JP7055966B2 - 塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに塗布液を塗布する塗布装置に関する。
特許文献1には、吸収性物品を構成するトップシートに機能性材料を噴霧し塗布する製造装置について記載されている。この製造装置では、吸引ドラムの外周面に巻きつけられたトップシートの吸引ドラムと接する面とは反対側の面に対して、吸引ドラムを回転させてトップシートを搬送させながら、噴霧ノズルから機能性材料が噴霧されて塗布が行われる。吸引ドラム、噴霧ノズルを囲うように筐体が設けられている。
特許文献2には、搬送される帯状のシートの一面に塗布液を霧状に塗布する塗布装置が記載されている。この塗布装置では、シートは、ロールによって塗布面の傾き状態が転換され、水平状態と、垂直状態又は水平状態のシートに対して鈍角の斜度を持った斜めの状態をとるように配置される。塗布液は、水平状態、垂直状態、又は斜め状態のシートにむかって塗布され、シートは、塗布液が塗布された後に、塗布面の傾きが変換される。この塗布面の傾きが変換される変換位置に配置されるロールには加熱ロールが用いられる。この加熱ロールは、塗布手段からみてシート搬送方向の下流側に位置する。この塗布装置では、加熱ロールを設けることにより、気流等の影響により飛散した塗布液が加熱ロールに付着しても、塗布液は流動性を失わず加熱ロールの外周面に固着しないため、加熱ロールに付着した塗布液は加熱ロールの回転によりシートに速やかに転写される。
特開2016-120072号公報 特開2013-63385号公報
特許文献1に記載される製造装置においては、筐体によって機能性材料の飛散範囲を狭めることができるが、筐体に機能性材料が付着して装置が汚染するとともに、機能性材料のロスが発生する。
特許文献2に記載される塗布装置においては、塗布手段からみてシート搬送方向の上流側で生じる塗布液の飛散により、塗布液のロスが発生する。
本発明の課題は、装置汚染を低減し、塗布液のロスが抑制された塗布が可能な塗布装置に関する。
本発明の塗布装置は、吐出装置と、回転ロールと、を具備する。
上記塗布装置は、搬送される帯状のシートの一方の面に塗布液を塗布する。
上記吐出装置は、上記一方の面に非接触で上記塗布液を吐出する。
上記回転ロールは、上記一方の面を内側にして上記シートの搬送方向に沿って上記吐出装置を囲むように上記記シートを支持し、回転して上記シートを搬送する。
本発明によれば、装置汚染を低減し、塗布液のロスが抑制された塗布が可能となる。
第1の実施形態に係る塗布装置の模式斜視図である。 (A)は図1の塗布装置の模式正面図であり、(B)は図1の塗布装置のシートにより囲まれた空間内からみた模式上面図であり、吐出装置から吐出される塗布液の吐出方向に位置するシート付近を示し、塗布領域と回転ロールとの位置関係を説明するための図である。 第2の実施形態に係る塗布装置の模式正面図である。 第3の実施形態に係る塗布装置の模式正面図である。 (A)は第4の実施形態に係る塗布装置の模式正面図であり、(B)は同実施形態に係る塗布装置のシートにより囲まれた空間内からみた模式上面図であり、吐出装置から吐出される塗布液の吐出方向に位置するシート付近を示し、仕切りの配置位置を説明するための図である。 本発明の塗布方法により得られる吸収性物品の一例としての使い捨ておむつを一部破断して示す平面図である。
<第1の実施形態>
(塗布装置)
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、吐出装置8と、一対の回転ロール2~5と、を備える。塗布装置1では、一方向に搬送される帯状のシートSの一方の面Saに吐出装置8から吐出される塗布液9が塗布される。シートSは搬送方向に長手方向を有する。図1及び図2(A)上、シートSは矢印方向に沿って搬送される。図面において、シートSの長手方向と直交する幅方向はX軸に対応する。
シートSとしては、塗布液を塗布可能なシート状物が用いられ、例えば、紙、不織布、フィルム等が挙げられる。
吐出装置8は、吐出装置8の先端に塗布液を吐出するノズル8aと、吐出装置8の内部に、溶融させた状態の塗布液を圧縮空気によりノズル8aへ供給する供給路(図示せず)と、当該供給路と接続され、塗布液を溶融する溶融タンク(図示せず)と、を備える。
吐出装置8のノズル8aは、シートSの一方の面Saに非接触で、一方の面Saに向かって塗布液を吐出する。ノズル8aからは、溶融され粒子化された塗布液9が放射状に噴霧される。
シートSは、一方の面Saと、当該一方の面Saに対向する他方の面Sbと、を有する。
一方の面Saは、塗布液9の塗布対象となる塗布領域70と、塗布液9の塗布対象でない第1の非塗布領域71a及び第2の非塗布領域71bとを有する。塗布装置1では、シートSに対して所定の塗布領域70に塗布液が塗布されるように、吐出装置8の設置位置、塗布液の時間当たりの吐出量等が適宜設定される。
図1及び図2(B)に示すように、塗布領域70は、シートSの搬送方向と直交するシートSの幅方向の中央部に位置する。第1の非塗布領域71aと第2の非塗布領域71bは、塗布領域70を介して幅方向に沿って対向して位置し、幅方向の両側方部それぞれに位置する。
シートSは、一方の面Saを内側にして、シートSの搬送方向に沿って吐出装置8を囲むように、一対の回転ロール2~5により支持され、これら回転ロール2~5の回転によりシートSは搬送される。シートSによって囲まれる空間を空間Aと称す。
一対の回転ロール2(3、4、5)は、第1の回転ロール2a(3a、4a、5a)と第2の回転ロール2b(3b、4b、5b)とを有する。第1の回転ロール2a(3a、4a、5a)と第2の回転ロール2b(3b、4b、5b)は、シートSの幅方向に平行な回転中心軸を有する円筒形状を有し、互いの回転中心軸は同一直線上に位置する。一対の回転ロール3~5は、その外周面が一方の面Saに接触して回転する。一対の回転ロール2は、その外周面が他方の面Sbに接触して回転する。一対の回転ロール2~5の各回転軸は互いに平行に配置される。
第1の回転ロール2a(3a、4a、5a)と第2の回転ロール2b(3b、4b、5b)とは、シートSの幅方向の両側方部それぞれに幅方向に沿って互いに対向し、離間して配置される。換言すると、一対の回転ロール2~5それぞれは、シートSの幅方向に沿って非連続に配置された回転ロールである。
一対の回転ロール2は、空間Aの外部に位置し、一方の面Saの搬送方向を180度変換して空間AへシートSを搬入する。
一対の回転ロール3と一対の回転ロール4とは同一平面上に位置する。一対の回転ロール4と一対の回転ロール5とは同一平面上に位置する。一対の回転ロール2の下方部と、一対の回転ロール3の上方部とは同一平面上に位置する。
本実施形態においては、塗布空間となる空間Aの外部に位置する一対の回転ロール2を非連続の回転ロールとしたが、連続した回転ロールとしてもよい。
一対の回転ロール2~5は、いずれも、シートSの搬送方向を転換するロールであり、駆動源なしで回転中心軸周りに回転する、いわゆるフリーロールである。塗布装置1は、これらフリーロールである回転ロール2~5に加えて更に、シートSを搬送方向に搬送する搬送ロール(図示せず)を備えている。搬送ロールは駆動ロールであり、その回転中心軸には、駆動源が設けられており、該駆動源からの駆動力が伝達されることによって回転中心軸周りに回転する。搬送ロールの駆動により、一対の回転ロール2~5は回転し、シートSが搬送される。
シートSは、一対の回転ロール2~5によって、搬送方向が順次転換され、一方の面Saが内側となるように、吐出装置8を囲むように配置される。シートSにより囲まれる空間A内に一対の回転ロール3~5と吐出装置8が位置し、空間A内で、塗布液9の塗布が行われる。
シートSの搬送速度は、特に制限されないが、好ましくは50m~500m/分、更に好ましくは100m~400m/分である。
図1及び図2(B)に示すように、第1の回転ロール3a(4a、5a)は第1の非塗布領域71aに接するように配置され、第2の回転ロール3b(4b、5b)は第2の非塗布領域71bに接するように配置される。一対の回転ロール3~5は、非塗布領域71a及び71bのみに接触するように配置され、塗布領域70に接触するように配置されない。
図2(B)に示すように、第1の回転ロール2a(3a、4a、5a)と第2の回転ロール2b(3b、4b、5b)との距離d1は、塗布領域70の幅方向の寸法d2以上となっている。
図1及び図2(A)に示すように、シートSは、空間A内で、まず一対の回転ロール2と一対の回転ロール3により水平状態に支持される。
次に、シートSは、一対の回転ロール3の位置で搬送方向が90度変換され、一対の回転ロール3と一対の回転ロール4によりほぼ垂直状態に支持される。
次に、シートSは、一対の回転ロール4の位置で搬送方向が90度変換され、一対の回転ロール4と一対の回転ロール5により水平状態に支持される。
次に、シートSは、一対の回転ロール5の位置で搬送方向が90度変換され、上方に向けて搬送される。
尚、本願明細書において、「ほぼ垂直」とは、設置誤差の範囲も含まれ、85度~95度の範囲内にあることをいう。
一方の面Saは、吐出装置8を囲む領域において、吐出装置8から吐出される塗布液9の吐出方向に位置する第1の面61と、搬送方向において第1の面61よりも下流側に位置する第2の面62と、第1の面61よりも上流側に位置する第3の面63と、第3の面63よりも更に上流側に位置する第4の面64と、を有する。空間Aは、第1の面61、第2の面62、第3の面63及び第4の面64により四方がほぼ囲まれた空間である。
第1の面61は、上述した一対の回転ロール4と一対の回転ロール5により水平状態に支持される領域である。
第2の面62は、上述した、一対の回転ロール5により搬送方向が変換されて上方に向けて搬送される、第1の面61に対してほぼ垂直状態にある領域である。
第3の面63は、上述した一対の回転ロール3と一対の回転ロール4により、第1の面61に対してほぼ垂直状態に支持される領域である。
第4の面64は、上述した一対の回転ロール2と一対の回転ロール3bにより水平状態に支持される領域であり、第1の面61とほぼ平行である。
塗布装置1では、シートSは、塗布面となる一方の面Saが、下方に位置する水平状態の第4の面64、ほぼ垂直状態の第3の面63、上方に位置する水平状態の第1の面61、ほぼ垂直状態の第2の面62という順に一方の面Saの傾きが変化して搬送される。
吐出装置8のノズル8aは第1の面61に対してほぼ垂直方向に配される。塗布液9の吐出方向は第1の面61に対してほぼ垂直であり、シートSが第1の面61に位置するときに、塗布液9が主に塗布され、塗布膜10が一方の面Sa上に形成される。
図2(A)に示すように、塗布装置1において、塗布液9が第1の面61に向かって噴霧されると、第1の面61で塗布液9の一部が跳ね返り飛散する。また、シートSが搬送された状態で塗布液9の塗布が行われると、シートSの搬送により発生する空気流により塗布液9の一部が飛散する。また、吐出装置8より上方にも塗布液9は飛散する。
本実施形態では、シートSが、吐出装置8を搬送方向に沿って囲むように配置されるので、第1の面61で跳ね返る塗布液9aやシートSの搬送により発生する空気流で飛散する塗布液9aは、第1の面61に対してほぼ垂直状態に位置する第2の面62及び第3の面63、第1の面61に対して吐出装置8を介して対向配置する第4の面64に付着する。
吐出装置8の吐出位置よりも搬送方向上流側に位置する第4の面64及び第3の面63に付着する飛散した塗布液9aは、第1の面61で主に塗布される塗布液9とともに塗布膜10を構成する。
また、吐出装置8の吐出位置よりも搬送方向下流側に位置する第2の面62に付着する飛散した塗布液9aは塗布された塗布膜10上に付着するため、塗布膜10を構成する。
このように、第3の面63及び第4の面64においても、塗布膜10の一部を構成することになる飛散した塗布液9aが付着するが、塗布液9が主に塗布されるのはシートSが第1の面61に位置するときであるので、図面においては、第1の面61の吐出装置8から塗布液9が塗布された後に塗布膜10が形成されるように図示している。以下、他の実施形態においても同様である。
このように、本実施形態では、シートSの塗布面となる一方の面Saを内側に位置させ、搬送方向に沿って吐出装置8を囲むようにシートSを配置させるので、跳ね返りや搬送による空気流により飛散した塗布液9aも塗布膜10を構成することができ、飛散した塗布液9aによる装置の汚染を低減するとともに、塗布液のロスを低減させることができる。
塗布液9は、例えば、シートSに所定の効能を付与する目的で使用される。その効能は、塗布液が所定量塗布されることにより発現されるものである。したがって、本実施形態では、所定量の塗布液をシートSに効率よく安定して塗布することができるので、このようなシートSが用いられる製品の効能を安定して発現させることができ、製品の品質を安定したものとすることができる。
また、本実施形態では、空間A内に位置する一対の回転ロール3~5それぞれは、シートSの第1の非塗布領域71a及び第2の非塗布領域71b上に位置するように配置され、一対の回転ロール間距離d1は、塗布領域70の幅方向の寸法d2以上となっている。
これにより、塗布領域70に回転ロールが位置しないため、回転ロール3~5へ飛散した塗布液9aが付着することによる汚染を低減することができる。
このように、塗布装置1は、シートSの塗布面となる一方の面Saに部分的に塗布液を塗布するのに適した構成となっている。
塗布装置1を用いたシートSへの塗布液の塗布工程では、シートSと吐出装置8のノズル8aの吐出口との間隔は、例えば、後述する使い捨ておむつのスキンケア剤の塗布に適用する場合には、10mm~70mm、好ましくは30mm~50mmである。
また、ノズル8a形状は適宜設定される。ノズル8aの吐出口の形状は限定されず、例えば円形であっても矩形であってもよく、ノズル8aの吐出口の数は1つでも複数でもよい。
また、吐出装置8によりシートSに塗布される塗布液の塗布量は、塗布液やシートSの種類等に応じて適宜設定される。例えば、後述する使い捨ておむつのスキンケア剤の塗布に適用する場合は、通常、0.1g/m~5.0g/m、好ましくは0.1g/m~1.0g/mである。ここでいう塗布量は、塗布液塗布前のシートSの重量と塗布液塗布後のシートSとの重量との差から求めることができる。
尚、本実施形態では、吐出装置8の四方を囲むようにシートSを配置したが、吐出装置8の上方への塗布液の飛散量が少ない場合は、上方以外の吐出装置8の三方を囲むようにシートSを配置してもよい。この場合、シートSにより囲まれて形成される塗布空間Aは、上方側が開放されたものとなる。シートSは、図1に示す水平状態の第1の面61と、第1の面61より上流側に位置し第1の面61に対してほぼ垂直状態の第2の面62と、第1の面61より下流側に位置し第1の面61に対してほぼ垂直状態の第3の面63を有するように搬送される。このように、塗布液9の吐出方向に位置する第1の面61の搬送方向上流側及び下流側においてシート搬送面が立ち上がっていることで、少なくとも吐出装置8の三方を囲んでいる構成であっても、本発明における「吐出装置を囲むようにシートを支持」されているという。
(塗布方法)
上述の塗布装置1を用いた塗布方法では、まず、シート2を一対の回転ロール2~5にかけていき、塗布装置1に設置する。この際、シート2は、塗布面となる一方の面Saが内側となり、吐出装置8を囲むように配置される。
次に、一対の回転ロール2~5を回転させ、シート2を一方向に搬送させた状態で、吐出装置8から塗布液9を噴霧させる。これにより、シートSの塗布領域70に塗布液9が塗布され、塗布膜10が形成される。塗布液9は、シートSの一方の面Saが上方に向けられた水平状態となっている第1の面61に向かって噴霧される。吐出装置8は、途中途切れることなく連続して塗布液9を噴霧する。
塗布装置1では、シートSが第1の面61に位置したときに、シートSに塗布液9が主に塗布される。第2の面62、第3の面63、第4の面64には、第1の面61で跳ね返って飛散する塗布液9aや搬送により生じる空気流により飛散した塗布液9aが付着する。
このように、吐出装置8からシートSの第1の面61にむけて吐出された塗布液9が、跳ね返りや空気流の影響により飛散して直接シートSに付着しなかった場合でも、飛散した塗布液9aは第2の面62、第3の面63、第4の面64に付着されるので、所定量の塗布液をシートSに効率よく安定して塗布することができる。
(使い捨ておむつへの適用例)
上述の塗布装置1を用いた塗布方法は、例えば使い捨ておむつの表面シートへのスキンケア剤(塗布液)の塗布に適用可能である。
図6に示すように、使い捨ておむつ60は、液透過性の表面シート50と、液防漏性の裏面シート51と、これら両シート50、51間に配置された液保持性の吸収体52と、を備える。
また、使い捨ておむつ60は、その長手方向(Y方向)に着用時に着用者の背中側に配される背側部A、股間部に配される股下部C及び腹側に配される腹側部Bを有している。使い捨ておむつ60の長手方向と直交する幅方向(X方向)における両側方部それぞれには、防漏性のサイドシート53が、表面シート50の両側方部を覆うように配されている。表面シート50及びサイドシート53は、吸収体52の周縁より外方において、裏面シート51に接合されている。吸収体52の幅方向(X方向)外方のレッグフラップ部には、レッグギャザー形成用の弾性部材54が配されており、サイドシート53のおむつ幅方向中央側の側縁には、立体ギャザー形成用の弾性部材55が配されている。立体ギャザーは、サイドシート53と弾性部材55から構成される。
使い捨ておむつ60は、いわゆる展開型のおむつであり、背側部Aの長手方向の両側縁部それぞれに設けられたファスニングテープ56,56を、腹側部Bの外面に設けられたランディングテープ57に止着することにより、身体に装着して使用する。
表面シート50には、上述の塗布装置1を用いて、塗布液としてのスキンケア剤65が塗布されている。図上、スキンケア剤65が塗布されている領域をドットで埋めて図示している。表面シート50は、着用したときに、着用者の肌側に向けられる面である。スキンケア剤65は、着用者の肌に対して、例えば着用者の肌のかぶれ、炎症等を効果的に抑制、治癒する効能を有する機能剤である。
塗布装置1によるスキンケア剤塗布工程では、図6に示す使い捨ておむつ60が複数長手方向(Y軸方向)で連なってなる連続体(帯状のシート)が、長手方向が搬送方向となるように搬送される。塗布装置1において、連続体は、表面シート50が位置する面側を内側にして、連続体で吐出装置8を囲むように、回転ロール2~5によって支持される。吐出装置8からはスキンケア剤が吐出される。スキンケア剤の塗布後、連続体は使い捨ておむつ60毎に切断される。
スキンケア剤塗布工程では、使い捨ておむつの連続体は、弾性部材54が引き伸ばされた状態でスキンケア剤が塗布される。この状態では、一対の立体ギャザーが内側に倒されており、内側に倒された立体ギャザーの自由端同士の間が、スキンケア剤が塗布される塗布領域70となる。また、この塗布領域70を間に介して幅方向に沿って対向配置されるおむつ幅方向両側が第1の非塗布領域71a及び第2の非塗布領域71bとなり、使い捨ておむつ60では、サイドシート53が位置する領域が第1の非塗布領域71a及び第2の非塗布領域71bとなる。
使い捨ておむつ60では、立体ギャザーにより、尿等の液の股下からの横漏れ防御性を高めている。そのため立体ギャザーを形成するサイドシート53には防漏性の部材、一般的には撥水性不織布等が用いられる。スキンケア剤が親水性である場合、撥水性の部材からなるサイドシート53にスキンケア剤が付着すると、立体ギャザーによって液の横漏れを防止することができなくなる。
このため、使い捨ておむつ60のサイドシート53が位置しない領域の表面シート50にのみスキンケア剤が塗布されることが望ましい。
本実施形態では、上述の塗布装置1を用いることにより、吸収性物品である使い捨ておむつ60の製造時におけるスキンケア剤塗布工程で、使い捨ておむつの連続体に所定量のスキンケア剤65を効率よく安定して塗布することができる。したがって、スキンケア剤65の効能が安定して発現される使い捨ておむつ60を、効率よく連続的に製造することができる。
更に、使い捨ておむつ60の製造時におけるスキンケア剤塗布工程で、上述の塗布装置1を用いることにより、必要とされる領域にのみ局所的にスキンケア剤65を塗布することができるので、塗布の必要のない領域にスキンケア剤65が付着することによる立体ギャザーによる横漏れ防止効果の低減が生じず、横漏れが防止された使い捨ておむつ60を、効率よく、連続的に製造することができる。
機能剤であるスキンケア剤65は、溶融され微粒子化されて霧状で吐出される。
スキンケア剤65としては、吸収性物品の技術分野において従来用いられてきたものと同様のものを特に制限なく用いることができ、例えば特開2018-78951号公報にあげられるスキンケア剤を用いることができる。
以下、他の実施形態における塗布装置について説明するが、いずれの塗布装置においても、上述の実施形態と同様に、シートSが吐出装置を搬送方向に沿って囲むように配置されるので、跳ね返りや搬送による空気流によって塗布液が飛散しても、所定量の塗布液をシートSに効率よく安定して塗布することができる。
また、以下の実施形態の塗布装置はいずれも上述の実施形態と同様に、使い捨ておむつのスキンケア剤塗布に適用することができる。
以下、各実施形態について説明するが、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する場合がある。
<第2の実施形態>
第1の実施形態における塗布装置1では、吐出装置8を四方から囲み、塗布装置1を正面からみたときに図2に示すようにシートSが略矩形状を形成するようにシートSが配置されていたが、本実施形態のように、吐出装置8を搬送方向で三方から囲み、塗布装置を正面からみたときにシートSが略三角形状を形成するようにシートSが配置されてもよい。以下、図3を用いて説明する。
図3に示すように、塗布装置21は、吐出装置8と、回転ロール23及び24と、一対の回転ロール4と、一対の回転ロール5と、を備える。塗布装置21では、図に示される矢印方向に沿って一方向に搬送される帯状のシートSの一方の面Saに吐出装置8から吐出された塗布液9が塗布され、塗布膜10が形成される。
回転ロール23及び24は、シートSの搬送方向と直交する幅方向(図上、X軸方向)に沿った回転中心軸を有する円筒形状を有し、その外周面が一方の面Saと対向する他方の面Sbに接触して回転する。回転ロール23及び24は、少なくともシートSの幅全長に亘って延在し、幅方向に沿って連続した形状を有する。
回転ロール23、一対の回転ロール4、一対の回転ロール5は、いずれも、シート搬送方向を転換するロールであり、駆動源なしで回転中心軸周りに回転する、いわゆるフリーロールである。回転ロール24の回転中心軸には駆動源が設けられており、該駆動源からの駆動力が伝達されることによって回転中心軸周りに回転する。塗布装置21では、回転ロール24の回転によりシートSは搬送される。
シートSは、回転ロール23、一対の回転ロール4、一対の回転ロール5、回転ロール24によって、順次搬送方向が転換される。シートSは、一方の面Saが内側となるように、搬出方向に沿って吐出装置8を囲むように配置される。シートSにより囲まれる空間A内で、塗布液の塗布が行われる。シートSは、塗布装置21を正面から見たときに略三角形状を有する。
回転ロール23は空間AへシートSを搬入し、回転ロール24は空間AからシートSを搬出する。一対の回転ロール4と、一対の回転ロール5とは同一平面上に位置する。
シートSは、空間A内で、まず回転ロール23と一対の回転ロール4により斜めの状態に支持される。次に、シートSは、一対の回転ロール4により、一方の面Saからみて搬送方向が鋭角に変換され、一対の回転ロール4と一対の回転ロール5により水平状態に支持される。次に、シートSは、一対の回転ロール5により、一方の面Saからみて搬送方向が鋭角に変換され、一対の回転ロール5と回転ロール24により斜めの状態に支持される。
一方の面Saは、吐出装置8を囲む領域において、吐出装置8から吐出される塗布液の吐出方向に位置する第1の面61と、搬送方向において第1の面61よりも上流側に位置する第2の面62と、第1の面61よりも下流側に位置する第3の面63と、を有する。空間Aは、第1の面61、第2の面62及び第3の面63により囲まれた空間である。
第1の面61は、上述した一対の回転ロール4と一対の回転ロール5により水平状態に支持される領域である。
第2の面62は、第1の面61に対して鋭角の位置関係で斜めの状態に支持される領域である。
第3の面63は、第1の面61に対して鋭角の位置関係で斜めの状態に支持される領域である。
ノズル8aは第1の面61に対してほぼ垂直方向に配され、塗布液9の吐出方向は第1の面61に対してほぼ垂直である。
図3に示すように、塗布装置21において、塗布液9が第1の面61に向かって噴霧されると、第1の面61で塗布液9が跳ね返り飛散する。また、シートSが搬送された状態で塗布液9の塗布が行われると、シートSの搬送により発生する空気流により塗布液9が飛散する。また、吐出装置8より上方にも塗布液9は飛散する。
本実施形態では、第2の面62及び第3の面63は、第1の面61に対し鋭角の角度で斜めの状態に位置するので、第1の面61で跳ね返った塗布液9aを効率よく第2の面62及び第3の面63に付着させることができる。
すなわち、第2の面62(第3の面63)を第1の面61に対し鋭角の角度となるように位置させることにより、垂直の角度となるように位置させる場合と比較して、第1の面61で跳ね返る塗布液9aの飛散分布における略中心となる塗布液9aの飛散方向と第2の面62(第3の面63)とのなす角を垂直に近づけることができ、第1の面61で跳ね返った塗布液9aを効率よく第2の面62(第3の面63)に付着させることができる。
また、シートSの搬送により発生する空気流で飛散する塗布液9a、吐出装置8の上方に飛散する塗布液9aも、第2の面62及び第3の面63に付着する。
以上のように、本実施形態においても、跳ね返りや搬送による空気流により塗布液9が飛散しても、所定量の塗布液をシートSに効率よく安定して塗布することができる。
<第3の実施形態>
上述の各実施形態の構成に加え、空気送風手段と、吸引手段と、を更に設けても良く、以下第3の実施形態として説明する。本実施形態では、第1の実施形態のように吐出装置8を四方から囲むようにシートSを配置する例をあげるが、第2の実施形態のように三方から囲むようにシートSを配置する塗布装置にも適用可能である。
以下、図4を用いて説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る塗布装置31は、吐出装置8と、回転ロール2~5と、送風手段としての空気噴射ノズル32及び33と、吸引手段としての空気吸引コンベア34及び35と、を備える。
空気噴射ノズル32(33)は、流体としての空気32a(33a)を噴射する。空気噴射ノズルは、第2の面62、第3の面63それぞれに対応して設けられる。
空気噴射ノズル32(33)は、空気噴射方向が、第2の面62(第3の面63)に対してほぼ垂直となるように配置され、第2の面62(第3の面63)に対して空気を送風する。空気噴射ノズル32(33)から噴射される空気32a(33a)は、第2の面62(第3の面63)側に飛散した塗布液9aを、第2の面62(第3の面63)へと誘導し、第2の面62(第3の面63)に速やかに定着させる。
ここでは、流体として空気をあげたが、窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガスといった不活性ガスや二酸化炭素等のガスを用いてもよい。典型的には空気が用いられる。
尚、空気の送風方向(空気噴射方向)を第2の面62(第3の面63)に対してほぼ垂直としたが、これに限定されず、飛散した塗布液9aが送風された空気32a(33a)によって第2の面62(第3の面63)に向かって誘導されればよく、典型的にはほぼ垂直である。
空気吸引コンベア34(35)は、第2の面62(第3の面63)に対応する他方の面Sb側に配置される。空気吸引コンベア34(35)は、吐出装置8と、シートSを介して対向配置される。
空気吸引コンベア34及び35は、シートSにより囲まれる空間A内の空気を、シートSを介して他面Sb側から吸引する。
空気吸引コンベア34(35)は、一対のロール36a、36b(37a、37b)と、両ロール36a、36b(37a、37b)間を架け渡された無端ベルト38(39)と、両ロール36a、36b(37a、37b)間であって相対向する無端ベルト38(39)間に配置された吸引装置(図示せず)とを備える。
両ロール36a、36b(37a、37b)の少なくとも一方は、駆動源が接続された駆動ロールである。無端ベルト38(39)には、吸引装置の吸引動作により発生した空気流が通過可能な微細な吸引孔が多数形成されている。
典型的には空気の吸引方向が第2の面62(第3の面63)に対してほぼ垂直となるように空気吸引コンベア34(35)が設けられる。
このように、第1の面61に対してほぼ垂直となる第2の面62及び第3の面63に対応して空気吸引コンベア34(35)が設けられ、空気吸引コンベア34(35)で空間Aの空気が吸引されることにより、第2の面62(第3の面63)側に飛散した塗布液9aを、第2の面62(第3の面63)へと誘導し、第2の面62(第3の面63)に速やかに定着させることができる。
また、第1の面61に対応する他方の面Sb側に空気吸引コンベアを設けてもよい。
以上のように、送付手段及び吸引手段を設けることにより、飛散した塗布液9aを効率よく、シートSに定着させることができる。
尚、本実施形態においては、送付手段と吸引手段の双方を設ける例をあげたが、いずれか一方を設けてもよく、飛散した塗布液9を効率よく、シートSに定着させることができる。
<第4の実施形態>
上述の各実施形態の構成に加え、飛散した塗布液の非塗布領域への広がりを更に低減できるように仕切りを更に設けても良い。本実施形態では、第1の実施形態の塗布装置1に仕切りを設ける例をあげるが、第2及び第3の実施形態に仕切りを設けてもよい。
以下、図5を用いて説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る塗布装置41は、吐出装置8と、回転ロール2~5と、一対の仕切り42と、を備える。一対の仕切り42は、第1の仕切り42aと第2の仕切り42bとを有する。一対の仕切り42は、シートSに接触しないように塗布装置41に設置される。
第1の仕切り42a及び第2の仕切り42bは、空間A内に設けられ、空間A内の搬送方向に沿った略矩形の額縁状の形状を有する。
図5(B)に示すように、第1の仕切り42aは第1の非塗布領域71a上に対応して設けられ、第2の仕切り42bは第2の非塗布領域71b上に対応して設けられる。換言すると、第1の仕切り42a(第2の仕切り42b)を第1の非塗布領域71a(第2の非塗布領域71b)に投影したときに、第1の仕切り42a(第2の仕切り42b)は第1の非塗布領域71a(第2の非塗布領域71b)内に位置する。
また、図5(B)に示すように、第1の仕切り42aと第2の仕切り42bの間に吐出装置8が位置し、一対の仕切り42を幅方向(X軸方向)で挟み込むように、一対の仕切り42の外側に各回転ロール3~5が位置する。
一対の仕切り42の高さ、すなわち額縁状の額縁部分の幅は、塗布対象であるシートSの大きさ、吐出装置8のノズル8aとシートSとの距離、塗布液の時間当たりの吐出量、搬送スピード等によって適宜設定される。例えば上述した使い捨ておむつ60の表面シートへのスキンケア剤の塗布に適用する例では、第1の仕切り42a及び第2の仕切り42bの高さは、例えば10~60cmに設定される。
このように、一対の仕切り42が設けられることにより、飛散した塗布液9aの非塗布領域71a及び71bへの広がりが一対の仕切り42によって制限されるので、非塗布領域71a及び71bに位置する回転ロール3~5への飛散した塗布液9aの付着がより低減される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上述の各実施形態の構成を組み合わせてもよい。
例えば、本発明の塗布装置は、展開型の使い捨ておむつへのスキンケア剤塗布に適用する他、パンツ型の使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド、パンティライナー等の吸収性物品への機能剤塗布に適用することもできる。
また、上述の各実施形態の塗布装置において、空間Aに位置するシートSの塗布液が主に塗布される第1の面に対し、当該第1の面よりも搬送方向下流側に位置する第2の面、上流側に位置する第3の面は、垂直又は鋭角となるように配置されているが、鈍角となるように配置されてもよく、第2の面及び第3の面に飛散した塗布液が付着されればよい。また、空間Aが円形状となるように、搬送方向が曲線を描きながら吐出装置8を囲んで構成されていてもよい。尚、好ましくは、上述のように、第1の面に対し、第2の面及び第3の面が垂直又は鋭角となるように配置されることが望ましく、効率よく飛散した塗布液を付着させることができる。
また、上述の各実施形態においては、第1の面は水平状態に支持されていたが、これに限定されず、斜めの状態であってもよい。
1、21、31、41…塗布装置
2~5…一対の回転ロール(回転ロール)
8…吐出装置
9…塗布液
S…シート
Sa…一方の面

Claims (7)

  1. 搬送される帯状のシートの一方の面に塗布液を塗布する塗布装置であって、
    前記一方の面に非接触で前記塗布液を吐出する吐出装置と、
    前記一方の面を内側にして前記シートの搬送方向に沿って前記吐出装置を囲むように前記シートを支持し、回転して前記シートを搬送する回転ロールと、
    を具備する塗布装置。
  2. 前記一方の面は、前記シートの搬送方向と直交する幅方向の中央部に位置し前記塗布液が塗布される塗布領域と、当該塗布領域を介して前記幅方向に沿って対向して位置する第1の非塗布領域及び第2の非塗布領域と、を有し、
    前記回転ロールは、前記幅方向に沿って互いに対向し離間して配置される第1の回転ロールと第2の回転ロールを含み、
    前記第1の回転ロールは前記第1の非塗布領域に接触し、前記第2の回転ロールは前記第2の非塗布領域に接触して回転し、
    前記幅方向に沿って配置される前記第1の回転ロールと前記第2の回転ロールとの距離は、前記塗布領域の幅方向の寸法以上である
    請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記シートにより囲まれる空間において、前記シートの搬送方向に沿って前記第1の非塗布領域上に配置される第1の仕切りと、前記第2の非塗布領域上に配置される第2の仕切りを更に具備し、
    前記第1の仕切り及び前記第2の仕切りは、幅方向に沿って配置される前記第1の回転ロールと前記第2の回転ロールとの間に配置される
    請求項1又は請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記一方の面は、前記吐出装置を囲む領域において、前記吐出装置から吐出される前記塗布液の吐出方向に位置する第1の面と、前記シートの搬送方向において前記第1の面よりも下流側に位置する第2の面と、前記第1の面よりも上流側に位置する第3の面とを有し、
    前記回転ロールは、前記第2の面及び前記第3の面が、前記第1の面に対し垂直又は鋭角の角度をとるように、前記シートを支持する
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の塗布装置。
  5. 前記第2の面及び前記第3の面に対し流体を送風する送風手段
    を更に具備する請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記シートは前記一方の面に対向する他方の面を有し、
    前記他方の面側に配置され、前記シートにより囲まれる空間内の空気を、前記シートを介して吸引する吸引手段
    を更に具備する請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の塗布装置。
  7. 搬送される帯状のシートの一方の面に塗布液を塗布する塗布方法であって、
    前記一方の面を内側にして前記シートの搬送方向に沿って前記吐出装置を囲むように前記シートを配置し、前記シートを搬送しながら、前記一方の面に対して非接触で配置される吐出装置から前記塗布液を塗布する
    塗布方法。
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