズのピーク値が低減する。電磁ノイズのピーク値は、各パルスの発する電磁ノイズの時間平均として現れる。
第1の可変抵抗60の抵抗値の変化は、必ずしも、1パルスおきに行われるものでなくてもかまわない。抵抗を変化させるパルスの割合は任意である。
第3の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、サージ電圧測定部100の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。したがって、サージ電圧の発生が抑制される。また、第1の測定部101の測定結果をゲート信号のパルス単位で第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させるようにフィードバックする。したがって、電磁ノイズの発生が抑制される。
例えば、第1の可変抵抗60の抵抗値を電磁ノイズの抑制の観点から大きくした場合、スイッチング速度が低下し、スイッチング損失が大きくなるおそれがある。ゲート信号のパルス単位で第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させることで、スイッチング速度が低下することが抑制され、スイッチング損失が抑制される。
以上、第3の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、第1の測定部に代えて、第2の測定部を備える点で、第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図6は、第4の実施形態の半導体装置の模式図である。第4の実施形態の電力変換装置は、図6の半導体装置を用いたインバータ回路である。
第4の実施形態の半導体装置は、ローサイドトランジスタ10(半導体素子)、ハイサイドトランジスタ20、サージ電圧測定部100、第2の測定部102、制御部300、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61、配線70a、配線70bを備える。
第2の測定部102は、コレクタ電極10bに電気的に接続される配線70bの電圧を測定する機能を有する。第2の測定部102は、例えば、電圧計である。第2の測定部102は、配線70bに生ずる電圧を測定することが可能であれば、その構成が限定されるものではない。
制御部300は、第2の測定部102の測定結果に基づき、配線70bに生ずる電磁ノイズを予測する機能を有する。制御部300は、配線70bに生ずる電圧変化(dV/dt)から、配線70bに生ずる電磁ノイズの大きさを予測する機能を有する。電圧変化が大きい場合、発生する電磁ノイズも大きくなる。
制御部300は、第2の測定部102の測定結果に基づき第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させる機能を有する。以下、説明を簡易にするために、第1の可変抵抗60の制御を例に説明する。
制御部300は、第2の測定部102の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。例えば、第2の測定部102で測定された電圧変化から予測される電磁ノイズが目標値を超えた場合、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させる。
第1の可変抵抗60の抵抗値を上昇させることで、ローサイドトランジスタ10のゲート抵抗が高くなり、スイッチング速度が低下し、電磁ノイズの発生が抑制される。言い換えれば、配線70bに生ずる電圧変化が小さくなり、電磁ノイズの発生が抑制される。
第4の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、サージ電圧測定部100の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。したがって、サージ電圧の発生が抑制される。また、第2の測定部102の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。したがって、電磁ノイズの発生が抑制される。
以上、第4の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、第1の測定部に代えて、第3の測定部を備える点で、第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図7は、第5の実施形態の半導体装置の模式図である。第5の実施形態の電力変換装置は、図7の半導体装置を用いたインバータ回路である。
第5の実施形態の半導体装置は、ローサイドトランジスタ10(半導体素子)、ハイサイドトランジスタ20、サージ電圧測定部100、第3の測定部103、制御部300、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61、配線70a、配線70bを備える。
第3の測定部103は、エミッタ電極10aに電気的に接続される配線70aに流れる電流を測定する機能を有する。第3の測定部103は、例えば、電流計である。第3の測定部103は、配線70aに生ずる電流を測定することが可能であれば、その構成が限定されるものではない。
制御部300は、サージ電圧測定部100の測定結果、及び、第3の測定部103の測定結果に基づき第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、サージ電圧測定部100の測定結果及び第3の測定部103の測定結果に基づき、回路のインダクタンスを算出する機能を有する。また、制御部300は、算出したインダクタンスに基づき、ローサイドトランジスタ10とハイサイドトランジスタ20との間に生ずるサージ電圧を予測する機能を有する。制御部300は、予測されたサージ電圧に基づき、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。
以下、説明を簡易にするために、第1の可変抵抗60の制御を例に説明する。
サージ電圧は、インダクタンスと電流変化の積である。サージ電圧測定部100で測定されるサージ電圧と、第3の測定部103で測定される電流変化(di/dt)から、回路のインダクタンスが算出できる。
回路のインダクタンスの大きさが推定できると、生ずるサージ電圧を予測することが可能である。すなわち、電流変化が大きくなる、あるいは、インダクタンスが大きくなるなどの状態変化が起こった場合でも、発生するサージ電圧の予測が可能となる。
制御部300は、第3の測定部103の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。例えば、第3の測定部103で測定された電圧変化から予測されるサージ電圧の情報を考慮して、制御部300は、第1の可変抵抗60を制御し、第1の可変抵抗60の抵抗値を変化させる。したがって、精度の高いゲート抵抗へのフィードバックが可能となる。よって、更にサージ電圧の発生が抑制できるとともに、スイッチング損失を低減できる。
第5の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、サージ電圧測定部100の測定結果を第1の可変抵抗60の抵抗値にフィードバックする。したがって、サージ電圧の発生が抑制される。また、サージ電圧測定部100の測定結果及び第1の測定部101の測定結果から予測されたサージ電圧を考慮して、第1の可変抵抗60を制御する。したがって、
以上、第5の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、第1の測定部、第2の測定部、第3の測定部を全て備える点で、第2の実施形態と異なっている。以下、第1ないし第5の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図8は、第6の実施形態の半導体装置の模式図である。第6の実施形態の電力変換装置は、図8の半導体装置を用いたインバータ回路である。
第6の実施形態の半導体装置は、ローサイドトランジスタ10(半導体素子)、ハイサイドトランジスタ20、サージ電圧測定部100、第1の測定部101、第2の測定部102、第3の測定部103、制御部300、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61、配線70a、配線70b、第1のゲート信号発生回路400、第2のゲート信号発生回路401を備える。
第1の測定部101は、トランジスタの動作に起因する電磁ノイズを測定する機能を有する。第1の測定部101は、例えば、電磁ノイズセンサである。
第2の測定部102は、コレクタ電極10bに電気的に接続される配線70bの電圧を測定する機能を有する。第2の測定部102は、電圧計である。
第3の測定部103は、エミッタ電極10aに電気的に接続される配線70aに流れる電流を測定する機能を有する。第3の測定部103は、電流計である。
制御部300は、サージ電圧測定部100の測定結果に基づき、第1の可変抵抗60、第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させて、サージ電圧の発生を抑制する。
制御部300は、例えば、第1の測定部101、第2の測定部102の測定結果に基づき、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させて、電磁ノイズの発生を抑制する。
また、制御部300は、例えば、第1の測定部101、第2の測定部102の測定結果に基づき、第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401を制御する機能を有する。制御部300は、ゲート信号のキャリア周波数を変化させ、電磁ノイズの発生を抑制する。
また、制御部300は、例えば、第1の測定部101、第2の測定部102の測定結果に基づき、第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401と同期させて、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、ゲート信号のパルス単位で第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させて、電磁ノイズの発生を抑制する。
制御部300は、第3の測定部103の測定結果に基づき、ローサイドトランジスタ10とハイサイドトランジスタ20との間に生ずるサージ電圧を予測する機能を有する。制御部300は、配線70aに生ずる電流変化から、ローサイドトランジスタ10とハイサイドトランジスタ20との間に生ずるサージ電圧を予測する。
制御部300は、サージ電圧測定部100の測定結果及び第3の測定部103の測定結果から得られるサージ電圧の予測に基づき、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61を制御する機能を有する。制御部300は、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値を変化させて、サージ電圧の発生を抑制する。
第6の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、第1の測定部101、第2の測定部102、第3の測定部103を全て備えることで、第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の抵抗値の設定の自由度が高くなる。したがって、スイッチング速度の最適解が得やすくなる。よって、更に低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。
以上、第6の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、サージ電圧測定部100の具体的な回路構成を示す点で、第1ないし第6の実施形態と異なっている。以下、第1ないし第6の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図9は、第7の実施形態のサージ電圧測定部100の回路図である。
サージ電圧測定部100は、ダイオード111、電気抵抗112、キャパシタ113、キャパシタ114、スイッチング素子115、サンプルホールド回路116、スイッチング素子117、入力端子A、入力端子B、入力端子I、検出端子Dを備える。
サンプルホールド回路116は、オペアンプ116a、ダイオード116b、キャパシタ116cで構成される。
サージ電圧測定部100の入力端子Aは、直流電源の正極に電気的に接続される。サージ電圧測定部100の入力端子Bは、直流電源の負極に電気的に接続される。
サージ電圧測定部100の入力端子Iは、ローサイドトランジスタ10のコレクタ電極10b、及び、ハイサイドトランジスタ20のエミッタ電極20aに電気的に接続される。
サージ電圧測定部100の検出端子Dから、サージ電圧の検出結果が出力される。
なお、スイッチング素子115及びスイッチング素子117のオン・オフ動作は、例えば、スイッチング制御部50で制御される。
第7の実施形態のサージ電圧測定部100によれば、ダイオード111の整流作用により、サージ電圧のピーク値を一定の時間維持し、かつ、キャパシタ113とキャパシタ114の容量分割により、サージ電圧のピーク値を低減させて検出できる。したがって、パワートランジスタに生ずる高電圧かつ短時間のサージ電圧の、ピーク値を直接検出するサージ電圧検出回路を実現することが可能となる。
以上、第7の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第8の実施形態)
第8の実施形態の半導体装置及び電力変換装置は、サージ電圧測定部100の具体的な回路構成を示す点で、第1ないし第6の実施形態と異なっている。以下、第1ないし第6の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図10は、第8の実施形態のサージ電圧測定部100の回路図である。
サージ電圧測定部100は、第1のキャパシタ212、第1のダイオード214、第2のダイオード216、第2のキャパシタ218、サンプルホールド回路221、スイッチ222、入力端子A、入力端子B、検出端子Dを備える。
サージ電圧測定部100の入力端子Aは、ローサイドトランジスタ10のコレクタ電極10b、及び、ハイサイドトランジスタ20のエミッタ電極20aに電気的に接続される。サージ電圧測定部100の入力端子Bは、直流電源の負極に電気的に接続される。
サージ電圧測定部100の検出端子Dから、サージ電圧の検出結果が出力される。
なお、スイッチ222のオン・オフ動作は、例えば、スイッチング制御部50で制御される。
第8の実施形態のサージ電圧測定部100によれば、第1のキャパシタ212により変位電流を流し、第2のキャパシタ218で電荷を蓄積させる。そして、電荷の蓄積により増加した電圧をサンプルホールド回路221で検出する。第2のキャパシタ218に蓄積された電荷の放電は、第1のダイオード214により抑制される。サージが消失する際には、第1のキャパシタ212から入力端子Aの方への電流が流れる。この電流の流れは、第2のダイオード216により保証される。したがって、パワートランジスタに生ずる高電圧かつ短時間のサージ電圧の、ピーク値を直接検出するサージ電圧検出回路を実現することが可能となる。
以上、第8の実施形態の半導体装置及び電力変換装置によれば、スイッチング損失の増大を抑制でき低損失な半導体装置及び電力変換装置が実現できる。また、第1の実施形態同様、半導体装置及び電力変換装置の回路設計の工程数が削減可能となる。
(第9の実施形態)
第9の実施形態の駆動装置は、第1の実施形態の電力変換装置を備える駆動装置である。
図11は、第9の実施形態の駆動装置の模式図である。駆動装置1000は、モーター340と、インバータ回路210を備える。インバータ回路210から出力される交流電圧により、モーター340が駆動する。
第9の実施形態によれば、低損失なインバータ回路210を備えることで、駆動装置1000の特性が向上する。
(第10の実施形態)
第10の実施形態の車両は、第1の実施形態の電力変換装置を備える車両である。
図12は、第10の実施形態の車両の模式図である。第10の実施形態の車両1100は、鉄道車両である。車両1100は、モーター340と、インバータ回路210を備える。
インバータ回路210から出力される交流電圧により、モーター340が駆動する。モーター340により車両1100の車輪90が回転する。
第10の実施形態によれば、低損失なインバータ回路210を備えることで、車両1100の特性が向上する。
(第11の実施形態)
第11の実施形態の車両は、第1の実施形態の電力変換装置を備える車両である。
図13は、第11の実施形態の車両の模式図である。第11の実施形態の車両1200は、自動車である。車両1200は、モーター340と、インバータ回路210を備える。
インバータ回路210から出力される交流電圧により、モーター340が駆動する。モーター340により車両1200の車輪90が回転する。
第11の実施形態によれば、低損失なインバータ回路210を備えることで、車両1200の特性が向上する。
(第12の実施形態)
第12の実施形態の昇降機は、第1の実施形態の電力変換装置を備える昇降機である。
図14は、第12の実施形態の昇降機(エレベータ)の模式図である。第12の実施形態の昇降機1300は、かご610、カウンターウエイト612、ワイヤロープ614、巻上機616、モーター340と、インバータ回路210を備える。
インバータ回路210から出力される交流電圧により、モーター340が駆動する。モーター340により巻上機616が回転し、かご610が昇降する。
第12の実施形態によれば、低損失なインバータ回路210を備えることで、昇降機1300の特性が向上する。
第1ないし第8の実施形態では、制御部300が第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61の両方、又は、第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401の両方を制御する場合を例に説明した。しかし、制御部300が第1の可変抵抗60及び第2の可変抵抗61のいずれか一方、又は、第1のゲート信号発生回路400及び第2のゲート信号発生回路401のいずれか一方を制御する構成とすることも可能である。
第1ないし第8の実施形態では、電力変換装置としてインバータ回路を例に説明したが、電力変換装置としてDC-DCコンバータを適用することも可能である。また、電力変換装置の半導体素子を制御する場合を例に説明したが、電力変換装置以外に使用される半導体素子を制御する場合にも本発明を適用することも可能である。
第1ないし第8の実施形態では、半導体素子の一例としてIGBTを例に説明したが、半導体素子は必ずしもIGBTに限定されることはない。例えば、Metal Oxide Field Effect Transistor(MOSFET)等、その他の半導体素子を適用することが可能である。
第1ないし第8の実施形態の半導体素子は、例えば、SiC、GaN、Siから選択される少なくとも一種の半導体層を備える。第1ないし第8の実施形態の半導体素子は、例えば、SiC、GaN、又は、Siを用いて形成されている。
第9ないし第12の実施形態では、第1の実施形態の電力変換装置を適用する場合を例に説明したが、第2ないし第8の実施形態の電力変換装置を適用することも可能である。
第9ないし第12の実施形態において、本発明の半導体装置及び電力変換装置を駆動装置、車両、又は、エレベータに適用する場合を例に説明したが、本発明の半導体装置及び電力変換装置を例えば、太陽光発電システムのパワーコンディショナー等に適用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、一実施形態の構成要素を他の実施形態の構成要素と置き換え又は変更してもよい。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 ローサイドトランジスタ(半導体素子)
10a エミッタ電極(第1の電極)
10b コレクタ電極(第2の電極)
10c ゲート電極(ゲート電極)
20 ハイサイドトランジスタ
20a エミッタ電極
20b コレクタ電極
20c ゲート電極
30 直流電源
40 平滑キャパシタ
50 スイッチング制御部
60 第1の可変抵抗(可変抵抗)
61 第2の可変抵抗
70a 配線
70b 配線
90 車輪
100 サージ電圧測定部
101 第1の測定部
102 第2の測定部
103 第3の測定部
112 電気抵抗
113 キャパシタ
114 キャパシタ
115 スイッチング素子
116 サンプルホールド回路
116a オペアンプ
116b ダイオード
116c キャパシタ116
117 スイッチング素子
210 インバータ回路(電力変換装置)
212 第1のキャパシタ
214 第1のダイオード
216 第2のダイオード
218 第2のキャパシタ
221 サンプルホールド回路
222 スイッチ
300 制御部
340 モーター
400 第1のゲート信号発生回路(ゲート信号発生回路)
401 第2のゲート信号発生回路
1000 駆動装置
1100 車両
1200 車両
1300 昇降機

Claims (13)

  1. エミッタ電極、コレクタ電極、及び、ゲート電極を有する半導体素子の、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に電気的に接続可能で、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に生ずるサージ電圧を測定するサージ電圧測定部と、
    前記半導体素子の動作に起因する電磁ノイズを測定する第1の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電圧を測定する第2の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電流を測定する第3の測定部から選ばれ、少なくとも前記第1の測定部及び前記第2の測定部のいずれか一方を含む測定部と、
    前記ゲート電極に電気的に接続される可変抵抗と、
    前記ゲート電極に印加され、パルス形状の波形を有するゲート信号を発生するゲート信号発生回路と、
    前記サージ電圧測定部及び前記測定部の測定結果に基づき、前記可変抵抗の抵抗値を変化させ、前記第1の測定部及び前記第2の測定部の少なくともいずれか一方の測定結果に基づき、前記ゲート信号のパルス単位で前記可変抵抗の抵抗値を変化させる制御部と、
    を備える、電子回路。
  2. 前記制御部は、前記サージ電圧測定部の測定結果に基づき、前記可変抵抗の抵抗値の第1の下限値と、前記測定部から求められる前記可変抵抗の抵抗値の第2の下限値のうち、高い方の抵抗値以上に前記可変抵抗の抵抗値を変化させる請求項1記載の電子回路。
  3. エミッタ電極、コレクタ電極、及び、ゲート電極を有する半導体素子の、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に電気的に接続可能で、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に生ずるサージ電圧を測定するサージ電圧測定部と、
    前記半導体素子の動作に起因する電磁ノイズを測定する第1の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電圧を測定する第2の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電流を測定する第3の測定部から選ばれる、少なくともいずれか1つの測定部と、
    前記ゲート電極に電気的に接続される可変抵抗と、
    前記サージ電圧測定部及び前記測定部の測定結果に基づき、前記可変抵抗の抵抗値を変化させ、前記サージ電圧測定部の測定結果に基づき、前記可変抵抗の抵抗値の第1の下限値と、前記測定部から求められる前記可変抵抗の抵抗値の第2の下限値のうち、高い方の抵抗値以上に前記可変抵抗の抵抗値を変化させる制御部と、
    を備える、電子回路。
  4. エミッタ電極、コレクタ電極、及び、ゲート電極を有する半導体素子の、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に電気的に接続可能で、前記エミッタ電極及び前記コレクタ電極のいずれか一方に生ずるサージ電圧を測定するサージ電圧測定部と、
    前記半導体素子の動作に起因する電磁ノイズを測定する第1の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電圧を測定する第2の測定部、前記エミッタ電極又は前記コレクタ電極に電気的に接続される配線の電流を測定する第3の測定部から選ばれ、少なくとも前記第2の測定部を含む測定部と、
    前記ゲート電極に電気的に接続される可変抵抗と、
    前記サージ電圧測定部及び前記測定部の測定結果に基づき、前記可変抵抗の抵抗値を変化させ、前記第2の測定部の測定結果から、前記配線に生ずる電圧変化に応じて前記配線に発生する電磁ノイズを予測し、前記配線に発生する電磁ノイズに基づき、前記可変抵抗の抵抗値を変化させる制御部と、
    を備える、電子回路。
  5. 前記制御部は、電磁ノイズが依存する各種パラメータの中で、前記配線に生ずる電圧変化をのみをパラメータとして前記配線に発生する電磁ノイズを予測する、
    請求項に記載の電子回路。
  6. 前記測定部は、前記第3の測定部を含み、
    前記制御部は、前記サージ電圧測定部の測定結果と前記第3の測定部の測定結果からインダクタンスを算出し、前記インダクタンスに基づき、前記可変抵抗の抵抗値を変化させる請求項1ないし請求項いずれか一項記載の電子回路。
  7. 前記半導体素子を、更に備える請求項1ないし請求項いずれか一項記載の半導体装置。
  8. 前記半導体素子はSiC、GaN、Siから選択される少なくとも一種の半導体層を備える請求項記載の半導体装置。
  9. 前記半導体素子は、Insulated Gate Bipolar Transistor(IGBT)である請求項記載の半導体装置。
  10. 請求項ないしいずれか一項記載の半導体装置を備える電力変換装置。
  11. 請求項10記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置から出力される交流電圧により駆動するモーターと、
    を備える駆動装置。
  12. 請求項10記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置から出力される交流電圧により駆動するモーターと、
    前記モーターの駆動により回転する車輪と、
    を備える車両。
  13. 請求項10記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置から出力される交流電圧により駆動するモーターと、
    前記モーターの駆動により回転する巻上機と、
    前記巻上機により昇降するかごと、
    を備える昇降機。
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