JP7053431B2 - 車体後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前後方向に延在するサイドメンバを含む車体後部構造に関する。
自動車等の車体前部を構成するサイドメンバであって、車外側及び車内側の側面にそれぞれ、延在方向に沿って等間隔に複数のビードが形成されたものがある(例えば、特許文献1)。ビードはサイドメンバの側面に形成された凹部であり、車内側の側面のビードは車外側の側面のビードに対して半ピッチずれて配置されている。サイドメンバに前方から衝突荷重が加わると、サイドメンバは隣接する2つのビードの間の区間を真直に保ちつつ、ビードが谷となるように屈曲変形する。サイドメンバの屈曲変形によって、車体に加わる衝突荷重が吸収され、乗員を保護することができる。
特開平5-105110号公報
乗員をより確実に保護するためには、サイドメンバの屈曲変形が乗員から遠い車外側から開始されることが望ましい。特許文献1のサイドメンバにおいては、ビードが等間隔に配置されているため、サイドメンバの変形が始まる部分を特定することが難しい。
本発明は、以上の背景を鑑み、前後方向に延在する左右一対のサイドメンバを含む車体後部構造において、後突時により車外側においてサイドメンバの屈曲変形を開始させることを課題とする。
上記課題を解決するために、前後方向に延在する左右一対のサイドメンバ(4)を含む車体後部構造(1)であって、前記サイドメンバのそれぞれには、後端から順に第1脆弱部(41)、第2脆弱部(42)、第3脆弱部(43)、及び第4脆弱部(44)を含む少なくとも4つの脆弱部(40)がそれぞれ間隔をおいて車外側及び車内側の側面に交互に設けられ、前記第1脆弱部と前記第2脆弱部との間隔(L2)が、前記サイドメンバの後端と前記第1脆弱部との間隔(L1)、前記第2脆弱部と前記第3脆弱部との間隔(L3)、及び前記第3脆弱部と前記第4脆弱部との間隔(L4)のうち、いずれの間隔よりも大きいことを特徴とする。
この態様によれば、隣接する脆弱部の区間(以下、真直区間)であって全長の最も大きい区間が他の真直区間よりも車外側に設けられる。衝突荷重によってサイドメンバが屈曲するときには、最も全長の大きい真直区間の両端に荷重が集中する。そのため、サイドメンバに衝突荷重が加わると、最も車外側に位置する真直区間の両側においてサイドメンバの変形が開始される。これにより、最も全長の大きい真直区間を他の部分に設けた場合に比べて、より車外側においてサイドメンバの屈曲変形を開始させることができる。
上記態様において、前記サイドメンバの後端と前記第1脆弱部との間隔と、前記第1脆弱部と前記第2脆弱部との間隔と、前記第2脆弱部と前記第3脆弱部との間隔と、前記第3脆弱部と前記第4脆弱部との間隔との比がそれぞれ概ね1:2:1:1であるとよい。
この態様によれば、第1脆弱部及び第2脆弱部の間隔と、第2脆弱部及び第4脆弱部の間隔とが概ね等しくなる。これにより、サイドメンバを第1脆弱部、第2脆弱部及び第4脆弱部近傍において屈曲させて、第1脆弱部の後側部分及び第4脆弱部の前側部分を概ね変形前のサイドメンバの軸線上に保ちつつ、その軸線に沿って圧潰させることができる。これにより、後突による車体後部の左右方向の歪みが生じ難くなる。
上記態様において、前記サイドメンバはそれぞれ、車内側及び車外側にそれぞれ上下に対をなす稜線を有する略四角筒状をなし、前記第1脆弱部及び前記第3脆弱部は車内側の一対の前記稜線(29)を通過し、前記第2脆弱部及び前記第4脆弱部は車外側の一対の前記稜線(30)を通過しているとよい。
この態様によれば、脆弱部が車外側及び車内側の一対の稜線を通過するため、サイドメンバは脆弱部において車幅方向に折れ曲がり易くなる。これにより、サイドメンバは軸線に沿って屈曲変形し易くなる。
上記態様において、前記第2脆弱部の前縁は前記サイドメンバの上壁において、車内側に向かって前方に傾斜し、前記第3脆弱部の後縁は前記サイドメンバの上壁において、車外側に向って後方に傾斜し、前記第2脆弱部の前縁及び前記第3脆弱部の後縁は前記サイドメンバの上壁において前後に離間し、且つ略平行をなすとよい。
この態様によれば、第2脆弱部と第3脆弱部とが前後に離間し、且つ、その間の部分がサイドメンバの延在方向に対して傾斜している。そのため、サイドメンバに衝突荷重が加わったときに第2脆弱部及び第3脆弱部の間の部分からその衝突荷重に対抗する荷重が加わり難くなり、サイドメンバが軸線に沿って屈曲変形し易くなる。
上記態様において、前記サイドメンバは金属部材であり、前記脆弱部は前記サイドメンバにおいて軟化処理された部分であるとよい。
この態様によれば、脆弱部をリアサイドメンバにおいて空間分布として設計することができる。
上記態様において、左側の前記サイドメンバは、右側の前記サイドメンバと左右対称をなすとよい。
この態様によれば、後突時に車体の左右いずれかに荷重が集中しにくくなるため、後突の車体の変形を低減することができる。
上記課題を解決するために、前後方向に延在する左右一対のサイドメンバを含む車体後部構造(80)であって、前記サイドメンバのそれぞれには、後端から順に第1脆弱部(81)、第2脆弱部、第3脆弱部、及び第4脆弱部を含む少なくとも4つの脆弱部がそれぞれ間隔をおいて設けられ、前記第1脆弱部は前記サイドメンバの周方向全周に延在し、前記第2脆弱部、前記第3脆弱部、及び前記第4脆弱部はそれぞれ車外側及び車内側の側面に交互に設けられ、前記サイドメンバの後端と前記第1脆弱部との間隔(M1)と、前記第1脆弱部と前記第2脆弱部との間隔(M2)と、前記第2脆弱部と前記第3脆弱部との間隔(L2)と、前記第3脆弱部と前記第4脆弱部との間隔(L4)との比がそれぞれ概ね1:2:1:1であるとよい。
この態様によれば、第1脆弱部と第2脆弱部との間の区間が、他の隣り合う脆弱部の間の区間に比べて最も長くなる。これにより、サイドメンバに衝突荷重が加わると、第1脆弱部と第2脆弱部とに荷重が集中し、第1脆弱部及び第2脆弱部においてサイドメンバの屈曲変形を開始させることができる。一方、他の隣り合う脆弱部の間の区間(真直区間)を最も長くなるように構成すると、その最も長くなるように構成された真直区間の両端に位置する脆弱部においてサイドメンバの屈曲変形が開始される。よって、第1脆弱部と第2脆弱部との間の区間が、他の隣り合う脆弱部の間の区間に比べて最も大きくなるように構成することによって、サイドメンバの屈曲変形をより前後方向における最も車外側において開始させることができる。
以上の構成によれば、前後方向に延在する左右一対のサイドメンバを含む車体後部構造において、後突時により車外側においてサイドメンバの屈曲変形を開始させることができる。
第1実施形態に係る車体後部構造が設けられた車体後部の上面図 図1の(A)IIA-IIA断面図、(B)IIB-IIB断面図、(C)IIC-IIC断面図、(D)IID-IID断面図 リアサイドメンバの作製過程を説明するための説明図 後突時のリアサイドメンバ後端の変形過程を説明するための説明図 (A)第2実施形態に係る車体後部構造、及び(B)図5(A)のVIA-VIA断面図 別実施形態に係るリアサイドメンバの上面図 別実施形態に係るリアサイドメンバの斜視図
以下、本発明に係る車体後部構造1を自動車に適用した実施形態について説明する。以下では、車体2の前後、左右、及び上下を基準として方向を記載する。
<<第1実施形態>>
図1に示されているように、車体後部構造1は、車体2の後部において左右に延在するリアバンパビーム3と、リアバンパビーム3の前方において、前後に延在する左右一対のリアサイドメンバ4とを備えている。
車体後部構造1は更に、前後を向く主面を有する板状をなし、左右に延びて、左側のリアサイドメンバ4とリアバンパビーム3の間と、右側のリアサイドメンバ4とリアバンパビーム3との間とを通過するリアパネル6と、上下方向を向く板状をなし、左右のリアサイドメンバ4を接続するフロアパネル7とを有している。
図2(A)~(D)に示すように、リアサイドメンバ4はそれぞれ、その下半部を構成する下部材11と、上半部を構成する上部材12とを有している。下部材11は断面視で上方に開口する略コ字状をなし、上下方向を向く板状をなして前後に延びる下壁15と、下壁15の車内側の側縁から上方に延出する下内壁16と、下壁15の車外側の側縁から上方に延出する下外壁17とを有している。本実施形態では、下内壁16の上端には車内側に延出する下内フランジ18が設けられ、下外壁17の上端には車外側に延出する下外フランジ19が設けられている。
上部材12は断面視で下方に開口する略コ字状をなし、上下方向を向く主面を有する板状をなし、前後に延びる上壁21と、上壁21の車内側の側縁から下方に延出する上内壁22と、上壁21の車外側の側縁から下方に延出する上外壁23とを有している。本実施形態では、上内壁22の下端には車内側に延出する上内フランジ24が設けられ、上外壁23の下端には車外側に延出する上外フランジ25が設けられている。
上部材12は下部材11に上方から重ね合わさり、上外フランジ25及び下外フランジ19と、上内フランジ24及び下内フランジ18との所定の位置において下部材11にスポット溶接されている。これにより、左右のリアサイドメンバ4はそれぞれ中空断面を有し、上壁21、下壁15、車内側に位置する内側縦壁27、及び車外側に位置する外側縦壁28を有する略四角筒状をなしている。左右のリアサイドメンバ4はそれぞれ車内側に位置する上下一対の稜線である内側稜線対29と、車外側に位置する上下一対の稜線である外側稜線対30とを備えている。リアサイドメンバ4にはそれぞれ上壁21、下壁15、内側縦壁27及び外側縦壁28によって画定され、前後方向に延びる内孔32が形成される。
但し、リアサイドメンバ4を構成する上部材12及び下部材11の形状は、この態様には限定されず、リアサイドメンバ4の上面を画定する上部材12とリアサイドメンバの下面を画定する下部材11との組み合わせによって構成されるいかなる態様であってもよい。
本実施形態では、上内フランジ24及び下内フランジ18の間にフロアパネル7の車幅方向の側縁部分が挿入された後、上内フランジ24及び下内フランジ18が溶接されている。これにより、フロアパネル7はリアサイドメンバ4に結合される。また、本実施形態では、リアサイドメンバ4の後端にはそれぞれ、車外側に上下方向を向く板状の補助パネル33が設けられ、補助パネル33の車内側の側縁部分が上外フランジ25及び下外フランジ19との間に挿入された後、上外フランジ25及び下外フランジ19が溶接されている。但し、フロアパネル7とリアサイドメンバ4との結合方法はこの方法には限定されず、いかなる方法で結合されていてもよい。
左右のリアサイドメンバ4の図1及び図2の網掛部分として示される領域には、脆弱部40が設けられている。脆弱部40はリアサイドメンバ4において、図1及び図2で網掛がされていない部分に比べて低い荷重で変形する部分として形成されている。図1に示すように、脆弱部40は、リアサイドメンバ4の後端から前方に向けて記載の順に間隔をおいて車外側及び車内側の側面に交互に配置された第1脆弱部41、第2脆弱部42、第3脆弱部43、及び第4脆弱部44を含んでいる。左側のリアサイドメンバ4と右側のリアサイドメンバ4とは脆弱部40の形状及び配置も含めて左右対称をなしている。
図2(A)に示すように、第1脆弱部41はリアサイドメンバ4の周方向に沿って、その上壁21から車幅方向内側の壁を通過し、下壁15に達している。より詳細には、第1脆弱部41は、上壁21から、上内壁22、上内フランジ24、下内フランジ18及び下内壁16を順に通って下壁15に達している。これにより、第1脆弱部41は内側稜線対29を通過している。
図1及び図2(A)に示すように、第1脆弱部41の前縁及び後縁はそれぞれ、上壁21から、上内壁22、上内フランジ24、下内フランジ18及び下内壁16を順に通って下壁15に達している。第1脆弱部41の前縁及び後縁は上壁において左右に延在している。上壁において前縁外端及び後縁外端はそれぞれ、上壁21の車幅方向略中央部分に位置し、前後に延びる側縁によって接続されている。これにより、第1脆弱部41は上壁21において上面視で長方形状をなしている。第1脆弱部41は下壁15において上壁21と上下対称な形状をなし、底面視で長方形状をなしている。第1脆弱部41の前縁及び後縁は内側縦壁27、すなわち上内壁22及び下内壁16において上下に延び、第1脆弱部41は車内側からの側面視で長方形状をなしている。以下では、第1脆弱部41の前縁及び後縁の前後方向における中央に位置し、且つ、上壁21及び内側縦壁27の間に形成された稜線上の点をP1と記載する。
図2(B)に示すように、第2脆弱部42はリアサイドメンバ4の周方向に沿って、その上壁21から車幅方向外側の壁を通過し、下壁15に達している。より詳細には、第2脆弱部42は上壁21から、上外壁23、上外フランジ25、下外フランジ19及び下外壁17を通って下壁15に達している。これにより、第2脆弱部42は外側稜線対30を通過している。
図1及び図2(B)に示すように、第2脆弱部42の前縁及び後縁はそれぞれ、上壁21から、上外壁23、上外フランジ25、下外フランジ19及び下外壁17を通って下壁15に達している。第2脆弱部42の後縁は上壁21において左右に延在している。第2脆弱部42の前縁は上壁21において上壁21の車外側側縁から車内側に向って前方に傾斜して直線状に車内側に延びている。上壁において第2脆弱部42の前縁内端及び後縁内端はそれぞれ、上壁21の車幅方向略中央部分に位置し、前後に延びる側縁によって接続されている。これにより、第2脆弱部42は上壁21において上面視で台形状をなしている。第2脆弱部42は下壁15において上壁と上下対称な形状をなし、底面視で台形状をなしている。第2脆弱部42の前縁及び後縁は外側縦壁28、すなわち上外壁23及び下外壁17において上下に延び、第2脆弱部42は車外側からの側面視で長方形状をなしている。以下では、第2脆弱部42の前縁及び後縁の前後方向における中央に位置し、且つ、上壁21及び外側縦壁28の間に形成された稜線上の点をP2と記載する。
図2(C)に示すように、第3脆弱部43はリアサイドメンバ4の周方向に沿って、その上壁21から車幅方向内側の壁を通過し、下壁15に達している。より詳細には、第3脆弱部43はそれぞれ上壁21から、上内壁22、上内フランジ24、下内フランジ18、及び下内壁16を通って下壁15に達している。これにより、第3脆弱部43は内側稜線対29を通過している。
図1及び図2(C)に示すように、第3脆弱部43の前縁及び後縁はそれぞれ、上壁21から、上内壁22、上内フランジ24、下内フランジ18及び下内壁16を通って下壁15に達している。第3脆弱部43の後縁は車外側に向って前方に傾斜して車外側に直線状に延びている。第2脆弱部42の前縁と第3脆弱部43の後縁とは前後に離間し、略平行をなしている。第3脆弱部43の前縁は上壁21において左右に延在している。これにより、第3脆弱部43は上壁21において上面視で台形状をなしている。第3脆弱部43は下壁15において上壁21と上下対称な形状をなし、底面視で台形状をなしている。第3脆弱部43の前縁及び後縁は内側縦壁27、すなわち上内壁22及び下内壁16において上下に延び、第3脆弱部43は車内側からの側面視で長方形状をなしている。以下では、第3脆弱部43の前縁及び後縁の前後方向における中央に位置し、且つ、上壁21及び内側縦壁27の間に形成された稜線上の点をP3と記載する。
図2(D)に示すように、第4脆弱部44はリアサイドメンバ4の周方向に沿って、その上壁21から車幅方向外側の壁を通過して下壁15に達している。より詳細には、第4脆弱部44はそれぞれ上壁21から、上外壁23、上外フランジ25、下外フランジ19、及び下外壁17を通って下壁15に達している。これにより、第4脆弱部44は外側稜線対30を通過している。
図1及び図2(D)に示すように、第4脆弱部44の前縁及び後縁はそれぞれ、上壁21から、上外壁23、上外フランジ25、下外フランジ19及び下外壁17を通って下壁15に達している。第4脆弱部44の前縁及び後縁はそれぞれ上壁21において左右に延在している。上壁21において第4脆弱部44の前縁内端及び後縁内端はそれぞれ、上壁21の車幅方向略中央部分に位置し、前後に延びる側縁によって接続されている。これにより、第4脆弱部44は上壁21において上面視で長方形状をなしている。第4脆弱部44は下壁において上壁と上下対称な形状をなし、底面視で長方形状をなしている。第4脆弱部44の前縁及び後縁は外側縦壁28、すなわち上外壁23及び下外壁17において上下に延び、第4脆弱部44は車外側からの側面視で長方形状をなしている。以下では、第4脆弱部44の前縁及び後縁の前後方向における中央に位置し、且つ、上壁21及び外側縦壁28の間に形成された稜線上の点をP4と記載する。
車両前後方向におけるリアサイドメンバ4の後端(図1のZ)とP1との前後方向の距離L1と、P1とP2の前後方向の距離L2と、P2とP3の前後方向の距離L3と、P3とP4の前後方向の距離L4は概ね1:2:1:1となっている。また、本実施形態では、第2脆弱部42及び第3脆弱部43の前後方向の幅は概ね等しく、第1脆弱部41及び第4脆弱部44の前後方向の幅よりも大きい。また、本実施形態では、第2脆弱部42の後縁と、第3脆弱部43の前縁とは車幅方向に延びる一直線上に配置されている。
図1に示すように、本実施形態では、上部材12の後端には上方に延びる板状の上後フランジ50が設けられている。また、下部材11の後端には下方に延びる板状の下後フランジが設けられている。上後フランジ50及び下後フランジにはそれぞれ所定の位置に貫通するボルト孔が設けられている。
リアパネル6は左右及び上下に延びる板状をなしている。リアパネル6には上後フランジ50及び下後フランジに設けられたボルト孔に対応する位置に貫通するボルト孔が設けられている。
リアバンパビーム3は左右に延びる略四角筒状の部材であり、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等をロール成形することによって形成されている。リアバンパビーム3は左右対称に形成され、左右に延在する中央部55と、中央部55の左右両端(車外側両端)から車外側に向って前方に傾斜し、リアサイドメンバ4の後端に向かってそれぞれ延びる左右一対の外縁部56とを備えている。
外縁部56の車外側端部はそれぞれ前方に向かって開口している。外縁部56の上面前端にはそれぞれ上方に板状に延びる上前フランジ57が設けられている。外縁部56の下面前端にはそれぞれ下方に板状に延びる下前フランジが設けられている。上前フランジ57及び下前フランジにはそれぞれ所定の位置にボルト孔が設けられている。上後フランジ50、リアパネル6、及び上前フランジ57と、下後フランジ、リアパネル6、及び下前フランジとはそれぞれボルト孔を通過するボルトによって締結されている。これにより、リアバンパビーム3、リアパネル6及びリアサイドメンバ4は一体に結合されている。
次に、図3を参照して、リアサイドメンバ4を構成する上部材12及び下部材11の加工方法について説明する。図3(A)に示すように、まず、金属部材である鋼板60を上部材12及び下部材11に対応する所定の形状に切り出した後、所定の温度に加熱する。加熱時には、第1~第4脆弱部41、42、43、44に対応する箇所を複数の遮蔽材61~64によって熱を局所的に遮蔽する。遮蔽材61~64の形状はそれぞれ第1~第4脆弱部41、42、43、44の形状に対応している。次に、鋼板60は、図3(B)に示すように、所定の金型67、68を用いてプレス加工される。その後、図3(C)に示すように、鋼板60は金型67、68から取り外されて成形品70となる。
このように加工することによって、図3(D)に示すように、上部材12及び下部材11の第1~第4脆弱部41、42、43、44はそれぞれプレス加工時の温度が他の部分よりも低くなる。そのため、第1~第4脆弱部41、42、43、44は、他の部分に比べて焼入れが行われていない、すなわち軟化処理された剛性の低い部分となる。これにより、リアサイドメンバ4の第1~第4脆弱部41、42、43、44には引張強度は400MPa以上700MPa以下となる部分が形成され、日本工業規格JIS Z 2244に基づいて測定されるビッカース硬さが180Hv以上220Hv以下となる部分が形成される。本実施形態では、第1~第4脆弱部41、42、43、44の全領域において引張強度が560MPa以上620MPa以下であり、ビッカース硬さが200Hv以上220Hv以下となっている。一方、第1~第4脆弱部41、42、43、44以外の部分は焼き入れされた、すなわち硬化処理された剛性の高い部分となる。リアサイドメンバ4の第1~第4脆弱部41、42、43、44以外の部分であって、隣接した2つの脆弱部40の間の区間(すなわち、第1脆弱部41と第2脆弱部42の間の区間、第2脆弱部42と第3脆弱部43の間の区間、及び第3脆弱部43と第4脆弱部44との間の区間)と、リアサイドメンバ4の後端と第1脆弱部41との間の区間には、引張強度が1200MPa以上1800MPa以下となる部分が形成されている。
次に、このように構成した車体後部構造1の効果について、図4を参照して説明する。図4には、本実施形態に係るリアサイドメンバ4に後方から荷重が加わったときの変形の様子を、全ての脆弱部40における引張強度を560MPaとし、且つ他の部分における引張強度を1500MPaと仮定して数値シミュレーションした結果が示されている。
後突時にはリアサイドメンバ4の後端に前方に向く衝突荷重が加わる。この衝突荷重によって車体2の後部全体が車幅方向一方に折れ曲がることを防止するため、各リアサイドメンバ4は車幅方向のいずれかに大きく折れ曲がることなく、軸線方向に圧潰し、荷重を吸収することが望ましい。
図4に示すように、隣接した2つの脆弱部40の間の区間(以下、真直区間)には引張強度が脆弱部40に比べて大きい部分が形成されているため、真直区間は脆弱部40に比べて変形し難い。これにより、図4(A)及び(B)に示すように、変形初期にはリアサイドメンバ4は真直区間において真直な状態に保たれ、脆弱部において屈曲する。また、図1に示すように、隣接する2つの脆弱部40の間隔は均一ではなく、第1脆弱部41と第2脆弱部42との間隔が最も大きい。そのため、第1脆弱部41と第2脆弱部42との間の区間、すなわち、最も全長の大きい真直区間の両端に応力(荷重)が集中する。これにより、図4(B)に示すように、第1脆弱部41及び第2脆弱部42において、リアサイドメンバ4の変形が開始される。すなわち、最も全長の大きい真直区間を他の部分に設けた場合に比べて、リアサイドメンバ4の変形が乗員から遠い車外側から開始されるため、乗員を効果的に保護することができる。特に、本実施形態ではL1がL3及びL4に等しく、L2のみが長くなるように構成することによって、第1脆弱部41及び第2脆弱部42に応力(荷重)を集中させることができる。
リアサイドメンバ4に更に衝突荷重が加わると、図4(B)に示すように、リアサイドメンバ4は第2脆弱部42の近傍において車内側に大きく変位する。本実施形態では、L2、L3及びL4の比がそれぞれ概ね2:1:1となっているため、第2脆弱部42の近傍での変位を補償すべく、リアサイドメンバ4は第1脆弱部41及び第2脆弱部42に加えて、第4脆弱部44の近傍において屈曲する。これにより、図4(C)に示すように、第1脆弱部41の後側部分と第4脆弱部44の前側部分を概ねリアサイドメンバ4の軸線(図4(B)のX)上に保ちつつ、リアサイドメンバ4を軸線方向に圧潰させることができる。リアサイドメンバ4を軸線方向に圧潰させることによって、車体2の後部が左右方向の歪み難くなり、車体2に加わる荷重が左右のいずれかに集中することを防止することができる。これにより、車体2の変形を防止することができる。
第1脆弱部41及び第3脆弱部43はそれぞれ一対の内側稜線対29を通過し、第2脆弱部42及び第4脆弱部44は一対の外側稜線対30を通過している。これにより、リアサイドメンバ4の車外側の一対の稜線又は車内側の一対の稜線が各脆弱部40の内部において屈曲し易くなるため、リアサイドメンバ4は脆弱部40において車幅方向に折れ曲がり易くなる。これにより、リアサイドメンバ4が軸線方向に圧潰され易くなる。
脆弱部40は上部材12及び下部材11を焼入れが行われていない剛性の低い部分として形成されているため、図1に示すように、脆弱部40をリアサイドメンバ4における分布として設計することができる。一方、脆弱部をビードによって構成すると、リアサイドメンバ4が局所的に脆弱になり易く、また、ボルトなどの締結位置などによって制限されて、自由に配置することができない場合がある。このように、脆弱部40を焼入れが行われていない剛性の低い部分として構成することで、リアサイドメンバ4における脆弱部の配置の自由度が向上し、さらに脆弱部40をリアサイドメンバ4における分布として設計することができるため、衝突荷重によるリアサイドメンバ4の変形をより精度よく制御することができる。
上壁21において第2脆弱部42の後縁と第3脆弱部43の前縁とは前後に離間し、平行をなしている。上壁21において第2脆弱部42の後縁と第3脆弱部43の前縁とはとの間には、引張強度が1200MPa以上1800MPa以下となる部分(以下、高強度部分S)が延在している。高強度部分Sは前方に向かって車内側に傾斜している。そのため、リアサイドメンバ4に衝突荷重が加わったときに、高強度部分Sがリアサイドメンバ4の延在方向に沿う場合に比べて、高強度部分Sから衝突荷重に対抗する荷重が加わり難くなる。これにより、リアサイドメンバ4が軸線方向に圧潰され易くなる。
また、左側のリアサイドメンバ4と右側のリアサイドメンバ4とは左右対称に形成されているため、後突時に加わる荷重が車体2の左右いずれかに集中し難い。これにより、車体2の後部での変形が左右方向に偏ることを防止することができるため、車体2が変形し難くなる。
<<第2実施形態>>
第2実施形態に係る車体後部構造80は、図5(A)に示すように、第1実施形態に比べて、第1脆弱部81の範囲が異なり、他の部分については第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。図5(B)の断面図において、第1脆弱部41は着色されて示されており、第2実施形態においては、第1脆弱部81はリアサイドメンバ4の周方向全周に渡って延在している。第1脆弱部81の前縁及び後縁は上壁21において車幅方向に延在し、下壁15において、上壁21と上下対称をなしている。第1脆弱部81の前縁及び後縁の前後方向における中央に位置し、且つ、上壁21及び内側縦壁27の間に形成された稜線上の点をQ1と記載する。
図5(A)に示すように、車両前後方向におけるリアサイドメンバ4の後端ZとQ1との前後方向の距離M1と、Q1とP2の前後方向の距離M2と、P2とP3の前後方向の距離L3と、P3とP4の前後方向の距離L4は概ね1:2:1:1となっている。
次に、このように構成した車体後部構造80の効果について説明する。リアサイドメンバ4に衝突荷重が加わると、最も車外側に位置する真直区間の両端、すなわち、第1脆弱部81と第2脆弱部42においてリアサイドメンバ4の変形が開始される。これにより、最も全長の大きい真直区間を他の部分に設けた場合に比べて、より車外側においてリアサイドメンバ4の屈曲変形を開始させることができる。また、M1、M2、L3、L4を1:2:1:1にすることによって、第1実施形態と同様に、リアサイドメンバ4を軸線方向に圧潰させることができる。これにより、車体2の後部が左右方向の歪み難くなり、車体2に加わる荷重が左右のいずれかに集中することを防止し、車体2の変形を防止することができる。
後突時にはリアサイドメンバ4に加わる衝突荷重は後端側ほどより大きな荷重が加わる。最も車外側に位置する第1脆弱部41をリアサイドメンバ4の全周に設けることによって、より大きな荷重が加わる部分に脆弱部40を設けることができるため、後突時に加わる荷重をより効果的に吸収することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。上記第1実施形態では、第1脆弱部41及び第3脆弱部43がそれぞれリアサイドメンバ4において車外側に沿って配置され、第2脆弱部42及び第4脆弱部44がそれぞれリアサイドメンバ4の車内側に沿って配置されているが、この態様には限定されない。例えば、図6(A)に示すように、第1脆弱部41及び第3脆弱部43がそれぞれリアサイドメンバ4において車内側に沿って配置され、第2脆弱部42及び第4脆弱部44がそれぞれリアサイドメンバ4において車外側に沿って配置されるように構成してもよい。
上記実施形態において、少なくともL2がL1、L3及びL4よりも大きい態様であればよく、特に、L2はL3とL4の和に等しいことが好ましい。例えば、図6(B)に示すように、L1:L2:L3:L4は1:1.5:0.75:0.75であってもよい。
また、上記第1実施形態では、L1:L2:L3:L4は1:2:1:1に設定されていたが、この態様には限定されない。L1、L2、L3及びL4において、それぞれの比には10%程度の誤差を含んでいてもよく、例えば、L1:L2:L3:L4は0.9:2:1:1、1.1:2:1:1、1:1.8:1:1等であってもよい。
上記実施形態では脆弱部40は軟化処理された部分として構成されていたが、さらに、脆弱部40はそれぞれビードや凹部、貫通孔を含んでいても良い。例えば、図7に示すように、第1脆弱部41には上壁21及び内側縦壁27の間に形成された稜線を通過し内孔32の側に凹むビード91と、下壁15及び内側縦壁27の間に形成された稜線を通過し内孔32の側に凹むビード92とが設けられているとよい。第2脆弱部42には外側縦壁28において上下に延在し、車外側に突出するビード93が設けられているとよい。第3脆弱部43には内側縦壁27において上下に延在し、車内側に突出するビード94が設けられているとよい。
また、各脆弱部40の間の部分の強度を高めるため、上壁21又は下壁15には前後に延在するビードが設けられていてもよい。例えば、図7に示すように、上壁21には、第2脆弱部42の前縁前方から、第3脆弱部43の後方に延びるビード95が設けられていてもよい。
1 :車体後部構造
4 :リアサイドメンバ
40 :脆弱部
41 :第1脆弱部
42 :第2脆弱部
43 :第3脆弱部
44 :第4脆弱部
L1 :距離
L2 :距離
L3 :距離
L4 :距離
M1 :距離
M2 :距離

Claims (6)

  1. 前後方向に延在する左右一対のサイドメンバを含む車体後部構造であって、
    前記サイドメンバのそれぞれには、後端から順に第1脆弱部、第2脆弱部、第3脆弱部、及び第4脆弱部を含む少なくとも4つの脆弱部がそれぞれ間隔をおいて車外側及び車内側の側面に交互に設けられ、
    前記第1脆弱部及び前記第2脆弱部の前後方向の間隔が、前記サイドメンバの後端及び前記第1脆弱部の前後方向の間隔と、前記第2脆弱部及び前記第3脆弱部の前後方向の間隔と、前記第3脆弱部及び前記第4脆弱部の前後方向の間隔とのうち、いずれの間隔よりも大きく、
    前記サイドメンバはそれぞれ、車内側及び車外側にそれぞれ上下に対をなす稜線を有する略四角筒状をなし、
    前記第1脆弱部及び前記第3脆弱部は車内側の一対の前記稜線を通過し、
    前記第2脆弱部及び前記第4脆弱部は車外側の一対の前記稜線を通過していることを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記サイドメンバの後端及び前記第1脆弱部の前後方向の間隔と、前記第1脆弱部及び前記第2脆弱部の前後方向の間隔と、前記第2脆弱部及び前記第3脆弱部の前後方向の間隔と、前記第3脆弱部及び前記第4脆弱部の前後方向の間隔との比がそれぞれ概ね1:2:1:1であることを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
  3. 前記第2脆弱部の前縁は前記サイドメンバの上壁において、車外側に向かって前方に傾斜し、
    前記第3脆弱部の後縁は前記サイドメンバの上壁において、車内側に向って後方に傾斜し、
    前記第2脆弱部の前縁及び前記第3脆弱部の後縁は前記サイドメンバの上壁において前後に離間し、且つ略平行をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体後部構造。
  4. 前記サイドメンバは金属部材であり、
    前記脆弱部は前記サイドメンバにおいて軟化処理された部分であることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1つの項に記載の車体後部構造。
  5. 左側の前記サイドメンバは、右側の前記サイドメンバと左右対称をなすことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1つの項に記載の車体後部構造。
  6. 前後方向に延在する左右一対のサイドメンバを含む車体後部構造であって、
    前記サイドメンバのそれぞれには、後端から順に第1脆弱部、第2脆弱部、第3脆弱部、及び第4脆弱部を含む少なくとも4つの脆弱部がそれぞれ間隔をおいて設けられ、
    前記第1脆弱部は前記サイドメンバの周方向全周に延在し、
    前記第2脆弱部、前記第3脆弱部、及び前記第4脆弱部はそれぞれ車外側及び車内側の側面に交互に設けられ、
    前記サイドメンバの後端及び前記第1脆弱部の前後方向の間隔と、前記第1脆弱部及び前記第2脆弱部の前後方向の間隔と、前記第2脆弱部及び前記第3脆弱部の前後方向の間隔と、前記第3脆弱部及び前記第4脆弱部の前後方向の間隔との比がそれぞれ概ね1:2:1:1であることを特徴とする車体後部構造。
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