JP7039919B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、記録媒体の表裏面に画像を形成する際に生じる表裏のずれの補正量を提供する画像処理装置およびプログラムに関するものである。
画像形成装置で両面印刷を行う場合、表面の画像形成時に加えられた熱により裏面の画像形成時には用紙が縮んでしまうことや、片面と両面の搬送パスが異なること等から、表裏の印刷位置がずれてしまうという課題がある。そのため、裏面に印刷される画像の倍率/画像位置の調整が実施されている。
裏面の画像形成時の位置ずれは、紙種・紙サイズ・坪量・定着温度・トレイセット状況、温度、湿度などの環境等により特性が変わるため、従来、ユーザーは実際に印刷を実施する用紙で調整プリントを実施し、ずれ量の補正を行っている。
例えば、特許文献1では、表裏ずれの調整値を予め登録しておき、両面印刷時に登録された調整値に従って裏面の画像倍率を調整することが記載されており、調整値は、機内温度/定着温度/紙種毎に設定が可能となっている。
特開2007-3966号公報
従来は、表裏ずれに関し、紙種・紙サイズ・坪量・定着温度・トレイセット状況、環境等の使用メディア、環境などの印刷条件が考慮されている。しかし、表裏ずれは、上記要因の他に、出力画像の特性にも影響を受け、調整に使用した画像特性とは異なる画像特性で画像を出力する場合、画像特性の差に起因する表裏ずれが発生することがある。
例えば、低印字率で表裏ずれ調整を実施後に高印字率で印刷を実施した場合に表裏位置がずれる。これは高印字率と低印字率の印刷では、搬送条件(線速やレジストループ量)、定着温度、熱による用紙の伸縮率等が異なり、表裏ずれの特性が異なるためである。
また、表裏ずれ調整時と異なるカラーモードで実施した場合に表裏位置がずれる。これは、例えば、モノクロ画像印刷とカラー画像印刷では画像形成プロセス・熱による用紙の縮小率等が異なり表裏ずれの特性が異なるためである。
引用文献1に記載された技術でも、画像特性毎に補正値を持つことはできないため、印字率やカラーモードなどの異なるページを持つ印刷ジョブを実施する場合に、適切な補正値で裏面印刷を実施することができず、裏面の位置ずれが発生してしまうという問題がある。
本発明は上記課題を背景としてなされたものであり、出力画像の特性に応じて適切な表裏ずれ補正量を提供することが可能な画像調整装置およびプログラムを提供することを目的とする。
記録媒体の表裏に画像を形成する際に生ずる表裏のずれを補正する表裏ずれ補正量を提供する制御部を有し、
前記制御部は、出力画像の特性に応じた表裏ずれ補正量を提供可能であり、
記録媒体の種別、記録媒体サイズ、坪量、定着温度、記録媒体供給トレイおよび環境の一つ以上を含む印刷条件を取得し、前記印刷条件と出力画像の特性とに基づいて表裏ずれ補正量を提供するか、出力画像の特性を考慮しないで前記印刷条件に基づいて得られている基礎表裏ずれ補正量に対し、表裏ずれ補正量の算出に用いる出力画像特性の数分を拡張して提供可能とするかを切り替え可能とすることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、出力画像の特性を考慮しないで得られている前記基礎表裏ずれ補正量に対する前記表裏ずれ補正量のオフセット量を示すことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記オフセット量が、前記基礎表裏ずれ補正量に対する倍率、偏差、傾きの1つ以上であることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記基礎表裏ずれ補正量と前記オフセット量によって表裏ずれ補正量を算出することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、表裏ずれ補正量を提供する際に用いられる出力画像の特性として、出力画像の印字率を含んでいることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記印字率として、記録媒体の表面に形成される出力画像の印字率または/および前記記録媒体の裏面に形成される出力画像の印字率が用いられることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記印字率が、カラーモードまたはモノクロモードによって区別されていることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記印字率としてトナー付着量を用い、カラーモードでは色毎のトナー付着量または合計トナー付着量を用いることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、画像の特性と関連付けて表裏ずれ補正量を格納する記憶部を有することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、出力画像の特性を考慮しないで得られている前記基礎表裏ずれ補正量と、画像特性に関連付けられ、基礎表裏ずれ補正量に対する表裏ずれ補正量画像のオフセット量と、を格納する記憶部を有することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、所定の画像特性を有する調整用チャートを読み取った読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて表裏ずれ補正量を算出し、算出した表裏ずれ補正量または出力画像の特性を考慮しないで得られている基礎表裏ずれ補正量に対するオフセット量を出力画像の特性と関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記調整用チャートは、調整をしたい画像特性によって印刷されたものであることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、出力画像を出力中に読取結果を取得し、出力画像に応じた表裏ずれ補正値を算出し、算出した前記表裏ずれ補正値を同じ画像特性の画像の出力に適用可能にするとともに、算出した前記表裏ずれ補正値を画像特性と関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、記録媒体に画像を形成する画像形成部を有し、
前記制御部は、提供した表裏ずれ補正量に基づいて前記画像形成部における画像形成の調整を行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の本発明において、画像形成装置に接続される画像処理装置であって、
前記制御部は、前記表裏ずれ補正量を、前記画像形成装置に対し画像形成の調整に適用できるように提供することを特徴とする。
本発明のプログラムのうち、第1の形態は、記録媒体の表裏に画像を形成する際に生ずる表裏のずれの補正を行う表裏ずれ補正量を提供する画像処理装置で実行されるプログラムであって、
前記画像処理装置に出力画像の特性に応じた表裏ずれ補正量を提供可能とさせ、
前記補正量の提供では、記録媒体の種別、記録媒体サイズ、坪量、定着温度、記録媒体供給トレイおよび環境の一つ以上を含む印刷条件を取得し、前記印刷条件と出力画像の特性とに基づいて表裏ずれ補正量を提供するか、出力画像の特性を考慮しないで前記印刷条件に基づいて得られている基礎表裏ずれ補正量に対し、表裏ずれ補正量の算出に用いる出力画像特性の数分を拡張して提供可能とするかを切り替え可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、出力画像の特性に応じた適切な表裏ずれを提供することで、表裏の画像形成位置のずれ対策に効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的構成を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、画像特性毎の表裏補正係数管理テーブルの例を示す図である。 同じく、画像特性に応じた係数を用いた画像形成位置の補正手順を示すフローチャートである。 従来技術における用紙プロファイルのデータ構造の例を示す図である。 本発明の他の実施形態における用紙プロファイルのデータ構造の例を示す図である。 同じく、画像特性に応じた補正値を取得する手順を示すフローチャートである。 同じく、ユーザーが指定した画像を用いて補正値を取得する手順を示すフローチャートである。 同じく、印刷中にリアルタイムで補正値を取得するための手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の画像処理装置の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、この実施形態では、画像処理装置は、画像形成装置に含まれる構成となっている。
画像形成装置1は、図1に示すように、上段側から順に、給紙装置40、装置本体10、読取装置20、後処理装置30を備えている。各装置および装置本体は、電気的および機械的に接続されており、各装置および装置本体間では、通信および用紙の搬送が可能となっている。
給紙装置40は、複数の給紙段を備えており、各給紙段には用紙が収納されている。給紙段に収納されている用紙は、後段に設置されている装置本体10に供給可能となっている。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。なお、本発明としては、記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどからなるものであってもよい。
装置本体10は、筺体内の下部側に、複数の給紙トレイを備えた本体給紙部12が配置されており、各給紙トレイに用紙が収納されている。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックからなるものであってもよい。
装置本体10の筺体内には、搬送路13が設けられており、給紙装置40または本体給紙部12から供給される用紙が搬送路13に沿って下流側に搬送される。
搬送路13の途中付近には、用紙に画像を形成する画像形成部11が設けられている。
画像形成部11は、各色用(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)用の感光体11aを有しており、感光体11aの周囲には、図示しない帯電器、LD(レーザダイオード)、現像器、クリーニング部等が備えられている。また、画像形成部11は、各色用の感光体11aと接触する位置に、中間転写ベルト11bを有している。中間転写ベルト11bは、その途中に設けられた二次転写部11cにおいて搬送路13上の用紙と接触する。また、搬送路13では、二次転写部11cよりも下流側の位置に定着器11dが備えられている。
用紙に画像を形成する場合は、帯電器によって感光体11aが一様に帯電された後に、感光体11aに対しLDからレーザー光が照射されて、感光体11a上に潜像が形成される。感光体11a上の潜像は、現像器によって現像されてトナー像となり、感光体11a上のトナー像は中間転写ベルト11bに転写される。中間転写ベルト11b上の画像は、二次転写部11cにおいて用紙に転写される。画像が形成されて、搬送路13に沿って搬送される用紙は、定着器11dによって画像の定着が行われる。
なお、この実施形態では、画像形成部11は多色のカラーで画像形成を行うものとして説明したが、本発明としては、画像形成部11は、ブラックなどのモノクロで画像形成を行うものであってもよい。
また、搬送路13は、定着器11dの下流側で、反転搬送路15が分岐している。反転搬送路15の途中には、下流搬送路16が分岐して反転搬送路15の分岐地点よりも下流側で搬送路13に接続されている。反転搬送路15では、下流搬送路16が分岐した地点よりも下流側で退避搬送路17が分岐している。反転搬送路15の下流端側は、画像形成部11よりも上流側の位置で搬送路13に合流している。搬送路13は、ストレート方向において後段に接続された読取装置20の搬送路23に接続されている。
用紙の片面に画像形成を行う場合、画像形成後の用紙は、そのまま搬送路13をストレートに搬送されて読取装置20の搬送路23へ搬送される。
画像形成後に用紙のフェイス面の切り替えを行う場合は、用紙を反転搬送路15に搬送し、下流搬送路16の分岐点を超えて搬送した後、反転搬送路15を逆方向に搬送し、下流搬送路16を通って搬送路13の下流側に搬送する。
用紙を反転して用紙の裏面に画像を形成する場合、用紙を搬送路13から反転搬送路15に送り、退避搬送路17に送った後、用紙の先後を変えて反転搬送路15の下流側に送り、搬送路13に環流する。その後、画像形成部11において用紙の裏面側への画像形成が行われる。
また、装置本体10は、筐体の上部に操作部140が備えられている。操作部140は、タッチパネルを供えたLCD141と、テンキー等の操作キー群とを有しており、情報の表示および操作入力の受付が可能となっている。操作部140は、本発明の表示部に相当し、操作部を兼ねている。
なお、この実施形態では、操作部140は操作部と表示部とが一体となっているが、操作部と表示部とが一体となっていないものでもよく、例えば、操作部をマウスやタブレット、端末等によって構成してもよい。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
また、装置本体10の筐体の上部には、操作部140が位置しない場所に、自動原稿給送装置(ADF)18が備えられている。自動原稿給送装置(ADF)18は、原稿載置台にセットされた原稿を自動で給送するものであり、自動原稿給送装置(ADF)18で給送される原稿は、図2で示されるスキャナー部130によって読み取られる。
なお、原稿の読み取りは図示しないプラテンガラス上で行うことも可能である。
また、スキャナー部130では、画像形成装置1から出力された印刷物をセットして読み取りを行うことも可能である。例えば、画像形成装置1で出力された調整チャートをセットして読み取りを行い、表裏の印刷位置の調整を行うこともできる。この場合、スキャナー部130は、画像読取部として機能する。
また、装置本体10は、制御部100を有している。制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUやメモリなどによって構成される。なお、制御部100は、装置本体外に設けられるものであってもよい。CPU上で動作するプログラムは、本発明のプログラムを含んでいる。
制御部100は、本発明の画像処理装置の主要な構成となるものであり、その他に、画像処理装置には、出力画像の特性や出力画像特性を考慮していない基礎表裏ずれ補正量や出力画像特性を考慮した表裏ずれ補正量などが格納された記憶部などを含むことができる。また、画像の読取結果を取得する場合、読取部との間で通信を行う通信部やIOなどが画像調整装置に含まれるものとしてもよい。
読取装置20は、搬送路23を有しており、装置本体10から導入される用紙が搬送路23に沿って搬送される。搬送路23の下流側は、後段の後処理装置30に接続されている。
搬送路23の途中付近には、搬送路23で搬送される用紙の下面の画像の読み取りを行う画像読取部24と、用紙の上面の画像の読み取りを行う画像読取部25が備えられており、画像読取部24が画像読取部25よりも上流側に位置している。
画像読取部24、25は、CCDセンサやCMOSセンサ等によって構成することができ、搬送路23で搬送される用紙の画像を、搬送方向と交差する方向全体に亘って読み取りを行うことができる。画像読取部24、25で読み取られた読取結果は、制御部100に送信される。用紙の両面に画像が形成されている場合、制御部100では表裏画像のずれに応じて表裏ずれ補正量を算出することができる。
表裏画像のずれ量を算出する場合、用紙に格子などのチャート画像を印刷したものを用いることができる。チャート画像は、表裏画像のずれ量を容易に把握することができる。
なお、この実施形態では、表裏画像の表裏ずれ補正量を予め取得して記憶部などに記憶しておき、必要に応じて呼び出して提供することができる。
なお、この実施形態では、二つの画像読取部で用紙の表裏の画像を読み取るものとしたが、画像読取部の前後に反転搬送路を設け、用紙の反転搬送を行うことで一つの画像読取部で用紙の表裏の画像を読み取るものとしてもよい。
また、この実施形態では、画像の表裏ずれ補正量の算出を装置本体10に備える制御部100で行うものとしたが、読取装置20に備える読取制御部などによって上記算出を行うものとしてもよい。読取制御部で算出された表裏画像の表裏ずれ補正量は制御部100に送信される。
後処置装置30は、用紙の搬送が可能な搬送路33を備えており、読取装置20から導入される用紙を下流側に搬送する。搬送路33の中途に、用紙の後処理を行う後処理部34が備えられている。後処理部34は、所定の後処理を実行することが可能である。後処理としては、例えば、ステープル処理、パンチ処理が可能であるほか、折りを含む後処理、例えば、内三つ折り、中綴じ、Z折り、観音折り、四つ折り等の処理を行うことが可能である。後処理部34は複数の後処理を行うものであってもよい。
搬送路33は、途中で分岐して第1排紙部31と第2排紙部32に接続されており、後処理部34を通過した用紙は、第2排紙部32に排紙され、後処理が行われていない用紙は第1排紙部31に排紙される。なお、後処理を行わない用紙を第2排紙部32に排紙するようにしてもよい。
なお、この実施形態では、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および後処理装置30によって画像形成装置1が構成されているものとしたが、本発明としては画像形成装置の構成は上記構成に限定されるものではない。例えば、装置本体10と読取装置20とによって画像形成装置が構成されるものでもよく、また、装置本体10のみで画像形成装置を構成し、装置本体10に読取装置20、後処理装置30、給紙装置40などを備えるものを画像形成システムとしてもよい。
また、画像形成装置1は、読取装置20を備えているが、読取装置は、装置本体内に備えられていてもよく、画像形成装置と読取装置とが機械的に接続されていないものであってもよい。本発明の画像調整装置としては、画像読取部を有するものであってもよく、また、画像読取部を有していないものであってもよい。さらに、画像処理装置は、画像形成部を備えるものとしてもよく、また、画像形成部を備えていないものを画像処理装置とするものであってもよい。さらに、画像処理装置に画像読取部を備えるものであってもよい。
次に、画像形成装置1の電気的構成を、図2に基づいて説明する。
画像形成装置1は、主要な構成として、デジタルコピアと、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを有している。デジタルコピアは、制御ブロック110、スキャナー部130、操作部140およびプリンター部150を有している。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、外部装置との間で入出力される画像データを処理する。
制御ブロック110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112に、DRAM制御IC111が接続され、DRAM制御IC111には、制御CPU113が接続されている。PCIバス112には、コントローラーIC118を介してHDD119が接続されている。
制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。不揮発メモリ115やHDD119には、制御CPU113で実行されるプログラムや、機械設定情報等の設定データ、プロセス制御パラメーター等が格納されている。不揮発メモリ115やHDD119は、本発明の記憶部に相当する。
不揮発メモリ115やHDD119には、さらに、表裏ずれ検出用のチャート画像のデータや、チャート画像の読取結果などが格納されており、さらに、表裏位置調整機能、表裏ずれ量の算出機能、読み取った画像の認識を行う機能などを実行するためのプログラムやパラメーターが格納されている。なお、これらのプログラムやパラメーターは、持ち運び可能なリムーバブル記憶媒体に格納されていてもよい。
制御CPU113は、プログラムの実行によって画像形成装置1の全体の状態を把握し、画像形成装置1の制御を行うことが可能であり、用紙の搬送、画像形成等の動作や、画像形成用の画像データの処理などの制御を行うことができる。この実施形態では、制御CPU113および制御CPU113で動作するプログラムは、本発明の制御部を構成する。上記プログラムには、本発明のプログラムが含まれている。なお、プログラムは不揮発メモリ115以外にHDD119などに格納されているものとしてもよく、また、持ち運び可能な記憶媒体に格納されていてもよい。
制御CPU113は、用紙の読取結果から印字位置の表裏ずれの情報を検出したり、検出した表裏ずれに合わせて表裏ずれ補正量を算出したりする制御や、記憶部に格納されている基礎表裏ずれ補正量や、画像特性を考慮した表裏ずれ補正量を読み出して提供する制御を行うことができる。
制御CPU113には、スキャナー部130のスキャナー制御部132がシリアル通信可能に接続されている。
スキャナー部130は、CCD131と、スキャナー制御部132とを備えている。CCD131は用紙上の画像を光学的に読み取ることができる。スキャナー制御部132は、スキャナー部130の全体を制御するものであり、CCD131による画像の読み取りなどを制御する。スキャナー制御部132は、制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやCPUを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
CCD131で読み取った画像データは、DRAM制御IC111を介して読み取り処理部116に送信され、読み取り処理部116において所定の補正等の処理がなされる。
操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えている。LCD141では、各種の情報の表示および操作入力を行うことが可能となっている。なお、操作入力は、操作キー等によって行うこともできる。
操作部140では、装置本体10における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっている。さらに、操作部140では、設定内容、機械状態、原稿画像等の表示、表裏調整チャートの出力、用紙の読み取り、表裏ずれの調整等が可能になっており、例えば、表裏ずれの情報に基づいて原稿画像を擬似的に移動させた画像を、LCD141に表示することができる。
操作部140では、LCD141や操作キーを通じた操作入力により、装置本体10、読取装置20、後処理装置30などに対する各種の設定を行うことが可能であり、設定に基づいて、制御部によって、画像形成や用紙の搬送、ジョブの出力開始、表裏ずれの検出、表裏ずれの補正、ヤレ判定の有無、後処理の有無等の動作が制御される。
操作部制御部142は、操作部140の全体を制御するものである。操作部制御部142は制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、操作部140は制御CPU113からの指令を受けて操作部140の制御を行う。操作部制御部142は、CPUやCPUを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
DRAM制御IC111には、画像メモリ(DRAM)120が接続されている。画像メモリ(DRAM)120は、圧縮メモリ121とページメモリ122とから構成されており、スキャナー部130で取得した画像データや、外部の装置からネットワーク2を通して取得した画像データをジョブデータとして格納することができ、画像メモリ(DRAM)120には、印刷するジョブの画像データを格納することができる。
画像メモリ(DRAM)120は、圧縮メモリ121とページメモリ122とを有している。圧縮メモリ121には、圧縮された画像データが格納され、ページメモリ122には、画像形成用の非圧縮のページ画像データが一時的に格納される。
また、画像メモリ(DRAM)120には、上記DRAM制御IC111の制御によって、複数のジョブに関する画像データを保存することができる。さらにはジョブの設定情報や予約されたジョブの画像データなどを保存することができる。なお、これらのデータは、HDD119に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、圧縮/伸長IC117が接続されている。圧縮/伸長IC117では、画像データの圧縮や、圧縮された画像データを伸長することができる。
DRAM制御IC111には、さらに、書き込み処理部123が接続されている。書き込み処理部123は、LD154Aにおける画像形成動作に用いるためのデータ処理を行う。
また、制御CPU113には、プリンター部150のプリンター制御部151が接続されている。プリンター制御部151は、CPUや記憶部等によって構成されており、制御CPU113の指令を受けてプリンター部150の全体を制御し、LD154Aによる画像形成動作を制御する。LD154Aは、各色用のLDを総称するものである。また、プリンター部150は、画像形成部11や、搬送路23を含む搬送部を制御することができる。
さらに、制御CPU113には、LAN制御部127が接続されており、LAN制御部127には、LANインターフェース128が接続されている。LANインターフェース128には、ネットワーク2やその他のネットワークなどを接続することができ、LANインターフェース128を介して外部の装置との間でデータの送受信を行うことができる。
また、PCIバス112には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ(DRAM)162が接続されており、DRAM制御IC161には、コントローラー制御部163が接続されている。さらに、DRAM制御IC161に、LAN制御部164、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク2に接続されている。
ネットワーク2には、外部装置3や他の画像形成装置4、5などが接続されている。画像形成装置1では、ネットワーク2を通じて、外部装置3や他の画像形成装置との間でデータの送受信を行うことができる。なお、ネットワーク2は、LANの他にWAN、電話回線などとして使用されるものであってもよく、無線、有線を問わない。
外部装置3は、外部装置3全体を制御する外部装置制御部300を有している。外部装置制御部300は、CPUやCPUを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。また、外部装置3は、情報を表示可能な外部表示部310を有している。
なお、外部装置制御部300は、端末や画像形成装置1を管理する装置として使用することも可能である。この場合、外部装置3は、ネットワーク2を介してLANインターフェース128に接続される。
なお、外部装置3で画像形成装置1を管理する場合、外部装置制御部300は、画像形成装置を管理する管理制御部として機能する。
外部装置3を端末や管理装置として使用する場合、外部表示部310には、ジョブの出力履歴情報や、表裏ずれ補正量の表示等を行うことができる。外部装置3は図示しない操作部を備えており、所望の操作入力を行うことが可能となっている。
外部装置3は、画像形成装置を管理する場合、画像形成装置を直接制御してもよく、また、画像形成装置へ制御内容の指示を行い、この指示内容によって画像形成装置の制御部で制御が行われるようにしてもよい。
外部装置3で、記録媒体の表裏に画像を印刷する画像形成装置における表裏画像の印刷位置を調整可能とする場合、外部装置3は、本発明の画像処理装置として使用することができ、外部装置制御部300は、本発明の制御部として機能する。この場合、外部装置制御部300で動作するプログラムは、本発明のプログラムに相当する。
外部装置3で印刷位置調整が画像形成装置に対し提供された場合、制御部100では、外部装置3から表裏ずれ補正量を取得し、所得した補正量に従って、画像形成部の画像形成調整を行うことができる。
次に、画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データを生成する場合、スキャナー部130に原稿を載置し、CCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際は、制御CPU113から指令を受けたスキャナー制御部132がCCD131の動作制御を行う。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116に送られ、読み取り処理部116において所定のデータ処理がなされる。データ処理された画像データは、圧縮/伸長IC117に送出され、圧縮/伸長IC117において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD119に格納される。
圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。画像データをジョブとして管理する場合は、画像メモリ(DRAM)120およびHDD119において、印刷条件が画像データと関連付けて格納される。
なお、印刷画像データと印刷条件とは、両者が関連付けられていれば、それぞれが異なる記憶媒体に格納されるものであってもよい。印刷条件は、操作部140を通してユーザーが設定したり、初期設定や動作状況に自動的に設定されたりする。
一方、画像データを外部から取得する場合、例えば、外部装置3や他の画像形成装置4、5などからネットワーク2を通して画像データを取得する場合は、画像処理部(プリン
ト&スキャナーコントローラー)160のLANインターフェース165を介して画像データを受信する。受信した画像データは、LANインターフェース165、LAN制御部164、DRAM制御IC161を介して画像メモリ(DRAM)162に格納される。
その後、画像メモリ(DRAM)162に格納された画像データは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に一旦格納される。
なお、画像データがページ記述データである場合、コントローラー制御部163によって画像データのRIP処理を行うことで、画像データをラスターイメージとすることができる。
ページメモリ122に格納された印刷データは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121に格納される。また、HDD119に格納する場合は、印刷データDRAM制御IC111、コントローラーIC118を介してHDD119に格納される。これら印刷データは、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。画像メモリ(DRAM)120およびHDD119は、画像データを保存する記憶部となる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121や不揮発メモリ115、HDD119などに格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出し、画像データを伸長する。伸長された画像データはDRAM制御IC111を介して書き込み処理部123へ送出され、書き込み処理部123にて、設定された印刷条件に従って繰り返しLD154Aに展開し、LD154Aによって画像データに基づいて各感光体への書き込みが行われる。感光体154Aに書き込まれた画像は、その後、現像、転写、定着等を経て、用紙上に定着される。
なお、画像形成装置1を複写機として使用する場合は、操作部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を制御CPU113に通知し、制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納することができる。
画像形成装置1をプリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置3内のプリンタドライバで設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に、外部装置3→ LAN IF165→ 画像メモリ(DRAM)162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ122と転送され、ページメモリ122に格納される。
(実施例1)
次に、画像形成装置で画像を出力する際に、画像形成において生じる表裏ずれを補正する内容について説明する。
図3は、記録媒体の種別、記録媒体サイズ、坪量、定着温度、記録媒体供給トレイおよび環境の一つ以上を含む印刷条件に従って得られた基礎表裏ずれ補正量に対し、画像特性を考慮したオフセット量が示されたテーブル例を示している。
基礎表裏ずれ補正量の一例は、図5の表で表裏調整値として示されている。図5では、用紙条件において設定がされており、紙種、坪量、サイズ、紙色、給紙時のエアシシストレベルと関連付けた表裏調整値を有している。表裏調整としては、通紙方向位置のシフト補正量、通紙交差方向位置のシフト補正量、通紙方向の倍率補正量、通紙交差方向の倍率補正量からなっている。なお、この例では、上記印刷条件が表裏ずれ補正量と関連付けられているが、これらの印刷条件のいずれと補正量とを関連付けるかは任意であり、その数も特に限定されない。
図3では、印刷する画像の印字率毎の補正係数と、表面と裏面とのカラーモードの組み合わせ毎の補正係数とが示されている。補正係数は、本発明のオフセット量に相当する。
図3の上段に示された印字率の補正係数テーブルでは、印字率の範囲は、印字率区分1(印字率:~20%)、印字率区分2(印字率:20%超~40%)、印字率区分3(印字率:40%超~60%)、印字率区分4(印字率:60%超~80%)、印字率区分5(印字率:80%超)に分けられている。それぞれの区分において、位置補正係数(通紙方向)、位置補正係数(通紙交差方向)、倍率補正係数(通紙方向)、倍率補正係数(通紙交差方向)が設定されている。
また、図3の下段に示されるカラーモード別の補正係数テーブルでは、「表面:モノクロ、裏面:モノクロ」、「表面:モノクロ、裏面:カラー」、「表面:カラー、裏面:モノクロ」、「表面:カラー、裏面:カラー」のそれぞれの組み合わせで区分されており、各区分で、位置補正係数(通紙方向)、位置補正係数(通紙交差方向)、倍率補正係数(通紙方向)、倍率補正係数(通紙交差方向)が設定されている。
なお、この例では、印字率別と、カラーモード別で、画像特性の例が示されているが、印字率とカラーモードとを組み合わせて表裏ずれ補正量を提供するための画像特性としてもよく、さらに、他の画像特性または他の画像特性に組み合わせによって表裏ずれ補正量を提供するものとしてもよく、画像特性の種類や数は特に限定されない。
表裏ずれ補正量は、基準表裏補正量に対し、上記した位置補正係数を掛けることで得ることができる。算出した表裏ずれ補正量は、画像形成条件に適用して画像の形成を行うことができる。
上記のずれ補正処理の手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の動作は制御部100または外部装置制御部300の制御よって実行することができる。
処理開始に伴って、新規のJOB入力があるか判定する(ステップs1)。新規のJOB入力がない場合(ステップs1、無し)、ステップs1に戻り、新規のJOB入力があるまで待機する。
新規のJOB入力がある場合(ステップs1、有り)、対象頁1から画像形成動作を開始する(ステップs2)。次に、総印刷ページ数が対象ページ未満であるか判定する(ステップs3)。
総印刷ページ数<対象ページである場合(ステップs3、Yes)、画像形成動作を停止し(ステップs13)、手順を終了する。
総印刷ページ数<対象ページでない場合(ステップs3、No)、画像形成部で対象ページ(表面)の画像形成を実施し(ステップs4)、対象ページに1を加算する(ステップs5)。その後、両面印刷を行うジョブであり、かつ、総印刷ページ数<対象ページであるか判定する(ステップs6)。
両面印刷を行うジョブではないか、総印刷ページ数<対象ページではない場合(ステップs6、No)、ステップs3に戻り、さらに総印刷ページ数<対象ページであるか判定する。
ステップs6で、両面印刷を行うジョブであり、かつ、総印刷ページ数<対象ページである場合(ステップs6、Yes)、紙種・定着温度などから従来の表裏ずれ補正量、すなわち基礎表裏ずれ補正量を算出する(ステップs7)。従来の表裏ずれ補正量は、画像特性が考慮されていない補正量である。なお、この例では、基礎表裏ずれ補正量を条件に従って算出するものとしているが、同じ条件で記憶部などに格納されているデータを読み出して使用するものとしてもよい。
次に、対象ページの印字率に対応する補正係数(オフセット量に相当)を図3のテーブルなどから取得し(ステップs8)、さらに、対象ページのカラーモードに対応する補正係数を図3のテーブルなどから取得する(ステップs9)。
なお、上記したように、印字率、カラーモードは画像特性に係わるものであるが、他の画像特性に応じた補正係数などのオフセット量を得るようにしてもよい。
補正係数を取得した後、取得した補正係数を基礎表裏ずれ補正量にかけて、適切な表裏ずれ補正量を算出する(ステップs10)。算出した表裏ずれ補正量を画像形成条件に適用して、対象ページ(裏面)の画像形成を実施する(ステップs11)。用紙裏面への画像形成を実施した後、対象ページに1を加算し(ステップs12)、ステップs3に戻り、総印刷ページ<対象ページであるかの判定を行う。以後、総印刷ページ<対象ページとなるまで、ステップs3~ステップs12を繰り返す。
なお、図4のフローチャートでは、裏面に形成される画像に対して画像形成位置の補正を行っているが、表面に形成される画像に対し補正を行うようにしてもよく、表裏の画像の両方に対し補正を行うようにしてもよい。
上記手順によれば、画像特性に応じた表裏ずれ補正量を用いて表裏面の印刷位置を補正することが可能になる。また、本実施形態は、用紙トレイや用紙プロファイルごとに異なる調整値をセットする必要がないため、操作性が良いという利点がある。
また、図3の補正係数テーブルでは、通紙方向・通紙交差方向の位置・倍率のみが言及されているが、転写の熱により台形に変形した用紙への転写を考慮して通紙方向に対して複数の調整値もしくは傾きの補正量を持つ等、表裏ずれ補正に関する補正量は多様な構成とすることができる。そのため、本発明としては、補正係数の区分方法や設定方法は特に限定されず、画像特性に応じた補正量うち少なくとも一つ以上に対するテーブルを持つ構成であればよい。
また、本実施形態では、画像特性を考慮しない調整値に対するオフセット値として補正係数を用い、調整値に補正係数をかけることによって補正量を算出したが、本発明としてはオフセット量が補正係数に限定されるものではなく、シフト量や回転量によって示されるものであってもよい。
また、本実施形態では、印字率に応じた補正を行う場合に、対象ページの印字率のみに応じた表裏位置の補正を行っているが、対象ページ以外のページの印字率に応じた補正を行うようにしても良い。例えば、印字率の基準として、表面のみの印字率/表面・裏面の印字率の組み合わせ/表面・裏面の印字率合計/裏面のみの印字率、を基に区分を設定してもよい。印字率としてはトナー付着量を用いることができ、YMCKの4色の合計トナー付着量や色ごとに重みづけしたトナー付着量を用いることができる。
また、本実施形態では、カラーモードの区分は、表面と裏面とにおけるモノクロ・カラーの組み合わせに基づくものとなっていたが、本発明としては、他の区分であってもよく、例えば、表面・裏面とモノクロ画像・カラー画像・モノカラー画像による組み合わせで分けるようにしてもよい。
さらに、各色トナーの消費量や使用割合によって画像特定の特性区分を設定し、各色トナーの消費量や使用割合に応じた補正係数を適用してもよい。例えば、カラーモードで印刷を行う場合であっても、実際には黒色のトナーの使用割合が高い場合が想定される。そのため、カラーモードによる区分に加えて各色のトナー消費量に基づく区分を設けることで、各色トナーの消費量や使用割合に応じて補正係数を適用することが可能となり、画像特性に応じた表裏ずれの補正を行うことが可能となる。また、各色の合計トナー付着量や、色毎に重みづけしたトナー付着量を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、画像の印字率およびカラーモードに応じた表裏補正を行っているが、画像形成装置の機械構成や構造等により表裏ずれの発生要因が異なるため、画像形成装置のシステムとして表裏ずれが発生する特性(要因)に応じて、適切な基準により区分を決定することが望ましい。システムに応じた特性や区分に対して補正値の設定を行うことにより、適切に表裏の画像形成位置の調整を行うことが可能となる。
(実施例2)
次に、画像特性毎の表裏ずれ補正量を基礎表裏ずれ補正量に対し拡張して管理する形態について説明する。
前記した実施例1の方法は、異なるトレイ/用紙プロファイルごとに別のオフセット値を持つことができないため、細かな調整ができないという欠点がある。
そこで、この例では、従来の表裏調整値のデータエリアを画像特性区分の数だけ拡張して登録・管理し、画像形成時には特性区分に応じた調整値を読み出して画像形成位置の補正を行う。従来の基礎表裏ずれ補正量は、例えば、図5のテーブルに示されている。
なお、各調整値はユーザーがセットするのではなく、印刷画像の読み取りによって取得された表裏ずれ量に基づいて自動で設定を行うようにしてもよい。
上記内容のデータ構造の例を図6に示す。
このデータ構造は、図5のデータ構造のデータエリアを拡張して印字率毎の調整値を持てるようにしたものである。具体的には、表裏調整値(通紙方向位置)、表裏調整値(通紙交差方向位置)、表裏調整値(通紙方向倍率)、表裏調整値(通紙交差方向倍率)のそれぞれにおいて、印字率区分1~5に対して調整値が設定可能となっている。なお、各印字区分の例は、図3に示されている。
カラーモードに応じて調整値の区分を設ける場合も、同様に、データエリアを拡張してカラーモード毎に調整値を設定可能とすることができる。
本実施形態によれば、トレイやプロファイル毎に異なる調整値を設定することが可能となり、細かな調整を行うことができる。
なお、プロファイル毎に全ての画像特性に応じた調整値を持つ場合は、トレイ、プロファイル等に応じて個別に調整値を設定する必要がある。そこで、プロファイル毎に全ての画像特性に応じた表裏調整の調整値を持つのではなく、実施例1に示した補正係数管理テーブルとして調整値を管理して、ユーザーがテーブルの各調整値に任意の値をセットできるようにしてもよい。または、実施例1と実施例2の方法を併用してもよい。例えば、ユーザーが細かな調整を行いたい用紙では、実施形態2の方法を用いて個別の調整値を設定し、それ以外の用紙では、補正係数を用いた表裏ずれの補正を行うようにしてもよい。これにより、ユーザーの手間を最小限とすることができる。
次に、画像特性毎に応じた調整値を取得する方法について説明する。
まず、ユーザーが調整用チャートを出力して表裏ずれの調整値を登録する手順を説明する。
調整用チャートの出力による登録を行う場合は、予め、出力画像の特性別(印字率別/カラーモード別)の調整用チャートを用意しておく。調整用チャートは、不揮発メモリ115やHDD119等に格納しておくことができる。なお、調整用チャートで形成する画像は、本発明としては特に限定されず、所望の画像を用いることができる。
表裏調整を実施する際に、ユーザーは画像特性を指定し、画像形成部では、ユーザーが指定した画像特性に合致した調整用チャートが出力される。その後、ユーザーは出力された調整用チャートから表裏ずれのずれ量を計測し、操作部140等を介してずれ量を入力する。入力されたずれ量は、出力したチャートの画像特性に対する調整値として登録される。
上記動作を図7のフローチャートに基づいて説明する。
表裏調整が開始されると、ユーザーは調整を実施したい出力画像条件(カラーモード、印字率等)を選択する(ステップs20)。出力条件の選択は、操作部140や外部装置3の操作部を介して行うことができる。次に、画像形成部では、選択された出力画像条件に合致した表裏ずれ調整用のチャートを出力する(ステップs21)。その後、ユーザーは、出力されたチャート画像の表裏ずれ量を測定し、結果を調整値として入力する(ステップs22)。調整値の入力後、画像形成装置1では、入力された調整値が、出力画像条件に合致する調整テーブルに登録される(ステップs23)。
上記手順によれば、画像の特性に応じた調整値を登録することを容易に行うことが可能になる。
なお、ステップs22、s23では、ユーザーが表裏ずれの測定およびずれ量の入力を行っているが、ユーザーがずれ量の測定や入力を行うのではなく、出力されたチャートを画像読取部で読み取り、読み取り結果に基づいて表裏ずれ量を自動で算出し、算出された表裏ずれ量を調整値として登録するようにしてもよい。
また、上記手順は、実施例1における補正係数の登録に用いてもよく、実施例2の調整値の登録に用いてもよい。
次に、任意の画像を用いて表裏調整値を取得する方法を説明する。
任意の画像を用いる場合は、ユーザーは任意の画像を調整用画像として入力し、印刷指示を行う。ここでは、ユーザーは、ジョブで出力する画像を調整用画像として入力することも可能である。そして、画像形成装置は画像を出力し、ユーザーは、出力された画像から表裏の画像形成位置のずれ量を計測して、画像形成装置に入力する。これにより、入力されたずれ量が出力画像に対する調整値として登録される。
上記動作の手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。
表裏調整を開始すると、ユーザーは任意の画像を表裏調整用画像として入力し、印刷指示を行う(ステップs30)。印刷指示が行われると、画像形成部では、入力された画像に対し、表裏ずれ量測定用のトンボを付加して、出力する(ステップs31)。ユーザーは、出力されたチャート画像の表裏ずれ量を測定し、結果を調整値として入力する(ステップs32)。画像形成装置1では、調整値の入力を受けたら、入力された調整値が、出力画像条件に合致する調整テーブルに登録される(ステップs33)。ここでは、ユーザーが入力した画像の特性が、出力画像条件となる。
上記手順によれば、ユーザーが指定した画像の特性に応じた調整値を登録することが可能となる。
なお、ステップs32、s33では、ユーザーがずれ量を計測して調整値として入力しているが、ユーザーがずれ量の測定や調整値の入力を行うのではなく、出力されたチャートをスキャナーで読み取り、読み取り結果に基づいて表裏ずれ量を自動で算出し、算出された表裏ずれ量を調整値として登録するようにしてもよい。
また、上記手順は、実施例1における補正係数の登録に用いてもよく、実施例2の調整値の登録に用いてもよい。
次に、ジョブの出力中に自動で調整値を登録する方法について説明する。
両面印刷ジョブの実行中に、出力画像の特性毎の調整値を考慮した表裏ずれ補正量を適用して画像を形成した後、出力画像を画像読み取り部で読み取り、画像形成位置の表裏ずれを測定する。表裏ずれの測定は、例えば、用紙の余白に形成されたトンボ等の位置を表裏で比較することによって行うことができる。そして、実際に適用した調整値と、測定したずれ量から、本来適用すべき調整値を算出し、出力画像の画像特性に対する調整値として登録する。
上記動作を図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、新規のJOB入力があるか判定する(ステップs40)。新規のJOB入力がない場合(ステップs40、無し)、ステップs40に戻り、新規のJOB入力があるまで待機する。
新規のJOB入力がある場合(ステップs40、有り)、画像形成動作を開始する(ステップs41)。この際に、対象ページを1ページ目に設定する。
次に、総印刷ページ数<対象ページであるか判定する(ステップs42)。
総印刷ページ数<対象ページである場合(ステップs42、Yes)、画像形成動作を停止し(ステップs50)、手順を終了する。
総印刷ページ数<対象ページでない場合(ステップs42、No)、画像形成部で対象ページ(表面)の画像形成を実施し(ステップs43)、対象ページに1を加算する(ステップs44)。画像形成を実施する際には、表裏ずれの検出用のトンボを余白等に印刷する。その後、両面印刷を行うジョブであり、かつ、総印刷ページ数<対象ページであるか判定する(ステップs45)。
両面印刷を行うジョブではない、または、総印刷ページ数<対象ページではない場合(ステップs45、No)、ステップs42に戻り、総印刷ページ数<対象ページであるかの判定を行う。
両面印刷を行うジョブであり、かつ、総印刷ページ数<対象ページである場合(ステップs45、Yes)、出力画像特性毎の係数を考慮して表裏ずれ補正量を算出し、対象ページ(裏面)の画像形成を実施する(ステップs46)。その後、出力された画像を画像読取部で読み取り、表裏ずれのずれ量を計測する(ステップs47)。ずれ量の計測は、用紙上のトンボの位置等に基づいて行うことができる。
その後、計測した表裏ずれ量から、現在の調整値の補正量と適切な補正量との差分を算出し、合致する出力画像特性の調整値に反映させる(ステップs48)。次いで、対象ページに1を加算し(ステップs49)、ステップs42に戻って、総印刷ページ数<対象ページであるか判定する。以後、総印刷ページ数<対象ページとなるまで、ステップs42~ステップs49を繰り返す。
上記手順によれば、ジョブの出力中に調整値の更新を行うことが可能となり、高い表裏位置精度を維持した状態でジョブを出力することができる。なお、上記手順は、実施形態1における補正係数の登録に用いてもよく、実施形態2の調整値の登録に用いてもよい。
本実施形態によれば、印字率やカラーモードの異なるページを持つ印刷ジョブを実施する場合に、適切な調整値で裏面印刷を実施することが可能となるため、表裏の画像位置ずれを防止できる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りでは上記実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 ネットワーク
3 外部装置
10 装置本体
11 画像形成部
13 搬送路
20 読取装置
23 搬送路
24 画像読取部
25 画像読取部
100 制御部
113 制御CPU
115 不揮発メモリ
119 HDD
130 スキャナー部
140 操作部
300 外部装置制御部
310 外部表示部

Claims (16)

  1. 記録媒体の表裏に画像を形成する際に生ずる表裏のずれを補正する表裏ずれ補正量を提供する制御部を有し、
    前記制御部は、出力画像の特性に応じた表裏ずれ補正量を提供可能であり、
    記録媒体の種別、記録媒体サイズ、坪量、定着温度、記録媒体供給トレイおよび環境の一つ以上を含む印刷条件を取得し、前記印刷条件と出力画像の特性とに基づいて表裏ずれ補正量を提供するか、出力画像の特性を考慮しないで前記印刷条件に基づいて得られている基礎表裏ずれ補正量に対し、表裏ずれ補正量の算出に用いる出力画像特性の数分を拡張して提供可能とするかを切り替え可能とすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御部は、出力画像の特性を考慮しないで得られている前記基礎表裏ずれ補正量に対する前記表裏ずれ補正量のオフセット量を示すことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記オフセット量が、前記基礎表裏ずれ補正量に対する倍率、偏差、傾きの1つ以上であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記基礎表裏ずれ補正量と前記オフセット量によって表裏ずれ補正量を算出することを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 表裏ずれ補正量を提供する際に用いられる出力画像の特性として、出力画像の印字率を含んでいることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記印字率として、記録媒体の表面に形成される出力画像の印字率または/および前記記録媒体の裏面に形成される出力画像の印字率が用いられることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記印字率が、カラーモードまたはモノクロモードによって区別されていることを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、前記印字率としてトナー付着量を用い、カラーモードでは色毎のトナー付着量または合計トナー付着量を用いることを特徴とする請求項5~7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記制御部は、画像の特性と関連付けて表裏ずれ補正量を格納する記憶部を有することを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記制御部は、出力画像の特性を考慮しないで得られている前記基礎表裏ずれ補正量と、画像特性に関連付けられ、前記基礎表裏ずれ補正量に対する表裏ずれ補正量画像のオフセット量と、を格納する記憶部を有することを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記制御部は、所定の画像特性を有する調整用チャートを読み取った読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて表裏ずれ補正量を算出し、算出した表裏ずれ補正量または出力画像の特性を考慮しないで得られている前記基礎表裏ずれ補正量に対するオフセット量を出力画像の特性と関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理装置。
  12. 前記調整用チャートは、調整をしたい画像特性によって印刷されたものであることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記制御部は、出力画像を出力中に読取結果を取得し、出力画像に応じた表裏ずれ補正値を算出し、算出した前記表裏ずれ補正値を同じ画像特性の画像の出力に適用可能にするとともに、算出した前記表裏ずれ補正値を画像特性と関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする請求項9~12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 記録媒体に画像を形成する画像形成部を有し、
    前記制御部は、提供した表裏ずれ補正量に基づいて前記画像形成部における画像形成の調整を行うことを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 画像形成装置に接続される画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記表裏ずれ補正量を、前記画像形成装置に対し画像形成の調整に適用できるように提供することを特徴とする請求項1~14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 記録媒体の表裏に画像を形成する際に生ずる表裏のずれの補正を行う表裏ずれ補正量を提供する画像処理装置で実行されるプログラムであって、
    前記画像処理装置に出力画像の特性に応じた表裏ずれ補正量を提供可能とさせ、
    前記補正量の提供では、記録媒体の種別、記録媒体サイズ、坪量、定着温度、記録媒体供給トレイおよび環境の一つ以上を含む印刷条件を取得し、前記印刷条件と出力画像の特性とに基づいて表裏ずれ補正量を提供するか、出力画像の特性を考慮しないで前記印刷条件に基づいて得られている基礎表裏ずれ補正量に対し、表裏ずれ補正量の算出に用いる出力画像特性の数分を拡張して提供可能とするかを切り替え可能とすることを特徴とするプログラム。
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