JP7040691B1 - トルク測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースに支持された磁歪センサが、該ケースに対して回転することを防止できる構造のトルク測定装置を提供する。【解決手段】トルク測定装置1は、使用時にも回転しないケース2と、ケース2に対して回転可能に支持され、伝達するトルクに応じて透磁率が変化する磁歪効果部8を有する回転軸3と、磁歪効果部8に近接配置され、磁歪効果部8の透磁率の変化に対応して電圧を変化させる検出部10を有し、かつ、ケース2に支持された磁歪センサ4とを備え、および、ケース2に対して磁歪センサ4が回転することを防止する回転防止構造を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸が伝達しているトルクを測定するトルク測定装置に関する。
近年、自動車の分野では、パワートレインすなわち動力伝達機構を構成する回転軸により伝達しているトルクを測定し、その測定結果を利用して、動力源であるエンジンや電動モータの出力制御や、変速機の変速制御を実行するシステムの開発が進んでいる。
従来、回転軸が伝達しているトルクを測定するための手段として、磁歪式のトルク測定装置が知られている。磁歪式のトルク測定装置では、たとえば特開昭59-61730号公報に記載されているように、回転軸の外周面に磁歪材が固定され、かつ、磁歪材の近傍に磁歪材の透磁率の変化を検出するための磁歪センサが配置される。回転軸にトルクが加わり、磁歪材に弾性的な捩れ変形が生じると、逆磁歪効果に基づいて磁歪材に透磁率の変化が生じる。これにより、磁歪センサの出力信号が、磁歪材の透磁率の変化に対応して変化するため、回転軸が伝達しているトルクを測定することが可能となる。
特開昭59-61730号公報
従来の磁歪式のトルク測定装置では、磁歪材の近傍に配置された磁歪センサが、該磁歪センサを支持するケースに対して回転すると、測定されるトルクに誤差が生じる可能性がある。
本発明は、ケースに支持された磁歪センサが、該ケースに対して回転することを防止できる構造のトルク測定装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のトルク測定装置は、使用時にも回転しないケースと、該ケースに対して回転可能に支持され、伝達するトルクに応じて透磁率が変化する磁歪効果部を有する回転軸と、前記磁歪効果部に近接配置され、前記磁歪効果部の透磁率の変化に対応して電圧を変化させる検出部を有し、かつ、前記ケースに支持された磁歪センサとを備える。
特に、本発明の一態様のトルク測定装置は、前記ケースに対して前記磁歪センサが回転することを防止する回転防止構造を有する。
本発明の一態様のトルク測定装置は、前記回転軸の周囲に配置され、かつ、前記ケースに内嵌される外輪をさらに備える。そして、前記磁歪センサは、前記外輪を介して前記ケースに支持されている。
この場合、前記外輪を含んで構成され、かつ、前記ケースに対して前記回転軸を回転自在に支持する、転がり軸受を備える構成を採用することができる。
代替的に、前記外輪を含んで構成され、前記ケースに対する前記回転軸の所定方向の回転を許容し、かつ、前記ケースに対する前記回転軸の前記所定方向と反対方向の回転を阻止する、一方向クラッチを備える構成を採用することができる。
本発明の一態様のトルク測定装置では、前記回転防止構造は、前記磁歪センサの円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部を、前記ケースの一部に係合させることにより構成される。
この場合、本発明の一態様のトルク測定装置では、前記ケースの一部は、前記ケースの内周面に備えられ、軸方向に伸長する溝であり、前記凸部の軸方向側面に、ハーネスの端部が接続され、かつ、該ハーネスの一部が前記溝の内側に配置されている。
本発明の一態様のトルク測定装置では、前記回転防止構造は、前記外輪の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部を、前記ケースの一部に係合させることにより構成される。
本発明の一態様のトルク測定装置では、前記回転防止構造は、前記外輪の外周面を、前記ケースの内周面に非円形嵌合させることにより構成される。
本発明の一態様によれば、ケースに支持された磁歪センサが、該ケースに対して回転することを防止できる構造のトルク測定装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態の第1例のトルク測定装置を、回転軸を省略して示す斜視図である。 図2は、第1例のトルク測定装置を示す断面図である。 図3は、第1例のトルク測定装置を軸方向一方側から見た図である。 図4は、本発明に関連する参考例の1例を示す断面図である。 図5は、本発明の実施の形態の第2例のトルク測定装置を、ケースを省略して示す斜視図である。 図6は、第2例のトルク測定装置を示す断面図である。 図7は、本発明の実施の形態の第3例のトルク測定装置を、回転軸を省略して、軸方向他方側から見た部分断面図である。 図8は、本発明の実施の形態の第4例のトルク測定装置を、回転軸を省略して、軸方向他方側から見た断面図である。 図9は、本発明の実施の形態の第5例のトルク測定装置の断面図である。 図10は、本発明の実施の形態の第6例のトルク測定装置の断面図である。 図11は、本発明の実施の形態の第7例のトルク測定装置の断面図である。
[第1例]
本発明の実施の形態の第1例のトルク測定装置について、図1~図3を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1は、回転軸3により伝達しているトルクを測定する装置であり、各種の機械装置に組み込んで用いることができる。本例のトルク測定装置1が組み込まれる機械装置の具体例としては、自動車のパワートレインを構成する機械装置、たとえば、オートマチックトランスミッション(AT)、ベルト式無段変速機、トロイダル型無段変速機、オートマチックマニュアルトランスミッション(AMT)、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)などの車側の制御で変速を行うトランスミッション、および、トランスファー、マニュアルトランスミッション(MT)などが挙げられる。なお、対象となる車両の駆動方式、すなわち、FF、FR、MR、RR、4WDなどの方式は、特に問われない。本例のトルク測定装置1が組み込まれる機械装置の具体例として、風車、鉄道車両、鉄鋼の圧延機などを構成する、減速機や増速機なども挙げられる。
本例のトルク測定装置1は、ケース2と、回転軸3と、磁歪センサ4とを備える。また、トルク測定装置1は、ケース2に対して磁歪センサ4が回転することを防止する回転防止構造を有する。本例では、回転防止構造は、磁歪センサ4の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部18を、ケース2の一部に係合させることにより構成される。
特に断らない限り、トルク測定装置1に関して、軸方向は、回転軸3の軸方向、すなわち、図2における左右方向である。また、軸方向一方側は、図2における右側であり、軸方向他方側は、図2における左側である。
ケース2は、使用時にも回転しない。ケース2は、軸方向に伸長する円筒面により構成された、内周面6を有する。また、ケース2は、内周面6の円周方向1箇所に、軸方向全長にわたり、軸方向に伸長する溝19を有する。図示の例では、溝19は、軸方向から見て矩形の端面形状を有する。
回転軸3は、ケース2に対して回転可能に支持され、使用時にトルクを伝達し、かつ、伝達するトルクに応じて透磁率が変化する磁歪効果部を有する。
回転軸3は、ケース2の内周面6により画成される中心孔を挿通し、かつ、内周面6と同軸に配置されている。この状態で、回転軸3は、図示しない転がり軸受により、ケース2に対して回転可能に支持されている。回転軸3の軸方向中間部を構成する、図2に示された中間軸部8の外周面は、円筒面により構成されている。
本例では、回転軸3を磁性金属により構成することにより、回転軸3の中間軸部8を磁歪効果部として機能させている。回転軸3を構成する磁性金属としては、たとえば、JISに規定されている、SCr420、SCM420などの浸炭鋼、S45Cなどの炭素鋼といった、各種磁性鋼を用いることができる。
回転軸3にトルクが加わり、中間軸部8に捩れ変形が生じると、中間軸部8にトルクに応じた応力、すなわち、軸方向に対して45゜方向の引っ張り応力、および、軸方向に対して-45゜方向の圧縮応力が作用する。これに伴い、逆磁歪効果によって、中間軸部8の各方向の透磁率が変化する。
本発明を実施する場合に、中間軸部8の外周面のうち、磁歪センサ4の検出部であるコイル10を対向させる部分に、ショットピーニング処理を施すことによって圧縮加工硬化層を形成し、該部分の機械的特性および磁気的特性を改善することもできる。このようにすれば、磁歪センサ4によるトルク測定の感度およびヒステリシスを改善することができる。
本発明を実施する場合に、中間軸部8自体を磁歪効果部として機能させずに、中間軸部8の外周面に、磁歪効果部として機能する、中間軸部8とは別体の磁歪材を固定することもできる。たとえば、円環状に構成された磁歪材を中間軸部8に外嵌固定したり、めっきなどの被膜やフィルム状の磁歪材を中間軸部8の外周面に固定したりすることができる。
磁歪センサ4は、回転軸3の前記磁歪効果部に近接配置された検出部を有し、ケース2に支持されている。前記検出部は、前記磁歪効果部の透磁率の変化に対応して電圧を変化させる。
磁歪センサ4は、ホルダ9と、検出部であるコイル10と、バックヨーク11とを備える。
ホルダ9は、合成樹脂により全体を一体に構成されており、本体12と、凸部18とを有する。本体12は、円筒状に構成されている。凸部18は、本体12の円周方向1箇所から径方向外側に向けて突出している。本例では、凸部18は、本体12の軸方向の全長にわたり備えられている。ただし、本発明を実施する場合に、凸部は、本体の円周方向1箇所の軸方向一部分にのみ存在させることもできる。図示の例では、凸部18は、軸方向から見て矩形の端面形状を有する。本例では、磁歪センサ4のコイル10の電圧信号を取り出すためのハーネス16の端部は、凸部18の軸方向側面、具体的には、凸部18の軸方向一方側の側面に接続されている。
コイル10は、全体を円筒状に構成されている。コイル10は、ホルダ9の本体12に包埋され、かつ、本体12と同軸に配置されている。使用時には、コイル10に交流電圧を印加することで、コイル10の周囲に交流磁場を発生させる。
バックヨーク11は、コイル10により発生する磁束の磁路となる部材であって、軟鋼などの磁性材により、全体を円筒状に構成されている。バックヨーク11は、コイル10に外嵌するように配置され、かつ、ホルダ9の本体12に包埋されている。
磁歪センサ4は、ケース2の内周面6に内嵌保持されている。具体的には、この状態で、ホルダ9の本体12が、ケース2の内周面6の軸方向他方側部に径方向のがたつきなく内嵌されている。また、ホルダ9の凸部18が、ケース2の溝19の軸方向他方側部と係合している。すなわち、本例では、凸部18とケース2の一部である溝19とが係合することによって、前記回転防止構造が構成されている。これにより、ケース2に対して磁歪センサ4が回転方向に位置決めされ、かつ、ケース2に対して磁歪センサ4が回転することを防止される。
本例では、図1および図3に示すように、溝19の円周方向幅寸法が、凸部18の円周方向幅寸法よりも少しだけ大きくなっており、溝19の内面を構成する円周方向両側の内側面と、凸部18の円周方向両側の側面との間に、円周方向の隙間が存在している。したがって、本例では、このような円周方向の隙間の存在に基づいて、溝19の内側に凸部18を軸方向に挿入する作業を行いやすい。ただし、本発明を実施する場合、ケース2aに対する磁歪センサ4aの円周方向のがたつきを抑える面からは、このような円周方向の隙間を十分に小さくするか、または、なくすことが好ましい。
本例では、磁歪センサ4がケース2の内周面6に内嵌保持された状態で、検出部であるコイル10は、回転軸3の磁歪効果部である中間軸部8に対し、全周にわたり、径方向に対向するように近接配置されている。また、ハーネス16の一部が、溝19の内側、具体的には、溝19の軸方向一方側部の内側に配置されている。
回転軸3にトルクが加わることで中間軸部8に捩れ変形が生じ、中間軸部8の各方向の透磁率がそれぞれ変化すると、磁歪センサ4を構成するコイル10の内側を通過する磁束が変化することにより、コイル10のインダクタンスが変化することに基づいて、コイル10の電圧が変化する。このため、コイル10の電圧を利用して、回転軸3が伝達しているトルクを測定できる。
本発明を実施する場合、磁歪センサの検出部として、コイルのほか、ホール素子などの磁気検出素子を用いることもできる。
本例では、ケース2に支持された磁歪センサ4が、ケース2に対して回転することを防止できるトルク測定装置1が提供される。すなわち、磁歪センサ4の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部18を、ケース2の一部である溝19に係合させることにより、ケース2に対して磁歪センサ4が回転方向に位置決めされ、かつ、ケース2に対する磁歪センサ4の回転が防止される。したがって、回転軸3の中間軸部8に対する磁歪センサ4のコイル10の回転方向に関する位置を適切に規制することができる。この面から、トルクの測定誤差を小さく抑えることができる。
本例では、ケース2に支持された磁歪センサ4が、ケース2に対して回転することを防止する構造を、磁歪センサ4の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部18を、ケース2の一部である溝19に係合させるだけの簡易な構成で実現することができる。
本例では、ホルダ9の本体12がケース2の内周面6に径方向のがたつきなく内嵌することにより、ケース2に対して磁歪センサ4が径方向に位置決めされている。したがって、回転軸3の中間軸部8に対する磁歪センサ4のコイル10の径方向に関する位置を適切に規制することができる。換言すれば、中間軸部8の外周面とコイル10との対向距離であるギャップを適切に管理することができる。この面からも、トルクの測定誤差を小さく抑えることができる。
本例では、ハーネス16の一部を、溝19の内側に配置している。このため、ハーネス16の一部を配置するための経路を、ケース2に対して別途形成する場合に比べて、ケース2の構造を簡略化できる。
[参考例の第1例]
図4は、本発明に関連する参考例の第1例を示している。
本参考例のトルク測定装置1Aでは、磁歪センサ4Aの軸方向側面に、ハーネス16の端部が接続されている。
具体的には、磁歪センサ4Aを構成するホルダ9Aは、コイル10およびバックヨーク11を包埋した円筒状の本体12と、本体12の軸方向一方側の側面の円周方向1箇所から軸方向一方側に向けて突出した端子部14Aとを備える。ハーネス16の端部は、磁歪センサ4Aの軸方向側面である、端子部14Aの軸方向一方側の端面である先端面に接続されている。
磁歪センサ4Aを構成するホルダ9Aの本体12は、ケース2Aの内周面6に径方向のがたつきなく内嵌されている。
本参考例では、磁歪センサ4Aの軸方向側面に、磁歪センサ4Aのコイル10の電圧信号を取り出すためのハーネス16の端部を接続している。このため、ケース2Aに、端子部14Aやハーネス16の一部を配置するための凹部などを形成する必要がない。したがって、ケース2Aの構造を簡素化できる。また、ケース2Aに対する磁歪センサ4Aの取り付けを容易に行うことができる。その他の構成および作用効果は、第1例と同様である。
[第2例]
本発明の実施の形態の第2例について、図5および図6を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1bは、ケース2bと、回転軸3と、磁歪センサ4bとに加え、ケース2bに対して回転軸3を回転自在に支持する転がり軸受20を備える。
転がり軸受20は、回転軸3の周囲に配置され、かつ、ケース2bに内嵌される外輪21を含んで構成される。磁歪センサ4bは、外輪21を介してケース2bに支持されている。本発明を実施する場合、転がり軸受は、玉軸受、ころ軸受、円すいころ軸受などの各種形式の転がり軸受を採用できる。
本例では、ケース2bに対して磁歪センサ4bが回転することを防止する回転防止構造は、外輪21の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部26を、ケース2bの一部に係合させることにより構成される。
より具体的には、本例では、転がり軸受20は、深溝型の玉軸受であり、外輪21と、内輪22と、それぞれが転動体である複数個の玉23とを備える。
外輪21は、内周面に深溝型の外輪軌道24を有する。外輪21は、外周面の軸方向一方側の端部に、軸方向他方側に隣接する部分よりも外径が小さい小径部25を有する。外輪21は、外周面から径方向外側に向けて突出する凸部26を有する。このために、本例では、外輪21の外周面の軸方向他方側の端部の円周方向1箇所に備えられた凹部27に、金属製のピン28の径方向内側部が圧入されている。そして、ピン28の径方向外側部により、凸部26が構成されている。
外輪21は、ケース2bの内周面6にルーズフィットで内嵌されている。この状態で、凸部26は、ケース2bの内周面6の円周方向1箇所に備えられた、軸方向に伸長する溝19aに係合している。すなわち、本例では、凸部26とケース2bの一部である溝19aとが係合することによって、前記回転防止構造が構成されている。なお、ケースに、転がり軸受の径方向に貫通する通孔を形成し、該通孔を挿通したピンの先端部を、外輪に形成した凹部に係合させることで、回転防止構造を構成することもできる。この場合、ケースに対する磁歪センサおよび外輪の回転防止に加え、軸方向の位置決めも図ることができる。
内輪22は、外周面に深溝型の内輪軌道29を有する。内輪22は、回転軸3の中間軸部8に締り嵌めで外嵌されている。
複数個の玉23は、外輪軌道24と内輪軌道29との間に、保持器30により保持された状態で転動自在に配置されている。なお、図6では、保持器30の図示が省略されている。
本例では、磁歪センサ4bは、転がり軸受20の外輪21に取り付けられることで、転がり軸受20と一体化されている。磁歪センサ4bは、支持環31と、ホルダ9bと、コイル10と、バックヨーク11とを備える。
支持環31は、金属板製で、全体を円環状に構成されている。支持環31は、円筒状の嵌合筒部32と、嵌合筒部32の軸方向一方側の端部から径方向内側に向けて直角に折れ曲がった中空円板状の側板部33と、側板部33の径方向内側の端部から軸方向一方側に向けて直角に折れ曲がった円筒状の支持筒部34とを備える。嵌合筒部32は、外輪21の小径部25に外嵌固定されている。側板部33の径方向外側部の軸方向他方側の側面は、外輪21の軸方向一方側の側面に当接している。
ホルダ9bは、コイル10およびバックヨーク11を包埋し、かつ、支持環31の支持筒部34に内嵌固定された、円筒状の本体12bと、本体12bの円周方向1箇所から軸方向一方側および径方向外側に突出した、端子部14aとを備える。
検出部であるコイル10は、回転軸3の磁歪効果部である中間軸部8に対し、全周にわたり、径方向に対向するように近接配置されている。ハーネス16の端部は、端子部14aの径方向外側の端面である先端面に接続されている。
本例の構造では、磁歪センサ4bが転がり軸受20と一体化されている。このため、トルク測定装置1bの組み立てを容易に行うことができ、かつ、少ないスペースで磁歪センサ4bを配置することができる。
磁歪センサ4bは、ケース2bに内嵌される外輪21を介して、ケース2bに支持されている。このため、検出部であるコイル10と磁歪効果部である中間軸部8の外周面との対向距離であるギャップを適切に管理することができる。この面から、トルクの測定精度を確保しやすくなる。
本例の構造では、凸部26と溝19aとが係合することによって構成された回転防止構造により、ケース2bに対する外輪21の回転およびケース2bに対する磁歪センサ4bの回転の両方が防止される。このため、ケース2bに対する外輪21の回転、すなわちクリープによって、ハーネス16が引っ張られるといった不都合が生じることを回避できる。その他の構成および作用効果は、第1例と同様である。
[第3例]
本発明の実施の形態の第3例について、図7を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1cでは、第2例のトルク測定装置1bと同様に、全体を円環状に構成された磁歪センサが、転がり軸受20aを構成する外輪21aの軸方向一方側の端部に取り付けられている。図7は、本例のトルク測定装置1cを、回転軸を省略して、軸方向他方側から見た部分断面図である。
本例のトルク測定装置1cでは、ケース2cに対して磁歪センサが回転することを防止する回転防止構造は、外輪21aの外周面35を、ケース2cの内周面6aに非円形嵌合させることにより構成される。
このため、外輪21aの外周面35とケース2cの内周面6aとを嵌合させた状態で、外輪21aの外周面35の円周方向一部に備えられた平面部36と、ケース2cの内周面6aの円周方向一部に備えられた平面部37とを、互いに平面接触させている。本発明を実施する場合に、前記非円形嵌合として、たとえば、それぞれが多角形の断面形状を有する外周面と内周面との嵌合、セレーション嵌合なども採用することもできる。その他の構成および作用効果は、第2例と同様である。
[第4例]
本発明の実施の形態の第4例について、図8を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1dでは、第2例のトルク測定装置1bと同様に、全体を円環状に構成された磁歪センサ4cが、転がり軸受20を構成する外輪21の軸方向一方側の端部に取り付けられている。図8は、本例のトルク測定装置1dを、回転軸を省略して、軸方向他方側から見た部分断面図である。
本例のトルク測定装置1dでは、ケース2dに対して磁歪センサ4cが回転することを防止する回転防止構造は、磁歪センサ4cの円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部38を、ケース2dの一部に係合させることにより構成される。
具体的には、磁歪センサ4cの円周方向一部に備えられた、外輪21の外周面よりも径方向外側に突出する凸部38を、ケース2dの内周面6の円周方向1箇所に備えられた、軸方向に伸長する溝19bに係合させることで、前記回転防止構造を構成している。その他の構成および作用は、第2例と同様である。
[第5例]
本発明の実施の形態の第5例について、図9を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1eでは、ケース2bに対して回転軸3を回転自在に支持する転がり軸受20bは、ニードル軸受であり、外輪21bと、それぞれが転動体である複数個のニードル39とを備える。外輪21bは、軸方向中間部内周面に、円筒面により構成された外輪軌道24aを有する。複数個のニードル39は、外輪軌道24aと、回転軸3を構成する中間軸部8の外周面との間に、保持器30aにより保持された状態で転動自在に配置されている。
本例では、磁歪センサ4dは、外輪21bの軸方向一方側の端部に支持固定された支持環31aと、支持環31aに保持固定された、検出部であるホール素子などの磁気検出素子40とを備える。
支持環31aは、金属製であり、全体を円環状に構成されている。支持環31aは、外輪21bの軸方向一方側の端部に締り嵌めで内嵌された嵌合筒部32aと、嵌合筒部32aの軸方向一方側の端部に結合され、かつ、軸方向他方側の側面を、外輪21bの軸方向一方側の側面に当接させた、円環状の支持部44とを備える。支持部44は、径方向内側にのみ開口し、かつ、全周にわたりつながった凹部45を有する。
磁気検出素子40は、支持環31aの凹部45内の円周方向1箇所に保持固定されている。この状態で、磁気検出素子40は、回転軸3の磁歪効果部である中間軸部8の外周面に近接配置されている。
回転軸3の中間軸部8は、周方向に着磁すなわち磁化されている。
本例の構造においても、回転軸3にトルクが加わり、中間軸部8に捩れ変形が生じると、逆磁歪効果に基づいて、中間軸部8の透磁率が変化する。具体的には、中間軸部8に、軸方向に対して45 ゜方向の引っ張り応力、および、軸方向に対して-45゜方向の圧縮応力が作用する。これに伴い、逆磁歪効果によって、中間軸部8の各方向の透磁率が変化する。本例では、このような透磁率の変化によって、中間軸部8の磁化が、周方向から軸方向に倒される。この結果、中間軸部8の外部に漏れ磁束が発生し、この漏れ磁束が磁気検出素子40を通過することによって、磁気検出素子40の電圧が変化する。したがって、磁気検出素子40の電圧を利用して、回転軸3により伝達しているトルクを測定できる。その他の構成及び作用効果は、第2例と同様である。
[第6例]
本発明の実施の形態の第6例について、図10を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1fは、ケース2bと、回転軸3と、磁歪センサ4dとに加え、ケース2bに対する回転軸3の所定方向の回転を許容し、かつ、ケース2bに対する回転軸3の前記所定方向と反対方向の回転を阻止する、一方向クラッチ41を備える。本例の構造でも、回転軸3は、ケース2bの内周面6と同軸に配置され、かつ、図示しない転がり軸受により、ケース2bに対して回転可能に支持されている。
一方向クラッチ41は、回転軸3の周囲に配置され、かつ、ケース2bに内嵌される外輪42を含んで構成される。磁歪センサ4dは、外輪42を介してケース2bに支持されている。本例では、ケース2bに対して磁歪センサ4dが回転することを防止する回転防止構造は、外輪42の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部26を、ケース2bの一部に係合させることにより構成される。
より具体的には、本例では、一方向クラッチ41は、外輪42と、複数個の係合子43と、図示しない保持器および付勢ばねとを備える。外輪42は、ケース2bの内周面6に締り嵌めで内嵌される。複数個の係合子43は、それぞれがスプラグにより構成されている。複数個の係合子43は、それぞれが円筒面である、外輪42の軸方向中間部の内周面と回転軸3の中間軸部8の外周面との間に配置される。前記保持器は、複数個の係合子43を保持する。前記付勢ばねは、前記保持器に係止され、かつ、係合子43のそれぞれを、外輪42の軸方向中間部の内周面と中間軸部8の外周面とに対し係合する方向に弾性的に押圧する。なお、係合子のそれぞれを、ローラにより構成することもできる。係合子のそれぞれをローラにより構成する場合には、外輪の軸方向中間部の内周面を、円周方向に関する凹凸面であるカム面により構成する。
ケース2bに対して回転軸3が所定方向に回転する傾向となる場合には、複数個の係合子43と、外輪42の軸方向中間部の内周面および中間軸部8の外周面との係合が解除され、ケース2bに対する回転軸3の回転が許容される。これに対し、ケース2bに対して回転軸3が前記所定方向と反対方向に回転する傾向となる場合には、複数個の係合子43と、外輪42の軸方向中間部の内周面および中間軸部8の外周面とが係合し、ケース2bに対する回転軸3の回転が阻止される。
本例では、外輪42は、外周面から径方向外側に向けて突出する凸部26を有する。このため、外輪42の外周面の軸方向他方側の端部の円周方向1箇所に備えられた凹部27に、金属製のピン28の径方向内側部が圧入されている。ピン28の径方向外側部が、凸部26を構成している。
外輪42がケース2bの内周面6に締り嵌めで内嵌された状態で、凸部26は、ケース2bの内周面6の円周方向1箇所に備えられた、軸方向に伸長する溝19aに係合している。すなわち、本例では、凸部26とケース2bの一部である溝19aとが係合することによって、前記回転防止構造が構成されている。
本例では、磁歪センサ4dは、一方向クラッチ41の外輪42に取り付けられることで、一方向クラッチ41と一体化されている。磁歪センサ4dは、外輪42の軸方向一方側の端部に支持固定された支持環31aと、支持環31aに保持固定された、検出部であるホール素子などの磁気検出素子40とを備える。
支持環31aは、金属製であり、全体を円環状に構成されている。支持環31aは、外輪42の軸方向一方側の端部に締り嵌めで内嵌された嵌合筒部32aと、嵌合筒部32aの軸方向一方側の端部に結合され、かつ、軸方向他方側の側面を、外輪42の軸方向一方側の側面に当接させた、円環状の支持部44とを備える。支持部44は、径方向内側にのみ開口し、かつ、全周にわたりつながった凹部45を有する。
磁気検出素子40は、支持環31aの凹部45内の円周方向1箇所に保持固定されている。この状態で、磁気検出素子40は、回転軸3の磁歪効果部である中間軸部8の外周面に近接配置されている。また、回転軸3の中間軸部8は、周方向に着磁、すなわち磁化されている。
本例の構造では、磁歪センサ4dが一方向クラッチ41と一体化されている。このため、トルク測定装置1fの組み立てを容易に行うことができ、かつ、少ないスペースで磁歪センサ4dを配置することができる。
磁歪センサ4dは、ケース2bに内嵌される外輪42を介して、ケース2bに支持されている。このため、検出部である磁気検出素子40と磁歪効果部である中間軸部8の外周面との対向距離であるギャップを適切に管理することができる。この面から、トルクの測定精度を確保しやすくなる。
本例の構造では、凸部26と溝19aとが係合することによって構成された回転防止構造により、ケース2bに対する外輪42の回転、および、ケース2bに対する磁歪センサ4dの回転の両方が防止される。このため、ケース2bに対する外輪42の回転、すなわちクリープによって、磁歪センサ4dに接続された図示しないハーネスが引っ張られるといった不都合が生じることを回避できる。その他の構成および作用効果は、第1例と同様である。
[第7例]
本発明の実施の形態の第7例について、図11を用いて説明する。
本例のトルク測定装置1gでは、一方向クラッチ41aを構成する外輪42aは、軸方向一方側の端部に、軸方向他方側に隣接する部分よりも外径が小さい円筒状の支持部46を備える。本発明を実施する場合、支持部の外径は、軸方向他方側に隣接する部分の外径と等しくすることもできる。
本例では、検出部である磁気検出素子40を備えた磁歪センサ4eは、支持部46の径方向内側面に支持されている。その他の構成および作用効果は、第6例と同様である。
上述した各実施の形態および参考例の構造は、矛盾が生じない範囲で、適宜組み合わせて実施することができる。
1、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1A トルク測定装置
2、2b、2c、2d、2A ケース
3 回転軸
4、4b、4c、4d、4e、4A 磁歪センサ
6、6a 内周面
8 中間軸部
9、9b、9A ホルダ
10 コイル
11 バックヨーク
12、12b 本体
14a、14A 端子部
16 ハーネス
18 凸部
19、19a、19b 溝
20、20a、20b 転がり軸受
21、21a、21b 外輪
22 内輪
23 玉
24、24a 外輪軌道
25 小径部
26 凸部
27 凹部
28 ピン
29 内輪軌道
30、30a 保持器
31、31a 支持環
32、32a 嵌合筒部
33 側板部
34 支持筒部
35 外周面
36 平面部
37 平面部
38 凸部
39 ニードル
40 磁気検出素子
41、41a 一方向クラッチ
42、42a 外輪
43 係合子
44 支持部
45 凹部
46 支持部

Claims (7)

  1. 使用時にも回転しない、ケースと、
    前記ケースに対して回転可能に支持され、伝達するトルクに応じて透磁率が変化する磁歪効果部を有する、回転軸と、
    前記回転軸の周囲に配置され、かつ、前記ケースに内嵌される外輪と、
    前記磁歪効果部に近接配置され、前記磁歪効果部の透磁率の変化に対応して電圧を変化させる検出部を有し、かつ、前記外輪を介して前記ケースに支持された、磁歪センサと、
    を備え、
    前記ケースに対して前記磁歪センサが回転することを防止する回転防止構造を有する、
    トルク測定装置。
  2. 前記外輪を含んで構成され、かつ、前記ケースに対して前記回転軸を回転自在に支持する、転がり軸受を備える、請求項に記載のトルク測定装置。
  3. 前記外輪を含んで構成され、前記ケースに対する前記回転軸の所定方向の回転を許容し、かつ、前記ケースに対する前記回転軸の前記所定方向と反対方向の回転を阻止する、一方向クラッチを備える、請求項に記載のトルク測定装置。
  4. 前記回転防止構造は、前記磁歪センサの円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部を、前記ケースの一部に係合させることにより構成される、請求項1~3のうちのいずれかに記載のトルク測定装置。
  5. 前記ケースの一部は、前記ケースの内周面に備えられた、軸方向に伸長する溝であり、
    前記凸部の軸方向側面に、ハーネスの端部が接続され、かつ、該ハーネスの一部が前記溝の内側に配置されている、請求項に記載のトルク測定装置。
  6. 前記回転防止構造は、前記外輪の円周方向一部から径方向外側に向けて突出する凸部を、前記ケースの一部に係合させることにより構成される、請求項のうちのいずれかに記載のトルク測定装置。
  7. 前記回転防止構造は、前記外輪の外周面を、前記ケースの内周面に非円形嵌合させることにより構成される、請求項のうちのいずれかに記載のトルク測定装置。
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