JP7043013B2 - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の助手席前方のインストルメントパネルに搭載される助手席用エアバッグ装置に関し、特に、膨張するエアバッグが、折り畳まれた一部の部位の展開膨張を抑制する規制部材を組み付けられて、収納部位に折り畳まれて収納される助手席用エアバッグ装置に関する。
従来の助手席用エアバッグ装置では、エアバッグの展開膨張を規制する規制部材がエアバッグに組み付けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この規制部材は、可撓性を有して構成されるとともに、折り畳まれたエアバッグの一部の折畳部を解放可能に仮保持する仮保持部と、収納部位に取り付けられる取付部と、取付部と仮保持部とを連結する連結片部と、を備えて構成されていた。そして、仮保持部は、連結片部に連なるベース部と、ベース部との間に折畳部を仮保持する保持凹部を形成してベース部に連結され、折畳部の仮保持時、ベース部の下方側に配置されるカバー部と、を備えて構成されるとともに、保持凹部からの折畳部の解放時の解放用開口を、後向きに配置させて、エアバッグの展開膨張時における折畳部の解放時、後方回転しつつ、解放用開口から折畳部を解放する構成としていた。また、エアバッグは、膨張完了時の外周壁が、後端側に配置されて乗員を受け止める乗員側壁部と、乗員側壁部の外周縁から収束するように前方側に延びる周壁部と、を備えて構成されて、周壁部の前端側の下面に膨張用ガスを流入させるための流入用開口を配設させていた。収納部位に収納されるエアバッグの折畳完了体は、エアバッグの乗員側壁部を流入用開口の上に配置させるように平らに展開させて予備折りエアバッグを形成した後、予備折りエアバッグの左右方向の幅寸法を狭める左右方向縮小折り工程と、予備折りエアバッグの流入用開口を中心として後方側の後側部位と前方側の前側部位とを、それぞれ、流入用開口の上方側に配置させる前後方向縮小折り工程と、を経て、形成されていた。そして、エアバッグの折畳完了体としては、予備折りエアバッグの流入用開口より後方側の後側部位の一部が、折畳部として、規制部材の仮保持部内に、収納されていた。
特開2016-26942号公報
しかし、従来のエアバッグ装置では、規制部材の仮保持部に収納される後側部位の折畳部が、予備折りエアバッグの後側部位の後端を含めた部位としており、エアバッグの展開膨張時、予備折りエアバッグの後端側を、迅速に、インストルメントパネルの上面に沿って展開させる点に、課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、展開膨張時のエアバッグが、予備折りエアバッグの後端側を、迅速に収納部位から離脱させ、かつ、インストルメントパネルの上面に沿って展開させることができる助手席用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る助手席用エアバッグ装置は、車両の助手席前方のインストルメントパネルの上面側の収納部位に、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時、前記収納部位から、展開膨張しつつ後方へ突出して膨張を完了させるエアバッグと、
該エアバッグの展開膨張時に、前記エアバッグの一部の展開膨張を規制可能に、前記収納部位に取り付けられる規制部材と、
を備えて構成され、
前記規制部材が、
可撓性を有して構成されるとともに、
折り畳まれた前記エアバッグの一部の折畳部を解放可能に仮保持する仮保持部と、前記収納部位に取り付けられる取付部と、該取付部と前記仮保持部とを連結する連結片部と、を備えて構成され、
前記仮保持部が、
前記連結片部に連なるベース部と、前記ベース部との間に前記折畳部を仮保持する保持凹部を形成して前記ベース部に連結され、前記折畳部の仮保持時、前記ベース部の下方側に配置されるカバー部と、を備えて構成されるとともに、
前記保持凹部からの前記折畳部の解放時の解放用開口を、後向きに配置させて、前記エアバッグの展開膨張時における前記折畳部の解放時、後方回転しつつ、前記解放用開口から前記折畳部を解放する構成とし、
膨張完了時の前記エアバッグの外周壁が、後端側に配置されて乗員を受け止める乗員側壁部と、該乗員側壁部の外周縁から収束するように前方側に延びる周壁部と、を備えて、前記周壁部の前端側の下面に膨張用ガスを流入させるための流入用開口を配設させて構成され、
前記収納部位に収納される前記エアバッグの折畳完了体が、
前記エアバッグの前記乗員側壁部を前記流入用開口の上に配置させるように平らに展開させて予備折りエアバッグを形成した後、
前記予備折りエアバッグの左右方向の幅寸法を狭める左右方向縮小折り工程と、
前記予備折りエアバッグの前記流入用開口を中心として後方側の後側部位と前方側の前側部位とを、それぞれ、前記流入用開口の上方側に配置させる前後方向縮小折り工程と、
を経て、形成されるとともに、
前記後側部位の一部を前記折畳部として、前記仮保持部内に収納させる構成の助手席用エアバッグ装置であって、
前記エアバッグが、前記予備折りエアバッグの後端を含めた後端側を、前記仮保持部から外れるように、前記カバー部の下方側で、前記解放用開口から前方に延ばすように、配設させて、前記収納部位に折り畳まれて収納されていることを特徴とする。
本発明に係る助手席用エアバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグに膨張用ガスが流入されると、予備折りエアバッグの後側部位では、規制部材の仮保持部に収納された折畳部に膨張用ガスが流れて、仮保持部を後方回転させて、折畳部を解放用開口から解放させようとする。その際、仮保持部のカバー部の下側で、解放用開口から前方側に延びていた後側部位の後端側が、仮保持部の回転に伴ない、後端を上方に回転させ、さらに、後方に回転させる動作を行う。そのため、折畳部の仮保持部からの解放に先立ち、後側部位の後端側が、後方回転する仮保持部の下方側から上方側に回転し、さらに、後方側へ回転して、収納部位から上方へ離脱するとともに、インストルメントパネルの上面に接近する。そしてさらに、仮保持部に収納されていた折畳部が、仮保持部の解放用開口から解放されて、展開膨張しつつ、後方側へ移動することから、後側部位の後端側の後方移動を助長させ、後側部位の後端側がインストルメントパネルの上面に沿って後方移動することとなる。そして、エアバッグの外周壁における乗員側壁部が、略上下方向に沿って広く展開しつつ、後方へ移動して、膨張を完了させることとなる。すなわち、本発明に係る助手席用エアバッグ装置では、予備折りエアバッグの後側部位の後端側が、規制部材の仮保持部に収納された折畳部の解放に先立ち、収納部位から離脱してインストルメントパネルの上面側に接近し、そして、折畳部が解放用開口から開放されて後方側への展開膨張する際に、その展開膨張に伴なって、インストルメントパネルの上面に沿って後方移動することとなることから、乗員側壁部が、上下に幅広く展開しつつ、後方移動し、そして、エアバッグが、膨張を完了させることとなる。
したがって、本発明に係る助手席用エアバッグ装置では、展開膨張時のエアバッグが、予備折りエアバッグの後端側を、迅速に収納部位から離脱させ、かつ、インストルメントパネルの上面に沿って展開させることができる。そのため、エアバッグの乗員側壁部を迅速に上下方向に幅広く展開させることができて、例えば、本発明の助手席用エアバッグ装置が、インストルメントパネルの上面側の後下方向への下り具合を大きくした車両に搭載されて、乗員が接近していても、膨張途中のエアバッグが、上下に幅広く展開した乗員側壁部により、その乗員を円滑に受け止めて保護できる。
そして、本発明に係る助手席用エアバッグ装置では、前記エアバッグが、前記予備折りエアバッグの後端を、前記仮保持部より前方側に配置させて、前記収納部位に折り畳まれて収納されていることが望ましい。
このような構成では、仮保持部の解放用開口から延びる予備折りエアバッグの後側部位における後端側の長さが長くなることから、エアバッグの膨張初期における仮保持部の後方回転に伴なう回転により、後側部位の後端が、回転半径を大きくした状態で、収納部位から離脱して、より一層、インストルメントパネルの上面に沿った後方側に配置されることとなり、その後の乗員側壁部の上下方向の展開が、より円滑に行なわれて、上下方向に広くした乗員側壁部により、接近した乗員を円滑に受け止めて保護できる。
本発明に係る一実施形態の助手席用エアバッグ装置の車両への搭載状態を示す概略縦断面図である。 実施形態の助手席用エアバッグ装置に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の前方側から見た斜視図である。 実施形態で使用する規制部材の斜視図である。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、予備折りエアバッグを示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図4の後の工程を示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図5の後の工程を示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図6の後の工程を示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図7の後の工程を示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図8の後の工程を示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図9の後の工程を示す。 実施形態のエアバッグの折畳工程を説明する図であり、図10の後の工程を示す。 実施形態の助手席用エアバッグ装置のエアバッグが膨張する状態を説明する図である。 実施形態の助手席用エアバッグ装置のエアバッグが膨張する状態を説明する図であり、図12の後の状態を示す。 実施形態の助手席用エアバッグ装置のエアバッグが膨張する状態を説明する概略図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の助手席用エアバッグ装置M(以下、適宜、「エアバッグ装置」と省略する)は、図1に示すように、ウインドシールド4の下方におけるインストルメントパネル(以下「インパネ」と省略する)1の上面2側の内部に搭載されるトップマウントタイプとしている。なお、実施形態のインパネ1は、上面2側の後下方向への下り具合を大きくするように構成されている。
エアバッグ装置Mは、図1,12に示すように、折り畳まれたエアバッグ15と、エアバッグ15に膨張用ガスを供給するインフレーター8と、エアバッグ15及びインフレーター8を収納保持する収納部位としてのケース12と、エアバッグ15及びインフレーター8をケース12に取り付けるためのリテーナ9と、折り畳まれたエアバッグ15の上方を覆うエアバッグカバー6と、を備えて構成されている。さらに、エアバッグ装置Mは、エアバッグ15の展開膨張を規制する規制部材60と、エアバッグ15を折り畳んで形成される折畳完了体47の周囲を覆うラッピング材75と、を備えて構成されている。
エアバッグカバー6は、合成樹脂製のインパネ1と一体的に形成されて、展開膨張時のエアバッグ15に押されて前後両側に開く二枚の扉部6a,6bを備えて構成されている。また、エアバッグカバー6における扉部6a,6bの周囲には、ケース12に連結される連結壁部6cが形成されている。連結壁部6cには、ケース12の係止爪12cを係止するための係止孔6dが形成されている。
インフレーター8は、複数のガス吐出口8bを有した略円柱状の本体部8aと、インフレーター8をケース12に取り付けるためのフランジ部8cと、を備えて構成されている。
収納部位としてのケース12は、上端側に長方形状の開口を有した板金製の略直方体形状に形成され、インフレーター8を下方から挿入させて取り付ける略長方形板状の底壁部12aと、底壁部12aの外周縁から上方に延びてエアバッグカバー6の連結壁部6cを係止する周壁部12bと、を備えて構成されている。周壁部12bの上端には、連結壁部6cの係止孔6dに挿入されて、連結壁部6cを係止する係止爪12cが形成されている。
そして、実施形態の場合、エアバッグ15とインフレーター8とは、エアバッグ15内に配置させたリテーナ9の各ボルト9aを、取付手段として、エアバッグ15における後述する流入用開口19の周縁の取付座18(図2参照)、規制部材60、ラッピング材75、ケース12の底壁部12a、及び、インフレーター8のフランジ部8cに、貫通させて、ナット10止めすることにより、ケース12の底壁部12aに取り付けられている。また、ケース12の底壁部12aには、車両のボディ側に連結される図示しないブラケットが、配設されている。
エアバッグ15は、図1の二点鎖線に示すように、膨張完了時に、インパネ1の上面2とインパネ1の上方のウインドシールド4との間を塞ぐように配置可能な略袋状として構成されている。このエアバッグ15は、図2に示すように、単体での膨張完了形状の外周壁16を、後端側に配置されて乗員を受け止める乗員側壁部23と、乗員側壁部23の外周縁から収束するように前方側に延びる周壁部17と、を備えて、周壁部17の前端側の下面に膨張用ガスを流入させるための円形に開口した流入用開口19を配設させて、構成されている。
周壁部17は、エアバッグ15の膨張完了時に、主にインパネ1の上面2とインパネ1上方のウインドシールド4との間を塞ぐように配置される部位であり、上下両側で略左右方向に沿って配置される上壁部17a,下壁部17bと、左右両側で略前後方向に沿って配置される左壁部17c,右壁部17dと、を備えて構成される。下壁部17bの流入用開口19の周縁は、ケース12の底壁部12aに取り付けられる取付座18として、リテーナ9のボルト9aを挿通させて、ケース12の底壁部12aに取り付けるための複数(実施形態の場合、4個)の取付孔20が、形成されている。また、周壁部17における左壁部17cと右壁部17dとには、エアバッグ15内に流入した余剰の膨張用ガスを排気するためのベントホール21が、形成されている。
乗員側壁部23は、エアバッグ15の膨張完了時に、乗員側となる後端側において、略鉛直方向に沿って配設される。乗員側壁部23は、膨張完了時における左右方向の略中央に、前方に凹ませる凹部24を、配設させて、凹部24の左右両側には、相対的に後方側へ突出する突出部25(25L,25R)が、配設されている。すなわち、実施形態のエアバッグ15の乗員側壁部23では、エアバッグ15の膨張完了時に、左右方向の中央で凹む凹部24と、凹部24の左右両側に配置される突出部25L,25Rと、が、上下方向に沿って連続的に配設される。
なお、エアバッグ15の内部には、エアバッグ15の膨張完了形状を規制する図示しないテザーや、エアバッグ15内へ流入する膨張用ガスの流れを制御する図示しない整流布が配設されている。
規制部材60は、図3に示すように、可撓性を有したシート材から形成され、詳しくは、エアバッグ15と同様に、ポリエステル糸やポリアミド糸等の織布からなり、折り畳まれたエアバッグ15(折畳完了体47)の一部の折畳部50を解放可能に仮保持する仮保持部63と、収納部位としてのケース12の底壁部12aに取り付けられる取付部61と、取付部61と仮保持部63とを連結する撓み可能な連結片部62と、を備えて構成されている。
取付部61は、流入用開口19に対応させて半円形に凹んだ凹部61aを備えて、その両側に、リテーナ9のボルト9aを挿通させる2つの取付孔61bを設けて構成されている。取付部61は、エアバッグ15やインフレーター8とともに、ボルト9aへのナット10の締結時に共締めされて、ケース12の底壁部12aに取付固定される。
連結片部62は、取付部61から幅寸法を広げるような台形形状として、仮保持部63と取付部61との間に配設されている。連結片部62は、折畳完了体47の後面47a側に配置される(図12のA参照)。
仮保持部63は、連結片部62に連なる長方形状のベース部64と、前後方向の長さ寸法と左右方向の幅寸法とをベース部64と略同等とした長方形状として、ベース部64と対向するように配設されるカバー部65と、を備えて構成される。カバー部65とベース部64との間には、エアバッグ15の折畳部50を仮保持するように収納する保持凹部68が形成されている。保持凹部68は、折畳部50を収納し、かつ、収納した折畳部50を解放する解放用開口69を、ベース部64における連結片部62に連なる後方側に開口させて、袋状に形成されている。すなわち、仮保持部63の解放用開口69は、カバー部65の外周縁におけるベース部64側へ連結されない後縁側の解放用非連結縁67の内周側に設けて構成されている。なお、カバー部65は、左右の縁65a,65bが、縫合により、ベース部64に結合され、カバー部65の解放用非連結縁67の反対側の縁は、ベース部64から折目を付けて連なる連結縁66としている。
また、実施形態の規制部材60には、ベース部64におけるカバー部65と対向する部位の左右の縁64aから下方に延びる補助腕部70が、配設されている。左右の補助腕部70の先端には、リテーナ9のボルト9aを挿通させる取付孔70aが形成されている。これらの補助腕部70は、折畳部50の解放を、より抑制できるように、すなわち、仮保持部63の反転を抑制するために配設されており、取付部61とともに、ボルト9aへのナット10の締結時に共締めされて、ケース12の底壁部12aに取付固定される。
ラッピング材75は、図10,11に示すように、ポリエステル等の合成繊維からなる可撓性を有した不織布等のシート材から形成されている。ラッピング材75は、規制部材60を組み付けた折畳完了体47、すなわち、エアバッグ体55の天井面(上面)55cを覆う長方形形状の天井側部76と、天井側部76から前後左右に延びる取付片部78,79,80,81と、を備え、天井側部76には、エアバッグ15の膨張時に、天井側部76を破断させるように、左右方向に沿って断続的に形成された複数のスリット77が配設されている。スリット77は、規制部材60の仮保持部63の先端(前端)63a付近の上方に配置されるように設定されている。また、各取付片部78,79,80,81には、エアバッグ体55の底面55a側から突出するリテーナ9のボルト9aを挿入させる係止孔82が形成されている。
そして、ラッピング材75は、図11のA~Cに示すように、平らに展開させた状態として、天井側部76上に、エアバッグ体55の天井面55c側を載せ、ついで、各係止孔82にボルト9aを挿入させて、順次、取付片部78,79,80,81を、エアバッグ体55の側面55bに当てつつ、ボルト9aに係止させれば、エアバッグ体55を包むことができる。
つぎに、エアバッグ15の折畳工程について説明すると、まず、各取付孔20からボルト9aを突出させるようにして、内部にリテーナ9を配置させておく。そして、エアバッグ15は、予備折り工程を経た後、左右方向の幅寸法を縮めるような左右縮小折り工程と、前後方向の幅寸法を縮めるような前後縮小折り工程と、を経て折り畳み、前後縮小折り工程の途中で、規制部材60を組み付けることとなる。
予備折り工程では、まず、図4に示すように、平らに展開させた予備折りエアバッグ30を形成する。この予備折りエアバッグ30は、乗員側壁部23を流入用開口19の上に重ねて、すなわち、周壁部17の内周面側における流入用開口19の上に、乗員側壁部23を重ねて、平らに展開させて形成されている。なお、予備折りエアバッグ30は、乗員側壁部23の少なくとも中央付近を、極力、平らに展開して、その後の折り畳みが容易に行えるように、周壁部17の左右の左壁部17cと右壁部17dとの上下方向の中央17cc,17dc付近を、二つずつの折目17c1,17c2,17d1,17d2を付けて、流入用開口19側に折り込み、また、上壁部17aの前後方向の中央17ac付近を、折目17a1を付けて、流入用開口19側に折り込み、さらに、下壁部17bの後端17bb付近に折目17b1を付けて、乗員側壁部23の下縁23b側を下壁部17bの下方に配置させて、形成されている。
また、流入用開口19の上方に配置される乗員側壁部23は、流入用開口19の前方側の前側部位43側より、流入用開口19の後方側の後側部位33側に、多く配置されている。さらに、乗員側壁部23の上縁23a側は、流入用開口19の前方側に配置されて、その後の左右縮小折り工程では、上壁部17aと折り重なり、上壁部17aとともに、流入用開口19を覆うように配置される直上部位44となる。
左右縮小折り工程では、予備折りエアバッグ30の左右方向の寸法を縮小するように、図5,6に示すように、左右の縁側部位30a,30bを流入用開口19側に接近させるように、乗員側壁部23側に向かって巻くロール折りで折って、左右縮小折りエアバッグ32を形成する。
ついで、前後縮小折り工程では、左右縮小折りエアバッグ32の前後方向の寸法を縮小するように、まず、図6、図7のAに示すように、左右縮小折りエアバッグ32(予備折りエアバッグ30)の流入用開口19の後側となる後側部位33の後端35を、流入用開口19の上方側に接近させるように、後端35と流入用開口19との間の中間付近よりも後端35側の部位に、左右方向に沿う折目36を付けて、前方側に折り、さらに、図7のBに示すように、後側部位33の後端35を、流入用開口19の上方の前方側に配置させるように、後側部位33における取付座18付近に、左右方向に沿う折目37を付けて、前方側に折る。
その後、図7のB、図8のAに示すように、後側部位33の流入用開口19の前縁側の上方部位38に、左右方向に沿う折目39を付けて、後端35側を後方側に折り返し、さらに、図8のBに示すように、規制部材60の取付部61の取付孔61b,61bに、リテーナ9のボルト9aを挿入させて、リテーナ9に対して規制部材60を取り付けるとともに、仮保持部63の保持凹部68内に、折目36付近を挿入させて、後端35に連なる後端側部位34を、仮保持部63のカバー部65における解放用非連結縁67から、前方に延ばしておく。なお、折目36付近は、保持凹部68内に収納される折畳部50となる。
ついで、図8のB、図9のAに示すように、折目36から離れた離脱部位40に折目41を付けて、保持凹部68の解放用開口69が後方を向くように、すなわち、カバー部65が流入用開口19に接近して、カバー部65とベース部64との連結縁66が前方側に配置されるように、仮保持部63を前方回転させ、そして、図9のBに示すように、規制部材60における補助腕部70,70の取付孔70aに、リテーナ9のボルト9a,9aを係止させれば、折目36付近からなる折畳部50が、流入用開口19の上方で、仮保持部63の保持凹部68内に収納されて、ずれずに配置されることとなる。
ついで、図10のA,Bに示すように、流入用開口19の前方側の前側部位43を、仮保持部63の上面側に配置させれば、前縮小折りエアバッグ45が形成されて、エアバッグ15の折畳完了体47が形成される。そしてこの時、規制部材60も折畳完了体47に組み付けられていることから、規制部材60をエアバッグ15の折畳完了体47に組み付けてなるエアバッグ体55が、形成されることとなる。なお、エアバッグ体55では、折畳完了体47における予備折りエアバッグ30や左右縮小折りエアバッグ32の後端35が、仮保持部63の先端(前端)63aよりも、前方に配置されて、後端35を含めた後端側部位34が、後向きの解放用開口69から離脱して、カバー部65の下方で、前方側に長く延びるように配設されている。
その後、図10のC、図11のA,B,Cに示すように、折畳完了体47が折り崩れしないように、平らに展開したラッピング材75の天井側部76上に、エアバッグ体55の天井面55c側を載せ、ついで、各係止孔82にボルト9aを挿入させて、順次、取付片部78,79,80,81を、エアバッグ体55の側面55bに当てつつ、ボルト9aに係止させれば、エアバッグ体55がラッピング材75に包まれることとなる。
ラッピング材75に包まれたエアバッグ体55は、各ボルト9aをケース12の底壁部12aから突出させるようにして、ケース12内に収納させ、底壁部12aから突出している各ボルト9aを、インフレーター8のフランジ部8cに挿通させて、インフレーター8のフランジ部8cから突出した各ボルト9aにナット10を締結させれば、インフレーター8とともに、ケース12に取り付けることができる。そして、車両に搭載されたインパネ1におけるエアバッグカバー6の連結壁部6cに対して、係止孔6dに係止爪12cを挿入させて、ケース12の周壁部12bを係止させ、ケース12の図示しない所定のブラケットを、車両のボディ側に固定させれば、エアバッグ装置Mを車両に搭載することができる。
エアバッグ装置Mの車両への搭載後、車両の前面衝突時等に、インフレーター8の各ガス吐出口8bから膨張用ガスが吐出されれば、エアバッグ15が、内部に膨張用ガスGを流入させて膨張し、ラッピング材75の天井側部76を破断するとともに、エアバッグカバー6の扉部6a,6bを押し開かせることとなる。そして、エアバッグ15は、エアバッグカバー6の扉部6a,6bを押し開いて形成される開口を経て、ケース12から上方へ突出するとともに、車両後方側に向かって突出しつつ展開膨張して、図1の二点鎖線に示すように、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウインドシールド4との間を塞ぐように、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ15内に膨張用ガスGが流入されれば、図12のA,Bに示すように、エアバッグ15は、規制部材60の仮保持部63にエアバッグの一部となる折畳部50を仮保持させた状態を維持しつつ、エアバッグ15における仮保持部63内に収納保持されておらずかつ折畳部50より膨張用ガスGの上流側の部位である初期展開膨張部52を、展開膨張させる。実施形態の場合、初期展開膨張部52は、エアバッグ15の前側部位43と流入用開口19の直上部位44である。
そして、初期展開膨張部52の膨張により、エアバッグ15の上壁部17a側と乗員側壁部23の上縁23a側が、迅速に突出し(図14の二点鎖線参照)、また、規制部材60の仮保持部63が押し上げられる。
そしてさらに、折り畳まれたエアバッグ15に膨張用ガスGが流入されると、予備折りエアバッグ30(左右縮小折りエアバッグ32)の後側部位33では、図12のB、図13のA,Bに示すように、規制部材60の仮保持部63に収納された折畳部50に膨張用ガスGが流れて、連結片部62や補助腕部70を撓ませつつ、仮保持部63を後方回転させて、折畳部50を解放用開口69から解放させようとする。その際、図12のAに示すように、当初、仮保持部63のカバー部65の下側で、解放用開口69から前方側に延びていた後側部位33の後端側部位34が、図12のB、図13のA,Bに示すように、仮保持部63の回転に伴ない、後端35を上方に回転させ、さらに、後方に回転させる動作を行う。そのため、折畳部50の仮保持部63からの解放に先立ち、後側部位33の後端側部位34が、後方回転する仮保持部63の下方側から上方側に回転し、さらに、後方側へ回転して、収納部位としてのケース12から上方へ離脱するとともに、インパネ1の上面2に接近する。そしてさらに、仮保持部63に収納されていた折畳部50が、仮保持部63の解放用開口69から解放されて、展開膨張しつつ、後方側へ移動することから、後側部位33の後端側部位34の後方移動を助長させ、図14に示すように、後側部位33の後端側部位34がインパネ1の上面2に沿って後方移動することとなる。そして、エアバッグ15の外周壁16における乗員側壁部23が、略上下方向に沿って広く展開しつつ、後方へ移動して、膨張を完了させることとなる。すなわち、実施形態のエアバッグ装置Mでは、予備折りエアバッグ30の後側部位33の後端側部位34が、規制部材60の仮保持部63に収納された折畳部50の解放に先立ち、収納部位としてケース12から離脱してインパネ1の上面2側に接近し、そして、折畳部50が解放用開口69から開放されて後方側への展開膨張する際に、その展開膨張に伴なって、インパネ1の上面2に沿って後方移動することとなることから、乗員側壁部23が、上下の上縁23aから下縁23bまでを幅広く展開させて、後方移動し、そして、エアバッグ15が、膨張を完了させることとなる。
したがって、実施形態のエアバッグ装置Mでは、展開膨張時のエアバッグ15が、予備折りエアバッグ30の後端35側を、迅速にケース12から離脱させ、かつ、インパネ1の上面2に沿って展開させることができる。そのため、エアバッグ15の乗員側壁部23を迅速に上下方向に幅広く展開させることができて、例えば、エアバッグ装置Mが、インパネ1の上面2側の後下方向への下り具合を大きくした車両に搭載されて、乗員Pが接近していても(図14の二点鎖線参照)、膨張途中のエアバッグ15が、上下に幅広く展開した乗員側壁部23により、その乗員Pを円滑に受け止めて保護できる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ15が、予備折りエアバッグ30の後端35を、仮保持部63の前端63aより前方側に配置させて、収納部位としてのケース12に折り畳まれて収納されている。
そのため、実施形態では、仮保持部63の解放用開口69から延びる予備折りエアバッグ15の後側部位33における後端側部位34の長さが長くなることから、エアバッグ15の膨張初期における仮保持部63の後方回転に伴なう回転により、後側部位33の後端35が、ケース12から離脱して、より一層、インパネ1の上面2に沿った後方側に配置されることとなり、その後の乗員側壁部23の上下方向の展開が、より円滑に行なわれて、上下方向に広くした乗員側壁部23により、接近した乗員を円滑に受け止めて保護できる。
なお、上記の点を考慮しなければ、後端35を仮保持部63の前端63aと同等、あるいは、後方側に配置させてもよい。さらに、後端35が、カバー部65の下方で、保持凹部68から離脱していれば、後端側部位34は、折り畳まれていてもよい。
また、実施形態では、規制部材60として、補助腕部70を設けたものを例示したが、補助腕部70を設けない規制部材を使用してもよい。
1…(インストルメントパネル)インパネ、2…上面、12…(収納部位)ケース、15…エアバッグ、17…周壁部、19…流入用開口、23…乗員側壁部、30…予備折りエアバッグ、32…左右縮小折りエアバッグ、33…後側部位、34…後端側部位、35…後端、43…前側部位、45…前後縮小折りエアバッグ、47…折畳完了体、50…折畳部、60…規制部材、61…取付部、62…連結片部、63…仮保持部、64…ベース部、65…カバー部、67…解放用非連結縁、68…保持凹部、69…解放用開口、M…助手席用エアバッグ装置。

Claims (1)

  1. 車両の助手席前方のインストルメントパネルの上面側の収納部位に、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時、前記収納部位から、展開膨張しつつ後方へ突出して膨張を完了させるエアバッグと、
    該エアバッグの展開膨張時に、前記エアバッグの一部の展開膨張を規制可能に、前記収納部位に取り付けられる規制部材と、
    を備えて構成され、
    前記規制部材が、
    可撓性を有して構成されるとともに、
    折り畳まれた前記エアバッグの一部の折畳部を解放可能に仮保持する仮保持部と、前記収納部位に取り付けられる取付部と、該取付部と前記仮保持部とを連結する連結片部と、を備えて構成され、
    前記仮保持部が、
    前記連結片部に連なるベース部と、前記ベース部との間に前記折畳部を仮保持する保持凹部を形成して前記ベース部に連結され、前記折畳部の仮保持時、前記ベース部の下方側に配置されるカバー部と、を備えて構成されるとともに、
    前記保持凹部からの前記折畳部の解放時の解放用開口を、後向きに配置させて、前記エアバッグの展開膨張時における前記折畳部の解放時、後方回転しつつ、前記解放用開口から前記折畳部を解放する構成とし、
    膨張完了時の前記エアバッグの外周壁が、後端側に配置されて乗員を受け止める乗員側壁部と、該乗員側壁部の外周縁から収束するように前方側に延びる周壁部と、を備えて、前記周壁部の前端側の下面に膨張用ガスを流入させるための流入用開口を配設させて構成され、
    前記収納部位に収納される前記エアバッグの折畳完了体が、
    前記エアバッグの前記乗員側壁部を前記流入用開口の上に配置させるように平らに展開させて予備折りエアバッグを形成した後、
    前記予備折りエアバッグの左右方向の幅寸法を狭める左右方向縮小折り工程と、
    前記予備折りエアバッグの前記流入用開口を中心として後方側の後側部位と前方側の前側部位とを、それぞれ、前記流入用開口の上方側に配置させる前後方向縮小折り工程と、
    を経て、形成されるとともに、
    前記後側部位の一部を前記折畳部として、前記仮保持部内に収納させる構成の助手席用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグが、
    前記予備折りエアバッグの前記後側部位における後端を含めた後端側部位を、前記仮保持部から外れるように、前記カバー部の下方側で、前記解放用開口から前方に延ばすように、配設させるとともに、
    前記予備折りエアバッグの前記後端を、前記仮保持部の前端よりも前方に配置させて、
    前記収納部位に折り畳まれて収納されていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
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