JP7057107B2 - 光源装置および画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像投射装置(以下、プロジェクタという)に好適な光源装置に関する。
プロジェクタには、レーザダイオード(LD)からの励起光を波長変換素子としての蛍光体に照射することで発生させた蛍光光を含む照明光を液晶パネル等の光変調素子に導き、該光変調素子により変調された画像光を投射することで画像を表示するものがある。このようなプロジェクタの代表例として、青色LDからの青色光と該青色光を励起光として蛍光体に照射して発生させた蛍光光としての黄色光とを組み合わせることにより、白色光を形成するものがある。ただし、蛍光体には、赤色の波長域における蛍光変換効率が低いものが多い。このため、特許文献1には、青色LDおよび蛍光体とは別に赤色LD等の赤色光源を設けて、赤色光を補うプロジェクタが特許文献1にて開示されている。
ところが、青色LDと赤色LDとでは劣化する速さが異なるため、プロジェクタの長時間の使用に伴って投射される画像の色バランスが崩れるおそれがある。特許文献2には、青色LDと黄色蛍光光を発生する蛍光体とを用いるプロジェクタにおいて、青色LDが劣化したときの色バランスの補正方法が開示されている。具体的には、光量モニタで測定された青色光の光量と赤色光の光量とに基づいて光変調素子のゲインを調整することで色バランスを補正する。
特開2016-21014号公報 特許第5593703号公報
しかしながら、青色LDと黄色蛍光光を発生する蛍光体とに赤色光を補うための赤色LEDを組み合わせる場合には、蛍光体からの黄色光のうち赤色光成分の光量と赤色LDからの赤色光の光量とを区別できることが必要となる。これは、蛍光光に含まれる赤色光成分の色味と赤色LDからの光の色味とが互いに異なるため、赤色LDの劣化に伴う赤色光の減少量を正しく測定できなければ、崩れた色バランスを良好に補正することができないためである。
本発明は、光源の劣化等による色バランスの崩れを良好に補正することができるようにした光源装置および画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての光源装置は、第1の波長域の第1の光を発する第1の光源と、第1の光の一部を、該第1の波長域とは異なる波長域であって第2の波長域および第3の波長域を含む波長域の波長変換光に変換する波長変換素子と、第2の波長域に含まれる波長域の第2の光を発する第2の光源と、第2の波長域の少なくとも一部であり、第2の光の波長域を含む第1の測定波長域の光量を測定可能な第1の測定手段と、第3の波長域の少なくとも一部である第3の測定波長域の光量を測定可能な第3の測定手段と、第1の測定手段による第1の測定波長域における波長変換光と第2の光の光量の測定結果、第3の測定手段による第3の測定波長域における波長変換光の光量の測定結果、および第1の測定波長域における波長変換光の光量と第3の測定波長域における波長変換光の光量の比を用いて、波長変換光に含まれる第2の波長域の光量および第2の光の光量を取得する演算手段を有することを特徴とする。
なお、上記光源装置からの光を変調する光変調素子を有し、光変調素子により変調された光を投射して投射画像を表示する画像投射装置であって、上記第2の光の光量を用いて、光変調素子または第1および第2の光源のうち少なくとも一方に対する通電量を制御する制御手段を有する画像投射装置も本発明の他の一側面を構成する。
また、本発明の他の一側面としての制御方法は、第1の波長域の第1の光を発する第1の光源と、第1の光の一部を、該第1の波長域とは異なる波長域であって第2の波長域および第3の波長域を含む波長域の波長変換光に変換する波長変換素子と、第2の波長域に含まれる波長域の第2の光を発する第2の光源とを有する光源装置に適用される。該制御方法は、第2の波長域の少なくとも一部であり、第2の光の波長域を含む第1の測定波長域の光量を測定するステップと、第3の波長域の少なくとも一部である第3の測定波長域の光量を測定するステップと、第1の測定波長域における波長変換光と第2の光の光量の測定結果、第3の測定波長域における波長変換光の光量の測定結果、および第1の測定波長域における波長変換光の光量と第3の測定波長域における波長変換光の光量の比を用いて、波長変換光に含まれる第2の波長域の光量および第2の光の光量を取得するステップを有することを特徴とする。
なお、上記光源装置のコンピュータに、上記制御方法に従う処理を実行させるコンピュータプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、第1または第2の光源の劣化等による色バランスの崩れを良好に補正することができる。
本発明の実施例1であるプロジェクタの構成を示す図。 実施例1における投射光のスペクトルを示す図。 実施例1における投射光の色を説明するための色度図。 実施例1のプロジェクタで行われる処理を示すフローチャート。 本発明の実施例2であるプロジェクタの構成を示す図。 実施例2のプロジェクタで行われる処理を示すフローチャート。 本発明の実施例3であるプロジェクタの構成を示す図。 実施例3のプロジェクタで行われる処理を示すフローチャート。 本発明の実施例4であるプロジェクタの構成を示す図。 実施例4のプロジェクタで行われる処理を示すフローチャート。 本発明の実施例5であるプロジェクタで行われる処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である画像投射装置としてのプロジェクタの構成を示している。以下の説明において、R、GおよびBはそれぞれ、赤色、緑色および青色の意味である。本実施例のプロジェクタは、光源装置としての光源部と、照明光検出部と、プロジェクタ光学系とを有する。光源部において、2BはB光源(第1の光源)、3BはB光(第1の光)、2RはR光源(第2の光源)、3RはR光である。4は光反射部材、5はガラス板、6は第1のレンズである。7は波長変換素子としての蛍光体、8は蛍光体支持部材である。9は照明光である。照明光検出部において、10は光分岐部、11RはR用光測定部(第1の測定手段)である。
プロジェクタ光学系において、12aは第1のフライアイレンズ、12bは第2のフライアイレンズ、13は偏光変換素子、14は第2のレンズ、15はダイクロイックミラー、16は波長選択性位相板である。また、17RBはRB用偏光ビームスプリッタ、17GはG用偏光ビームスプリッタ、18RはR用λ/4板、18GはG用λ/4板、18BはB用λ/4板である。さらに、19RはR用光変調素子、19GはG用光変調素子、19BはB用光変調素子、20は色合成プリズムである。21は投射光、22は投射レンズである。
プロジェクタは、制御部(制御手段)1を有する。制御部1は、CPU等のマイクロコンピュータにより構成されており、コンピュータプログラムに従ってプロジェクタ全体を制御するための動作を行う。R光源2RとB光源2Bは半導体レーザにより構成されている。ただし、半導体レーザに代えてLEDを用いてもよい。R光源2Rのピーク波長は640nmであり、B光源2Bのピーク波長は455nmである。制御部1は、R光源2RとB光源2Bに対する通電、すなわちR光源2RとB光源2Bの駆動(つまりは発光)を制御する。
R光源2Rから発せられたR光3RとB光源2Bから発せられたB光3Bは、光反射部材4で反射されて第1のレンズ6を介して蛍光体7に照射される。光反射部材4は、ガラス板5の表面のうちR光3RおよびB光3Bが照射される部分のみに設けられている。また、第1のレンズ6は、R光3RおよびB光3Bを集光して蛍光体7上に該R光3RおよびB光3Bの所定サイズの照射領域を形成する。
蛍光体7は、基板としての蛍光体支持部材8によって支持されている。蛍光体7は、励起光としてのB光3Bの一部を波長変換(蛍光変換)して波長変換光(蛍光光)としての黄色光(以下、Y光という)を発生させる。このY光の波長域は、R光3Rの波長域(第2の波長域)とG光の波長域(第3の波長域)とを含む。一方、B光3Bのうち蛍光体7により波長変換されなかった光は、非変換光として蛍光体7や蛍光体支持部材8によって拡散および反射されて第1のレンズ6に向かう。本実施例の蛍光体7においては、該蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7での波長変換により発生した変換光(Y光)の光量との比は一定である。また、R光3Rは、蛍光体7によってはほとんど波長変換されず、拡散および反射されて第1のレンズ6に向かう。
蛍光体7の材料は、YAG:Ce等である。蛍光体支持部材8は、剛性が高く、B光、Y光およびR光に対する反射率が高く、さらに蛍光体7で発生した熱を放熱し易いものであることが望ましい。このため、蛍光体支持部材8の材料としては、典型的にはアルミ等の金属板である。ただし、金属板と同様な機能を有するものであれば、金属板に限られない。また、蛍光体7からの放熱を効率的に行うために、モータ等を用いて蛍光体7および蛍光体支持部材8を回転させて励起光の照射領域が蛍光体7上の一か所に固定されないようにしてもよい。
蛍光体7からの蛍光光(Y光)と非変換光(R光およびB光)との合成光は、照明光9として第1のレンズ6に入射する。このときの第1のレンズ6は、照明光9を平行光に変換する。
第1のレンズ6を透過した照明光9は、さらにガラス板5のうち光反射部材4以外の部分を透過する。プロジェクタ光学系は、ガラス板5を透過した照明光9が白色光になるように設計されている。ガラス板5を透過した照明光9の一部は、光分岐部10で分岐されてR用光測定部11Rにより受光される。光分岐部10は、例えば平板状のガラスにより形成されている。ただし、照明光9の一部を分岐できるものであればどのようなものを用いてもよい。
光分岐部10を透過した照明光9は、第1のフライアイレンズ12aおよび第2のフライアイレンズ12bを透過しながら複数の光束に分割されて偏光変換素子13に入射する。偏光変換素子13は、無偏光光である照明光9を一方向の偏光方向を有する直線偏光に変換する。一般にLDからの光束は直線偏光であるが、蛍光体7からの光束は偏光方向が乱れた無偏光光である。このため、後述の偏光ビームスプリッタでの偏光分離を効率良く行うために、偏光変換素子13を設けることで偏光方向を所定の方向に揃えている。本実施例では、偏光変換素子は、照明光9を図1の紙面に垂直な偏光方向を有する直線偏光(S偏光)に変換する。偏光変換素子13から出射した照明光9としての複数の光束は、第2のレンズ14により集光されて各光変調素子(19R,19G,19B)上にて重ね合わせられる。これにより、各光変調素子が均一に照明される。
第2のレンズ14を透過した照明光9は、ダイクロイックミラー15に導かれる。ダイクロイックミラー15は、照明光9のうちRB光9RBを反射して、G光9Gを透過させる。ダイクロイックミラー15を透過したS偏光としてのG光9Gは、G用偏光ビームスプリッタ17Gに入射してその偏光分離面で反射され、λ/4板18Gを透過してG用光変調素子19Gに入射する。G用光変調素子19G、R用光変調素子19RおよびB用光変調素子19Bは反射型液晶表示素子である。各光変調素子の制御は、制御部1が行う。
G用光変調素子19Gでは、G光9Gが画像変調されて反射される。画像変調されたG光のうちS偏光成分は、再びλ/4板18Gを透過した後にG用偏光ビームスプリッタ17Gの偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたG光のうちP偏光成分は、λ/4板18Gを透過した後にG用偏光ビームスプリッタ17Gの偏光分離面を透過して色合成プリズム20に入射する。
一方、ダイクロイックミラー15で反射されたRB光9RBは、波長選択性位相板16に入射する。波長選択性位相板16は、R光の偏光方向を90度回転させてP偏光とし、B光はそのままの偏光方向のS偏光として透過させる。波長選択性位相板16を透過したRB光9RBは、RB用偏光ビームスプリッタ17RBに入射する。RB用偏光ビームスプリッタ17RBは、P偏光であるR光9Rを透過し、S偏光であるB光9Bを反射する。
RB用偏光ビームスプリッタ17RBの偏光分離面を透過したR光9Rは、λ/4板18Rを透過してR用光変調素子19Rに入射し、ここで画像変調されて反射される。画像変調されたR光のうちP偏光成分は、再びλ/4板18Rを透過した後にRB用偏光ビームスプリッタ17RBの偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたR光のうちS偏光成分は、λ/4板18Rを透過した後にRB用偏光ビームスプリッタ17RBの偏光分離面で反射されて色合成プリズム20に入射する。
RB用偏光ビームスプリッタ17RBの偏光分離面で反射されたB光9Bは、λ/4板18Bを透過してB用光変調素子19Bに入射し、ここで画像変調されて反射される。画像変調されたB光のうちS偏光成分は、再びλ/4板18Bを透過した後にRB用偏光ビームスプリッタ17RBの偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたR光のうちP偏光成分は、λ/4板18Bを透過した後にRB用偏光ビームスプリッタ17RBの偏光分離面を透過して色合成プリズム20に入射する。
色合成プリズム20に入射したB光9BおよびR光9Rはそのダイクロイック面を透過し、色合成プリズム20に入射したG光9Gはそのダイクロイックで反射される。こうして色合成された投射光21(B光9B、R光9RおよびG光9G)は、投射レンズ22を介して被投射面であるスクリーン23に投射される。これにより、投射画像としてのフルカラー画像がスクリーン23上に表示される。
前述したR用光測定部11Rは、照明光9のうちR光の強度(すなわち光量)を測定する機能を有するフォトダイオードにより構成される。R用光測定部11Rは、R波長域の少なくとも一部である600nmから700nmの波長域(第1の測定波長域)の光量を測定可能である。R用光測定部11Rによる光量測定は、プロジェクタ内部の温度変化による各光源の出力の変動が十分小さくなってから行うことが好ましい。R用光測定部11Rによる測定結果は、演算部(演算手段)24に送られる。演算部24は、MPU等のマイクロコンピュータにより構成され、R用光測定部11Rからの測定結果を用いて所定の演算を行い、その演算結果に応じて投射光21(つまりは投射画像)の色に関する調節(補正)を行うための各光変調素子の制御を行う。具体的には、後述するように投射光21の色バランスを調節(補正)するために光変調素子の光変調量を制御する。
図2は、制御部1がR光源2RとB光源2Bの両方を発光(点灯)させてスクリーン23に全白画像を表示させたときの投射光21のスペクトルを示す。図2(a)は、400nmから700nmの波長域のスペクトルである。図2(b)は、R用光測定部11Rで測定可能な600nmから700nmの波長域のスペクトルである。図2(b)の点線よりも下側のA部は蛍光体7で波長変換された蛍光光に含まれるR光成分(以下、蛍光R光という)を示し、点線よりも上側のB部はR光源2RからのR光(以下、光源R光という)を示す。
フォトダイオードにより構成されるR用光測定部11Rは、図2(b)に示すスペクトルの積分値を測定することはできるが、A部とB部とを区別して測定することはできない。A部のRの色味とB部のRの色味とは互いに異なる色味であるため、A部とB部との積分値を用いるだけでは投射光の色バランスを良好に(精度良く)補正することができない。
図3はxy色度図である。図3において丸で示した色度座標は、投射光21のうち蛍光光(B光源)からのB光(以下、蛍光B光という)によるB、蛍光体7からの蛍光光に含まれるG光(以下、蛍光G光という)によるG、蛍光R光によるRおよび光源R光によるRを示している。ここにいう蛍光B、GおよびR光とは、B光源2Bを点灯してR光源2Rを点灯しなかった(消灯した)ときに投射光21に含まれるB、GおよびR光である。また、光源R光とは、B光源2Bを点灯せずに(消灯して)R光源2Rを点灯したときに投射光21に含まれるR光である。図3に示すように、蛍光R光によるRと光源R光によるRとは色度座標が異なる。したがって、投射光21の色バランスを補正するためには、蛍光R光の光量と光源R光の光量とを区別する必要がある。
このため本実施例のプロジェクタ(制御部1および制御部24)は、A部の光量とB部の光量を別々に測定するための図4のフローチャートに示す色補正処理を行う。制御部1および演算部24は、コンピュータプログラムとしての制御プログラムに従って本処理を実行する。このことは、後述する他の実施例でも同じである。
ステップ1において、制御部1は、色補正処理を開始する。制御部1がステップ1を行うタイミングは、ユーザが決めてもよいし予め決められたタイミングでもよい。また、プロジェクタの起動中に常時ステップ1が行われてもよい。
次にステップ2では、制御部1は、R光源2Rを点灯させずにB光源2Bのみを点灯する。
次にステップ3では、制御部1は、R用光測定部11RにR光の光量である第1のR光量PR1を測定させる。第1のR光量PR1は、図2(b)のA部に相当する。
次にステップ4では、制御部1は、B光源2Bを消灯する。次にステップ5では、制御部1は、B光源2Bを点灯せずにR光源2Rのみを点灯する。
次にステップ6では、制御部1は、R用光測定部11RにR光の光量である第2のR光量PR2を測定させる。第2のR光量PR2は、図2(b)のB部に相当する。
次にステップ7では、制御部1は、R光源2Rを消灯する。ただし、本ステップ7を行わずにR光源にRを点灯したまま後の処理を行ってもよい。このことは、後述する他の実施例でも同じである。
次にステップ8では、演算部24は、R用光測定部11Rによる測定結果である第1のR光量PR1および第2のR光量PR2を用いて、各光変調素子の光変調量を設定する。そしてステップ9において、制御部1は、色補正処理を終了する。
図4のステップ8において演算部24が各光変調素子の光変調量を設定する処理について詳細を説明する。前述したように蛍光体7に照射されるB光3Bの光量(以下、B光量という)と蛍光体7にて発生する蛍光光の光量との比は一定である。このため、投射光21のうちB光量、G光の光量(以下、G光量という)およびB光3Bが波長変換されて発生したR光の光量(以下、蛍光R光量という)との比も一定である。そして、蛍光R光量と第1のR光量PR1とは比例するため、演算部24は、投射光21に含まれるB光量、G光量および蛍光R光量を、第1のR光量PR1に対して所定の比例係数を乗じることで算出する。演算部24は、比例係数を予め保持(記憶)している。比例係数は、設計値から求められたものでもよいし、実測により求められたものでもよい。
さらに、演算部24は、第2のR光量PR2を用いて、投射光21のうちB光量、G光量、蛍光R光量および蛍光体7にて波長変換されなかったR光源2RからのR光の光量(以下、光源R光量という)を算出する。このようにして演算部24は、蛍光R光量と光源R光量に関する情報を取得する。ここにいう蛍光R光量と光源R光量に関する情報(以下、単に光量に関する情報という)は、それぞれの光量自体の情報であってもよいし、両光量の比や割合を示す情報であってもよい。
そして演算部24は、上記算出結果(光量に関する情報)を用いて、投射光21の色バランスが目標バランスになるように各光変調部の光変調量を設定する。例えば、プロジェクタを長時間使用した場合にB光源2BとR光源2Rの劣化の度合いが互いに異なる。B光源2BよりR光源2Rの方が早く劣化した場合は、投射光21の色バランスにおいてBとGがRに対して過剰になる。このため、演算部24は、G用光変調素子19GとB用光変調素子19Bの光変調量を下げることで白の色バランスを取る。
逆にB光源2Bの方がR光源2Rより早く劣化した場合は、投射光21の色バランスにおいてRがBとGに対して過剰になる。このため、演算部24は、R用光変調素子19Rによる光変調量を下げることで白の色バランスを取る。本実施例によれば、B光源2BとR光源2Rの劣化する速さが異なる場合でも、投射光21の色バランスを良好に調節(補正)することができる。
本実施例では、B光源やR光源が点灯または消灯の際にR用光測定部11Rが測定を行う場合について説明したが、各光源を完全に消灯せずに各光源の駆動電流値(通電量)を変化させて測定を行ってもよい。すなわち、演算部24は、BおよびR光源2B,2Rをともに通電により発光させた状態でR用光測定部11Rに光量を測定させる第1の測定を行う。また、演算部24は、BおよびR光源2B,2Rのうち少なくとも一方に対する通電量を第1の測定と異ならせた状態でR用光測定部11Rに光量を測定させる第2の測定を行う。そして、第1および第2の測定の測定結果から光量に関する情報を取得する。
図5を用いて、本発明の実施例2であるプロジェクタの構成について説明する。本実施例のプロジェクタは、実施例1(図1)のプロジェクタに対して、B用光測定部(第2の測定手段)11Bを有する点で異なる。
B用光測定部11Bは、R用光測定部11Rに併設されており、光分岐部10で分岐された照明光9の一部を受光する。B用光測定部11Bは、400nmから500nmの波長域(第2の測定波長域)の光の強度(光量)を測定する。また本実施例では、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7で波長変換された蛍光光の光量との比は一定でなく、B光3Bの光量が大きいほど蛍光光の光量が小さくなる。
本実施例のプロジェクタ(制御部1および制御部24)は、A部の光量とB部の光量を別々に測定するための図6のフローチャートに示す色補正処理を行う。図6におけるステップ10,11,12はそれぞれ、実施例1(図4)におけるステップ3,6,8に代わるステップである。図6におけるステップ1,2,4,5,7および9は図4と同じであるため、説明を省略する。
制御部1は、ステップ2においてR光源2Rを点灯させずにB光源2Bのみを点灯させた後、ステップ10において、R用光測定部11Rに投射光21に含まれる第1のR光量PR1を測定させるとともに、B用光測定部11Bに第1のB光量PB1を測定させる。第1のB光量PB1は、図2(b)に示したA部に相当する。
ステップ5においてR光源2Rのみを点灯した制御部1は、ステップ11において、R用光測定部11Rに第2のR光量PR2を測定させるとともに、B用光測定部11Bに第2のB光量PB2を測定させる。第2のR光量PR2は、図2(b)に示すB部に相当する。
ステップ7でのR光源2Rの消灯後、処理はステップ12に進む。ステップ12では、演算部24は、R用光測定部11Rによる測定結果である第1のR光量PR1および第2のR光量PR2と、B用光測定部11Bによる測定結果である第1のB光量PB1および第2のB光量PB2とを用いて、各光変調素子の光変調量を設定する。
図6のステップ12において演算部24が各光変調素子の光変調量を設定する処理について詳細を説明する。前述したように、本実施例では蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7で波長変換された蛍光光の光量との比は一定ではない。このため演算部24は、投射光21に含まれるB光量を第1のB光量PB1から算出する。一方、投射光21に含まれるG光量と蛍光R光量との比は一定である。このため、演算部24は、投射光21に含まれるG光量を第1のR光量PR1から算出する。また演算部24は、投射光21に含まれる蛍光R光量を第1のR光量PR1から算出し、投射光21に含まれる光源R光量を第2のR光量PR2から算出する。
そして演算部24は、上記算出結果(蛍光R光量、光源R光量、B光量およびG光量に関する情報)を用いて、実施例1と同様に投射光21の色バランスが目標バランスになるように各光変調部の光変調量を設定する。
本実施例によれば、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7から生じる蛍光光の光量との比が一定ではない場合において、投射光21の色バランスを良好に調節(補正)することができる。
図7を用いて、本発明の実施例3であるプロジェクタの構成について説明する。本実施例のプロジェクタは、実施例1(図1)のプロジェクタに対して、G用光測定部(第3の測定手段)11Gを有する点で異なる。
G用光測定部11Gは、R用光測定部11Rに併設されており、光分岐部10で分岐された照明光9の一部を受光する。G用光測定部11Gは、500nmから600nmの波長域(第3の測定波長域)の光の強度(光量)を測定する。本実施例では、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7で波長変換された蛍光光の光量との比は一定である。
本実施例のプロジェクタ(制御部1および制御部24)は、A部の光量とB部の光量を別々に測定するための図8のフローチャートに示す色補正処理を行う。
ステップ1において色補正処理を開始した制御部1は、ステップ13において、B光源2BとR光源2Rを点灯する。
次にステップ14では、制御部1は、R用光測定部11RとG用光測定部11Gのそれぞれに、投射光21に含まれるR光量PRとG光量PGを測定させる。測定結果としてのR光量PRは、図2(b)に示すA部とB部との和に相当する。
次にステップ15では、制御部1は、B光源2BとR光源2Rを消灯する。ただし、このステップ15は省略してもよい。
次にステップ16では、演算部24は、ステップ14にてR用光測定部11Rにより測定されたR光量PRとG用光測定部11Gにより測定されたG光量PGとを用いて、各光変調素子の光変調量を設定する。こうして次のステップ9において色補正処理を終了する。
図8のステップ16において演算部24が各光変調素子の光変調量を設定する処理について詳細を説明する。本実施例では、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光R光量との比は一定であるため、投射光2のうちB光量とG光量と蛍光R光量との比は一定である。このため、演算部24は、投射光21のうちB光量と蛍光体R光量を測定されたG光量PGから算出する。また、測定されたR光量PRは、蛍光R光量と光源R光量との和に相当する。このため、演算部24は、先に算出した蛍光R光量を測定されたR光量PRから差し引くことにより光源R光量を算出する。
そして演算部24は、上記算出結果(光量に関する情報)を用いて、実施例1と同様に投射光21の色バランスが目標バランスになるように各光変調部の光変調量を設定する。
本実施例によれば、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7から発生する蛍光光の光量との比が一定である場合において、1回の光量測定により投射光21の色バランスを良好に調節(補正)することができる。
図9を用いて、本発明の実施例4であるプロジェクタの構成について説明する。本実施例のプロジェクタは、実施例3(図7)のプロジェクタに対して、B用光測定部(第2の測定手段)11Bを有する点で異なる。
B用光測定部11Bは、G用光測定部11GおよびR用光測定部11Rに併設されており、光分岐部10で分岐された照明光9の一部を受光する。本実施例では、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7で波長変換された蛍光光の光量との比が一定でなく、B光3Bの光量が大きいほど蛍光光の光量が小さくなる。
本実施例のプロジェクタ(制御部1および制御部24)は、A部の光量とB部の光量を別々に測定するための図10のフローチャートに示す色補正処理を行う。図10におけるステップ17,18はそれぞれ、実施例3(図8)におけるステップ14,16に代わるステップである。図6におけるステップ1,13,15および9は図8と同じであるため、説明を省略する。
ステップ1において色補正処理を開始した制御部1は、ステップ17において、R用光測定部11RとG用光測定部11GとB用光測定部11Bのそれぞれに、R光量PRとG光量PGとB光量PBとを測定させる。測定されたR光量PRは、図2(b)に示すA部とB部の和に相当する。
次にステップ18では、演算部24は、R用光測定部11Rにより測定されたR光量PRとG用光測定部11Gにより測定されたG光量PG6とB用光測定部11Bにより測定されたB光量PBとを用いて、各光変調素子の光変調量を設定する。
図10のステップ18において演算部24が各光変調素子の光変調量を設定する処理について詳細を説明する。本実施例では、演算部24は、投射光21に含まれるG光量を測定されたG光量PGから算出(取得)し、B光量を測定されたB光量PBから算出(取得)する。投射光21のうちG光量と蛍光R光量との比は一定である。このため、演算部24は、投射光21のうち蛍光R光量を測定されたG光量PGから算出する。また、測定されたR光量PRは、蛍光R光量と光源R光量との和に相当する。このため、演算部24は、先に算出した蛍光R光量を測定されたR光量PRから差し引くことにより光源R光量を算出する。
そして演算部24は、上記算出結果(光量に関する情報)を用いて、実施例1と同様に投射光21の色バランスが目標バランスになるように各光変調部の光変調量を設定する。
本実施例によれば、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7から発生する蛍光光の光量との比が一定である場合において、1回の光量測定により投射光21の色バランスを良好に調節(補正)することができる。
本実施例によれば、蛍光体7に照射されるB光3Bの光量と蛍光体7から生じる蛍光光の光量との比が一定ではない場合において、投射光21の色バランスを良好に調節(補正)することができる。
本発明の実施例5のプロジェクタについて説明する。本実施例のプロジェクタの構成は実施例4(図9)と同じであるため説明を省略する。
本実施例のプロジェクタ(制御部1および制御部24)は、A部の光量とB部の光量を別々に測定するための図11のフローチャートに示す色補正処理を行う。図11のフローチャートは、実施例4(図10)のフローチャートにステップ19~21が加わったものである。
ステップ17で光量測定を行った制御部1は、ステップ15において、B光源2BとR光源2Rを消灯する。
次にステップ19では、演算部24は、R用光測定部11R、G用光測定部11GおよびB用光測定部11Bのそれぞれにより測定されたR光量、G光量およびB光量を用いて、B光源2BとR光源2Rの劣化量を算出する。そして、算出した劣化量を補うように各光源に供給する通電量(駆動電流値)を設定する。
次にステップ20では、演算部24は、設定した駆動電流値が設定可能範囲内のものであるか否か判定する。駆動電流値の設定可能範囲は、各光源に対して予め決められたものであり、例えば、各光源の定格電流に対して30~100%の範囲である。演算部24は、本ステップにて設定駆動電流値が設定可能範囲内であると判定した場合はステップ21に進む。ステップ21では、制御部1は、各光源に供給する駆動電流値を更新し、その後ステップ9に進んで色補正処理を終了する。
一方、ステップ20において設定駆動電流値が設定可能範囲内でないと判定した場合は、演算部24は、図10にも示したステップ18に進む。ステップ18の処理を終えた制御部1は、ステップ9に進んで色補正処理を終了する。
図11のステップ19において演算部24が各光源の駆動電流値を設定する処理について詳細を説明する。演算部24は、投射光21に含まれるB光量、G光量、蛍光R光量および光源R光量の初期値を予め記憶している。演算部24は、図10のステップ18と同様の処理により、投射光21に含まれるB光量、G光量、蛍光R光量および光源R光量を算出する。そして演算部24は、算出された各光量と各光量の初期値とから、各光源の劣化量を算出し、算出した劣化量を補正するように各光源に対する駆動電流値を設定する。
演算部24は、前述したように設定駆動電流値が設定可能な範囲内であれば駆動電流値の変更のみで色バランスを補正する。一方、設定駆動電流値が設定可能範囲内でなければ、各光変調素子の光変調量を変更することにより色バランスを補正する。
本実施例によれば、各光源に対する駆動電流値を補正することにより、投射光の色バランスの補正だけでなく、投射光の明るさも一定に保つように補正することができる。
(変形例)
前述した各実施例では、投射光に含まれる各色光量を算出する場合について説明したが、各色光量の比や割合を光量に関する情報として算出(取得)してもよい。
また、R用光測定部による測定結果から各光変調素子の光変調量が示されたテーブルデータを参照して光変調量を設定してもよい。
また、正常とみなせる色バランスの範囲を予め決めておき、色バランスが該正常範囲から外れたときに色バランスの補正を行ってもよい。
また、各光測定部の位置は各実施例に示した位置に限定されず、投射光の色を検出することができる位置であればどの位置でもよい。
また、各実施例のプロジェクタは、R光源からのR光を蛍光体に照射するように構成されているが、これに限定されることはなく、照明光にR光源からのR光を合成する構成であってもよい。
また、各実施例では、R光源を用いる場合について説明したが、蛍光体からの蛍光光の波長域に含まれる波長を発する光源であれば他の色の光源を用いてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 制御部
2R 赤光源
2B 青光源
7 蛍光体
11R R用光測定部
11G G用光測定部
11B B用光測定部
24 演算部

Claims (7)

  1. 第1の波長域の第1の光を発する第1の光源と、
    前記第1の光の一部を、該第1の波長域とは異なる波長域であって第2の波長域および第3の波長域を含む波長域の波長変換光に変換する波長変換素子と、
    前記第2の波長域に含まれる波長域の第2の光を発する第2の光源と、
    前記第2の波長域の少なくとも一部であり、前記第2の光の波長域を含む第1の測定波長域の光量を測定可能な第1の測定手段と、
    前記第3の波長域の少なくとも一部である第3の測定波長域の光量を測定可能な第3の測定手段と、
    前記第1の測定手段による前記第1の測定波長域における前記波長変換光と前記第2の光の光量の測定結果、前記第3の測定手段による前記第3の測定波長域における前記波長変換光の光量の測定結果、および前記第1の測定波長域における前記波長変換光の光量と前記第3の測定波長域における前記波長変換光の光量の比を用いて、前記波長変換光に含まれる前記第2の波長域の光量および前記第2の光の光量を取得する演算手段を有することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置と、前記光源装置からの光を変調する光変調素子とを有し、前記光変調素子により変調された光を投射して投射画像を表示する画像投射装置であって、
    前記第2の光の光量を用いて、前記光変調素子を制御する制御手段を有することを特徴とする画像投射装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の光の光量を用いて、前記投射画像の色に関する調節を行うための前記光変調素子の制御を行うことを特徴とする請求項に記載の画像投射装置。
  4. 請求項1に記載の光源装置と、前記光源装置からの光を変調する光変調素子とを有し、前記光変調素子により変調された光を投射して投射画像を表示する画像投射装置であって、
    前記第2の光の光量を用いて、前記第1および第2の光源に対する通電量を制御する制御手段を有することを特徴とする画像投射装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の光の光量を用いて、前記投射画像の色に関する調節を行うための前記第1および第2の光源に対する通電量の制御を行うことを特徴とする請求項に記載の画像投射装置。
  6. 第1の波長域の第1の光を発する第1の光源と、前記第1の光の一部を、該第1の波長域とは異なる波長域であって第2の波長域および第3の波長域を含む波長域の波長変換光に変換する波長変換素子と、前記第2の波長域に含まれる波長域の第2の光を発する第2の光源とを有する光源装置の制御方法であって、
    前記第2の波長域の少なくとも一部であり、前記第2の光の波長域を含む第1の測定波長域の光量を測定するステップと、
    前記第3の波長域の少なくとも一部である第3の測定波長域の光量を測定するステップと、
    前記第1の測定波長域における前記波長変換光と前記第2の光の光量の測定結果、前記第3の測定波長域における前記波長変換光の光量の測定結果、および前記第1の測定波長域における前記波長変換光の光量と前記第3の測定波長域における前記波長変換光の光量の比を用いて、前記波長変換光に含まれる前記第2の波長域の光量および前記第2の光の光量を取得するステップを有することを特徴とする光源装置の制御方法。
  7. 第1の波長域の第1の光を発する第1の光源と、前記第1の光の一部を、該第1の波長域とは異なる波長域であって第2の波長域および第3の波長域を含む波長域の波長変換光に変換する波長変換素子と、前記第2の波長域に含まれる波長域の第2の光を発する第2の光源とを有する光源装置のコンピュータに処理を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記処理は、
    前記第2の波長域の少なくとも一部であり、前記第2の光の波長域を含む第1の測定波長域の光量を測定するステップと、
    前記第3の波長域の少なくとも一部である第3の測定波長域の光量を測定するステップと、
    前記第1の測定波長域における前記波長変換光と前記第2の光の光量の測定結果、前記第3の測定波長域における前記波長変換光の光量の測定結果、および前記第1の測定波長域における前記波長変換光の光量と前記第3の測定波長域における前記波長変換光の光量の比を用いて、前記波長変換光に含まれる前記第2の波長域の光量および前記第2の光の光量を取得するステップを含むことを特徴とする制御プログラム。
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