JP7084177B2 - 光波距離計 - Google Patents

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Description

本発明は、液体シャッタを用いた光波距離計に関する。
近年、建築や地図等の作成において必要となる測量は、光波距離計が使用されている。光波距離計は、通常、光源部から測距光を目標物に照射し、目標物から反射して戻ってきた測距光を受光部で受光し、電子的に解析することにより距離を求めている。
光波距離計の測定では、測距光に強弱の変化を起こして(これを変調という)、発光部から放出された光の波形と、反射して受光部に戻った光の波形の「ずれ量」である位相差を測定して距離を求めている。このため、測距光は、光源であるランプ等が基準信号によって変調されている。
ところが、測距光は、温度によるドリフト等で出力が変動すると位相がずれるため、正確な測定データが得られなくなる。そこで、正確な測定データを得るために、参照光を用いて内部光路による測定を行い、測定値の補正を行っている。
ここで、測距光を用いて通常の測定を行うときの経路を外部光路といい、参照光を用いて測定値の補正を行うときの経路を内部光路という。外部光路と内部光路との切り替えは、シャッタ機構を設けて行っており、いずれか一方の光路を選択するようになっている。
かかる機構を光波距離計に搭載し、常に正確な距離の測定を行う方法が知られている(特許文献1参照)。
特許第4707365号
特許文献1では、前述した外部光路と内部光路とを機械的なシャッタ機構(メカニカルシャッタ)等を用いて切り替えている。しかしながら、特許文献1のような測定を行う場合、メカニカルシャッタを使用しているためシャッタの開閉動作に時間がかり、シャッタの開閉動作が完了するまで測定データが取得できず、測距光と参照光の切替時において測定ロスが生じるという問題がある。
また、メカニカルシャッタを用いているため、長期の使用による機械的な摩耗や、外部からの衝撃等により、シャッタが故障し動作しなくなるおそれがある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは測定時間の確保及び動作の信頼性を向上させることができる光波距離計を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係る光波距離計では、測距可能な光を照射する光源部と、前記光を受光して測距信号を生成する検出部と、前記測距信号から距離測定を行う演算部と、前記光源部から照射された光を測距光として目標物まで導く外部光路と、前記光源部から照射された光を参照光として直接前記検出部に導く内部光路と、遮光性を有する液体の領域を切り替えることで、前記光源部からの光が通る光路として前記外部光路及び前記内部光路のいずれか一方を選択可能な液体シャッタと、を備え、前記液体シャッタは、一方の領域が前記外部光路上に位置し、他方の領域が前記内部光路上に位置するように設けられ、電圧の印加により前記遮光性を有する液体の領域を前記一方の領域及び前記他方の領域との間で切り替え可能な1つのエレクトロウェッティング素子からなる。
上記手段を用いる本発明に係る光波距離計によれば、測定時間の確保及び動作の信頼性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る光波距離計の構成を示す概略構成図である。 光波距離計の制御部において実行される測距制御ルーチンを示す測距制御フローチャートである。 本実施形態とメカニカルシャッタを用いた光波距離計の測距時間を比較した比較図である。 液体シャッタの変形例を示す概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1には本実施形態に係る光波距離計の概略構成図が示されており、以下同図に基づき本発明の実施形態の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る光波距離計1は、主に光照射部2、送光光学系3、受光光学系4、制御部5と、光路切替部6から構成されている。
測距光照射部2は、光源部10、変調器11、基準信号発生器12を有している。光源部10は、測距可能な光を照射する部分であり、例えば、ランプ、LED、レーザーダイオード等の発光手段が用いられる。当該光源部10には変調器11が接続されており、当該変調器11は基準信号発生器12と接続されている。
基準信号発生器12は例えばクロック発振器であり、所定の周波数の基準信号を発生可能である。変調器11は入力された信号を変調して出力する可能である。従って、基準信号発生器12により発生した基準信号が変調器11により変調されて光源部10に送られることで、光源部10からは変調された測距可能な光(測距光、参照光)が照射される。
送光光学系3は第1のミラー20及び第2のミラー21を有しており、光源部10から照射された測距光は当該第1のミラー20及び第2のミラー21により反射されて、光波距離計1から目標物Tに向けて送光される。目標物Tは、例えばプリズム等の再帰反射体やレーザを反射する物体であればよい。
受光光学系4は対物レンズ30、第3のミラー31を有しており、目標物Tにて反射された測距光を対物レンズ30により集光し、第3のミラー31により反射して後述する検出部40に受光させる。
制御部5は検出部40、演算部41、駆動部42を有している。
検出部40は、ホトダイオード等の受光素子を有しており、当該受光素子に入射した光を測距信号なる電気信号に変換する機能を有している。
演算部41は検出部40及び変調器11と接続されており、検出部40からは測距信号を変調器11からは基準信号を受信する。演算部41は、CPUや位相計を含んでおり、測距信号と基準信号との位相差を算出し、当該位相差から距離を算出する機能を有している。また、演算部41にて算出された目標物Tまでの距離は、図示しない表示部に表示可能である。
駆動部42は、演算部41及び後述する液体シャッタ50と接続されており、演算部41の制御の下、液体シャッタ50を駆動する機能を有している。
光路切替部6は、液体シャッタ50、ハーフミラー51、第4のミラー52、光ファイバ53を有している。
液体シャッタ50は、中空板状の密閉されたケーシングを有し、当該ケーシング内の一方(図1では上側)に透過性を有する液体が、他方(図1では下側)に遮光性を有する液体が封入された、エレクトロウェッティング素子を有している。つまり、液体シャッタ50は透光領域50aと遮光領域50bを有しており、駆動部42より電圧が印加されることで、透光領域50aと遮光領域50bを瞬時に切り替え可能である。本実施形態の液体シャッタ50は、1つのエレクトロウェッティング素子からなり、一方の領域が外部光路L1上に位置し、他方の領域が内部光路L2上に位置するように設けられている。当該液体シャッタ50における遮光性を有する液体としては、例えばND5~6程度の遮光性を有するものを使用する。
ハーフミラー51は光源部10から照射された光の一部を参照光として第4のミラー52に向けて反射し、第4のミラー52は参照光を液体シャッタ50を介して光ファイバ53に向けて反射する。光ファイバ53は、参照光を検出部40に導くよう設けられている。
このように構成された光波距離計1は、光源部10から照射された光を測距光として目標物Tまで導く外部光路L1と、光源部10から照射された光を参照光として直接検出部40に導く内部光路L2とが形成されている。そして、光源部10から照射される光に対して、液体シャッタ50が遮光領域50bを切り替えることで、光源部10からの光が通る光路として、外部光路L1及び内部光路L2のいずれか一方を選択可能である。
詳しくは、液体シャッタ50の透光領域50aが外部光路L1側、遮光領域50bが内部光路L2側にある状態(図1の状態)では、光源部10から照射される光は測距光として、送光光学系3及び受光光学系4を経て検出部40にて受光される。
一方、液体シャッタ50の透光領域50aが内部光路L2側、遮光領域50bが外部光路L1側にある状態では、光源部10から照射される光は参照光として、光路切替部6を経て検出部40にて受光される。
演算部41は、外部光路L1を経る測距光と同様に、参照光に基づく距離測定を行うと、この時点における光波距離計1の誤差を算出可能である。演算部41は、校正が必要な際には、外部光路L1と内部光路L2との切替信号を駆動部42に送り、液体シャッタ50の切り替えを行うことで、参照光に基づく誤差の校正を行う。校正を行う時期は、例えば、前回の校正からの時間経過や、温度変化に応じて決定する。
ここで、図2を参照すると制御部5において実行される測距制御ルーチンを示すフローチャートが示されており、以下同フローに沿って本実施形態の測距制御について説明する。
光波距離計1の距離測定を開始させると、まずステップS1として、駆動部42が液体シャッタ50の遮光領域50bを外部光路L1側に切り替える。従って、光源部10からの光は参照光として液体シャッタ50の透光領域50aを通り、内部光路L2を介して検出部40に導かれる。
そして、ステップS2において、演算部41は、検出部40にて受光した参照光による距離測定を行う。このとき測定した参照光に基づく測距値は図示しない記憶部に記憶する。
ステップS3では、駆動部42が液体シャッタ50の遮光領域50bを内部光路L2側に切り替える。従って、光源部10からの光は測距光として液体シャッタ50の透光領域50aを通り、外部光路L1を介して検出部40に導かれる。
そして、ステップS4において、演算部41は、検出部40にて受光した測距光による距離測定を行う。
また、ステップS5において、演算部41は、ステップS2で記録した参照光による測距値を基に、ステップS4で測定した測距光による測距値を補正する。
続くステップS6において、演算部41は、補正後の測距値を表示部や記憶部等に出力する。
次のステップS7において、演算部41は、校正が必要か否かの判別を行う。当該判別結果が偽(No)である場合は、ステップS4に戻り、測距光による測定を継続する。
一方、ステップS7の判別結果が真(Yes)である場合、例えば、前回の校正からの所定時間経過した場合や、所定温度以上の変化があった場合等は、当該ルーチンをリターンし、再びステップS1にて液体シャッタ50を切り替えて、再び参照光による測距値を取得する。
このように適宜参照光による測距値を取得しつつ、測距光による測距値の取得を継続していく。
ここで、図3には本実施形態とメカニカルシャッタを用いた光波距離計の測距時間を比較した比較図が示されており、以下同図に基づき本実施形態の効果について説明する。
図3では、上側に本実施形態の光波距離計1における測距のタイムチャート、下側にメカニカルシャッタを用いた従来型の光波距離計における測距のタイムチャートが示されている。本実施形態及び従来型のいずれの場合も、測距光による測距値の測定(測距光測定)から、同じタイミングでシャッタを切り替えて参照光による測距値の測定(参照光測定)を行い、再びシャッタを切り替えて測距光測定に復帰している。
従来型の場合は、メカニカルシャッタのためにシャッタの切り替えに測距光測定1回分程度の時間がかかっている。その上参照光測定の時間も加わり、およそ測距光測定3回分の測定ロスが生じている。
一方、本実施形態の場合は、エレクトロウェッティング素子による液体シャッタ50を用いていることで、シャッタ切替時間は測距光測定1回分よりも大幅に短縮されている。このため、参照光測定時間を加えても、測定ロスは測距光測定2回分よりも短期間となる。
このように、本実施形態に係る光波距離計1は、外部光路L1及び内部光路L2の切り替えに液体シャッタ50を用いることで、シャッタ切替時間をメカニカルシャッタよりも確実に短縮することができる。これにより、測定ロスを減少させ、測距光測定による測定時間を確保することができる。
また、液体シャッタ50は電圧の印加により液体を移動させるだけなので、機械的な摩擦も生じず、外部からの衝撃にも強い。これにより、故障の発生を抑制し、光波距離計の動作の信頼性を向上させることができる。
また、メカニカルシャッタの場合に比べ、外部光路L1及び内部光路L2を離間させないで構成することが可能なため、測距光のビームサイズに応じてシャッタ装置を小さく構成することができる。これにより、光波距離計の小型化を図ることができる。
以上で本発明の一実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態の液体シャッタ50は1つのエレクトロウェッティング素子により構成されているが、液体シャッタを構成するエレクトロウェッティング素子の数はこれに限られるものではない。
例えば、図4には液体シャッタの変形例を示す概略構成図が示されている。なお、上記実施形態と同じ構成については、同じ符号を付し詳しい説明は省略する。
同図に示す変形例の光波距離計1’は、光路切替部6’において、液体シャッタとして第1の液体シャッタ60及び第2の液体シャッタ61の2つのエレクトロウェッティング素子を有している。
第1の液体シャッタ60及び第2の液体シャッタ61は互いに離間して設けられており、第1の液体シャッタ60が外部光路L1上に、第2の液体シャッタ61が内部光路L2上に設けられている。
第1の液体シャッタ60及び第2の液体シャッタ61は、それぞれ上記実施形態における液体シャッタ50を縮小したものであり、一方の領域に透光領域60a、60bを、他方の領域に遮光領域60b、61bを有しており、駆動部42より電圧が印加されることで各領域を切り替え可能である。
そして、これら第1の液体シャッタ60及び第2の液体シャッタ61は、駆動部42により相互に連動するよう切り替えが行われる。具体的には、第1の液体シャッタ60が外部光路L1を透過しているときには第2の液体シャッタ61は内部光路L2を遮光し、第1の液体シャッタ60が外部光路L1を遮光しているときには第2の液体シャッタ61は内部光路L2を透過するよう切り替えが同期される。
従来のようにメカニカルシャッタでは構造的な制約もあり離間して設けることは困難であった上、離間して設けられたとしても開閉動作に時間を要するため、連動させて切り替えた場合の誤差が大きくなる。これに対し、当該変形例における光波距離計1’では、複数の液体シャッタ60、61を離間させつつ連動させて切り替えを行っているが、液体シャッタ60、61は構造が簡易でレイアウトしやすい上、瞬時に遮光と透過を切り替え可能であることで、連動させて切り替える際の誤差を抑えることができる。従って、当該変形例に係る光波距離計1’においても、測定時間の確保及び動作の信頼性を維持することができ、且つ設計の自由度も向上させることができる。
また、上記実施形態では、単体の光波距離計を例に説明したが、光波距離計の形式はこれに限られるものではない。
例えば、本発明はトータルステーションに含まれる光波距離計にも適用可能である。トータルステーションであれば、光波距離計により測距を行うとともに、視準方向の方向(水平角、鉛直角)も測定可能である。
具体的には、トータルステーションは、写真測量のため上空から写真撮影を行う飛行体(UAV)を追尾しつつ当該飛行体の位置を測量するような場合がある。このような場合に、測定ロスが短縮されると、飛行体の位置情報の抜けを抑えることができ、より高精度な写真測量を実現できる。
また、本発明はリズレープリズムを用いてレーザ光(測距光)の方向を自在に変更可能な、いわゆる3Dスキャナとしての光波距離計にも適用可能である。3Dスキャナでは三次元の点群を取得するため対象に向けてレーザ光を走査していく。このような場合にも、測定ロスが短縮されることで、点群情報の抜けが少なく、点群の密度を効率的に向上させることができ、スキャン精度を向上させることができる。
1 光波距離計
2 光照射部
3 送光光学系
4 受光光学系
5 制御部
6 光路切替部
10 光源部
40 検出部
41 演算部
42 駆動部
50 液体シャッタ
53 光ファイバ

Claims (1)

  1. 測距可能な光を照射する光源部と、
    前記光を受光して測距信号を生成する検出部と、
    前記測距信号から距離測定を行う演算部と、
    前記光源部から照射された光を測距光として目標物まで導く外部光路と、
    前記光源部から照射された光を参照光として直接前記検出部に導く内部光路と、
    遮光性を有する液体の領域を切り替えることで、前記光源部からの光が通る光路として前記外部光路及び前記内部光路のいずれか一方を選択可能な液体シャッタと、を備え、
    前記液体シャッタは、一方の領域が前記外部光路上に位置し、他方の領域が前記内部光路上に位置するように設けられ、電圧の印加により前記遮光性を有する液体の領域を前記一方の領域及び前記他方の領域との間で切り替え可能な1つのエレクトロウェッティング素子からなる光波距離計。
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