JP7031209B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、電子制御装置に関する。
従来、ローパスフィルタとハイパスフィルタを設けることで、検出誤差を生じさせることなく回転数を検出する技術がある(特許文献1)。
特開2017-72068号公報
ところで、従来技術ではないが、AD変換器を有しAD変換器のAD変換結果に基づいた制御信号を出力する制御部と、制御部からの制御信号に基づいて制御対象への出力状態を変化させる駆動部と、を備えた電子制御装置が考えられる。電子制御装置では、ノイズによってAD変換結果に所定範囲以上のばらつきが発生した場合、制御信号にもノイズの影響が生じて適切に制御対象を制御できない可能性がある。
そこで、特許文献1に開示されているようなローパスフィルタやハイパスフィルタを設けることも考えられる。しかしながら、この場合、電子制御装置は、試作の実施と実機での確認が必要となる。また、電子制御装置は、ローパスフィルタやハイパスフィルタに応じた特定の周波数のノイズによる影響だけしか抑制できないという問題がある。
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ノイズの周波数によらず、制御対象の制御へのノイズの影響を低減できる電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示は、
車両に搭載されるものであり、
複数のAD変換器(31~3n)を有し、AD変換器の変換結果に基づいた制御信号を通信クロックに同期して出力する制御部(10)と、
制御部との通信によって制御信号を取得し、制御信号に応じて制御対象を駆動する駆動部(80~85)と、を備え、
制御部は、
通信クロックの立上がり時あるいは立下り時に、複数のAD変換器のうちのひとつであるノイズ判定用の基準電圧変換器によって、基準電圧をAD変換する基準電圧変換部(S10、S11)と、
基準電圧変換部での変換結果である基準変換結果が所定範囲を超えているか否かを判定する変換結果判定部(S12、S32)と、
所定範囲を超えていると判定された場合、制御信号の基になる変換結果である制御用変換結果にノイズの影響が生じているとみなして、制御用変換結果を破棄する破棄部(S14、S14a)と、
車両の駆動源の状態に基づいて、基準電圧のAD変換を開始するか否かを判定するものであり、駆動源の状態に基づいて車両が停車中と判定した場合に、基準電圧のAD変換を開始すると判定する変換開始判定部(S40)と、を備え
基準電圧変換部は、基準電圧のAD変換を開始すると判定された場合、通信クロックの立上がり時あるいは立下り時に、複数のAD変換器のひとつによって基準電圧をAD変換することを特徴とする。
このように、本開示は、基準電圧変換器によって基準電圧をAD変換し、この変換結果が所定範囲を超えるか否かを判定する。本開示は、基準電圧をAD変換した変換結果が所定範囲を超える場合、制御信号の基になる変換結果も所定範囲を超える可能性がある。
そこで、本開示は、基準変換結果が所定範囲を超えると判定すると、制御用変換結果にノイズの影響が生じているとみなして、制御用変換結果を破棄する。よって、本開示は、ノイズの周波数によらず、制御対象の制御へのノイズの影響を低減できる。
なお、特許請求の範囲、およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態における電子制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における電子制御装置の処理動作を示すタイムチャートである。 第2実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態における電子制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における電子制御装置の処理動作を示すタイムチャートである。 第3実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態における電子制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 第3実施形態における電子制御装置の処理動作を示すタイムチャートである。 第4実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第5実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
(第1実施形態)
図1、図2、図3を用いて、第1実施形態の電子制御装置100に関して説明する。電子制御装置100は、例えば車両に搭載された車載制御装置として適用することができる。
まず、図1を用いて、電子制御装置100の構成に関して説明する。電子制御装置100は、少なくともひとつのCPU20と、プログラムとデータとを記憶する記憶媒体としての少なくともひとつのメモリ装置(図示省略)とを有する。電子制御装置100は、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を備えるマイクロコンピュータによって提供される。記憶媒体は、コンピュータによって読み取り可能なプログラムを非一時的に格納している。記憶媒体は、半導体メモリまたは磁気ディスクなどによって提供されうる。電子制御装置100は、ひとつのコンピュータ、またはデータ通信装置によってリンクされた一組のコンピュータ資源によって提供されうる。プログラムは、電子制御装置100によって実行されることによって、電子制御装置100をこの明細書に記載される装置として機能させ、この明細書に記載される方法を実行するように電子制御装置100を機能させる。電子制御装置100は、多様な要素を提供する。それらの要素の少なくとも一部は、機能を実行するための手段と呼ぶことができ、別の観点では、それらの要素の少なくとも一部は、構成的なブロック、またはモジュールと呼ぶことができる。
なお、電子制御装置100が提供する手段および/または機能は、実体的なメモリ装置に記録されたソフトウェアおよびそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組み合わせによって提供することができる。例えば、電子制御装置100がハードウェアである電子回路によって提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路によって提供することができる。
詳述すると、電子制御装置100は、マイコン10、基準電圧源60、内部電圧源70、IC80などを備えている。また、電子制御装置100は、外部電圧源200、制御対象300などが電気的に接続されている。
マイコン10は、制御部に相当する。マイコン10は、CPU20、複数のADC31~3n、通信IF40、入出力ポート50などを備えている。ADCは、AD変換器に相当する。
CPU20は、演算処理装置である。CPU20は、マイコン10へのAD入力値、デジタル入力値、周辺のIC80との通信データなどに基づき制御演算を実施して制御信号を生成し、制御対象300への出力を制御、すなわち制御対象300を制御する。制御信号は、指令値とも言える。なお、CPU20は、入出力ポート50を介してデジタル入力値が入力される。
CPU20は、第1ADC31~第nADC3nのAD変換結果が入力される。CPU20は、例えば、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果などに基づいた制御信号を、通信IF40を介して通信クロックに同期して出力する。つまり、CPU20は、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果に基づいた制御信号を通信データとしてIC80に送信する。なお、CPU20は、制御信号に加えて、IC80の設定変更を指示する設定情報などを、通信IF40を介して送信してもよい。また、通信クロックは、通信用のクロック信号である。
このようにして、CPU20は、IC80を介して制御対象300を制御する。また、CPU20は、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果に基づいて制御対象300の状態を判断し、制御対象300の制御を行うとも言える。
第2ADC32は、外部電圧源200の電圧である外部電圧(AD入力値)をAD変換して、AD変換結果をCPU20へ出力する。第nADC3nは、電子制御装置100内における内部電圧源70の電圧である内部電圧(AD入力値)をAD変換して、AD変換結果をCPU20へ出力する。外部電圧源200における外部電圧は、電子制御装置100の外部に設けられたセンサの出力電圧や、電子制御装置100の外部に設けられた信号源の出力電圧に相当する。内部電圧源70における内部電圧は、電子制御装置100内に設けられた電源の電圧に相当する。第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果は、制御信号の基になるAD変換結果である制御用変換結果に相当する。
第1ADC31は、基準電圧源60の電圧である基準電圧をAD変換して、AD変換結果をCPU20へ出力する。第1ADC31は、ノイズ判定用の基準電圧変換器に相当する。よって、第1ADC31のAD変換結果は、基準変換結果に相当する。基準電圧源60は、常に一定電圧を出力する電源である。
後程詳しく説明するが、第1ADC31および基準電圧源60は、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果にノイズの影響が生じているか否かを判定するために設けられている。また、第1ADC31および基準電圧源60は、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果に、マイコン10の特性範囲以上のばらつきが発生しているか否かを判定するために設けられていると言える。
なお、本実施形態では、マイコン10に三つのADC31~3nを図示した例を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、4つ以上のADCを備えたマイコン10であっても採用できる。つまり、nは3以上の自然数である。
IC80は、駆動部に相当する。IC80は、マイコン10からの制御信号に応じて制御対象300への出力電圧状態を変化させる。つまり、IC80は、マイコン10との通信によって制御信号を取得し、制御信号に応じて制御対象300を駆動する。なお、IC80は、マイコン10との通信IFを備えており、制御情報、異常情報、設定情報などの通信や、IC80の設定変更などを実施する。つまり、IC80は、制御情報や設定情報をマイコン10から受信するとともに、IC80の異常状態を示す異常情報などをマイコン10に送信してもよい。制御対象300は、例えばモータなどのアクチュエータを採用できる。
ここで、図2、図3を用いて、電子制御装置100の処理動作に関して説明する。電子制御装置100は、所定時間毎などに、マイコン10が図2のフローチャートに示す処理を実行する。
ステップS10では、通信クロックのエッジを検出する。マイコン10は、通信IF40による通信クロックのエッジ、すなわち立上りあるいは立下りを検出する。つまり、マイコン10は、通信クロックの立上りと立下りの少なくとも一方を検出する。
ステップS11では、基準電圧のAD変換を実施する(基準電圧変換部)。マイコン10は、ステップS10で検出した通信クロックの立上がり時あるいは立下り時に、第1ADC31でAD変換を実施する。これは、制御信号を生成する際に用いる第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果に、通信クロックのエッジによるノイズが影響しているか否かを確認するためである。なお、このとき、マイコン10は、第1ADC31だけではなく、他の第2ADC32~第nADC3nでもAD変換を実施する。
図3の例では、逆三角印(▽印)がADサンプリングの実施タイミングを示しており、四角印(□印)がAD変換の実施時間を示している。このように、マイコン10は、図3に示すように、通信クロックに同期して、第1ADC31~第nADC3nでのAD変換を実施する。
なお、マイコン10は、IC80との通信状態が通信実施である場合だけでなく、通信非実施である場合であっても、第1ADC31~第nADC3nでのAD変換を実施する。よって、マイコン10は、図3のタイミングt1~t5、t6~t7の期間だけでなく、タイミングt5~t6の期間でもAD変換を実施する。しかしながら、マイコン10は、通信非実施の期間においては第1ADC31でのAD変換を実施しなくてもよい。
ステップS12では、AD変換結果は所定範囲内であるか否かを判定する(変換結果判定部)。マイコン10は、ステップS11でのAD変換結果である基準変換結果が所定範囲内であるか否か、すなわち、所定範囲を超えているか否かを判定する。そして、マイコン10は、基準変換結果が所定範囲内であると判定した場合はステップS13へ進み、所定範囲内であると判定しなかった場合はステップS14へ進む。図3の例では、タイミングt1での基準変換結果は所定範囲内と判定し、タイミングt3、t4での基準変換結果は所定範囲を超えていると判定する例を採用している。
ここで、所定範囲は、マイコン10の特性範囲や、許容範囲と言い換えることもできる。また、許容範囲は、制御対象300の制御に生じる影響が許容できる範囲である。よって、ノイズによってAD変換結果のばらついたとしても、AD変換結果が所定範囲を超えていなければ、制御対象300の制御に悪影響をおよぼすことがないとみなせる。図3の例では、所定範囲として、第1基準値と第2基準値との間の領域を採用している。
ステップS13では、各電圧源のAD変換結果を用いて制御を実施する。マイコン10は、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果を用いて、制御対象300の制御を実施する。
一方、ステップS14では、各電圧源のAD変換結果を破棄する(破棄部)。マイコン10は、基準変換結果が所定範囲を超えていると判定した場合、通信時にAD変換された第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果、すなわち制御用変換結果にノイズの影響が生じているとみなして、制御用変換結果を破棄する。つまり、マイコン10は、通信IF40とIC80との間における通信クロックのノイズ、例えば通信クロックのエッジのタイミングで生じたノイズが制御用変換結果に影響しているとみなして、制御用変換結果を破棄する。また、マイコン10は、制御用変換結果がノイズの影響を受けているため、制御対象300を適切に制御できないとみなして、制御用変換結果を破棄すると言える。
本実施形態では、一例として、所定範囲を超えていると判定された基準変換結果と同じタイミングでAD変換された制御用変換結果を破棄する。よって、マイコン10は、図3のタイミングt3、t4に示すように、点線で囲った制御用変換結果を破棄する。なお、マイコン10は、タイミングt3、t4の基準変換結果に関しても破棄してもよい。
このように、電子制御装置100は、第1ADC31によって基準電圧をAD変換し、この変換結果が所定範囲を超えるか否かを判定する。電子制御装置100は、基準電圧をAD変換した変換結果が所定範囲を超える場合、制御信号の基になる変換結果も所定範囲を超える可能性がある。
そこで、電子制御装置100は、基準変換結果が所定範囲を超えると判定すると、制御用変換結果にノイズの影響が生じているとみなして、制御用変換結果を破棄する。よって、電子制御装置100は、ノイズの周波数によらず、制御対象300の制御へのノイズの影響を低減できる。つまり、電子制御装置100は、ノイズを低減させるためにローパスフィルタやハイパスフィルタを用いていないため、ノイズの周波数によらず、制御対象の制御へのノイズの影響を低減できる。
さらに、電子制御装置100は、アートワークでデジタル系とアナログ系の電源を分離する必要がなく、ローパスフィルタやハイパスフィルタを用いていない。このため、電子制御装置100は、制御対象の制御へのノイズの影響を低減するために、試作の実施と実機での確認などを行う必要がない。また、電子制御装置100は、制御対象300が例えばモータなどの場合、制御対象300を適切に制御できないことで異音が発生することもある。しかしながら、電子制御装置100は、制御対象300を適正に制御できるため、制御対象300から異音が発生することを抑制できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本開示は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。以下に、本開示のその他の形態として、第2実施形態~第5実施形態に関して説明する。上記実施形態および第2実施形態~第5実施形態は、それぞれ単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。本開示は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
(第2実施形態)
図4、図5、図6を用いて、第2実施形態の電子制御装置110に関して説明する。電子制御装置110は、電子制御装置100と同様の個所が多い。本実施形態では、上記実施形態と同様の個所に、上記実施形態と同様の符号およびステップ番号を付与する。よって、上記実施形態と同様の符号およびステップ番号は、上記実施形態を参照して適用できる。電子制御装置110は、マイコン10とIC81との通信態様と、マイコン10の処理動作が電子制御装置100と異なる。
まず、図4を用いて、電子制御装置110の構成に関して説明する。電子制御装置110は、IC81に対してチップセレクト信号を送信する通信IF41を備えている。つまり、通信IF41は、通信クロックのためのクロック線、制御信号などのためのデータ線、チップセレクト信号のためのチップセレクト線の3線を介してIC81と電気的に接続されている。そして、通信IF41は、通信クロックとデータに加えて、チップセレクト信号をIC81に送信する。この3線は、通信ラインや通信線や通信経路とも言える。
よって、IC81は、通信クロックと、制御信号などのデータに加えて、チップセレクト信号を受信する。IC81は、チップセレクト信号を受信する機能の他は、IC80と同様である。また、通信IF41とIC81とは、チップセレクト信号が通信実施を示す状態(ここでは、アクティブロー)のときに通信実施となり、チップセレクト信号が通信実施を示す状態でないときに通信非実施となる。なお、マイコン10は、通信IF41の構成が上記実施形態と異なるが、便宜的に上記実施形態と同じ符号を用いている。
ここで、図5、図6を用いて、電子制御装置110の処理動作に関して説明する。電子制御装置110は、所定時間毎などに、マイコン10が図5のフローチャートに示す処理を実行する。
ステップS20では、チップセレクト信号が通信実施を示しているか否かを判定する(通信状態判定部)。マイコン10は、IC81に対するチップセレクト信号が通信実施を示しているか否かを判定する。そして、マイコン10は、チップセレクト信号が通信実施を示していると判定した場合はステップS10に進み、チップセレクト信号が通信実施を示している判定しなかった場合はステップS13へ進む。
よって、マイコン10は、チップセレクト信号が通信実施を示していると判定されている間に、第1ADC31によって基準電圧をAD変換する(基準電圧変換部)。つまり、マイコン10は、図6のタイミングt1~t5、t6~t7の期間など、IC81と通信を行っている場合に限って、ステップS10~S12、S14の処理を行う。
このように、電子制御装置110は、チップセレクト信号が通信実施を示しているか否かを確認することで、第1ADC31によるAD変換を開始するか否かを容易に判定することができる。また、電子制御装置110は、第1ADC31によるAD変換を、確実にマイコン10とIC81とが通信を行っている期間で実施することができる。つまり、電子制御装置110は、第1ADC31によるAD変換を、AD変換結果にノイズが生じやすい期間において実施することができる。
また、電子制御装置110のマイコン10は、チップセレクト信号が通信実施を示している期間にAD変換された全ての制御用変換結果を破棄してもよい。さらに、電子制御装置110のマイコン10は、基準変換結果が所定範囲を超えていると判定した通信状態の期間、およびそれ以降の通信状態の期間にAD変換された全ての制御用変換結果を破棄してもよい。この場合、電子制御装置110のマイコン10は、図6のタイミングt1~t5、t6~t7における点線で囲った全ての制御用変換結果を破棄する。これによって、電子制御装置110は、制御対象の制御へのノイズの影響をより一層低減できる。
(第3実施形態)
図7、図8、図9を用いて、第3実施形態の電子制御装置120に関して説明する。電子制御装置120は、電子制御装置110と同様の個所が多い。本実施形態では、第2実施形態と同様の個所に、第2実施形態と同様の符号およびステップ番号を付与する。よって、第2実施形態と同様の符号およびステップ番号は、第2実施形態を参照して適用できる。電子制御装置120は、第1IC82および第2IC83を有する点と、マイコン10の処理動作が電子制御装置110と異なる。
まず、図7を用いて、電子制御装置120の構成に関して説明する。電子制御装置120は、マイコン10に設けられた通信IF42と、マイコン10と通信を行う二つのIC82,83とを備えている。通信IF42は、二つのIC82、83と電気的に接続されている点が通信IF41と異なる。なお、マイコン10は、通信IF42の構成が第2実施形態と異なるが、便宜的に第2実施形態と同じ符号を用いている。
第1IC82は、IC81と同様である。一方、第2IC83は、図示を省略しているが、制御対象300とは異なる他の制御対象と電気的に接続されている。そして、第2IC83は、マイコン10からの制御信号に応じて、その制御対象を駆動する。
また、マイコン10と二つのIC82、83とは、複数の通信経路において、それぞれ異なるクロック周波数で通信を行うものである。つまり、マイコン10は、図9に示すように、第1IC82との通信のクロック周波数である第1通信クロックの周波数と、第2IC83との通信のクロック周波数である第2通信クロックの周波数とが異なる。
通信IF42は、第1通信クロックのための第1クロック線、制御信号などのためのデータ線、第1チップセレクト信号のための第1チップセレクト線の3線を介して第1IC82と電気的に接続されている。さらに、通信IF42は、第2通信クロックのための第2クロック線、制御信号などのためのデータ線、第2チップセレクト信号のための第2チップセレクト線の3線を介して第2IC83と電気的に接続されている。第1チップセレクト信号および第2チップセレクト信号は、上記実施形態のチップセレクト信号と同様である。
電子制御装置120は、通信IF42と二つのIC82、83との間における通信状態が、三つの組み合わせをなすことになる。つまり、電子制御装置120は、通信の組み合わせが三つ存在する。
第1の組み合わせは、第1チップセレクト信号が通信実施を示しており、且つ、第2チップセレクト信号が通信実施を示していない場合である。この第1の組み合わせは、通信IF42が第1通信クロックを出力して第1IC82と通信実施の状態であり、且つ、第2通信クロックを出力せずに第2IC83と通信非実施の状態である。
第2の組み合わせは、第2チップセレクト信号が通信実施を示しており、且つ、第1チップセレクト信号が通信実施を示していない場合である。この第2の組み合わせは、通信IF42が第2通信クロックを出力して第2IC83と通信実施の状態であり、且つ、第1通信クロックを出力せずに第1IC82と通信非実施の状態である。
第3の組み合わせは、第1チップセレクト信号が通信実施を示しており、且つ、第2チップセレクト信号が通信実施を示している場合である。この第3の組み合わせは、通信IF42が第1通信クロックを出力して第1IC82と通信実施の状態であり、且つ、第2通信クロックを出力して第2IC83と通信実施の状態である。
なお、本実施形態では、二つのIC82、83がマイコン10に接続された例を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、三つ以上のICがマイコン10に接続されていてもよい。
ここで、図8、図9を用いて、電子制御装置120の処理動作に関して説明する。電子制御装置120は、所定時間毎などに、マイコン10が図8のフローチャートに示す処理を実行する。
ステップS30では、いずれかが通信状態であるか否かを判定する(通信状態判定部)。マイコン10は、通信IC42と第1IC82、通信IC42と第2IC83、通信IC42と第1IC82および第2IC83のいずれかが通信状態であるか否かを判定する。つまり、マイコン10は、第1IC82と第2IC83に対するチップセレクト信号が通信実施を示しているか否かを、複数の通信経路における組み合わせ毎に判定する。よって、マイコン10は、第1~第3の組み合わせのいずれかの通信状態であるか否かを判定する。マイコン10は、いずれかが通信状態と判定した場合はステップS10へ進み、いずれも通信状態と判定しなかった場合はステップS13へ進む。
この場合は、マイコン10は、ステップS30で通信状態であると判定した組み合わせ時に、ステップS10、S11、S31を行うことになる。つまり、マイコン10は、ステップS30で第1の組み合わせであると判定した場合、図9の左欄に示すように、第1の組み合わせ時においてステップS10、S11、S31を行う。また、マイコン10は、ステップS30で第2の組み合わせであると判定した場合、図9の中央欄に示すように、第2の組み合わせ時においてステップS10、S11、S31を行う。そして、マイコン10は、ステップS30で第3の組み合わせであると判定した場合、図9の右欄に示すように、第3の組み合わせ時においてステップS10、S11、S31を行う。
ステップS31では、全ての通信の組み合わせでAD変換を実施したか否かを判定する(基準電圧変換部)。マイコン10は、全ての通信の組み合わせでAD変換を実施したと判定した場合はステップS32へ進み、全ての通信の組み合わせでAD変換を実施したと判定してない場合はステップS30へ戻る。このように、マイコン10は、全ての組み合わせにおいて、チップセレクト信号が通信実施を示していると判定されている間に、第1ADC31によって基準電圧をAD変換する。
ステップS32では、全ての通信の組み合わせでAD変換結果が所定範囲内であるか否かを判定する(変換結果判定部)。マイコン10は、各組み合わせにおいて基準変換結果が所定範囲を超えているか否かを判定し、全ての組み合わせで基準変換結果が所定範囲内であると判定した場合はステップS13へ進む。一方、マイコン10は、いずれかの組み合わせで基準変換結果が所定範囲内であると判定しなかった場合はステップS14aへ進む。
ステップS14aでは、所定範囲外と判定された通信時におけるAD変換結果を破棄する(破棄部)。つまり、マイコン10は、基準変換結果が所定範囲を超えていると判定された組み合わせにおいて制御用変換結果を破棄する。図9の例では、第3の組み合わせ時のみ基準変換結果が所定範囲を超えており、第1の組み合わせ時および第2の組み合わせ時では基準変換結果が所定範囲を超えていない。この場合、マイコン10は、第3の組み合わせ時のみ制御用変換結果を破棄する。
よって、電子制御装置120は、ノイズの影響度が大きい組み合わせのみで制御用変換結果を破棄できるため、AD変換したにもかかわらず破棄してしまう制御用変換結果を低減することができる。また、電子制御装置120は、ノイズの影響を低減しながら、より細かく外部の状態情報を更新することができる。つまり、図9の例において、第1、第2の組み合わせ時の制御用変換結果も破棄してしまうと、制御対象300の制御へのノイズの影響は低減できるものの、制御対象300の制御へのノイズの影響が低い制御用変換結果まで破棄することになる。しかしながら、電子制御装置120は、ノイズの影響度が大きい組み合わせのみで制御用変換結果を破棄できるため、ノイズの影響を低減しつつ、制御対象300の状態を判断する情報でもある制御用変換結果を、より多く得ることができる。当然ながら、電子制御装置120は、電子制御装置110と同様の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
図10を用いて、第4実施形態の電子制御装置130に関して説明する。電子制御装置130は、電子制御装置120と同様の個所が多い。本実施形態では、第3実施形態と同様の個所に、第3実施形態と同様の符号およびステップ番号を付与する。よって、第3実施形態と同様の符号およびステップ番号は、第3実施形態を参照して適用できる。電子制御装置130は、主に、第1IC84が基準電圧源60を有する点が電子制御装置120と異なる。
電子制御装置130は、第1IC84と第2IC85とを備えている。第1IC84は、第1制御対象310と電気的に接続されており、マイコン10からの制御信号に応じて第1制御対象310を駆動する。また、第1IC84は、基準電圧源60を備えている。一方、第2IC85は、第2制御対象320と電気的に接続されており、マイコン10からの制御信号に応じて第2制御対象320を駆動する。
電子制御装置130は、上記実施形態と同様に、基準電圧源60から第1ADC31に基準電圧が印加される。そして、電子制御装置130は、第1ADC31と第1IC84との間において基準電圧が印加される電源ラインと、マイコン10と第1IC84との間において通信を行うための通信ラインとが、並走して設けられている。つまり、電源ラインと通信ラインとは、隣り合って設けられていると言える。例えば、電源ラインと通信ラインとは、マイコン10や第1IC84などが実装された配線基板に設けられた配線パターンを採用できる。なお、この通信ラインは、上記のように通信クロック、データ、チップセレクト信号が流れる通信線である。
このように、電子制御装置130は、電源ラインと通信ラインとが並走しているため、配線パターン上におけるノイズがAD変換結果に影響しているか否かも判定できる。当然ながら、電子制御装置130は、電子制御装置120と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態は、第1実施形態や第2実施形態にも適用できる。つまり、IC80、81は、基準電圧源60を備えていてもよい。そして、第1ADC31と基準電圧源60との間の電源ラインは、マイコン10とIC80などとの間の通信ラインと並走して設けられていてもよい。
(第5実施形態)
図11を用いて、第5実施形態の電子制御装置100に関して説明する。本実施形態は、第1ADC31でのAD変換の実施タイミングが第1実施形態と異なり、その他の点に関しては同様である。よって、本実施形態は、便宜的に、第1実施形態と同じ符号を用いている。
マイコン10は、電子制御装置100が搭載されている車両の駆動源の状態を取得可能に構成されている。車両の駆動源は、例えば、エンジンや走行用モータである。また、マイコン10は、駆動源の状態として、エンジンの回転数や走行用モータの回転数を取得する。マイコン10は、駆動源の状態を取得することで、車両の走行状態が走行中であるか停車中であるかを判断することができる。本実施形態では、第1ADC31によるAD変換の実施条件、すなわちAD変換開始条件として、車両が停車中であることを採用する。
電子制御装置100は、所定時間毎などに、マイコン10が図11のフローチャートに示す処理を実行する。ステップS40では、AD変換開始条件が成立しているか否かを判定する(変換開始判定部)。マイコン10は、エンジンの回転数や走行用モータの回転数に基づいて、車両が停車中であるか否かを判定する。そして、マイコン10は、回転数が所定値以下と判定した場合に、車両が停車中であり、AD変換開始条件が成立しているとみなしてステップS41へ進む。一方、マイコン10は、回転数が所定値以下と判定しなかった場合に、車両が停車中でなく、AD変換開始条件が成立していないとみなして図11の処理を終了する。
ステップS41では、基準電圧のAD変換および判定を実施する。つまり、マイコン10は、図2のステップS10以降の処理を実施する。
このように、電子制御装置100は、車両が停車中である場合に限って、第1ADC31でのAD変換を行うので、第2ADC32~第nADC3nのAD変換結果にノイズの影響が生じているか否かを判定するためのAD変換回数を減らすことができる。つまり、電子制御装置100は、駆動源の状態に関係なく、通信クロックのエッジのタイミングで常に第1ADC31でのAD変換を実施する場合よりも、第1ADC31でのAD変換回数を減らすことができる。当然ながら、本実施形態の電子制御装置100は、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態は、第2~第4実施形態にも適用できる。つまり、電子制御装置110などは、基準電圧のAD変換を開始すると判定した場合に限って、第1ADC31でのAD変換を実施してもよい。
なお、第1ADC31によるAD変換の実施条件としては、車両のイグニッションスイッチのオンのタイミングや、車両のアイドリング中なども採用できる。電子制御装置100は、このような実施条件を採用しても、同様の効果を奏することができる。
10…マイコン、20…CPU、31…第1ADC、32…第2ADC、3n…第nADC、40~43…通信IF、50…入出力ポート、60…基準電圧源、70…内部電圧源、80,81…IC、82,84…第1IC、83,85…第2IC、100~130…電子制御装置、200…外部電圧源、300…制御対象、310…第1制御対象、320…第2制御対象

Claims (5)

  1. 車両に搭載されるものであり、
    複数のAD変換器(31~3n)を有し、前記AD変換器の変換結果に基づいた制御信号を通信クロックに同期して出力する制御部(10)と、
    前記制御部との通信によって前記制御信号を取得し、前記制御信号に応じて制御対象を駆動する駆動部(80~85)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記通信クロックの立上がり時あるいは立下り時に、複数の前記AD変換器のうちのひとつであるノイズ判定用の基準電圧変換器によって、基準電圧をAD変換する基準電圧変換部(S10、S11)と、
    前記基準電圧変換部での前記変換結果である基準変換結果が所定範囲を超えているか否かを判定する変換結果判定部(S12、S32)と、
    前記所定範囲を超えていると判定された場合、前記制御信号の基になる前記変換結果である制御用変換結果にノイズの影響が生じているとみなして、前記制御用変換結果を破棄する破棄部(S14、S14a)と、
    前記車両の駆動源の状態に基づいて、前記基準電圧のAD変換を開始するか否かを判定するものであり、前記駆動源の状態に基づいて前記車両が停車中と判定した場合に、前記基準電圧のAD変換を開始すると判定する変換開始判定部(S40)と、を備え
    前記基準電圧変換部は、前記基準電圧のAD変換を開始すると判定された場合、前記通信クロックの立上がり時あるいは立下り時に、複数の前記AD変換器のひとつによって前記基準電圧をAD変換する電子制御装置。
  2. 前記制御部は、前記駆動部(81~83)に対する前記駆動部との通信実施と通信非実施を示すチップセレクト信号が通信実施を示しているか否かを判定する通信状態判定部(S20、S30)を備えており、
    前記基準電圧変換部は、前記チップセレクト信号が通信実施を示していると判定されている間に、前記基準電圧変換器によって前記基準電圧をAD変換する請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記制御部と前記駆動部(82、83)とは、複数の通信経路において、それぞれ異なるクロック周波数で通信を行うものであり、
    前記通信状態判定部(S30)は、前記駆動部(82、83)に対する前記チップセレクト信号が通信状態であるか否かを、複数の前記通信経路における組み合わせ毎に判定し、
    前記基準電圧変換部は、それぞれの前記組み合わせにおいて、前記チップセレクト信号が通信実施を示していると判定されている場合、前記基準電圧変換器によって前記基準電圧をAD変換する請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記変換結果判定部(S32)は、各組み合わせにおいて前記基準変換結果が前記所定範囲を超えているか否かを判定し、
    前記破棄部(S14a)は、前記変換結果判定部にて、前記基準変換結果が前記所定範囲を超えていると判定された前記組み合わせにおいて前記制御用変換結果を破棄する請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記制御部と前記駆動部は、配線パターンが設けられた配線基板に実装されており、
    前記基準電圧は、前記駆動部にて生成され、
    前記基準電圧変換器と前記駆動部との間において前記基準電圧が印加される前記配線パターンとしての電源ラインと、前記制御部と前記駆動部との間において通信を行うための前記配線パターンとしての通信ラインとが、並走して設けられている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子制御装置。
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