JP7042170B2 - シャワーヘッド用ガス分配体 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、シャワーヘッド用ガス分配体に関する。
例えば、薄膜形成装置(例えば、CVD装置)やエッチング装置(例えば、プラズマエッチング装置)等の半導体製造装置は、シャワーヘッドを備えている。シャワーヘッドは、例えばウェハを保持する保持装置の上方に配置され、ウェハに向けてプロセスガス(例えば、成膜用の反応ガス)を噴出する装置である。
シャワーヘッドは、ガス供給源に接続されたガス供給体と、ガス供給体に着脱可能に取り付けられたガス分配体とを備える。ガス分配体は、略平板状のセラミックス部材を備える。このセラミックス部材における一方の表面(ガス供給体に対向する側とは反対側の表面であり、以下、便宜的に「下面」という)には、複数のガス噴出孔が開口している。ガス供給源から供給されたプロセスガスは、ガス供給体を介してガス分配体を構成するセラミックス部材の内部に流入し、該セラミックス部材の下面に形成された複数のガス噴出孔からウェハに向けて噴射される。
また、シャワーヘッドには、プラズマ発生用の内部電極が設けられることがある(例えば、特許文献1参照)。シャワーヘッドに設けられた内部電極と、例えば保持装置に設けられた他の電極との間に、高周波電圧が印加されることにより、シャワーヘッドから噴出されたプロセスガスがプラズマ化される。
特開2017-135260号公報
プラズマ発生用の内部電極を備えるシャワーヘッドとしては、以下の構成が考えられる。すなわち、シャワーヘッドを構成するガス分配体が備えるセラミックス部材の内部に、プラズマ発生用の内部電極が配置されている。また、該セラミックス部材の表面(ガス供給体に対向する側の表面であり、以下、便宜的に「上面」という)に円環状の溝が形成され、該溝の底面に露出電極が配置され、内部電極と露出電極とがビア等を介して電気的に接続される。一方、シャワーヘッドを構成するガス供給体の表面(ガス分配体に対向する側の表面であり、以下、便宜的に「下面」という)に、上述したガス分配体側の円環状の溝に対応する円環状の電極(以下、「接触リング」という)が配置される。この接触リングは、ガス供給体の下面から突出するように形成される。また、この接触リングは、接地される(または、高周波電源に接続される)。ガス分配体が備えるセラミックス部材の上面とガス供給体の下面とが接触するように、ガス供給体にガス分配体が取り付けられた状態では、ガス分配体が備える露出電極がガス供給体が備える接触リングと接触し、その結果、ガス分配体が備える内部電極が接地される(または、高周波電源に接続される)。
ここで、ガス分配体が備える露出電極を、ガス供給体が備える円環状の接触リングと確実に接触させるためには、ガス分配体が備える露出電極を、ガス供給体が備える接触リングと同様に円環状に形成すること(すなわち、露出電極を、円環状の溝の周方向の全体に沿って連続的に形成すること)が好ましい。しかしながら、ガス分配体が備える露出電極とガス供給体が備える接触リングとは、少なくとも1箇所で互いに電気的に接続されていれば十分であるため、ガス分配体が備える露出電極を円環状に形成すると、露出電極の一部分は必ずしも必要ではないこととなり、電極材料の使用量の不必要な増大を招く。
一方、上述した電極材料の使用量の不必要な増大を避けるために、ガス分配体が備える露出電極を、円環状の溝の底面の一部分のみに形成すると(すなわち、露出電極を、溝の周方向に沿って離散的に形成すると)、ガス分配体が備える露出電極とガス供給体が備える接触リングとの間の接触不良が発生するおそれがある。例えば、ガス分配体を構成するセラミックス部材にうねりが存在する場合に、ガス供給体が備える接触リングが、ガス分配体側の円環状の溝の底面の内、露出電極が形成されていない領域にのみ接触し、露出電極が形成された領域には接触せず、露出電極と接触リングとの間の接触不良が発生するおそれがある。
このように、従来のシャワーヘッド用ガス分配体では、ガス分配体が備える露出電極とガス供給体が備える接触リングとの間の接触不良の発生を抑制しつつ、電極材料の使用量の不必要な増大を避けることが困難である、という課題がある。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示されるシャワーヘッド用ガス分配体は、第1の方向に略垂直な略平板状のセラミックス部材であって、前記第1の方向視で円環状の溝が形成された第1の表面と、前記第1の表面とは反対側に位置し、複数のガス噴出孔が開口している第2の表面と、を有するセラミックス部材と、前記セラミックス部材に形成された前記溝の底面に配置された露出電極と、前記セラミックス部材の内部に配置され、前記露出電極と電気的に接続された内部電極と、を備えるシャワーヘッド用ガス分配体において、前記セラミックス部材に形成された前記溝は、第1の深さD1を有する深溝部と、前記深溝部に対して前記溝の周方向に並び、前記第1の深さD1より浅い第2の深さD2を有する浅溝部と、を含み、前記露出電極は、前記浅溝部の前記底面に配置されている。本シャワーヘッド用ガス分配体では、セラミックス部材に形成された溝が、第1の深さD1を有する深溝部と、深溝部に対して溝の周方向に並び、第1の深さD1より浅い第2の深さD2を有する浅溝部とを含み、露出電極は、浅溝部の底面に配置されている。このように、本シャワーヘッド用ガス分配体では、露出電極が溝の周方向に沿った一部分(浅溝部)に配置されているため、露出電極が溝の周方向に沿った全体に配置された構成と比較して、電極面積を小さくすることができ、電極材料の使用量の不必要な増大を回避することができる。また、本シャワーヘッド用ガス分配体では、露出電極が、深さの比較的浅い浅溝部に配置されているため、セラミックス部材にうねりが発生しても、露出電極とガス供給体が備える接触リングとの間の接触不良の発生を抑制することができる。従って、本シャワーヘッド用ガス分配体によれば、ガス分配体が備える露出電極とガス供給体が備える接触リングとの間の接触不良の発生を抑制しつつ、電極材料の使用量の不必要な増大を避けることができる。
(2)上記シャワーヘッド用ガス分配体において、前記第1の深さD1と前記第2の深さD2との差(D1-D2)と、前記露出電極の高さH1と、の和(D1-D2+H1)は、前記深溝部における最大うねりより大きい構成としてもよい。本シャワーヘッド用ガス分配体によれば、ガス分配体が備える露出電極とガス供給体が備える接触リングとの間の接触不良の発生を効果的に抑制することができる。
(3)上記シャワーヘッド用ガス分配体において、前記露出電極は、前記浅溝部の前記底面における、周方向の一方の縁部から他方の縁部まで延びている、ことを特徴とする構成としてもよい。本シャワーヘッド用ガス分配体によれば、ガス分配体が備える露出電極とガス供給体が備える接触リングとの間の接触不良の発生を極めて効果的に抑制することができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、シャワーヘッド用ガス分配体、シャワーヘッド用ガス分配体を備えるシャワーヘッド、シャワーヘッドを備える半導体製造装置、それらの製造方法等の形態で実現することが可能である。
第1実施形態におけるシャワーヘッド10の外観構成を概略的に示す斜視図である。 第1実施形態におけるシャワーヘッド10のXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 第1実施形態におけるシャワーヘッド10を構成するガス分配体100の上側のXY平面構成を概略的に示す説明図である。 図3のIV-IVの位置におけるシャワーヘッド10の一部分のXZ断面構成を拡大して示す説明図である。 図3のV-Vの位置におけるシャワーヘッド10の一部分のYZ断面構成を拡大して示す説明図である。 ガス分配体100の製造方法の一例を示すフローチャートである。 ガス分配体100の製造方法の各段階における装置のXZ断面構成を模式的に示す説明図である。 ガス分配体100の製造方法の各段階における装置のXY平面構成を模式的に示す説明図である。 比較例のガス分配体100Xの上側のXY平面構成を概略的に示す説明図である。 第2実施形態におけるシャワーヘッド10aの一部分のYZ断面構成を示す説明図である。
A.第1実施形態:
A-1.シャワーヘッド10の構成:
図1は、第1実施形態におけるシャワーヘッド10の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、第1実施形態におけるシャワーヘッド10のXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、第1実施形態におけるシャワーヘッド10を構成するガス分配体100の上側のXY平面構成を概略的に示す説明図である。また、図4は、図3のIV-IVの位置におけるシャワーヘッド10の一部分のXZ断面構成(図2のX1部に相当する断面構成)を拡大して示す説明図であり、図5は、図3のV-Vの位置におけるシャワーヘッド10の一部分のYZ断面構成を拡大して示す説明図である。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向と呼び、Z軸負方向を下方向と呼ぶものとするが、シャワーヘッド10は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。他の図についても同様である。また、本明細書では、Z軸方向に直交する方向を、面方向と呼ぶものとする。
シャワーヘッド10は、例えば、薄膜形成装置(例えば、CVD装置)やエッチング装置(例えば、プラズマエッチング装置)等の半導体製造装置に用いられる半導体製造装置用部品である。シャワーヘッド10は、例えばウェハWを保持する保持装置(不図示)の上方に配置され、ウェハWに向けてプロセスガスPG(例えば、成膜用の反応ガス)を噴出する装置である。
図1および図2に示すように、シャワーヘッド10は、ガス分配体100と、ガス供給体200とを備える。ガス分配体100とガス供給体200とは、互いに共通する中心軸CLに沿ってZ軸方向(上下方向)に並べて配置されている。ガス分配体100は、図示しない取付機構により、ガス供給体200に着脱可能に取り付けられている。
ガス分配体100は、セラミックス板102を備える。セラミックス板102は、Z軸方向に略垂直な略平板状の部材であり、例えば窒化アルミニウムやアルミナ等のセラミックスにより形成されている。本実施形態では、Z軸方向視でのセラミックス板102の形状は、略円形である。セラミックス板102の直径は、例えば200mm~500mm程度であり、セラミックス板102の厚さ(Z軸方向の寸法)は、例えば5mm~20mm程度である。セラミックス板102は、特許請求の範囲におけるセラミックス部材に相当し、Z軸方向(上下方向)は、特許請求の範囲における第1の方向に相当する。
図1から図3に示すように、ガス分配体100を構成するセラミックス板102の下面(ガス供給体200に対向する側とは反対側の表面)S2には、複数のガス噴出孔101が形成されている。セラミックス板102の下面S2における複数のガス噴出孔101の配置パターンは、任意の配置パターンを採用可能である。本実施形態では、ウェハWに向けてプロセスガスPGを均一に噴出するために、複数のガス噴出孔101が、上述した中心軸CLを中心とし、かつ、互いに径が異なる複数の仮想的な同心円のそれぞれにおいて等ピッチで配置されている。また、セラミックス板102には、セラミックス板102の上面(ガス供給体200に対向する側の表面)S1に開口し、かつ、各ガス噴出孔101に連通する複数のガス連通路104が形成されている。セラミックス板102の上面S1は、特許請求の範囲における第1の表面に相当し、セラミックス板102の下面S2は、特許請求の範囲における第2の表面に相当する。
図2から図5に示すように、ガス分配体100を構成するセラミックス板102の上面S1には、溝110が形成されている。本実施形態では、溝110の形状は、Z軸方向視で、上述した中心軸CLを中心とする円環状である。セラミックス板102の上面S1に形成された溝110の底面113(より詳細には、後述する浅溝部112の底面113)には、露出電極50が配置されている。本実施形態では、図3に示すように、溝110の底面113に4つの露出電極50が配置されている。露出電極50は、例えばタングステンやモリブデン等の導電性材料により形成されている。各露出電極50の形状は、例えば、Z軸方向視で略円形である。また、図4に示すように、露出電極50の幅(溝110の周方向CDに直交する方向の寸法)W1は、溝110の幅W2より狭くなっている。溝110や露出電極50の構成については、後に詳述する。
ガス分配体100を構成するセラミックス板102の内部には、プラズマ発生用の内部電極40が設けられている。内部電極40は、例えばZ軸方向視で略円形の板状部材であり、例えばタングステンやモリブデン等の導電性材料により形成されている。内部電極40は、ビア導体60を介して、露出電極50に電気的に接続されている。なお、内部電極40には、上述した複数のガス連通路104に対応する位置に、ガス連通路104より径の大きい複数の貫通孔が形成されている。
図1および図2に示すように、ガス供給体200は、板状部210と筒状部220とを備える。ガス供給体200を構成する板状部210と筒状部220とは、上述した中心軸CLに沿ってZ軸方向(上下方向)に並べて配置されている。板状部210と筒状部220とは、接合層300を介して互いに接合されている。
ガス供給体200の筒状部220は、Z軸方向に延びる略円筒状の部材である。すなわち、筒状部220には、Z軸方向に延びる貫通孔(以下、「ガス導入孔」という)222が形成されている。筒状部220は、例えば窒化アルミニウムやアルミナ等のセラミックスにより形成されている。筒状部220の外径は、例えば30mm~90mm程度であり、筒状部220の内径は、例えば10mm~60mm程度であり、筒状部220の高さ(Z軸方向の寸法)は、例えば50mm~200mm程度である。
ガス供給体200の板状部210は、例えばZ軸方向視で略円形の板状部材であり、例えば窒化アルミニウムやアルミナ等のセラミックスにより形成されている。板状部210の直径は、ガス分配体100を構成するセラミックス板102の直径と略同一である。
ガス供給体200の板状部210には、筒状部220に形成されたガス導入孔222と、ガス分配体100のセラミックス板102に形成された複数のガス連通路104と、に連通するガス流路213が形成されている。このガス流路213は、縦流路211と横流路212とから構成されている。縦流路211は、筒状部220に形成されたガス導入孔222に連通し、かつ、板状部210の中央付近をZ軸方向に貫通した流路である。また、横流路212は、板状部210の下面(すなわち、ガス供給体200の下面)S3に形成され、Z軸方向に直交する方向(面方向)に延びる流路である。より詳細には、横流路212は、上述したガス分配体100の複数のガス噴出孔101が配置された複数の同心円に沿って形成された複数の円形溝と、上述した中心軸CLを中心とした放射状に延びつつ、複数の上記円形溝間を繋ぐ複数の放射状溝とを含む。このように、本実施形態のシャワーヘッド10においては、ガス供給体200の筒状部220に形成されたガス導入孔222が、ガス供給体200の板状部210に形成されたガス流路213、および、ガス分配体100のセラミックス板102に形成された複数のガス連通路104を介して、セラミックス板102の下面S2に形成された複数のガス噴出孔101に連通している。
また、図2、図4および図5に示すように、ガス供給体200の板状部210の下面S3には、電極(以下、「接触リング」という)90が配置されている。接触リング90は、例えばタングステンやモリブデン等の導電性材料により形成されている。接触リング90は、ガス供給体200の板状部210の下面S3における、ガス分配体100のセラミックス板102に形成された溝110に対向する領域に、板状部210の下面S3から下側に突出するように形成されている。すなわち、接触リング90は、Z軸方向視で円環状である。接触リング90は、ガス分配体100のセラミックス板102の上面S1に形成された溝110の内部に入り込み、溝110の底面113に配置された少なくとも1つの露出電極50と接触している。これにより、接触リング90は、ガス分配体100に設けられた露出電極50およびビア導体60を介して、ガス分配体100に設けられた内部電極40と電気的に接続される。なお、図4に示すように、接触リング90の幅(溝110の周方向CDに直交する方向の寸法)W3は、露出電極50の幅W1と略同一となっている。
上述した構成のシャワーヘッド10において、ガス供給体200の筒状部220に形成されたガス導入孔222に、ガス供給源(不図示)からプロセスガスPGが供給されると、プロセスガスPGは、ガス導入孔222からガス供給体200の板状部210に形成された縦流路211を経て横流路212に導かれ、さらに横流路212を経てガス分配体100のセラミックス板102に形成された複数のガス連通路104内に流入し、セラミックス板102の下面S3に形成された複数のガス噴出孔101からウェハWに向けて噴出される。
また、上述した構成のシャワーヘッド10において、例えば、ガス分配体100のセラミックス板102に設けられた内部電極(上部電極)40が、ガス分配体100に設けられたビア導体60および露出電極50、および、ガス供給体200に設けられた接触リング90を介して接地され、シャワーヘッド10の下方に配置されたウェハWを保持する保持装置(不図示)に設けられた他の電極(下部電極)に高周波電源(不図示)が接続され、上部電極と下部電極との間にプラズマ発生用の高周波電圧が印加されると、シャワーヘッド10から噴出されたプロセスガスPGがプラズマ化される。
A-2.溝110および露出電極50の詳細構成:
次に、ガス分配体100のセラミックス板102の上面S1に形成された溝110と、この溝110の底面113に配置された露出電極50との構成について、詳細に説明する。
図3から図5に示すように、ガス分配体100のセラミックス板102の上面S1に形成された溝110は、第1の深さD1を有する深溝部111と、第1の深さD1より浅い第2の深さD2を有する浅溝部112とを有している。図3に示すように、浅溝部112は、深溝部111に対して、溝110の周方向CDに並んでいる。本実施形態は、Z軸方向視で、4個の浅溝部112と4個の深溝部111とが、周方向CDに交互に並んで形成されている。なお、本実施形態では、各浅溝部112の長さ(周方向CDに沿った寸法)は、各深溝部111の長さ(同)より短い。また、各浅溝部112は、周方向CDに沿って略等ピッチで配置されている。
また、露出電極50は、深溝部111の底面114ではなく、浅溝部112の底面113に配置されている。すなわち、露出電極50は、溝110の内の比較的浅い部分に配置されている。本実施形態では、各浅溝部112の底面113に、1つの露出電極50が配置されている。また、図5に示すように、露出電極50は、周方向CDにおいて、浅溝部112の底面113の各縁部まで至っておらず、各縁部から引き下がっている。
また、本実施形態では、深溝部111の深さ(第1の深さD1)と浅溝部112の深さ(第2の深さD2)との差(=D1-D2)と、露出電極50の高さH1と、の和(=D1-D2+H1)は、深溝部111における最大うねりより大きくなっている。なお、露出電極50の高さH1は、セラミックス板102の上面S1から浅溝部112の底面113までの距離L1の測定値と、セラミックス板102の上面S1から露出電極50の上面までの距離L2の測定値との差分(=L1-L2)に等しいとして特定することができる。
A-3.ガス分配体100の製造方法:
次に、本実施形態のシャワーヘッド10を構成するガス分配体100の製造方法の一例について説明する。図6は、ガス分配体100の製造方法の一例を示すフローチャートであり、図7は、ガス分配体100の製造方法の各段階における装置のXZ断面構成を模式的に示す説明図であり、図8は、ガス分配体100の製造方法の各段階における装置のXY平面構成を模式的に示す説明図である。
はじめに、未焼結の第1のセラミックス成形体410を準備する(S110、図7のA欄参照)。第1のセラミックス成形体410は、例えば略円形平面の板状体である。第1のセラミックス成形体410の上面411には、焼成後に露出電極50となる未焼結導体(以下、「未焼結露出電極50P」という)が配置されている。また、第1のセラミックス成形体410の内部には、焼成後に内部電極40となる未焼結導体(以下、「未焼結内部電極40P」という)と、焼成後にビア導体60となる未焼結導体(以下、「未焼結ビア導体60P」という)とが設けられている。なお、第1のセラミックス成形体410には、焼成後にガス連通路104となる貫通孔は形成されていない。
本実施形態では、第1のセラミックス成形体410を、シート積層法を用いて作製する。まず、窒化アルミニウム粉末に、酸化イットリウム(Y)粉末と、アクリル系バインダと、適量の分散剤および可塑剤とを加えた混合物に有機溶剤を加え、ボールミルを用いて混合し、セラミックスグリーンシート用スラリーを作製する。このスラリーをキャスティング装置を用いてシート状に成形し、その後に乾燥させることにより、セラミックスグリーンシートを複数枚作製する。
また、窒化アルミニウム粉末と、アクリル系バインダと、有機溶剤との混合物に、タングステンやモリブデン等の導電性粉末を添加して混練することにより、メタライズペーストを作製する。このメタライズペーストを、例えばスクリーン印刷によって印刷することにより、特定のセラミックスグリーンシートの表面に未焼結内部電極40Pを形成する。また、セラミックスグリーンシートにあらかじめビア孔を設けた状態でメタライズペーストを印刷することにより、未焼結ビア導体60Pを形成する。
次に、作製された複数枚のセラミックスグリーンシートを熱圧着し、必要に応じて外周を切断することにより、セラミックスグリーンシート積層体を作製する。このセラミックスグリーンシート積層体をマシニングによって切削加工して略円板状の成形体を作製する。この成形体の上面411に、メタライズペーストを、例えばスクリーン印刷によって印刷することにより、未焼結露出電極50Pを形成する。本実施形態では、略円形平面の4個の未焼結露出電極50Pを、周方向に沿って略等ピッチで形成する(図8のA欄参照)。以上の工程により、第1のセラミックス成形体410を作製することができる。
次に、第1のセラミックス成形体410の上面411に、1枚または複数枚のセラミックスグリーンシート402を積層して圧着することにより、第2のセラミックス成形体420を作製する(S120、図7のA欄およびB欄ならびに図8のA欄参照)。各セラミックスグリーンシート402には、貫通孔404が形成されている。貫通孔404は、上述した第1のセラミックス成形体410の上面411に形成された各未焼結露出電極50Pが露出するような大きさおよび配置で形成されている。すなわち、本実施形態では、各セラミックスグリーンシート402に、未焼結露出電極50Pの大きさより少し大きい4つの貫通孔404が、周方向に沿って略等ピッチで形成されている(図8のA欄参照)。第1のセラミックス成形体410の上面411へのセラミックスグリーンシート402の積層の際には、各セラミックスグリーンシート402に形成された各貫通孔404が各未焼結露出電極50Pの直上に位置するように、各セラミックスグリーンシート402の位置および向きが調整される。そのため、図7のB欄および図8のA欄に示すように、作製された第2のセラミックス成形体420の上面421には、貫通孔404により構成された凹部が存在し、各凹部の底面に未焼結露出電極50Pが配置されることとなる。なお、該凹部の深さが、完成品のガス分配体100のセラミックス板102における浅溝部112の深さに対応する深さ(焼成後に、浅溝部112の深さに一致するような深さ)となるように、セラミックスグリーンシート402の厚さおよび積層枚数が設定される。各セラミックスグリーンシート402には貫通孔404が形成されているものの、各セラミックスグリーンシート402は、貫通孔404によって分割されてはおらず、1枚の連続したシートであるため、セラミックスグリーンシート402の積層の際には、位置を精度良く合わせることができる。
次に、第2のセラミックス成形体420の上面421に切削加工を施して、焼成後に深溝部111となる焼成前深溝部111Pを形成する(S130、図7のC欄ならびに図8のA欄およびB欄参照)。具体的には、図8のA欄およびB欄に示すように、第2のセラミックス成形体420の上面421において、完成品のガス分配体100のセラミックス板102において溝110となる部分(以下、「焼成前溝110P」という)の内、深溝部111となる部分R1を切削して焼成前深溝部111Pを形成する。このときの切削深さは、完成品のガス分配体100のセラミックス板102における深溝部111の深さに対応する深さ(焼成後に、深溝部111の深さに一致するような深さ)である。なお、完成品のガス分配体100のセラミックス板102において溝110となる部分の内、切削されずに残された部分が、焼成後に浅溝部112となる焼成前浅溝部112Pとなる。
次に、第2のセラミックス成形体420に孔加工を施すことにより、焼成後にガス連通路104となる焼成前ガス連通路104Pを形成する(S140、図7のC欄および図8のB欄参照)。なお、必要により、マシニングによって第2のセラミックス成形体420の外径等の寸法調整を行う。
次に、第2のセラミックス成形体420を脱脂した後、焼成して、焼結体を作製する(S150)。必要により、この焼結体の表面を研磨加工する。以上の工程により、上述した構成のガス分配体100が作製される。
A-4.本実施形態の効果:
以上説明したように、本実施形態のシャワーヘッド10を構成するガス分配体(シャワーヘッド用ガス分配体)100は、セラミックス板102と、露出電極50と、内部電極40とを備える。セラミックス板102は、Z軸方向に略垂直な略平板状の部材であり、Z軸方向視で円環状の溝110が形成された上面S1と、上面S1とは反対側に位置し、複数のガス噴出孔101が開口している下面S2とを有する。露出電極50は、セラミックス板102に形成された溝110の底面113に配置されている。内部電極40は、セラミックス板102の内部に配置され、露出電極50と電気的に接続されている。また、セラミックス板102に形成された溝110は、第1の深さD1を有する深溝部111と、深溝部111に対して溝110の周方向CDに並び、第1の深さD1より浅い第2の深さD2を有する浅溝部112とを含む。露出電極50は、溝110の内、浅溝部112の底面113に配置されている。本実施形態のガス分配体100は、このような構成であるため、以下に説明するように、ガス分配体100が備える露出電極50とガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良の発生を抑制しつつ、電極材料の使用量の不必要な増大を避けることができる。
図9は、比較例のガス分配体100Xの上側のXY平面構成を概略的に示す説明図である。図9に示す比較例のガス分配体100Xは、溝110Xの構成および露出電極50Xの構成が、上述した第1実施形態のガス分配体100とは異なる。具体的には、比較例のガス分配体100Xでは、溝110Xの深さが一律である。より詳細には、比較例のガス分配体100Xでは、溝110Xの周方向CDの全体にわたって、深さが、第1実施形態のガス分配体100における浅溝部112の深さD2と同一である。また、比較例のガス分配体100Xでは、露出電極50Xが、円環状の溝110Xの周方向CDの全体に沿って連続的に形成されている。
このように、図9に示す比較例のガス分配体100Xでは、露出電極50Xが、円環状の溝110Xの周方向CDの全体に沿って連続的に形成されているため、ガス分配体100Xが備える露出電極50Xとガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良の発生を抑制することができる。しかしながら、ガス分配体100Xが備える露出電極50Xとガス供給体200が備える接触リング90とは、少なくとも1箇所で互いに電気的に接続されていれば十分であるため、比較例のガス分配体100Xのように露出電極50Xを円環状に形成すると、露出電極50Xの一部分は必ずしも必要ではないこととなり、電極材料の使用量の不必要な増大を招く。
一方、上述した電極材料の使用量の不必要な増大を避けるために、ガス分配体100Xが備える露出電極50Xを、円環状の溝110Xの底面の一部のみに形成すると(すなわち、露出電極50Xを、溝110Xの周方向CDに沿って離散的に形成すると)、露出電極50Xとガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良が発生するおそれがある。例えば、ガス分配体100Xを構成するセラミックス板102にうねりが存在する場合に、ガス供給体200が備える接触リング90が、ガス分配体100X側の円環状の溝110Xの底面の内、露出電極50Xが形成されていない領域にのみ接触し、露出電極50Xが形成された領域には接触せず、露出電極50Xと接触リング90との間の接触不良が発生するおそれがある。
これに対し、本実施形態のガス分配体100では、セラミックス板102に形成された溝110が、第1の深さD1を有する深溝部111と、深溝部111に対して溝110の周方向CDに並び、第1の深さD1より浅い第2の深さD2を有する浅溝部112とを含み、露出電極50は、浅溝部112の底面113に配置されている。このように、本実施形態のガス分配体100では、露出電極50が溝110の周方向CDに沿った一部分(浅溝部112)のみに配置されているため、露出電極50が溝110の周方向CDに沿った全体に配置された構成と比較して、電極面積を小さくすることができ、電極材料の使用量の不必要な増大を回避することができる。また、本実施形態のガス分配体100では、露出電極50が、深さの比較的浅い浅溝部112に配置されているため、セラミックス板102にうねりが発生しても、露出電極50とガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良の発生を抑制することができる。従って、本実施形態のガス分配体100によれば、ガス分配体100が備える露出電極50とガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良の発生を抑制しつつ、電極材料の使用量の不必要な増大を避けることができる。
また、上述したように、本実施形態のガス分配体100では、深溝部111の深さ(第1の深さD1)と浅溝部112の深さ(第2の深さD2)との差(=D1-D2)と、露出電極50の高さH1と、の和(=D1-D2+H1)は、深溝部111における最大うねりより大きくなっている。そのため、本実施形態のガス分配体100によれば、ガス分配体100が備える露出電極50とガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良の発生を効果的に抑制することができる。
なお、一般に、ガス分配体100が備える露出電極50の表面には、腐食防止用のメッキ(例えば、ニッケルメッキ)が施される。本実施形態のガス分配体100によれば、露出電極50の表面積を低減することができるため、メッキ面積を低減することができる。
また、本実施形態のガス分配体100を製造する際には、上述したように、第1のセラミックス成形体410の上面411にセラミックスグリーンシート402を積層して圧着ことにより第2のセラミックス成形体420を作製する工程が行われる(図6のS120)。一方、図9に示す比較例のガス分配体100Xでは、露出電極50Xが円環状の溝110Xの周方向CDの全体にわたって連続的に形成されているため、同様の工程を採ることが困難であり、代わりに、例えば2つのシート積層体を作製して2つのシート積層体同士を圧着する工程が行われる。このような工程では、2つのシート積層体の間にデラミネーションが発生するおそれがある。本実施形態のガス分配体100は、2つのシート積層体同士を圧着する工程を行うことなく製造することができるため、シート積層体同士を圧着する際に発生するおそれのあるデラミネーションの発生を回避することができる。
B.第2実施形態:
図10は、第2実施形態におけるシャワーヘッド10aの一部分のYZ断面構成を示す説明図である。図10には、図5に示された第1実施形態のシャワーヘッド10の一部分のYZ断面構成に対応する第2実施形態のシャワーヘッド10aの一部分のYZ断面構成が示されている。以下では、第2実施形態のシャワーヘッド10aの構成の内、上述した第1実施形態のシャワーヘッド10の構成と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
図10に示すように、第2実施形態のシャワーヘッド10aは、主として、ガス分配体100aが備える露出電極50aの構成が、第1実施形態と異なっている。具体的には、第2実施形態では、第1実施形態と同様に、溝110の内の浅溝部112の底面113に露出電極50aが配置されているが、露出電極50aは、浅溝部112の底面113における、周方向CDの一方の縁部から他方の縁部まで延びている。すなわち、露出電極50aは、周方向CDにおいて、浅溝部112の底面113の全体にわたって形成されている。
なお、このような構成は、上述したガス分配体100の製造方法における切削加工(図6のS130)の際に、切削する部分R1を、周方向CDにおける未焼結露出電極50Pの縁部まで達するように設定する(または、切削する部分R1を、未焼結露出電極50Pの端部の一部分を含むように設定する)ことにより実現することができる。
以上説明したように、第2実施形態のシャワーヘッド10aを構成するガス分配体100aでは、露出電極50aが、浅溝部112の底面113における、周方向CDの一方の縁部から他方の縁部まで延びている。そのため、第2実施形態のガス分配体100aによれば、ガス分配体100aが備える露出電極50aとガス供給体200が備える接触リング90との間の接触不良の発生を極めて効果的に抑制することができる。
C.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態におけるシャワーヘッド10の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、ガス分配体100のセラミックス板102の上面S1に形成された溝110の底面に、Z軸方向視で略円形の4つの露出電極50が、溝110の周方向CDに略等ピッチで配置されているが、露出電極50が浅溝部112の底面113に配置されている限りにおいて、露出電極50の形状や個数、配置等は任意に変形可能である。また、セラミックス板102の上面S1に形成された溝110の形状は、溝110が、深溝部111と、深溝部111に対して溝110の周方向CDに並んだ浅溝部112とを有する限りにおいて、任意に変形可能である。
また、上記実施形態におけるガス分配体100の製造方法はあくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、第1のセラミックス成形体410の準備工程(図6のS110)において、第1のセラミックス成形体410をプレス成形法を用いて作製してもよい。また、孔加工工程(同S140)を、焼成工程(S150)の後に行うとしてもよい。
10:シャワーヘッド 40:内部電極 40P:未焼結内部電極 50:露出電極 50P:未焼結露出電極 60:ビア導体 60P:未焼結ビア導体 90:接触リング 100:ガス分配体 101:ガス噴出孔 102:セラミックス板 104:ガス連通路 104P:焼成前ガス連通路 110:溝 110P:焼成前溝 111:深溝部 111P:焼成前深溝部 112:浅溝部 112P:焼成前浅溝部 113:底面 114:底面 200:ガス供給体 210:板状部 211:縦流路 212:横流路 213:ガス流路 220:筒状部 222:ガス導入孔 300:接合層 402:セラミックスグリーンシート 404:貫通孔 410:第1のセラミックス成形体 411:上面 420:第2のセラミックス成形体 421:上面 PG:プロセスガス S1:上面 S2:下面 S3:下面 W:ウェハ

Claims (3)

  1. 第1の方向に略垂直な略平板状のセラミックス部材であって、前記第1の方向視で円環状の溝が形成された第1の表面と、前記第1の表面とは反対側に位置し、複数のガス噴出孔が開口している第2の表面と、を有するセラミックス部材と、
    前記セラミックス部材に形成された前記溝の底面に配置された露出電極と、
    前記セラミックス部材の内部に配置され、前記露出電極と電気的に接続された内部電極と、
    を備えるシャワーヘッド用ガス分配体において、
    前記セラミックス部材に形成された前記溝は、第1の深さD1を有する深溝部と、前記深溝部に対して前記溝の周方向に並び、前記第1の深さD1より浅い第2の深さD2を有する浅溝部と、を含み、
    前記露出電極は、前記浅溝部の前記底面に配置されている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド用ガス分配体。
  2. 請求項1に記載のシャワーヘッド用ガス分配体において、
    前記第1の深さD1と前記第2の深さD2との差(D1-D2)と、前記露出電極の高さH1と、の和(D1-D2+H1)は、前記深溝部における最大うねりより大きい、
    ことを特徴とするシャワーヘッド用ガス分配体。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシャワーヘッド用ガス分配体において、
    前記露出電極は、前記浅溝部の前記底面における、周方向の一方の縁部から他方の縁部まで延びている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド用ガス分配体。
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