JP7069919B2 - ベーストレッド用ゴム組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ベーストレッド用ゴム組成物およびベーストレッド用ゴム組成物により構成されたベーストレッドを備えるタイヤに関する。
従来、省エネルギー化を目的とし、タイヤへの低燃費性能の要求が高まるなか、トレッドゴムだけでなく、タイヤそのものの骨格を構成する内部コンポーネントについても高次元での低発熱化が要求されつつある。そのなかで、ベーストレッドについてもカーボンの充填量を下げる手法、シリカを補強用充填剤として用いる手法、加硫剤の配合量を多くする手法など低発熱化の取り組みがなされている。
さらに、特許文献1では、ベーストレッド用ゴムとして、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムや、希土類系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム、リチウム開始剤により重合される所定のスズ変性ポリブタジエンゴムや、所定のシリカ用変性ブタジエンゴムおよび天然ゴムなどを所定量含有するゴム成分100質量部に、硫黄とシリカを含む補強用充填剤とを所定量配合させることにより、押出し加工性を低下させることなく、操縦安定性、転がり抵抗特性および耐久性を向上させることが記載されている。
特開2014-189774号公報
しかしながら、ゴムの発熱性と破壊特性は一般的に背反する傾向にあり、高速旋回性能を要求されるタイヤにおいては、耐久性能の確保の面から、低発熱化したベーストレッドゴムの採用は見送られる傾向にある。
また、ベーストレッドの低燃費化のために上記手法を用いた場合、いずれの場合もゴムの破壊特性の低下を招き、例えば高速旋回性を要求されるようなスポーツタイヤなどにおいては、車両、路面からの入力に対して耐えきることができず、隣接配合(キャップトレッド)との界面付近で剥離してしまう課題がある。
さらに、特許文献1では、押出し加工性を低下させることなく、操縦安定性、転がり抵抗特性および耐久性を向上させることができるとあるが、得られるタイヤの低発熱性の維持向上と破壊特性の向上とにはまだ改善の余地がある。
そこで、低発熱性を維持向上させつつ、破壊特性の向上されたベーストレッド用ゴム組成物を提供すること、また、それにより乗り心地、燃費性能および耐久性を向上させたタイヤを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明者は、ポリマーそのものに強度がある1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含むブタジエンゴムを用い、柔軟性のあるグレードのカーボンを所定量配合することにより、低発熱性を維持向上させつつ、破壊特性を改善できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本開示は、
[1]1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%、好ましくは5~19質量%、より好ましくは7~18質量%、さらに好ましくは10~18質量%、特に好ましくは12~16質量%含むポリブタジエンゴムを15~30質量%、およびイソプレン系ゴムを70~85質量%、好ましくは70~80質量%、より好ましくは75~80質量%含むジエン系ゴム成分100質量部に対して、補強用充填剤として24M4DBP吸油量が90ml/100g以下、好ましくは60~87ml/100g、より好ましくは65~85ml/100g、さらに好ましくは70~84ml/100g、かつCTAB吸着比表面積が50m2/g以下、好ましくは25~45m2/g、より好ましくは30~43m2/g、さらに好ましくは30~42m2/g、特に好ましくは30~40m2/g、なおさらに好ましくは30~37m2/gであるカーボンブラックを30~50質量部、好ましくは33~48質量部、より好ましくは35~45質量部含むベーストレッド用ゴム組成物、
[2]前記ポリブタジエンゴムのジエン系ゴム成分中の含有量が20~30質量%、好ましくは25~30質量%である上記[1]記載のベーストレッド用ゴム組成物、
[3]芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂を2~10質量部、好ましくは3~8質量部、より好ましくは3~6質量部、より好ましくは4~5質量部含む上記[1]または[2]記載のベーストレッド用ゴム組成物、ならびに
[4]上記[1]~[3]のいずれかに記載のベーストレッド用ゴム組成物で構成されるベーストレッドを備えるタイヤ
に関する。
本発明の、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムを15~30質量%およびイソプレン系ゴムを70~85質量%含むジエン系ゴム成分100質量部に対して、補強用充填剤として24M4DBP吸油量が90ml/100g以下、かつCTAB吸着比表面積が50m2/g以下であるカーボンブラックを30~50質量部含むベーストレッド用ゴム組成物は、維持向上された低発熱性、および改善された破壊特性を有し、そのベーストレッド用ゴム組成物で構成されたベーストレッドを備えるタイヤは、乗り心地、耐久性および燃費性能を向上せることができる。
本発明のベーストレッド用ゴム組成物は、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムを15~30質量%とイソプレン系ゴムを70~85質量%含むジエン系ゴム成分100質量部に対して、補強用充填剤として24M4DBP吸油量が90ml/100g以下、かつCTAB吸着比表面積が50m2/g以下であるカーボンブラックを30~50質量部含むものである。
このような低発熱性の維持向上効果や、破壊特性の改善効果が得られる理由は明確ではないが、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムはポリマーそのものに強度があり、粒子径が比較的大きく、発熱性に悪影響を与えにくい柔軟性のあるグレードのカーボンブラックと組み合わせることにより、発熱性の悪化を防ぎつつ、十分な破壊特性を得ることができるものと考えられる。
また、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムのゴム成分中の含有量をさらに限定して20~30質量%とすると、その強度により、十分な破壊特性を得ることができるものと考えられる。
本発明の一実施態様としては、さらに芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂を所定量配合することが好ましい。この芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂は、脂肪族成分がゴム成分と相溶し、芳香族成分および/またはナフテン成分がカーボンブラックに相溶するため、ゴム成分中のカーボンブラックの分散性が向上し、上記の1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムと所定のカーボンブラックとの組み合わせに加えてさらに低発熱性および耐破壊性能を向上させることができるものと考えられる。
(ゴム成分)
前記ジエン系ゴム成分は、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴム(SPB含有BR)を15~30質量%とイソプレン系ゴムを70~85質量%含む。
前記SPB含有BRは、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶(SPB)を、単にBR中に分散させたものではなく、BRと化学結合したうえ、無配向で分散していることが好ましい。前記結晶がBRと化学結合したうえで分散することにより、クラックの発生および伝播が抑制される傾向がある。このようなSPB含有BRとしては、宇部興産(株)製のVCR-303、VCR-412、VCR-617等が挙げられる。
SPBの融点は180℃以上が好ましく、190℃以上がより好ましく、200℃以上がさらに好ましい。SPBの融点が180℃未満の場合は、プレスによるタイヤの加硫中に結晶が溶融し、硬度が低下してしまう傾向がある。また、SPBの融点は220℃以下が好ましく、210℃以下がより好ましく、200℃以下がさらに好ましい。SPBの融点が220℃を超える場合は、ゴム成分の分子量が大きくなるため、ゴム組成物中において分散性が悪化する傾向がある。
SPB含有BR中の沸騰n-ヘキサン不溶物の含有量は2.5質量%以上が好ましく、8質量%以上がより好ましく、10質量%以上がさらに好ましく、15質量%以上が特に好ましい。沸騰n-ヘキサン不溶物の含有量が2.5質量%未満の場合は、ゴム組成物の硬度が不十分となる傾向がある。また、沸騰n-ヘキサン不溶物の含有量は22質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、18質量%以下がさらに好ましい。沸騰n-ヘキサン不溶物の含有量が22質量%を超える場合は、SPB含有BR自体の粘度が高く、ゴム組成物中におけるSPB含有BRおよび補強用充填剤の分散性が悪化する傾向がある。ここで、沸騰n-ヘキサン不溶物とは、SPB含有BR中における1,2-シンジオタクチックポリブタジエン(SPB)を示す。
SPB含有BR中のSPBの含有量は2.5質量%以上であり、5質量%以上が好ましく、7質量%以上がより好ましく、10質量%以上がさらに好ましく、12質量%以上が特に好ましい。SPBの含有量が2.5質量%未満の場合、十分な硬度が得られない傾向がある。また、SPB含有BR中のSPBの含有量は20質量%以下であり、19質量%以下が好ましく、18質量%以下がより好ましく、16質量%以下がさらに好ましい。SPBの含有量が20質量%を超えると、SPB含有BRがゴム組成物中に十分に分散できず、良好な押出し加工性が得られない傾向がある。
ゴム成分中のSPB含有BRの含有量は15質量%以上であり、20質量%以上が好ましく、25質量%以上がより好ましい。SPB含有BRの含有量が15質量%未満の場合、十分な破壊特性が得られない傾向がある。また、ゴム成分中のSPB含有BRの含有量は30質量%以下である。SPB含有BRの含有量が30質量%を超えると、発熱性や破断時伸びが悪化する傾向がある。
前記イソプレン系ゴムとしては、例えば、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)等が挙げられる。
NRとしては、特に限定されず、タイヤ業界において一般的なものを用いることができ、例えば、SIR20、RSS#3、TSR20等が挙げられる。また、前記IRとしてもタイヤ業界において一般的なものを用いることができる。
イソプレン系ゴムのゴム成分中の含有量は70質量%以上である。イソプレン系ゴムの含有量が70質量%未満の場合、発熱性が悪化する傾向がある。また、ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量は85質量%以下であり、80質量%以下が好ましく、75質量%以下がより好ましい。イソプレン系ゴムの含有量が85質量%を超える場合、十分な破壊特性が得られない傾向がある。
前記ジエン系ゴム成分には、上記SPB含有BRおよびイソプレン系ゴム以外にもジエン系ゴムを含むことができる。そのようなジエン系ゴムとしては、特に限定されるものではないが、例えば、ブタジエンゴム(BR)、脱タンパク質天然ゴム(DPNR)、高純度天然ゴム(HPNR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E-SBR)、変性スチレンブタジエンゴム(変性S-SBR、変性E-SBR)等が挙げられる。なかでも、操縦安定性、破断時伸びおよび転がり抵抗特性において優れるという点からは、BRが好ましい。なお、これらのゴム成分は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記BRとしては、ローシス1,4-ポリブタジエンゴム(ローシスBR)、ハイシス1,4-ポリブタジエンゴム(ハイシスBR)、リチウム開始剤により1,3-ブタジエンの重合をおこなったのち、スズ化合物を添加することにより得られ、さらに変性BR分子の末端がスズ-炭素結合で結合されているもの(スズ変性BR)や、希土類系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム(希土類系BR)や、ブタジエンゴムの活性末端に縮合アルコキシシラン化合物を有するブタジエンゴム(シリカ用変性BR)等が挙げられる。このような変性BRとしては、例えば、日本ゼオン(株)製のBR1250H(スズ変性)、住友化学工業(株)製のS変性ポリマー(シリカ用変性)等が挙げられる。
前記ハイシスBRとは、シス1,4結合含有率が90重量%以上のブタジエンゴムである。このようなハイシスBRとして、例えば、日本ゼオン(株)製のBR1220、宇部興産(株)製のBR130B、BR150B等が挙げられる。ハイシスBRを含有することで低温特性および耐摩耗性を向上させることができる。
希土類系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム(希土類系BR)は、シス含量が高く、かつビニル含量が低いという特徴を有している。希土類系BRとしては、タイヤ製造における汎用品を使用できる。
スズ変性BRは、リチウム開始剤により重合され、スズ原子の含有率が50~3000ppm、ビニル結合量が5~50質量%、および分子量分布(Mw/Mn)が2以下であるスズ変性ポリブタジエンゴム(スズ変性BR)である。このスズ変性BRとしては、リチウム開始剤により1,3-ブタジエンの重合をおこなったのち、スズ化合物を添加することにより得られ、さらに変性BR分子の末端がスズ-炭素結合で結合されたスズ変性ポリブタジエンゴムが好ましい。
(カーボンブラック)
カーボンブラックとしては、24M4DBP吸油量が90ml/100g以下、かつCTAB吸着比表面積が50m2/g以下のものであれば特に限定されず、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAF等を、単独または2種以上を組合せて使用することができる。
カーボンブラックの24M4DBP吸油量(圧縮ジブチルフタレート吸油量)は、90ml/100g以下であり、87ml/100g以下が好ましく、85ml/100g以下がより好ましく、84ml/100g以下がさらに好ましい。カーボンブラックの24M4DBP吸油量が90ml/100gを超えると、十分な破壊特性が得られる傾向にあるが、発熱性と乗り心地をバランス良く維持向上させることが難しい。カーボンブラックの24M4DBP吸油量に特に下限はないが、カーボンブラックの24M4DBP吸油量は、ベーストレッド用ゴム組成物に用いることを考慮すれば、60ml/100g以上であることが好ましく、63ml/100g以上がより好ましく、70ml/100g以上がさらに好ましい。カーボンブラックは、1種または2種以上を用いることができる。ここで、24M4DBP吸油量はASTM D3493-91(Standard Test Method for Carbon Black-n-Dibuty 1 Phthalate Absorption Number of Compressed Sample)に基づいて測定される値である。
カーボンブラックの臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)吸着比表面積は50m2/g以下であり、45m2/g以下が好ましく、43m2/g以下がより好ましく、42m2/g以下がさらに好ましく、40m2/g以下が特に好ましく、37m2/g以下がなおさらに好ましい。カーボンブラックのCTAB吸着比表面積に特に下限はないが、カーボンブラックのCTAB吸着比表面積は、ベーストレッド用ゴム組成物に用いることを考慮すれば、25m2/g以上であることが好ましく、30m2/g以上であることがより好ましい。このようなカーボンブラックは、1種または2種以上を組合せて用いることができる。カーボンブラックのCTAB吸着比表面積が50m2/gを超えると、発熱性が悪化する傾向がある。ここで、CTAB吸着比表面積はカーボンブラックの粒子径の大きさに相関する値であり、CTAB吸着比表面積が大きいほどカーボンブラックの粒子径が小さいことを表す。CTAB吸着比表面積は、JIS K 6217-3:2001に準拠して測定できる。
ゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量は、30質量部以上であり、33質量部以上がより好ましく、35質量部以上がさらに好ましい。カーボンブラックの含有量が30質量部未満であると、発明の効果が十分発揮されにくくなる傾向にある。また、ゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量は、50質量部以下であり、48質量部以下がより好ましく、45質量部以下がさらに好ましい。カーボンブラックの含有量が50質量部を超えると、発熱性が悪化するおそれがある。
(相溶化樹脂)
本実施形態のゴム組成物は、相溶化樹脂を好適に含有する。本実施形態において、相溶化樹脂とは、ゴムとフィラーの両方に親和性が良く、フィラー周囲の空隙を少なくできることで、耐久性の向上に寄与するものであり、芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂をいう。一例を挙げると、相溶化樹脂は、エチレンプロピレンスチレン共重合樹脂等である。相溶化樹脂は併用されてもよい。本実施形態のゴム組成物は、得られるゴム組成物の耐久性を向上させ、かつ安価である観点から、エチレンプロピレンスチレン共重合樹脂を含むことがより好ましい。
エチレンプロピレンスチレン共重合樹脂は、スチレンモノマーと、エチレンモノマーおよびプロピレンモノマーとを重合した共重合樹脂であり、以下の一般式(式中、m、n、oは、いずれも1以上の整数である)で示される構成単位を含む。ゴム組成物は、エチレンプロピレンスチレン共重合樹脂が含有されることにより、テルペン系樹脂が含有される場合と比較して、耐久性が同程度に維持される。
Figure 0007069919000001
エチレンプロピレンスチレン共重合樹脂における、エチレン由来の構成単位およびプロピレン由来の構成単位の合計量(EP含有量、全構成単位の個数に対する上記式のmとnとの和)は特に限定されない。
本実施形態では、エチレンプロピレンスチレン共重合樹脂は、市販品が用いられてもよい。このような市販品は、ストラクトール社、フローポリマー社(Flow Polymers Inc.)、performance additive社、ランクセス社等によって製造販売されるものが例示される。
ゴム成分100質量部に対する相溶化樹脂の含有量は、2質量部以上が好ましく、3質量部以上がより好ましく、4質量部以上がさらに好ましい。相溶化樹脂の含有量を2質量部以上とすることで、十分な破壊特性が得られる傾向がある。また、ゴム成分100質量部に対し、相溶化樹脂の含有量は、10質量部以下が好ましく、8質量部以下がより好ましく、6質量部以下がさらに好ましく、5質量部以下が特に好ましい。相溶化樹脂の含有量を10質量部以下とすることにより、発熱性の悪化を抑制することができる。
(その他の配合剤)
ベーストレッド用ゴム組成物には、上記成分以外にも、必要に応じて、従来ゴム工業で一般に使用される配合剤、例えば、カーボンブラック以外のシリカ等の補強用充填剤、各種軟化剤、オイル、液状ジエン系重合体、各種老化防止剤、ワックス、酸化亜鉛、ステアリン酸、加硫剤、加硫促進剤等を適宜含有することができる。
(シリカ)
シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多く、シランカップリング剤との反応点が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
(シランカップリング剤)
シリカを含有させる場合、シランカップリング剤を用いることが好ましい。シランカップリング剤としては、例えば、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド等のスルフィド系、3-メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3-メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のメルカプト系、3-オクタノイルチオ-1-プロピルトリエトキシシラン、3-ヘキサノイルチオ-1-プロピルトリエトキシシラン、3-オクタノイルチオ-1-プロピルトリメトキシシラン等のチオエーテル系、ビニルトリエトキシシラン等のビニル系、3-アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ系、γ-グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のグリシドキシ系、3-ニトロプロピルトリメトキシシラン等のニトロ系、3-クロロプロピルトリメトキシシラン等のクロロ系等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、シリカとの反応の温度制御のしやすさおよび、ゴム組成物の補強性改善効果等の点から、スルフィド系のカップリング剤、とりわけビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドおよび3-トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィドが好ましい。
(軟化剤)
軟化剤としては、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリン等の石油系軟化剤、大豆油、パーム油、ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油等の脂肪油系軟化剤、トール油、サブ、蜜ロウ、カルナバロウ、ラノリン等のワックス類、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸、等が挙げられる。
(オイル)
オイルとしては、例えば、パラフィン系、アロマ系、ナフテン系プロセスオイル等のプロセスオイルが挙げられる。
(老化防止剤)
老化防止剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、フェニル-α-ナフチルアミン、フェニル-β-ナフチルアミン、アルドール-α-トリメチル1,2-ナフチルアミン等のナフチルアミン系;2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体、6-エトキシ-2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン等のキノリン系;p-イソプロポキシジフェニルアミン、p-(p-トルエンスルホニルアミド)-ジフェニルアミン、N,N-ジフェニルエチレンジアミン、オクチル化ジフェニルアミン等のジフェニルアミン系;N-フェニル-N’-(1,3-ジメチルブチル)-p-フェニレンジアミン、N-イソプロピル-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン、N,N’-ジフェニル-p-フェニレンジアミン、N,N’-ジ-2-ナフチル-p-フェニレンジアミン、N-シクロヘキシル-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン、N,N’-ビス(1-メチルヘプチル)-p-フェニレンジアミン、N,N’-ビス(1,4-ジメチルペンチル)-p-フェニレンジアミン、N,N’-ビス(1-エチル-3-メチルペンチル)-p-フェニレンジアミン、N-4-メチル-2-ペンチル-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン、N,N’-ジアリール-p-フェニレンジアミン、ヒンダードジアリール-p-フェニレンジアミン、フェニルヘキシル-p-フェニレンジアミン、フェニルオクチル-p-フェニレンジアミン等のp-フェニレンジアミン系;2,5-ジ-(tert-アミル)ヒドロキノン、2,5-ジ-tert-ブチルヒドロキノン等のヒドロキノン誘導体;フェノール系(2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール、2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール、2,6-ジ-tert-ブチルフェノール、1-オキシ-3-メチル-4-イソプロピルベンゼン、ブチルヒドロキシアニソール、2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール、n-オクタデシル-3-(4’-ヒドロキシ-3’,5’-ジ-tert-ブチルフェニル)プロピオネート、スチレン化フェノール等のモノフェノール系;2,2’-メチレン-ビス-(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、2,2’-メチレン-ビス-(4-エチル-6-tert-ブチルフェノール)、4,4’-ブチリデン-ビス-(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、1,1’-ビス-(4-ヒドロキシフェニル)-シクロヘキサン等のビスフェノール系;トリスフェノール系;テトラキス-[メチレン-3-(3’,5’-ジ-tert-ブチル-4’-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン等のポリフェノール系);4,4’-チオビス-(6-tert-ブチル-3-メチルフェノール)、2,2’-チオビス-(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)等のチオビスフェノール系;2-メルカプトメチルベンゾイミダゾール等のベンゾイミダゾール系;トリブチルチオウレア等のチオウレア系;トリス(ノニルフェニル)ホスファイト等の亜リン酸系;チオジプロピオン酸ジラウリル等の有機チオ酸系老化防止剤等が挙げられる。これら老化防止剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。なかでも、耐熱性と耐疲労性の両立の点からN-フェニル-N’-(1,3-ジメチルブチル)-p-フェニレンジアミンおよび2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体を組み合わせて用いることが好ましい。
その他、ステアリン酸、酸化亜鉛、ワックス等は、従来ゴム工業で使用されるものを用いることができる。
(加硫剤)
加硫剤としては特に限定されず、タイヤ工業において一般的なものを使用することができ、なかでも硫黄が好ましく、不溶性硫黄がより好ましい。
(加硫促進剤)
加硫促進剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド-アミン系もしくはアルデヒド-アンモニア系、イミダゾリン系、キサンテート系加硫促進剤が挙げられ、なかでも、本発明の効果がより好適に得られる点から、スルフェンアミド系加硫促進剤が好ましい。
スルフェンアミド系加硫促進剤としては、CBS(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド)、TBBS(N-t-ブチル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド)、N-オキシエチレン-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N’-ジイソプロピル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N-ジシクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド等が挙げられる。チアゾール系加硫促進剤としては、2-メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアゾリルジスルフィド等が挙げられる。チウラム系加硫促進剤としては、テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)等が挙げられる。グアニジン系加硫促進剤としては、ジフェニルグアニジン(DPG)、ジオルトトリルグアニジン、オルトトリルビグアニジン等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、本発明の効果がより好適に得られる点からTBBSを使用することが好ましい。
(ベーストレッド用ゴム組成物の製造方法)
ベーストレッド用ゴム組成物の製造方法としては特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、前記の各成分をオープンロール、バンバリーミキサー、密閉式混練機等のゴム混練装置を用いて混練し、その後加硫する方法等により製造できる。
(タイヤの製造方法)
前記ベーストレッド用ゴム組成物から構成されるベーストレッドを備えたタイヤは、前記ベーストレッド用ゴム組成物を用いて、通常の方法により製造できる。すなわち、ジエン系ゴム成分に対して前記の配合剤を必要に応じて配合した前記ゴム組成物を、ベーストレッドの形状にあわせて押出し加工し、タイヤ成型機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、通常の方法にて成型することにより、未加硫タイヤを形成し、この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより、タイヤを製造することができる。
タイヤは、乗用車用タイヤ、乗用車用高性能タイヤ、トラックやバス等の重荷重用タイヤ、競技用タイヤ等タイヤ全般に用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例において用いた各種薬品をまとめて示す。
・NR:TSR20(天然ゴム)
・SPB含有BR:宇部興産(株)製のVCR617(1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含むポリブタジエンゴム、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶(SPB)の含有率:12質量%、SPBの融点:200℃、沸騰n-ヘキサン不溶物の含有率:15~18質量%)
・スズ変性BR:日本ゼオン(株)製のBR1250(スズ変性ポリブタジエンゴム(スズ変性BR)、開始剤としてリチウムを用いて重合、ビニル結合量:10~13質量%、Mw/Mn:1.5、スズ原子の含有率:250ppm)
・カーボンブラック1:東海カーボン(株)製のシースト 3(HAF)(24M4DBP吸油量:98ml/100g、CTAB吸着比表面積:89m2/g、N2SA:79m2/g)
・カーボンブラック2:東海カーボン(株)製のシースト SO(FEF)(24M4DBP吸油量:85ml/100g、CTAB吸着比表面積:42m2/g、N2SA:40m2/g)
・カーボンブラック3:東海カーボン(株)製のシースト V(GPF)(24M4DBP吸油量:84ml/100g、CTAB吸着比表面積:37m2/g、N2SA:36m2/g)
・亜鉛華:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
・ステアリン酸:日油(株)製のビーズステアリン酸つばき
・ワックス:日本精蝋(株)製のオゾエース355
・老化防止剤1:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N-フェニル-N’-(1,3-ジメチルブチル)-p-フェニレンジアミン)
・老化防止剤2:川口化学工業(株)製アンテージRD(2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体)
・オイル:出光興産(株)製のダイアナプロセス AH-24(アロマオイル)
・相溶化樹脂1:ストラクトール社製のストラクトール40MS(芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂(エチレンプロピレンスチレン共重合体)、軟化点:98~106℃)
・相溶化樹脂2:フローポリマー社製のPromix(登録商標)400(芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂(エチレンプロピレンスチレン共重合体)、軟化点:98~106℃)
・不溶性硫黄:日本乾溜工業(株)製のセイミ硫黄(オイル10%含有、二硫化炭素による不溶物:60%以上)
・加硫促進剤1:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS-P(N-tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(TBBS))
実施例および比較例
表1および2に示す配合処方に従い、(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、不溶性硫黄および加硫促進剤を除く薬品を投入し、排出温度が155℃となるように5分間混練りした。ついで、得られた混練物に不溶性硫黄および加硫促進剤を表1に示す配合量で加えた後、オープンロールを用いて、排出温度80℃の条件で3分間混練りして、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物トレッド形状に成形して、他の部材と貼り合わせ、170℃で15分間加硫することにより、空気入りタイヤ(サイズ195/65R15)を得た。また、未加硫ゴム組成物を試験片にして、170℃で15分間加硫することにより、加硫ゴム試験片を得た。なお、表1および2において、オイルの含有量には、油展ゴムに含まれるオイル量および不溶性硫黄に含まれるオイル量も含まれる。
各実施例および比較例により得られた空気入りタイヤまたは加硫ゴム試験片について、燃費性能、乗り心地性能、耐久性の評価を下記試験により行った。結果を表1および2に示す。
<燃費性能試験>
転がり抵抗試験機を用い、各試験用タイヤを、リム(15×6JJ)、内圧(230kPa)、荷重(3.43kN)、速度(80km/h)で走行させたときの転がり抵抗を測定し、比較例1を100として指数表示した。燃費性能指数が大きいほど燃費性能が良好であり、110以上を目標値とする。
<乗り心地試験>
各試験用タイヤを国産FF2000ccの全輪に装着してテストコースを実車走行し、蛇行運転をした際の試験開始直後と開始30分後の乗り心地をドライバーの官能評価により評価した。前記評価を総合的に、比較例1の乗り心地を100点として相対評価を行った。点数が高いほど乗り心地に優れ、110以上を目標値とする。
<耐久性能>
各試験用タイヤを、排気量2000ccの乗用車に装着し、アスファルト路面上を35周、定常円旋回させた後の損傷形態を評価した。剥離が発生していないことを100とし、剥離が発生した場合は、周回数/35周で指数化した。
Figure 0007069919000002
Figure 0007069919000003

Claims (4)

  1. 1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5~20質量%含むポリブタジエンゴムを15~30質量%およびイソプレン系ゴムを70~85質量%含むジエン系ゴム成分100質量部に対して、補強用充填剤として24M4DBP吸油量が90ml/100g以下、かつCTAB吸着比表面積が50m2/g以下であるカーボンブラックを30~50質量部含むベーストレッド用ゴム組成物であって、
    さらに、芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂を含むベーストレッド用ゴム組成物
  2. 前記ポリブタジエンゴムのジエン系ゴム成分中の含有量が20~30質量%である請求項1記載のベーストレッド用ゴム組成物。
  3. 前記芳香族成分および/またはナフテン成分と脂肪族成分とが共重合された共重合炭化水素樹脂の含有量が、前記ジエン系ゴム成分100質量部に対して、2~10質量部である請求項1または2記載のベーストレッド用ゴム組成物。
  4. 請求項1~3記載のベーストレッド用ゴム組成物で構成されるベーストレッドを備えるタイヤ。
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