JP7053986B2 - アクチュエータと光走査装置 - Google Patents

アクチュエータと光走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7053986B2
JP7053986B2 JP2017251834A JP2017251834A JP7053986B2 JP 7053986 B2 JP7053986 B2 JP 7053986B2 JP 2017251834 A JP2017251834 A JP 2017251834A JP 2017251834 A JP2017251834 A JP 2017251834A JP 7053986 B2 JP7053986 B2 JP 7053986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
beams
wiring pattern
drive beam
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017251834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019117328A (ja
Inventor
健介 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2017251834A priority Critical patent/JP7053986B2/ja
Priority to CN201811383206.1A priority patent/CN109975974A/zh
Priority to US16/223,690 priority patent/US20190196178A1/en
Publication of JP2019117328A publication Critical patent/JP2019117328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7053986B2 publication Critical patent/JP7053986B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • G02B26/0858Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting means being moved or deformed by piezoelectric means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/101Scanning systems with both horizontal and vertical deflecting means, e.g. raster or XY scanners

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Description

本発明は、アクチュエータと光走査装置に関する。
従来から圧電体の上面に上部電極、下面に下部電極を形成したアクチュエータを用いて、入射光を反射させるミラー部を回転軸回りに回転させ、反射光を走査する光走査装置が知られている。このアクチュエータでは、圧電体に電圧を印加するために、上部電極に接続される上部配線と、下部電極に接続される下部配線とが形成されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献2に記載の光走査装置を構成するアクチュエータは、複数の梁を有する蛇腹構造を有する。最も外側の梁に変位取得用のセンサが設けられており、センサの信号により最も外側の梁の変位を検出でき、これにより蛇腹構造のアクチュエータによって所定の振動が得られているか検出している。
特許文献2に記載の構成では、最も外側の梁が動かなくなった場合には異常を検出することができる。しかしながら、最も外側の梁より内側の梁が折損し、最も外側の梁が通常通り動いているような場合には、センサ出力から異常を検出することはできない。また、最も外側の梁より内側の梁にもセンサを配置した場合には、異常を検出することは可能だが、センサの数だけ配線の数が増えてしまい、その分梁の幅を太くする必要がある。
特開2016-1325号公報 特開2017-68205号公報
アクチュエータとなるMEMS構造体において、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することが求められていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、アクチュエータとなるMEMS構造体において、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することを目的とする。
本発明の一態様に係るアクチュエータは、駆動対象物(120)と、前記駆動対象物を支持する駆動梁(170A、170B)と、前記駆動梁を支持する固定枠(180)と、前記駆動梁を駆動して前記駆動対象物を所定の軸の周りに揺動させる駆動源(171A、171B)と、を有し、前記駆動梁は、前記所定の軸に垂直な方向に延在する複数の梁の隣接する端部同士が連結されて全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有し、前記複数の梁の上に形成された前記駆動源の外周に沿って、前記複数の梁の上を引き回されて形成され、前記固定枠の上に端子(11、12)を有する故障検知用配線パターン(10)を有する。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
開示の技術によれば、アクチュエータとなるMEMS構造体において、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。 第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の一例を示す上面側の平面図である。 第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部のさらに他の一例を示す上面側の平面図である。 第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。 第4の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。 第5の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。 第6の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。 第6の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の一例を示す上面側の平面図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図1は、第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。本実施の形態に係る光走査部100は、セラミックパッケージとパッケージカバー等のパッケージ部材に収容して用いることができる。
光走査部100は、ミラー110を揺動させて光源から照射されるレーザ入射光を走査する部分であり、例えば圧電素子によりミラー110を駆動させるMEMSミラー等である。光走査部100に設けられたミラー110にレーザ入射光を入射して、ミラー110から出射される光を2次元に走査する。
図1に示されるように、光走査部100は、ミラー110と、ミラー支持部120と、連結梁121A、121Bと、水平駆動梁130A、130Bと、可動枠160と、垂直駆動梁170A、170Bと、固定枠180とを有する。ミラー支持部120の上面にミラー110が支持されている。
ミラー110を支持するミラー支持部120の両側に、ミラー支持部120に接続される一対の水平駆動梁130A、130Bが配置されている。ミラー支持部120と水平駆動梁130A、130Bは連結梁121A、121Bにより接続されている。+また、水平駆動梁130A、130B、連結梁121A、121B、ミラー支持部120及びミラー110は、可動枠160によって外側から支持されている。水平駆動梁130Aは、水平回転軸AXHと直交する垂直回転軸AXVの方向に延在する複数の矩形状の水平梁を有し、隣接する水平梁の端部同士が折り返し部により連結され、全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有する。水平駆動梁130Aの一方が可動枠160の内周側に、他方がミラー支持部120に接続される。また、水平駆動梁130Bは、水平回転軸AXHと直交する垂直回転軸AXVの方向に延在する複数の矩形状の水平梁を有し、隣接する水平梁の端部同士が折り返し部により連結され、全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有する。水平駆動梁130Bの一方が可動枠160の内周側に、他方がミラー支持部120に接続される。
また、可動枠160の両側に、可動枠160に接続される一対の垂直駆動梁170A、170Bが配置されている。垂直駆動梁170Aは、水平回転軸AXH方向に延在する複数の矩形状の垂直梁を有し、隣接する垂直梁の端部同士が折り返し部により連結され、全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有する。垂直駆動梁170Aの一方が固定枠180の内周側に、他方が可動枠160の外周側に接続される。また、垂直駆動梁170Bは、水平回転軸AXH方向に延在する複数の矩形状の垂直梁を有し、隣接する垂直梁の端部同士が折り返し部により連結され、全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有する。垂直駆動梁170Bの一方が固定枠180の内周側に、他方が可動枠160の外周側に接続される。
水平駆動梁130A、130Bは、それぞれ水平駆動源131A、131Bを有する。また、垂直駆動梁170A、170Bは、それぞれ垂直駆動源171A、171Bを有する。水平駆動梁130A、130B、垂直駆動梁170A、170Bは、ミラー110を上下又は左右に揺動してレーザ光を走査するアクチュエータとして機能する。
水平駆動梁130A、130Bの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である水平梁ごとに水平駆動源131A、131Bが形成されている。水平駆動源131Aは、水平駆動梁130Aの上面に形成された、圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。水平駆動源131Bは、水平駆動梁130Bの上面に形成された圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。
水平駆動梁130A、130Bは、水平梁ごとに隣接している水平駆動源131A、131B同士で、駆動波形の中央値を基準に上下反転した波形の駆動電圧を印加することにより、隣接する水平梁を上方向に反らせ、各水平梁の上下動の蓄積をミラー支持部120に伝達する。水平駆動梁130A、130Bの動作によりミラー110及びミラー支持部120が水平回転軸AXHを回転する方向に揺動され、この揺動する方向を水平方向と呼び、ミラー110の光反射面の中心を通る上記の揺動軸を水平回転軸AXHという。例えば水平駆動梁130A、130Bによる水平駆動には、非共振振動を用いることができる。
例えば、水平駆動源131Aは、水平駆動梁130Aを構成する1番目から4番目の各水平梁の上にそれぞれ形成された4つの水平駆動源131A1、131A2、131A3、131A4を含む。また、水平駆動源131Bは、水平駆動梁130Bを構成する1番目から4番目の各水平梁の上にそれぞれ形成された4つの水平駆動源131B1、131B2、131B3、131B4を含む。この場合、水平駆動源131A1、131B1、131A3、131B3を同波形、水平駆動源131A2、131B2、131A4、131B4を前者と駆動波形の中央値を基準に上下反転した波形で駆動することで、ミラー110及びミラー支持部120を水平方向へ揺動できる。
垂直駆動梁170A、170Bの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である垂直梁ごとに垂直駆動源171A、171Bが形成されている。垂直駆動源171Aは、垂直駆動梁170Aの上面に形成された、圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。垂直駆動源171Bは、垂直駆動梁170Bの上面に形成された、圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。
垂直駆動梁170A、170Bは、垂直梁ごとに隣接している垂直駆動源171A、171B同士で、駆動波形の中央値を基準に上下反転した波形の駆動電圧を印加することにより、隣接する垂直梁を上方向に反らせ、各垂直梁の上下動の蓄積を可動枠160に伝達する。垂直駆動梁170A、170Bの動作によりミラー110及びミラー支持部120が水平回転軸AXHの方向と直交する方向に揺動され、この揺動する方向を垂直方向と呼び、ミラー110の光反射面の中心を通る上記の揺動軸を垂直回転軸AXVという。例えば垂直駆動梁170A、170Bによる垂直駆動には、非共振振動を用いることができる。
例えば、垂直駆動源171Aは、垂直駆動梁170Aを構成する1番目から2番目の各垂直梁の上にそれぞれ形成された2つの垂直駆動源171A1、171A2を含む。また、垂直駆動源171Bは、垂直駆動梁170Bを構成する1番目から2番目の各垂直梁の上にそれぞれ形成された2つの垂直駆動源171B1、171B2を含む。この場合、垂直駆動源171A1、171B1を同波形、垂直駆動源171A2、171B2を前者と駆動波形の中央値を基準に上下反転した波形で駆動することで、ミラー110に接続されている可動枠160を垂直方向へ揺動できる。
本実施の形態の光走査装置において、アクチュエータとして機能するMEMS構造体は、例えば支持層、埋め込み(BOX)層及び活性層を有するSOI基板から形成されている。上記の固定枠180と可動枠160等は、支持層、BOX層及び活性層の3層から形成されている。一方、水平駆動梁130A,130B及び垂直駆動梁170A、170B等の固定枠180と可動枠160等を除く部分は、活性層の単層によって形成されている。あるいは、BOX層と活性層の2層から形成されていてもよい。
また、垂直駆動梁170Aの最も外側の垂直梁には、変位取得用センサ195が形成されている。垂直駆動梁170Bの最も外側の垂直梁には、変位取得用センサ196が形成されている。変位取得用センサ195、195の信号により、垂直駆動梁170A、170Bの最も外側の垂直梁の変位を検出でき、これにより蛇腹構造の垂直駆動梁170A、170Bによって所定の振動が得られているか検出できる。
本実施の形態の光走査装置において、故障検知用配線パターン10が、垂直駆動梁170A、170B及び水平駆動梁130A、130Bの上を引き回されて形成されている。故障検知用配線パターン10には固定枠180の上に端子11、12が形成されている。例えば、故障検知用配線パターン10は、固定枠180上の端子11から、接続部A12を経て垂直駆動梁170A上に引き回され、さらに接続部A11を経て可動枠160の上、水平駆動梁130Bの上及び連結梁121B、121Aの上に引き回されている。さらに、故障検知用配線パターン10は、連結梁121B、121Aから水平駆動梁130Aの上に引き回され、接続部A13を経て垂直駆動梁170B上に引き回され、接続部A14を経て固定枠180上の端子12に接続されている。
上記の本実施の形態に係る光走査装置は、端子11と端子12の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子11と端子12の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損は生じていないと判断される。端子11と端子12の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁のいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、最も外側の梁より内側の梁が折損した場合等、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
本実施の形態に光走査装置において、故障検知用配線パターンは駆動梁の振動量の変化を検出するものではないが、駆動梁の折損の有無の判断に用いることができる。故障検知用配線パターンを設けることで実施可能で、故障検知用配線パターンに印加される電圧を低電圧とすることが可能であって故障検知用配線パターンの配線幅を細くすることができ、また、配線数は最も少ない場合で1本であり、変位取得用のセンサを増設するよりも梁幅増大に対する影響が小さい。
図2は、本実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す回路図である。故障検知用配線パターン10Aは、垂直駆動梁170A、170B及び水平駆動梁130A、130B等のMEMS構造体(MEMS)上を引き回され、一方の端子から電源電圧等の電圧Vが印加される。故障検知用配線パターン10Aの他方の端子は、CPU(Central processing unit)等の信号処理部に接続されており、故障検知用配線パターン10Aの他方の端子からの出力をリアルタイムで監視可能である。故障検知用配線パターン10Aは、MEMSとCPUの間の部分において抵抗素子Rを介してグラウンドに接続される。図2に示される回路構成を有する場合、垂直駆動梁170A、170B及び水平駆動梁130A、130B等のMEMS構造体(MEMS)の故障がなければ、CPUへは電圧Vが入力される。また、垂直駆動梁170A、170B及び水平駆動梁130A、130B等のMEMS構造体(MEMS)のいずれかの箇所で断線があると、CPUへの入力はグラウンド電位となる。CPUにおいて電圧Vとグラウンド電位との間に電位を閾値として設定することで、閾値を下回る電位の入力があった場合に、MEMS構造体(MEMS)のいずれかの箇所で断線があると判断される。端子間の導通状態の確認には、図2の構成に限らず、その他の回路構成を用いることができる。
〈第2の実施の形態〉
図3は、第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。光走査部は、ミラーと、ミラー支持部122と、水平駆動梁132A、132Bと、垂直駆動梁172A、172Bと、固定枠181とを有する。ミラー支持部122の上面にミラーが支持されている。ミラーを支持するミラー支持部122の水平回転軸AXH方向の両側に水平駆動梁132A、132Bが配置され、水平駆動梁132A、132Bの一方の端部がミラー支持部122に接続され、他方の端部が固定枠181に接続されている。水平駆動梁132A、132Bは、水平回転軸AXHと直交する垂直回転軸AXVの方向に延在する複数の矩形状の水平梁を有し、隣接する水平梁の端部同士が折り返し部により連結され、全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有する。
また、ミラー支持部122の垂直回転軸AXV方向の両側に垂直駆動梁172A、172Bが配置され、垂直駆動梁172A、172Bの一方の端部がミラー支持部122に接続され、他方の端部が固定枠181に接続されている。垂直駆動梁172A、172Bは、垂直回転軸AXVと直交する水平回転軸AXHの方向に延在する複数の矩形状の垂直梁を有し、隣接する垂直梁の端部同士が折り返し部により連結され、全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有する。
水平駆動梁132A、132Bには、それぞれ水平駆動源が形成されており、垂直駆動梁172A、172Bには、それぞれ垂直駆動源が形成されており、水平駆動梁132A、132B、垂直駆動梁172A、172Bは、ミラー支持部122を上下又は左右に揺動してレーザ光を走査するアクチュエータとして機能する。
水平駆動梁132A、132Bの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である水平梁ごとに水平駆動源が形成されており、水平駆動源は、圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。水平駆動梁132A、132Bは、水平梁ごとに隣接している水平駆動源同士で、駆動波形の中央値を基準に上下反転した波形の駆動電圧を印加することにより、隣接する水平梁を上方向に反らせ、各水平梁の上下動の蓄積をミラー支持部122に伝達する。水平駆動梁132A、132Bの動作によりミラー及びミラー支持部122が水平回転軸AXHを回転する方向に揺動され、この揺動する方向を水平方向と呼び、ミラーの光反射面の中心を通る上記の揺動軸を水平回転軸AXHという。例えば水平駆動梁132A、132Bによる水平駆動には、非共振振動を用いることができる。
垂直駆動梁172A、172Bの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である垂直梁ごとに垂直駆動源が形成されており、垂直駆動源は、圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。垂直駆動梁172A、172Bは、垂直梁ごとに隣接している垂直駆動源同士で、異なる極性の駆動電圧を印加することにより、隣接する垂直梁を上下反対方向に反らせ、各垂直梁の上下動の蓄積をミラー支持部122に伝達する。垂直駆動梁172A、172Bの動作によりミラー及びミラー支持部122が垂直回転軸AXVを回転する方向に揺動され、この揺動する方向を垂直方向と呼び、ミラーの光反射面の中心を通る上記の揺動軸を垂直回転軸AXVという。例えば垂直駆動梁172A、172Bによる垂直駆動には、非共振振動を用いることができる。
本実施の形態の光走査装置において、アクチュエータとして機能するMEMS構造体は、例えば支持層、埋め込み(BOX)層及び活性層を有するSOI基板から形成されている。上記の固定枠180等は、支持層、BOX層及び活性層の3層から形成される。一方、水平駆動梁132A,132B及び垂直駆動梁172A、172B等の部分は、活性層の単層によって形成されている。あるいは、BOX層と活性層の2層によって形成されていてもよい。
本実施の形態の光走査装置において、故障検知用配線パターン13が、垂直駆動梁172A、172B及び水平駆動梁132A、132Bの上を引き回されて形成されている。故障検知用配線パターン13には固定枠181の上に端子14、15が形成されている。例えば、故障検知用配線パターン13は、固定枠181の上の端子14から、垂直駆動梁172B上に引き回され、ミラー支持部122を経て水平駆動梁132Aの上及び固定枠181上に引き回されている。さらに、故障検知用配線パターン10は、固定枠181の上から垂直駆動梁172Aの上に引き回され、ミラー支持部122を経て水平駆動梁132B上に引き回され、固定枠181上の端子15に接続されている。
図3に示される本実施の形態に係る光走査装置は、端子14と端子15の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子14と端子15の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損は生じていないと判断される。端子14と端子15の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁のいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。2つの端子間の導通を確認することで、駆動梁の折損の有無を判断することができる。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、最も外側の梁より内側の梁が折損した場合等、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
図4は、第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の一例を示す上面側の平面図である。故障検知用配線パターンの引き回し方を除いては、図3に示される光走査部と同様である。図4に示される光走査部の故障検知用配線パターン16は、垂直駆動梁と水平駆動梁の上を引き回された配線パターンがミラー支持部(駆動対象物)の上で交点を有する構成を有する。例えば、故障検知用配線パターン16は、固定枠181上の端子17から、水平駆動梁132Aを経てミラー支持部122上にまで引き回される。故障検知用配線パターン16は、固定枠181上の端子18から、垂直駆動梁172Aを経てミラー支持部122上にまで引き回される。故障検知用配線パターン16は、固定枠181上の端子19から、水平駆動梁132Bを経てミラー支持部122上にまで引き回される。故障検知用配線パターン16は、固定枠181上の端子20から、垂直駆動梁172Bを経てミラー支持部122上にまで引き回される。上記の4本の故障検知用配線パターン16は、ミラー支持部122の中心121で交点を有する。
図4に示される本実施の形態に係る光走査装置は、4つの端子17、18、19、20の内の任意の2つの端子間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子17と端子18の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Aに折損は生じていないと判断される。端子17と端子18の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Aのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子17と端子19の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと水平駆動梁132Bに折損は生じていないと判断される。端子17と端子19の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと水平駆動梁132Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子17と端子20の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Bに折損は生じていないと判断される。端子17と端子20の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子18と端子19の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている垂直駆動梁172Aと水平駆動梁132Bに折損は生じていないと判断される。端子18と端子19の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている垂直駆動梁172Aと水平駆動梁132Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子18と端子20の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている垂直駆動梁172Aと垂直駆動梁172Bに折損は生じていないと判断される。端子18と端子20の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている垂直駆動梁172Aと垂直駆動梁172Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子19と端子20の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Bと垂直駆動梁172Bに折損は生じていないと判断される。端子19と端子20の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Bと垂直駆動梁172Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。
図4に示される光走査部においては、例えば、端子17に対して、他の3つの端子18、19、20との間のそれぞれの導通を確認することで、いずれの駆動梁が折損したのか判定することができる。例えば、端子17と、端子18、19、20と間の導通が全て検出されていなければ、水平駆動梁132Aにおいて折損が生じていると判断される。また、端子17と、端子18、19、20と間のいずれか1つの導通が検出されていなければ、導通が検出されていない端子に対応する駆動梁において折損が生じていると判断される。即ち、端子17と端子18の間の導通が検出されていない場合は、垂直駆動梁172Aにおいて折損が生じていると判断される。端子17と端子19の間の導通が検出されていない場合は、水平駆動梁132Bにおいて折損が生じていると判断される。端子17と端子20の間の導通が検出されていない場合は、垂直駆動梁172Bにおいて折損が生じていると判断される。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、最も外側の梁より内側の梁が折損した場合等、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
図5は、第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部のさらに他の一例を示す上面側の平面図である。故障検知用配線パターンの引き回し方を除いては、図3あるいは図4に示される光走査部と同様である。図5に示される光走査部の故障検知用配線パターンとして、水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Bの上を引き回された第1の配線パターン22と、第1の配線パターン22と交差せずに水平駆動梁132Bと垂直駆動梁172Aの上を引き回された第2の配線パターン25を含む。例えば、第1の配線パターン22は、固定枠181上の端子23から、水平駆動梁132A、ミラー支持部122、垂直駆動梁172Bを経て端子24に引き回されている。第2の配線パターン25は、第1の配線パターンとは交差せず、固定枠181上の端子26から、垂直駆動梁172A、ミラー支持部122、水平駆動梁132Bを経て端子27に引き回されている。
図5に示される本実施の形態に係る光走査装置は、2つの端子23、24の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子23と端子24の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Bに折損は生じていないと判断される。端子23と端子24の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている水平駆動梁132Aと垂直駆動梁172Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。また、2つの端子26、27の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子26と端子27の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている垂直駆動梁172Aと水平駆動梁132Bに折損は生じていないと判断される。端子26と端子27の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている垂直駆動梁172Aと水平駆動梁132Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、最も外側の梁より内側の梁が折損した場合等、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
図6は、本実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す回路図である。故障検知用配線パターン10Bは、垂直駆動梁172A、172B及び水平駆動梁132A、132B等のMEMS構造体(MEMS)上を引き回され、一方の端子がグラウンドに接続される。故障検知用配線パターン10Bの他方の端子は、CPU等の信号処理部に接続されており、故障検知用配線パターン10Bの他方の端子からの出力をリアルタイムで監視可能である。故障検知用配線パターン10Bは、MEMSとCPUの間の部分において抵抗素子Rを介して電圧Vが印加されている。ここで、抵抗素子Rの抵抗は、CPUの内部抵抗に比べて十分低いものを使用する。図6に示される回路構成を有する場合、垂直駆動梁172A、172B及び水平駆動梁132A、132B等のMEMS構造体(MEMS)の故障がなければ、CPUへはグラウンド電位が入力される。また、垂直駆動梁172A、172B及び水平駆動梁132A、132B等のMEMS構造体(MEMS)のいずれかの箇所で断線があると、CPUへの入力は抵抗素子RとCPUの内部抵抗で分圧された電位となる。この分圧された電位とグラウンド電位の間に閾値を設定することで、閾値を上回る電位の入力があった場合に、MEMS構造体(MEMS)のいずれかの箇所で折損(断線)があると判断される。端子間の導通状態の確認には、図6の構成に限らず、その他の回路構成を用いることができる。
図6に示される回路構成は、第1の実施の形態にも適用可能である。また。図2に示される回路構成は、第2の実施の形態にも適用可能である。また、下記の実施の形態においても、特に説明のない限り、図2の回路構成と図6の回路構成のいずれも適用可能である。
〈第3の実施の形態〉
図7は第3の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。故障検知用配線パターン10の経路上に抵抗変化式の測温抵抗体28が設けられていることを除いては、図1に示される光走査部と同様である。図7の光走査部では、故障検知用配線パターン10の経路上であって、可動枠160上に、測温抵抗体28が設けられている。通常時は測温抵抗体28を含む故障検知用配線パターン10の抵抗値を監視して、光走査部の温度の計測に用いられる。故障検知用配線パターン10が断線して導通が検出されなくなった場合には、駆動梁の折損が生じたものと判断される。測温抵抗体28としては、抵抗変化式のサーミスタを用いることができる。また、測温抵抗体以外の機能素子を故障検知用配線パターン10の経路上に配置することも可能であり、例えば歪ゲージを設けることで、歪みを監視することが可能である。さらなる配線を追加しないで温度測定あるいは歪み測定等の機能を付与することができる。
〈第4の実施の形態〉
図8は第4の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。故障検知用配線パターンとして、第1の配線パターン29と第2の配線パターン32が設けられていることを除いては、図1に示される光走査部と同様である。
本実施の形態の光走査装置において、第1の配線パターン29が、垂直駆動梁170A、170B及び水平駆動梁130A、130Bの上を引き回されて形成されている。第1の配線パターン29には固定枠180の上に端子30、31が形成されている。例えば、第1の配線パターン29は、固定枠180上の端子30から、接続部A12を経て垂直駆動梁170A上に引き回され、さらに接続部A11を経て可動枠160の上、水平駆動梁130Bの上及び連結梁121B、121Aの上に引き回されている。さらに、第1の配線パターン29は、連結梁121B、121Aから水平駆動梁130Aの上に引き回され、接続部A13を経て垂直駆動梁170B上に引き回され、接続部A14を経て固定枠180上の端子31に接続されている。
また、第2の配線パターン32が、垂直駆動梁170A、170Bの上を引き回されて形成されている。第2の配線パターン32は、水平駆動梁130A、130Bの上には引き回されていない。第2の配線パターン32には固定枠180の上に端子33、34が形成されている。例えば、第2の配線パターン32は、固定枠180上の端子33から、接続部A12を経て垂直駆動梁170A上に引き回され、さらに接続部A11を経て可動枠160の上に引き回されている。さらに、第2の配線パターン32は、可動枠160から接続部A13を経て垂直駆動梁170B上に引き回され、接続部A14を経て固定枠180上の端子34に接続されている。
図8に示される本実施の形態に係る光走査装置は、2つの端子30、31の間と、2つの端子33、34の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子30と端子31の間が導通状態であれば、第1の配線パターン29が形成されている垂直駆動梁170A、170B、水平駆動梁130A、130Bに折損は生じていないと判断される。端子30と端子31の間が非導通状態であれば、第1の配線パターン29が形成されている垂直駆動梁170A、170Bと水平駆動梁130A、130Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子33と端子34の間が導通状態であれば、第2の配線パターン32が形成されている垂直駆動梁170A、170Bに折損は生じていないと判断される。端子33と端子34の間が非導通状態であれば、第2の配線パターン32が形成されている垂直駆動梁170A、170Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。
図8に示される光走査部においては、例えば、端子30、31の間と、端子33、34の間の導通がどちらも検出されなくなった場合、即ち、第1の配線パターン29と第2の配線パターン32のいずれも断線した場合、第1の配線パターン29と第2の配線パターン32がともに引き回されている垂直駆動梁170A、170Bにおいて折損が生じたものと推測することができる。また、端子33、34の間の導通は確認できたが、端子30、31の間の導通が検出されなくなった場合、即ち、第2の配線パターン32が断線していないが、第1の配線パターン29が断線した場合、第1の配線パターン29のみが引き回されている水平駆動梁130A、130Bにおいて折損が生じたものと推測することができる。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、最も外側の梁より内側の梁が折損した場合等、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
〈第5の実施の形態〉
図9は、第5の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。光走査部は、ミラーを揺動させて光源から照射されるレーザ入射光を走査する部分であり、例えば圧電素子によりミラーを駆動させるMEMSミラー等である。光走査部に設けられたミラーにレーザ入射光を入射して、ミラーから出射される光を2次元に走査する。
図9に示されるように、光走査部は、ミラーと、ミラー支持部220と、水平駆動梁231A、231Bと、固定枠280とを有する。ミラー支持部220の上面にミラーが支持されている。ミラーを支持するミラー支持部220の両側に、ミラー支持部220に接続される一対の水平駆動梁231A、231Bが配置されている。水平駆動梁231A、231Bは、水平回転軸AXHの方向に延在し、一方の端部がミラー支持部220に接続し、他方の端部が固定枠280に接続し、水平回転軸AXHを回転する方向にミラー支持部220を揺動する捻れ梁(トーションバー)である。固定枠280の捻れ梁231A、231B付近上等に圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む水平駆動源が設けられている。水平駆動源に所定の電圧を印加することで水平駆動梁231A、231Bが捻れ、水平回転軸AXHを回転する方向にミラー支持部220を揺動する。あるいは、ミラー支持部220にコイルを配置して電磁駆動により駆動することも可能である。
本実施の形態の光走査装置において、故障検知用配線パターン40が、水平駆動梁231A、231Bの上を引き回されて形成されている。故障検知用配線パターン40には固定枠280の上に端子41、42が形成されている。故障検知用配線パターン40は、固定枠280上の端子41から、水平駆動梁231Aの上、ミラー支持部220、水平駆動梁231Bの上に引き回され、固定枠280上の端子42に接続されている。
上記の本実施の形態に係る光走査装置は、端子41と端子42の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子41と端子42の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損は生じていないと判断される。端子41と端子42の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁のいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
〈第6の実施の形態〉
図10は、第6の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の平面図である。光走査部は、ミラーを揺動させて光源から照射されるレーザ入射光を走査する部分であり、例えば圧電素子によりミラーを駆動させるMEMSミラー等である。光走査部に設けられたミラーにレーザ入射光を入射して、ミラーから出射される光を2次元に走査する。
図10に示されるように、光走査部は、ミラーと、ミラー支持部220と、水平駆動梁231A、231Bと、可動枠260と、垂直駆動梁271A、271Bと、固定枠280とを有する。ミラー支持部220の上面にミラーが支持されている。ミラーを支持するミラー支持部220の両側に、ミラー支持部220に接続される一対の水平駆動梁231A、231Bが配置されている。水平駆動梁231A、231Bは、水平回転軸AXHの方向に延在し、一方の端部がミラー支持部220に接続し、他方の端部が可動枠260に接続し、水平回転軸AXHを回転する方向にミラー支持部220を揺動する捻れ梁(トーションバー)である。可動枠260上等に圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む水平駆動源が設けられている。水平駆動源に所定の電圧を印加することで水平駆動梁231A、231Bが捻れ、水平回転軸AXHを回転する方向にミラー支持部220を揺動する。可動枠260の両側に、可動枠260に接続される一対の垂直駆動梁271A、271Bが配置されている。垂直駆動梁271A、271Bは、垂直回転軸AXVの方向に延在し、一方の端部が可動枠260に接続し、他方の端部が固定枠280に接続し、垂直回転軸AXVを回転する方向に可動枠260を揺動する捻れ梁(トーションバー)である。固定枠280の捻れ梁271A、271B付近上等に圧電薄膜と、圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む垂直駆動源が設けられている。垂直駆動源に所定の電圧を印加することで垂直駆動梁271A、271Bが捻れ、垂直回転軸AXVを回転する方向に可動枠260を揺動する。
本実施の形態の光走査装置において、故障検知用配線パターン43が、水平駆動梁231A、231B及び垂直駆動梁271A、271Bの上を引き回されて形成されている。故障検知用配線パターン43には固定枠280の上に端子44、45が形成されている。故障検知用配線パターン43は、固定枠280上の端子44から、垂直駆動梁271Aの上、可動枠260、水平駆動梁231Bの上、ミラー支持部220、水平駆動梁231Aの上、可動枠260、垂直駆動梁271Bの上に引き回され、固定枠280上の端子45に接続されている。
図10に示される光走査装置は、端子44と端子45の間の導通状態を検知することで、故障検知用配線パターン43が形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子44と端子45の間が導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁に折損は生じていないと判断される。端子44と端子45の間が非導通状態であれば、故障検知用配線パターンが形成されている駆動梁のいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
図11は第6の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の一例を示す上面側の平面図である。故障検知用配線パターンとして、第1の配線パターン46と第2の配線パターン49が設けられていることを除いては、図10に示される光走査部と同様である。
本実施の形態の光走査装置において、第1の配線パターン46が、固定枠280上の端子47から、垂直駆動梁271Aの上、可動枠260、水平駆動梁231Bの上、ミラー支持部220、水平駆動梁231Aの上、可動枠260、垂直駆動梁271Bの上に引き回され、固定枠280上の端子48に接続されている。また、第2の配線パターン49が、固定枠280上の端子50から、垂直駆動梁271Aの上、可動枠260、垂直駆動梁271Bの上に引き回され、固定枠280上の端子51に接続されている。第2の配線パターン49は、水平駆動梁231A、231Bの上を引き回されていない。
図11に示される光走査装置は、端子47、48の間、端子50、51の間の導通状態をそれぞれ検知することで、故障検知用配線パターン(第1の配線パターン46、第2の配線パターン49)が形成されている駆動梁に折損が生じているか検出できる。即ち、端子47と端子48の間が導通状態であれば、第1の配線パターン46が形成されている垂直駆動梁271A、271B、水平駆動梁231A、231Bに折損は生じていないと判断される。端子47と端子48の間が非導通状態であれば、第1の配線パターン46が形成されている垂直駆動梁271A、271B、水平駆動梁231A、231Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。端子50端子51の間が導通状態であれば、第2の配線パターン49が形成されている垂直駆動梁271A、271Bに折損は生じていないと判断される。端子50と端子51の間が非導通状態であれば、第2の配線パターン49が形成されている垂直駆動梁271A、271Bのいずれかの箇所で折損は生じていると判断される。
図11に示される光走査部においては、例えば、端子47、48の間と、端子50、51の間の導通がどちら検出されなくなった場合、即ち、第1の配線パターン46と第2の配線パターン49のいずれも断線した場合、第1の配線パターン46と第2の配線パターン49がともに引き回されている垂直駆動梁271A、271Bにおいて折損が生じたものと推測することができる。また、端子50、51の間の導通は確認できたが、端子47、48の間の導通が検出されなくなった場合、即ち、第2の配線パターン49が断線していないが、第1の配線パターン46が断線した場合、第1の配線パターン46のみが引き回されている水平駆動梁231A、231Bにおいて折損が生じたものと推測することができる。このようにして、アクチュエータとなるMEMS構造体において、変位取得用のセンサの有無を問わずに梁の折損を検出することができる。
以上、好ましい実施の形態について説明したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。例えば、上記の実施の形態では、ミラーを有する光走査装置にアクチュエータを適用した形態を説明しているが、アクチュエータの駆動対象物はミラーでなくてもよく、本発明はミラーを持たないアクチュエータにも適用することが可能である。また、本発明の光走査装置は、眼底検査装置の光干渉断層計に好ましく適用することができる。眼底検査装置の光干渉断層計では、プロジェクション装置のように一方の軸が高速動作するため共振駆動を必要とされず、振角量を自由に設定して調整して光走査ができることが求められているため、上記の実施の形態のような二軸とも非共振駆動の構成が適している。例えば、眼底検査装置の光干渉断層計に適用した場合には、駆動梁の折損を速やかに検知してレーザ光の出射を停止する対応をとることなので、駆動梁の折損時にレーザ光が1カ所に照射されて眼底にダメージを与えることを回避することができる。また、プロジェクション装置にも適用可能である。また、加速度センサ等のセンサとにも適用可能である。センサとして用いる場合、駆動梁が折損するとセンサの感度が変化し、誤った値を出力してしまうが、駆動梁の折損を速やかに検知することで、駆動梁が折損して信頼性が失われている状況であることの把握を速やかに行うことができる。
10、10A,10B 故障検知用配線パターン
11、12 端子
13 故障検知用配線パターン
14、15 端子
16 故障検知用配線パターン
17、18、19、20 端子
22 第1の配線パターン
23、24 端子
25 第2の配線パターン
26、27 端子
28 測温抵抗体
29 第1の配線パターン
30、31 端子
32 第2の配線パターン
33、34 端子
40 故障検知用配線パターン
41、42 端子
43 故障検知用配線パターン
44,45 端子
46 第1の配線パターン
47、48 端子
49 第2の配線パターン
50、51 端子
100 光走査部
110 ミラー
120 ミラー支持部
121A、121B 連結梁
122 ミラー支持部
130A、130B 水平駆動梁
131A、131B 水平駆動源
131A1、131A2、131A3、131A4 水平駆動源
131B1、131B2、131B3、131B4 水平駆動源
132A、132B 水平駆動梁
160 可動枠
170A、170B 垂直駆動梁
171A、171B 垂直駆動源
171A1、171A2 垂直駆動源
171B1、171B2 垂直駆動源
172A、172B 垂直駆動梁
180、181 固定枠
195,196 変位取得用センサ
220 ミラー支持部
231A、231B 水平駆動梁
260 可動枠
271A、271B 垂直駆動梁
280 固定枠

Claims (9)

  1. 駆動対象物と、
    前記駆動対象物を支持する駆動梁と、
    前記駆動梁を支持する固定枠と、
    前記駆動梁を駆動して前記駆動対象物を所定の軸の周りに揺動させる駆動源と、を有し、
    前記駆動梁は、前記所定の軸に垂直な方向に延在する複数の梁の隣接する端部同士が連結されて全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有し、
    前記複数の梁の上に形成された前記駆動源の外周に沿って、前記複数の梁の上を引き回されて形成され、前記固定枠の上に端子を有する故障検知用配線パターンを有する
    アクチュエータ。
  2. 前記駆動対象物の外周に配置して設けられた可動枠と、
    前記駆動対象物を支持して前記可動枠の内周に接続された第2の駆動梁と、
    前記第2の駆動梁を駆動して前記駆動対象物を第2の所定の軸の周りに揺動させる第2の駆動源と、をさらに有し、
    前記駆動梁は、前記可動枠及び前記第2の駆動梁を介して前記駆動対象物を支持する
    請求項に記載のアクチュエータ。
  3. 前記故障検知用配線パターンが前記駆動梁及び前記第2の駆動梁の上を引き回されて形成されている
    請求項に記載のアクチュエータ。
  4. 前記故障検知用配線パターンが前記駆動梁の上を引き回されて形成され、前記第2の駆動梁の上を引き回されておらず、
    前記駆動梁及び前記第2の駆動梁の上を引き回されて形成され、前記固定枠の上に端子を有する第2の故障検知用配線パターンをさらに有する
    請求項に記載のアクチュエータ。
  5. 前記第2の駆動梁は、前記第2の所定の軸に垂直な方向に延在する複数の第2の梁を有し、隣接する前記第2の梁の端部同士が連結されて全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有し、前記駆動対象物を前記第2の所定の軸の周りに揺動する
    請求項乃至のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記第2の駆動梁は、前記第2の所定の軸の方向に延在する捻れ梁であり、前記駆動対象物を前記第2の所定の軸の周りに揺動する
    請求項乃至4のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  7. 前記駆動対象物を支持し、第2の所定の軸に垂直な方向に延在する複数の第2の梁を有し、隣接する前記第2の梁の端部同士が連結されて全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有し、前記駆動対象物を前記第2の所定の軸の周りに揺動する第2の駆動梁と、
    前記第2の駆動梁を駆動して前記駆動対象物を第2の所定の軸の周りに揺動させる第2の駆動源と、をさらに有する
    請求項に記載のアクチュエータ。
  8. 前記故障検知用配線パターンは、前記駆動梁と前記第2の駆動梁の上を引き回されて形成されている
    請求項に記載のアクチュエータ。
  9. ミラーと、
    前記ミラーを支持するミラー支持体と、
    前記ミラー支持体を支持する駆動梁と、
    前記駆動梁を支持する固定枠と、
    前記駆動梁を駆動して前記ミラー支持体を所定の軸の周りに揺動させる駆動源と、を有し、
    前記駆動梁は、前記所定の軸に垂直な方向に延在する複数の梁の隣接する端部同士が連結されて全体としてジグザグ状の蛇腹構造を有し、
    前記複数の梁の上に形成された前記駆動源の外周に沿って、前記複数の梁の上を引き回されて形成され、前記固定枠の上に端子を有する故障検知用配線パターンを有する
    光走査装置。
JP2017251834A 2017-12-27 2017-12-27 アクチュエータと光走査装置 Active JP7053986B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017251834A JP7053986B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 アクチュエータと光走査装置
CN201811383206.1A CN109975974A (zh) 2017-12-27 2018-11-15 驱动器和光扫描装置
US16/223,690 US20190196178A1 (en) 2017-12-27 2018-12-18 Actuator and light scanning device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017251834A JP7053986B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 アクチュエータと光走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019117328A JP2019117328A (ja) 2019-07-18
JP7053986B2 true JP7053986B2 (ja) 2022-04-13

Family

ID=66950221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017251834A Active JP7053986B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 アクチュエータと光走査装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20190196178A1 (ja)
JP (1) JP7053986B2 (ja)
CN (1) CN109975974A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7451930B2 (ja) * 2019-10-11 2024-03-19 株式会社リコー 光偏向器、偏向装置、距離測定装置、画像投影装置、及び車両
US11726183B2 (en) * 2019-10-19 2023-08-15 Beijing Voyager Technology Co., Ltd. Micromachined mirror assembly with piezoelectric actuator

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122480A (ja) 2008-11-20 2010-06-03 Panasonic Corp 光学反射素子
JP2014115612A (ja) 2012-11-15 2014-06-26 Ricoh Co Ltd 光偏向装置及び画像形成装置
US20150338645A1 (en) 2012-12-20 2015-11-26 Intel Corporation A mems device
JP2017116917A (ja) 2015-12-21 2017-06-29 株式会社リコー アクチュエータ装置、光偏向器、画像投影装置及び画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5293668B2 (ja) * 2010-03-30 2013-09-18 パナソニック株式会社 光学反射素子
JP5987510B2 (ja) * 2011-10-03 2016-09-07 ミツミ電機株式会社 光走査装置及び光走査制御装置
WO2013136759A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 パナソニック株式会社 光学反射素子とアクチュエータ
US9523625B2 (en) * 2012-12-13 2016-12-20 Apple Inc. Detecting failure of scanning mirror
US9910271B2 (en) * 2015-12-21 2018-03-06 Ricoh Company, Ltd. Actuator device, optical deflector, an image projection apparatus, and image forming apparatus
US10404954B2 (en) * 2016-01-21 2019-09-03 Ricoh Company, Ltd. Optical deflection apparatus, image projector, optical writing unit, and object recognition device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122480A (ja) 2008-11-20 2010-06-03 Panasonic Corp 光学反射素子
JP2014115612A (ja) 2012-11-15 2014-06-26 Ricoh Co Ltd 光偏向装置及び画像形成装置
US20150338645A1 (en) 2012-12-20 2015-11-26 Intel Corporation A mems device
JP2017116917A (ja) 2015-12-21 2017-06-29 株式会社リコー アクチュエータ装置、光偏向器、画像投影装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019117328A (ja) 2019-07-18
CN109975974A (zh) 2019-07-05
US20190196178A1 (en) 2019-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11365116B2 (en) Optical scanner module and method for fabricating optical scanner module
JP5987510B2 (ja) 光走査装置及び光走査制御装置
JP7053986B2 (ja) アクチュエータと光走査装置
JP5890115B2 (ja) 光偏向器
US20130258432A1 (en) Optical deflector
JP7044975B2 (ja) アクチュエータとその製造方法、及び、光走査装置とその製造方法
JP6606865B2 (ja) 光走査装置及びその製造方法、光走査制御装置
JP6846567B2 (ja) スキャナ向けの角度方向磁場センサ
JP2019191584A (ja) 光学デバイス
KR101737717B1 (ko) 주사 미러의 고장 검출
JP5779472B2 (ja) 光偏向器
JP4392358B2 (ja) Memsミラー装置の評価装置
JP6985602B2 (ja) 光走査装置及び光走査装置の製造方法
CN110275285B (zh) 促动器以及光扫描装置
CN111316062B (zh) 带着具有主延伸平面的衬底的转速传感器,用于转速传感器的制造方法
JP6520530B2 (ja) 光走査装置
JP6738026B2 (ja) 光走査モジュール及びその製造方法
JP2002090310A (ja) シート検査装置
KR20240083951A (ko) 폴딩 검사 장치 및 유리 패널 검사 방법
JP2021148734A (ja) レーザレーダ
JP2008151640A (ja) 計測装置
JP2018025744A (ja) 圧電アクチュエータ、光偏向器、光走査装置、画像投影装置および移動体
JP2013186063A (ja) 帯電物の電位分布の測定装置及び測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7053986

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150